“最高のM&Aをより身近に”することを目指すM&Aコンサルタントのリーディングカンパニー【株式会社日本M&Aセンター 人材ファースト統括部長中村氏、M&Aコンサルタント三田村氏インタビュー】
2024年09月25日更新
企業紹介
株式会社日本M&Aセンターは、M&A仲介業のリーディングカンパニーとして、「M&A業務を通じて企業の存続と発展に貢献する」ことを企業理念とし、創業以来累計9,000件を超えるM&A支援実績を有しています。本日は、人材ファースト統括部長の中村氏、三田村氏に同社の特徴と魅力についてお話をお伺いしました。
インタビュイー経歴
話し手
中村健太氏
株式会社日本M&Aセンター
人材ファースト統括部長
大阪大学理学部を卒業し、2005年4月に新卒1期生として日本M&Aセンターに入社。M&Aコンサルタントとして15年間で80件以上のM&Aに関与し、2020年4月に人材戦略部を立ち上げる。人材ファースト統括部長および営業開発部長として、社員の成長と会社の発展に注力。
話し手
三田村拓哉氏
株式会社日本M&Aセンター
M&Aコンサルタント
2016年3月に早稲田大学 総合機械工学科を卒業後、新卒で商社に入社。 東京本社で2年勤務後、4年間韓国に駐在し、新規開拓とM&A業務に従事。 韓国での経験を経て、M&Aを通じて日本の企業に貢献したいという気持ちが強くなり、2022年2月に日本M&Aセンターに入社。譲渡企業の担当をメインにM&Aを支援する。
目次
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国内で最多のM&A実績を誇るリーディングカンパニー
──はじめに、自己紹介からお願いします
中村氏人材ファースト統括部長の中村です。2005年に新卒で入社し、15年間営業本部でM&A業務に携わってきました。2020年4月から、現在所属している人材戦略部を立ち上げ、育成や採用、組織づくりに関する責任者を担当しております。
三田村氏営業本部の三田村です。新卒でJFE商事に入社し、4年間韓国に駐在してトレーディング業務やM&A業務に携わっていました。その後、2022年2月に弊社へ入社し、証券チャネル部にて、証券会社からご紹介いただいた譲渡企業様のM&A業務に携わっております。入社して2年で、これまで9件の成約実績を出すことができました。
──組織の構成や概要について教えてください
中村氏弊社は、営業本部、管理本部、人事本部、品質本部、戦略本部などの本部制を設けています。本日メインでお話する、M&Aコンサルタントが所属する営業本部には、約600名が所属しており、チャネルごとにミッションを持った組織体系を採用しています。 例えば、三田村が所属する「証券チャネル」は、証券会社のお客様と共にM&Aビジネスを広げていくというミッションを背負っています。「会計チャネル」は、税理士事務所様や会計事務所様と共に、その顧問先様の経営発展に寄与するミッションを担っています。また、「九州チャネル」というエリアにセグメントされたチャネルもあり、九州の企業の発展に寄与するというミッションを掲げています。このように、マーケットを様々なセグメントで細分化し、そのターゲットとなるお客様に対する提供価値を明確に定めているというのが弊社の組織の特徴です。
──日本M&Aセンターの特徴について教えてください
三田村氏弊社は最も多くのM&Aを実現してきたリーディングカンパニーとして、30年におよぶ実績、ノウハウがあります。また、M&Aコンサルタント歴10年以上の方が社内に多数いる環境や、コンサルタントのサポートとして公認会計士や弁護士等の専門家も50人近く抱えているのが弊社の特徴です。 例えば、私は譲渡企業様と面談することが多いのですが、経営者の人生の中で数少ない重要な経営判断となるため、経験豊富なコンサルタントや士業の専門家によるバックアップ体制に対して安心感や信頼感を感じていただいています。
中村氏組織的な面で補足すると、未経験で入社した場合は必ずメンターがつきます。さらにその上にグループリーダー、部長、チャネル部長と4階層で徹底してフォロー、壁打ち、指導、同行まで行っております。場合によっては、社長の三宅がお客様の課題に対してカスタマイズしたメッセージ動画でフォローすることもあります。全社一丸となって担当コンサルタントと、クライアントの重要な経営判断をフォローする文化があるのが弊社の特徴です。 また、600人のコンサルタントによるM&A実績を一元化したデータベースを構築し、全社で共有しています。そのデータベースはいつでも閲覧可能な環境であるため、これまで蓄積した知見・ノウハウを活用できるのが強みとなっています。 M&Aコンサルタントは一匹狼で仕事するイメージがあるかもしれませんが、組織での情報やノウハウを積極的に共有しあっています。一人でやるべき仕事ではなく、全社の知見を集約してクライアントを支援すべき、という考えが文化として根付いています。
──営業本部に所属するコンサルタントの年齢構成や男女比について教えてください
