【2026】コンサル転職は未経験でも可能?年代別成功率や難易度・きつい理由も解説
2026年03月27日更新


未経験からのコンサル転職を考える人のなかには、「自分でもなれるのか?」「未経験だと選考落ちしそう」など、転職を不安に感じる人もいるでしょう。実はいま、コンサル業界は未経験者の採用を積極的に拡大しています。
▼記事の要約
- 未経験でもコンサル転職は可能
- 未経験のコンサルは「きつい」「やめとけ」と言われる真相や年代別の転職割合
- 未経験者が転職で成功するための4つの選考対策
本記事では、未経験からコンサルへの転職が可能かどうか、未経験者に求められるスキルや資格、転職で成功するための具体的な対策を解説します。
未経験からコンサル転職を成功させたいなら、コンサル専門エージェントの活用が近道です。MyVisionでは、未経験からコンサル転職に成功した事例・実績が多数あり、未経験に特化したケース面接対策なども個別に徹底サポートしています。「まずは軽く話を聞いてみたい」「非公開求人だけ見てみたい」などの興味でも大歓迎です。是非、情報収集として気軽に活用してみてください。


著者

山口 翔平
Yamaguchi Shohei
株式会社MyVision代表取締役
早稲田大学を卒業後、JTB、オリックス生命を経てコンサルティング転職に特化した人材紹介会社へ入社。 長年のエージェント経験を基に、より多くの求職者様に対して質の高い転職支援サービスを提供するため、株式会社MyVisionを設立。
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監修者

岡﨑 健斗
Okazaki Kento
株式会社MyVision代表取締役
東京大学を卒業後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)に入社。主に金融・通信テクノロジー・消費財業界における戦略立案プロジェクトおよびビジネスDDを担当。採用活動にも従事。 BCG卒業後は、IT企業の執行役員、起業・売却を経て、株式会社MyVisionを設立。
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目次
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コンサルタントの求人情報
【神戸・岡山・広島】自治体分野のシステム開発・新ビジネス創出を支えるプロジェクトサブリーダー(担当)
想定年収
490~760万円
勤務地
兵庫県神戸市
業務内容
1つまたは複数のプロジェクトを担当し、チームを率いるサブリーダとして対応いただきます。 プロジェクトのビジョンと計画書の作成に重点を置き、プロジェクト全体の推進、報告、およびパフォーマンスを管理するとともに、期待される納期、予算、および対象範囲を守る立場としてプロジェクトを推進いただきます。 職務詳細 上長の指導のもと、主体的にプロジェクト計画を作成し、リソース・リスク・問題等のプロジェクトの管理全般を行います。 利害関係者との関係構築を図り、ニーズおよび懸念事項を確認・対応いただきます。 配属組織 20名程度の組織で、各人が個々裁量のもと仕事を担うことが多いですが、地域的な一体感を持った職場なので、相談や協力がしやすい環境です。 働き方について 担当するプロジェクトにもよりますが、在宅勤務の併用も可能です。 ※上記内容は、募集開始時点の内容であり、入社後必要に応じて変更となる場合がございます。予めご了承ください。 キャリアパス ●自身のキャリアとして、システム構築のマネジメント実績を積むことができます。 ●経験に応じて、より大きなプロジェクトへの参画、複数のプロジェクトの統括管理、組織マネジメントへステップアップすることができます。
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【自治体分野】大規模システム開発におけるプロジェクトマネージャーおよびプロジェクトリーダー
想定年収
780~1,030万円
勤務地
神奈川県横浜市
業務内容
【配属組織名】 社会ビジネスユニット(公共システム) 公共システム事業部 自治体ソリューション第二本部 自治体システム第五部 【配属組織について(概要・ミッション)】 公共システム事業部では、官公庁、自治体、外郭団体等、公共・社会分野にて50年以上のIT導入実績があります。 その中で培ってきた知見やノウハウに最新技術を適用することで、デジタルトランスフォーメーションを実現しています。 自治体システム第5部では神奈川県下の自治体(神奈川県、政令指定都市)および総務省の外郭団体をお客様として、社会インフラを支える公共情報システムを提供しています。 今回の募集はこれらのお客様が管理する新規システム開発および既設システムの改修するプロジェクトをけん引する人財を募集いたします。 日立Gr会社やパートナー会社を束ねて開発作業における技術面、管理面を支援・主導することでプロジェクトの成功に大きく貢献する仕事になります。 公共システム事業部内、および事業分野におけるシステム開発を組織横断的に支え、なくてはならない存在です。 全国の自治体が利用するシステムであり、社会的な責任が大きいプロジェクトですが、やりがいのある仕事です。 【携わる事業・ビジネス・サービス・製品など】 神奈川県および神奈川県下の政令指定都市の自治体業務システムの開発・運用 総務省外郭団体が管理するシステムの開発・運用 【職務概要】 日立の100年のモノづくりで培った「S(安全)>>Q(品質)>D(納期)>C(コスト)」を念頭に、技術力・開発マネジメント力を活かし、全ての開発局面において安全性と品質管理を徹底した管理を行います。 開発責任者として、担当するプロジェクトのビジョンと計画書の作成に重点を置き、プロジェクト全体の推進、報告、およびパフォーマンスを管理をします。 また、期待される納期、予算、およびスコープを守り、プロジェクトを成功に導くマネジメントを行います。 プロジェクトには立ち上げからシステムの要件定義、構築、運用フォローまで携わることが出来、トータルで活躍することが出来ます。 【職務詳細】 開発プロジェクトの推進として、以下の内容を取り組みます。 (1)プロジェクトの立ち上げ 以下業務を通して、お客様と直接やりとりをするSEとして従事頂きます。 ・開発規模/工数の見積 ・プロジェクト計画の策定 (2)アプリケーションの要件定義 ・要件を定義し、開発のスコープを決定 (3)設計・プログラミング・テスト ・方式設計/基本設計~詳細設計を実施 ・プログラミング/テストを取りまとめ ・成果物の品質評価 (4)システム移行・運用 ・お客様の要件をもとに、移行設計/運用設計を実施 【働く環境】 ①30名程度、20~50代までいるが、30代が一番多い職場 ②在宅勤務可、出社頻度は3回/週程度 打合せ等で顧客先(都内)に出張あり ※上記内容は、募集開始時点の内容であり、入社後必要に応じて変更となる場合がございます。 予めご了承ください。
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原子力ビジネスユニットでのEVM推進に関する業務プロセス策定とシステム構築
想定年収
910~1,030万円
勤務地
茨城県日立市
業務内容
