ITコンサルから情シスへのキャリアを解説
2026年03月25日更新
ITコンサルは、給与が高く、クライアント企業の経営・業務に貢献できることから、やりがいは大きく人気の職種となります。その反面、クライアントからの要求が高いこと、実力主義であることなどから激務になりがちで、精神的・肉体的負担も大きいです。ITコンサルに興味はあっても、長く働き続けられるか不安だという方も中にはいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、ITコンサルで経験を積まれた方のネクストキャリアとして、ユーザ企業側の情シスとしての働き方について説明します。コンサルよりも勤務時間が短く、落ち着いて長く働くことができることに加え、事業会社側にとっても、ITコンサルのスキル・経験は即戦力となるため歓迎されます。、その一方で、報酬、やりがい、その先のキャリアについては気にされる方も多いです。本記事では、ポストITコンサルのキャリアとしての情シスについて、メリット・デメリット含めて解説していきます。
著者

岡﨑 健斗
Okazaki Kento
株式会社MyVision代表取締役
東京大学を卒業後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)に入社。主に金融・通信テクノロジー・消費財業界における戦略立案プロジェクトおよびビジネスDDを担当。採用活動にも従事。 BCG卒業後は、IT企業の執行役員、起業・売却を経て、株式会社MyVisionを設立。
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監修者

山口 翔平
Yamaguchi Shohei
株式会社MyVision代表取締役
早稲田大学を卒業後、JTB、オリックス生命を経てコンサルティング転職に特化した人材紹介会社へ入社。 長年のエージェント経験を基に、より多くの求職者様に対して質の高い転職支援サービスを提供するため、株式会社MyVisionを設立。
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情シスの仕事
情シスの業務は、会社のシステムの保守運用、システムベンダーのマネジメント、そして企画や将来的なITへの投資検討など、上流から下流の運用保守まで多岐に渡ります。具体的には以下の通りです。
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システム構築・保守運用
- 新しいシステムの導入
- 既存システムの障害対応
- ユーザ問い合わせ対応
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ベンダーマネジメント
- システム導入・保守ベンダーの選定
- 案件のスケジュール・コスト管理
- ベンダー・業務ユーザとの調整
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システム企画・投資検討
- 業務改善のためのIT導入
- 既存ITコスト削減
- 社内システムの全体最適化
また、情シスの業務の大きな特徴は、自分の専門領域以外にも社内のすべての業務領域をカバーする必要がある点です。たとえば、SAPコンサルであれば、SAPの担当モジュールだけをカバーしていれば問題ありませんが、情シスの範囲はユーザが使うあらゆるシステムです。大企業の場合、部門や事業部ごとにシステム担当が分かれるため、たとえば自身が経理のシステムを担当することになれば、SAPのFICOモジュール以外にも、連結会計パッケージや経費精算システムなどの周辺システムもカバー範囲となります。
ITコンサルタントの求人情報
DX / セキュリティコンサルタント / 東京・大阪・福岡 / FPTコンサルティングジャパン
想定年収
600~2,100万円
勤務地
東京都(港区)
業務内容
