SBテクノロジーとは 特徴や年収を徹底解説
2024年06月24日更新
SBテクノロジーは、ソフトバンクグループのシステムインテグレーターです。現在は、デジタルマーケティングやセキュリティ、マイクロソフトクラウドを注力事業とし、これらを融合させた新しいICTサービスの創造・提供を目指しています。また、公共ビジネスにも力を入れており、社会インフラの向上に貢献しています。
監修者
門山 友輔
Kadoyama Yusuke
システムベンダーで経験を積んだのち、大手転職エージェントであるパソナにてIT/コンサル業界向けの転職支援に従事。半期MVP6回、年間MVP受賞、全社売上レコード更新などの実績を有する。
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目次
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企業紹介
企業の特徴
SBテクノロジーは、ソフトバンクグループ所属のシステムインテグレーターとして、デジタルマーケティング、セキュリティ、マイクロソフトクラウドを中心とした事業を実施しています。 同社はデジタルマーケティングなどの事業を組み合わせ、新たなICTサービスの構築と提供を目指している点が特徴的です。公共ビジネスへの取り組みも強化しており、幅広い産業においてデジタル変革(DX)の支援を行うことを目指しています。
企業の詳細
正式名称 | SBテクノロジー株式会社 |
代表者名 | 阿多 親市 |
設立年 | 1990年10月16日 |
所在地 | 東京都新宿区新宿六丁目27番30号 新宿イーストサイドスクエア17階 |
従業員数 | 1,417名(2023年3月末) |
売上高 | 672億2,700万円 |
資本金 | 1,270百万円 |
株式公開 | 東証プライム |
会社URL | https://www.softbanktech.co.jp/ |
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案件の特徴
SBテクノロジーは、クラウドビジネスにおける国内トップクラスの導入実績を有しており、特にエンタープライズ企業を対象としたデジタル変革(DX)支援に強みがあります。同社は2009年からクラウドサービスが普及し始めた当初より、Microsoft 365の導入やMicrosoft Azure環境での構築支援など、クラウドソリューションの導入と運用を手掛けてきました。 クラウドソリューションの運用支援を基本にデータ活用やDX人材の育成・創出などの幅広い支援を提供し、顧客の課題解決に取り組んでいます。
同社はセキュリティ事業では、クラウドセキュリティへの先進的な取り組みで知られています。2000年初期からセキュリティ製品導入後の運用サービスを提供し、サービス提供によって蓄積した知見をもとに、セキュリティ対策サービスを提供しています。セキュリティ導入支援、マネージドセキュリティサービス(MSS)、CSIRT構築支援、コンサルティングなど、クライアントの機密情報をワンストップで保護・サポートしています。
データ・AIビジネスにおいては、クラウド基盤を活用したデータ・AIの導入支援をワンストップで提供しています。 2014年からデータソリューションビジネスを開始し、Microsoft製品の技術力と、エンタープライズ企業向けの分析ノウハウを持つデータサイエンティストによるコンサルティングを通じて、顧客のDXを支援しています。データの解析・可視化、データプラットフォーム構築、AIによる機械学習モデルの構築、生成AIの導入に至るまで、包括的にサポートを行っています。
企業理念
ミッション - 存在意義 -
「情報革命で人々を幸せに」 ~技術の力で、未来をつくる~
ソフトバンクグループは、「情報革命で人々を幸せに」という経営理念の下、企業価値の最大化を図るとともに、世界の人々が最も必要とするテクノロジーやサービスを提供する企業グループを目指しています。
SBテクノロジーは、「情報革命で人々を幸せに~技術の力で、未来をつくる~」ことを使命に掲げ、ICTサービスの提供を通じて、豊かな情報化社会の実現に貢献します。
ビジョン - 目指す姿 -
多様な働き方と挑める環境で先進技術と創造性を磨き、社会に新しい価値を提供し続ける企業を目指します。
バリュー - 価値観・行動指針 -
視点を表す「成長」「信頼」「価値」と、アクションを表す「たのしむ」「つくる」「つなぐ」の6つのキーワードを社員が自由に組み合わせることで、多様な価値観を認め合うチームに。
制度面
昇格制度
SBテクノロジーの昇進制度では、個々の従業員の成長とキャリア構築をサポートするために、「デベロップメント領域」「リーダー領域」「準マネジメント/準プロフェッショナル領域」「マネジメント領域」および「プロフェッショナル領域」という5つのキャリアパスを設けています。
キャリアパスは、従業員が基礎知識やスキルの向上を目指すステップから、より高度な専門性を持ち、周囲をリードして成果を出すことができるステップまで対象となっています。特に「準マネジメント/準プロフェッショナル領域」では、次期管理職層の候補として、または特定の技術分野で専門性をさらに高めたいと考える人向けのキャリアパスが用意されており、組織を統括する「マネジメント領域」と、専門技術者としてさらなる高みを目指す「プロフェッショナル領域」がそれぞれステージとして用意されています。
同社では、従業員一人ひとりが自己のキャリアを主体的に選択できるような制度を用意しており、従業員は、会社が期待する役割と本人の意向を照らし合わせながら、最適なキャリアパスを選択することが可能です。 「マネジメント領域」と「プロフェッショナル領域」に属する従業員に対して、同じグレード内であれば給与体系に差を設けないというポリシーを持っている点は同社のキャリア制度の特徴の一つです。これにより、従業員は職務の性質にかかわらず、自身の能力と実績に応じた公正な評価を受けることが可能です。
育成制度
SBテクノロジーでは、個々の従業員が自らのスキル向上を目指せるよう、幅広いサポート体制を整えており、特にIT関連資格をはじめとする200以上の資格取得に向けた支援制度が充実しています。 IT関連の資格は、会社の事業に直結する重点資格として位置づけられており、試験費用の負担や資格取得時の奨励金の支給、さらには資格取得のための勉強時間の確保や受験日に取得可能な能力開発有給休暇(年5日まで)の提供など、従業員が資格取得に集中できる環境を提供しています。
加えて、同社の従業員はソフトバンクグループが提供するソフトバンクユニバーシティやソフトバンクアカデミアなどの多様な育成プログラムに参加することが可能です。 ソフトバンクユニバーシティでは、ソフトバンクグループ全体で必要とされるコア能力を、グループ各社の従業員と共に学ぶことができます。また、ソフトバンクグループの創業者である孫正義の後継者育成を目的としたソフトバンクアカデミアでは、孫氏自らが指導にあたる講義のほか、受講者同士の相互評価や実践的な切磋琢磨を通じて、高いレベルでのスキル向上を目指すことができます。このような機会は、従業員にとって視野を広げ、新たな知識やスキルを身につける貴重な場となっています。