AIとデータを活用したイノベーション創出によるクライアントへの新たな価値提供を追求し続ける【EYSCテクノロジーコンサルティングAI&Dataチーム パートナー山本氏、マネージャー萩之内氏 インタビュー】
2024年12月23日更新
企業紹介
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(以下、EYSC)は、4,000名を超える経験豊富なプロフェッショナルが所属し、産業ごとの深い知見を持つセクターチームと、専門性の高いコンピテンシーおよびクロスセクターチームが連携することで、クライアントが直面する経営課題に対し、高度な戦略とグローバルな視点を兼ね備えた最適かつ総合的なコンサルティングサービスを提供しています。本日は、デジタルイノベーションAI&データチームのパートナーである山本氏と、マネージャーの萩之内氏に、同社の特徴と魅力についてお話をお伺いしました。
インタビュイー経歴
話し手
山本直人氏
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
パートナー
プログラマーとしてキャリアをスタートし、その後、大手外資系コンサルティング企業2社での豊富な経験を経て、EYSCに入社。AIのアルゴリズムに関する深い理解を持ち、主に製造業を中心に先進的なAIを活用した業務改革やイノベーション創出に関するプロジェクトに豊富に携わる。趣味はサンデープログラミングで、思いついたアイデアを愛機のゲーミングパソコンで常に実装している。
話し手
萩之内舜氏
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
マネージャー
新卒でコンサルティング会社に入社し、2022年にEYSCに入社。現在はAI&データチームにてマネージャーとしてプロジェクトの推進に携わる。
目次
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クライアントのビジョン・構想策定段階から支援し、AIとデータの力で新たな価値を提供する
──はじめに、自己紹介をお願いします
山本氏プログラマーからキャリアをスタートし、大手外資系コンサルティングファーム2社での経験を経てEYSCへ入社。前職、現職でのコンサルティングファームでは、一貫してAIをはじめとする先端テクノロジーを活用したイノベーション創出に取り組んでまいりました。2023年7月に弊社にパートナーとして入社し、デジタルイノベーションAI&データチームに所属しており、生成AIなどを駆使してクライアントへのイノベーション創出をリードしている他、AIの知識やスペシャリストとしてのスキル、そして深い業界知識をもって、EY社内でのAI活用を促進しています。
萩之内氏2018年にコンサルティングファームに新卒で入社し、2022年に弊社に参画しました。山本と同じAI&データチームに所属しており、データ活用、AI、BIを用いたクライアントの課題解決を支援しています。マネージャーとして、現場メンバーをまとめながらプロジェクトを推進する役割を担っています。
──AI&データチームの体制やミッションについて教えてください
山本氏DX推進の中でも「AI」と「データ」に注力した部門です。具体的には、生成AIを活用した業務の高度化や効率化、データプラットフォームの整備、データガバナンス関連の支援を行っています。プロジェクトは構想策定の段階からクライアントの新価値創出に寄り添い、次世代AI戦略の策定やPoC、データアーキテクチャの策定、データガバナンスの策定、将来システムの要件定義など幅広い支援を行っています。特に、AIを活用した提案を単なる机上の空論にしないために、現地現物をモットーにクライアントにサービスを提供することを重視しています。例えば、SnowflakeやDatabricksなどのツールの活用の他、AI研究の最新知見を基に最適なアルゴリズムの提案まで行います。現在、AI&データチームには、72名(2024年11月時点)のプロフェッショナルが所属しています。
──プロジェクトの特徴について教えてください
山本氏クライアントと共にビジョンを作り、企画段階から協働して進めていくスタイルのプロジェクトが最近では多く組成されてきております。クライアントの深い課題に対して、単なる生成AIの機能活用にとどまらず、オートクチュール型でクライアントの経営課題に特化したソリューションを提供、さらにはビジネスプロセスまでを視野に入れてサービス提供しております。AIやデータを駆使してイノベーションを創出することを重視しており、効率化にとどまらない新価値創出にこだわり支援しています。
強い攻めの姿勢があり、クライアントと共にイノベーション創出にチャレンジする
──EYSCに入社された経緯について教えてください
山本氏私は新卒ではプログラマーとしてキャリアをスタートしましたが、ものづくりに携わりたいという強い思いから当時最先端開発言語であったJava特化型ベンチャー企業に転職しました。当該企業では寝る間も惜しんでコーディングに従事し、プログラムの構造に対する理解を深めることができました。しかし、プログラムを支えるアーキテクチャ全体をベンダーフリーでふかんしたいという気持ちが強くなり、コンサル業界に足を踏み入れました。 その後、コンサルティングファームで2社の経験を積んだ後に、EYSCに転職しました。EYSCを選んだ理由は、強い攻めの姿勢があり、イノベーション創出に関する活動にチャレンジできる環境が整っていたことが決め手でした。
萩之内氏工学部出身ということもあり、元々テクノロジーに関わる業界に興味はありました。ただ、具体的に興味のあるテクノロジーや携わりたい仕事の方向性が定まっていなかったためさまざまな業界やソリューションを経験できる仕事を志望し、大手コンサルティングファームにてキャリアをスタートしました。多くの業界と関わりのあるこの業界では、ビジネスパーソンとして高いレベルでの基礎スキルを強化できるという魅力もありました。 転職の際に弊社を選んだ理由は、山本と同じく、強い攻めの姿勢が見受けられたことが大きなポイントです。AI&データのチームが新しく立ち上がるタイミングだったこともあり、貴重な経験を得られる機会に魅力を感じ、入社を決意しました。