~セキュリティコンサルタントとして、グローバル企業の成長を技術とコンサルティングで支援~ クライアント企業のサイバーセキュリティ態勢を評価・強化し、経営層から現場まで一気通貫で支援します。FPTグループの27カ国・5万人超のグローバルネットワークを活用し、上流コンサルティングから実装・運用まで一貫したソリューションを提供します。 【主な業務内容】 ●セキュリティ戦略コンサルティング(現在の主力案件) ・NIST CSF、CIS Controls等の国際標準フレームワークを活用したセキュリティ成熟度評価 ・リスクアセスメントに基づくセキュリティロードマップ(中長期計画)の策定 ・CSIRT構築・運用支援、インシデント対応体制の整備 ・セキュリティガバナンス・ポリシー策定支援 ●自動車サイバーセキュリティ(注力領域) ・UN-R155/R156、ISO/SAE 21434への対応支援 ・CSMS(サイバーセキュリティ管理システム)構築コンサルティング ・車載システムの脅威分析・リスクアセスメント(TARA) ・サプライチェーン全体のセキュリティ態勢構築支援 ●AIサイバーセキュリティ(注力領域) ・AI/ML システムのセキュリティリスク評価 ・AI活用におけるガバナンス・コンプライアンス体制構築 ・生成AI導入時のセキュリティ対策立案 ●プロジェクトマネジメント ・ベトナム開発チームとの協業によるセキュリティソリューション実装 ・クライアントとの折衝、提案資料・報告書作成 ・新規案件の提案活動、ビジネス開発支援
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【DXコンサルタント】マネージャー~ディレクター候補
想定年収
1,000~2,500万円
勤務地
東京都(中央区)
業務内容
大手企業の業務変革・IT導入プロジェクトにおいて、構想策定から要件定義、導入推進、定着支援までを一貫して担っていただきます。 経営層・事業部門・IT部門・開発ベンダーの間に立ち、論点整理や合意形成を行いながら、プロジェクトを前に進めるPMO、IT/DXコンサルタントのポジションです。 ご経験やご志向に応じて、業務変革、IT導入、BPR、生成AI活用などの案件をお任せします。 ● プロジェクト例 ・大手企業における業務変革・IT導入プロジェクトのPMO ・基幹システム刷新に伴う要求整理、要件定義、導入推進 ・BPRを伴うシステム導入プロジェクトの上流支援 ・生成AI活用に向けたユースケース整理、導入企画、推進支援 ・データ活用基盤に関する構想整理、要件定義、推進支援 等 ● 具体的な業務イメージ 1.構想策定・企画 ・現状業務/システム課題の可視化、論点整理 ・To-Be業務、導入方針、推進ロードマップの策定 等 2.要件定義・プロジェクト設計 ・ビジネス要件の整理とシステム要件への落とし込み ・関係者間の役割整理、意思決定プロセス設計 等 3.導入推進・PMO ・プロジェクト計画立案、進捗管理、課題管理、会議設計 ・クライアントおよびIT部門、開発ベンダーとの合意形成・コミュニケーション 等 4. 定着・運用支援 ・業務定着に向けた運用設計、ルール整備 ・導入後の改善提案、活用促進、効果測定支援 等
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コンサルタント(ポテンシャル特別枠)
想定年収
500~700万円
勤務地
東京都(渋谷区)
業務内容
SALESCOREでは、営業組織における構造的な課題解決を目的としたセールスイネーブルメント支援を提供しています。 プロジェクトでは、単なる売上向上ではなく「半永久的に成長し続ける組織文化と仕組み」の構築を目指します。 顧客の課題は「営業組織を強くしたい」「何から手をつけるべきかわからない」といった抽象的なものも多く、それらに対して以下のようなステップで支援を行います • 戦略設計フェーズ:経営課題の明確化、理想状態の定義、現状ギャップ分析(例:3C分析等)による全体戦略設計 • 制度・仕組み設計:営業プロセス、KPI、SFA/CRM、育成カリキュラムなどの具体設計 • 浸透・定着支援:マネージャー〜現場まで、制度を根付かせるための実行・フォロー・文化形成支援 プロジェクトは半年〜2年以上に及ぶものもあり、対象業種はSaaS、IT、人材、不動産、金融など多岐に渡ります。 入社後は、議事録作成や資料補助などのサポート業務からスタートし、OJTとメンター支援を経て、フロント担当(顧客折衝・設計・進行管理)へと業務範囲を広げていただきます。 オンボーディング中は営業同行などにも携わる可能性があります。 【業務の評価について】 ●1. 