大企業の安定感より変化と挑戦を求めてコンサルタントとしての市場価値向上の道を選ぶ

K.D
明治大学
25歳
通信業界
法人営業
総合系コンサルティングファーム
アナリスト
支援担当

荒川 史登
Arakawa Fumito
同志社大学卒業後、野村證券株式会社にて富裕層顧客への資産コンサルティング業務に従事。姫路、仙台、名古屋の各支店で新規開拓から既存顧客の運用提案まで幅広く担当し、高い営業実績と後輩育成の実績を築きました。「お客様の人生設計に寄り添い、金融商品だけでなく、より本質的な『キャリア』という人生を形成を支援したい」という思いから、MyVisionに参画。
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転職を意識するまで
ご経歴について教えてください
明治大学を卒業後、2021年4月に新卒で大手通信会社に入社しました。法人営業部に配属され、約1年半、製造業を中心とした中小企業のお客様10社ほどを担当し、業務用携帯電話の契約更改や、FMCサービス、その他ITソリューションの提案活動を行っておりました。
転職のきっかけを教えてください
もどかしさを感じたから、というのが結論です。 前職では、特に業務用携帯電話の契約更改活動に注力し、新人としては前例のない5社の契約更改を担当させていただき、うち4社で契約を防衛することができたのですが、顧客と日々向き合い、信頼関係を築く中で、通信サービス以外にも経営全般に関わる様々なお悩みや課題を伺う機会が増えていきました。
例えば、あるお客様からは生産現場のデータ可視化に関するご相談をいただき、新たな提案の機会を得ましたが、その過程で自社製品の枠に留まらないソリューションの必要性や、社内の複雑な承認プロセスによる意思決定の遅さを痛感しました。顧客の期待に応えたいという強い思いがある一方で、スピーディーかつ本質的な提案ができないことにもどかしさを感じ始めたのが、転職を意識し始めました。
コンサルティングファームに転職をした背景は何ですか?
法人営業としての経験を通じて、お客様の課題は多岐にわたり、その解決には所属企業の製品やサービスに縛られない、より中立的で俯瞰的な視点が必要だと強く感じました。また、若いうちからもっと大きな裁量権を持ち、複雑な課題に対して自分の頭で考え抜き、解決策を導き出し、その実行まで責任を持って関与できる環境に身を置きたいという思いが募りました。 前職のような安定した大企業で得られる経験も貴重でしたが、より厳しい環境で多様な業界の課題に触れ、自身の市場価値を本質的な問題解決能力によって高めていきたいと考えました。そうなった時に、コンサルティングファームであれば、そうした私の志向を実現できると確信し、転職を決意しました。
MyVisionの支援について
エージェントは何社と話しましたか?
本格的に転職活動を始めてからは、4社のエージェント様とお話しさせていただきました。それぞれに強みをお持ちでしたが、最終的にはMyVision様にサポートをお願いすることに決めました。
その中で最終的にMyVisionを選択した理由を教えてください
理由は大きく3つあります。
1つ目は、私のような事業会社、特に法人営業からコンサルティングファームへの転職支援実績が豊富で、私の経験やスキルがコンサルタントとしてどのように活かせるのか、的確に言語化してくださった点です。
2つ目は、若手のキャリアチェンジに対する深い理解があり、私が重視していた「裁量権」「成長機会」「市場価値向上」といったキーワードに合致する企業やポジションを厳選して紹介していただけたことです。
そして3つ目は、担当キャリアコンサルタントの荒川さんが非常に親身になって、私のキャリアプランや不安に寄り添い、時には厳しい視点からのアドバイスもくださったことです。単なる求人紹介に留まらず、私の長期的な成長を真剣に考えてくださっていると感じられたことが、最終的な決め手となりました。
当社のサービスに対して、率直なご意見をいただけますでしょうか?
全体を通して、非常に質の高いサポートをいただき、心から感謝しています。 特に、職務経歴書の添削では、法人営業としての実績をコンサルタントに響くようにブラッシュアップしていただき、面接対策では、「なぜ安定した環境を離れてまでコンサルタントを目指すのか」という根本的な問いに対し、深く自己分析を促し、自信を持って答えられるように導いてくださいました。企業ごとの特徴やカルチャーに関する情報提供も詳細で、非常に参考になりました。
ご自身の転職活動を振り返って
今後の転職候補者のために、転職活動の良かった点を教えてください
まず、自身の「転職の軸」を明確にしたことです。「なぜコンサルタントになりたいのか」「コンサルタントとして何を成し遂げたいのか」「そのためにはどのような環境が必要なのか」を徹底的に自己分析し、言語化しました。これが、企業選びのブレを防ぎ、面接での一貫した受け答えに繋がったと思います。
次に、前職での法人営業経験、特に顧客との折衝経験や課題発見の経験を、コンサルタントに求められるポータブルスキルとして捉え直し、具体的なエピソードを交えてアピールできるよう準備したことです。若手としてのポテンシャルや、新しいことを貪欲に吸収する学習意欲も前面に出しました。
今後の転職候補者のために、転職活動の反省点を教えてください
今振り返ると、もう少し早い段階から、ケース面接対策のバリエーションを増やしておくべきだったと感じています。特定のフレームワークに頼るだけでなく、より多様な角度から物事を捉え、柔軟な発想で解決策を導き出す練習を積んでおけば、面接の場でさらに深い議論ができたかもしれません。
転職前後の年収を教えてください
転職前は年収500万円、転職後は年収580万円になりました。アナリストとしてのスタートですが、これからの成長と貢献次第で、さらに上を目指せると考えており、モチベーションに繋がっています。



