SE(システムエンジニア)からITコンサルに転職するには? 転職するメリットや年収事例を体験談を元に徹底解説
2024年05月23日更新
コンサル転職の人気が増加している背景もあり、SE(システムエンジニア)からコンサルタントに転職する方が増加しています。 そこで本記事はMyVisionが支援をした方の体験談や年収事例なども含め、SEからコンサルタントに転職するメリットや転職対策のやり方、よくあるご相談等を解説します。
監修者
大久保 宏菜
Okubo Hirona
大学卒業後、スタートアップでソーシャルサービスの新規事業企画~プロダクト開発、運用までを経験。その後電通デジタル、アクセンチュアにてマーケティングコンサルティングに従事。マーケ/IT領域の転職支援を得意とする。
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目次
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SEからのコンサル転職の事例
現代では、企業のビジネスプロセスにおいてITは必須であることから、コンサルファーム各社もITやデジタル関係の案件を多く抱えています。このことから、コンサルファームもITやデジタルに関する知見を有する人材を積極的に獲得しており、SEからコンサルタントへの転職も増えてきています。
ここでは、過去にご支援させていただいた方を一部紹介させていただきます。SIerから転職される方が中心ですが、メーカーの社内SE(情シス)やITベンダーから転職される方も多いです。
年齢・性別 | 転職前の職場 | 転職先の職場 | 転職後の役職 |
---|---|---|---|
28歳・男性 | SIer | 日系総合ファーム | コンサルタント |
24歳・女性 | SIer | ブティックファーム | アナリスト |
31歳・男性 | ITベンダー | 外資総合ファーム | コンサルタント |
29歳・男性 | SIer | 日系総合ファーム | コンサルタント |
35歳・女性 | SIer | 外資総合ファーム | マネージャー |
42歳・男性 | 自動車部品メーカー | 日系ITファーム | シニアコンサルタント |
23歳・女性 | SIer | ブティックファーム | アナリスト |
29歳・男性 | SIer | 日系総合ファーム | コンサルタント |
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SEからコンサルに転職する方の主な理由
まずは、SEから実際にコンサルへ転職された方の転職理由について説明します。もちろん、動機は人それぞれですが、実際にどのような志望動機でコンサル内定に至ることが多いのか参考にしていただければと思います。
ここでは、以下の理由について解説いたします。
- より上流工程に携わりたい
- 将来のキャリアへの不安
- フリーランスになりたい
- 経験・スキルを活かして報酬を上げたい
詳しく説明していきます
より上流工程に携わりたい
最も多いのは、上流工程に携わりたいという理由です。SEは、特定の製品やソリューションありきで、システム要件定義や設計開発を行うのが主な役割となります。しかし、システム開発の仕事をしていく中で、IT戦略やビジネスプロセス、経営戦略といった、より経営に近いポジションに興味を持ち、コンサルタントに転身したいと思う方が多いです。 ただし、上流工程はSIerでも担当できるため、なぜ上流をやりたいのかを深堀りしなければ、面接は突破できません。場合によってはSIerの方が適性があることもあるため、なぜコンサルになりたいのかを突き詰めて考える必要があります。
MyVisionが過去にご支援させていただいた方のコメントを抜粋します。
──現職だとSAP保守運用にしか携われませんが、自分のキャリアを見据え、もっと上流の工程にも携わりたいと思ったため転職を考え始めました。このため、前職より規模な大きいSIerかITコンサルかの2択でした。 他のSlerへの転職も検討しましたが、結局アサイン次第では保守運用のままになってしまう可能性もあると考えました。そのため、より確実に上流工程に携わるためにはITコンサルが良いと思いました。
将来のキャリアへの不安
次に挙げられるのは、将来のキャリアに対する不安です。SIerでは、若手のうちは下流工程の仕事を任されます。下請け企業では、30〜40歳になっても元請の配下で開発ばかりを行うといったケースも多いです。また、元請けのSIerでも、案件の損益管理や事務手続き的な役割が多く、実務的なスキルが身に付き辛いといったケースもあります。このようなキャリアの不安により、若手のうちから上流工程から下流工程までをワンストップで担当できるコンサルファームへの転身を希望される方は一定数います。 しかし、SIerとコンサルファームでは企業文化や持つべきマインドセットが異なるため、入社後にギャップに悩まされるケースも多々あります。コンサルファームとしても、そのようなギャップは避けるよう採用は慎重に行っているため、コンサルタントとして活躍するための経験・マインドセットがあることをアピールできることが必要です。
