Logos&Pathos Consultingとは 特徴や社風、年収を徹底解説
2024年06月24日更新
「LogosPathos」は2019年4月、A.T.カーニー出身の代表山下氏をはじめとした、経験豊富なコンサルタントたちが集結し、新たな戦略コンサルティングファームとして誕生しました。 大企業の経営戦略や事業戦略を中心としながら、クライアントの多様な課題に対し、柔軟かつ幅広いサポートを提供することで、業界内外から高い評価を受けています。 創業からわずか5年で、年率120%を超える成長を遂げる同社は、戦略コンサルティングのみならず、M&Aアドバイザリー、FAS、コストマネジメント、システム開発、 新規事業創出といった幅広い事業領域を展開しています。30名という小規模ながらも、その実力と成果は確かなものであり、数年後のIPOを見据えています。
監修者
永井 一聡
Nagai Kazutoshi
横浜国立大学卒業後、みずほ総研(現みずほリサーチ&テクノロジーズ)やアクセンチュアで人事及びIT領域のコンサルティング業務に従事。自身の経験を生かしたIT/人事コンサル転職を得意とする。またコーチング経験も豊富に積んでおり、長期的なキャリア支援を提供可能。
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目次
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企業紹介
企業の特徴
Logos&Pathosは、クライアントの課題に対して柔軟に対応する能力を最大の強みとしています。同社は、プロジェクトの目標達成に向けて、問題を解決することを保証しています。これは、圧倒的な費用対効果と高い目標達成能力により裏付けられています。同社は、顧客に実質的な価値を提供し、市場内での競争力を高めています。
企業の詳細
正式名称 | 株式会社Logos&Pathos Consulting |
代表者名 | 山下 哲生 |
設立年 | 2019年4月 |
所在地 | 東京都港区南青山1-24-3 WeWork 乃木坂 4F |
会社URL | https://lpconsulting.jp/ |
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案件の特徴
Logos Pathosは、経営戦略の立案から実行まで、企業の成長を支援する幅広いサービスを提供しています。 同社の強みは、経営戦略の策定、企業グループの再編、新規事業の立ち上げ、M&Aや戦略的提携の実施に加えて、販売戦略やブランド戦略の立案、新規チャネルの開発、 デマンドマネジメント、SFA/CRMの導入、マーケティング投資の効率測定など、企業の成長戦略に関わる全てのソリューションを一手に担っています。 また、デジタルトランスフォーメーション(DX)では、業務のDX化を通じて顧客向けサービスの品質、コスト、デリバリースピードの向上を図り、 組織統合や再編、DX人材の強化も行っています。
新規事業やパートナーシップ戦略においては、ターゲット市場の選定から要件整理、メインプレイヤーの調査、パートナーシップ戦略の策定まで、戦略策定から協業の実現までを一貫して支援しています。営業支援では、営業力の向上、標準化、効率化を目指す企業に対して、戦略策定から営業の型構築、実行支援までを提供しています。
ビジネスデューデリジェンスでは、M&A領域での戦略整理からデューデリジェンス、バリューアップ、戦略実行後の追加施策や戦略再構築に至るまで、首尾一貫した支援を行っています。 PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)においても、主要課題を踏まえた優先テーマの選定、プロジェクト計画の策定、課題解決のためのアプローチやフレームワークの提示など、PMO業務のみの支援も可能です。
このように、同社は企業の成長と変革を促進するための総合的な解決策を提供しています。
カルチャー
Logos&Pathosは、働くメンバーと会社の成長を相互に促進する環境づくりを重視しており、その基盤となるのは相互信頼に基づくフラットで自律型の組織構造です。 年齢や入社年次、タイトルに関係なく、広く意見を求めて組織の意思決定を行っているため、社内政治は存在せず、全メンバーが平等に声を上げることができます。 この相互信頼があるからこそ、リモート勤務や副業など、従業員に対する自由度の高い働き方も担保されています。
また、同社は意志ある人への挑戦機会の提供を積極的に行っています。経験や実績がない場合でも、挑戦する強い意志とその挑戦を実現する力があれば、 タイトルや年齢、経験に関係なく機会が提供されます。 組織全体でその挑戦を支援する体制が整っており、実際に入社1年以内にパートナーに昇格したメンバーや、 20代で海外法人の立ち上げや経営に挑戦しているメンバーも存在します。