業務成果の判断基準 • 稼働率(アサイン可能工数に対する稼働実績) • プロジェクトのアウトプット(顧客満足度、進行・収支、チーム内評価など) ●2. 評価サイクル・方法 ・半期ごと(12〜5月/6〜11月)に評価 ・「Skill評価」+「Value評価(行動規範に基づく)」の2軸で昇降格・昇降給を決定 ●3. 成功のイメージ ・入社3〜6ヶ月:PJサポートとして社内・顧客コミュニケーション、業務運用に慣れ、少しずつ設計・提案フェーズに関与 ・6ヶ月〜1年:フロント担当として自走できるようになり、戦略設計・制度設計・浸透支援の一部を主導 【キャリアパスの方向性】 ・昇格ルート:コンサルタント → シニアコンサルタント → マネージャー → シニアマネージャー → パートナー ・他事業部(セールス/マーケティング/採用など)への異動も可 【配属後のオンボーディング】 ・入社後1〜2ヶ月はインプット・ロープレ・テストを繰り返し、メンターとともに育成 ・合格後に実PJにアサイン/現場稼働をスタート 【チームについて】 イネーブルメントサクセス本部は「営業組織の進化を通じて企業の成長に貢献する」ことをミッションに掲げ、セールスイネーブルメントの価値を社会に届けています。 本ポジションが所属する部門は、現場に根ざした変革支援を強みとしており、クライアントごとの現状分析から制度設計、定着支援まで一貫したプロジェクト推進を担います。 イネーブルメントサクセス本部は「営業組織変革を通じて企業の成長に貢献する」ことをミッションに掲げ、本部長配下で事業が運営されています。 本部長配下には4つのチームが存在しており、特定チーム内への配属後プロジェクトにアサインされ業務に従事いただきます。
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【Insurance Group】損害保険領域DXコンサルタント(Head)
想定年収
1,500~3,000万円
勤務地
東京都(港区)
業務内容
【概要】 当社はシンプレクス・ホールディングスグループにおいて、戦略とテクノロジーを真に融合させたコンサルティングファームです。単に構想を描くにとどまらず、事業・業務・ITの現実を踏まえた実行可能な変革テーマを設計し、実装・定着・自走化まで伴走する支援スタイルを強みとしています。 本ポジションでは、金融領域における成長テーマの一つである損害保険領域において、業界責任者候補としてアカウント開拓、案件創出、提案、デリバリー統括、組織立上げ、メンバー育成をリードいただきます。保険会社を取り巻く環境は、基幹システム刷新、保険金支払業務改革、デジタルチャネル高度化、データ・AI活用、サイバー/リスク管理、規制対応、グローバル対応など、経営・業務・ITを横断した変革テーマが加速しています。 当社では、損害保険業界におけるプレゼンスを高め、戦略策定から実行・実装までを一気通貫で支援できる体制を強化するため、将来的に保険領域を牽引いただける責任者候補を募集します。 【仕事内容】 損害保険会社を中心とした金融機関に対し、経営課題・事業課題・業務課題・IT課題を起点としたコンサルティングサービスを提供いただきます。Managing Director/ Senior Managerとして、単一案件のリードにとどまらず、業界全体の成長戦略、主要アカウントの開拓、売上・利益創出、組織づくりまでを担っていただくことを期待しています。 【想定業務内容】 ●損害保険領域における事業成長・アカウント開拓 損害保険領域における中長期の事業戦略・アカウント戦略の策定 大手損害保険会社、保険グループ、保険代理店、周辺金融プレイヤーへのリレーション構築・深耕 経営層・事業部門・IT部門・リスク管理部門に対する課題仮説の提示、提案機会の創出 新規案件の創出、提案活動、契約化に向けたクロージングのリード 損害保険領域における売上・利益責任、およびチーム成長に向けた施策推進 ●コンサルティング案件の統括・デリバリー品質管理 全社DX戦略、事業戦略、新規サービス構想、データ活用戦略、AI活用戦略の策定 保険引受、保険金支払、契約管理、代理店/営業、コンタクトセンター等の業務改革・BPR 基幹システム刷新、コア保険システム更改、モダナイゼーション、クラウド活用、PMO支援 顧客接点高度化、デジタルチャネル戦略、CRM/マーケティング高度化 ERM、コンプライアンス、サイバーセキュリティ、AIガバナンス等のリスク・規制対応支援 