中村氏現時点では約7~8割が中途入社で、その内8~9割が未経験で入社しています。コンサルタントの年齢は幅広く、一番多いのは30歳前後ですが、稀に40代で未経験の方も入社します。また、女性のコンサルタントもここ数年増やしており、現在40名ほど所属しています。今後更に採用を加速していきたいと考えています。
──M&Aコンサルタントはどのようなバックグラウンドを持つ方が多いのでしょうか
中村氏金融機関出身者が多いです。その他、商社、人材、メーカーなど、異業種からの転職者も増えてきています。職種としては、BtoBの営業職で経営者クラスと接点を持っていた方が多いです。他にも、大学職員、警察官、起業経験者など幅広いバックグラウンドを持つメンバーが在籍しています。
M&Aのリーディングカンパニーの中で「企業の存続と発展に貢献する」に心気を燃やすコンサルタントが集結
──中村様が日本M&Aセンターに入社された経緯を教えてください
中村氏元々私が経営者になることを志していたため、経営者と関わることができる仕事を軸に就職活動を行っていました。そのため、M&A仲介業のみならず、金融機関、証券会社、商社、コンサルティング業界、人材会社など、経営者と直接向き合える業界の説明会へ参加していました。就職活動していたのが20年前で、日本ではまだM&Aが認知・浸透されていない時期だったのですが、就職説明会でM&Aコンサルタントの仕事内容を知った時に大きな魅力を感じました。経営者の方々にとって一番大きな決断にしっかり寄り添うだけでなく、時にリードし背中を押す仕事が「面白く、自分の成長に繋がる」と確信したため入社を決めました。その就職説明会翌日、実はグローバル証券企業の最終面接だったのですがM&Aの魅力に取りつかれ、その面接は辞退しました(笑)
──日本M&Aセンターにはどのような理由で入社される方が多いのでしょうか
中村氏ここ数年、M&Aコンサルタントは良くも悪くも、高収入であることが目立ってきました。稼ぎたいという思いがあることは必ずしも悪くないですが、ただ稼ぎたいという思いだけ持って弊社に入社される方はほとんどいません。 弊社はM&A仲介のマーケットがこれから広がるかどうかもわからない時代に、社会インフラとしてM&Aが必要だという思いから創業者の分林と代表の三宅によって設立されました。これからもM&Aマーケットの次の世界を作っていくことが我々の使命だと考えています。M&Aのリーディングカンパニーとして、日本経済、日本企業のために「M&Aを通じて存続と発展に貢献する」意義に共感する方に入社いただくことが多いです。
──三田村様が日本M&Aセンターに入社された理由について教えてください
三田村氏1つはM&Aに高い関心を持ったことです。前職の商社では韓国に駐在しながらトレーディング業務、投資業務に携わっていました。その中で、事業譲渡側のオーナーとお話をする機会が多く、役員レベルの方々と日々議論する刺激的な環境が非常に面白く、M&Aへの関心が高まりました。 2つ目が、前職で愛国心が強い韓国人と働いた経験から、自分も日本の企業のためになるような仕事に就きたいと漠然と感じたためです。M&A仲介業の中で業界研究したところ、日本M&Aセンターの企業理念や実績に魅力を感じ、転職を決めました。
トッププレイヤーは年収数千万も。成果を出せば若手でも成長実感と高い報酬を得られる環境
──報酬体系について教えてください
中村氏固定給+インセンティブの報酬体系であり、固定給の部分は基本的に前職の水準を基に設定しています。インセンティブ部分は、前職水準は関係なく、上げた利益を基にフェアに報酬に反映されるような設計となっています。 例えば、入社3~4年目で1億円の売上実績を出すと、年収は1,400万円〜1,500万円程度です。トッププレイヤーだと3億5,000万円の実績で、年収は7,000万円弱になります。売上を上げれば上げるほど売上に対するリターン率は高くなる設計になっています。
──例えば、入社1~2年ではどの程度の報酬を得ることができるのでしょうか
中村氏入社1〜2年目の方も、固定給+インセンティブの報酬体系ですが、インセンティブ部分については、M&Aは半年から1年程度かかるため、1年目で獲得できるかどうかは運の要素も強いです。但し、弊社では入社13ヶ月以内に初成約を獲得すると100万円のインセンティブを支給する制度も用意しています。初成約については平均入社11ヶ月程度で達成できる水準のため、半分以上の方がこの制度でインセンティブを獲得できています。加えて、アドバイザリー契約を獲得すると1件あたり10万円〜20万円のインセンティブも提供しています。例えば、入社して1年以内に5件アドバイザリー契約と1件成約が達成できた場合、150万円〜200万円インセンティブが獲得できる仕組みです。 2年目からは、アドバイザリー契約を確実に成約にもっていけるかが報酬額を左右します。例えば、新卒2年目で売上2億円以上を売り上げたトッププレイヤーがいたり、売上1億円達成したメンバーも5名程度います。また、2023年度の全社No.1の売上コンサルタントは、実は入社3年目の社員でした。若手でも実力があれば成果に返ってくるチャンスが多い環境です。
