EYコンサルティングの評判は?年収・働き方・キャリアの実態を徹底解説
2025年07月10日更新
世界4大ファームの一角を占めるEYコンサルティングは、グローバルネットワークと「Building a Better Working World」というパーパスを掲げる総合系コンサルティングファームです。
柔軟な働き方や豊富な成長機会で注目を集める一方、実際の働き方や年収、キャリアアップの実態はどうなのでしょうか。
本記事では、実際の社員の口コミや評判をもとに、EYコンサルティングのリアルな実態を徹底解析。転職を成功させるための具体的なポイントまで詳しく解説します。
そもそもEYコンサルティングとはどんな会社?
EYコンサルティングは、世界でも有数のコンサルティングファームです。はじめに、EYコンサルティングの企業概要や提供するコンサルティングの領域、他のファームと比較した強みについて解説します。
目次
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EYコンサルティングの企業概要
はじめに、EYコンサルティングの企業概要について解説します。
EYコンサルティング株式会社は、世界的に有名な四大監査法人(Big 4)の一角を占めるアーンスト・アンド・ヤング(EY)グループの一員として、企業の変革を支援するプロフェッショナルサービスを提供しています。
監査、税務、トランザクション、アドバイザリーの4つのサービスラインで事業を展開しており、一貫したクライアントサポートとグローバルな連携が特徴です。
正式名称 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 |
---|---|
代表者名 | 近藤 聡 |
設立年 | 2020年10月1日 |
所在地 | 東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー |
従業員数 | 4,501名(2024年4月1日時点) |
資本金 | 4億5千万円 |
会社URL | https://www.eysc.jp/recruit/ |
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提供するコンサルティング領域
EYコンサルティングでは、戦略策定やM&A、組織変革、テクノロジー導入、リスクマネジメント、サプライチェーン最適化など、多岐にわたる領域でコンサルティングサービスを提供しています。
近年では、デジタルトランスフォーメーション(DX)やサステナビリティといった分野にも注力しており、幅広い業界のクライアントに対して専門性の高いソリューションを提供しています。
他ファームと比較したEYコンサルティングの強み
EYコンサルティングの強みは、世界150以上の国と地域に広がるEYのグローバルネットワークを活かした総合的なサービス提供能力にあります。
監査法人系のファームであることから、リスクマネジメントやガバナンス強化といった領域に強みを持つ一方で、戦略策定から実行支援まで、幅広いコンサルティングニーズに対応できる体制を整えています。
また、同社は「Building a Better Working World(より良い社会の構築)」というパーパス(存在意義)を掲げ、社会貢献性の高いプロジェクトにも積極的に取り組んでいる点も特徴の一つ。
これは、単なる経済的利益追求だけでなく、社会的なインパクトを重視する企業文化として、他のファームとの差別化要因となっています。
実際に「人の良さと戦略系の案件の多さに惹かれて入社した」という口コミもあり、まさに同社の掲げる存在意義が、企業文化にも表れているといえるでしょう。
EYコンサルティングの良い評判・悪い評判
続いて、EYコンサルティングの良い評判と悪い評判について、それぞれ具体例を挙げつつ紹介します。
良い評判
良い評判としては、柔軟な働き方が可能である点や、成長機会が豊富な点、案件が多様である点、チームでの協働を重視する文化がある点などが挙げられています。
柔軟な働き方が可能
EYコンサルティングでは、リモートワークやフレックスタイム制度が浸透しており、柔軟な働き方が可能という声が多く聞かれます。
プロジェクトの状況や個人のライフスタイルに合わせて、働く場所や時間をある程度コントロールできるため、ワークライフバランスを重視する人にとっては魅力的な環境と言えるでしょう。
実際に、以下のような口コミが寄せられています。
”在宅勤務制度とフレックスタイム制度の利用は柔軟です。(中略)また、有給の取得も比較的しやすく、チーム全体的に「頑張る時は頑張る。休む時はしっかり休む。」という文化があって、他の戦略コンサルファームよりはワークライフバランスが良いと思ってます。”
”中抜け等はしやすく、チームによっては上司の許可を取ることなく自身の予定表に登録さえすれば平日の日中に通院等の用事を入れることは可能。”
