“時価総額世界一”を目指して、成長意欲の高いコンサルタントが集う1000名超の急成長ファーム【ビジョン・コンサルティング 執行役員石井氏、齋藤氏インタビュー】
2024年09月25日更新
企業紹介
ビジョン・コンサルティングは、「イノベーションで世界をより良く」を経営理念に掲げ、日本発のグローバルコンサルティングファームとして2014年に設立されました。総合コンサルティングファームとして、あらゆる業界、領域においてコンサルティングサービスを提供し、現在従業員は1000名を超え、グループ会社含め全世界8拠点展開。Financial Times社の「アジア急成長企業ランキング」においてコンサルティング部門「世界1位」「世界で唯一3年連続ランクイン」など、目まぐるしい成長を遂げています。本日は、同社の特徴と魅力について、執行役員石井氏、齋藤氏にお話を伺いしました。
インタビュイー経歴
話し手
石井千春氏
株式会社ビジョン・コンサルティング
執行役員
国内トップシェアのメーカー系企業出身。業界未経験でビジョン・コンサルティングへ入社。戦略/ITコンサルタントとして、事業計画、戦略立案、サービス企画、システム化計画策定、マーケティング戦略など、予算1兆5,000億円の大型プロジェクトに参画。2020年に執行役員就任。
話し手
齋藤麻友子氏
株式会社ビジョン・コンサルティング
HR統括本部 事業推進担当
早稲田大学法学部卒業後、2020年入社。入社時から今まで一貫してHR統括本部 人事労務部に所属し、労務管理・人事評価・人材育成・組織開発等、多岐に渡る業務に従事。コンサルタントの人事相談窓口としてサポート対応にも携わる。
目次
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様々なトップ企業出身者の知見をノウハウ化し、成果が出るまで泥臭く伴走支援するのがビジョン流
──はじめに、自己紹介からお願いします
石井氏執行役員の石井です。前職は国内トップシェアのメーカー系企業にてトップの成果を残し、業界未経験でビジョン・コンサルティングへ参画しました。私は成長できることをキャリア選択において何よりも重視しており、弊社が最も叶えられると感じたからです。現在は執行役員としてコンサルティング部を統括しております。
齋藤氏齋藤と申します。新卒で大手保険会社に入社後、業界未経験で参画しました。転職活動時にビジョン・コンサルティングと出会い、経営層との距離が近く裁量を持って働くことができ、意思決定のスピードが早いことに魅力を感じて入社を決めました。入社後は一貫してHR統括本部に所属しており、社員の人事評価、給与改定、賞与査定、社員のサポート業務など幅広く人事労務業務を務めています。
──ビジョン・コンサルティングではどのようなプロジェクトが多いのでしょうか
石井氏総合コンサルティングファームとして、幅広い業界のクライアントを支援しています。製造、通信、金融、官公庁、商社、ITサービス領域など、プライム上場のトップ企業や世界を代表するグローバル企業をご支援しています。プロジェクトチームの平均的な人数体制は3〜5名で、最も大きいものだと50名程度でご支援するケースもあります。支援期間としては、平均1年程度です。プロジェクトの領域・テーマとしては、戦略立案、システム構想、PMO、業務・ITコンサルなど幅広く支援しています。弊社のプロジェクトの特徴は、クライアントの社員を代行するレベルで、パートナーとして深く入り込んで支援することです。 特に直近はIT課題を経営課題の一大テーマとして据える企業が多く、経営/事業戦略~業務改革~オペレーションに至るまで、ITの課題解決は切っても切れない関係です。そこへただアドバイスするだけでなく、泥臭く最後まで完遂してくれる、とクライアントからも評価いただいています。
──今後注力していきたいテーマはありますか
石井氏生成AIなどの最先端技術を活用したIT戦略や業務改革はホットな話題です。また業界トップ企業への大規模システムPMOやロードマップ策定、欧米やアジア圏を中心としたグローバル案件の獲得に注力していきたいと考えています。
──ビジョン・コンサルティングではどのようなバックグラウンドを持つ方が活躍されているのでしょうか
