常に挑戦し進化し続ける「MOVER」を輩出し、ビジネス創造により社会を豊かにする【MOVER&COMPANY ディレクター児玉氏、コンサルタント海地氏インタビュー】
2024年09月27日更新
企業紹介
MOVER&COMPANYはコンサルティング事業をコアとして、お客様が抱える様々な課題に対して、最適なソリューションを提供しています。 また、子会社においては人材事業、教育事業、Webサービス事業、SI事業、エンタメ事業など様々な新規事業の立ち上げも行なっており、 「コンサルティング会社」でありながら「ベンチャー企業」の側面も併せ持つ「次世代型コンサルティング会社」です。本日は、ディレクターである児玉氏とコンサルタントの海地氏にお話を伺いました。
インタビュイー経歴
話し手
児玉氏
MOVER&COMPANY
ディレクター
第二新卒として2013年にMOVER&COMPANYへ入社。金融機関を中心に要件定義〜システム構築までの一気通貫したコンサルティングを手掛ける。圧倒的なスピードとコミュニケーションを活かしたプロジェクト推進に強みを持つ。業務とシステムの両面を深く理解した上でのバランスの取れたコンサルティングが強み。
話し手
海地氏
MOVER&COMPANY
コンサルタント
大学卒業後、印刷業界を経て現職。前職では新規事業開発に従事し、営業・マーケティングなど幅広い職種を経験。2021年にMOVER&COMPANYへ入社し、現在は金融機関を中心に、要件定義からのプロジェクト管理などを幅広く担当。
目次
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メンバーの能動性を活かした顧客価値の高いコンサルティングを提供
──はじめに、自己紹介からお願いします
海地氏MOVER&COMPANYの海地と申します。2019年に印刷会社に新卒入社し、新規事業開発を担当する中で営業・マーケティングなど幅広い職種を経験しました。その後、2021年末にMOVER&COMPANYに転職し、約2年間コンサルタントとして働いてきました。
児玉氏MOVER&COMPANYのディレクターの児玉と申します。元々はサービス業に従事していたのですが、代表の篠﨑との出会いをきっかけに、2013年に第二新卒として入社しました。現在はコンサルティング事業部でディレクターを務め、複数のプロジェクトに携わっております。入社当時は5人程だった社員も、現在は80名を超え、私自身も会社と共に成長して参りました。
──MOVER&COMPANYの成り立ちを教えてください
児玉氏当社は代表の篠﨑が大手コンサルティングファームと事業会社を経て2008年に創業した会社です。篠﨑はコンサルタント時代、大手企業の業務・IT領域のコンサルティングをメインに経験しておりましたが、コンサルタントとしての立場では、一人称での経営や事業推進に限界があるのではと考え、事業会社(ベンチャー)へ転職しました。そこで、エンタメ業界を中心に複数の事業立ち上げや事業推進をするなかで、多種多様な人材と出会いました。その中で、優秀なビジネスパーソンは学歴や役職に関係なく、前向きで能動的な人間であることを実感しました。そのような人材が集まる組織を作りたいという考えが当社の創業のきっかけです。篠﨑は、この前向きで能動的な人間を「MOVER(考動型人材)」と名付けました。創業以来、常に挑戦し、進化する「MOVER」であり続けたいという思いに共感したメンバーが次々と集まり、現在のMOVER&COMPANYとなりました。
──お二人は中途でMOVER&COMPANYに入社されましたが、転職した理由を教えてください
海地氏まず、コンサルティング業界を志望した理由は、コンサルティングを通じて事業推進に必要なスキルを伸ばしたかったからです。前職の印刷会社で新規事業に従事した際、少人数でサービスの立ち上げと改善を行った経験から、一人ひとりのスキルや経験が事業に大きな影響を与えることを学びました。また、コンサルティングファームの方と協業する機会があり、その方のスキルに魅了されたこともありました。そのため、コンサルティング業界では、自身が身に付けたいスキルを習得できると考え、この業界を志望しました。 次にMOVER&COMPANYを選んだ理由は、多様な業種・領域の経験を積める点です。内定をいただいていた他のコンサルティングファームと比較した際、MOVER&COMPANYはまだ小規模ながらも、担当する業界や領域の幅が広く、体制が柔軟であるため、成長の機会に恵まれていると感じました。さらに、業界未経験での入社のため不安もありましたが、顔合わせの機会を積極的に設けていただくことができたため、安心して入社できました。
