クライアントの“真のパートナー”として、 スコープレスにあらゆる課題に対応し事業変革を支援【ベルテクス・パートナーズ柴田氏、大賀氏インタビュー】
2024年09月26日更新
企業紹介
ベルテクス・パートナーズは、誰もやったことのない新しいことに挑戦し続ける姿勢を“頂”を意味する「ベルテクス」に、リスクを恐れずお客様・仲間と共に立ち向かい、実現していく存在になることを「パートナー」に、それぞれの想いを社名に託してスタートしたコンサルティングファームです。 創業以来、新規事業の立ち上げ、経営革新、デジタルトランスフォーメーション(DX)を通じた業務改革など、幅広いビジネス課題の解決を支援し、クライアント企業の“真のパートナー”として、業界大手やリーディングカンパニーを中心に様々なテーマで多くの実績を築き上げてきました。どのようなプロジェクトにおいても圧倒的な当事者意識を持ち、お客様と共に汗をかきながら、成果創出を実現するのが、ベルテクス・パートナーズの強みです。
インタビュイー経歴
話し手
柴田啓太氏
株式会社ベルテクス・パートナーズ
エグゼクティブパートナー 兼 人事統括
新卒でIT系のコンサルティング会社に入社。設計やプログラミングといったシステム開発など実務経験も重ねた後、さらに上流でのコンサルティングのために転職。創業メンバーとして活躍していた後輩に誘われ、また代表の山口の想いに共感し、2016年からベルテクス・パートナーズに参画。
話し手
大賀雅人氏
株式会社ベルテクス・パートナーズ
シニアコンサルタント
新卒で国内大手のSI企業に入社 。エンジニアとして技術力を磨き、大規模プロジェクトのリーダーも経験した。その中でよりお客様に寄り添った課題解決やITの企画導入に関心を持ち、コンサルタントを志望。2021年4月にベルテクス・パートナーズへ入社。
目次
全部見る
「変革実現パートナー」として、変革に必要な要素を「スコープレス」に支援
──ベルテクス・パートナーズの事業について教えてください
柴田氏ベルテクス・パートナーズには、コンサルティングカンパニーの他、ファイナンス&ストラテジー(F&S)カンパニー等、コンサルティング以外のサービスを手掛けるカンパニーや機能があります。コンサルティングカンパニーには約45名が在籍しており、マネージャー以上にはコンサルティングファーム出身者もいますが、コンサルティング業界未経験で入社し、マネージャーに昇格したメンバーもいます。クライアントの変革に対して、当社が「変革実現パートナー」となるのがコンサルティングカンパニーとしての目標です。そのために総合コンサルティングファームとして、新規事業創出支援、戦略策定、業務系、デジタル系などのサービスを幅広く提供します。スコープを引くことなく、クライアントの変革に必要なものを企画・推進し、専門的な支援や実装などは必要に応じて他ベンダーに依頼するというスタンスのため、カンパニー内で部門を分けていません。
──コンサル業界、およびベルテクス・パートナーズに転職をした理由を教えてください
大賀氏前職にてシステムエンジニアとして勤務しており、顧客からのRFPに沿って提案書を作成し、要件定義を実施した後、システム構築からサービスインまでを一気通貫でプロジェクト推進していました。その際に、そのシステムを作ることになった経営課題や背景、システム構築以外の業務改善の必要性など、超上流の課題に対して疑問を持つことが多くありました。そのため、超上流の課題を解決したいと考えるようになったのがコンサル業界への転職を考えるきっかけです。事業会社に転職すると、顧客の経営層と会話をするレベルに至るまで時間がかかってしまうと感じ、最短でスキルを身に着けるために事業会社ではなくコンサル業界への転職を決意しました。 ベルテクス・パートナーズを選んだ理由は幅広い領域を経験することができることと、大きく裁量権を与えられそうだなと感じたことが理由です。実際に今は、採用活動や営業活動などにも関わるなど、さまざまな業務を経験することができています。