MyVisionが過去にご支援させていただいた方のコメントを抜粋します。
──仕事自体は楽しかったですが、同じチームの先輩を見て5年後も同じような仕事をしていることを想像した時に自分のキャリアに自信を持てなくなりました。漠然としていましたが、よりレベルの高い仕事をしたいと思い、大手の転職プラットフォームサイトに登録しました。
フリーランスになりたい
最近では、フリーランスとしての働き方がメジャーになりつつあります。SEからもフリーランスになることは可能ですが、コンサル経験がある方の方が、高単価な案件を受注できます。そのため、フリーランスというキャリアを見越してコンサルに転身される方は、最近増えています。 ただし、単に将来的に高単価な案件を受注できるから、という理由だけでなく、「コンサルタントの仕事がしたい」という前提がなければ、転職後や独立後も長く続けられるか懸念があるため注意が必要です。
こちらの方も、最終的にフリーランスになりたいというきっかけ*でSEからコンサル転職をされているます。
──Slerでの経験を活かせる領域かつ、自分の伸ばしたいスキルを習得できる現場という観点でコンサル業界を選択しました。Slerの中でTierを上げても結局最上流には関われないので、それであればコンサルに転職する方がメリットが大きいなと判断したためです。 また長期的には組織の中ではなくフリーランスとして働きたいという思いもあったので、SIer業界を一度離れてコンサル業界を経験したいと考えました。
経験・スキルを活かして報酬を上げたい
経験やスキルを活かして報酬を上げたいという理由の方も一定数いらっしゃいます。昨今では、IT系のみならず、総合系のコンサルティングファームにおいても、テクノロジーコンサルタントという、専門技術に特化したポジションがあります。たとえば、インフラ構築やJAVAプログラミング、ERPカスタマイズなどの専門技術に特化すること挙げられます。現職で既に高いスキルと豊富な経験をお持ちの方は、コンサル各社のニーズとマッチングすれば、仕事内容をそのままスライドさせて転職し、報酬UPできるケースもあります。日系のSIerから、IBMやOracleといった外資ベンダーに転職するというのが近いかもしれません。 しかしながら、このケースは相当高い経験やスキルが求められます。また、コンサル各社の案件や、今後掲げたいソリューションとのマッチングにも大きく左右されます。さらに、テクノロジーのスペシャリストであったとしてもコンサル適正は見られます。このことから、多くの方には当てはまりにくいパターンであることに加え、場合によっては、ITベンダーの方がフィットする可能性があります。あくまで、外資ITベンダーと横並びにしたときの選択肢として考えるのをおすすめします。
こちらの方も外資ITベンダーと迷い、マネージャー職でコンサルファームに入社されました。
──前述したように、今後はグローバル案件にも携わっていきたいと思い、SAPを軸に仕事ができるポジションを探し始めました。現職ではSAPのプロジェクトは注力領域ではなかったため、転職する必要があったという背景があります。 他のSlerや外資ITベンダーに転職しても良かったのですが、グローバル案件に積極的に携わっていく上では外資系コンサルファームが最適だと思ったためです。グローバルでも認知のある外資系ファームを第一志望にしました。
SEからコンサル転職した際の年収推移
以下は過去にMyVisionでご支援させていただいた、SEからコンサル転職をされた方の転職前後での年収比較になります。150万円から200万円ほど年収が上がる方も少なくありません。中には300万円ほど年収アップするケースも存在します。
年齢・性別 | 転職前の職場 | 転職前の年収 | 転職後の年収 |
---|---|---|---|
28歳・男性 | SIer | 800万円 | 1,000万円 |
24歳・女性 | SIer | 350万円 | 450万円 |
31歳・男性 | ITベンダー | 600万円 | 800万円 |
29歳・男性 | SIer | 700万円 | 800万円 |
35歳・女性 | SIer | 900万円 | 1,200万円 |
42歳・男性 | 自動車部品メーカー | 800万円 | 850万円 |
23歳・女性 | SIer | 400万円 | 550万円 |
29歳・男性 | SIer | 350万円 | 600万円 |
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SEからコンサルに転職する場合のポジション
SEからコンサルに転職する場合、コンサルのポジションは、「システム導入」と「戦略・ビジネス」に大きく分かれます。システム導入をメインに行うコンサルタントは「ITコンサル」や「ITコン」と呼ばれることが多く、逆に戦略・ビジネスを中心に行うコンサルタントは「Non-IT」や「ビジネスコンサルタント」と呼ばれます。