【配属組織名】 原子力ビジネスユニット 原子力事業部・業務プロセス改革本部・業務プロセス改革部 【配属組織について(概要・ミッション)】 日立製作所の原子力部門として、原子力発電所の再稼働を推進中。 原子力発電により、低炭素社会を実現するとともに、地球温暖化や、エネルギーセキュリティーでも社会に貢献する。 その全ての社内組織部門で使用しているITを管轄し、より効率の高い強靭な会社を作るサポートしていく。 【携わる事業・ビジネス・サービス・製品など】 https://www.hitachi.co.jp/products/energy/nuclear/index.html 【職務概要】 事業戦略を実現させるため、業務プロセスの改革を行う。 また、改革・改善・マネジメントを遂行する際には、関連部署を含めた実行面を重視した体制を構築し、計画策定等を行う。 なお、実行に際しては、自から率先し行動することで成果を上げる(テクニカルではなくビジネスをエンジニアリングする)。 組織の運営に関しては、自部門の方向性を部下に示してリーダーシップを発揮する。 【職務詳細】 原子力事業のニーズを解釈し、事業部門レベルで、事業の問題に対する解決案を特定する。 プロセス、実務および手順を改善する機会を分析、特定するための方法論を策定、実行し、イノベーションの機会を見いだす。 ビジネスプロセスを分析し、SAPベースのERPと既存アプリケーションのユーザーインタフェースがとれるソフトウェアツールを開発する。 特にP6(スケジュールソフト)をベースとした、EVM構築システムを目指す。 【働く環境】 ・配属チームは、約50名。 社内プロセスを改革する人材とIT人材や、構成されている。 ・HiSPEEDX活動関係のチームは15人程度であり、平均40歳程度の年齢構成。 社内変革を起こしていくマインドを持ったチーム。 ・在宅勤務可能。 3~4日/週程度は出勤している人が多い。 特に規定は無し。 ※上記内容は、募集開始時点の内容であり、入社後必要に応じて変更となる場合がございます。 予めご了承ください。 ●キャリアパス EVMを実現するための複数ある業務ブロックの内、P6(スケジュールソフト)に関するシステムの取り纏めを担当する。 このため、他の業務ブロック(収支管理、図書管理等)との連携を図り、業務全体の進捗管理を取り纏めることが出来る。 数年かけて基幹システムと周辺システムを構築後は、システム保守・運用の立場や、プロジェクトマネージメントの現場でのスケジュール管理マネジャとして、各プロマネにスケジュール情報をインプットする部隊の取り纏め者等のキャリアパスが考えられる。
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【主任級】デジタル決済の将来像を見据えた企画と先端技術を用いたソリューション・サービス開発を行うSE
想定年収
780~1,030万円
勤務地
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業務内容
【配属組織名】 金融ビジネスユニット 金融第二システム事業部 第二本部 デジタル決済推進センタ 【配属組織について(概要・ミッション)】 ●組織のミッション デジタル決済・デジタル通貨に関するソリューションやサービス提供を通じて、国内・海外における多様且つ強靭な決済システムの構築に貢献する。 将来的なデジタル通貨・デジタル決済を起点としたビジネスを創出し、新規マーケットの開拓をリードする。 ●組織構成 部長1名 課長3名 主任1名 担当2名の少数精鋭部隊 【携わる事業・ビジネス・サービス・製品など】 ■デジタル通貨・デジタル決済の普及・進化・変革を促進するサービス・ソリューションの企画と事業創出 政府・政府系金融機関・民間金融事者(銀行、資金決済移動業者等)のお客様に対してデジタル通貨・デジタル決済の普及・進化・変革に貢献するサービスやソリューションを提供するための企画立案、事業創生から実現方式の検討を行う。 ■サービス・ソリューションの開発およびシステム開発 先端技術(クラウド、ブロックチェーン、Web3、NFT・トークン化等)と既存技術(Web、Java、DBMS等)を統合し、上記のサービス・ソリューションの企画・開発を行い、提案活動を推進する。 案件の受注後は、システム開発も担う。 【職務概要】 営業、マーケティング、企画部署と連携し、デジタル通貨・デジタル決済関連のビジネス創出を検討するメンバーとして参画し、将来的に必要となる技術要素の選択や有効性を調査する。 また、将来的に政府系金融機関や民間の金融事業者に提供するソリューションやサービスを企画・立案し、その開発をリードする立場を期待する。 【職務詳細】 ・デジタル通貨やデジタル決済の未来予想を営業、マーケティング、企画部署と連携し業務を推進するリーダーとして参画する。 未来予想からバックキャストしてマーケットの選定やビジネスシードを見出し、ITサービス(新規ソリューション・サービス)を起点としたビジネスモデルを検討する。 ・デジタル通貨・デジタル決済に関する新規ソリューションやサービスを立案し開発を推進する。 また、各金融機関へ当該のソリューション・サービスを導入するためのインフラ設計・アーキテクチャ設計の提案と構築を行う。 ・これらの職務においては、デジタル通貨やデジタル決済の関する知識と高度なITスキルを用いて業務を遂行し、職務を遂行する事を期待する。 ゆくゆくはマネージメント力を発揮して、組織を牽引するマネージャを目指すポジションとして期待する。 【働く環境】 ・少人数での企画提案または構築プロジェクト支援に参画していただきます。 ・配属組織は30代から40代がボリュームゾーンで、少数精鋭部隊となります。 ・提案先の顧客に応じて常駐となる可能性あり。 提案時は、在宅勤務が中心(週1~2日出社)ですが、その場合も必要に応じて顧客先訪問があります。 ※上記内容は、募集開始時点の内容であり、入社後必要に応じて変更となる場合がございます。 予めご了承ください。
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【マネージャークラス】 グローバル職務等級/報酬制度の専門家
想定年収
1,160~1,490万円
勤務地
東京都千代田区
業務内容
【配属組織名】 人財統括本部 グローバルトータルリワード部 【配属組織について(概要・ミッション)】 グローバルトータルリワード部(以下、当部)は、日立グループの戦略実現のためにトータルリワード領域のエキスパートとして報酬・福利厚生の仕組み・制度・基盤のデザイン・開発を行うとともに、HRBPの戦略策定・課題解決に連携して対応する部門です。 ビジネスニーズを満たし、法規制を遵守し、グローバルな人事方針フレームワークとの一貫性を確保した制度設計、自組織及びシェアドサービス組織における施策の実行を主導します。 【携わる事業・ビジネス・サービス・製品など】 国内外の日立グループ各社の人財部門と連携し、グループ・グローバルで報酬・福利厚生関連の人財戦略・グローバル人財マネジメント施策を実行し、事業に貢献していきます。 【職務概要】 グローバルで一貫性のあるルグレーディングシステム(等級制度)」の確立、導入に関する業務。 現状存在しているグレーディングシステムをグローバルでより一貫性のある手法に改善するとともに、その展開を担う。 【職務詳細】 グローバルで一貫性のある「日立グローバルグレーディングシステム(等級制度)」の確立、導入に向け、チーム内で分担しながら以下を遂行いただきます ・新グレーディングの格付け手法の確立・標準化 ・当該内容の事業部門HRへの定着に向けたトレーニングの企画・運営・CoEとしてのアドバイス ・全社への展開に向けたコミュニケーション戦略の立案・実行 ・上記の全体スケジュールのプロジェクトマネジメント 【働く環境】 ①配属組織/チーム 担当部長、部長代理を含めて当該業務を推進するチームは現在日本勤務者で2ポジション、海外勤務者3ポジションで構成されています。 ②働き方 在宅勤務を含めたハイブリッド型の勤務形態です。 必要に応じて海外出張もあり。 ※上記内容は、募集開始時点の内容であり、入社後必要に応じて変更となる場合がございます。 予めご了承ください。
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コンサルへの転職は未経験でも可能?
