コンサル転職は未経験でも可能?年代別割合・難易度からやめとけといわれる理由も解説
2026年02月16日更新


未経験からのコンサル転職を考える人のなかには、「自分でもなれるのか?」「未経験だと選考落ちしそう」など、転職が不安な人もいるでしょう。コンサル業界には特別な経歴がないと転職できないと考えてしまっている人もいるかもしれません。
実はいま、コンサル業界は未経験者の採用を積極的に拡大しています。他業界から転職し、コンサル未経験でも異業種の専門スキルを武器に、年収を数百万円以上アップさせて転職するケースも珍しくありません。
この記事では、未経験からコンサルへの転職が可能かどうか、未経験者に求められるスキルや資格、転職で成功するための具体的な対策を解説します。
【結論】未経験からコンサル転職を成功させたいなら、コンサル専門エージェントの活用が近道です。 MyVisionでは、未経験からコンサル転職に成功した事例・実績が多数あり、
- どのファームを受けるべきか
- 書類・面接で何を見られるかの選考対策
- 未経験に特化したケース面接対策
など、個別に徹底サポートしています。「まずは軽く話を聞いてみたい」「非公開求人だけ見てみたい」などの興味でも大歓迎です。是非、情報収集としてお気軽に活用してみてください。


著者

山口 翔平
Yamaguchi Shohei
株式会社MyVision代表取締役
早稲田大学を卒業後、JTB、オリックス生命を経てコンサルティング転職に特化した人材紹介会社へ入社。 長年のエージェント経験を基に、より多くの求職者様に対して質の高い転職支援サービスを提供するため、株式会社MyVisionを設立。
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監修者

岡﨑 健斗
Okazaki Kento
株式会社MyVision代表取締役
東京大学を卒業後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)に入社。主に金融・通信テクノロジー・消費財業界における戦略立案プロジェクトおよびビジネスDDを担当。採用活動にも従事。 BCG卒業後は、IT企業の執行役員、起業・売却を経て、株式会社MyVisionを設立。
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目次
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コンサルティングの求人情報
[EII]【福岡】オープンイノベーション担当コンサルタント(Edge Incubation & Innovation所属)※急募※
想定年収
595万円~
勤務地
福岡県福岡市
業務内容
業務内容 ●クライアントが持つアセットを利用した外部企業連携(オープンイノベーション)に関する支援 ・クライアントの新規事業支援、戦略立案、体制構築、外部企業とのマッチングの支援 ●アライアンス対象業種 ・金融業界から非金融業界まで幅広く 役割及び責任 <シニアコンサルタント、コンサルタント> ●特定の業界や業務領域に関する高い専門性を持ち、担当プロジェクトにおいて、局面によってはマネジャーの代わりを担える存在として活躍頂きます。 ●マネジャー以上からの一定程度のガイドがある状況において、プロジェクトの計画を作成し、プロジェクト遂行時においては、下位メンバーをリードしながら、成果物を作成していくことが期待されます。
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[FS-SOL]【Planning & Operation (P&O)】金融業務改革コンサルタント
想定年収
595万円~
勤務地
東京都千代田区
業務内容
最新のテクノロジーやソリューションを利活用した金融機関における業務改革、統合後の業務/組織の構想や実現に向けた方向性等を示すと共に、クライアントに寄り添いながら実際のプロジェクトを遂行して頂きます。 ・デジタル/RPAを活用した業務プロセス改革 ・グループ全体最適を見据えた組織・人材のアロケーション ・経営指標の設定と経営管理態勢全般の改革 ・顧客体験向上を主眼としたオペレーティングモデルの再構築 ・AI/データアナリティクスを活用した業務の高度化 ※コンサルティング業務(変更の範囲)当社の指定する業務 具体的な案件 ・デジタル活用による業務改革支援 ・金融新会社設立におけるオペレーションモデル検討支援 ・本部業務抜本的見直しに伴う業務改革支援 ・デジタル化を見据えたカスタマーサービスの5か年計画策定 《役割および責任》 ●シニアコンサルタント 管理職の指導のもと、以下の役割および責任が求められます。 1.定められたスコープ、成果物に基づくタスクを作業アプローチの検討を含め、確実に遂行する。 2.チームレベルのリーダーとして下位メンバーとともにタスクを推進し、担当領域に関するインチャージのリーダーとしてお客様と責任を持って相対する。 3.自身の専門性を定め、クライアントに示唆を与える。 ●マネジャー以上 ①プロジェクトにおけるスケジュール、要員、予算、成果物、およびスコープの管理 ②コンサルタント、シニアコンサルタントへの作業指示・品質レビュー ③新規案件受注に向けた提案活動、サービス開発活動
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[FS-SOL]【P&O PE-MB】 ビジネスイノベーション・業務改革コンサルタント
想定年収
595万円~
勤務地
東京都千代田区
業務内容
●業務プロセスの改善 ・金融機関のミドル・バック業務領域の業務プロセスを分析し、オペレーショナル・エクセレンスの実現に向けた提案・サポートを行う ・業務プロセスの改善に伴うミドル・バック業務領域のシステム導入に関するニーズや課題を把握し、最適なシステムの選定や導入計画の策定や、システム導入におけるプロジェクト管理やリスク管理を行う ・業務プロセスの改善の効果測定や評価を行う ●コンサルティングノウハウの蓄積と共有 ・金融機関のミドル・バック業務領域に関する業務知識やシステム知識を深める ・金融領域のコンサルティングノウハウやベストプラクティスを蓄積し、社内外に共有する ・金融機関のミドル・バック業務領域に関する最新の動向や課題についてリサーチや分析を行う 《役割および責任》 ●マネージャー以上 ・金融機関のミドル・バック業務領域に関するプロジェクトの企画や提案を行う ・クライアントとの信頼関係を築き、ニーズや課題を把握する ・プロジェクトの目的、スコープ、スケジュール、予算、リスクなどを管理する ・プロジェクトチームのリーダーやメンターとして、メンバーの育成や評価を行う ・社内外のステークホルダーとの調整やエスカレーションを行う ・金融領域のコンサルティングサービスの開発や拡大に貢献する ●コンサルタント/シニアコンサルタント ・金融機関のミドル・バック業務領域に関するプロジェクトの実行を担当し、クライアントとのコミュニケーションや調整を行う ・現状分析、要件定義、ソリューション設計、テスト、移行などの各フェーズで作業を進める ・プロジェクトチームのメンバーとして協力しながら、自身の担当範囲を遂行する ・ドキュメントの作成やレビュー、品質管理などの業務を行う ・自らの専門性を高めるために、最新の技術や業界動向について学習する
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[FS-SOL]【PMO-PMI & Global】金融業界向けPMI・PMOコンサルタント(P&G)
想定年収
595万円~
勤務地
東京都千代田区
業務内容
