日本発グローバルファームとして世界一を目指す コンサルタントから見た急成長の裏側【株式会社ビジョン・コンサルティング 執行役員代理柗本氏、コンサルタント岡本氏、宿久氏インタビュー】
2024年09月25日更新
企業紹介
ビジョン・コンサルティングは、「イノベーションで世界をより良く」を経営理念に掲げ、日本発のグローバルコンサルティングファームとして2014年に設立されました。総合コンサルティングファームとして、あらゆる業界、領域においてコンサルティングサービスを提供する急成長ファームです。本日は、同社の特徴と魅力について、執行役員代理柗本氏、コンサルタント岡本氏、宿久氏にお話を伺いしました。
インタビュイー経歴
話し手
柗本英二氏
株式会社ビジョン・コンサルティング
執行役員代理 アソシエイトプリンシパル
PwCコンサルティング社含め複数のファームにて、業務改革及び基幹システム構想策定支援、並びに中期経営計画に準じる組織横断プロジェクトのPgMO(プログラム・マネジメント・オフィス)を経験。中小企業の経営経験を活かし、経営目線を持ったマネジメントを強みとしている。
話し手
岡本聡太氏
株式会社ビジョン・コンサルティング
エンゲージメントマネージャー
前職でSEを経験後、2017年にビジョン・コンサルティングに入社。通信、不動産、金融、IT、官公庁などの業界において、IT戦略立案、DX推進、業務改善等を経験。某省庁にて、デジタル化戦略の策定、オペレーション改革に従事。
話し手
宿久琴音氏
株式会社ビジョン・コンサルティング
シニアアソシエイト
新卒で自動販売機系のSEを担当。その後、ビジョン・コンサルティングに入社し、物流系クライアントのシステム導入支援など、ITコンサルティング・PMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)業務に従事。
目次
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成果に直結するクライアントへの伴走を強みに急成長を遂げ創業10年で従業員数1000名超
──はじめに、自己紹介からお願いします
柗本氏執行役員代理兼アソシエイトプリンシパルの柗本です。PwCコンサルティング社などを含めた複数のコンサルティングファームで経験を積んできました。ビジョン・コンサルティングには2015年の立ち上げ期に参画し、その後一度離れたものの再度2023年に戻ってまいりました。
岡本氏エンゲージメントマネージャーの岡本と申します。前職はSEでした。その後、事業経営に携わりたいという思いが強くなり、幅広くスキルや経験を積めるコンサルタントという職業に興味を持ち、2017年にビジョン・コンサルティングに入社しました。
宿久氏シニアアソシエイトの宿久と申します。私は新卒では自動販売機系の会社でSEを担当し、アプリからインフラまで幅広く経験を積みました。もっと上流にもチャレンジしたい気持ちが生まれ、ビジョン・コンサルティングに入社しました。
──ビジョン・コンサルティングの組織について教えてください
柗本氏弊社は2024年2月に創業10周年を迎え、従業員数1000名を突破しました。コンサルティング部門では業界や機能で組織を分けず、ワンプール制を採用しています。そのため、プロジェクトベースで幅広い業界、業務内容を経験することが可能です。また、カルチャーとして風通しがよく、フラットで話しやすいという環境があります。評価制度も、やりたい人が手を挙げて挑戦でき、やった分だけ評価をされるので、成長意欲が強い方にとっては非常に魅力的な環境だと考えています。
──ビジョン・コンサルティングの強みについて教えてください
柗本氏1つ目が、ITをはじめとした各業界・各領域における専門性です。弊社は、経験豊富な戦略、業務、ITコンサルが多数在籍していることに加え、特定の領域に強みを持つ専門家も有しています。クライアントの様々な課題に対して、エビデンスを持って確かな支援ができることが強みだと考えています。 2つ目が、第三者的な立ち位置ではなく、伴走型で成果を出すまで支援し切る点です。一般的なコンサルティングファームでは支援のスコープを切ってしまうことも少なくありません。弊社では、絵を描くだけではなく、ある意味泥臭く、最後までお客様に伴走しています。他ファームが経営計画の策定を支援したものの、具体化できないというクライアントが数多くいます。そういった中でビジョン・コンサルティングを指名していただき、再度構想策定からやり直すという形も多いです。
──柗本様は一度ビジョン・コンサルティングを退職された後に、再度参画されたとのことですが、その経緯を教えてください