結論、未経験でもコンサルへの転職は可能です。
近年、急速なDX化や事業環境の変化を背景に、コンサルティングファームが取り扱う案件が急速に増えています。この需要拡大に応えるため、コンサル各社は中途採用を積極的におこない、未経験人材を多く集めているのが実情です。
即戦力の経験者だけでなく、将来的に価値を発揮できるポテンシャルや専門スキル、成長力を重視する採用が主流になりつつあるのもひとつの理由です。コンサル未経験でも他業界から転職し、異業種の専門スキルを武器に年収を数百万円以上アップさせて転職するケースも珍しくありません。
実際にMyVisionの支援実績における2026年最新統計データでは、約81.7パーセントの人がコンサル未経験でした。未経験者でも年収増加割合は高く、ポジションによっては年収が300万円以上アップした事例もあります。

コンサル未経験で転職に悩んでいる人には、「未経験に対する不安」と「高年収への期待」という、大きく分けて2つの感情があります。MyVision編集部では、「年収を大きく上げたい」という理由だけで、コンサルに転職することはおすすめしません。年収だけを優先してコンサルに転職をしてしまうと、コンサル業務の忙しさや大変さについていけず、すぐに辞めてしまうケースがあります。実際に未経験でコンサル転職した人の中にも、「ワークライフバランスが保てなくてつらい」と辞めてしまった人もいます。
コンサル業界で仕事をしている人たちは、忙しさの中にやりがいを見つけスキルアップを重ねた結果、高年収という報酬を得ています。とくに未経験からコンサルになる場合は、「忙しいのが基本」という考え方ができるとよいです。
コンサル業務への不安や実情が気になる場合は、エージェントに直接確認するのがおすすめです。実際に未経験でコンサルとして活躍している人の情報も持っているため、転職後のキャリア形成についても相談できます。
未経験でコンサル転職するのは難しい?
未経験からのコンサル転職は可能な反面、難易度が高いのも事実です。実際にコンサル未経験者を募集している企業は増加していますが、戦略系ファームや総合系ファームは未経験者のなかでもとくに応募者が多く、倍率が上がっています。
また、コンサル転職の選考では、頭の回転の速さだけでなく、構造化・仮設思考といったコンサル特有の論理的思考が無意識に使えるかどうかも求められます。
コンサルの仕事は、クライアントから高額な報酬をいただくビジネスです。未経験者の採用であっても、「入社半年後には一人前のコンサルタントとして活躍できること」が前提になります。そのため、前職までの実績以上に、「コンサルタントとしての適性」がシビアに評価されることも、選考自体の難易度が高い理由のひとつです。
コンサル未経験者の年代別転職割合
コンサル未経験からの転職は、年代によって通過しやすさや評価ポイントが異なります。
20代ではポテンシャル、30代では専門性や再現性、40代では即戦力性といったように、評価軸は段階的に変化します。
そのため、「何歳までなら可能か」という単純な線引きで判断するのではなく、自分の年代でどのような役割を期待されるのかを理解することが重要です。ここでは、20代・30代・40代それぞれについて、コンサル未経験者の転職割合と特徴を解説します。
20代の転職でコンサル未経験割合
MyVisionの2026年最新統計データでは、20代の転職者のうち、約80.6パーセントが未経験者でした。また、未経験からのコンサル転職者全体のうち、約61パーセントが20代です。20代は、未経験からコンサル転職する人が最も多い年代です。
20代が未経験でも転職しやすい背景には、採用市場におけるポテンシャル評価の重視があります。20代は若さと成長余地が評価されやすく、論理的思考力や課題解決の素地があれば、多くのファームで選考通過のチャンスがあります。また、第二新卒やポテンシャル採用枠が用意されているケースも多く、未経験でも挑戦できる門戸は比較的広いといえるでしょう。
ただし、人数が多い分だけ競争も激しく、戦略系や大手ファームでは選考倍率が高いことも事実です。そのため20代で挑戦する場合は、志望動機の明確化や業界理解、事前準備が通過率を大きく左右します。
30代の転職でコンサル未経験割合
MyVisionの支援実績における2026年最新統計データでは、30代のコンサル転職者のうち、未経験者は約85.4パーセントでした。30代未経験でコンサル転職した人は、未経験者全体の約35.7パーセントです。30代で未経験からコンサル転職するケースは決して珍しいことではありません。ただし、20代に比べて30代では、選考で求められる期待値は変わる傾向があることを理解しておきましょう。
30代は即戦力としての期待が高まるため、単に若さやポテンシャルで選考を進めることは難しくなる傾向です。社会人としての業務経験や専門性が評価される一方で、実務で培ったスキルを「コンサルでどう活かせるか」を明確に示せるかどうかが合否を大きく左右します。
なかでも30代前半は、20代後半で培った経験を背景に応募しやすい年代として位置付けられており、採用市場でも評価されやすいです。30代は未経験でも存在感があり、専門性や成果、実力を示せば十分に転職チャンスがある年代です。
▼30代未経験でもコンサルに転職可能か気になる人は、以下の記事もおすすめです。
40代の転職でコンサル未経験割合
40代で未経験からコンサル転職した人は、全体の3パーセント程度です。20代・30代に比べると非常に限られています。大手コンサルティングファームでは、40代以降の中途採用の多くが同業界内でのキャリアアップやポジション移行であり、未経験者を幅広く募集する枠は少ない傾向です。
転職市場では、「40代以降になると未経験採用の割合はごく少数である」との見方が一般的です。とくに未経験者として戦略系コンサルへの転職を掲示している求人は非常に限られており、採用枠そのものが狭いため、20代や30代と同等の割合になることはほぼありません。