児玉氏代表の篠﨑との出会いが最大の理由です。私は篠﨑に出会った当時、やりたいこともあまりなく、将来について漠然とした不安を抱えていました。しかし、偶然知人から紹介された篠﨑との出会いが転機となりました。様々な相談をする中で「一緒にコンサルをやらないか?」と誘いを受け、入社が決まりました。もともとコンサルティング業界を志望していなかったものの、会社とその仕事内容に魅力を感じ、結果的に10年以上働いています。
主体性を持ったプロジェクト推進により、短期間で豊富な実践経験を積める環境
──MOVER&COMPANYの特徴を教えて下さい
児玉氏メンバーの能動性を尊重することが最大の特徴です。当社は「MOVER(考動型人材)」が集まることで、一般的なコンサルタントとして求められる価値を提供しながら、日々の業務を通じて社内・外を問わず周囲のメンバーにポジティブな影響を与えることを重視しています。このように、関わる人々の思いを重視することが、当社の大きな特徴です。
──MOVER&COMPANYではどのような案件が多いのでしょうか
児玉氏代表の篠﨑が大手コンサルティングファームのITコンサルタント出身ということもあり、大手金融機関や大手事業会社向けのITコンサルティングサービスをおこなっております。ロールとしては、プロジェクトサポート(PMO)や、 ビジネス部門のサポート(Business Analyst)や情報システム部門のサポート(ITリード)の案件が多いです。
──海地様がMOVER&COMPANYに入社後、取り組まれたプロジェクトについて教えてください
海地氏これまで、金融機関向けの新システム導入における要件定義やPMOを経験してきました。このプロジェクトは顧客にとって前例のない取り組みであるため、常に伴走する姿勢が求められます。タスクの洗い出し、実行フェーズでのリスク管理、スケジュール調整など、あらゆる業務において顧客目線のコンサルティングを提供しています。
──成長環境としてのMOVER&COMPANYの魅力について教えてください
児玉氏主に4つの魅力があると考えています。 1点目は、当たり前かもしれませんが、コンサルタントに必要なスキルやマインドを磨くことができる点です。当社に限らず、コンサルティングファームでは、コンサルタントとして高いビジネススキルが求められます。加えて、ただの歯車ではなく、課題の本質を掴もうとし、物事を徹底的に考え抜くマインドもプロフェッショナルとして重要です。これらのスキル・マインドの成長曲線は、大手ファームに引けを取らず、当社でも自然と身につけることができます。 2点目は、即戦力として多くの実践経験を積める点です。大手ファームでは、研修や育成環境が充実しており、上司の数も多く分業体制が整っている一方、自身の担当範囲がプロジェクト全体に対して限定的になりがちです。そのため、アウトプットが直接クライアントに届く実感を持つことが難しく、経営陣向けのプレゼンや交渉の場を経験するまでに、数年単位の期間が必要になることもあります。当社は少数部隊で分業が少ない分、OJTを通じ本番に挑戦する機会が数多くあります。そのため、能力さえあれば即プレゼンや商談にチャレンジでき、実践を通じて成長することが可能です。 3点目は、社会のために能動的に働くというマインドセットが全社員にある点です。当社の特徴でも触れましたが、コンサルティング業界はロジックが先行し「頭でっかち」「口だけ番長」「頭がいいだけ」という評価を受けることも少なくありません。当社はスマートさだけでなく、クライアントや関連企業、そこで働く人々の気持ちや感情に寄り添い、課題解決に取り組むことを全社員が意識しています。 4点目は、当社が事業会社としての側面を持つという点です。コンサルタントとして優秀な人材が事業を成功させられるのか?というと決してそのようなことはありません。コンサルタントとして、事業の難しさを本質的に学べる環境が社内にあり、事業の楽しさや喜びを教えてくれる同僚や先輩が近くにいること、自ら進んで手を挙げれば事業に参加できる風土が醸成されています。
──海地様はご入社から2年経過されたとのことですが、MOVER&COMPANYの成長環境についてどのように感じていますか