業務内容 P&Gチームの業務の中で、主にPMOやPMI関連の案件で活躍いただける人材を本ポジションでは募集します。 金融機関における下記のサービスの遂行・管理をご担当いただきます。 ・PMO(Project Management Office)関連プロジェクト ・PMI(Post Merger Integration)関連プロジェクト ・プロジェクトリスクマネジメント支援 【具体的な案件】 ・大手銀行・証券会社・保険会社・ネット銀行における大規模IT・システム開発等に関するPMO支援 ・保険会社・地方銀行における企業買収・統合時のPMIーPMO、および、PMI関連支援 ・大手銀行における勘定系システム等の大規模システム更改大手銀行・証券会社・保険会社におけるリスクマネジメントPMO支援 ・大手銀行・証券会社・保険会社における大規模システムプロジェクトの第三者評価支援 《役割および責任》 ●マネージャー以上 ・クライアントにおけるニーズや課題の把握、新規・継続提案活動、および、当該活動に関する他組織/チームとの連携 ・クライアントのマネジメント層とのコミュニケーション、期待値管理、長期的な信頼関係構築 ・プロジェクトにおける目的、スコープ、スケジュール、要員、予算、成果物等のプロジェクト管理 ・コンサルタント、シニアコンサルタントへの作業指示・品質レビュー ・各種会議のファシリテーション(日本語・英語共に) ・経営マネジメント層等のステークホルダーとの合意形成 ・自身の専門分野におけるThought Leadershipの発揮、社内外への情報発信 ・サービスアセット/オファリングの整備ならびにソリューション開発のリード ・クロスファンクション、クロスボーダーのネットワーク活用による社内外人脈構築 ・ビジネスアナリスト、コンサルタント、シニアコンサルタントの指導・育成 ●コンサルタント/シニアコンサルタント 管理者指導の下、以下の作業を実施していただきます。 ・プロジェクトスケジュールの策定、および、アップデート ・課題・リスクの抽出、および、抽出課題に対する解決策の検討、課題の解決状況のトラッキング ・顧客担当者とコミュニケーションしながら、プロジェクト進捗状況のモニタリング及びステークホルダーに向けたレポーティング資料の作成 ・プロジェクトチームのメンバーとして協力しながら、自身の担当範囲を遂行する ・自らの専門性を高めるために、最新の技術や業界動向について自主的に習得する
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[P&C]【大阪採用】People&Change-人事系テクノロジーコンサルタント
想定年収
595~1,040万円
勤務地
大阪市
業務内容
先の読みづらい事業環境下、多くの企業で事業改革が推進され、人材マネジメントも高度化・多様化しています。 人事部門が限られたリソースでこれら課題に向き合うには、人事自身がDigitalとDataの活用を梃に足元の業務を効率化し、役割を高度化していくほかありません。 このような背景からP&Cの人事系テクノロジーコンサルタントは、AIを含むデジタルツールや人事情報システム、データアナリティクス等を用いて、クライアント人事部門の高度化や効率化、サービスデリバリーモデルの変革、データ起点での意思決定モデルの開発、高度なタレントマネジメントの実装を支援します。 ●具体的には、クライアントに伴走して次のようなプロジェクトを推進します ・ 人事部門機能改革(ミッション/役割/組織体制設計、アクションプラン作成、定着) ・ HRシステム構想(システム全体像構想、RFP作成、システム選定) ・ HRシステム要件定義、新業務設計、プロジェクト管理 ・ HRシステム稼働支援、定着に向けたチェンジマネジメント ・ HRサービスデリバリーモデル構想、導入(シェアードサービスセンター構築/改革、アウトソーシング活用、セルフサービスツール、Digital ツール適用) ・ 人的資本情報関連ダッシュボード構想、導入 【具体的な案件】 ・ 人材マネジメント高度化を実現する人事システム構想策定 ・ 人事システム導入に向けたRFP作成と導入ベンダー選定 ・ HRサービスデリバリーモデル、オペレーションアセスメント ・ 人事業務改革(BPR)、シェアードサービスセンター設立構想 ・ BIシステム、AIツールを使ったPoC 等 <直近の案件例> ・ グローバルタレントマネジメント構想策定とシステム導入支援(製造) ・ 人事システム構想策定(大手メディア) ・ シェアードサービスセンター設立アセスメント(大手メディア) ・ AIを活用した人材育成、適正配置の効率化・高度化支援(金融) ※コンサルティング業務 (変更の範囲)当社の指定する業務 役割及び責任 <コンサルタント及びシニアコンサルタント> マネージャー以上の管理者の指導のもと、次の役割を担っていただきます。 ・ 人事業務とシステムの分析および課題に対する解決策の検討 ・ 適用ソリューションの選定、プロジェクト実行計画の策定 ・ 各種レポーティング <マネージャー以上> ・ プロジェクトスケジュール、要員、予算、成果物及びスコープの管理 ・ コンサルタント及びシニアコンサルタントへの作業指示・品質レビュー ・ 新規案件もしくは継続案件受注に向けた提案活動
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コンサルへの転職は未経験でも可能?

結論、未経験でもコンサルへの転職は可能です。
近年、急速なDX化や事業環境の変化を背景に、コンサルティングファームが取り扱う案件が急速に増えています。この需要拡大に応えるため、コンサル各社は中途採用を積極的におこない、未経験人材を多く集めているのが実情です。
即戦力の経験者だけでなく、将来的に価値を発揮できるポテンシャルや専門スキル、成長力を重視する採用が主流になりつつあるのもひとつの理由です。
実際にMyVisionの転職支援実績では、約73パーセントの人がコンサル未経験でした。コンサルの場合、未経験者でも年収増加割合は高く、ポジションによっては年収が300万円以上アップした事例もあります。

コンサル未経験で転職に悩んでいる人には、「未経験に対する不安」と「高年収への期待」という、大きく分けて2つの感情があります。MyVision編集部では、「年収を大きく上げたい」という理由だけで、コンサルに転職することはおすすめしません。年収だけを優先してコンサルに転職をしてしまうと、コンサル業務の忙しさや大変さについていけず、すぐに辞めてしまうケースがあります。実際に未経験でコンサル転職した人の中にも、「ワークライフバランスが保てなくてつらい」と辞めてしまった人もいます。
未経験からコンサルになるということは、「未知の仕事への挑戦」だということを忘れないようにしましょう。コンサル業界で仕事をしている人たちは、忙しさの中にやりがいを見つけスキルアップを重ねた結果、高年収という報酬を得ています。とくに未経験からコンサルになる場合は、「忙しいのが基本」という考え方ができるとよいかもしれません。
コンサル業務への不安や実情が気になる場合は、エージェントに直接確認するのもひとつの手です。実際に未経験でコンサルとして活躍している人の情報も持っているため、転職後のキャリア形成についても相談できます。未経験だからこそ、なにも知らない、失敗しやすいのは当たり前です。だからこそ、ひとつでも多くの選択肢を持つために非公開情報も収集しておきましょう。
コンサル各社がコンサル未経験者を積極採用している背景
コンサル各社が未経験者を積極的に採用している背景には、案件の増加と求められる人材像の変化があります。
まず、DX推進や働き方改革を背景に、企業の変革支援ニーズが急速に拡大しています。とくに大企業を中心に、業務プロセスやIT基盤を見直すDX案件が増加傾向です。一方で、これらの案件に対応できるIT人材が不足しており、コンサル業界全体での人材確保が課題になっています。そのため、SEや社内SE、プロジェクトマネージャーなど、IT領域に強みを持つ人材を未経験でも採用する動きが広がっているのが特徴です。
加えて、コンサルタントには汎用的なスキルだけでなく、特定の業界や業務に対する専門性が求められるようになったのも背景にあります。実務経験を通じて培った業界知識や現場理解は、クライアントへの提案の質を高めます。たとえば、製造業出身者であれば、製造現場の課題を素早く把握し、実行可能性の高い改善策の提示が可能です。異業種出身者の経験そのものが価値として評価される環境に変化しています。
そのほかにも、未経験からコンサルへ転職する人の年齢は、20代半ばの第二新卒から30代半ばまでに集中しています。20代ではポテンシャルや成長性が重視されやすい一方、30代では業務経験や専門性がより明確に求められる傾向です。年齢が上がるほど即戦力としての期待値が高まりやすいです。
MyVisionの転職支援実績を見ると、未経験で内定を獲得している人には共通点があります。それは、「コンサルをやりたい理由」が曖昧ではなく、自分のこれまでの経験をどの領域でどう活かすかを言語化できている点です。
一方で、「年収が高そう」「成長できそう」といった理由だけで志望している場合、選考の早い段階で見極められる傾向があります。未経験だからこそ、経験の有無ではなく思考力・再現性・将来の伸びしろが見られていることを意識すべきでしょう。
【未経験からコンサル転職を目指す場合の主な選択肢】 ① 総合型エージェント ・求人数は多い ・コンサル特化ではないため対策が薄め ② コンサル特化型エージェント ・業界事情に詳しい ・ケース面接対策が受けられる ・非公開求人が多い
MyVisionはコンサル特化型のエージェントのため、未経験からの転職でも志望動機の整理や面接対策まで一貫してサポート可能です。
学歴・社歴はどのくらい求められる?