──萩之内様がこれまで取り組まれてきたプロジェクトについて教えてください
萩之内氏これまで製造業や保険業界など、幅広い業界でAIやビジネスインテリジェンスをテーマにしたデータ利活用のプロジェクトに携わってきました。その中で特に印象に残っているのが、製薬会社様向けに患者様の疾患・治療のデータを蓄積し、患者様に価値として還元するデータプラットフォームを構築した案件です。このプロジェクトでは、クライアントの構想をディスカッションを通じてコンセプト検討から具体化まで支援しました。 このデータプラットフォームは、患者様の疾患や治療のデータを収集し、再発時には必要なサポートを提供するもので、日本にはまだ存在しないサービスでした。製薬会社様、患者様、医療従事者様の3者がWin-Win-Winの関係を築く形で、業界全体をリードするプロジェクトに関与できたため、深く印象に残っています。 プロジェクトは、私がシニアコンサルタントとして現場をリードし、ジュニアスタッフやグローバルチーム、EY Japanの製薬企業担当チームと連携し、ALL EY体制で推進しました。
世界を見据えてチャレンジする視座の高いクライアントと共創できる機会がコンサルタントとしての成長を加速させる
──EYSCで働くことで得られるスキルや経験、成長環境としての魅力について教えてください
萩之内氏テクノロジーに関する専門知識を深める機会が豊富にある点です。座学やe-Learning等で体系的に学べる機会は当然のことながら、先進的なテクノロジープロジェクトを通した実践による成長機会が整っていると思います。理論だけではない、実装力や実現力を身に付けられる点が非常に魅力的です。EYでは組織間・組織内の垣根が低く、気軽に他の専門家メンバーに相談できる風土があるため、メンバーとのディスカッションを通した学びの機会も多いです。
山本氏1つ目は、挑戦しやすい環境が整っている点です。私もパートナーとして、自身の企画をパートナー全体会議で起案したり、上司や周囲のメンバーの支援を受けて企画を推進したりしております。EYでは、「前に進めるためにはどうしたらよいか」という視点でさまざまな方から刺激的な意見交換ができる風土があり、自分を成長させながら挑戦し続けることができます。 2つ目は、世界を見据えた高い視座を持ったクライアントと共創できる機会です。EYSCは内部のコラボレーションが非常に活発で、さまざまなクライアントと接点を持つことが可能です。私たちはコンサルタントとしてお客様を支援する立場ですが、その過程でお客様から学びを得ることも多いです。このように、共に目指すビジョンに向かって協力できる関係性を構築できる環境は、非常に大きな魅力だと考えています。
──他のコンサルティングファームと比較した貴社の魅力について教えてください
山本氏私は過去に他のコンサルティングファーム2社で働いた経験があります。その中において、前述していますが、チャレンジできる環境は何物にも代えがたい魅力かと考えます。それをサポートしてくれる上司、周囲のメンバー含め、社員一人一人がプロフェッショナルであるとも考えてます。「どうしたら先に進めるか」という観点を全員が高いレベルで意識醸成されていることもあり、アイデアを試す際に社内でブレーキがかかることはほぼありません。思い切ったチャレンジができるカルチャーが根付いています。
萩之内氏社内でのコラボレーションが活発な点が魅力的だと考えています。問題が発生した際には、その分野の専門家に気軽に相談できる環境が整っており、直接プロジェクトに関わるメンバーだけでなく、社内の専門家も巻き込みながらチームで協力してクライアントに価値提供することが、カルチャーとして定着しています。
──研修について教えてください
萩之内氏研修制度とOJTどちらも充実しています。例えば、テック系の知見が少ない社員には、テック系の基礎スキルを身に付けることができる研修制度が用意されています。また、テックは実際に体験して学ぶことは座学以上に重要であるため、OJT形式でプロジェクトの中で学びを深めるためのサポートも手厚く行っています。プロジェクト内で育成していくカルチャーが浸透しているため、現場での情報共有や引き継ぎに加え、無理のない形でインプットとアウトプットのサイクルの実践サポートもあります。コンサルタントとしてのスキル向上のためには、丁寧なフィードバックが重要だと考えています。例えば、プロジェクトマネージャーと頻度高く1-on-1ミーティングを実施することで、自身の強みや弱みを得る機会が増えるように設計されています。
山本氏研修などの制度も重要ですが、コンサルタントの成長には良質な経験をプロジェクトでどれだけ蓄積できるかだと考えています。弊社には質が高く学びが得られるプロジェクトが豊富にあるという観点で、コンサルタントの成長環境として非常に魅力的だと考えています。
AIとデータの力で世の中を変えるユニークなプロジェクトに挑戦し続ける
──今後の展望について教えてください
山本氏現在、クライアントからの需要に対してリソースが不足し、十分に対応ができないこともあるため、組織体制をさらに拡大していく必要があると考えています。それは、自チームのみで1,000人規模の組織を目指すのではなく、意味・意義・価値を追求できる高付加価値集団に進化していくことが重要だと感じています。サイズ感としては、今の倍程度の規模で、一人一人のコンサルタントが高い価値を発揮できる状態が当面の目標になるかと考えます。
──求める人材について教えてください
山本氏コンサルタントとして高いコミットメントを発揮できる方を求めています。その上で、広い視点や高い視座を持てる方に来ていただきたいです。質の高いプロジェクトを推進する中で、全員が互いにスキルを高め合いながら、新しい価値の創出に貢献できることを目指しています。
──最後に、転職候補者様に向けてメッセージをお願いします
山本氏私たちと一緒に「世の中を変えていく」という強い気持ちを持ち、チャレンジできる方と一緒に働きたいと思っていますので、ぜひご応募をお待ちしております。
萩之内氏われわれと共にファーストペンギンとして「世界初」や「ユニーク」なプロジェクトに挑戦してくださる仲間をお待ちしています。
──ありがとうございました