複数プロジェクトの統括、品質管理、リスク管理、エグゼクティブコミュニケーション ●組織づくり・人材育成・オファリング開発 損害保険領域チームの立上げ、採用、育成、評価、アサインメント設計 保険業界向けオファリング、提案書、標準方法論、事例・ナレッジの整備 Simplexグループのエンジニアリング、AI/データ、システム開発ケイパビリティとの連携 金融領域の他テーマとのクロスセル、保険×決済、保険×AI、保険×GRC等の新規テーマ創出 Xspear Consulting全体のファーム運営、採用広報、ナレッジ発信、育成施策への参画 例として下記のようなプロジェクトに参画いただきます。 【主なプロジェクト事例(一部抜粋)】 主な保険分野におけるプロジェクト事例(戦略・企画系を中心に一部抜粋) ●生保×戦略:中長期視点での商品戦略・マーケット戦略策定 ●損保×企画:デジタルを活用した新規サービス企画 ●生保×変革:事務領域における生成AI活用した業務変革 ●生保・損保×IT:次世代業務を見据えた新基盤でのグランドデザイン策定~実装 など 【タイトルについて】 ●Managing Director/ Senior Manager 特定領域(業界・機能)の責任者として、セールス・デリバリー・組織マネジメント・採用/育成・ファーム運営を担っていただきます。
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新設AI推進組織で多業界のAXを担うプロジェクトマネージャ/リーダー(流通領域)
想定年収
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勤務地
〒101-0021 東京都千代田区外神田1丁目5-1
業務内容
生成AI案件の提案・見積の取り纏めや、プロジェクトマネージャー/プロジェクトリーダーとしてチームをけん引する役割を担当頂きます。 ●具体的な職務 本部内のAI案件にアサインし、以下を実施いただきます。 ・AIエージェントの提案・導入リード:世の中の最新の生成AI技術を組み合わせ、お客様の業務(属人化しているベテランの知見など)を代替・補助するAIエージェントの企画・提案・要件定義・導入をリードしていただきます。 ・HMAXサービスの横展開推進:当部署で立ち上げたAI事業モデルのユースケースを起点に、他業界・他顧客へのソリューションの横展開・新規案件開拓を推進していただきます。 ・AI駆動開発の横展開推進:各プロジェクトの特性を踏まえた、AI駆動開発の開発プロセス・開発フローを整備し、チームの立上げ・推進を実施いただきます。 ・日立社内のAI専門部署との連携・協創を通じたPoCの実施・技術検証も推進していただきます。 ●携わる事業・ビジネス・サービス・製品など 【HMAX(次世代デジタルサービス)】 日立製作所が全社を挙げて推進する成長戦略「HMAX」関連ビジネスに携わります。「デジタルアセット(システム・データ)×ドメインナレッジ(業界の深い業務知識)×AI」を掛け合わせ、お客様のビジネス課題を解決するだけでなく、社会全体に新しい価値を提供するリカーリングなデジタルサービスを創出します。 【AI駆動開発】 ClaudeCodeやCodexなどのAIコーディングツールを用い、スクラッチ開発/モダナイゼーション/マイグレーション案件の立上げ・推進をします。 ●配属組織名 デジタルサービスビジネスユニット(エンタープライズソリューション) エンタープライズソリューション事業部 流通システム本部 AXグループ 配属組織について(概要・ミッション) ●本部紹介 流通システム本部は、「顧客に寄り添い、共に創る。バリューチェーンからの新ビジネス創出」をミッションに掲げるフロントSE組織です。情報サービス、マスコミ、総合商社、エアライン、鉄道、小売など、生活インフラを支える多岐にわたる業界トップ企業をお客様として担当しています。約150名のフロントSEが活躍しています。 ●組織のミッション 当組織(AXグループ)は流通システム本部横断でAI推進を牽引する組織です。本部内の様々なAI案件に参画し、プロジェクトをリードいただきます。 2026年10月からの新しい組織で、立上げメンバーを募集しております。 