コンサルティングファームへの転職では、学歴や社歴は必須条件ではなく、あくまで参考にすぎません。採用で重視されるのは、短期間で成果を出す力や継続的に努力できる姿勢、困難を克服する粘り強さといった資質です。
実際に、旧帝大や一橋、東京工業大学、早慶上智など上位校出身者の割合は高いですが、それは学歴そのものが評価されているわけではありません。背景にあるのは 「足りない知識を効率的に補うスキル」や「努力を継続する力」であり、学歴はあくまでその資質を示す一例にすぎないのです。
社歴についても同様で、有名企業に勤めていたかどうかは絶対的な条件ではありません。「どんな経験を積み、その経験から何を学び、どう再現できるのか」といった点が評価されるため、異業種からの挑戦でも十分にチャンスがあります。
▼コンサル業界の「学歴フィルター」について知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
未経験のコンサルがやめとけ・きついといわれる理由
未経験のコンサル転職が「やめとけ」「きつい」といわれるのは、仕事内容と働き方のギャップに直面しやすいからです。
コンサルタントは、短期間で成果を出すことを求められる職種です。限られた時間のなかで課題を整理し、仮説を立て、アウトプットとしてまとめる必要があります。未経験の場合、このスピード感に慣れるまでの間、強い負荷を感じやすい傾向です。
とくに、以下の点が「きつい」と感じやすい理由です。
- 業務量とスピードの負荷が大きい:短い納期で質の高い成果が求められ、繁忙期は稼働が集中しやすくなる
- 正解のない課題に向き合う必要がある:答えが決まっていないテーマを、自分で考え続ける姿勢が求められる
- 成果主義のプレッシャーが強い:アウトプットの質が評価に直結し、常に成果を意識する必要がある
このような環境を十分に理解しないまま転職すると、「思っていた仕事と違う」と感じやすくなるでしょう。一方で、乗り越えた先には市場価値の高いスキルが身につく環境でもあるといえます。
MyVisionの支援実績では、未経験コンサル転職で早期に苦戦する人ほど、「仕事内容よりも年収や肩書きを優先して転職を決めている」傾向があります。反対に、転職後も活躍している人は、入社前から忙しさや成果主義を前提として理解し、自分が成長できる環境かどうかで判断しています。
コンサルは決して楽な仕事ではありませんが、「なぜ挑戦するのか」を言語化できていれば、きつさは納得感のある負荷に変わります。未経験だからこそ、転職前に実態を正しく知ることが重要です。
▼コンサルは「やめとけ」といわれる理由についてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
コンサル未経験者の年代別転職割合

コンサル未経験からの転職は、年代によって通過しやすさや評価ポイントが異なります。
未経験転職というと「若くないと無理なのでは」と不安に感じる人もいるでしょう。しかし実際には、コンサル業界では年齢そのものよりも、その年代で何を期待されているかが重視されます。
20代ではポテンシャル、30代では専門性や再現性、40代では即戦力性といったように、評価軸は段階的に変化します。
そのため、「何歳までなら可能か」という単純な線引きで判断するのではなく、自分の年代でどのような役割を期待されるのかを理解することが重要です。ここでは、20代・30代・40代それぞれについて、コンサル未経験者の転職割合と特徴を解説します。
20代の転職でコンサル未経験割合
20代は、未経験からコンサル転職する人が最も多い年代です。
未経験で入社したコンサル転職者の年齢分布を分析したデータでは、27歳前後に転職のピークがあることが確認されており、25〜30歳の年代で全体の約6割近くを占めるボリュームゾーンです。
20代が未経験でも転職しやすい背景には、採用市場におけるポテンシャル評価の重視があります。20代は若さと成長余地が評価されやすく、論理的思考力や課題解決の素地があれば、多くのファームで選考通過のチャンスがあります。また、第二新卒やポテンシャル採用枠が用意されているケースも多く、未経験でも挑戦できる門戸は比較的広いといえるでしょう。
ただし、人数が多い分だけ競争も激しく、戦略系や大手ファームでは選考倍率が高いことも事実です。そのため20代で挑戦する場合は、志望動機の明確化や業界理解、事前準備が通過率を大きく左右します。
30代の転職でコンサル未経験割合
MyVisionの支援実績では、30代未経験で転職成功している人は全体の約4割程度というデータがあります。そのため、30代で未経験からコンサル転職するケースは決して珍しいことではありません。ただし、20代に比べて30代では、選考で求められる期待値は変わる傾向があることを理解しておきましょう。
30代は即戦力としての期待が高まるため、単に若さやポテンシャルで選考を進めることは難しくなる傾向です。社会人としての業務経験や専門性が評価される一方で、実務で培ったスキルを「コンサルでどう活かせるか」を明確に示せるかどうかが合否を大きく左右します。
なかでも30代前半は、20代後半で培った経験を背景に応募しやすい年代として位置付けられており、採用市場でも評価されやすいといえます。
未経験というハンデをカバーするには、専門性や成果を示す明確なストーリーを持つことと、コンサルで求められる能力の理解を示すことが大切です。
30代は未経験でも存在感があり、実力を示せば十分に転職チャンスがある年代といえます。
▼30代未経験でもコンサルに転職可能か気になる人は、以下の記事もおすすめです。
40代の転職でコンサル未経験割合
40代で未経験からコンサル転職をする人は、20代・30代に比べると非常に限られています。大手コンサルティングファームでは、40代以降の中途採用の多くが同業界内でのキャリアアップやポジション移行であり、未経験者を幅広く募集する枠は少ない傾向です。
転職市場では、「40代以降になると未経験採用の割合はごく少数である」との見方が一般的です。とくに未経験者として戦略系コンサルへの転職を掲示している求人は非常に限られており、採用枠そのものが狭いため、20代や30代と同等の割合になることはほぼありません。
これは、コンサルティング業界が即戦力としての貢献や業務理解を重視する傾向があるためです。40代以降の応募者に対しては、専門的な業務経験・マネジメント経験・高度な問題解決力といったスキルが評価対象として見られます。未経験の場合でも可能性はゼロではありませんが、職務経験をどのようにコンサル領域で活かせるかを明確に説明できることが必須要件といえるでしょう。
40代のコンサル未経験転職は割合としては珍しいものの、戦略の立て方次第では実現可能性がゼロではないというのが現状です。

MyVisionの転職支援実績では、年代別に見ると「向いている転職の仕方」が明確にわかれます。
20代は可能性重視でチャレンジしやすい一方、30代・40代になるほど「なぜコンサルなのか」「どの領域で価値を出せるのか」が言語化できていないと通過率は下がります。
年齢を理由に諦める必要はありませんが、年代ごとに戦い方を変える意識が、未経験転職を成功させるかどうかの分かれ目になるでしょう。
実際にコンサル未経験者を募集している企業一覧
コンサル未経験者を募集している企業は存在しますが、どの企業でも未経験者が同じように評価されるわけではありません。実際には、未経験者が採用されやすい企業には一定の傾向があります。
重要なのは、「未経験OKと書かれている企業名を探すこと」ではなく、自分の経験がどのタイプの企業で評価されやすいかを理解することです。以下では、コンサル未経験者が転職先として選ばれやすい企業タイプと、その代表例を整理します。
| 企業タイプ | 代表的な企業例 | 未経験者が評価されやすい理由 |
|---|---|---|
| 総合系コンサルファーム | アクセンチュア、デロイトトーマツコンサルティング など | 領域が広く、異業種での業務経験をプロジェクトに活かしやすい |
| IT・DX領域に強いファーム | PwCコンサルティング、アビームコンサルティング など | SE・PMなどの実務経験がコンサル業務と直結しやすい |
| 業界特化・専門領域特化型ファーム | 製造、金融、人事、SCM、ヘルスケア領域の専門ファームなど | 特定業界での実務経験が即戦力として評価されやすい |
※上記はあくまで代表例であり、未経験可否や採用条件は、募集ポジションや時期によって異なります。
このような企業では、コンサル経験の有無そのものよりも、これまでの業務経験をどのように価値へ転換できるかが重視されます。
そのため、企業名だけを基準に応募先を決めるのではなく、自分の経験がどのタイプの企業と相性が良いかを軸に考えることが重要です。
未経験からのコンサル転職で失敗しやすいのは、「未経験OKとされている企業を片っ端から受ける」ケースです。MyVisionの支援実績では、経験や強みを起点に応募先を整理した人のほうが、内定獲得率・入社後の定着率ともに高い傾向があります。