これは、コンサルティング業界が即戦力としての貢献や業務理解を重視する傾向があるためです。40代以降の応募者に対しては、専門的な業務経験・マネジメント経験・高度な問題解決力といったスキルが評価対象として見られます。未経験の場合でも可能性はゼロではありませんが、職務経験をどのようにコンサル領域で活かせるかを明確に説明できることが必須要件といえるでしょう。
40代のコンサル未経験転職は割合としては珍しいものの、戦略の立て方次第では実現可能性がゼロではないというのが現状です。

MyVisionの転職支援実績では、年代別に見ると「向いている転職の仕方」が明確にわかれます。
20代は可能性重視でチャレンジしやすい一方、30代・40代になるほど「なぜコンサルなのか」「どの領域で価値を出せるのか」が言語化できていないと通過率は下がります。
年齢を理由に諦める必要はありませんが、年代ごとに戦い方を変える意識が、未経験転職を成功させるかどうかの分かれ目になるでしょう。
未経験でコンサル転職した人の実際の体験談
2025年から2026年にかけて、MyVisionで実際に未経験からコンサル転職を支援した人にヒアリングした最新の体験談を紹介します。
【Oさん】 コンサルティング業界への転職にあたっては不安も大きく、未経験の自分一人の力では達成できないと思っていました。しかしエージェントの方が、書類選考から面接対策まで私の業務時間に合わせておこなってくれて二人三脚で支援してくださったおかげで、未経験ながらも志望していた業種、条件での転職を実現することができました。
【Mさん】 コンサル未経験で、事業会社に残るか挑戦するか迷っていた中での転職活動でした。面接に苦戦する可能性もありましたが、これまでの経験や志向性を整理した資料を作成いただき、自分の強みや企業との相性を明確にしていただけたおかげで、最後まで安心して転職活動に集中できました。
【Aさん】 コンサル未経験で業界知識に薄い部分などもあったのですが、非常に親身になってサポートをしてくださったおかげで、無事第一志望に内定をいただけました。面接対策でうまくいかない際は、業界の知識や紹介経験をもとにした現実的なアドバイスや意見もくれたおかげで、具体的に考えなおすきっかけができ、未経験からコンサル転職を戦略的に完走できました。
【Iさん】 一回一回献身的に模擬面接の練習にお付き合いいただいたおかげで、未経験から私の語学力や起業経験が生かせるファームへの入社が決まりました。私のスキルと募集企業のニーズがどう合うかなど、一緒に整理して頂いたおかげで、自信をもって転職活動できました。
未経験からコンサル転職を目指す場合、独学で何度も選考に挑むよりも、業界に精通した専門エージェントに相談した方が成功確率は上がります。転職エージェントには種類があり、エージェント選びでは、以下の違いを意識すると選びやすいです。
【総合型と特化型の違い】 ① 総合型エージェント ・一般公開の求人数が多い ・コンサル特化ではないため面接対策が薄め ② コンサル特化型エージェント ・非公開求人数が多い ・専門知識があり業界事情に詳しい ・企業ごとのケース面接対策が受けられる
MyVisionはコンサル特化型のエージェントのため、未経験の転職でも書類添削からケース面接対策まで一貫してサポート可能です。企業ごとに未経験者の非公開求人も保有しており、求職者の適性に合わせた提案も実施しています。
各ファームがコンサル未経験者を積極採用している背景
各コンサルファームが未経験者を積極的に採用している背景には、案件の増加と求められる人材像の変化があります。
まず、DX推進や働き方改革を背景に、企業の変革支援ニーズが急速に拡大しています。とくに大企業を中心に、業務プロセスやIT基盤を見直すDX案件が増加傾向です。一方で、これらの案件に対応できるIT人材が不足しており、コンサル業界全体での人材確保が課題になっています。そのため、SEや社内SE、プロジェクトマネージャーなど、IT領域に強みを持つ人材を未経験でも採用する動きが広がっているのが特徴です。
加えて、コンサルタントには汎用的なスキルだけでなく、特定の業界や業務に対する専門性が求められるようになったのも背景にあります。実務経験を通じて培った業界知識や現場理解は、クライアントへの提案の質を高めます。たとえば、製造業出身者であれば、製造現場の課題を素早く把握し、実行可能性の高い改善策の提示が可能です。異業種出身者の経験そのものが価値として評価される環境に変化しています。
そのほかにも、未経験からコンサルへ転職する人の年齢は、20代半ばの第二新卒から30代半ばまでに集中しています。
MyVisionの転職支援実績を見ると、未経験で内定を獲得している人には共通点があります。それは、「コンサルをやりたい理由」が曖昧ではなく、自分のこれまでの経験をどの領域でどう活かすかを言語化できている点です。
一方で、「年収が高そう」「成長できそう」といった理由だけで志望している場合、選考の早い段階で見極められる傾向があります。未経験だからこそ、経験の有無ではなく思考力・再現性・将来の伸びしろが見られていることを意識すべきでしょう。
未経験のコンサルがきつい・やめとけといわれる理由
未経験のコンサル転職が「きつい」「やめとけ」といわれるのは、仕事内容と働き方のギャップに直面しやすいからです。
コンサルタントは、短期間で成果を出すことを求められる職種です。限られた時間のなかで課題を整理し、仮説を立て、アウトプットとしてまとめる必要があります。未経験の場合、このスピード感に慣れるまでの間、強い負荷を感じやすい傾向です。
とくに、以下の点が「きつい」と感じやすい理由です。
- 業務量とスピードの負荷が大きい:短い納期で質の高い成果が求められ、繁忙期は稼働が集中しやすくなる
- 正解のない課題に向き合う必要がある:答えが決まっていないテーマを、自分で考え続ける姿勢が求められる
- 成果主義のプレッシャーが強い:アウトプットの質が評価に直結し、常に成果を意識する必要がある
このような環境を十分に理解しないまま転職すると、「思っていた仕事と違う」と感じやすくなるでしょう。一方で、乗り越えた先には市場価値の高いスキルが身につく環境でもあるといえます。