石井氏年齢層としては、20〜60代と幅広くコンサルタントが在籍しています。バックグラウンドの傾向としては、前職でIT領域における知見がある方に加え、先ほど申し上げた支援する領域が多い製造業、通信、金融、官公庁、商社、ITサービス業に関連する経験をお持ちの方が多いです。 また、弊社には、マッキンゼー、BIG4、GAFAM出身などの各領域におけるトップ企業からも多くのコンサルタントが入社しています。そういった社員のノウハウをアセット化することで、未経験業界でもキャッチアップできる仕組みや、クライアントに提供できる価値を最大化しています。
──50~60代の方もいらっしゃるのですね。そういった方々はどういった役割を担われているのでしょうか。
石井氏はい、50〜60代の方も大活躍いただいています。例えば、本来はまだまだ現役以上に活躍できるにも関わらず、役職定年制度があるため「仕事内容が変わらないのに年収が下がる」といったことに不満を持ち、弊社に入社いただいた方も多いです。直近は、大手製造業の役員クラスの方や、外資ファームのパートナーにも入社いただき、現役以上に活躍するほど高い価値を発揮していただいています。基本的にプロジェクトの責任者としてデリバリーをリードしていく形が多いですが、その人の志向性に合わせて営業活動や育成、自社経営など役割は様々です。実際60代で弊社に入社し、その後活躍が認められグループ会社の代表取締役に就任した者もおります。
「絶対評価」・「加点要素」によりコンサルタントの貢献を正しく評価に反映する評価制度
──石井様はコンサルティング部門の本部長を担当されていますが、コンサルタントの能力を引き出すためにどのような業務を行っているのでしょうか
石井氏現在、私はコンサルティングプロジェクトのデリバリーには関わっておらず、社内向けの業務に100%コミットし、社員全体の質を向上させるためのあらゆる施策を担当しています。例えば、ハイパフォーマーを把握・分析し、その人が持つノウハウをナレッジ化して研修を作成し、展開しています。また、未経験の領域に挑戦するコンサルタントも多い中で、その領域に知見を持つ社内のコンサルタントをマッチングしてサポートを行う業務も担当しています。
──ハイパフォーマーの方はどのような特徴があるのでしょうか。
石井氏1つ目が、主体性です。クライアントから言われて動くのではなく、クライアントも気づいていない課題に気づき、どんどん主体性を持って提案し行動できる人は、高い成果を残すことができます。 2つ目が、スピード感です。仮に主体性があっても、意思決定や行動のスピードが遅いと、クライアントの満足度は低くなってしまいます。 3つ目が、コミュニケーション能力です。主体性やスピード感があっても、最終的にコミュニケーションでうまく伝える能力がなければ無駄になってしまいます。
──コンサルタントの評価制度について詳しく教えてください
石井氏前提として、弊社では絶対評価を採用しています。一般的なコンサルティングファームでは、各役職の人数に限りがあるため、役職の枠を奪い合う競争原理が働きます。その結果、他者との相対評価によって昇進が左右され、本人の実力が正当に反映されない場合があります。一方、弊社では、他者との比較や競争が生じることなく、クライアントや会社への貢献が正しく評価へと反映されるように絶対評価を採用しています。 評価項目としては定性面、定量面含め様々な項目を設定していますが、なかでもコンピテンシーを重視しています。コンピテンシーとは弊社で成果を出していくために必要な能力という意味で、コンサルタントとしての基礎スキル(ドキュメンテーション、プレゼンテーション、ファシリテーション)といったものから、自社経営への参画度合いを測るものまであります。入社時、みなさんにはまずは弊社で一流のコンサルタントとしてバリューを発揮する事を期待しております。その上で余力がある方は自社経営にもどんどん携わっていただき、加点を加えていくというイメージです。半期に一度すべての評価が数値化されてフィードバックされます。その内容をもとに次の半期に向けてさらに高い成果を出していくというPDCAを回しています。
──プロジェクトのアサインの仕組みについて教えてください