柗本氏最初の入社のきっかけは、新興ファームにて自分の力を試したいと思ったためです。その後150人程度の規模になり組織としても回り始めたタイミングで、改めて大手ファームで学びたいと考え、PwCコンサルティング社に転職しました。その後他ファームにも移りましたが、社員とは引き続き交流がありました。また、他ファームを経験したからこそビジョン・コンサルティングならではの強みを強く感じるようになりました。経験豊富なコンサルタントは他社にもいますが、密に連携し支援する姿はビジョン流だと感じました。加えて、フォロー体制やワークライフバランスの取り組みなど、徹底した仕組みづくりで働き甲斐/働きやすさを実現していることが魅力的でした。経験を積んだうえで、より上位のレイヤーになってビジョンに貢献したいという思いが強くなり、2023年に再度参画した次第です。
──岡本様がビジョン・コンサルティングに転職したきっかけについて教えてください
岡本氏コンサルティング業界に転職した理由の1つ目が、将来自分で起業する可能性も見据えて、事業や経営に関する知識を学びたかったからです。2つ目が、コンサルタントに求められる問題解決力などのベーススキルが汎用的なものだと思ったからです。日常生活においても困難や壁にぶつかることがあると思いますが、コンサルタントとして問題解決力を磨くことで、思い悩むことなく対処していくことができるようになると思います。 その中で、ビジョン・コンサルティングを選んだ理由は、時価総額世界一位を本気で目指していることに魅力を感じたためです。当時の面接官が、「日本のGoogleを目指します」と言っていました。当初は一体どういうことなのかと思いましたが、コンサルと新規事業でシナジーを生み出し、”世の中を便利にすること”に対する想いの強さに気付き納得しました。その理念に共感するだけでなく、その大義ある夢の一翼を担いたいと思い入社を決めました。
──宿久様がビジョン・コンサルティングに転職したきっかけについて教えてください
宿久氏コンサルティング業界に転職したのは、上流にチャレンジしたいという思いがあったためです。その中でも、ビジョン・コンサルティングを選んだ理由は、自身の成長を期待できる仲間・環境が揃っていると感じたためです。私もチャレンジしていきたいという気持ちが強かったため、同じ思いを持つ社員が多いと感じ、ビジョン・コンサルティングを選びました。また、面談の中で人事や本日同席している岡本からも話を聞く中で、よりビジョン・コンサルティングでチャレンジしたい思いが強くなりました。
ワンプール制×アサイン担当により様々な業界や領域の案件に携わることが可能
──岡本様がこれまで従事してきたプロジェクトについて教えてください
岡本氏入社して最初の1年半はIT系の案件を中心に担当してコンサルティングやITシステムの基礎を学びました。その後、主に官公庁向けに幅広い領域の案件を担当しています。例えば、システム調達支援、業務改善提案、事業スキームの検討、先進事例の調査、新団体設立に向けた業務環境整備など、提案から実行フェーズまで経験してきました。 その中でも、一番印象に残っているのは、某自治体向けの5Gを活用したサービス検討案件です。プロジェクトが終了後には全国的なニュースになり、世の中の役に立っていると実感できたため印象に残っています。
──宿久様がこれまで従事してきたプロジェクトの中で印象に残っているものについて教えてください
宿久氏物流系のクライアントのシステム導入に向けた要件整理業務です。具体的には、クライアントへのヒアリングや打ち合わせを重ねて業務のAs-Is/To-Beを整理しました。3システムの内、1システムの主担当を任せていただき、責任感をもって進めることができました。プロフェッショナルなコンサルタントとして、クライアントと直接コミュニケーションを取る必要があるため、質問に適切に回答することはもちろん、クオリティの高い資料をスピーディーに作成していくことに非常にやりがいを感じました。
──ビジョン・コンサルティングの成長環境としての魅力について教えてください
岡本氏弊社はワンプール制を採用しており、かつプロジェクトを決めるために専属のアサイン担当を有しています。そのため自分のキャリアプランに対して柔軟に幅広い経験を積んでいける環境があります。例えば、特定の業界やITなど特定の領域のスペシャリストとして経験を積んでいく人もいれば、私のように幅広く様々な案件にチャレンジする人もいます。また、コンサルティング部から新規事業部など他職種も含めて様々なキャリアパスがあるため、各社員が望むキャリアを形成し、最大限に能力を発揮することが可能です。