”調整しやすい。部署やプロジェクト、上長にもやるとは思うが、全社的にコンサルの中でも比較的ホワイトな環境ではないかと思われる。”
引用元:openwork「EYストラテジー・アンド・コンサルティング会社」
成長機会が豊富で若手にもチャンスがある
EYコンサルティングでは、「若手のうちから裁量のある仕事を任せてもらえる」「多様なプロジェクトを通じてスキルアップできる」といった意見が多数見受けられます。
教育研修制度も充実しており、コンサルタントとしての専門性を高める機会が豊富に用意されているため、キャリアの早期から成長を志向する人には最適な環境だといえるでしょう。
“常に有名な外資系戦略コンサルファームと競うコンペに参加し、多くの案件を獲得している”
“様々なプロジェクトが多数あり、本人のやる気があればどんどんと挑戦させてもらえる文化があったとは思います。また積極的に自分から動かない場合もアサイン機会はたくさんあるため、一定の働きがいはあると思います。”
”任される裁量が若手のうちから多いためやる気があればどんどん仕事をもらえやりがいを感じられる。クライアント先でプレゼンをする機会もあるためクライアントにプロジェクトメンバーとして認識されある程度信頼を得られるようになるとやりがいも広がる。”
引用元:openwork「EYストラテジー・アンド・コンサルティング会社」
グローバルなブランド力と多様な案件を持つ
EYのグローバルブランド力、そして日本国内におけるBig4という立ち位置は、国内外の多様なクライアントから大型案件を獲得できる強みとなっています。
これにより、国際的なプロジェクトや最先端のテーマに取り組めるような案件が多く、自身の視野を広げたいと考えるコンサルタントにとって魅力的な要素です。
”グローバルでプレゼンスもあり、日本国内においてもBig4ということで、組織体制もしっかりとしている。”
”EYリージョン間が密に連携しており、グローバルネットワークを強みとして、多国籍企業を中心にコンサルティングを展開している。”
”世界4大ファームの1つであり、グローバルネットワークに支えられていることで、多様性や仕事の幅はある。”
引用元:openwork「EYストラテジー・アンド・コンサルティング会社」
性別や国籍を問わず活躍できる環境がある
ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)を重視する企業文化が根付いており、性別、国籍、バックグラウンドに関わらず、誰もが平等に評価され、活躍できる機会が提供されています。
多様な価値観を持つメンバーとの協働を通じて、コンサルタントとしての新たな視点を得たり、イノベーションを生み出したりしやすい環境であるとも言えるでしょう。
”女性が多い職場なので、働きやすい環境だと思います。子供を育てながら働いている方も多いので、相談に乗ってもらうことができ、自分のキャリアをデザインできます。”
”性別・国籍・宗教などに限らず優秀であれば活躍しやすいと思います。会社としてもLGBTQの活動をしており、ダイバーシティに注力していると思います。”
”スタッフ層では女性も多く、現在はマネージャー以上の女性を増やすことが課題。国籍も外国籍も社員も多く、英語を使いながら活躍できる環境が整っている。”
引用元:openwork「EYストラテジー・アンド・コンサルティング会社」
チームでの協働を重視する文化がある
EYコンサルティングでは、個人の能力だけでなく、チーム全体で協力し、クライアントの課題解決に取り組む文化が醸成されています。
困ったときには周囲がサポートしてくれる、互いに学び合う姿勢があるといった声が多く、一体感を持ってプロジェクトを進めたい人にとっては働きやすい環境です。
”チームや案件によるとは思いますが、強いリーダーシップや個性を発揮して全体を引っ張る方より、協調してチームとして価値を出すようなタイプの方が多かった印象です。”
”チームワークを重視しており、社内競争よりも、コラボレーションを優先している。”
”お互いを支援しながらクライアントにとって何が一番良いかを考えるため、自己中心的な動き方ではなくチームとして動けている。”
引用元:openwork「EYストラテジー・アンド・コンサルティング会社」
悪い評判
悪い評判としては、ワークライフバランスの確保が難しい場合がある点や、評価制度が不透明に感じる点、特定の分野にプロジェクトが集中する点などがあります。
ワークライフバランスの確保が難しい場合がある
柔軟な働き方が可能である一方で、コンサルティング業界の特性上、プロジェクトの繁忙期には長時間労働になりがちという声も聞かれます。
クライアントの都合やプロジェクトの進捗状況によっては、個人の都合よりも仕事が優先されるケースがあり、ワークライフバランスの確保が難しいと感じる人もいるようです。
