「1万人に1人」の人材が集い、IPOを目指して急成長中のコンサルティングファーム【株式会社WorkX_藤嶋氏インタビュー】
2024年12月02日更新
企業紹介
WorkXは、企業とフリーランスをつなぐマッチングサービス「ProConnect」の運営と、自社コンサルタントとフリーランスを掛け合わせるコンサルティングサービス「LeanX」を提供するベンチャー企業です。時間ではなくスキルや経験を価値に変え、人材流動性の高いモデルを定着させ、日本の働く環境に70年以上蔓延るシステムと観念を壊し、VISIONである“次の100年の「働く」を作る”を実現することを目指します。
インタビュイー経歴
話し手
藤嶋祐作氏
株式会社WorkX
取締役
東京大学大学院を修了後、スカイライトコンサルティング株式会社、株式会社プロジェクトカンパニーを経て、株式会社WorkXに参画。株式会社プロジェクトカンパニーでは取締役として業容拡大に貢献。 2021年東証マザーズ上場後、複数のグループ会社において代表取締役、常務執行役員を並行管掌。 現職では、執行役員を経て取締役に就任し、LeanXおよびSales事業を管掌。 新規サービスの戦略立案、マーケティング施策検討、システム導入/刷新、BPR/BPOなど、多様な領域/業界への支援に従事。
目次
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成長環境が人を惹き寄せ、立ち上げ2年で売上倍増
──WorkXの組織構成について教えてください
藤嶋氏WorkXには大きく5つの部門があります。 1つ目は自社のコンサルタントが所属している、LeanX事業部です。人数規模は約30名程度で、コンサルファーム出身のメンバーが多い構成となっています。 2つ目はハイスキルフリーランス向けマッチングサービス「ProConnect」に登録している人材やLeanX事業部のコンサルを顧客に提案するセールス部門で、人数規模は約10名程度です。 3つ目はハイスキルフリーランスが「ProConnect」に登録する際に面談をおこなう、カスタマーサクセス部門で、人数は5名程度です。 4つ目はProConnectのシステム改修を行う開発部門で、人数規模は5名です。 5つ目はコーポレート部門で人数規模は約10名程度です。 上場を本気で目指しているWorkXとしては、上場経験者や実際に監査法人との対応や、上場関連の業務経験がある人材が所属していることが現在のフェーズにおける強みだと思います。
──WorkXの現在の規模を教えてください
藤嶋氏組織が立ち上がったばかりの2022年頃はLeanX事業部の人数は5名程度でした。そこから数年で30名規模にまで拡大しました。約6割がファーム出身者であり、マネージャーラインがしっかり構築されているので急成長しているのだと思います。 前期の売上は20億円程度ですが、3期前が10億円だったので、3期で200%成長しているということです。マネージャー陣の採用がうまくいっているので今後さらに拡大・成長ができると考えています。 マネージャー以上の採用がうまくいっている理由としては、大きく2つです。 1つ目は、数年後の上場を見据えたフェーズである会社のスピード感に魅力を感じてもらっていること。 2つ目は、リファラル採用がうまくいっていることです。マネージャー以上の平均年齢は40歳程度です。今度入社を予定されている方は30代から50代なので、割と年齢層は幅広いと思います。
少数精鋭のチームでクライアントの経営層と対峙することで否応なく成長できる環境
──コンサル業界、および自社に転職をした理由を教えてください
藤嶋氏コンサル業界を志望した理由はレベルの高い環境に身を置き、早く成長したいと考えたためです。 コンサルタントは一般的な事業会社で相対するよりも高い役職の方とお仕事をする傾向があります。高い役職の方とお仕事をするということは自分たちの能力も磨いていく必要があります。ハイレベルのメンバーと一緒に仕事ができ、自分も成長できると考えました。
──今まで経験した中で印象的なプロジェクトを教えてください
藤嶋氏印象的なプロジェクトとしては、他社とタッグを組んで推進した地方創生の案件です。県・大学・企業が一体となり、施策やグロース方針を住民や学生目線で徹底的に検討しました。これまでのコンサルの軸とは少し違った観点で様々なステークホルダーを巻き込んで検討ができたため刺激的でした。また裏方として、ProConnectの登録者にアドバイザーとして入っていただき、WorkXならではの価値提供方法を経験しました。大きなプロジェクトで、様々なステークホルダーの進捗や情報を管理、共有することは大変でしたが、プロジェクト推進のために職位に関わらず取り組みました。
役職・部門に縛られない多様な案件への挑戦を通じて成長が可能
──WorkXで働くことで得られるスキルと経験、成長環境などの魅力を教えてください
藤嶋氏社内コミュニケーションを積極的に行うようにしています。カルチャーとしても活発なコミュニケーションが根付くように意識しています。大前提として個人の限界が組織の限界となってしまうのはもったいないと思っています。また、LeanX事業部には3つの部があるのですが、先ほどの考え/文化があるため、LeanX事業部のメンバーが悩んだ際には、部を飛び越えて専門性を持っているメンバーに積極的に質問をして、相互に助け合うことを促進していきたいと考えています。
ベンチャー企業ではワンマン経営になりがちですが、当社は代表がメンバーの意見を積極的に聞いてくれる傾向にあると思います。ベンチャーフェーズの会社では、珍しいと思います。 また、大手企業の役員陣とのミーティングや折衝に20代のメンバーも参加する傾向にあり、そういった経験ができるのはWorkXの強みの一つだと思います。
3年後の上場を目指し、積極採用中。同年代の1万人に1人の人材になりたいという方はぜひジョインいただきたい
──今後の当社の展望を教えてください
藤嶋氏まずは3年後の上場を目標にしています。上場に向けて年間で5~60名程度採用していく計画です。事業としては、上場後は開発ファンクションやマーケティング専門部隊、デューデリ部隊など、会社として支援できる機能を増やしていきたいと思っています。 また、ProConnectに加え、ProConnect BPOなどサービスラインナップを増やしていきたいとも思っています。新しい機能軸やBPOで活躍していただけるような幹部候補は随時募集しています。
──どういった方に入社してほしいですか
藤嶋氏メンバーレイヤーは未経験であってもウェルカムです。ただ、今までの実績ややり方に固執することなく、上司からのフィードバックを素直に吸収できる方が良いですね。また、成長意欲があることも重要です。当社はマネージャー陣が優秀であるため、フィードバックをしっかり吸収してほしいと思っています。 マネジメントレイヤーについては、成長意欲を持つメンバーが多いので、しっかりとマネジメントできる方に入社いただきたいです。
──候補者の方にメッセージをいただけますでしょうか
藤嶋氏成長環境としては、十二分な環境だと思っています。同年代の1万人に1人の人材になりたいという方は、ぜひジョインしていただき、会社の夢である上場を一緒に目指していきたいです。
──ありがとうございました