柴田氏私はコンサルティング会社出身で、ベルテクス・パートナーズを「良い会社、挑戦できる面白い会社だな」と感じて転職を決意しました。転職を決めた理由は大きく3つです。 1つ目は、風通しの良さです。入社前に代表と話す中で、ベルテクス・パートナーズはメンバーの意見を吸い上げ、積極的に議論できるような環境を提供しており自由な発想が生まれると感じました。 2つ目は、新しいことに挑戦できる会社だと感じたためです。私が転職した当時から、コンサルティング事業以外の事業に取り組もうとしており、今では英会話事業やBPO事業や人材支援事業などの新規事業を自ら立ち上げて運営しております。メンバーが手を上げたら新規事業にチャレンジできる環境が魅力的に感じました。 3つ目は、2つ目の理由と類似しているのですがベルテクス・パートナーズには海外挑戦志向もあり、積極的に海外で働く機会を創生しておりました。ベルテクス・パートナーズでは、海外で働くという新たな挑戦の機会も得れる環境と感じ、さらにその魅力のなかで自分の力を試したいと思いました。
システム開発推進も含め、「なんでも取り組む」ことで、プロジェクトを拡大
──これまでどのようなプロジェクトや業務に取り組んできましたか
大賀氏同じクライアントを継続して支援し続けています。経営基盤の基幹系システムの支援プロジェクトで、ベンダーをコントロールしながら、自分たちも手を動かし、まるでクライアント企業の社員かのように働いています。それ以外にも、経営課題の解決や法令順守のための新システム導入支援や情シス組織のDevOps立ち上げ支援など幅広いテーマを担当しております。プロジェクトは自分と上司含む3名ほどの体制で始まりましたが、結果をクライアントに評価いただき、任せていただけるテーマや裁量が徐々に増えていきました。 業界未経験だったため、最初の1年半はなかなかパフォーマンスが出せず苦労をしましたが、その中で結果を出し、各テーマでプロジェクト目標を達成してきました。クライアントから厳しいご意見をいただくこともありましたが、めげずにやり遂げたことで最終的に評価をいただけました。
柴田氏ベルテクス・パートナーズに入社当初はシステム系プロジェクトのPMを担当していましたが、その後クライアントから別の部署の新規事業開発のお話があり、新規事業開発を支援させていただきました。具体的には企画構想・業務設計構築・商品企画検討・システム・PRなど、サービスをローンチするに当たって必要なものを統括してディレクションしました。 システム系のプロジェクトからビジネス系のプロジェクトに転換したということは、当社でも珍しい例となります。
──プロジェクトを拡大できた理由はどのようなことが要因だと思いますか
柴田氏1つ目は、スコープを引かないことです。必要なことであれば、クライアントが経験したことがないものであっても、こちらでキャッチアップして実現するというスタンスを取っていました。 2つ目は、逃げずにやりきるということです。失敗してしまっても、周りからの支援を受けてなんとかゴールまでもっていくことをやり続けることでクライアントから信頼されるようになりました。
上記2つの具体例として2つ事例をご説明します。 1つは新規サービスをローンチした際の販売管理業務を自社でシステム化した事例です。通常はスコープを引かずにエンジニア領域まで手を伸ばす、というのはあまり実施しないのではと思いますが、システム化をベンダーに依頼すると費用がかかるため、支援の範囲内としてベルテクス・パートナーズがシステム化しました。 2つ目は商品の広告宣伝のための宣材写真やバナーの準備に関しても、専門ではないのですが必要性が高いということもあり、微力ながら撮影や草案作成など、ご支援させていただきました。 このようにプロジェクトで必要であれば、領域以外のことも柔軟に対応し、プロジェクトをゴールに導くというスタンスを取っています。
メンバーの裁量が大きく多様な経験を積む中で未知の課題への対応力を高める
──当社で働くことで得られるスキルと経験、成長環境としての魅力は何ですか