齋藤氏前提として、ワンプール制を採用しているため、プロジェクトベースで様々な業界や領域の案件に携わることが可能です。 また、弊社ではプロジェクトとコンサルタントをマッチングする専門部署を設けることによって、コンサルタントがキャリアパスを描きやすい仕組みを作っています。アサイン担当がコンサルタント1人1人に付き、コンサルタントの希望を踏まえ、できるだけ希望に沿うようにプロジェクトを提案します。
トップコンサルタントによる研修「Vision Method」と、残業把握・改善の仕組み徹底により、成長と働きやすさを両立
──コンサルタントの研修・育成環境について教えてください
齋藤氏弊社はVision Methodという研修体系を用意しています。 全体育成という観点では、職位×能力別に必要となる研修を整えています。各コンサルタントが伸ばしていきたい能力にあわせて、全ての研修を受講可能な仕組みとなっています。また、この研修は弊社でトップの成績をおさめたコンサルタントが、成果の出ていないコンサルタントの悩みも踏まえて作成した超実践型の研修となっています。 個別育成という観点では、例えばカウンセリング制度を設けています。クライアントから最高評価を得たコンサルタントがカウンセラーとしてマンツーマンで指導し、プロジェクトの相談は勿論、自身の課題やキャリアについても気軽に相談できます。 これらの研修でピンポイントに弱点を克服し、強みを伸ばすことで、コンサルティングの品質を向上させることができます。結果、現在ではクライアントからのリピート率95%弱という数値がでており、教育体制が功を奏していると考えています。
──カウンセラーがプロジェクトのトラブル解決に介入まですることもあるのですね
石井氏カウンセラー活動への貢献もきちんと評価する仕組みを設計しているため、活動にコミットいただく方も多いです。また、カウンセラーとしても「教えることで教わることも多い」「クライアントのプロジェクト予算に関係なく、マネジメント経験を詰める」「適切にコンサルタントの状況を把握して引き出すヒアリング能力と、それに基づきアドバイスする能力を鍛えることができる」といった、カウンセラー自身の成長につながるという声ももらっています。
──ワークライフバランスも非常に良いと聞きます。その部分に関しても詳しく教えていただけますでしょうか
石井氏はい、弊社は日本次世代企業普及機構(ホワイト財団)より、大手総合系コンサルティングファーム“初”としてホワイト企業認定を受けました。現在平均残業時間は月16.6時間と、コンサルティングファームとしては屈指の低水準だと自負しています。そもそも弊社は「コンサルティングファームに蔓延る長時間残業をなくしたい」という思いを持って設立した経緯があり、ワークライフバランスを保つことは会社全体で力を入れています。具体的には残業時間の管理だけでなく、どうすれば残業時間を減らし効率的に働けるのかを日々徹底議論しています。また弊社は営業担当がクライアントと交渉するため、業務負荷の軽減や体制の見直しをすり合わせやすいように工夫しています。会社全体でコンサルタントの働きやすさを重視しており、メリハリつけて働いたほうが、長時間残業するよりもクライアントへの価値を最大化できると考えています。 当然ですが36協定は順守しているため、法令違反をしてまで残業を強いるクライアントにははっきりとコンサルティングサービス提供を断るケースもあります。このような仕組みで、無理な働き方を絶対にさせない仕組みを確立しています。
──豊富で質が高い研修やワークライフバランスの実現など、コンサルタントの働く環境が充実していますね。離職率も低いのでしょうか
石井氏はい、コンサルタントが成長でき、働きやすい環境を作ることで、結果的にクライアントへ価値が最大化できると考えるため注力しています。離職率としては、新卒・中途ともに入社から1年で離職する社員は1〜2人程度、また、1年間の離職率も8%前後になっており、コンサルティング業界では非常に良い水準を実現できています。しかしながら現状に満足することなく、離職率0%を目指しさらに快適な環境づくりに努めている最中です。
成長意欲旺盛な仲間と共に、コンサル×新規事業×グローバル展開の3本柱による3000名体制への拡大を目指す
──今後の展望について教えてください