”忙しいプロジェクトで長時間労働が発生する事は珍しくありません。特にPEファンド向けのデューデリジェンス案件では、タイトな納期や短期集中の働き方が認められる傾向があります。”
”基本的にクライアントファーストの方針を取っているため、依頼がスコープ外であったり、土日に届いたものであっても断ることが難しい状況です。その結果、プライベートの調整が非常に困難になっています。”
引用元:openwork「EYストラテジー・アンド・コンサルティング会社」
評価制度が不透明と感じる
評価制度について、「基準が曖昧で分かりにくい」「上司との相性に左右される」といった意見が一部で見られます。
特に若手のうちは、自身の評価がどのように決まっているのか理解しにくいと感じる場合もあるようです。
”評価制度が新卒のときからころころかわりあまり安定していない。また、上司によって厳しい、甘い人がいるなど付け方が統一されていないがゆえに優秀イコール昇格といったフローになっていない。”
“人事評価がブラックボックスで、人事にも何度か相談、確認したが、明確な答えは得られなかった。”
引用元:openwork「EYストラテジー・アンド・コンサルティング会社」
組織体制の変化が頻繁
EYコンサルティングは、事業拡大や市場の変化に合わせて組織体制の変更が頻繁に行われることがあります。
これにより、担当プロジェクトやチームメンバーが頻繁に変わることがあり、変化への適応力が求められます。
変化を好まない人にとっては、ストレスに感じる可能性もあります。
”比較的後発の新しいファームで、事業拡大期にあることもあり、制度等は頻繁に変革を行っている。
”近年、現社長のもと急拡大した組織のため、毎年組織体制や評価制度の変更が生じている。”
引用元:openwork「EYストラテジー・アンド・コンサルティング会社」
特定の業界や分野にプロジェクトが集中する場合がある
時期や状況によっては、特定の業界や分野のプロジェクトにアサインが集中するケースもあるようです。
これにより、希望する業界や分野の経験を積む機会が限定されると感じる人もいます。
ただし、これはどのコンサルティングファームにも共通して見られる側面であり、個人の希望とアサインメントのバランスは常に課題となるでしょう。
”個人のキャリア希望よりも要員配置の都合が優先される場合も多々あるため、自分のキャリア像と任される仕事にギャップが生まれる可能性がある。”
”ある程度自身の志向する分野への配属の希望は通るものの、社内の需給の関係で、希望とは程遠いプロジェクトに配属となる可能性も大いにある。”
”コンサルタントとしてやりたい領域がある程度決まっていても、プールにいる間は関連PJTにアサインされる確率が非常に低く、身に付けたい専門知識を身に付けることが難しかった。”
引用元:openwork「EYストラテジー・アンド・コンサルティング会社」
EYコンサルティングの働き方とワークライフバランスの実態
上述した通り、EYコンサルティングには柔軟な働き方ができるという良い評判もあれば、ワークライフバランスの確保が難しいという悪い評判もあります。
働き方とワークライフバランスの実態について、さらに詳しく見ていきましょう。
出社に縛られないリモート中心の柔軟な働き方が可能
EYコンサルティングでは、コロナ禍を経てリモートワークが標準的な働き方として定着しています。
プロジェクトの状況やチームの方針にもよりますが、基本的には出社に縛られることなく、自宅やコワーキングスペースなど、場所を選ばずに働くことが可能です。
実際に、対面で実施する必要のあるミーティングがない限りは全く出社しない人もいるほか、リモートワークを前提に地方に住んでいるという社員もいるようです。
リモートワークにより、通勤時間の削減やプライベートとの両立がしやすくなったという声も多く、多くの社員がその柔軟性を評価しています。
ワークライフ“バランス”ではなく“マネジメント”を重視
EYコンサルティングでは、単に「ワークライフバランス」という言葉で区切るのではなく、「ワークライフマネジメント」という考え方を重視しています。
これは、仕事とプライベートを完全に切り離すのではなく、双方をより良くするための工夫や調整を自らが行うという考え方です。
個人の裁量に任される部分も大きいため、自己管理能力やタイムマネジメント能力が求められますが、その分、自身のキャリアやライフスタイルに合わせた働き方を追求できる環境だと言えるでしょう。
参考:EY Japan DE&Y「ワークライフマネジメントの推進」
EYコンサルティングの年収の実態
続いて、EYコンサルティングの年収の水準や、年収が決定する基準について解説します。
総合系ファームの中でも高水準の年収
EYコンサルティングの年収は、総合系コンサルティングファームの中でも高水準にあると言われています。