システム導入
SEからコンサルへ転職される方は、IT系や総合系のファームで、PMOや ERP導入といったシステム系の案件を担当していくことを前提に採用されるパターンが多いです。入社後は元々扱っていた製品・ソリューションに関連する案件を担当することから始まり、その後に様々な案件を任されるのが一般的です。総合系ファームであれば、自らが希望すればNon-ITの案件を任されることが多いですが、昨今はIT案件が大多数を占めるので、あくまでIT関連の案件を担当することが多くなることを想定しておく必要があります。
戦略・ビジネス
少数ではありますが、Non-ITのビジネスコンサルや戦略コンサルに転身される方もいらっしゃいます。このようなポジションを希望される方は、戦略ファームやブティックファーム、総合系の戦略部門やビジネスコンサルを専門に扱う部門を狙うのが望ましいです。なお、総合系ファームについては、部門選びを間違えるとIT案件をメインに担当することになってしまう可能性もあるため、注意が必要です。また、戦略やNon-ITのコンサルへの転身は、未経験採用と同じ扱いになりますので、ランクや年収が一時的に下がることも念頭に置いておく必要があります。
いずれにせよ、求職者自身のキャリア趣向性と、年齢・経験値・ポテンシャルを加味して、会社や部門を選ぶ必要があります。詳細は、弊社のキャリアコンサルタントへご相談ください。
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SE出身者がコンサルティング業界で活躍できる背景
ITの専門性
ITの専門性はそのままコンサルの実務に活かすことができます。現代では、企業のビジネスプロセスにおいてITは必須であることから、コンサルファーム各社もITやデジタル関係の案件を多く抱えています。IT系や総合系のファームでは、IT戦略からシステム導入・運用保守まで一貫して担当し、戦略系のファームにおいてもデジタルやDXをテーマにした案件も増えてきています。特に、SAPやD365のようなERPパッケージ、PEGAなどのBPMツールなどは多くのファームで取り扱っていることから、知見があれば即戦力として評価されます。また、プログラム開発やインフラ設計も、システム導入においては欠かせないタスクであるため、これらの知見も高く評価されます。
論理的思考
SEの仕事は、プログラミングやテスト、運用保守といった下流工程であったとしても、論理的思考力が求められます。現職で扱っている製品やソリューションが、コンサルファームで扱っているものでなかったとしても、ベースのスキルは同じなので、活躍できる要素になります。
クライアントワークへの適合性
コンサルは、プロジェクトごとに仕事をします。昨今ではリモートワークが主流になっていますが、クライアント先への常駐や、クライアントのスケジュールに合わせて必要に応じて出社して働くことも求められます。SEも基本的にはクライアントワークとなりますので、働き方が似ており、適応しやすいと評価されます。特に現職において、設計でも運用保守でも工程問わず、クライアントフェイシングの経験があればより適合性が高いと評価されます。
自己学習習慣
コンサルは、業務プロセスやIT知識などをキャッチアップしていく必要があるため、日々自己研鑽が求められます。SEも、自身が担当する技術領域や業務領域、プロジェクトマネジメントなどの各種実務スキルの勉強をしなければ務まらないため、資格取得に励まれている方も多いと思われます。そうした自己学習習慣は、コンサルタントとして活躍していくにあたっても大事なものとなります。
SEからコンサル転職を目指す方にはMyVisionがおすすめ
年収アップに繋がる
MyVisionのエージェントは、候補者様のこれまでのご経験や経歴が最もコンサルファームから評価される方法を熟知しています。日々の業務の中で培ってきたご経験を1つ1つヒアリングして、強みを最大限アピールできるため、年収アップに繋がります。実際に過去にご支援した候補者の95%が転職を機に年収アップしています。
実際にこのようなご意見をいただいています。
──様々な会社に話を聞く中で、どうすれば年収アップが実現できるのか、という転職にあたって自分の最重要視していた部分を最も具体的にプランニングしていただけたのがMyVisionさんだったからです。
ケース対策に圧倒的な強みがある
また、元外資戦略コンサルファーム出身のエージェントが取締役を勤めている背景もあり、ケース対策に非常に力を入れています。ただ想定問答を繰り返すのではなく、質問の意図や面接の評価観点を意識して行っているフィードバックにご好評をいただいております。
──また、フィードバックの伝えかたもとても分かりやすかったです。面接官が着目している箇所や採用したい人物像などから逆算して説明してもらえたことで納得感がありました。このため、実際の面接でも自信を持ってアピールポイントを伝えることができました。
年齢の高いSE候補者の転職実績も豊富