「Vision Method」実践的ノウハウが習得可能な全体研修×個別研修で万全なフォロー体制
──宿久様がビジョン・コンサルティングに参画されて実感した魅力について教えてください
宿久氏自身が描いたキャリアを実現しやすい環境は魅力的だと思います。私自身、上流に携わりたいとの思いで入社しましたが、業務要件の整理やPMOなど入社前から希望していたような案件を実際に担当することができています。アサイン担当と自分の目指している姿をこまめにすり合わせ、そこに対して案件を調整していただける環境があることは非常に魅力的だと考えています。
──コンサルタントの研修・育成環境について教えてください
柗本氏”Vision Method”という研修体系を確立しています。ポイントは2つで、1つ目がカウンセリング制度です。弊社では社員一人ひとりに経験豊富なコンサルタントがつき、マンツーマンで相談に乗っています。キャリアビジョンを描いた上で、その道筋に沿ってビジョンで何を成し遂げていくべきかを徹底的に話します。 2つ目が、全体への研修です。私も参加していますが、講師陣はいずれも、顧客より高評価を得ている当社の現役コンサルタントです。第一線で活躍するために必要な優先度の高い実践的なノウハウを、体系的に学ぶことが可能です。 全体への研修と、それをフォローする形での個別での研修の2段構えによって、すべての人が活躍する仕組みを構築しています。これにより新卒やコンサル未経験の方であっても活躍し、コンサル経験者はさらに高い価値の創出を可能にしています。
──宿久様は未経験で入社されましたが、コンサルタントとしてキャッチアップしていくのに役立った制度はありますか
宿久氏カウンセリング制度です。私は実際にカウンセラーの方と隔週で話していますが、資料作成など業務の相談をした際に適切なアドバイスをいただいたり、会議に向けたロープレにも対応いただいています。また、日々の業務に関する相談だけでなく、中長期的なキャリアの相談にものっていただけるため、コンサル未経験からキャッチアップするのに非常に助かりました。
──ワークライフバランスも非常に良いと聞きます。その部分に関しても詳しく教えていただけますでしょうか
岡本氏会社全体で、コンサルティング業界における過度な長時間労働を深刻な問題として捉えているため、例えば長時間残業を抑制するために営業担当が直接クライアントと交渉するなどして、コンサルタントが私生活とのバランスを取りながら働ける環境を整備しています。その結果、ビジョン・コンサルティングは、コンサルティング業界で異例の平均残業時間が「16.6時間」という低水準となっています。また、前年度は日本次世代企業普及機構(ホワイト財団)より、大手総合系コンサルティングファームとして初めて「ホワイト企業認定」を受けました。
コンサルティング×新規事業×グローバル展開で成長を加速させ、時価総額世界一を真剣に目指す
──今後の展望について教えてください
柗本氏コンサルティング、新規事業、グローバルという三つの事業を通して「イノベーションで世界をより良く」という経営理念、時価総額世界一という経営目標の達成を目指しています。コンサルティングにおいては、大手クライアントの更なる拡大を加速させます。海外展開においては、海外支社を毎年1支社は設立していきたいと考えています。新規事業も、個人向けキャリア支援を行うビジョン・キャリアや、DX領域を手がけるビジョン・コンサルティング・デジタル、代表直下で推進している先端技術を活かした事業を企画しています。これらの取り組みを通じて、直近では毎年1.5〜2倍の成長率、従業員数3,000名に向けた組織体制の強化を目指しています。
──求める人材について教えてください
柗本氏評論家ではなく、主体性を持って動ける方と一緒に働きたいです。ビジョン・コンサルティングはクライアントに伴走して価値を提供するため、仮に能力が高かったとしても、第三者的な評論家の方は活躍できません。時価総額世界一を目指す組織の中で、強い熱量で自分が価値を出していきたいという思いをお持ちの方はぜひ来ていただきたいです。
──最後に転職候補者様に向けて、メッセージをお願いします
柗本氏コンサル経験者の方は即戦力として、今よりも高い成果を出しつつメリハリをつけて働ける環境だと思います。未経験者の方でも、主体性さえあればVision Methodを生かしてコンサルタントとして活躍いただけると思います。 弊社は真剣に世界一を目指しています。顧客ひいては世界をより良くできる企業を目指しています。急成長する会社と一緒に成長していきたいと、少しでも思った方はぜひご応募お待ちしています。
──ありがとうございました