企業名はあくまで結果であり、まず考えるべきは「どの領域で価値を発揮できるか」です。未経験だからこそ、戦略的に選択肢を設計する視点が欠かせません。
コンサルティングの求人情報
[EII]【福岡】オープンイノベーション担当コンサルタント(Edge Incubation & Innovation所属)※急募※
想定年収
595万円~
勤務地
福岡県福岡市
業務内容
業務内容 ●クライアントが持つアセットを利用した外部企業連携(オープンイノベーション)に関する支援 ・クライアントの新規事業支援、戦略立案、体制構築、外部企業とのマッチングの支援 ●アライアンス対象業種 ・金融業界から非金融業界まで幅広く 役割及び責任 <シニアコンサルタント、コンサルタント> ●特定の業界や業務領域に関する高い専門性を持ち、担当プロジェクトにおいて、局面によってはマネジャーの代わりを担える存在として活躍頂きます。 ●マネジャー以上からの一定程度のガイドがある状況において、プロジェクトの計画を作成し、プロジェクト遂行時においては、下位メンバーをリードしながら、成果物を作成していくことが期待されます。
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[FS-SOL]【Planning & Operation (P&O)】金融業務改革コンサルタント
想定年収
595万円~
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東京都千代田区
業務内容
最新のテクノロジーやソリューションを利活用した金融機関における業務改革、統合後の業務/組織の構想や実現に向けた方向性等を示すと共に、クライアントに寄り添いながら実際のプロジェクトを遂行して頂きます。 ・デジタル/RPAを活用した業務プロセス改革 ・グループ全体最適を見据えた組織・人材のアロケーション ・経営指標の設定と経営管理態勢全般の改革 ・顧客体験向上を主眼としたオペレーティングモデルの再構築 ・AI/データアナリティクスを活用した業務の高度化 ※コンサルティング業務(変更の範囲)当社の指定する業務 具体的な案件 ・デジタル活用による業務改革支援 ・金融新会社設立におけるオペレーションモデル検討支援 ・本部業務抜本的見直しに伴う業務改革支援 ・デジタル化を見据えたカスタマーサービスの5か年計画策定 《役割および責任》 ●シニアコンサルタント 管理職の指導のもと、以下の役割および責任が求められます。 1.定められたスコープ、成果物に基づくタスクを作業アプローチの検討を含め、確実に遂行する。 2.チームレベルのリーダーとして下位メンバーとともにタスクを推進し、担当領域に関するインチャージのリーダーとしてお客様と責任を持って相対する。 3.自身の専門性を定め、クライアントに示唆を与える。 ●マネジャー以上 ①プロジェクトにおけるスケジュール、要員、予算、成果物、およびスコープの管理 ②コンサルタント、シニアコンサルタントへの作業指示・品質レビュー ③新規案件受注に向けた提案活動、サービス開発活動
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[FS-SOL]【P&O PE-MB】 ビジネスイノベーション・業務改革コンサルタント
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業務内容
●業務プロセスの改善 ・金融機関のミドル・バック業務領域の業務プロセスを分析し、オペレーショナル・エクセレンスの実現に向けた提案・サポートを行う ・業務プロセスの改善に伴うミドル・バック業務領域のシステム導入に関するニーズや課題を把握し、最適なシステムの選定や導入計画の策定や、システム導入におけるプロジェクト管理やリスク管理を行う ・業務プロセスの改善の効果測定や評価を行う ●コンサルティングノウハウの蓄積と共有 ・金融機関のミドル・バック業務領域に関する業務知識やシステム知識を深める ・金融領域のコンサルティングノウハウやベストプラクティスを蓄積し、社内外に共有する ・金融機関のミドル・バック業務領域に関する最新の動向や課題についてリサーチや分析を行う 《役割および責任》 ●マネージャー以上 ・金融機関のミドル・バック業務領域に関するプロジェクトの企画や提案を行う ・クライアントとの信頼関係を築き、ニーズや課題を把握する ・プロジェクトの目的、スコープ、スケジュール、予算、リスクなどを管理する ・プロジェクトチームのリーダーやメンターとして、メンバーの育成や評価を行う ・社内外のステークホルダーとの調整やエスカレーションを行う ・金融領域のコンサルティングサービスの開発や拡大に貢献する ●コンサルタント/シニアコンサルタント ・金融機関のミドル・バック業務領域に関するプロジェクトの実行を担当し、クライアントとのコミュニケーションや調整を行う ・現状分析、要件定義、ソリューション設計、テスト、移行などの各フェーズで作業を進める ・プロジェクトチームのメンバーとして協力しながら、自身の担当範囲を遂行する ・ドキュメントの作成やレビュー、品質管理などの業務を行う ・自らの専門性を高めるために、最新の技術や業界動向について学習する
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東京都千代田区
業務内容
業務内容 P&Gチームの業務の中で、主にPMOやPMI関連の案件で活躍いただける人材を本ポジションでは募集します。 金融機関における下記のサービスの遂行・管理をご担当いただきます。 ・PMO(Project Management Office)関連プロジェクト ・PMI(Post Merger Integration)関連プロジェクト ・プロジェクトリスクマネジメント支援 【具体的な案件】 ・大手銀行・証券会社・保険会社・ネット銀行における大規模IT・システム開発等に関するPMO支援 ・保険会社・地方銀行における企業買収・統合時のPMIーPMO、および、PMI関連支援 ・大手銀行における勘定系システム等の大規模システム更改大手銀行・証券会社・保険会社におけるリスクマネジメントPMO支援 ・大手銀行・証券会社・保険会社における大規模システムプロジェクトの第三者評価支援 《役割および責任》 ●マネージャー以上 ・クライアントにおけるニーズや課題の把握、新規・継続提案活動、および、当該活動に関する他組織/チームとの連携 ・クライアントのマネジメント層とのコミュニケーション、期待値管理、長期的な信頼関係構築 ・プロジェクトにおける目的、スコープ、スケジュール、要員、予算、成果物等のプロジェクト管理 ・コンサルタント、シニアコンサルタントへの作業指示・品質レビュー ・各種会議のファシリテーション(日本語・英語共に) ・経営マネジメント層等のステークホルダーとの合意形成 ・自身の専門分野におけるThought Leadershipの発揮、社内外への情報発信 ・サービスアセット/オファリングの整備ならびにソリューション開発のリード ・クロスファンクション、クロスボーダーのネットワーク活用による社内外人脈構築 ・ビジネスアナリスト、コンサルタント、シニアコンサルタントの指導・育成 ●コンサルタント/シニアコンサルタント 管理者指導の下、以下の作業を実施していただきます。 ・プロジェクトスケジュールの策定、および、アップデート ・課題・リスクの抽出、および、抽出課題に対する解決策の検討、課題の解決状況のトラッキング ・顧客担当者とコミュニケーションしながら、プロジェクト進捗状況のモニタリング及びステークホルダーに向けたレポーティング資料の作成 ・プロジェクトチームのメンバーとして協力しながら、自身の担当範囲を遂行する ・自らの専門性を高めるために、最新の技術や業界動向について自主的に習得する
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[P&C]【大阪採用】People&Change-人事系テクノロジーコンサルタント
想定年収
595~1,040万円
勤務地
大阪市
業務内容
