ビジョン・コンサルティングとは 特徴や年収を徹底解説
2026年02月22日更新
2014年に創業されたビジョン・コンサルティングは、APACにおける急成長企業ランキングで売上高10億円超のコンサルティングファーム内で1位を記録するなど、著しい発展を遂げてきた企業です。
同社の特色は、クロスインダストリーとクロスソリューションに焦点を当て、インダストリーやソリューションに限定されないサービスを提供できる点にあります。また、同社はグローバル案件を含め、全業界にわたるプロジェクトに携わる機会が豊富にあることも特徴です。
著者

山口 翔平
Yamaguchi Shohei
株式会社MyVision代表取締役
早稲田大学を卒業後、JTB、オリックス生命を経てコンサルティング転職に特化した人材紹介会社へ入社。 長年のエージェント経験を基に、より多くの求職者様に対して質の高い転職支援サービスを提供するため、株式会社MyVisionを設立。
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監修者

岡﨑 健斗
Okazaki Kento
株式会社MyVision代表取締役
東京大学を卒業後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)に入社。主に金融・通信テクノロジー・消費財業界における戦略立案プロジェクトおよびビジネスDDを担当。採用活動にも従事。 BCG卒業後は、IT企業の執行役員、起業・売却を経て、株式会社MyVisionを設立。
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ビジョン・コンサルティングの会社概要
| 正式名称 | 株式会社ビジョン・コンサルティング |
| 代表者名 | 石井 千春 |
| 設立年 | 2014年2月 |
| 所在地 | 東京都港区六本木6丁目10-1 六本木ヒルズ森タワー39階 |
| 従業員数 | 1373名 |
| 資本金 | 1億円 |
| 会社URL | https://visioncon-global.com/ |
ビジョン・コンサルティングの特徴
企業としての特徴
ビジョン・コンサルティングは、日本発のグローバルコンサルティング企業です。経営戦略の立案、ビジネスプロセスの具現化、ITソリューション提供を柱とするコンサルティングサービスを展開し、国内外での事業展開を通じ世界トップクラスの企業へと成長することを目標に掲げています。
グローバルな展開
同社は、国内の急成長に留まらず、海外での事業展開にも積極的に取り組んでいます。グローバルな視点を持ち、世界中のクライアント企業に対して高品質なサービスを提供することで、国際社会における企業価値の向上を図っている勢いのある企業です。
コンサルティング
個々の顧客企業の状況に応じて、経営戦略・事業戦略の立案からビジネスプロセスの具現化、ITソリューションの提案まで、実行可能な最善の方策を導き出しています。
新規事業開発
社会貢献意義の高い領域に焦点を当て、かつて誰も挑戦したことがないような魅力あふれる新事業に挑戦している点も特徴です。全世界へのサービスローンチを視野に入れた事業開発をおこなっています。
案件の特徴
ビジョン・コンサルティングは、戦略立案から開発、運用にいたるまでの全フェーズをカバーするワンストップソリューションを提供することに特化しています。
DXコンサルティング
同社は、データとデジタル技術の活用によるビジネスモデルの変革や、組織文化の改革をトータルでデザインし、一気通貫で支援します。
戦略コンサルティング
机上の空論に終わらせることなく、経験豊富なコンサルタントが顧客企業にとって真に必要な戦略を具体化し、実行に移すサポートを提供します。
業務コンサルティング
幅広い業界知見を基に、ビジネスプロセスの最適化を支援し、全体としての最適な解を見つけ出します。
ITコンサルティング
特定のパッケージや一般的な手法に囚われることなく、顧客に最適なITソリューションの提案から実行までをサポートします。
システムインテグレーション
各種業界に精通したシステムインテグレーションのプロフェッショナルが、顧客の要望を実現するために高度な技術力とマネジメント力を提供します。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部の独自の見解として、ビジョン・コンサルティングを検討する際は「急成長しているかどうか」だけで判断することはおすすめしません。一般公開されている情報では成長率や残業時間の少なさが目につきますが、本当に見るべきポイントは①評価制度が自分の価値観と合っているか②プール制を活かせる主体性があるか③早期に高い責任を担う覚悟があるか、の3点です。
これらの優先順位を誤ると、入社後に「思っていた環境と違う」と感じてしまう可能性があります。制度のメリットを自分のキャリア戦略にどう活かすかまで言語化できるかが重要です。
▼ビジョン・コンサルティングの年収について知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
ビジョン・コンサルティングの社風
カルチャー
ビジョン・コンサルティングは、実力主義とワークライフバランスの実現に重点を置く企業文化を有しています。
実力主義
同社では、年齢や性別、勤続年数に関係なく、社員の実力と成果に基づいた評価体系が根付いています。
実力主義に基づき、優秀な社員は迅速に昇給・昇格するチャンスを得られる環境が整えられており、役員や重役への抜擢も珍しくありません。また、半期ごとに特出した成果を上げた社員には、MVP制度を通じて特別昇給が与えられます。
ワークライフバランスの重視
同社はコンサルティング業界にありがちな、過度な労働時間を是正する取り組みを展開しています。
過度な残業がコンサルタントのパフォーマンス低下につながり、結果的にサービス品質の低下を招くという考え方が、労働時間の適正化を実現。結果として、平均残業時間16.6時間を実現しています。