▼コンサルは「やめとけ」といわれる理由についてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
未経験者を募集しているコンサル企業一覧

コンサル未経験者を募集している企業は存在しますが、どの企業でも未経験者が同じように評価されるわけではありません。実際には、未経験者が採用されやすい企業には一定の傾向があります。
重要なのは、「未経験OKと書かれている企業名を探すこと」ではなく、自分の経験がどのタイプの企業で評価されやすいかを理解することです。以下は、コンサル未経験者から転職先として選ばれやすい企業の例です。
| 企業タイプ | 代表的な企業例 | 未経験者が評価されやすい理由 |
|---|---|---|
| 総合系コンサルファーム | アクセンチュア、合同会社デロイトトーマツ 、KPMGコンサルティング、EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)、ローランド・ベルガーなど | 領域が広く、異業種での業務経験をプロジェクトに活かしやすい |
| IT・DX領域に強いファーム | PwCコンサルティング、アビームコンサルティング、IBMコンサルティング、フューチャー株式会社など | SE・PMなどの実務経験がコンサル業務と直結しやすい |
| 業界特化・専門領域特化型ファーム | IGPI(経営共創基盤)、ドリームインキュベータ、リブ・コンサルティングといった、製造、金融、人事、SCM、ヘルスケア領域の専門ファームなど | 特定業界での実務経験が即戦力として評価されやすい |
※上記はあくまで代表例であり、未経験可否や採用条件は、募集ポジションや時期によって異なります。
また、以下は実際に企業が未経験者募集している際の求人例です。
▼ー未経験可ー【コンサルタント(ソリューション事業部)】
| 企業名 | 株式会社リブ・コンサルティング |
|---|---|
| 想定年収 | 600~1,000万円 |
| 仕事内容 | ・経営課題解決をAIで推進するコンサルタント としての役割が中心です。 ・経営者・事業責任者へのヒアリング、課題設定、論点整理 ・AI適用の方針設計(業務設計、データ観点の整理、PoC設計)など |
| 必須条件 | ・顧客折衝を含むプロジェクト経験(社内PMのみではなく、クライアントワークを含む) ・法人営業、コンサルなど、対クライアントの実務経験 |
| 歓迎条件 | ・コンサルティング(業務改善、DX等)の経験 ・データ活用/分析/機械学習/生成AIなど、いずれかに触れた経験(独学・業務内トライ含む) ・研修・勉強会・ワークショップの企画/運営経験 |
| 求人URL | https://my-vision.co.jp/jobs/corp-137/detail-4142 |
※求人情報は掲載時点のものであり、最新情報は求人ページをご確認ください。
企業では、コンサル経験の有無そのものよりも、これまでの業務経験をどのように価値へ転換できるかが重視されます。
そのため、企業名だけを基準に応募先を決めるのではなく、自分の経験がどのタイプの企業と相性が良いかを軸に考えることが重要です。
未経験からのコンサル転職で失敗しやすいのは、「未経験OKとされている企業を片っ端から受ける」ケースです。MyVisionの支援実績では、経験や強みを起点に応募先を整理した人のほうが、内定獲得率・入社後の定着率ともに高い傾向があります。
企業名はあくまで結果であり、まず考えるべきは「どの領域で価値を発揮できるか」です。未経験だからこそ、戦略的に選択肢を設計する視点が欠かせません。
▼コンサル業界の「学歴フィルター」について知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
コンサル転職で未経験者が評価されるポイント

コンサル未経験者の面接では、候補者にコンサル適性があるかどうかを見られています。
とくに未経験者が評価されやすいのは 「論理的思考力」と「コミュニケーション能力」の2点です。これらはケース問題や質疑応答を通じて確認され、業務への再現性や成長可能性を見極める指標として用いられます。
論理的思考力
未経験者がコンサル転職で評価されるうえで、最も重視される適性が論理的思考力です。
論理的思考力とは、複雑な課題を要素ごとに分解し、因果関係を整理しながら本質的な原因を見極める力です。コンサルタントの仕事はクライアントの課題を整理するだけでなく、解決までのプロセスを設計し、プロジェクトを前に進める役割も担います。論理的思考力があることで、戦略を計画どおり実行するためのプランや解決策、クライアントが納得できる提案を示しやすくなります。
また、コンサルの面接では、論理的思考力を確認するためにケース面接が実施されるのが特徴です。ケース面接は、与えられた課題に対して仮説を立て、要素を分解しながら結論に至る思考プロセスを見る面接形式です。情報や知識量よりも、課題に対する考え方の筋道や整理力が評価されます。
論理的思考力は、訓練すれば誰でも高められるスキルです。問題集やビジネス書を活用して思考の型を身につければ、未経験者でも面接で評価される水準に近づくことは十分に可能です。
MyVisionの転職支援実績を分析した結果、未経験で論理的思考力が高く評価される人は、課題に対する正解当てをするのではなく、正解までのプロセスを言語化し自分の考えとして説明できる人です。
ケース面接では結論そのものよりも、なぜその結論に至ったのか「プロセスと考え方」が評価されるため、仮設を立てて論理的に説明できるかどうかが合否を分けます。未経験者は論理的思考力の型を学び、表現する準備が重要です。論理的思考力は、エージェントとの模擬面接を繰り返しことで身につけやすいです。
コミュニケーション能力
未経験者がコンサル転職で評価される適性として、論理的思考力と同じくらい重要視されるのがコミュニケーション能力です。
コンサルタントの役割は、戦略を考えることだけではありません。クライアントに内容を理解してもらい、実行に移してもらうところまで関与する必要があります。そのため、相手との信頼関係を築けるかどうかが、成果に直結する要素です。