先の読みづらい事業環境下、多くの企業で事業改革が推進され、人材マネジメントも高度化・多様化しています。 人事部門が限られたリソースでこれら課題に向き合うには、人事自身がDigitalとDataの活用を梃に足元の業務を効率化し、役割を高度化していくほかありません。 このような背景からP&Cの人事系テクノロジーコンサルタントは、AIを含むデジタルツールや人事情報システム、データアナリティクス等を用いて、クライアント人事部門の高度化や効率化、サービスデリバリーモデルの変革、データ起点での意思決定モデルの開発、高度なタレントマネジメントの実装を支援します。 ●具体的には、クライアントに伴走して次のようなプロジェクトを推進します ・ 人事部門機能改革(ミッション/役割/組織体制設計、アクションプラン作成、定着) ・ HRシステム構想(システム全体像構想、RFP作成、システム選定) ・ HRシステム要件定義、新業務設計、プロジェクト管理 ・ HRシステム稼働支援、定着に向けたチェンジマネジメント ・ HRサービスデリバリーモデル構想、導入(シェアードサービスセンター構築/改革、アウトソーシング活用、セルフサービスツール、Digital ツール適用) ・ 人的資本情報関連ダッシュボード構想、導入 【具体的な案件】 ・ 人材マネジメント高度化を実現する人事システム構想策定 ・ 人事システム導入に向けたRFP作成と導入ベンダー選定 ・ HRサービスデリバリーモデル、オペレーションアセスメント ・ 人事業務改革(BPR)、シェアードサービスセンター設立構想 ・ BIシステム、AIツールを使ったPoC 等 <直近の案件例> ・ グローバルタレントマネジメント構想策定とシステム導入支援(製造) ・ 人事システム構想策定(大手メディア) ・ シェアードサービスセンター設立アセスメント(大手メディア) ・ AIを活用した人材育成、適正配置の効率化・高度化支援(金融) ※コンサルティング業務 (変更の範囲)当社の指定する業務 役割及び責任 <コンサルタント及びシニアコンサルタント> マネージャー以上の管理者の指導のもと、次の役割を担っていただきます。 ・ 人事業務とシステムの分析および課題に対する解決策の検討 ・ 適用ソリューションの選定、プロジェクト実行計画の策定 ・ 各種レポーティング <マネージャー以上> ・ プロジェクトスケジュール、要員、予算、成果物及びスコープの管理 ・ コンサルタント及びシニアコンサルタントへの作業指示・品質レビュー ・ 新規案件もしくは継続案件受注に向けた提案活動
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未経験者が転職時に求められるコンサル適性

コンサルの採用面接では、経験よりも候補者にコンサル適性があるかどうかを見られています。
とくに未経験者の場合、評価されやすいのは 「論理的思考力」と「コミュニケーション能力」の2点です。これらはケース問題や質疑応答を通じて確認され、業務への再現性や成長可能性を見極める指標として用いられます。
こうした資質が十分にあると判断されれば、未経験でも採用の可能性は十分にあります。
論理的思考力
未経験者がコンサル転職で評価されるうえで、最も重視される適性が論理的思考力です。
論理的思考力とは、複雑な課題を要素ごとに分解し、因果関係を整理しながら本質的な原因を見極める力のことです。この力があることで、クライアントが納得できる提案や、実行につながる解決策を示しやすくなります。
また、コンサルタントは課題を整理するだけでなく、解決までのプロセスを設計し、プロジェクトを前に進める役割も担います。戦略を計画どおりに実行し、成果につなげるうえでも論理的思考力は欠かせません。
選考過程では、この力を確認するためにケース面接が実施されることがあります。ケース面接とは、与えられた課題に対して仮説を立て、要素を分解しながら結論に至る思考プロセスを見る面接形式です。知識量よりも、考え方の筋道や整理力が評価されます。
論理的思考力は、生まれつきの才能ではなく、訓練によって高められるスキルです。問題集やビジネス書を活用して思考の型を身につければ、未経験者でも面接で評価される水準に近づくことは十分に可能です。
MyVisionの転職支援実績では、論理的思考力が評価された未経験者ほど、「正解を当てよう」とするよりも、考え方を言語化する姿勢を意識しています。
ケース面接では結論そのものよりも、なぜその結論に至ったのかが重視されるため、思考プロセスを丁寧に説明できるかどうかが合否を分けます。未経験者こそ、型を学び、考え方を見せる準備が重要です。
コミュニケーション能力
未経験者がコンサル転職で評価される適性として、論理的思考力と同じくらい重要視されるのがコミュニケーション能力です。
コンサルタントの役割は、戦略を考えることだけではありません。クライアントに内容を理解してもらい、実行に移してもらうところまで関与する必要があります。そのため、相手との信頼関係を築けるかどうかが、成果に直結する要素です。
近年は、戦略系ファームでも実行支援を担う場面が増えています。現場社員やプロジェクトメンバーと並走するケースも多く、多様な立場の人と円滑に連携できる力が、プロジェクト成功の重要なポイントです。
面接では、論理的に話せるかどうかに加えて、相手の質問意図を正しく理解し、わかりやすく伝えようとする姿勢も見られます。単に話が上手いかではなく、相手目線で考え、対話できるかどうかが評価ポイントです。
コミュニケーション能力は、未経験者にとっても磨きやすいスキルです。日常業務での報連相や調整経験を通じて、意識的に高めていきましょう。
MyVisionの支援実績では、営業や企画、社内外の調整業務を経験してきた人ほど、コミュニケーション能力が評価されやすい傾向があります。
面接で重視されているのは、話術ではなく「相手の立場を理解し、合意形成できるか」です。未経験者の場合、自身のこれまでの対人経験を、コンサル業務にどう活かせるかを具体的に語れるかが重要といえます。
コンサルに必要なスキルや資格

コンサル転職では、論理的思考力やコミュニケーション能力といった適性が重視されますが、スキルや資格によって選考を後押しできるケースもあります。
たとえばMBAやCFAといった専門資格、英語力などは、応募するファームや担当領域、将来的なキャリアによって評価が高まる場合があります。一方で、これらは未経験者にとって必須条件ではなく、あくまで加点要素として扱われるのが一般的です。
ここでは、資格や英語力がどのような場面で評価されるのか、未経験者がどこまで意識すべきかを解説します。
MBAやCFAなどの資格について
コンサル転職では、MBAやCFAといった取得難易度の高い資格を保有していると、一定の評価を受けやすく、選考を有利に進める材料になりやすいです。
MBAであれば経営戦略やファイナンスを体系的に学んだ実績が評価されやすく、戦略系ファームやマネジメント領域の案件との親和性が高まります。CFAは金融や投資の専門知識を証明できるため、金融機関向けのプロジェクトや財務アドバイザリー領域で強みとなる場合があるでしょう。
実際に、これらの資格を軸に転職を成功させ、その後も関連分野で活躍している人も多くいます。ただし、近年のコンサル業界は未経験人材への門戸を広げており、資格がないからといって応募のチャンスが閉ざされることはありません。
むしろ資格よりも、これまでの経験をどう活かせるか、ポテンシャルをどう示せるかといった点が重視される傾向にあります。したがって、資格を取得してから転職活動をはじめる必要はなく、持っていればプラスになる程度に考えておくとよいでしょう。
未経験からコンサル転職をするのに英語力は必要か
英語力は、未経験からコンサル転職を目指すうえで必須条件ではありません。
多くのコンサルファームでは、採用段階で高い英語力を求められるケースは限られています。ただし、一部の戦略系ファームでは英語面接が実施されることもあるため、志望先によって求められる水準を事前に確認しておくことが重要です。
一方で、英語力があることで応募時にプラス評価となり、入社後にグローバル案件に携われる可能性もあります。ファームによっては、昇進条件として一定の英語基準を設けている場合もあり、長期的なキャリア形成を考えるうえでは備えておく価値があるといえるでしょう。
つまり、英語はコンサル転職の必須条件ではないものの、習得しておくことで活躍の幅を広げられるスキルです。未経験者にとっても、英語力は「なくてもはじめられるが、持っていれば大きな強みになるスキル」といえるでしょう。
コンサル転職で有利な経験
コンサル転職では、論理的思考力やコミュニケーション能力といった適性に加えて、これまでの職歴や経験をどのように活かせるかも重要な評価ポイントです。
ここでは、未経験からコンサル転職を目指す際に、どのような経験が評価されやすいのかを見出しごとに解説します。
IT領域での職歴や経験
近年では戦略系・総合系問わず、IT・DX関連のプロジェクトが増えているため、IT領域のバックグラウンドを持つ人材へのニーズは高まっています。
企業の課題解決にテクノロジー活用は欠かせないため、エンジニアやSIerとして培った知識やスキルは、コンサル転職においてそのまま大きな強みになるでしょう。実際に、SIerやエンジニアからコンサルタントに転職し、デジタル案件を中心に成果を挙げている人も多くいます。
多くのコンサルティングファームでデジタル人材が不足している現状において、こうした経験は転職成功に向けてだけでなく、入社後も即戦力としてプロジェクトに関与しやすいため、大きなメリットといえるでしょう。