──教育体制について教えてください
中村氏まず、入社して1ヶ月間で早期にM&Aコンサルタントとして活躍できるよう、体系的に学んでいただく研修を用意しています。M&Aプロセス研修やテクニカル研修を経て、企業評価、企業概要書研修、オーナーインタビュー研修、法人営業研修などを行います。その後、卒業試験を行い、配属されるという流れです。 その研修後も、1ヶ月、5ヶ月、9ヶ月、13ヶ月など定期的にカリキュラムを用意しており、目指すマイルストーンを明確にしてサポートしています。 他にも例えば、入社3年未満の上位20%のプレイヤーに対する月次選抜研修である「令和塾」を開設しました。これは、社内で最も提案力のあるプレイヤーのコミュニティであり、M&A仲介業界のムーブメントを作っていく場だと考えています。残念ながらその対象とならなかったプレイヤーには、「打倒令和塾」という研修を実施しており、成長のための場は広く提供しています。 また、4年目以降の中堅層プレイヤーのトップ30名の月次選抜研修である「卓越塾」も新設しました。社内で最も成約をしているプレイヤーの集団であり、まさにトッププレイヤーのコミュニティです。お互いに刺激し合って研鑽するだけではなく、業界の最高品質・最高の生産性を構築していく組織学習として位置付けています。
──三田村様が未経験からM&A仲介業務をキャッチアップするのに役立った研修内容について教えてください
三田村氏最初の1ヶ月の研修は非常に役に立ちました。その1ヶ月で学んだことやメモは、現場に出てからもよく見返していました。また、現場に出てからもメンター制度など相談しやすい環境や、定期的な社内試験があり継続的にスキルを身につけることができています。 また、トッププレーヤーのノウハウを動画で視聴できる環境があり、通勤時などに視聴していました。動画はその他にも、営業の開拓手法、M&Aの商談推進、税務・法務・会計などのハードスキルも含め、数百本の動画コンテンツが全社展開されています。
「最高のM&Aをより身近に」するため、日本発・世界No.1のM&A総合企業を目指す
──今後の展望を教えてください
中村氏2年前に掲げた「最高のM&Aをより身近に」というパーパスを実現するために、下記5つの取り組みを加速していく予定です。 1つ目が、これから2035年頃まで高水準で推移する事業承継マーケットへの貢献です。後継者がおらず廃業になってしまう企業を年間6万社程度、本来であれば救わなければならないと考えています。現在、弊社ではまだ年間600件ほどしか支援できていないため、より加速させていきたいです。 2つ目が、成長戦略型M&Aの推進です。上記の事業承継だけでなく、会社の成長の手段としてM&Aを選択される方の支援も加速させていきます。 3つ目が、業界再編型の推進です。プレイヤーの統廃合を進めざるを得ない業界も増えてきているため、各業界に適した業界再編のM&Aも重要だと考えています。 4つ目が、海外クロスボーダーの推進です。アジア、ヨーロッパ、アメリカも含めたグローバルなM&Aマーケット形成を強化していきたいです。 5つ目が、スタートアップ企業などのサポート強化です。昨今、スタートアップ業界でもM&Aによって企業価値を高めることが常識となりつつあります。これを更に加速させ、M&Aという選択肢があるということを広めることで、企業の成長を支援し、起業にチャレンジする人を増やしていきたいです。
──求める人材について教えてください
中村氏”ワクワクして仕事をしたい”という方に来ていただきたいです。現状に満足せず、社会に対してより価値のあることを提供して貢献し、自分自身も成長していきたいという想いがある方を求めています。今、明確にやりたいことが決まってなくても問題ありません。入社後にM&Aコンサルタントとして尽力する中で、自分がやるべきことややりたいことが出てくるものだと思います。上記のマインドを持っている方はぜひ飛び込んでみていただきたいです。
──日本M&Aセンターに今、参画する魅力を教えてください
中村氏M&Aマーケットはまだスタートしたばかりで、これからさらに拡大していきます。私が入った20年前の弊社はまだ社員20名ほどのベンチャーでしたが、現在60倍程度の規模になっています。さらに数年後、1〜2万人のグローバルM&Aファームに成長していくため、今このタイミングで転職してきた方々はその時には弊社の中心として間違いなく活躍できるのではないでしょうか。
──最後に転職候補者様に向けて、メッセージをお願いします
中村氏弊社で3年間コンサルタントとしてしっかり仕事に打ち込むことで、ビジネス、経営などに関する理解が深まり、1人のビジネスパーソンとして圧倒的に成長できると思います。また、その成長を通じて社会課題の本当の姿も見ることができ、視野も広がります。ビジネス人生45年間の内、まずは3年間、弊社で濃い経験を積みたいと少しでも思った方はぜひご応募お待ちしております。
──ありがとうございました