M&Aアドバイザリーのプロフェッショナルとしてのキャリアを確立するため、銀行系投資子会社からFAS系コンサルティングファームへ転職

F.H
千葉大学
28歳
金融
法人営業
FAS系コンサルティングファーム
コンサルタント
支援担当

森本 修平
Morimoto Shuhei
新卒でSMBC日興証券に入社し、証券リテール営業として未上場法人や富裕層個人の新規開拓およびコンサルティング業務に従事。その後最短で管理職に昇進し、部下育成や営業推進を行いながら、SMBCとの協働推進リーダーを務める。社長賞を累積5回表彰されるともらえる「レジェンド賞」をも受賞。これまでの経験を活かし、現在は金融機関出身者や営業経験者を中心に、転職支援を行う。
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転職を意識するまで
ご経歴について教えてください
新卒で地方銀行に入行し、法人融資を約3年担当しました。その後、グループ内に新設された投資専門子会社の立ち上げに参画し、ファンド設立から投資実行(オリジネーション、財務分析、財務モデル作成、DD、契約交渉等)まで一貫して経験する他、大手菓子メーカーや医薬品製造会社への投資を主担当させていただき、独立系PEファンドへの出向も経験しました。
転職のきっかけを教えてください
独立系PEファンドへの出向経験がきっかけです。そこでは高度な専門性を持つプロフェッショナルたちがスピーディーにディールを進めており、強い刺激を受けました。バイサイドでの投資実行に加え、M&Aプロセス全体を俯瞰するアドバイザリー業務や、より精緻な企業価値評価(バリュエーション)の専門性に関心を持つようになるにつれ、グループ内では経験できる案件の規模や種類に限界を感じ、より多様で複雑なM&A案件に挑戦したいという思いが募りました。
FAS系コンサルティングファームに転職をした背景は何ですか?
これまでの融資業務、バイサイド投資、PEファンドでの経験で培った財務分析力やディール経験を活かしつつ、M&Aアドバイザリーおよびバリュエーションのプロフェッショナルとしてのキャリアを確立したいと考えたためです。そのためには、数多くのM&A案件に触れ、専門性を徹底的に磨ける環境が必要だと判断しました。 FAS系コンサルティングファームを選んだのは、M&A戦略から実行、PMIまでをカバーし、企業価値評価という専門スキルを深められる点です。特に、私が転職を決めたFAS系コンサルティングファームはPEファンドとのリレーションも強く、これまでの経験を活かしつつ、多様なクライアントに価値提供できると考えました。バイサイドの視点を理解しているからこそ貢献できるアドバイザリー業務があると感じています。
MyVisionの支援について
エージェントは何社と話しましたか?
転職開始当時はFAS系コンサルティングファームの理解が浅く、業界動向や選考対策について専門的なサポートが必要と考え、3社ほどのエージェントとお話ししました。
その中で最終的にMyVisionを選択した理由を教えてください
私の担当をしてくださった森本さんが、私のキャリア(銀行融資、投資子会社立ち上げ、PEファンド出向)の価値を的確に捉え、それをFAS系コンサルティングファームでのキャリアにどう繋げるか具体的なアドバイスをくださった点です。表面的なスキルマッチングではなく、私の志向性を深く理解しようとする姿勢に信頼感を持ちました。
当社のサービスに対して、率直なご意見をいただけますでしょうか?
非常に的確なサポートをいただき感謝しています。職務経歴書では、これまでのキャリアを一貫性のあるストーリーとして再構築し、FAS系コンサルティングファームで求められるスキルを効果的にアピールできるよう指導いただきました。面接対策では、バリュエーションやM&Aアドバイザリーに関する専門的な質疑応答の練習が特に役立ちました。
ご自身の転職活動を振り返って
今後の転職候補者のために、転職活動の良かった点を教えてください。
これまでのキャリアで培ってきたスキルや経験が、異なるフィールドでも通用する「ポータブルな価値」であることを再認識できた点です。森本さんのサポートを受けながら自己分析を深め、自信を持って新しい分野に挑戦できたことが最大の収穫だと思います。
今後の転職候補者のために、転職活動の反省点を教えてください
FAS系コンサルティングファームで求められる専門知識(会計基準、税務、法務など)について、転職活動開始前にもっと体系的に学習しておけば、選考をより有利に進められたかもしれません。また、実際にFAS系コンサルティングファームで働く方々の生の声をもっと多く聞いておくことも必要だったと感じています。
転職前後の年収を教えてください
前職では年収900万円程度でしたが、転職後は年収1000万円からのスタートとなりました。