候補者のご経験をしっかりとアピールすることに強みがあるため、40代コンサル未経験の方の転職実績も豊富です。特にSE経験者は、年齢に関係なくスキルや経験次第でキャリアアップができる可能性が非常に高いです。
──私のような40代でコンサル未経験の方の転職支援実績が豊富だったことが大きいです。豊富な事例を聞いたので、もしかしたら転職できるかもと勇気付けられました。
ITに知見の強みがあるエージェントが多数在籍
また、ITコンサルタントの業務やその先のキャリアについて知見が豊富なコンサルタントが多数在籍しています。豊富な知見を活かし、候補者様からのご質問に深くお答えすることができるのはMyVisionの強みです。
ぜひ一度、MyVisionエージェントにご相談ください。
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SEからコンサル転職成功までのフロー
これまでのSE出身の方が、コンサル転職を行う背景やメリットについて解説してきました。次に、SEからコンサルタントに転職成功するための進め方について解説します。大きく以下の4つのステップが重要となります。 Step1. 領域の明確化 Step2. 経験・スキルの棚卸 Step3. 志望動機の深掘り Step4. ケース面接対策 本節では、これらについて説明いたします。
領域の明確化
SEからコンサルタントに転職する場合、まずはどの分野でのコンサルティングを行っていきたいのかを明確にするのが重要です。コンサルタントにも、戦略やビジネス、リスクアドバイザリー、ITなど様々な種類があります。さらに、ITコンサルタントの中でも、ERP導入やPMOなどファームや部門によって強みとなるソリューションが異なります。 したがって、まずは「やりたいこと」と「経験・スキル」との兼ね合いから、どの領域のコンサルタントを目指すか明確にしましょう。基本的にはITコンサルがこれまでの経験値をアピールできるので、採用の可能性が高いです。しかし、若手の場合、ポテンシャルが高く評価されることもあり、戦略コンサルやNon-ITのビジネスコンサルでの採用も十分考えられます。いずれにせよ、どの方向性を取るかによって、面接などの対策も異なりますので、まずは方針を明確化することが重要です。
経験・スキルの棚卸
次に重要となるのは、アピールできる経験やスキルの棚卸です。コンサルファームの選考で特に高く評価される経験・スキルは、マネジメント、クライアントフェイシング、問題解決です。マネジメントは、小規模のチームだとしてもリーダー経験があれば、十分にアピールできます。クライアントフェイシングについては、設計・開発や運用保守といった下流工程でもかまわないので、ユーザと要件整理や仕様調整を行った経験があれば、アピール可能です。問題解決は、何か問題が発生したときに、論理的に切り分けて解決に導いたプロセスをきちんとアピールできればコンサル適正ありと評価されます。 また、目指すコンサルの領域によっては、例えばSAPやD365などの製品・ソリューションの経験があれば、即戦力としてアピールできます。
志望動機の深堀り
志望動機はコンサル転職の成功の鍵となります。SEからコンサルを目指されるのであれば、「上流工程に携わりたい」という動機の方が多いと思われますが、上流工程はSIerでも可能ですので、コンサルの志望動機としては弱いです。したがって、「なぜコンサルでなければいけないのか?」を自分の中できちんと明確にしておく必要があります。前提として、コンサルの役割は経営や業務の問題を解決することであり、ITはあくまでツールです。ITコンサルであったとしても、そもそものITに対するスタンスが違いますので、この点を十分に理解したうえで、志望動機を深堀りすることが重要です。
ケース面接対策
コンサルファームの採用面接を受ける上では、ケース面接対策が重要となります。ITコンサルや総合系ファームのITのポジションで即戦力採用を求めている場合は、ケース面接よりはむしろ「Step3:志望動機の深堀り」の方が大事となります。一方、戦略コンサルやビジネスコンサルの転身を図られていたり、ITコンサルや総合系コンサルで第二新卒採用を目指される場合は、コンサルタントとしてのポテンシャルが重視されるため、ケース面接対策は万全にしておく必要があります。
SE(システムエンジニア)の候補者からいただくコンサル転職に関するご質問
SEからコンサルに転職した後のポストコンサルのキャリアで多いのはどのようなものですか?
ITコンサルであれば、事業会社の情シスへの転職、フリーランスでの独立、ITベンダへの出戻りといった選択肢が挙げられます。戦略やビジネスコンサルであれば、事業会社の経営企画や社内コンサル部門への転職、フリーランスでの独立、起業、ITコンサルやITベンダへの出戻りなどの選択肢が挙げられます。 「ITコンサルタントのキャリア」については、こちらの記事でさらに細かく解説していますので、気になる方はご一読ください。
SEからコンサルに転職して後悔するケースはありますか?