近年は、戦略系ファームでも実行支援を担う場面が増えています。現場社員やプロジェクトメンバーと並走するケースも多く、多様な立場の人と円滑に連携できる力が、プロジェクト成功の重要なポイントです。
面接では、論理的に話せるかどうかに加えて、相手の質問意図を正しく理解し、わかりやすく伝えようとする姿勢も評価されます。相手目線で考え対話できるかどうかが、評価のポイントです。
コミュニケーション能力は、未経験者にとっても磨きやすいスキルです。日常業務での報連相や調整経験を通じて、意識的に高めていきましょう。
MyVisionの支援実績では、営業や企画、社内外の調整業務を経験してきた人ほど、コミュニケーション能力が評価されやすい傾向にあります。
面接で重視されているのは、話術ではなく「相手の立場を理解し、合意形成できるか」です。未経験者の場合、自身のこれまでの対人経験を、コンサル業務にどう活かせるかを具体的に語れるかが重要といえます。
未経験のコンサル転職で活かせる経験
コンサル転職では、論理的思考力やコミュニケーション能力といった適性に加えて、これまでの職歴や経験をどのように活かせるかも重要な評価ポイントです。
ここでは、未経験からコンサル転職を目指す際に、どのような経験が評価されやすいのかを見出しごとに解説します。
IT領域での職歴や経験
近年では戦略系・総合系問わず、IT・DX関連のプロジェクトが増えているため、IT領域のバックグラウンドを持つ人材へのニーズは高まっています。
企業の課題解決にテクノロジー活用は欠かせないため、エンジニアやSIerとして培った知識やスキルは、コンサル転職においてそのまま大きな強みになるでしょう。実際に、SIerやエンジニアからコンサルタントに転職し、デジタル案件を中心に成果を挙げている人も多くいます。
多くのコンサルティングファームでデジタル人材が不足している現状において、こうした経験は転職成功に向けてだけでなく、入社後も即戦力としてプロジェクトに関与しやすいため、大きなメリットといえるでしょう。
IT領域で培った技術力やプロジェクト経験をどのようにコンサルティングの現場に応用できるかを示すことができれば、未経験からでも十分に採用のチャンスがあります。自身のバックグラウンドを強みとして言語化し論理的に説明することが、コンサル転職を有利に進めるための大切なポイントです。
特定の業種での専門性や深い経験

総合系コンサルティングファームでは、組織規模が大きいことから、「業種別」「機能別」の2軸で組織や採用ポジションがわかれているケースが一般的です。
業種別には、製造、金融、公共(官公庁・自治体)、ヘルスケアなどがあり、機能別には、戦略、組織人事、ITコンサル、業務改革といった領域が存在します。
そのため、特定の業種での実務経験や業界知識が深い人材は、該当する領域のポジションで専門性が高いと評価されやすい傾向があります。たとえば、金融機関での勤務経験がある場合は、金融業界向けのコンサルティングを担うチームでの採用を狙うことで、転職の成功確率を高めやすくなります。
近年のコンサル転職市場では、未経験であっても前職の業界経験を活かせるポジションが用意されているケースが増えています。自身の業種経験がどの領域で求められているのかを見極めたうえで応募先を選ぶことが、転職を有利に進めるポイントです。
セールスやマネジメントの経験
30代後半から40代で未経験からコンサル転職を目指す場合、セールスやマネジメント経験が評価されやすい要素です。コンサルティングファームでは、ポジションが上がるにつれて、プロジェクトの遂行だけでなく新規クライアントの獲得やチームを率いる役割を担うことが求められます。そのため、対外的な折衝や組織運営にかかわった経験は、コンサル業務との親和性が高いと判断されやすい傾向があります。
とくにマネジメント経験は、まとめながら成果を出してきた実績を示せる点で重視されます。加えて、営業や事業開発を通じて培ったクライアント獲得の実績がある場合、ファームにとって即戦力としての期待値が高まり、採用判断にも影響します。
このような経験を具体的に言語化できれば、年齢が高めの候補者であっても、未経験からコンサル転職を成功させられる可能性は十分にあるといえるでしょう。自身の役割や成果を整理し、コンサルタントとしてどう活かせるのかを示すことが重要です。
MyVisionの転職支援実績を見ると、コンサル未経験者が評価されるポイントは 「特定の経験を持っているか」よりも、これまでの経験をどの領域で再現できるかを説明できているかにあります。
IT、業界知識、セールス、マネジメントなど、評価される切り口は人によって異なりますが、共通しているのは「自分の強みをコンサル業務にどう活かせるか」を具体的に語れている点です。経験の有無そのものよりも、経験の使い方を整理できているかどうかが、選考結果をわける重要なポイントといえます。
未経験からのコンサル転職で重要な4つの選考対策
続いては、未経験からコンサル転職する際に、押さえておきたい4つの重要な選考対策について解説します。
①未経験でも採用担当が納得する論理的志望動機の対策
未経験からコンサル転職を目指す場合、志望動機の完成度は合否を左右する重要な要素です。経験不足そのものよりも、「なぜ挑戦するのか」「どのように活かせるのか」を論理的に説明できるかが評価されます。
まず重要なのは、自身の経験と志望理由を一本の線で結ぶことです。過去にどのような業務に携わり、どのような課題意識を持ち、その延長線上になぜコンサルを志望するのかを具体的に示すことで、未経験でも納得感のある動機になります。ポジションや役割、成果などを簡潔に織り込むことで、再現性が伝わりやすいです。
次に、「なぜそのファームなのか」を明確にすることも大切です。業界動向や各社の特徴を踏まえたうえで、自身の志向や強みと結びつけて語ることで、志望度の高さが伝わります。理解が浅いままだと「どこでもよいのではないか」という印象を与えかねません。
最後に、志望動機は結論から簡潔に述べることが重要です。最初に「なぜコンサルなのか」「なぜこのファームなのか」を提示し、その理由を補足する構成にすることで、読み手が短時間で内容を把握できます。回りくどい説明は避け、要点を明確に示しましょう。