【担当案件】 ①日立の全社成長戦略である「HMAX(デジタルアセット×ドメインナレッジ×AI)」を中核とした新規デジタルサービス案件 ②SPEC駆動開発を前提とした、AI駆動開発案件 【主なミッション】①~③まで、案件の状況に応じて幅広くご対応いただきます。 ①プロジェクトマネージャ/プロジェクトリーダーとして、提案から稼働まで、プロジェクトをリード ②プロジェクトを通じた、後進育成(組織としての底上げ) ③他事業部のAX担当との情報共有と本部内外への発信 ●担当業界 様々な業界のお客様を担当しており、システム開発、お客様サポートやサービス導入を実施しています。 ・情報サービス ・警備、セキュリティ ・印刷、出版、新聞 ・エアライン ・鉄道 ・商社 ・特殊法人 ●組織体制/構成 本部員 約150名 当組織 3名 ※2026年10月からの新しい組織となり、立上げメンバーを募集しております ご参考:製造業・流通業向けソリューション SEキャリア採用HP https://www.hitachi.co.jp/products/it/industry/recruit/career/index.html ●キャリアパス ・生成AI活用案件のプロジェクトマネージャー/リーダーとしての専門性を高めるだけでなく、各業界のドメインナレッジを吸収しながらSEとしての幅を広げることができます。 将来的には、新規デジタルサービス自体の企画・立案を主導する「サービスオーナー」や「ビジネスプロデューサー」、あるいは高度な「AI・ITコンサルタント」など、AIビジネスの最前線で多様なキャリアを描くことが可能です。 【配属組織/チーム】 ・配属先は本部横断のAXグループに所属いただきますが、基本的には本部内で推進しているAI案件に参画し、アカウントSEとしてAI案件をリードいただきます。 ・アプリケーション開発やインフラ構築など様々なスキルを持つメンバーと共に、One Teamとして業務に取り組みます。 ・チーム内のAIへの取り組み状況: 現在、生成AI案件に従事し知見を蓄積しているメンバーは複数おりますが、AIに特化した専任のエキスパートと呼べる人材はまだ不在の状況です。だからこそ、今回ご入社いただく方には、当チームにおける「AI領域の牽引役(第一人者)」として、ご自身の知見を存分に発揮し、チームをリードしていただくことを大いに期待しています。 ・強力なサポート体制: 自チーム内にAIの専門家がいなくとも、日立社内にあるAI専門のPoC・導入支援組織と日常的に連携・協創を行うため、社内の高度な専門家から最新技術のサポートを受けながら、安心して難易度の高いプロジェクトに挑戦できる環境が整っています。 【働き方】 出社(自社オフィスやお客様先)とリモートワークを組み合わせた、ハイブリッドな働き方が可能です。 (※担当するお客様やプロジェクトの状況により柔軟に決定します) ※上記内容は、募集開始時点の内容であり、入社後必要に応じて変更となる場合がございます。予めご了承ください。
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情シスでのITコンサルのニーズ
ITコンサルのどのような知識・スキルが情シスにおいて必要とされるか、そのニーズについて説明します。
特定技術・製品の専門知識
ITコンサルはSAPやRPA、情報セキュリティなど、専門領域が分かれます。特定の技術や製品の専門知識・スキルをユーザ企業内でトレーニングしようとすると、時間・コストもかかることに加え、ノウハウを揃えることも非常に困難で、実質不可能と言えるでしょう。したがって、そのタイミングで求める知見・経験がフィットしている人材を即戦力として採用する傾向にあります。 例えば、SAPを導入している企業であればSAPコンサルの経験者を求め、これからDXに積極的に取り組んでいきたい会社であれば、RPAやオートメーション技術に精通したコンサルタントを求めます。
コンサルティングスキル
情シスの役割は、自社のITにまつわる課題を解決することです。それは、エンドユーザの細かなオペレーションから、次期システム構想といったIT戦略に至るまで多岐にわたりますが、共通するのは「問題解決」、すなわち「コンサルティング」が求められることです。このスキルは一般的な事業会社で培うことは難しく、コンサルファームでのクライアントフェイシングの経験を通じて高いレベルにまで培われるものとなります。従ってITコンサル経験者は、単なる運用保守要員ではなく、IT戦略や構想策定、BPRといった超上流の役割を期待される傾向にあります。