コンサル転職して後悔する事例としてありがちなのは以下の通りです。
- 想像以上に激務であった
- 上司のレビューが厳しく精神的ストレスが高い
- 戦略やビジネスコンサルを志望していたがIT案件しか担当できない
- Non-ITのコンサルに転身したがITの方が性に合っていた
中には体調を崩したり、コンサル業界を去ってしまう方もいます。しかし、コンサルタントとしての経験はネクストキャリアでも役に立ちます。また、仕事をしてみなければ分からないといった側面もあります。少なくともコンサルファームの採用面接に合格すれば、ポテンシャルを評価されたということは確かなので、恐れずにチャレンジしてみることをおすすめします。また、配属後の案件や働き方の希望を実現させるために、MyVisionのエージェントがご希望に沿った求人を紹介させていただきます。
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コンサルへ転職しても、今まで扱ってきた製品・ソリューションを担当することになりますか?
希望すれば、これまでの経験値と近い案件にアサインしてもらえるよう配慮してもらうことは可能です。たとえば、ERPを扱ってきたならばERP導入案件になる可能性が高く、JAVAのプログラム開発を行ってきたのであれば、開発管理の役割を担う可能性も考えられます。もちろん、これまでと違った案件にアサインされる可能性も十分に考えられますが、転職先の案件状況とご自身の希望次第となります。
コンサル転職のおすすめの資格は何ですか?
結論から言うと、SEからコンサルタントへ転職するにおいて、取得しなければならない特別な資格はありませんが、アピール材料にはなります。たとえば、コンサルティングの知識を体系的に学んだことを証明できるものとして、「ITストラテジスト」、「中小企業診断士」が挙げられます。また、プロジェクトマネジメントも重要なスキルとなるため、「PMP」、「プロジェクト管理者」といったプロジェクトマネジメント関連の資格も高く評価されます。 その他、業務領域の専門性を示すのであれば、「日商簿記1級」や「USCPA」、「貿易実務検定」が挙げられます。加えて、昨今はグローバル案件も多いので、TOEICをはじめとした語学関連の資格も評価されます。
英語が話せることは必須ですか?
必ずしも必須ではありませんが、話せた方が有利になります。外資系のファームであったとしても、クライアント企業は日系企業であることが多いため、英語は必ずしも必要ではありません。ただし、日系企業の海外拠点がクライアントとなるプロジェクトや、オフショア開発で英語でのやり取りが必要となることがあります。活躍の幅を広げるためにも、今のうちから勉強しておくことをお勧めします。
総合系ファームとIT系ファームの違いは何ですか?
総合系ファームは、戦略からビジネス、ITまで幅広いコンサルティングサービスを提供しているファームとなります。部門によって役割が決まっているため、総合系ファームであっても、ITを専門に扱う部門であれば、IT専門のファームと同じような職務を担当することとなります。
戦略系ファームや総合系ファームでもシステム導入はありますか?
戦略系ファームであったとしても、昨今ではデジタルがテーマとなることが多いため、実際に開発業務を担当することはありませんが、システム導入に関連する業務を担当する可能性はあります。また、総合系ファームはERPの導入案件が多数を占めるので、ITの経験値があればシステム導入案件にアサインされる可能性は高いです。ただし、戦略やビジネスコンサルを専門に扱う部門であればERP導入案件へのアサイン可能性は低いですが、戦略系ファーム同様に、デジタル・IT関連の案件にアサインされる可能性は十分にあります。
マネジメントに興味がないのですが、テクノロジースペシャリストとしてのキャリアパスも選択できますか?
ファームによっては可能ですが、多くの場合、将来的にマネジメントは求められることが一般的です。スペシャリストとしてのキャリアパスを歩むのであれば、業界の第一人者と言われるくらいの高い専門性が求められますので、それを踏まえたうえでキャリアパスを選択していく必要があります。
SE(システムエンジニア)からのコンサル転職についてまとめ
SEとコンサルは働き方や専門性の相関性が高いため、転職できる可能性は十分に高いです。但しコンサルは適性が問われることに加え、採用されたとしてもミスマッチとなる可能性もあります。これを防ぐためにも、コンサルタントとして目指す領域の明確化、経験値の棚卸、志望動機の深堀り、ケース面接対策を十分に行う必要があります。 弊社でもSEからコンサルへの転職相談事例は多数ございます。ご興味のある方はぜひ気軽にご相談ください。
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