▼ビジョンコンサルティングの実態について知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
企業理念
イノベーションで世界をより良く
イノベーションとは革新を創出する活動であり、革新を創出するには、多様性を受け入れさまざまな視点を取り入れることが必要不可欠です。
また、よりよい世界とは誰もが平等に享受できるものであるべきだと考えています。
ビジョン・コンサルティングは、「イノベーションで世界をより良く」の目標実現に向け、社会課題の解決にも積極的に取り組んでいます。
ビジョン・コンサルティングの制度
基本的な考え方
ビジョン・コンサルティングは、変化し続けるビジネス環境において、スピード感、主体性、そしてチャレンジ精神を重視する基本の考え方を持っています。
スピード感
同社は、何事にも迅速な対応を心がけ、常に最速での行動を重視しています。「すぐに考え、すぐに行動する」ような人物像を掲げています。
主体性
変化のスピードが非常に速い現代において、同社では自ら課題を見つけ出し、それを解決するために積極的に行動できる人材が活躍しています。社員に求められるのは、自発的に行動し、困難に直面しても自力で解決策を見出す主体性です。
チャレンジ精神
同社は、年齢、性別、経験に関係なく、常に新しい挑戦を奨励する環境を提供しています。何事にも興味を持ち、現状に満足せずに問題意識を持って積極的にチャレンジすることで、個人の成長と組織全体の進化が促されます。
昇格制度
ビジョン・コンサルティングは、従業員のキャリア形成として、主に「プール制」と「絶対評価」というふたつの制度があります。
プール制による柔軟なキャリア形成
従来のコンサルティングファームでは、業界や業務内容、コンサルティングのフェーズごとに部門がわけられており、キャリア形成の過程で企業間転職や部門間異動が必要になるケースが珍しくありませんでした。
しかし、同社では、プロジェクトベースで業界、業務内容、コンサルティングフェーズを柔軟に変更できる「プール制」を導入しています。さらに、将来的に起業したい人や経営者を目指す人は、自社の経営面にもかかわる機会があります。
絶対評価による公正な昇進制度
一般的なコンサルティングファームで見られる「相対評価」による競争の問題点を克服するため、同社では「絶対評価」を採用しています。
6つのコンピテンシーと4段階評価を基に、360度評価をおこない、他者との比較に依存することなく、個々の従業員が顧客や会社への貢献度を正しく評価されるものです。
育成制度
ビジョン・コンサルティングでは、従業員の成長とキャリアの発展を全面的にサポートする育成制度を整えています。
入社前研修
中途入社者向けの入社前研修では、専門のプロフェッショナルによるキャリアとスキルの棚卸しを実施します。この研修は、コンサルタントとして成功するために必要なマインドセットやコミュニケーションスキルに焦点を当て、新たな環境への適応をサポートするものであり、転職者にとって心強い取り組みです。
コンサルティング研修
入社後にはさまざまなテーマに沿った研修を提供しています。講師は、現場で評価の高い現役コンサルタントが務め、実践に即したノウハウを体系的に学ぶことが可能です。研修は入社後も継続して参加できるため、スキルの継続的な向上が図れます。
ナレッジ共有
過去のプロジェクトから得られた知見をナレッジ情報として一元管理し、全社員がアクセス可能なシステムを用意しています。
カウンセリング制度
カウンセラー制度を通じて、コンサルタントが顧客から高評価を得るためのサポートを実施しています。マンツーマンでの相談を通じて、プロジェクト上の問題だけでなく、キャリアや個人的な悩みにも対応し、解決策を一緒に考えます。なお、カウンセラーとしての活動は評価の対象です。
研修講師制度
研修講師制度では、コンサルタントが講師として知識を共有することで、自らのスキルをさらに深められます。プレゼンテーション能力や資料作成スキルの向上にもつながり、他者の育成に貢献することで評価が上がる仕組みです。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部の独自の見解として、たとえば事業会社出身の人がコンサルタントとして入社した場合のキャリアパターンを想定すると、①複数業界を横断するプロジェクト経験を積む②DXや戦略領域で専門性を確立する③マネージャークラスとして組織マネジメントに関与する、といったルートが考えられます。
プール制と絶対評価制度を活かせれば、年齢に関係なく昇格のチャンスを得られる可能性があります。ただし、成果主義の環境で評価を得るには、再現性ある実績づくりが欠かせません。
ビジョン・コンサルティングのように成長スピードの速いファームでは、企業ごとの評価基準やキャリアパスを踏まえた準備が重要です。MyVisionでは、コンサル転職に精通した在籍アドバイザーが、書類対策から面接対策まで実例をもとに伴走します。ご自身に合ったキャリアの可能性を整理するためにも、ぜひご相談ください。
ビジョン・コンサルティングに関するFAQ
ここでは、ビジョン・コンサルティングについてよくある質問に回答します。
Q1.ビジョン・コンサルティングは未経験からでも転職できますか?
未経験からの転職可能性はゼロではありませんが、一定のビジネス経験や論理的思考力、主体性が求められる傾向があります。とくにポテンシャルだけでなく、これまでの実績をどのように再現性あるスキルとして説明できるかが重要です。
ポジションやタイミングによって求められる水準は異なるため、事前の情報収集が欠かせません。
Q2.ビジョン・コンサルティングは本当にワークライフバランスがよいのですか?
平均残業時間は比較的低水準ですが、プロジェクトの内容や繁忙期によって働き方は変動する可能性があります。制度面で労働時間の適正化に取り組んでいる点は特徴ですが、成果責任が軽いわけではありません。自身のキャリア志向や働き方の優先順位と照らし合わせて判断することが大切です。

