独自のグループシナジーを活かし、クライアントのDXを戦略策定から実装まで支援する急成長ファーム【Xspear Consulting 社員インタビュー】
2024年09月27日更新
企業紹介
Xspear Consulting(クロスピア コンサルティング)は、大手コンサルティングファームや有名テックベンチャー出身者、テクノロジーに造詣が深いシンプレクスのエンジニアによって、2021年に創設された総合コンサルティングファームです。 20年以上にわたって金融業界を中心に最先端テクノロジーを提供してきたシンプレクスのノウハウを活かし、DXに取り組むあらゆる業種・業界を対象として、戦略策定、組織改革、人材育成、業務改善、実行支援などのコンサルティングサービスを提供しています。
インタビュイー経歴
話し手
松井祥平氏
Xspear Consulting
Managing Director
大学卒業後、シンプレクスに入社。金融機関向けのシステム開発・運用保守、PMに従事した後、PwCコンサルティングにて金融業界を中心に、IT戦略策定から実行支援、業務改革、オペレーション改革などのプロジェクトに従事。2022年、Xspear Consultingに参画。
話し手
天野善仁氏
Xspear Consulting
Manager
大学卒業後、外資系総合コンサルティングファームに入社。エンタメ・メディア業界担当として、新規事業立案、海外進出の戦略立案、コスト削減、ガバナンス強化などの幅広いプロジェクトに従事。2022年にXspear Consultingに参画。同業界担当として、新規事業プロジェクトを推進。
目次
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──まずは、お二人の自己紹介をお願いします
松井氏マネージングディレクターの松井と申します。新卒でシンプレクスに入社し、証券会社を中心にシステム開発のプロジェクトマネージャーを担当していました。その後PwCに入社し、FS(ファイナンシャルサービス)部門で金融業界のクライアントに対してIT戦略策定や大規模システム更改の伴走支援など、多くのプロジェクトを担当しました。2022年4月にXspear Consulting(以下、クロスピア)に入社し、証券会社や保険会社を中心にビジネス・IT戦略立案、組織変革、大規模プログラムマネジメント、BPRなど複数案件を統括し、加えてクロスピアの組織運営も担っています。
天野氏マネージャーの天野と申します。新卒でPwCに入社し、TMT(テクノロジー・メディア・情報通信)部門に在籍していました。PwCでは、主にメディア・エンタメ業界のクライアントを中心に、新規事業の立案・実行フェーズの伴走支援、海外進出に向けた戦略立案、業務改善、システムリプレイス支援など、幅広くコンサルティング業務を経験しました。2022年11月にクロスピアに入社し、現在ではメディア業界を中心に新規事業のローンチに向けた伴走支援を行っています。
──クロスピアの会社概要について教えてください
松井氏DXを支援する総合コンサルティングファームとして、多くのインダストリーで幅広いソリューションを提供しています。金融領域では証券、銀行、保険の大手企業を中心に支援しています。非金融領域については、メディア・エンタメ、製造、建設、情報通信など、多くの大手企業や官公庁の支援をしています。案件の種類としても、新規事業立案、ビジネス・IT戦略策定、DX戦略策定、組織変革、業務改善、システム化構想策定、システム開発プロジェクトマネジメント、各種実行フェーズの伴走支援など多くの支援を行っています。 会社規模は2023年3月31日時点で103名ですが、現時点ではさらに拡大し順調に成長しています。在籍者はBIG4などの大手総合ファーム、戦略系ファームから中途入社したメンバーに加え、シンプレクスから異動したメンバーが在籍しています。
──上流の戦略策定をクロスピアが担い、開発をシンプレクスが担うといったグループ内での連携はあるのでしょうか
松井氏はい、そういった事例も数多くあります。例えば、決算説明会などでも公開しているデジタル庁のマイナポータル構築支援の事例では、クロスピア、シンプレクス、シンプレクスの中でUI/UXデザインを担当するAlceo(アルセオ)という組織が三位一体となって支援しました。
──具体的なプロジェクト事例について教えてください