実際に、口コミサイトによると、EYコンサルティングの平均年収は909万円で、コンサル業界の平均年収である804万円を上回っています。
職種別の平均年収は以下のとおりです。
コンサルタント | 899万円 |
マネージャー | 1,236万円 |
シニア | 940万円 |
アドバイザリー | 747万円 |
CS | 1,209万円 |
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引用:openwork「EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社」
特に、プロジェクトマネージャー以上の職位になると、成果に応じたインセンティブが加わり、さらに年収が高まる傾向にあります。
これは、プロフェッショナルなスキルと高い貢献度に対して、適切な報酬で応えようとする企業の姿勢が反映されていると言えるでしょう。
年功ではなく成果と期待値の達成度で年収が決まる
EYコンサルティングの評価制度は、年功序列ではなく、個人の成果と期待値の達成度が重視されます。
若手であっても、高いパフォーマンスを発揮し、責任ある役割を担うことで、早期に昇進・昇給のチャンスがあります。
これは、個人の努力と能力が直接報酬に反映されるため、高いモチベーションを維持しやすい環境と言えます。
報酬よりも得られる経験の価値で入社する人も多い
ここまで、EYコンサルティングは平均年収が他のコンサルティングファームより高い傾向にある点についてお伝えしてきましたが、EYコンサルティングへの入社を決める動機は、単に高額な報酬だけではありません。
ここでしか得られない多様なプロジェクト経験や、世界トップレベルの知識を持つプロフェッショナルとの協働、そして自身の成長機会を重視して入社する人も非常に多いです。
報酬はあくまで結果であり、本質的な価値は得られる経験にあると考える人が、EYコンサルティングで活躍している傾向にあります。
実際に、以下のような口コミも寄せられています。
“与えられたタスクに対して必ず先輩・上司からフィードバック・指摘をいただけるため、プロジェクトを通して育成いただいている実感はあった。次のキャリアとしてコンサルティング企業・事業会社のどちらを選ぶとしても、役に立つ経験は積めると思う。”
引用元:openwork「EYストラテジー・アンド・コンサルティング会社」
EYコンサルティングのキャリアアップ・成長機会の実態
EYコンサルティングは、キャリアアップや成長の機会も充実しています。
詳しく見ていきましょう。
「One EY」で得られるグローバル&クロスボーダー経験
EYは「One EY」というコンセプトのもと、グローバル全体で一体となってクライアントにサービスを提供しています。
これにより、EYコンサルティングの社員は、国境を越えたプロジェクトや、異なる国のメンバーと協働する機会を豊富に得ることができます。
国際的なビジネススキルや異文化理解を深めたいと考える人にとっては、非常に貴重な経験となるでしょう。
戦略から実行まで一貫して担える育成機会を得られる
EYコンサルティングでは、クライアントの課題に対して、戦略策定からその実行支援まで一貫して関わる機会が多くあります。
これにより、コンサルタントは単に戦略を立案するだけでなく、その戦略が現場でどのように機能し、どのような成果をもたらすのかを肌で感じることができます。
この一貫した経験は、コンサルタントとしてのスキルを多角的に高め、より実践的な能力を養う上で非常に重要です。
自分の強みを活かしたキャリア設計がしやすい
EYコンサルティングには、様々なバックグラウンドを持つプロフェッショナルが集まっており、多様なキャリアパスが用意されています。
特定の専門分野を深掘りすることも、異なるサービスラインや業界のプロジェクトを経験してジェネラリストを目指すことも可能です。
また、成長を後押しする研修や育成のカリキュラムも豊富です。
研修には、EYグローバルコンテンツやEY Japanオリジナルのコンテンツがあるほか、外部の語学研修サイトなども利用可能です。
また、デジタル時代にふさわしいスキル習得やクライアントサービス提供を支援するために導入された社内資格認定制度「EY Badges」がある点も特徴の一つ。
テクノロジー、リーダーシップ、ビジネスの各カテゴリに、データサイエンスやAIといったさまざまな領域、レベルのBadgesが用意されています。
評判や実態からわかるEYコンサルティングに向いている人の2つの特徴
EYコンサルティングに向いている人として、これまでの評判や実態を踏まえると、以下の2つの特徴が挙げられるでしょう。
- 成長志向があり変化を楽しめる人
- 論理性とチームワークを両立できる人
成長志向があり変化を楽しめる人
EYコンサルティングは、常に新しい知識やスキルの習得が求められる環境であり、プロジェクトも多岐にわたります。
