M&A総研の知見を梃子にクライアントの企業価値向上を支援する新進気鋭のコンサルティングファーム【株式会社クオンツ・コンサルティング パートナー多田氏、シニアコンサルタントH.Y氏】
2025年01月31日更新
企業紹介
株式会社クオンツ・コンサルティングはM&A総研ホールディングスのグループ会社として、2023年10月に設立されました。戦略、IT・DX、業務改善など幅広い領域をカバーする総合コンサルティングファームです。『令和流の経営』として、約3年9ヶ月での上場に寄与したメンバーと、大手コンサルティングファーム出身の精鋭とで、固定化されレガシーかつ属人化している様々な経営課題を、クライアントとともに解決します。本日は、パートナー多田氏と、シニアコンサルタントのH.Y氏に、同社の特徴と魅力についてお話をお伺いしました。
インタビュイー経歴
話し手

多田陽介氏
株式会社クオンツ・コンサルティング
パートナー
国内大手SIerに新卒入社し、十数年在籍したのち、大手コンサルティングファームでITコンサルタントとしての経験を積む。2024年にクオンツ・コンサルティングに入社。IT/DX領域のパートナーとして事業を牽引中。
話し手

H.Y氏
株式会社クオンツ・コンサルティング
シニアコンサルタント
前職のSaaS企業でエンジニアとしてプロダクト開発業務や新規事業におけるPM/PMO業務を経験した後にクオンツ・コンサルティングに入社。コンサル未経験ながら順調に成長し、社内外から高い評価を受けている。
目次
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M&A総合研究所を母体として立ち上がった「社長がエンジニア出身」のコンサルティングファーム
──自己紹介をお願いいたします
多田氏国内大手SIerと大手コンサルティングファームでITコンサルタントとして経験を積み、当社には本年に参画しました。現在は、パートナーとしてIT・DX案件を中心にセールスやプロジェクトのマネジメント・デリバリー、社内における評価制度設計など多岐にわたる業務に携わっています。
H.Y氏前職はSaaS企業で、エンジニアとしてプロダクトの開発に従事した後、新規事業の立ち上げを行い、PMやPMO業務を経験しました。その後、コンサル未経験で当社に入社し、現在はシニアコンサルタントとしてDX案件を担当しています。
──クオンツ・コンサルティングの概要について教えてください
多田氏当社はM&A総合研究所が3年9か月でプライム上場を達成した背景にあるIT・DXやM&Aの独自のノウハウや、組織文化を活かして大企業の支援に注力し、日本経済全体の価値を上げていくことを目的としてコンサルティングサービスを提供しています。組織としては、従業員が50名を超え、内定ベースで100名(2024年12月現在)に迫る勢いで成長しています。業界・ソリューションで部門は分けておらず、ワンプール制を採用しています。従業員全体の約80%がコンサルティング・ITバックグランドを持つ方で、残りの20%は様々な業界・職種での経験を持つ人材で構成されています。
──クオンツ・コンサルティング設立の経緯と強みについて教えてください
多田氏当社はM&A総合研究所を母体としておりますが、その創業者である佐上はもともとエンジニア出身で、経営効率を上げて日本の発展に寄与するための最初の事業としてM&A仲介事業を立ち上げました。そこでテクノロジーやAIの力を通じた徹底した業務効率化で無駄を排除し、アドバイザーがクライアントに向き合う時間を増大させることで、圧倒的に業績を伸ばしてきました。そして大企業の経営効率を上げ、企業価値の向上を支援することで日本の発展に寄与したいという思いから、クオンツ・コンサルティングを立ち上げた経緯があります。
当社のユニークな点は、親会社であるM&A総合研究所が3年9か月で上場したノウハウを活かせることです。創業からわずか5年で業界2位に至った過程で得た知見をもとに、利益やコスト削減だけでなく、企業価値の向上にもコミットする点が当社の特徴です。
事業会社が母体のファームならではの踏み込んだ支援や大きな裁量に魅力を感じ入社
──お二人がコンサルティング業界に入られた理由について教えてください