齋藤氏「イノベーションで世界をより良く」という経営理念を達成するため、コンサルティング×新規事業×グローバルの三本柱で事業を加速していきたいと考えています。 コンサルティングについては、各業界のトップtier企業をさらに開拓し、価値を提供していきます。新規事業については、toC向けのあらゆるコンサルティングサービスを行うビジョン・キャリアや、VCとシナジーを生み出してDX領域のサービスを手がけるビジョン・コンサルティング・デジタルなどの事業を展開しています。それ以外にも、まだ研究中で詳細はお話しできませんが、先端技術を用いた産官学連携の事業等、様々企画しています。グローバル展開としては、海外支社を毎年1支社は設立していきたいと考えています。 これらの取り組みにより、毎年1.5〜2倍の成長率を掲げ、従業員数3,000人に向けた組織体制の強化を目指しています。
──海外展開も非常に早いスピードで実現されていくのですね。コンサルタントとして海外で働くことも可能なのでしょうか
石井氏クライアントに価値を出せるのであれば、現地で採用するか、日本からコンサルタントを送り出すか、には拘っていません。実際欧米やアジア圏で現地に赴き活躍している社員もおります。また実力次第では、海外の支社を立ち上げるという経験を実現できるチャンスもあります。
──今このタイミングで、ビジョン・コンサルティングに参画する魅力を教えてください
齋藤氏今まさに急成長している中で、成長意欲の高いメンバーと一緒に切磋琢磨できる環境は非常に魅力的だと考えています。一方で、出来上がってすぐの組織ではなく、会社として10期目を迎えて従業員数も1,000名を超え、経営も安定しています。そのため、自身が目指したいキャリアを実現できる機会も多いと考えています。また、年齢や性別によらず、クライアントから評価された実力ある社員を役員やその他重役へ抜擢する実力登用制度があるため、飛躍的に成長したい方にとっては最適な環境だと自負しています。
──ビジョン・コンサルティングが求める人材について教えてください
齋藤氏1つ目が、ITに関する知見を持っている方です。ITスキルをお持ちの方でコンサルタントを目指したいと考えている方であれば、たとえコンサルティング未経験であってもぜひチャレンジいただきたいと考えています。 2つ目が、主体性を持ってプロフェッショナルとして顧客に価値を提供していきたいというマインドを持っている方です。弊社ではソリューションありきのコンサルティングサービスを提供している訳ではないため、クライアントが何を求めているか、を徹底的に考え抜いて主体的にプロジェクトを推進していくことが求められます。このマインドさえあれば、スキルや経験がまだ足りていない方でもポテンシャルも見て採用していきたいと考えています。 3つ目が、素直さとコミュニケーション力です。誰しも至らない点や失敗はあるものです。素直にフィードバックを受け入れ、改善していけるマインドがあるか。そしてわかりやすくコミュニケーションがとれるかどうかは重要視しています。
石井氏コンサル経験者の方は「今までの経験を活かし、社会に還元したい」「より高い職位で責任をもって取り組みたい」という想いを持っていてほしいと思います。ゆくゆくはパートナークラスとして、役員として会社の経営に関わっていきたいという方も多くいらっしゃる印象です。また齋藤さんが話してくれた中でも、素直さがあるかどうかは重要視しています。これまで上手くいった経験があるから大丈夫だ、という考えに固執していると弊社では活躍できません。素直にフィードバックをどんどん吸収して成長していける人材を求めています。
──最後に転職候補者様に向けて、メッセージをお願いします
石井氏コンサルタントとして働く中で「キャリアビジョンを描き挑戦していきたいが、現在やりたい業務ができない」「今まで仕事にコミットしてきたが、ワークライフバランスを意識し人生全体を充実させたい」「相対評価で頑張っても昇進できない、プロジェクトを把握していない上層部からの不公平な評価が気になる」などの不満を抱えている方へ、ぜひ弊社へお越しください。今いる環境とは180度違う景色が見られると思います。また成長意欲があってコンサルタントを目指したいという思いを持つ方もぜひご応募お待ちしております。現時点で足りていない能力があったとしても、Vision Methodでコンサルタントとして必要な能力をキャッチアップしていける環境も整っているため、安心してチャレンジいただければと思います。
──ありがとうございました