▼コンサルの志望動機の書き方と例文について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
②コンサルとして活躍する姿をイメージさせる職務経歴書対策
コンサル転職において職務経歴書は、応募者の実力を最初に評価される重要な書類です。とくにコンサルティングファームでは、限られた時間で多くの書類を確認するため、役割や成果がひと目で伝わる構成が求められます。
まず重要なのは、自身のポジションや責任範囲を明確にすることです。どのような規模のプロジェクトにかかわり、どの立場で何を担当したのかを具体的に示すことで、実績の再現性が伝わります。単なる業務内容の羅列ではなく、「自分が何を担ったのか」を中心に整理することがポイントです。
次に、成果は必ず数字で説明するのも重要です。「売上向上に貢献」ではなく「前年比20%向上」「年間コスト10%削減」といった定量的な表現にすることで、客観的な評価が可能になります。プロジェクト規模や関与度もあわせて示すと、より説得力が高まります。
さらに、コンサルに求められる論理性・課題解決力・リーダーシップなどの資質が伝わるように記載することも重要です。各経験がどの能力を示しているのかを意識して整理することで、書類の段階から「コンサルとして活躍できる人材」という印象を与えやすくなります。
▼職務経歴書の書き方や具体例を知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。
③未経験者が通過率を上げるためのWebテスト対策
コンサル転職におけるWebテストは、加点を狙う場ではなく、足切りを突破できるかどうかを判断される関門です。どれほど志望度が高くても、ここで基準に届かなければ面接に進むことはできません。
まず重要なのは、志望ファームごとのテスト形式を把握することです。SPI系を採用する企業もあれば、数的処理や論理思考を重視する独自形式を導入している場合もあるため、すべてを網羅的に対策するのではなく、志望先に合わせて重点を絞ることが効率的です。受験環境(自宅・会場)も事前に確認し、本番で実力を発揮できる準備を整えておきましょう。
次に、十分な準備期間を確保することが欠かせません。コンサル志望者はハイレベルな層が多く、ボーダーも高めに設定される傾向があります。「地頭で何とかなる」と油断せず、選考スケジュールを逆算して計画的に対策を進めることが重要です。
通過率を上げるためには、参考書や模擬問題を活用し、制限時間を意識した演習を繰り返しましょう。Webテストには一定の出題パターンがあるため、問題形式に慣れることで得点は安定します。時間配分の感覚を身につけ、ケアレスミスを減らすことが突破のポイントです。
▼Webテスト対策と内定確率を上げる方法を知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
④未経験からのコンサル適性を示すケース面接対策
ケース面接はコンサルティングファーム特有の面接方式です。事前に十分な対策をしておかなければ本番で実力を発揮できない可能性があります。
出題される問題は、実際のプロジェクトで扱う課題から社会課題や日常の出来事に関連した問題など幅広く、面接冒頭の会話をきっかけに課題が出されることもあるため注意が必要です。
ケース面接は、大きく分けて 「フェルミ推定問題」「ケース問題」「両者を組み合わせた問題」の3つに分類されます。
フェルミ推定問題の例題(数値算定系問題)
ケース面接では、数値を論理的に導き出す力を確認するためにフェルミ推定が出題されます。与えられる情報がほぼない状況で、常識や基本データをもとに仮定を置き、筋道を立てて推定する力が問われるのが特徴です。
単なる暗記や計算力ではなく、ものごとを分解して合理的に考える姿勢そのものが評価の対象です。代表的な例題は、以下の通り。
- 日本にいる犬の数はどのくらいか?
- 1日の新幹線のぞみのコーヒーの売上を求めよ
- 一年間で消費される水の量は?
これらは正しい数値を出すことが目的ではありません。人口や世帯数、利用者数といった基準を設定し、それを掛け合わせて答えを導くプロセスが重要です。
フェルミ推定は一見難しく感じられますが、事前に練習すれば思考の枠組みを身につけられる問題形式です。限られた時間で論理的に答えを組み立てる練習を積むことで、面接本番でも落ち着いて対応できるようになります。
ケース問題の例題(施策提案系問題)
ケース問題は解決したいお題を与えられ、そのお題の解決策を一から考える問題です。唯一の正解は存在せず、面接官とのディスカッションを通じて筋の通った解決策を提示できるかどうかが評価されます。
論理性と同時に、実行可能性や説得力を意識して回答を組み立てることが重要です。例題をみてみましょう。
- インバウンド需要により、今後大ヒットが予想される新商品を考えよ
- 和菓子メーカーの成長戦略を提案せよ
- キャッシュレス決済比率をあげるための施策を考えよ
これらの問題は一見抽象的ですが、課題を細分化し、原因や影響範囲を整理したうえで、複数の打ち手を比較しながら結論を導くことが求められます。
ケース問題では、発想の独自性よりも「課題の分解力」と「論理的に展開できる力」が重視されます。練習を重ねれば思考のプロセスは必ず鍛えられるため、事前に過去問や例題に取り組み、短時間で整理して答えるトレーニングを積んでおくことが効果的です。
フェルミ推定+ケース問題の例題
ケース面接で最も多く出題されるのが、フェルミ推定と施策提案を組み合わせた問題です。
フェルミ推定を用いて前提を定義したうえで、その施策を論理的に検討し、面接官とディスカッションを通して考えを導きます。 ときにはホワイトボードを用いてプレゼンをおこなう場合もあります。
代表的な例題は以下の通りです。
- あるスポーツチームAの売り上げを2倍にするには?
- 日本のエンジニア人口を3倍に増やすには?
- 都内にあるスターバックスの売り上げを2倍にするには?