多田氏国内大手SIerに在籍していた頃に、ITシステムの開発・導入プロジェクトやBPRの支援を行っていました。その経験を自身のキャリアの基盤として、さまざまな企業に対してコンサルティングを行いたいという思いから、コンサルティング業界に転職することを決意しました。 その後、大手コンサルティングファームに入社したのですが、人数が増加するにつれ、業績評価がより数字に偏重するようになり、数字以外の側面でも評価されるコンサルティングファームを探していたところ、当社に出会いました。当社代表の佐上氏との面談を通じて、コンサルティング事業の目指す方向性に共感したことに加え、入社後には評価制度自体を自分たちで策定していけるような裁量がある環境に魅力を感じました。
H.Y氏コンサルティング業界への転職を決めたきっかけは、幅広いソリューションを通じてクライアントに貢献したいという思いを持ったことです。前職の事業会社では、クライアントの声を反映させながら自社のプロダクト改善を通じてクライアントに貢献することに面白さを感じつつも、自社製品にとらわれずにクライアントの課題解決に寄与したいと考えるようになりました。また、自身の専門性を高め、市場価値を向上させるためにも、コンサルティング業界に身を置くのが最適だと判断し、転職を決意しました。 その中でも、当社を選んだ理由は、転職時の軸であったクライアントの価値向上と課題解決に貢献できること、そして自身の専門性を高めることが最も実現できる会社だと感じたためです。専門性に関しては、事業会社が出自のファームであるからこそ、お客様に実現可能な提案を行っているということや、金融ノウハウを兼ね備えたプロフェッショナル集団を目指しているということを面談で伺ったことに大きな魅力を感じました。
──多田様がこれまで経験された中で印象に残っているプロジェクトについて教えてください
多田氏国内大手重工メーカーの経営管理システム再構築におけるIT PMOの案件を紹介します。この案件に当社が参画したのは、既にプロジェクトが始まった後だったのですが、システム開発が終盤を迎える中で、クライアント側での課題管理が複雑化し難航していました。そこで当社に依頼があり、チームの責任と役割を再度明確化し、進捗や課題管理を再構築しました。その後はPDCAサイクルを回し、プロジェクトの立て直しを図りました。 本案件で当社が重視していたのは、クライアントとの伴走支援であり、現場の課題を迅速かつ正確に把握し、クライアントの指示を待たずに優先的に対応すべき支援事項を提案・実行していました。具体的には、クライアントの中に入り込んで業務側とシステム側の橋渡し役を担い、課題の特定・解決に取り組みました。本案件の期間は約半年間で、私とスタッフのコンサルタント1名の2名体制で支援しました。
──H.Y様がこれまで経験された中で印象に残っているプロジェクトについて教えてください
H.Y氏当社に入社後にDX推進、ガバナンス強化、M&A支援など幅広く担当してきましたが、その中でもDXの構想策定プロジェクトが印象的です。 そのプロジェクトは、DXを推進することは決まっていたものの、具体的な解決したい課題、ゴール、スコープなどは未定の状況だったため、それらを整理するところから始めるプロジェクトでした。そのため、現場メンバーへのヒアリングや社内会議への参加を通じて課題を抽出し、方針を明確化しました。特に、多数のステークホルダーがいる中でのプロジェクトマネジメントに関しては、前職での経験を活かしつつも新たな知見を身につけることができたため、特に印象に残っています。
深い繋がりに基づく温かいカルチャーがあり、未経験でも安心してコンサルティング業務に挑戦していける環境
──クオンツ・コンサルティングの成長環境としての魅力について教えてください
多田氏当社は創業から一年未満であるにもかかわらず、戦略系やIT領域に関する多様なテーマを経験できる機会が豊富であることは魅力的だと考えています。また、メンター制度も整っており、業務以外の相談も気軽にできる環境があります。
H.Y氏当社はワンプール制を採用しており、デジタルを突き詰めていくキャリアを描くことも、M&A戦略や中期経営計画の策定を含め金融領域にも幅広く関わることができる可能性があるなど、キャリアの選択肢が多い点は大きな魅力だと思います。 また、コンサル未経験者は、豊富な研修コンテンツでコンサルタントとしての基礎スキルを学ぶことが可能です。プロジェクトアサインが決まった後にはプロジェクトに関連する推奨書籍を共有いただく機会も多く、周囲からのサポートを受けやすい環境が整っています。他にも、グループ会社であるM&A総合研究所と合同で外部講師を招いた勉強会が開催されており、ITにとどまらず金融についての総合的な知識を深めることが可能です。
