最大の成長曲線を描きつつ経営に携わり自身の価値を生み出すために戦略コンサルタントに挑戦

T.S
慶應義塾大学
30歳
総合商社
金融・保険ビジネス部
戦略コンサルティングファーム
戦略コンサルタント
支援担当

堀本 昭希
Horimoto Haruki
レバレジーズ株式会社にて6年間、事業立ち上げ、営業企画、インサイドセールス組織の構築・統括など、多岐にわたる役割を経験し、新規事業の黒字化を短期間で実現。強みは、求職者様が抱える「選択肢の多さによる迷い」を整理し、どの選択肢が最もメリットが大きいのかを一緒に考えること。どの企業・ポジションが自分に最も適しているかを客観的にアドバイスし、転職活動を進める上で必要な情報や視点を提供。
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転職を意識するまで
ご経歴について教えてください
慶應義塾大学を卒業後、総合商社に入社し、金融・保険ビジネス部に配属されました。 そこでは、再保険子会社の運営や契約管理、部門の連結決算・中期経営計画の策定など、財務・経営企画両面に関わる仕事を経験しました。その後はグループ会社での法人営業、生命保険会社での経営企画・人事労務業務などを担当し、最終的には本社企画統轄課で、部門横断の経営戦略やM&A管理を任されていました。
転職のきっかけを教えてください
きっかけは、部門の中期経営計画を策定していた際の経験です。 市場環境が急速に変化する中で、リスクテイクを伴う新規投資や構造改革の必要性を訴えましたが、社内の合意形成に非常に時間がかかり、最終的には「例年通りの延長線上」の計画に落ち着いてしまいました。 その時、「組織としての意思決定スピードの限界」と「挑戦より安定を優先する文化」を痛感しました。 また、個人としてもキャリア8年目に入り、次にどんなスキルを磨けば良いのか、何をすれば昇進につながるのかが不明瞭でした。直属の上司も多忙で、フィードバックをもらう機会はほとんどなく、自己流で学び続けるしかない状況だったのです。 社内評価制度も年功的要素が強く、どれだけ成果を出しても昇格は年次とポストの空き次第。そうした構造の中で、成長曲線が頭打ちになる危機感を抱きました。
コンサルティングファームに転職した背景は何ですか?
自分の強みを「企画立案」や「経営管理」に置いていたため、もっと本質的に企業変革に関わる環境に身を置きたいと考えたことが大きな理由になります。コンサルティングファーム、特に戦略系コンサルティングファームなら、クライアント企業の経営課題を直接扱い、成果が個人評価にも直結します。また、体系的なトレーニングやフィードバック文化があり、論理的思考力や課題解決力を構造的に鍛えられる点にも強く惹かれました。 商社時代は「人脈と現場力」で物事を進めるケースが多く、思考プロセスが属人的になりがちでした。一方で、コンサルティングファームでは仮説構築・検証・構造化の一連のプロセスが体系化されており、自分の経験をより再現性のあるスキルとして昇華できると感じました。 最終的には、「個人の成長スピードを最大化しつつ、経営に最も近い立場で価値を生み出せる場所」として、コンサルティングファームが最も理想に近いと判断しました。
MyVisionの支援について
エージェントは何社と話しましたか?
全部で3社の話を聞きました。 MyVisionさん以外の2社は大手エージェントでしたが、商社出身者のキャリアをどうコンサルタントに翻訳するか、という観点での助言は浅く感じました。
その中で最終的にMyVisionを選択した理由を教えてください
MyVisionさんは、コンサルティングファーム転職専門としての実績が圧倒的でした。 特に印象的だったのは、初回面談で「商社での企画統括経験=クライアントの中期戦略立案に最も近い経験」と言語化してくれたことです。それまで自分では「事業側の企画経験だからコンサルタントには届かない」と思い込んでいたのですが、経験の"翻訳"の仕方を丁寧に教えていただき、面接での一貫したストーリー設計ができました。 また、単なる求人紹介ではなく、「あなたの強みを活かせるファームはどこか」を一緒に考えてくれた点が非常に信頼できました。
当社のサービスに対して、率直なご意見をいただけますでしょうか?
面接対策の精度が非常に高かったです。 想定質問だけでなく、「回答の論理展開が面接官にどう映るか」まで踏み込んで指導いただきました。面接本番も先を読みながら志望動機などを説明できたことが、自信と安心感につながりました。
ご自身の転職活動を振り返って
今後の転職候補者のために、転職活動の良かった点を教えてください。
一番良かったのは、「自分のキャリアを第三者視点で再構築できた」ことです。 商社時代は「組織の一部としての自分」を前提にキャリアを考えていましたが、転職活動を通じて「自分が社会に対して何を提供できるのか」を客観的に言語化できました。堀本さんとの面談を通じて「成果を論理的に説明する力」が格段に上がり、結果として面接官からのフィードバックも非常にポジティブでした。
今後の転職候補者のために、転職活動の反省点を教えてください。
在職中の忙しさを理由に、最初の1か月は準備不足のまま動いてしまったことです。 特に、数値成果(KPI改善率、利益率向上など)を定量で語る準備を怠り、初期面接では手応えが薄くなってしまいました。 活動序盤で「自分の成果を数字で語る」準備をしておくことを強くお勧めします。 また、ファームごとのカルチャー理解は想像以上に重要でした。最後は「人」や「価値観」の相性が決め手になるので、説明会や社員面談を積極的に活用すべきだと思います。
転職前後の年収を教えてください。
転職前は年収1,100万円、転職後は年収1,350万円になりました。