MyVision編集部の見解
MyVision編集部では、「コンサルが激務だから情シスに逃げたい」という動機だけで情シスへの転職を決めることは推奨しません。確かに情シスはコンサルと比較して労働時間が短い傾向にありますが、求められる役割は「社内のあらゆるIT課題を解決する何でも屋」であり、業務の幅広さは想像以上です。
コンサルでは専門領域だけを深掘りすればよかったのに対し、情シスでは専門外のシステムや業務にも対応しなければならず、「楽になりたい」だけの動機では入社後にギャップを感じるリスクがあります。「なぜ事業会社側で働きたいのか」を前向きに言語化できるかが重要です。
プロジェクトマネジメントスキル
情シスの仕事内容の1つに、ベンダコントロールが挙げられます。これは、新規システム導入のみならず、運用保守のシーンにおいても求められます。そして、ITコンサルと違い、大きな案件から小さな案件まで複数の案件を任されることが多く、必ず外部ベンダとのやり取りが発生します。このことから、外部ベンダ含めた案件の進捗や課題の「マネジメント」を遂行する力が重要視されます。ITコンサルタントは若手のうちからチームマネジメントの役割を担うため、マネジメントのスペシャリストでもあります。こういった経験・スキルは情シスから見ても即戦力として高く評価されます。
情シス転職のメリット
ここではITコンサルから情シスへ転職した場合のメリットについて説明します。
労働時間が短くなる
情シスは間接部門となります。従って、余計な人件費を増やさないためにも、残業はなるべくしないように指示されます。その分、業務時間内に仕事を終えなくてはいけないというプレッシャーはあるものの、全体的な業務量もコンサルと比べて少なく、メリハリをつけて働くことができます。もちろん、大規模なシステム切替プロジェクトにアサインされている場合は、本番稼働時期の問題もあるため、業務負荷が高くなることもあります。しかしながら、多くの会社ではコンプライアンスを重視し、基本的には徹夜や22:00以降の残業はさせないような措置が取られています。
超上流の仕事ができる
情シスは、コンサル経験者に対して、製品選定や次期システム構想、IT戦略といった、コンサルティングスキルが求められる役割を期待します。このことから、SAPなどのシステム導入を担当していたコンサルタントにとっては、ITコンサル時代よりも上流の仕事を担当することができ、スキルや経験の幅が広がり、やりがいにもつながります。会社によってはBPO検討といったNon-IT領域を担当するケースもあり、「コンサル時代よりもコンサルっぽい案件を任せられる」といった方もいらっしゃいます。
他部門への異動も可能
事業会社の情シスで経験を積めば、経営企画などの他部門への異動や海外現地法人への駐在も可能で、キャリアの幅を広げることができます。人事異動は運の要素もあるので必ず希望が叶うとは言い切れませんが、IT以外の仕事にチャレンジしてみたいという方にとっては、チャンスはゼロではありません。
情シス転職のデメリット
ここまで情シスのメリットについてお話しましたが、デメリットもあります。これについても解説していきます。
年収が下がる
ITコンサルよりも労働時間が短くなることで、年収は下がります。ITコンサルの年収レンジが600〜1,500万円だとすれば、大手日系事業会社の情シスは、400〜800万円に落ち着くことが多いです。40歳を超えて1,000万円を超えることもあるといったところです。外資系企業であればもう少し高い報酬は期待できますが、それでもITコンサルと比べれば低く設定されがちです。
ルーチンワークを任される
情シスは間接部門のため、少ない人員で業務を回しています。したがって、超上流の役割を担う一方で、エンドユーザからの問い合わせ対応や、社内決裁といった各種事務手続きなど、ルーチンワークとも言える細かい業務まで、幅広く対応しなければなりません。コンサルファームでは、専門領域の仕事だけをしていればよかったのですが、事業会社ではそうはいきませんので、人によってはやりがいがあまりないように感じてしまうかも知れません。
社内政治を意識しなければいけない