IT領域で培った技術力やプロジェクト経験をどのようにコンサルティングの現場に応用できるかを示すことができれば、未経験からでも十分に採用のチャンスがあります。自身のバックグラウンドを強みとして言語化できるかどうかが、コンサル転職を有利に進めるための大切なポイントです。
IT領域でなくても何かしらのスペシャリティ
IT領域の経験がなくても、コンサル転職では何かしらの専門性(スペシャリティ)を持っていることが重要な評価ポイントです。とくに30代以降で未経験からコンサルを目指す場合は、これまで培ってきた専門分野が大きな強みになるでしょう。
コンサルの現場では、実際にマーケティング、データ分析、会計、人事など、特定領域に強みを持つ人材がコンサルタントとして活躍しています。専門領域の理解が深いほど、クライアントの課題を現実的に捉えやすく、提案内容にも説得力を持たせやすくなります。
面接では、自身の経歴のなかで「どの分野に強みがあるのか」「その専門性をどのようにコンサル業務に活かせるのか」を具体的に伝えることが重要です。経験の棚卸しが不十分なままでは、評価につながりにくくなるでしょう。
そのため、エージェントなど第三者の視点を活用し、自分の強みを客観的に整理しておくことが効果的です。最も評価されやすいポイントを明確にすることで、未経験からでも納得感のあるアピールが可能です。
特定の業種での深い経験
総合系コンサルティングファームでは、組織規模が大きいことから、「業種別」「機能別」の2軸で組織や採用ポジションがわかれているケースが一般的です。
業種別には、製造、金融、公共(官公庁・自治体)、ヘルスケアなどがあり、機能別には、戦略、組織人事、ITコンサル、業務改革といった領域が存在します。このような体制のもと、各ファームでは部署ごとに求める人材像を明確にした採用がおこなわれています。

そのため、特定の業種での実務経験や業界知識が深い人材は、該当する領域のポジションで評価されやすい傾向があります。たとえば、金融機関での勤務経験がある場合は、金融業界向けのコンサルティングを担うチームでの採用を狙うことで、転職の成功確率を高めやすくなるでしょう。
近年のコンサル転職市場では、未経験であっても前職の業界経験を活かせるポジションが用意されているケースが増えています。自身の業種経験がどの領域で求められているのかを見極めたうえで応募先を選ぶことが、転職を有利に進めるポイントです。
セールスやマネジメントの経験
30代後半から40代で未経験からコンサル転職を目指す場合、セールスやマネジメント経験が評価されやすい要素です。コンサルティングファームでは、ポジションが上がるにつれて、プロジェクトの遂行だけでなく新規クライアントの獲得やチームを率いる役割を担うことが求められます。そのため、対外的な折衝や組織運営にかかわった経験は、コンサル業務との親和性が高いと判断されやすい傾向があります。
とくにマネジメント経験は、まとめながら成果を出してきた実績を示せる点で重視されます。加えて、営業や事業開発を通じて培ったクライアント獲得の実績がある場合、ファームにとって即戦力としての期待値が高まり、採用判断にも影響します。
このような経験を具体的に言語化できれば、年齢が高めの候補者であっても、未経験からコンサル転職を成功させられる可能性は十分にあるといえるでしょう。自身の役割や成果を整理し、コンサルタントとしてどう活かせるのかを示すことが重要です。
MyVisionの転職支援実績を見ると、コンサル未経験者が評価されるポイントは 「特定の経験を持っているか」よりも、これまでの経験をどの領域で再現できるかを説明できているかにあります。
IT、業界知識、セールス、マネジメントなど、評価される切り口は人によって異なりますが、共通しているのは「自分の強みをコンサル業務にどう活かせるか」を具体的に語れている点です。経験の有無そのものよりも、経験の使い方を整理できているかどうかが、選考結果をわける重要なポイントといえます。
コンサル転職で内定獲得に必要な期間
コンサル転職で内定を獲得するまでに必要な期間は個人差がありますが、目安としては3ヶ月〜5ヶ月程度を見込むケースが一般的です。
転職活動は大きく 「準備フェーズ」と「選考フェーズ」 にわけられます。準備フェーズでは、情報収集や書類作成、面接対策などを進める必要があり、約1ヶ月程度かかることが多いです。その後の選考フェーズでは、書類選考やWebテスト、複数回の面接がおこなわれるため、2ヶ月〜4ヶ月ほどを要します。
このように、コンサル転職は工程が多く、短期間で完結させるのは難しい傾向にあります。そのため、効率的に進めるには、早い段階から準備に着手することが重要です。
とくにコンサル業界は採用動向の変化が早く、ファームごとに選考フローや重視ポイントも異なります。転職エージェントを活用することで、最新情報を把握しながら準備を進めやすくなり、選考フェーズに十分な時間を確保しやすくなるメリットがあります。
計画的に準備を進め、早めに動き出すことが、内定獲得の可能性を高める現実的なアプローチといえるでしょう。
▼具体的な準備内容や選考フローについて詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
未経験でも採用担当が納得する論理的な志望動機作り
コンサル未経験からコンサルティングファームへの転職を希望する場合、志望動機の完成度はとくに重視されます。
説得力のある志望動機を作成する際の重要な3つのポイントを解説します。
自分自身の経験が具体的に記載する
未経験からコンサル転職を目指す場合、志望動機には自分自身のこれまでの経験を具体的に落とし込むことが欠かせません。
採用担当が見ているのは、過去にどのような業務に携わり、そこで何を考え、なぜコンサルティングファームを志望するにいたったのかという一連の流れです。経験と志望理由が論理的につながっていれば、未経験であっても前向きな動機として受け取られやすいでしょう。
その際は、担当していたポジションや役割、チーム規模、かかわったプロジェクトの内容、得られた成果や学びなどをできるだけ具体的に示すことが重要です。抽象的な表現にとどまると、再現性が伝わりにくくなってしまいます。
こうした事実をもとに志望理由を組み立てることで、採用担当にも納得感が生まれ、「未経験でもコンサル業務に活かせる経験がある人材」として評価されます。
深い業界・企業理解を元に決める
未経験からコンサル転職を目指す場合、業界や志望ファームへの理解の深さが、志望動機の説得力を大きく左右します。
採用担当は、「なぜコンサル業界なのか」だけでなく、「なぜそのファームなのか」「そこでどのように貢献できると考えているのか」を重視しています。業界全体の動向や主要プレイヤー、各ファームの強みや注力領域を把握したうえで、自身の経験や志向と結びつけて語ることが重要です。
とくに未経験者の場合、企業理解が浅いと「どのファームでもよいのではないか」という印象を与えかねません。志望先を選んだ理由を具体的に説明できるかどうかが、選考通過のわかれ目です。
こうした情報収集には、実際にコンサルティングファームで働いている知人へのヒアリングや、コンサル業界に強い転職エージェントの活用が有効です。正確かつ最新の情報をもとに志望動機を組み立てることで、採用担当に納得感のある動機につなげやすくなるでしょう。
結論から簡潔に記載する
志望動機を作成する際は、結論から簡潔に記載することが重要です。
採用担当者は限られた時間のなかで多くの応募書類を確認しているため、回りくどい表現や論点がわかりにくい文章は、内容を正しく伝えきれないまま評価を下げてしまう可能性があります。とくに未経験者の場合、志望理由の筋道が見えにくいと、適性や再現性を判断してもらいにくくなるでしょう。
最初に「なぜコンサルを志望しているのか」「なぜそのファームなのか」という結論を示したうえで、理由や背景を補足する構成にすると、採用担当も内容を理解しやすいです。
応募書類は、自分を最初に評価してもらう重要な入り口です。過不足なく結論を伝えることを意識し、読み手の立場を考えた構成で志望動機をまとめましょう。
▼コンサルの志望動機の書き方と例文について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
簡潔でわかりやすい職務経歴書の作成
コンサル転職において職務経歴書は、応募者の経験や強みを最初に判断される重要な書類です。とくにコンサルティングファームでは、限られた時間のなかで多くの書類を確認するため、担当した役割や成果が端的に伝わる構成が求められます。
ここでは、職務経歴書を作成する際に押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
自身のポジションや役割を明記する
職務経歴書では、これまでのプロジェクトや業務のなかで自分がどのような役割を担い、どこまでの責任を負っていたのかを明確に示すことが重要です。採用担当者は「候補者が実際に何をしてきたのか」を重視しており、役割が不明確だと成果の評価や再現性を判断できません。