このように、Logos&Pathosは、従業員一人ひとりが自らのキャリアを積極的に形成し、成長することを推進しています。 その結果、革新的なアイデアや新たな挑戦が組織全体で生み出され、企業の持続的な成長と進化に繋がります。 同社の文化は、相互信頼とフラットな組織運営によって支えられ、それぞれの従業員が自身のポテンシャルを最大限に発揮することができます。
ミッション・バリュー
使命
挑戦の自由で可能性を解放する
Logos&Pathosは、クライアントと共に新しい価値を創造していくために 自由に発想し、可能性への挑戦を続けていくことを使命としています。 場所、時間、慣習、役割などの固定概念に縛られずに 自身の可能性すらも無制限に広げていける環境があります。
行動指針
前進する意志を現実へ
「考え抜かれた示唆」+「進化させるソリューション」+「推進力」 によってクライアントの「未来を広げる」ことがLogos&Pathosの価値であると考えます。 ロゴス(知性)だけではなく、パトス(情熱)を持った事業パートナーとして、 Logos&Pathos Consultingは共に「前進」していきます。
制度面
基本的な考え方
Logos&Pathosにおいて、「Logos」と「Pathos」の二つの概念に基づく指針は、日常の行動、マネジメントの方針、組織の決定プロセス、 そして新規採用の基準に至るまで、同社の運営全域にわたって反映されています。この指針を通じて、個々の従業員および組織全体が強化されています。
Logosの側面では、以下の三つの主要な行動原則があります。まず、問題解決の過程で「本質を捉えた問いを立てる」ことが重要視されています。 これにより、根本的な課題に対処することが可能となります。次に、「完遂に向けて多方面から学び取る」ことで、問題に対する総合的な理解を深めます。 最後に、「隙なく思考し、期待を超える解を生む」ことで、効果的な解決策の提供が可能となります。
Pathosにおいては、情熱と感情に焦点が当てられ、以下の三つの原則が提唱されています。 「リスクテイクしながら行動する」ことで、新たな挑戦に勇敢に取り組む姿勢が得られます。 「強い意志で、最後までやり切る」ことは、困難に直面しても目標達成に向けて粘り強く取り組む意志の重要性を示しています。 そして、「楽しむことも大事にする」ことで、仕事の中での満足感と幸福感を大切にすることが重要視されています。
このようにして、同社は、LogosとPathosに基づく行動指針を通じて、個人および組織の成長と発展を目指しています。 この基本的な考え方は、同社の独自性と競争力の源泉となっています
昇進制度
Logos&Pathosは、その昇進制度と報酬体系において、個々の従業員の「市場価値」を重視する独自のアプローチを採用しています。 同社では、従業員一人ひとりの能力やパフォーマンスを外部機関により評価し、その「市場価値」に基づいてベース年俸の決定及び改定を行っています。
加えて、従業員の会社への長期的な貢献を評価し、全てのメンバーに対してストックオプションの権利を付与することで、その貢献度を測っています。 これにより、従業員が自身の主体性と意志を尊重される環境の中で、会社や組織の成長に積極的に貢献することが促されます。
同社は、従業員の能力と貢献を公正に評価し、それに応じた報酬を提供することで、高いモチベーションと職場の満足度を維持し、企業としての競争力を高めています。
育成制度
Logos&Pathosは、新入社員の迅速な職場への適応と専門スキルの習得を支援するために、総合的なオンボーディング研修プログラムを採用しています。 同社の育成制度は、ジュニアコンサルタント向けに特化されており、ビジネスとコンサルティングの基本スキル(PC操作、ファシリテーション、リサーチ、プロジェクトマネジメントなど)の習得、ビジネスマインドの形成、そして具体的なケースを用いたデリバリースキルの向上に重点を置いています。 このプログラムは、社内の研修プログラムと外部講師によるセッションで構成されています。
研修は以下の5つの主要な領域に分かれています。
①コンサルビジネス理解:経営コンサルタントとして期待される価値や基準に基づき、コンサルティングワークの全体像を理解します。 ②マインドセット:コンサルタントとして必要な考え方や仕事へのアプローチを身につけることで、プロフェッショナルとしての基盤を築きます。 ③ハードスキル:効率的な作業を実現するために、PPTやExcelなどのツールを習得し、考える時間の創出に努めます。 ④ソフトスキル:論理的思考力を養い、より質の高い仮説を立てる能力を身につけます。 ⑤デリバリースキル:実際のデリバリー現場で必要とされる専門知識や実務スキルを習得し、即戦力としての能力を高めます。
これらの研修を通じて、同社はジュニアコンサルタントが早期から高いパフォーマンスを発揮できるように支援し、個々のキャリア成長と同時に組織全体の能力向上を目指しています。