──入社して実感した魅力について教えてください
多田氏当社は立ち上がったばかりのファームだからこそ、従業員全員がワンフロアで業務を行っており、困ったらすぐ相談できる環境は魅力だと入社した後に改めて実感しました。また、毎月コンサルタント全員参加の勉強会や懇親会などが開催されており、プロジェクト間での交流の機会も多く、温かいカルチャーがあります。
H.Y氏1つ目は、メンバー同士の深いつながりです。入社前は、コンサルタントのイメージとして、個人事業主に近いのではないかと思っていましたが、当社に入社してみると、縦横斜めに繋がる人間関係があり良い意味でのギャップを感じています。現在参画している案件でも、パートナーが週に一度顔を出してランチに誘っていただく機会があるなど、人と人との繋がりを深く実感しています。 2つ目は、「なんでもできる環境」が整っていることです。創業フェーズにあるため、やりたいことや気づいたことを自由に実行できる環境が整っており、自分のアイデアを形にする機会が豊富にあります。
創業間もないタイミングで、組織づくりにも初期メンバーとして携わっていくことが可能
──今後の展望について教えてください
多田氏当社は創業からまだ一年という若い組織であり、発展途上のタイミングだからこそ、自分の思いや組織の考えを制度や組織風土に取り入れることができます。一人ひとりが当事者として、もっと組織を良くするための提案は歓迎ですし、手触り感をもちながら自身が主体となって進めていくことが可能です。組織が大きければ良くも悪くも変えられなかったことが、今は自分の意思で手を上げて変えていくことができます。その1つ1つの想いや行動の積み重ねが組織の成長に繋がっていくと感じています。
──求める人物像について教えてください
多田氏スキルももちろん重要ですが、当社は素直に他者の指摘を受け止め、自己改善に努めるマインド面をより重視しています。未経験者も経験豊富なメンバーによる手厚いサポートを受けられるため、挑戦しやすい環境が整っています。
──このタイミングでクオンツ・コンサルティングに入社する魅力を教えてください
多田氏これから加速度的に成長していくフェーズのため、自分の手で会社を育てているという実感を得られるフェーズにあります。また、組織も拡大していくため、このタイミングで入社すると数年後には大きな組織・チームをリードできるポジションにつける可能性も高いと考えています。このような環境の中でチャレンジしたい方には、ぜひ当社に参画していただきたいと思います。
H.Y氏創業フェーズに携わることが非常に魅力だと考えています。当社には社内の組織開発や組織貢献活動を通じてコンサルタントの交流を活発にすることを目的に、タスクフォース制度を設けています。採用や育成、ブランディング、品質管理など10以上あるタスクフォースの中に、コンサルタントだけではなく、営業、人事も含めて全員が何らかのタスクフォースに関わりを持つ仕組みになっています。私自身は、採用のタスクフォースに携わっており、新卒採用におけるインターンの企画を行っているのですが、この活動を通じて「このような会社をつくっていきたい」という意見が自然と芽生えてきます。帰属意識を持ちながら働くことができるため、やりがいを実感しています。
──最後に、転職をお考えの方に向けてメッセージをお願いします
多田氏当社は、日本における新しいスタンダードとなる働き方を創出していく会社になることを目指しています。 世の中が発展していくにあたって、従業員の働く意義・価値観は変わっていくと考えています。リモートワークやフリーランスなど、多様化する働き方の中で、せっかく長い時間を共にするからこそ、当社は仕事だけの繋がりではなく、価値観を共有できるメンバーが多く集まっています。それぞれがキャリアの主人公として活躍できる環境を提供し、全員で一体となって組織を成長させていくかけがえのない経験を積めることをお約束します。
H.Y氏挑戦や成長を求める人にとって、当社は裁量があり何でもできる環境があります。東証プライム上場の基盤がある安心感がありながら、若い組織であるため1人1人が裁量を持った働き方ができるため、自身の市場価値を高めるには最適な環境だと考えています。そういった環境に魅力を感じていただける方は、ぜひご応募お待ちしております。
──ありがとうございました