オーツー・パートナーズとは特徴や社風、年収を徹底解説
2024年06月24日更新
オーツー・パートナーズは、製造業に特化したコンサルティングファームであり、エンジニアリングを中心としたサービスを提供しています。 特徴は、メンバーの90%が大手製造業出身の技術者であり、ビジネスと技術の双方からクライアントをサポートする点にあります。 同社は、AIやIoTといった先端技術を活用した「設計・生産のデジタル化実装」と、既存技術を用いた「新規事業創出・新製品/サービス開発」を通じて、製造業が新たな収益源を獲得するためのサポートを行っています。
監修者
ベ ジンキョン
Bae Jinkyeom
関西学院大学卒業後、ニトリに入社しSCM部門にて物流拠点立ち上げや業務改善プロジェクトなどを経験。その後、リクルートで営業としてMVPを取得した後、MyVisionに参画。
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目次
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企業紹介
企業の特徴
オーツー・パートナーズは、製造業界に特化したコンサルティングサービスを提供していることが最大の特徴です。 自動車、電機、工作機械、重工業、医療精密機器、素材など、幅広い分野において世界的に有名な日本企業から、革新的な技術を持つベンチャー企業に至るまで、多種多様なクライアントに支援を提供しています。
同社のコンサルティングサービスは、単に戦略的な提言を行うだけでなく、「口も出すが手も出す」という信条のもと、改革の実行やビジョン戦略の実現を目指しており、クライアントの課題解決をあらゆる角度からサポートします。 これには、経営戦略、設計、生産、ECM(エンジニアリング・チェーン・マネジメント)、プロジェクトマネジメント、人材育成などが含まれ、同社のコンサルタントは、実際に現場に入り、当事者として課題解決に取り組みます。能な成長を遂げるための実行可能な解決策を提供します。
企業の詳細
正式名称 | 株式会社オーツー・パートナーズ |
代表者名 | 松本晋一 |
設立年 | 2004年3月17日 |
所在地 | 東京都千代田区九段南一丁目6番5号 九段会館テラス ClassicOffice 2A |
従業員数 | 104名 |
資本金 | 1億円 |
会社URL | https://www.o2-inc.com/ |
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案件の特徴
オーツー・パートナーズは、製造業の経営全般にわたる幅広いサポートを提供する企業であり、事業戦略の策定から品質、コスト、納期(QCD)の改善に至るまで、顧客企業のさまざまなニーズに応える能力を持っています。
同社は設計改革とDXに強みを持ち、元設計者を多数擁しています。 暗黙知の可視化から始まり、QCDの向上を実現することで売上への直接的な貢献を目指しています。
また、生産分野におけるDXも同社の得意とする領域です。 ベテラン技術者の知見やノウハウをデジタル化し、生産業務のアセスメントからデジタルツインの実装に至るまで、顧客のリソースを最大限に活用し、需要変動に迅速に対応します。
ECM/IT領域においては、PLM、3D CAD、CAEなどのシステム導入によって得られるデータを活用し、製造プロセス全体の生産性向上を支援しています。
エンジニアリング・プロジェクトマネジメント(PM)に関しても、製品企画から新機種の設計開発、新規設備の導入に至るまで、同社の豊富な経験とノウハウを活用したサポートを提供しています。これには業務代行や人材育成も含まれます。 人材育成においては、同社は製造業出身のエンジニアをコンサルタントに育成するプログラムを開発し、事業会社としての経験とものづくりの知識を生かしています。
最後に、RuleStreamなどのソフトウェア導入から生産DXアセスメント、設計者やプロジェクトマネージャーの育成プログラムまで、顧客が抱える課題に対する総合的なソリューションを提供しています。
カルチャー
オーツー・パートナーズは、顧客とものづくりに対する真摯な姿勢と利他の精神(同社ではこれを「喜与喜」と表現)を核とする文化を有しています。 同社のメンバーは、常に顧客と同僚に対する強いコミットメントとプロフェッショナリズムを持ち合わせており、顧客への貢献を最優先に考え、厳しい状況にも前向きに取り組んでいます。仕事の性質上、タフでハードな業務が多いですが、トップから社員までが一丸となって業務に取り組む風土があり、この一体感が同社の強みとなっています。チャレンジを楽しみながら、互いに支え合い、顧客の成功を共に目指すことで、個人だけでなく組織全体の成長と進化を促しています。
企業理念
喜与喜人たれ
- 「利他」を 「利己」 とする人、つまり、皆の喜びを自らの喜びと感じる人を 「きよき(喜与喜)」 人と名づける。人は、 「きよき」 人でなければならない。
喜与喜会社たれ
- 会社は、「きよき」人の集まりである 「きよき」 会社でなければならない。そして、真の意味で社員、及び顧客、社会の喜びに繋がる生業を行わなければならない。
喜与喜社会たれ
- 社会は、「きよき」人と 「きよき」 会社の集まりである 「きよき」 社会でなければならない。それは、全体最善の実現に挑む社会である。
制度面
昇格制度
オーツー・パートナーズの昇進制度は、職位ごとに必要なスキルを明確化し、それを基に昇進基準を設けています。 評価は年に2回行われ、勤続年数や年齢ではなく、スキルと成果を主な基準としています。
プロジェクトのアサインに関しては、個人の希望やキャリア目標を支援するために、1対1の面談やキャリア面談の場を設けています。同社は、メンバーの意思(Will)、得意なこと(Can)、および役割に応じた任務(Must)を総合的に考慮しながらプロジェクト配属を決定しています。
育成制度
オーツー・パートナーズでは、社員の個人的な成長が企業の成長に直接つながるという考えのもと、充実した育成制度を整えています。
教育プログラムには、月に2~3回開催されるオンラインおよびオフラインのライブ研修、1600以上のコンテンツを提供するe-learningプログラム、月3回のプロジェクト事例やソリューションの共有セッション、年4回の全社員参加型ワークショップ、そしてソリューション開発を含む社内プロジェクトであるタスクフォースがあります。
特に新入社員に対するオンボーディングプログラムにおいては、多くの社員が製造業のバックグラウンドを持つ技術者であることを踏まえ、彼らがコンサルタント、デジタルエキスパート、製造業プロジェクトマネージャーとしての新たなスキルを身につけられるような研修を展開しています。