松井氏弊社が支援した事例を5つご紹介いたします。 1つ目が、金融業界のクライアントにおける収益性向上施策立案の案件です。複数の収益部門において、収益向上施策の立案、実効性評価・優先順位付け、システム開発計画作成まで包括的な支援を行っています。 2つ目が、金融業界のクライアントにおけるBPRの案件です。業務全体像の整理、課題の網羅的な洗い出し及び解決の優先順位付けを行い、業務量削減、生産性向上、品質向上の施策立案、実行計画作成を支援しました。現在は各施策の実行フェーズにおける伴走支援を担っています。 3つ目が、非金融業界のクライアントにおける全社DX推進の案件です。マネジメント層、現場責任者へのヒアリングを基に現状課題の洗い出し、目指す姿を定義した上でデジタルを活用した施策に落とし込み、各施策の推進を担っています。 4つ目が、非金融業界のクライアントにおけるITガバナンス高度化の案件です。経営戦略と整合するIT戦略、デジタルを活用したビジネス最適化、IT投資・コスト管理、全社プロジェクト管理、IT人材・組織体制、リスク管理におけるあるべき姿の検討・実現を支援しています。 5つ目が、プレスリリースなどでも公開しているサンリオピューロランドにおける動員予測のAIシステム構築の事例です。人的コスト削減や効率化、動員予測に基づくパーク運営の高度化、効率化を図る施策として、AIを活用して動員予測システムを導入しました。クロスピア、シンプレクス、シンプレクスグループ会社でAIに強みを持つDeep Perceptと協力し、実装まで支援を行った案件になります。
入社の決め手は、大手ファームとは全く異なる裁量権とスピード感
──お二人がクロスピアに転職した理由について教えてください
天野氏1つ目は、クロスピア社員と面談を進める中で、キャリアについて非常にフラットに相談に乗っていただいたことです。転職活動においては複数社と面談を行いましたが、クロスピアの方々が自分自身のために様々な観点で親身にお話いただけたことが魅力的に映りました。 2つ目は、裁量権を持って取り組み、自分の力を試し挑戦していける環境があったことです。PwCには3年半ほど在籍していたのですが、大手ファームだからこそ自身の目指す姿までは少し時間がかかってしまうと思っていました。クロスピアではより裁量権を持ち挑戦することで、スピード感を持って成長できるのではないかと考え入社したのですが、2022年にアソシエイトマネージャーとして入社し、2023年4月には実際にマネージャーに昇進することができました。
松井氏私はシンプレクスからPwC、そしてPwCからクロスピアへと転職を2回経験しているため、それぞれの転職理由についてお話します。 まずシンプレクスからPwCへの転職について。シンプレクスに新卒入社後は、自身の成長や新たな経験を積むなど、私が働くモチベーションは自分自身にベクトルが向いていたのですが、徐々によりクライアントのビジネス拡大のために働きたい思いが強くなっていきました。シンプレクスでも実現はできるものの、よりクライアントに近い立場に身を置いた方がコミットメントも高くなると考えて転職活動を始めました。複数のファームからオファーをもらった中でPwCに転職することにしました。 次にPwCからクロスピアへの転職について。PwCではクライアントの課題解決を担う中で高い評価も頂き、コンサルタントとして充実したキャリアを積んでいました。PwCは非常に充実した環境であったものの、私が働くモチベーションは変化していき、自分自身が広く世に、多くの人に直接的に貢献できる経験を積みたいという思いが強まっていきました。そのタイミングで、現在の弊社代表の早田からクロスピア立ち上げの話を聞きました。会社が拡大する過程で自身のスキルや経験を還元することで、その会社で働く方のスキルや待遇の向上、生活水準の向上に直接的に寄与できることは、変わりつつある自身の働くモチベーションに一定近しいものがあると思い興味を持ちました。さらに、DXの重要性が高まる昨今、クライアントから戦略策定のみならず実行支援のニーズもより一層高まる中で、クロスピアとシンプレクスによる戦略策定からデジタル・ITの実装まで一気通貫した支援を実現できる座組は、真の意味でクライアントのトランスフォーメーションを実現できるものと考えており、他のコンサルティングファームとの圧倒的な差別化要素であることから、大変魅力的でクロスピアへの入社を決意しました。
デジタル・ITの重要性を理解し、この領域で価値を発揮したいと考える人に飛び込んで来てほしい
──クロスピアが求める人材について教えてください