これらは正解が存在するわけではありません。前提条件を置きながら数字を算出し、その根拠を基に施策を論理的に展開する力が試されます。
さらに、ケース面接では面接官とのディスカッションの進め方も評価対象です。自分の意見を一方的に述べるだけでなく、相手の指摘を踏まえて柔軟に修正し、建設的に議論を深めていく姿勢が重要です。
このやり取りを通じて、論理性と協働力の両方をアピールできれば、より高い評価につながります。
MyVision編集部では、未経験者のケース面接を数多く支援してきましたが、評価がわかれる最大のポイントは「答えのうまさ」ではなく「考えの見せ方」 です。実際、結論の精度が高くなくても、前提の置き方や思考の順序、面接官とのやり取りが論理的であれば、通過するケースは珍しくありません。
一方で、フェルミ推定やフレームワークを暗記していても、前提を説明せずに結論だけを急いでしまうと評価が伸びにくい傾向があります。ケース面接は「知識量」を測る場ではなく、コンサルタントとして一緒に議論できるかを見極める場だからです。
未経験者ほど、「正解を出そう」と構えすぎず、仮説→検証→修正のプロセスを丁寧に言語化する意識を持つことで、コンサル適性は十分に伝えられます。
▼ケース面接について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
▼具体的なケース面接の例題と検討方法が知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
コンサルに必要な資格やスキル

コンサル転職では、論理的思考力やコミュニケーション能力といった適性が重視されますが、資格やスキルによって選考を後押しできるケースもあります。
たとえばMBAやCFAといった専門資格、英会話のスキルなどは、応募するファームや担当領域、将来的なキャリアによって評価が高まる可能性があります。ただし、これらは必須条件ではなく、あくまで加点要素として扱われるのが一般的です。
ここからは、資格や英語力がどのような場面で評価されるのか解説します。
MBAやCFAなどの資格
コンサル転職では、MBAやCFAといった取得難易度の高い資格を保有していると、一定の評価を受けやすく、選考を有利に進める材料になりやすいです。
MBAであれば経営戦略やファイナンスを体系的に学んだ実績が評価されやすく、戦略系ファームやマネジメント領域の案件との親和性が高まります。CFAは金融や投資の専門知識を証明できるため、金融機関向けのプロジェクトや財務アドバイザリー領域で強みとなる場合があります。
実際に、これらの資格を軸に転職を成功させ、その後も関連分野で活躍している人が多くいるのも実情です。
しかし、資格がないからといって応募のチャンスが閉ざされることはありません。資格をわざわざ取得してから転職活動をはじめる必要はなく、持っていればプラスになる程度に考えておくとよいでしょう。
英語や英会話のスキル
英語力は、未経験からコンサル転職を目指すうえで必須条件ではありません。
多くのコンサルファームでは、採用段階で高い英語力を求められるケースは限られています。ただし、一部の戦略系ファームでは英語面接が実施されることもあるため、志望先によって求められる水準を事前に確認しておくことが重要です。
一方で、英語力があることで応募時にプラス評価となり、入社後にグローバル案件に携われる可能性もあります。ファームによっては、昇進条件として一定の英語基準を設けている場合もあり、長期的なキャリア形成を考えるうえでは備えておく価値があるといえるでしょう。
コンサル転職で内定獲得までに必要な期間
コンサル転職で内定を獲得するまでに必要な期間は個人差がありますが、目安としては3ヶ月〜5ヶ月程度を見込むケースが一般的です。
転職活動は大きく 「準備フェーズ」と「選考フェーズ」 にわけられます。準備フェーズでは、情報収集や書類作成、面接対策などを進める必要があり、約1ヶ月程度かかることが多いです。その後の選考フェーズでは、書類選考やWebテスト、複数回の面接がおこなわれるため、2ヶ月〜4ヶ月ほどを要します。
コンサル転職は工程が多く、短期間で完結させるのは難しい傾向にあります。そのため、効率的に進めるには、早い段階から準備に着手することが重要です。
とくにコンサル業界は採用動向の変化が早く、ファームごとに選考フローや重視ポイントも異なります。転職エージェントを活用することで、最新情報を把握しながら準備を進めやすくなり、選考フェーズに十分な時間を確保しやすくなるメリットがあります。
計画的に準備を進め、早めに動き出すことが、内定獲得の可能性を高める現実的なアプローチといえるでしょう。
▼具体的な準備内容や選考フローについて詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
未経験のコンサル転職はエージェントを活用するのがおすすめ
コンサル業界はハイクラス層に注目のキャリアパスである一方、未経験からの挑戦では準備すべき内容が多く、独力で進めるには難易度が高いのが実情です。履歴書・職務経歴書の作成に加え、Webテスト対策、面接・ケース面接対策、企業選定や選考スケジュールの設計まで、転職活動全体を戦略的に進める必要があります。
これらを現職と並行してひとりで対応するのは大きな負担になりやすく、対策が不十分なまま選考に臨んでしまうケースも多いです。未経験からコンサル転職を目指す場合は、業界理解と選考ノウハウを持つ転職エージェントを活用することで、準備の質と効率を大きく高められます。
MyVisionはコンサル業界への転職支援に特化したエージェントとして、未経験者の支援実績を数多く有しています。各ファームの採用傾向や評価ポイントを踏まえたうえで、個々の経歴や志向に合った転職戦略を設計できる点が強みです。
具体的には、以下のように転職活動の全工程を一貫してサポートしています。
- 情報収集:コンサル業界の全体像や各ファームの特徴、未経験者に求められるポイントを整理
- 応募先企業の選定:経歴・強み・志向を踏まえ、現実的に内定を狙えるファームを検討
- 選考対策:書類添削、Webテスト対策、ケース面接を含む面接対策まで個別に支援
- 日程調整・進行管理:複数社選考を並行する際のスケジュールを最適化
- 活動全体の効率化:対策に集中できる環境を整え、短期間での内定獲得を目指す
未経験からのコンサル転職では、「何を準備すべきか」を正しく把握し、限られた時間をどこに投下するかが結果を左右します。
エージェントを活用することで選考落ちの確率を減らし、自分の市場価値を最大限に高めた状態で転職活動を進めましょう。
まとめ
未経験からのコンサル転職は可能です。しかし、決して簡単ではありません。コンサルに求められる論理的思考力やコミュニケーション能力、ケース面接への対応など、事前に準備するべき要素が多く、選考難易度も一定以上あります。
一方で、近年はDX需要の拡大などを背景に、異業種・未経験人材を積極的に採用するコンサルティングファームも増えており、正しい準備と戦略を取れば十分にチャンスがある業界です。
未経験からの転職で重要なのは、「何を準備すべきか」を正しく把握し、限られた時間を効果的に使うことです。MyVisionでは、未経験からのコンサル転職支援実績を数多く有しており、書類作成からケース面接対策まで、選考全体を見据えた徹底サポートをおこなっています。是非、まずは情報収集として気軽に活用してみてください。
FAQ
コンサル未経験で転職を検討する人からよくある質問を紹介します。
未経験でもコンサル転職可能?
可能です。近年はDX需要の拡大などを背景に、異業種・未経験人材を積極的に採用するコンサルファームが増えています。論理的思考力や専門性を活かせれば、未経験でも十分にチャンスがあります。
コンサル未経験者の年代別転職割合は?
未経験からの転職は20代〜30代前半が中心ですが、30代後半以降でも専門性やマネジメント経験があれば採用されるケースがあります。年齢よりも「活かせる経験」が重視される傾向です。