ITコンサルの役割は「あるべき姿を描き、最適なソリューションを提案する」ものです。対象的に、事業会社の役割は、「ソリューションを実行に移す」こととなります。事業会社の社内では、部門や担当者によって利害関係が異なることから、「正論」や「あるべき」が必ずしも通るとは限りません。常に、関係者と利害を調整しながら、落としどころを見出すことが求められます。人によってはそれが煩わしいと感じることもあります。
MyVision編集部の見解
MyVision編集部の見解では、ITコンサルから情シスへの転職で最も失敗しやすいのは「コンサル時代の正論ベースのコミュニケーションをそのまま持ち込んでしまう」ケースです。コンサルでは「あるべき姿」を論理的に提案することが評価されますが、事業会社では部門間の利害調整や既存の組織文化への配慮が不可欠です。
「正しいことを言っているのに通らない」という状況にフラストレーションを感じ、早期退職に至るケースも少なくありません。情シスでは「正論を通す力」よりも「関係者を巻き込みながら落としどころを見出す力」が求められると認識しておくことが重要です。
情シスに合ってる方の人物像
ここで、情シスの仕事に合っている方の人物像について説明します。
人の悩みに親身に相談に乗れる人
情シスの役割は、社内の問題を技術的な観点から解決することです。それは、エンドユーザのシステムオペレーションにまつわる問い合わせから、業務効率化の相談、また全社レベルの次期システム構想策定やIT投資計画策定など、レベル感は多岐にわたります。大きなことから細かいことまで、ユーザの要望を聞いて対応することが求められます。したがって、人に寄り添い、親身になって悩み相談に乗ることが好きな方には向いているかもしれません。
主体性・責任感がある人
社内SEは、コンサル以上にプロジェクトマネジメントや超上流の案件を担当することが多いです。外部ベンダとしてではなく、ユーザ企業のメンバとして最後まで実行に移すところまでがゴールとなります。そのため、「主体性を持って物事に取り組む姿勢」や「責任を持って最後までやり抜く姿勢」が求められます。こういった姿勢で仕事に取り組める方にとっては非常にやりがいのある職業となります。
まとめ
ポストITコンサルのキャリアとして、事業会社の情シスはプライベートの時間を確保しやすく、コンサルティングスキルを活かした超上流の役割も期待される魅力的な選択肢です。
その反面、年収の低下やルーチンワークへの対応、社内政治への適応など、コンサルとは異なるチャレンジもあります。「激務から逃げたい」ではなく「事業会社側で組織に貢献したい」という前向きな動機を持てるかどうかが、転職後の満足度を大きく左右します。
ITコンサルからのキャリアチェンジを検討されている方は、MyVisionのコンサルタントがポストコンサルのキャリア設計から選考対策まで一貫してサポートしています。MyVisionが多くの転職者に選ばれる理由とご利用の流れをぜひご確認のうえ、お気軽にご相談ください。
よくある質問
Q1. ITコンサルから情シスに転職すると年収はどのくらい下がりますか?
ITコンサルの年収レンジが600万〜1,500万円であるのに対し、大手日系事業会社の情シスは400万〜800万円が一般的なレンジです。外資系企業であればやや高めの水準も期待できますが、それでもコンサル時代と比較すると下がるケースが大半です。ただし、労働時間の短縮やワークライフバランスの改善を考慮した「時間単価」で見ると、実質的な差は縮まることも多いです。
Q2. 情シスからさらにキャリアアップすることは可能ですか?
可能です。情シスで経験を積んだ後、経営企画部門への異動やCIO・IT部門長への昇進、海外現地法人への駐在といったキャリアパスがあります。また、事業会社側でのIT戦略立案や大規模プロジェクト推進の経験を武器に、再びコンサルファームへ戻る「出戻り転職」も選択肢の一つです。事業会社とコンサルの両方の経験を持つ人材は市場価値が高く評価されます。
Q3. 情シスへの転職で評価されやすいITコンサルの経験は何ですか?
最も評価されやすいのは、SAP・ERP導入などの特定製品の専門知識と、複数ステークホルダーを巻き込んだプロジェクトマネジメント経験の2つです。加えて、IT戦略の策定やBPR(業務プロセス再設計)に関わった経験があると、超上流のポジションでの採用に繋がりやすくなります。単なる「技術に詳しい人」ではなく「課題を構造化して解決策を導ける人」が求められます。