そのため、現状維持ではなく、常に自分自身を成長させたいという強い意欲を持つ人、そして変化の激しい環境を前向きに捉え、楽しめる人が活躍できるでしょう。
論理性とチームワークを両立できる人
コンサルタントとして、クライアントの課題を解決するためには、高い論理的思考力が不可欠です。
しかし、それだけでなく、多様なバックグラウンドを持つメンバーと円滑に連携し、チームとして最大のパフォーマンスを発揮できる協調性やコミュニケーション能力も非常に重要です。
論理とチームワーク、双方をバランス良く持ち合わせている人が、EYコンサルティングで成功を収める可能性が高いです。
評判や実態からわかるEYコンサルティングに向いていない人の2つの特徴
EYコンサルティングに向いていない人の特徴としては、以下が挙げられます。
- 安定を第一に考える人
- 自分の裁量で動くことに不安がある人
安定を第一に考える人
EYコンサルティングで仕事をするうえでは、常に新しい課題に直面する可能性があり、その都度変化に対応していく必要があります。
そのため、ルーティンワークを好み、安定した環境で働きたいと考える人にとっては、精神的な負担が大きいかもしれません。
予期せぬ状況や不確実性への対応が求められるため、安定志向の強い人には不向きな傾向があります。
自分の裁量で動くことに不安がある人
EYコンサルティングでは、個人の裁量が大きく、自律的な行動が求められます。
プロジェクトの進捗や課題解決に向けて、自ら積極的に考え、行動を起こすことが苦手な人や、細かく指示されないと動けないと感じる人にとっては、向いていないと感じるかもしれません。
EYコンサルティングへの転職を成功させるための3つのポイント
最後に、EYコンサルティングへの転職を成功させるためのポイントについて解説します。
以下の3つのポイントを意識しましょう。
- 戦略から実行支援までに共感する志望動機を言語化する
- 「共創力」や「信頼関係構築力」が伝わる経験を整理する
- 専門の転職エージェントと対策を進める
戦略から実行支援までに共感する志望動機を言語化する
EYコンサルティングは、戦略策定だけでなく、その実行支援まで一貫して手掛けることを強みとしています。
そのため、単に「戦略を立てたい」というだけでなく、「戦略が現場でどのように具現化され、成果に繋がるのかまで見届けたい」という意欲を明確に言語化することが重要です。
自身のキャリアビジョンとEYコンサルティングの強みがどのように合致するのかを具体的に示すことで、採用担当者に強い印象を与えることができます。
「共創力」や「信頼関係構築力」が伝わる経験を整理する
EYコンサルティングは、クライアントとの「共創」や、チーム内での「協働」を非常に重視しています。
そのため、これまでの職務経験の中で、他者と協力して困難な課題を乗り越えた経験や、周囲と信頼関係を築きながらプロジェクトを成功に導いた経験を具体的に整理し、アピールすることが重要です。
単なる個人のスキルだけでなく、チームプレイヤーとしての側面を効果的に伝えることで、EYコンサルティングが求める人物像に合致していることを示せます。
専門の転職エージェントと対策を進める
EYコンサルティングへの転職は、難易度が高いことで知られています。
書類選考から面接まで、各フェーズで求められるポイントが異なります。
そこで、コンサルティング業界に特化した転職エージェントの活用が非常に有効です。
エージェントは、EYコンサルティングの採用動向や求める人物像、過去の選考事例などを熟知しており、あなたの経験やスキルに合わせた効果的なアドバイスを提供してくれます。
面接対策やレジュメ添削などのサポートを受けることで、転職成功の可能性を大きく高めることができるでしょう。
まとめ
EYコンサルティングは、グローバルネットワークと「Building a Better Working World」というパーパスを強みとする総合系コンサルティングファームです。
柔軟な働き方や豊富な成長機会がある一方で、プロジェクトの繁忙期には長時間労働となる可能性もあります。
年収は高水準で、成果が正当に評価される環境です。
特に、成長意欲が高く、変化を楽しみながら論理性とチームワークを発揮できる人に最適なファームと言えるでしょう。
EYコンサルティングへの転職を成功させるには、戦略から実行まで一貫して関わる同社の特徴への深い理解と、共創力・信頼関係構築力を示す具体的な経験のアピールが不可欠です。
専門の転職エージェントと共に、最適な対策を進めましょう。
MyVisionは、コンサル業界に特化した転職のプロ集団です。
EYコンサルティングの選考に精通したアドバイザーがあなたの転職活動をサポートします。
コンサルタントへの転職をお考えの方は、是非MyVisionにご相談ください。
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