たとえばプロジェクト経験を記載する際には、そのプロジェクトの規模(メンバー数・期間)、担当範囲を整理したうえで、そのなかでどのような意思決定や工夫をおこなったのかまで記載すると効果的です。
こうした情報を明示することで、自身の責任範囲や成果が伝わりやすくなり、職務経歴書の説得力が高まります。
明確な数字や実績で記載する
職務経歴書では、成果を抽象的に表現するのではなく、具体的な数字や実績を用いて第三者から見ても評価できる形で示すことが重要です。採用担当者は限られた時間で候補者の価値を判断するため、定量的な情報があるほど貢献度を客観的に把握しやすくなるためです。
たとえば「コスト削減に貢献」と記載するよりも、「年間コストを10パーセント 削減」「売上を前年比20パーセント 向上」といった形で成果を示すほうが、実績のインパクトや再現性が伝わります。
さらに「何人規模のプロジェクトを担当したのか」「どのような立場で意思決定に関与したのか」といった情報をあわせて記載することで、成果の背景や責任範囲まで明確になり、職務経歴書全体の説得力が高まるでしょう。
ファームに求められる要素を意識する
コンサルティングファームが共通して重視するのは、論理的思考力やコミュニケーション能力、リーダーシップといった基礎的な資質です。そのため職務経歴書では、単なる業務内容の羅列ではなく、これらの要素が伝わる経験やエピソードを意識して盛り込むことが求められます。
職務経歴書に記載された内容は、そのまま面接での質問材料になるものです。各経験について「この実績から何を評価してもらいたいのか」「どの資質を示せるのか」を事前に整理したうえで記載しておくことが重要です。
加えて、各ファームが重視する価値観やカルチャーを踏まえた表現を取り入れることで、応募先への理解度が伝わりやすくなるでしょう。ファームごとの特徴を意識した職務経歴書は、「自社に合う人材」としての印象を高めるうえで有効です。
▼職務経歴書の書き方や具体例を知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。
未経験者におすすめのWebテスト対策
コンサル転職におけるWebテストは加点ポイントではなく、足切りを突破できるかどうかを判断するための関門です。
ここではWebテストを突破するために押さえておきたい3つのポイントを解説します。
ファームごとの傾向を把握する
Webテストの形式や出題内容は、コンサルティングファームごとに異なります。そのため、志望先がどのテスト方式を採用しているのかを事前に把握し、それに合わせた対策をおこなうことが重要です。
たとえば、論理思考を問うSPI系テストを重視するファームもあれば、数的処理や判断力を中心に評価する独自テストを導入しているケースもあります。未経験者の場合、すべてを網羅的に対策するのではなく、志望先に合わせて重点を絞ることが効率的です。
また、受験環境の確認も欠かせません。自宅受験の場合は通信環境や作業スペースを整え、会場受験の場合は移動時間や当日の流れを事前に確認しておく必要があります。こうした準備を徹底することで、本来の実力を発揮しやすくなるでしょう。
十分な準備期間を設ける
コンサルティングファームへの転職を目指す人のなかには、Webテストを「受験勉強の延長」と捉え、十分な対策が不要だと考えてしまうケースがあります。とくにハイエンド層の応募者が多い業界であるため、「地頭で突破できる」と油断してしまいがちです。
しかし、選考で実施されるWebテストは、受験勉強とは異なる思考力や処理スピードを求められることが多く、事前対策の有無が結果を大きく左右します。実際には、想定以上にボーダーが高く、対策不足で足切りにあうケースもあるのが現状です。
また、複数のファームを受ける場合、SPI系や独自テストなど、異なる形式のWebテストに対応する必要があります。そのため、選考スケジュールを逆算し、十分な準備期間を確保したうえで、計画的に対策を進めることが重要です。
参考書を使って繰り返し練習する
コンサルティングファームのWebテスト対策としては、市販の参考書を活用し、問題形式に慣れるまで繰り返し練習することが最も効果的です。
Webテストには一見複雑に見える問題も含まれますが、出題パターンには一定の傾向があります。そのため、十分な演習を重ねることで、未経験者でも安定して得点できる状態に近づくことが可能です。
また、多くのテストでは限られた時間内に多くの問題を処理する必要があるため、制限時間を意識した演習をおこない、ケアレスミスを減らすことも重要といえます。近年は、例題を解けるWebサイトや模擬試験を提供するサービスも充実しているため、参考書と併用することで、より本番に近い形で対策を進められるでしょう。
▼Webテスト対策と内定確率を上げる方法を知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
コンサルとしての自分をアピールする面接対策
コンサル転職では、書類やテストでは測れない 「候補者としての魅力」「コンサルタントに必要な姿勢」が直接評価に直結する面接は、最も重要な選考プロセスのひとつです。
ここからは、面接を突破するために意識すべき3つの視点を紹介します。
面接では自分は選ばれている側だと認識する
面接は双方向のコミュニケーションの場ではありますが、内定が出るまでは、採用可否を判断する主導権は面接官側にあるという前提を理解しておく必要があります。まずは「選ばれる立場」であることを冷静に認識したうえで、どう振る舞うかを考えることが重要です。
ただし、これは受け身になるという意味ではありません。内定を獲得して初めて、候補者はファームを比較・選択する立場に移行します。そのためには、志望先を一社に絞り込むのではなく、複数の選考を並行して進め、できるだけ多くの内定を得ることを目指す姿勢が現実的です。
選択肢を広く持つことで精神的な余裕も生まれ、結果として面接でも落ち着いて自分の強みを伝えやすくなるでしょう。 「選ばれる立場を理解したうえで、主導権を取りにいく」 という意識が、面接突破の土台といえます。
面接は自分という商品を売り込むための大事なプレゼンだと考える
面接は自己アピールの場であり、自分という人材を「採用すべき商品」として面接官に提示するプレゼンテーションの機会です。そのため、相手が何を求めているのかを理解したうえで、自分の経験や強みをどのように伝えれば価値が伝わるのかを整理し、十分に準備する必要があります。
準備の段階では、想定される質問に対する回答を用意するだけでなく、「この経験はどの能力を示しているのか」「ファームにどのような貢献ができるのか」といった伝え方の設計までおこなうことが重要です。
こうした準備ができていれば、面接当日は過度に緊張せず、落ち着いて受け答えができます。自信を持って話せる姿勢そのものが、コンサルタントとしての適性を示す評価ポイントになるでしょう。
自分を採用する理由を面接官に与える
面接官は数ある候補者のなかから採用可否を判断し、その理由を社内に説明する役割を担っています。そのため面接では、「なぜこの人を採用すべきなのか」を第三者にも説明できる材料を提示することが求められます。
単に「やる気がある」「成長したい」と伝えるだけでは不十分です。自分を採用することで、どの領域で、どのような価値を発揮できるのかを具体的に示す必要があります。
たとえば「前職で培った〇〇の経験を活かし、△△領域の案件で早期に貢献できる」といったように、ファーム側の視点に立った採用理由を言語化することが重要です。
面接官が社内で 「この候補者を選ぶ理由はここにある」 と説明しやすい状態をつくることで、選考は格段に進みやすくなるでしょう。採用理由を面接官に考えさせるのではなく、こちらから与えるという意識が、内定獲得のわかれ目です。
▼コンサルの面接対策について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
コンサル適性を判断されるケース面接対策
ケース面接はコンサルティングファーム特有の面接方式です。事前に十分な対策をしておかなければ本番で実力を発揮できない可能性があります。
出題される問題は、実際のプロジェクトで扱う課題から社会課題や日常の出来事に関連した問題など幅広く、面接冒頭の会話をきっかけに課題が出されることもあるため注意が必要です。
ケース面接は、大きく分けて 「フェルミ推定問題」「ケース問題」「両者を組み合わせた問題」の3つに分類されます。
フェルミ推定問題の例題(数値算定系問題)
ケース面接では、数値を論理的に導き出す力を確認するためにフェルミ推定が出題されます。与えられる情報がほぼない状況で、常識や基本データをもとに仮定を置き、筋道を立てて推定する力が問われるのが特徴です。
単なる暗記や計算力ではなく、ものごとを分解して合理的に考える姿勢そのものが評価の対象です。代表的な例題を見てみましょう。
- 日本にいる犬の数はどのくらいか?
