現場での局所的なSCM改善にとどまらず、全社的な改革に取り組むためコンサルタントに転職

R.H
早稲田大学
29歳
自動車メーカー
SCM部門
外資系総合コンサルティングファーム
シニアコンサルタント
支援担当

峯岸 大輔
Minegishi Daisuke
大学卒業後、三菱重工業株式会社に入社。法人営業および安全衛生管理の業務に従事した後に、本社人事部に異動し新卒・中途採用におけるオフラインからオンラインへのDX推進に貢献。その後エグゼクティブリンクに転職し、キャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーの両面型でBIG4を始めとする総合コンサルティングファーム10社を担当。
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転職を意識するまで
ご経歴について教えてください
早稲田大学を卒業後、大手自動車メーカーに入社し、SCM(サプライチェーンマネジメント)部門での業務に従事していました。
転職のきっかけを教えてください
前職では、在庫管理で国内の過剰在庫を20%削減するなど生産計画の最適化や調達コストの削減を実現し、やりがいを感じていました。しかし、グローバル調達の拡大と新規サプライヤーとの契約交渉のため現場での効率化やコスト削減を進めていく中で、サプライチェーン全体のフローや、複数国・地域をまたぐ調達活動において、単一部門や局所的な改善では十分な成果が上がらないことに気づきました。 特に、サプライチェーンの全体最適化に向けたデータの共有やシステム統合が不足しており、個別のプロセス改善では限界があることを痛感しました。そこで、外部の視点や広範な経験を取り入れることが、より効果的な改善を実現する鍵だと認識し、転職を考え始めました。
コンサルタントへ転職をした背景は何ですか?
ネットでとあるコンサルティングファームが企業のグローバルサプライチェーンを抜本的に改革した事例を読んだことがきっかけです。その事例では、企業全体のサプライチェーンの構造を根本から見直し、複数の国・地域をまたぐ調達・生産フローの最適化を図ることで、業務効率化やコスト削減、納期短縮などの成果を挙げていました。 私は、事業会社の枠組みでは、部門ごとの最適化は可能でも、全体的な最適化や、サプライチェーン全体を見渡した戦略的な改革には限界があると感じていました。コンサルタントは、外部からの新たな視点や高度な知識を活用し、企業全体を俯瞰して、複数の部門や拠点を跨いだシステムの改善や最適化を進めることができるため、自分の持っている経験や知識をさらに広げられると考えました。
MyVisionの支援について
エージェントは何社と話しましたか?
2社です。
その中で最終的にMyVisionを選択した理由を教えてください
MyVisionの峯岸さんはメーカー経験があり、私の業界経験をしっかりと理解してくださっていると感じたからです。特に、私の業務経験をコンサルタントとして活かせると強く背中を押してくださったことが非常に嬉しく峯岸さんとなら前向きに転職活動を進められると思いました。 また、コンサルティングファームへの転職における市場動向や面接対策についても的確なアドバイスをいただけたことが決め手となりました。
当社のサービスに対して、率直なご意見をいただけますでしょうか?
特にケース面接対策が役立ったなと感じます。コンサルタントとして求められる論理的思考や問題解決力をアピールするには、ケース面接での受け答えが重要になります。 受けるファームで出た過去問を用いた模擬ケース面接を行い、どのように答えるべきかを細かくフィードバックしていただきました。練習のたびに自分では気づかなかったアプローチ方法や話し方の改善点を指摘していただけたので、本番でも自信を持って回答することができました。
ご自身の転職活動を振り返って
今後の転職候補者のために、転職活動の良かった点を教えてください
峯岸さんに面接の日程調整やスケジューリングをすべて一任できたことです。これにより、忙しい中でスケジュールを調整する手間を省け、面接準備に集中できました。峯岸さんが企業との面接に関連する連絡も含めスムーズに行ってくれたおかげで、ストレスなく転職活動を進めることができました。 そのおかげで、心の余裕を持って面接に臨むことができ、自分の強みを最大限にアピールすることができました。
今後の転職候補者のために、転職活動の反省点を教えてください
もう少し早く転職を意識していれば、よりスムーズに転職活動を進められたのではないかと感じています。転職活動を始めたタイミングで、現職が忙しくなる時期に入ってしまったので、選考の進み方が少し遅くなった部分もありました。そのため、もう少し早く動き出せば良かったと感じています。
転職前後の年収を教えてください
転職前は年収850万円、転職後は年収1000万円となりました。