シンプレクスとは特徴や社風、年収を徹底解説
2024年06月24日更新
1997年に設立されたシンプレクスは、ビジネスとテクノロジーの両面で深い専門知識を持つプロフェッショナル集団です。同社は、戦略立案から設計、開発、さらには運用保守に至るまで全プロセスにおいて一気通貫で「Simplex Way」を提供しています。
監修者
門山 友輔
Kadoyama Yusuke
システムベンダーで経験を積んだのち、大手転職エージェントであるパソナにてIT/コンサル業界向けの転職支援に従事。半期MVP6回、年間MVP受賞、全社売上レコード更新などの実績を有する。
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目次
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企業紹介
企業の特徴
シンプレクスは、ビジネスとテクノロジーの専門知識を兼ね備えたプロフェッショナル集団として、長期的なパートナーシップを通じて企業のビジネスを成功に導くことを目指しています。 戦略立案から運用保守までの全工程を一気通貫で担うことにより、ビジネス環境の変化に応じた改善提案を行うことができます。特に、日本のIT業界における多重下請け構造の問題点をふまえ、すべての工程を自社で完結させることにこだわっています。 また、開発プロジェクトで蓄積したノウハウを活用し、開発期間の短縮やシステムの安定性を確保すると同時に、付加価値の高いソリューションを提供しています。
企業の詳細
正式名称 | シンプレクス株式会社 |
代表者名 | 金子 英樹 |
設立年 | 1997年9月16日 |
所在地 | 東京都港区虎ノ門一丁目23番1号 |
従業員数 | 1,554名(2024年4月1日現在) |
会社URL | https://www.simplex.inc/ |
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案件の特徴
シンプレクスは、戦略立案から設計、開発、運用保守に至るまで、全プロセスにわたり一気通貫でサポートを提供しています。DXコンサルティングにおいて、グループ企業であるXspear Consultingと協力し、AI、IoT、ブロックチェーン、RPA、UI/UXデザイン、クラウドなどの最先端テクノロジーを駆使した戦略立案と実行支援を行います。
- システムコンサルティング
ビジネスとテクノロジーの両面での深い知見を持つプロフェッショナルが、IT戦略立案やシステム開発に関わる要件定義から全体設計までをサポートします。開発段階では、自社で蓄積したライブラリを活用し、開発期間の短縮とシステムの安定性を実現しながら、競争力のある機能開発に注力しています。
- 運用保守面
開発したシステムの長期的な監視やトラブル対応、ビジネスチューニングを提供し、DX成功のための継続的なサポートを行っています。また、同社が長年にわたり蓄積したノウハウを生かしたシステムをSaaS型サービスとして提供し、金融業界への新たな事業者の参入や既存金融機関のサービス拡充を支援しています。
カルチャー
シンプレクスは「無境」のカルチャーを持ち、セクションや役職の境界をなくしたフラットな組織運営を実現しています。プロジェクト単位で人員配置が変更されるため、厳密に分けられた組織や予算配分に基づく人材確保といった形式ばった文化を持ちません。同社では、職種間の壁も設けず、経験豊富な社員が異なる職種への異動を希望することを珍しくありません。
その運用を支えるのが「Resource Management Division(RMD)」です。この独立した中立組織は、異動希望者のリソースを公平に評価し、直属の上司やプロジェクトマネージャーとの調整を行います。また、プロジェクトローテーションの提言も行うことで、社員が多様な経験を積む機会を提供しています。
同社では、役職に関しても壁を設けておらず、「全員がプレーヤーであれ」という価値観に基づいて役職と役割を区別しており、上位タイトルの社員がプログラマとしてプロジェクトにアサインされるような場合でも、プロジェクトマネージャーが年次や役職に関係なく指示を出すことが可能です。
企業理念
日本発のイノベーションを世界へ向けて発信する
制度面
基本的な考え方
昇格制度
シンプレクスでは、各個人がプレイヤーとしての役割を尊重しており、CEOから新入社員まで全員が「打席に立つ」ことを重視しています。プログラミング、セールス、経営企画、チームマネジメントなど、会社の成長に寄与するあらゆるロールにおいてこの考え方が適用されるため、最上位タイトルに部下を持たず到達した例もあります。
完全な実力主義を掲げるシンプレクスでは、年齢、性別、国籍を問わず、仕事の成果と質に基づく評価制度を導入しています。年功序列や在籍年数に応じた給与アップの概念はなく、早期に高い評価を得る“Skip”制度など、成果に応じた昇進・昇給が可能です。
一方で実力主義とはいえ競争のみを促進することを狙っているわけではなく、チームプレイも重要視しています。
育成制度
シンプレクスは、社員の個々のポテンシャルを最大限に引き出し、強固なプロフェッショナル集団を育成することを目的とした教育制度を実施しています。同社の教育体制は、システム開発や金融工学といった専門技術に加え、ビジネスパーソンとしての基本スキルを充実させることに重点を置いています。
- 内定者研修
未経験者も含めて、テクノロジーの基礎を学びます。その後の新入社員研修では、入社後4ヶ月間、テクノロジーとビジネスの基礎スキルを習得し、プロジェクトチームの一員として活躍するための準備を行います。
- ユニット・リーダー制度
新入社員が先輩社員のもとで実務経験を積み、テクノロジーとビジネスの融合による高付加価値の提供を目指します。また、各コンピテンシーが開催する研修カリキュラムに参加することで、専門性をさらに深めることができます。
プロジェクト配属後は、講義やワークショップ形式の集合研修と実務でのストレッチアサインを組み合わせた教育体制を通じて成長機会を得ます。
シンプレクス の平均年収
年齢別年収目安
年齢 | 年収目安 |
---|---|
25歳 | 575万円 |
30歳 | 726万円 |
35歳 | 968万円 |
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※上記年収の目安は、公式サイトに掲載された情報ではありませんので、参考程度にご活用ください。 コンサルティングファームは昇給スピードが一般的な企業と比べるとかなり早く、早い方は20代のうちに年収1,000万円を超えます。自身の能力や結果に応じて昇進スピードが決まるため、実力に応じた年収増を目指せる環境となっています。 ※補足すると、マネージャー未満では残業代がつくため、プロジェクトによってはコンサルタント時の給与が一時的に多くなる場合があります。