- 1日の新幹線のぞみのコーヒーの売上を求めよ
- 一年間で消費される水の量は?
これらは正しい数値を出すことが目的ではありません。人口や世帯数、利用者数といった基準を設定し、それを掛け合わせて答えを導くプロセスが重要です。
フェルミ推定は一見難しく感じられますが、事前に練習すれば思考の枠組みを身につけられる問題形式です。限られた時間で論理的に答えを組み立てる練習を積むことで、面接本番でも落ち着いて対応できるようになるでしょう。
ケース問題の例題(施策提案系問題)
ケース問題は解決したいお題を与えられ、そのお題の解決策を一から考える問題です。唯一の正解は存在せず、面接官とのディスカッションを通じて筋の通った解決策を提示できるかどうかが評価されます。
論理性と同時に、実行可能性や説得力を意識して回答を組み立てることが重要です。以下のような例題があります。
- インバウンド需要により、今後大ヒットが予想される新商品を考えよ
- 和菓子メーカーの成長戦略を提案せよ
- キャッシュレス決済比率をあげるための施策を考えよ
これらの問題は一見抽象的ですが、課題を細分化し、原因や影響範囲を整理したうえで、複数の打ち手を比較しながら結論を導くことが求められます。
ケース問題では、発想の独自性よりも「課題の分解力」と「論理的に展開できる力」が重視されます。練習を重ねれば思考のプロセスは必ず鍛えられるため、事前に過去問や例題に取り組み、短時間で整理して答えるトレーニングを積んでおくことが効果的です。
フェルミ推定+ケース問題の例題
ケース面接で最も多く出題されるのが、フェルミ推定と施策提案を組み合わせた問題です。
フェルミ推定を用いて前提を定義したうえで、その施策を論理的に検討し、面接官とディスカッションを通して考えを導きます。 ときにはホワイトボードを用いてプレゼンをおこなう場合もあります。
代表的な例題は以下の通とおりです。
- あるスポーツチームAの売り上げを2倍にするには?
- 日本のエンジニア人口を3倍に増やすには?
- 都内にあるスターバックスの売り上げを2倍にするには?
これらは正解が存在するわけではありません。前提条件を置きながら数字を算出し、その根拠を基に施策を論理的に展開する力が試されます。
さらに、ケース面接では面接官とのディスカッションの進め方も評価対象です。自分の意見を一方的に述べるだけでなく、相手の指摘を踏まえて柔軟に修正し、建設的に議論を深めていく姿勢が重要です。
このやり取りを通じて、論理性と協働力の両方をアピールできれば、より高い評価につながります。
MyVision編集部では、未経験者のケース面接を数多く支援してきましたが、評価がわかれる最大のポイントは「答えのうまさ」ではなく「考え方の見せ方」 です。実際、結論の精度が高くなくても、前提の置き方や思考の順序、面接官とのやり取りが論理的であれば、通過するケースは珍しくありません。
一方で、フェルミ推定やフレームワークを暗記していても、前提を説明せずに結論だけを急いでしまうと評価が伸びにくい傾向があります。ケース面接は「知識量」を測る場ではなく、コンサルタントとして一緒に議論できるかを見極める場だからです。
未経験者ほど、「正解を出そう」と構えすぎず、仮説→検証→修正のプロセスを丁寧に言語化する意識を持つことで、コンサル適性は十分に伝えられます。
▼ケース面接について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
▼具体的なケース面接の例題と検討方法が知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
未経験のコンサル転職はエージェントを活用するのがおすすめ
コンサル業界はハイクラス層に注目のキャリアパスである一方、未経験からの挑戦では準備すべき内容が多く、独力で進めるには難易度が高いのが実情です。履歴書・職務経歴書の作成に加え、Webテスト対策、面接・ケース面接対策、企業選定や選考スケジュールの設計まで、転職活動全体を戦略的に進める必要があります。
これらを現職と並行してひとりで対応するのは大きな負担になりやすく、対策が不十分なまま選考に臨んでしまうケースも多いです。未経験からコンサル転職を目指す場合は、業界理解と選考ノウハウを持つ転職エージェントを活用することで、準備の質と効率を大きく高められます。
なかでもMyVisionは、コンサル業界への転職支援に特化したエージェントとして、未経験者の支援実績を数多く有しています。各ファームの採用傾向や評価ポイントを踏まえたうえで、個々の経歴や志向に合った転職戦略を設計できる点が強みです。
具体的には、以下のように転職活動の全工程を一貫してサポートしています。
- 情報収集:コンサル業界の全体像や各ファームの特徴、未経験者に求められるポイントを整理
- 応募先企業の選定:経歴・強み・志向を踏まえ、現実的に内定を狙えるファームを検討
- 選考対策:書類添削、Webテスト対策、ケース面接を含む面接対策まで個別に支援
- 日程調整・進行管理:複数社選考を並行する際のスケジュールを最適化
- 活動全体の効率化:対策に集中できる環境を整え、短期間での内定獲得を目指す
未経験からのコンサル転職では、「何を準備すべきか」を正しく把握し、限られた時間をどこに投下するかが結果を左右します。
エージェントを活用することで、遠回りを避けながら、自分の強みを最大限に活かした転職活動を進められるでしょう。
まとめ
未経験からコンサルティングファームへの転職は、決して簡単ではありません。論理的思考力やコミュニケーション能力、ケース面接への対応など、事前に準備すべき要素が多く、選考難易度も一定以上あります。
一方で、近年はDX需要の拡大などを背景に、異業種・未経験人材を積極的に採用するコンサルティングファームも増えており、正しい準備と戦略を取れば十分にチャンスがある市場といえます。実務経験の活かし方や志望動機の組み立て方次第で、評価されるポイントは大きく変わるでしょう。
未経験からの挑戦だからこそ重要なのは、「何を準備すべきか」を正しく把握し、限られた時間を効果的に使うことです。独力で進めるのが難しいと感じた場合は、コンサル転職に特化した支援を活用することで、遠回りを避けながら内定獲得を目指せます。
MyVisionは、未経験からコンサル転職を目指す人に向けた支援実績を数多く有しており、書類作成からケース面接対策まで、選考全体を見据えたサポートをおこなっています。詳しくは、MyVisionの強みをご覧ください。
FAQ
コンサル未経験で転職を検討する人から、よく寄せられる質問をまとめました。記事全体の内容を踏まえ、ポイントを簡潔に補足します。
未経験でもコンサル転職可能?
可能です。近年はDX需要の拡大などを背景に、異業種・未経験人材を積極的に採用するコンサルファームが増えています。論理的思考力や専門性を活かせれば、未経験でも十分にチャンスがあります。
コンサル未経験者の年代別転職割合は?
未経験からの転職は20代〜30代前半が中心ですが、30代後半以降でも専門性やマネジメント経験があれば採用されるケースがあります。年齢よりも「活かせる経験」が重視される傾向です。