海地氏スピード感を持って成長できる点が魅力的だと感じています。コンサルタントとしての能力を身につける環境としては、大手ファームと比べても引けを取らないと思います。加えて、当社は「MOVER(考動型人材)」な人材が、最大限能力を発揮しやすいように、積極的に手を挙げれば挑戦できる環境があります。また、得られる経験の幅が広い点も魅力的です。案件の多様さに加え、経験豊富なマネージャークラス以上の人材が多く在籍しています。そのため、プロジェクトを進める中で彼らに適宜相談し、的確なフィードバックを受けることで成長を促進することが可能です。
ミッションを最重要視しつつ規模を拡大。「MOVER(考動型人材)」の輩出を加速していく
──MOVER&COMPANYの中長期的な展望を教えてください
児玉氏やはり、企業である以上、会社としての成長と拡大は大切なテーマだと考えており、当社のコアバリューである「MOVER」を社会に増やし続けていきたいと思っています。一方、社員数や規模を著しく拡大させた結果、方向性の不一致が起こり、メンバーの能動性を尊重できなくなることは本末転倒だと思っています。社員を起点とし、クライアントや同業他社含め、社会全体に「MOVER」を輩出することが最重要のミッションであるため、そのミッションを崩さない範囲で健全な規模の拡大を進めていきたいです。また、当社はコンサルティングのみならず、事業会社でもあるので、コンサルタントと事業会社社員の強力なシナジーを武器に、社員アンケートや声に耳を傾け、全社員で慎重に中長期に向けた議論をしています。
──「MOVER」に求めることを教えて下さい
児玉氏当社では「MOVER」に求める要素として3Cを定義しています。 1つ目はコミットメント(commitment)で、任された仕事に対して責任を持ち、自主的に取り組むことを求めており、仕事の大小や職種に関わらず、自分事として真剣に取り組む姿勢が重要だと考えています。 2つ目はコンポジション(composition)です。物事を構造化するスキルですが、どのような思考法でもベースとなるスキルなので、コンサルタントにとって重要だと考えています。 3点目は、コミュニケーション能力(communication)です。誰とでも仲良く友達になれる、距離を詰めるのが早いなどだけがコミュニケーション能力ではありません。プライベートではシャイな方でも、ビジネスシーンでは抜群のコミュニケーション能力を発揮することは珍しくありません。 当社では、その土台としてコンサルタント自身の人間的な魅力も大切にしており「チャーム」という言葉を共通言語として用いています。クライアントはもちろんのこと、周囲のメンバーから、年齢や経歴に関係なく、一緒に仕事をしたいと思われる魅力的な人材を目指して参ります。
──チャームを重視するのは貴社独自の観点ですね
児玉氏そうですね。実際に、新入社員研修の第1回目では、ビジネス本の名著をオマージュし「チャームからはじめよ」という題材を提供しています。ロジカルシンキングやドキュメント作成スキルなどを磨き込む前に、チャームのある人間になることの重要性に焦点を当てます。考動型人材といっても、最初から最後まで一人で考えて行動することはできません。必ず途中で誰かに助けてもらうこともありますし、誰かを助けることもあります。チャームのある人間になることで、楽しく働きながら、周囲を巻き込んだ業務推進が可能となります。
──最後に、転職候補者様に向けてメッセージをお願いします
海地氏MOVER&COMPANYでは、最低限のマナー、スキル、やる気があれば早い段階でやりがいのある役割を任せていただけます。前職では、直接お客様と話をする機会はそう多くはありませんでしたが、現在はクライアントと密接に関わり、課題の大小問わず多くのご相談をいただいています。また、クライアントの課題が解決できた際に直接感謝の言葉をいただくことも多く、大きなやりがいを感じています。このような環境で働きたい方は、ぜひ当社へのご入社を前向きに検討いただきたいです。
児玉氏転職活動中の方は、入社後にアサインされるプロジェクトの領域や業務内容について不安を感じているかもしれません。当社は個人の主体性を重視し、社員の希望に対しては、当社の規模やカルチャーの範囲中で、出来る限り柔軟に対応しています。 また、実践経験を通じて、スピード感を持って成長することができます。また、事業会社が身近に存在することで、常に事業への手触り感があります。転職は人生の重要なイベントですが、あまり肩に力を入れず、当社も選択肢の一つとしてぜひご検討いただければと思います。
──ありがとうございました