大賀氏コンサルティングスキル面では、クライアントに向けてわかりやすいチャートや示唆などをまとめた資料作成スキル、ロジカルシンキング、抽象と具体を行き来する思考などが得られることだと思います。 メンタル面では、クライアントの目的達成に向けてまずは動いてみて、適宜必要なものをどんどん取り入れていくという視点が身についたことだと思います。前職がエンジニアであったがゆえに、できることから積み上げていく視点から抜け出せず苦労しましたが、当社でのプロジェクトを通じて克服できたことでメンタルが強化されました。
柴田氏確かに、私もベルテクス・パートナーズに入社してメンタルはとても強くなりました。 また、当社に入社してから、点と点をつなげて線にし、その線を繋いで面にするということができるようになりました。「点と点をつなげて面にする」とは、バラバラの経験や知識をつなげて一つのインサイトを導きだすという事です。前職でITコンサルタントとして働いていた際はIT以外の領域は想像もつきませんでしたが、当社でマネジャーとして課題にがむしゃらに取り組んで、経験を積み上げた結果、様々な経験を積むことで今では専門領域以外でも勝ち筋を考えることができるようになりました。
──上司のマネジメント方法に成長の秘訣があるのでしょうか
柴田氏ベルテクス・パートナーズは他社に比べてメンバーの裁量が大きいです。経験が少ないうちはミッションを与えられてもどう進めていいか思い浮かばない方が多いと思いますが、経験を積み、もがきながら進んでいくことで、どうすればゴールに向かって道筋を立てられるか、ということが考えられるようになってきます。 マネジメントもマイクロマネジメントというよりは自分で考え、動くことを支援するスタイルです。
──ベルテクス・パートナーズの良い点を教えてください
大賀氏コンサルティング業務以外にも様々なことにチャレンジできることです。実際に私は、採用活動で面接を担当しています。また、今後、リード獲得のために自分のやってきたことを体系化して世に発信することも行う予定です。このように、会社が大きくなるために必要なことを任せてもらえるのは、小規模の会社ならではだと思います。
柴田氏社内のメンバー、特に自分のチームメンバーに恵まれていると思います。困っている人を助けあう、仲間がいるから頑張れるという雰囲気を上司にもメンバーにも感じます。当たり前のことではありますが、これが一般的なコンサルティング会社でできているのかというと、できていない会社もあると思います。 素晴らしいチームメンバーと働くことで、自分もメンバーに還元したいという考えになりました。自分自身の人としての成長にもつながったと思います。
営利目的の規模拡大よりも品質維持を優先して少数精鋭を貫く
──ベルテクス・パートナーズの今後の展望を教えてください
柴田氏組織規模としては、大きくても100~200人程度の少数精鋭でありたいと思っていますし、急拡大をして質を下げるようなことはしたくないとも思っています。組織規模以外の展望としては、現在コンサルタントが行っている業務がクライアント自身でできるようになる、即ちクライアントが自走化し、クライアントの変革を実現させることができればいいと思っています。 また、当社は常に新しいことに挑戦したいと考えています。新しい領域を自分たちが経験し吸収し、それを新たなクライアントに提供して吸収してもらう。さらに当社が新たな経験をする、という様に、お客様と共に成長できるような仕組みを作れたらいいなと考えています。
──どういった方に入社してほしいですか
柴田氏成長意欲があり、逃げずにやり切れる気概がある方に入社いただきたいです。何をやりたいかは決まっていなくても良いと思います。逃げずに目の前のことをやっていれば、成長することができます。
大賀氏事業規模を問わず、事業会社が事業で必要なIT組織、システム、機能および仕組みをベンダーに頼らずとも自分たちで立ち上げられるようになってほしい、と思ってご支援をしており、同じような思いを持った人とご一緒したいと思っています。
──候補者へのメッセージ
柴田氏私たちがメンバーに最も提供したいのは、成長環境です。将来当社で働き続けるとしても他社に行くにしても、必要なのはスキルとマインドだと思います。また、当社にいたことが良い思い出でもあってほしいし、他社からも「ベルテクス・パートナーズっていい会社だよね」と思ってもらいたいです。
──ありがとうございました