松井氏クロスピアは国内のDX領域でNo.1になる、というビジョンを掲げています。このため、コンサル経験者・未経験者問わず、デジタル・ITの重要性を理解し、その領域で価値を発揮したいと考える方にご入社いただきたいと思っています。 また、今後さらに会社規模を拡大していくため、自分自身で新たな領域を切り拓いていきたいという思いや、高い成長意欲や強い当事者意識を持つ方とも一緒に働けたらと思います。 現在、採用活動や社内研修の設計など一部の組織運営は、役職問わず意欲のある方に参画いただき一緒に取り組んでいます。このため、コンサルティングファームでの経験のみならず、マネジメントや組織作りに興味がある方にとっても非常に魅力的な環境だと思います。
──コンサル業界未経験の方が早期にコンサルタントとして活躍するためのサポートとして、研修などの仕組みはあるのでしょうか
松井氏主に中途入社のコンサル未経験者向けにベーシックなコアコンサルスキルや仕事の進め方などの研修を用意しています。さらに、よりレベルの高いコアコンサルスキル、業界知見などを学べる研修やオンラインサービス活用も今期から開始しています。今後さらにコンサルタントとして成長・活躍するための取り組みは増やしていく予定であり、未経験の方でも是非安心して挑戦いただければと思っています。
──クロスピアにおけるコンサルタントの成長環境としての魅力について教えてください
松井氏1つ目は、裁量権の大きさです。大手ファームの場合、所属組織やタイトルによって機能役割が明確に決まっていることが多く、ストレッチできる機会があったとしても組織構造上チャレンジし辛い環境にあるのが現実だと思います。弊社は、マネージャー以下のコンサルタントが一人で提案書を作成し提案することを咎めないほど、裁量権が大きく挑戦できる環境を用意しています。また、個々人のバリューに基づき評価を行うため、挑戦して価値を発揮すれば正当に評価される仕組みは出来上がっています。 2つ目が、ワンプール制でのアサインメントです。弊社はインダストリーやファンクションの軸で所属を細分化していないため、複数の業界で異なるテーマの案件にチャレンジできる柔軟性があります。もちろん、特定のインダストリーやファンクションに軸足を置き、個々人が望むキャリア像にあったアサインメントを行うことも可能です。 3つ目が、戦略策定から実装までの一気通貫した支援を経験できることです。先に述べた通り、コンサルティングファームに対するクライアントの期待値は、戦略・計画に基づき共に実行推進することにも重きが置かれることが増えています。弊社はシンプレクスと協力しデジタル・ITの実装まで支援することが可能です。テクノロジー・デジタルの領域で確固たるポジションを築いているシンプレクスと共に実行フェーズを経験できることは、コンサルタントとしての成長環境として非常に魅力的ではないかと考えています。
天野氏グループ内連携による実装まで踏み込んだ支援から得られる経験は非常に魅力的だと実感しています。大手ファームの場合、別組織のコンサルタントに協力依頼をしようとしても、まずはその方の上長にアサイン外の業務として承認いただく必要があるなど構造上のハードルがあるかと思います。しかし、弊社の場合はグループ内の連携が活発で、すぐに専門家に相談できる環境があるのみならず、数時間後のクライアントとの会議に同席いただくといったケースもあります。実際にそういった連携が案件獲得に寄与した事例もあり、会社としての強みにもなっています。 また、自分の役職以上の業務にも挑戦し、バリューを出した分だけの評価を制限なくいただける環境は大きなモチベーションになっています。
──今後のクロスピアの展望について教えてください
松井氏今年クロスピアは3期目を迎えていますが、1期目、2期目共に順調に規模を拡大し、IRで公開している売上目標も達成しています。今期の売上目標は40億円に引き上げ、さらに次の3か年ではより大きな成長を目指しています。新規クライアントの開拓、既存クライアントとのリレーション強化を進め、より多くのソリューションを提供していきたいと思います。
──最後に、転職を検討されている方向けのメッセージをいただけますでしょうか
天野氏創設して間もない会社のため、勿論怖さはあると思います。しかし、私含め、弊社に飛び込んでみて成長できて良かったと実感しているメンバーがほとんどです。もし不安があれば面談の中でフラットに相談に乗ることもできますし、入社後についても代表も含め気軽に相談できる環境となっていますので、是非扉をたたいてみていただきたいです。
松井氏経験者・未経験者問わず、自分自身を成長させ、今後様々なことを切り拓いていこうという意気込み、高い当事者意識を持つ方に是非入社いただきたいです。クロスピアはストレッチしてチャレンジする機会、それを支える組織風土は整っています。DX領域でより多くの挑戦を行いたい方、是非ご一緒させてください。
──ありがとうございました