トランスフォーメーションで社会を変える、世界を動かす 【EY ストラテジー・アンド・コンサルティング Transformation Design & Delivery (TDD)チームインタビュー】
2026年04月08日更新

企業紹介
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(以下、EYSC)は世界150以上の国と地域で、戦略、M&A、テクノロジー、人材などあらゆるテーマをカバーするグローバルコンサルティングファームです。あらゆる業界に精通する専門チームや最新のテクノロジー、グローバルのネットワーク、これまで培ってきた知見を通して企業の長期的な成長・発展を支援しています。
インタビュイー経歴
話し手

中村氏
EY ストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
パートナー
メガバンク、外資系戦略コンサルティングファームを経て、2021年にEYSCへ参画。20年超の経歴の中で大規模変革案件を数多く担当し、現在はTDDチームのリーダーとして多様なプロフェッショナルと協働しバリュー創出を牽引している。
話し手

A.H.氏
EY ストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
マネージャー
自動車メーカーの営業・経営企画部門にて海外市場向け新車担当を5年半経験し、EYSCへ入社。製造業支援チームを経て、現在はTDDチームの「Cross Sector Strategy」立ち上げメンバーとして、業界横断のミッションに従事している。
話し手

T.T.氏
EY ストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
マネージャー
独立系コンサルティングファームにて組織変革や経営企画などの業務を経験し、2023年にEYSCへ転職。現在はTDDチームに所属し、前職での経験を活かしながら業界を問わず多種多様な企業変革案件に幅広く携わっている。
目次
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「変⾰」の戦略構想から実⾏までの伴⾛パートナー
──EYSCのTransformation Design & Delivery(TDD)チームから、パートナーの中村宏氏、マネージャーのA.H. 氏、T.T. 氏にお越しいただきました。まず⾃⼰紹介をお願いします。
中村氏 TDDチームのリーダーを務めています。EYSCに参画したのは2021年ですが、コンサルタントとしての経歴は20年強になります。もともとはメガバンク出⾝で、外資系の戦略コンサルティングファームに移り、新規事業戦略や中期経営計画の策定といった典型的な戦略案件に加え、マネージャー昇格後は業務変⾰やサプライチェーン改⾰といった⼤規模トランスフォーメーション案件を数多く担当してまいりました。多くの案件に参加し、成果を出すことができ充実していたのですが、こうしたトランスフォーメーション案件というのは、特に実⾏・定着化の段階に⼊るとIT・⼈事など幅広い知⾒が必要です。当然⼀⼈では対応できないのでいかに多岐にわたる領域のプロフェッショナルと協働できるかが勝負どころ、といえますが、前職は少⼈数の戦略ファームでもありその点に限界を感じていました。より多様なプロフェッショナルと協働しながら、これまで以上に⾼いバリューを出してみたい、と考えEYを選ぶことにしました。
A.H. 氏 私は社会⼈歴12年。EYSCは2社⽬です。前職の⾃動⾞メーカーでは、営業や経営企画部⾨で海外市場向けの新⾞販売を軸に、5年半ほど業務を担当しました。その経験をベースとして、EYでは当初、⾃動⾞をはじめとする製造業を⽀援するチームに所属しました。そこで経験を積んだのち、今のTDDチームがCross Sector Strategyという新しいミッションを⽴ち上げるのに際し、そのメンバーに加わったという流れです。
T.T. 氏 2019年に⼤学を卒業し、最初に⼊社したのがスタートアップの独⽴系コンサルティングファームでした。コストマネジメントや経営企画、組織変⾰などのコンサルティング業務を担当する中で、数⼗⼈規模の会社が200⼈ほどに拡⼤する過程を間近で⾒ることができたのは貴重な経験でした。⼀⽅で業務の幅をもっと広げたい、⾃分の可能性を広げたいという気持ちが強くなり、2023年にEYSCへの転職を決めました。念願どおり、現在はTDDで業界を問わず、多種多様な企業変⾰案件に幅広く携わることができています。
──皆さまそれぞれがトランスフォーメーションの醍醐味に引かれて、ここに来られたのですね。TDDはどのようなミッションを掲げるチームなのでしょうか。
中村氏 チームの位置づけからお話ししますと、EYSCには戦略コンサルティングを提供するEYParthenon(パルテノン)という部⾨があり、われわれのチームはその⼀員です。Transformation Design & Deliveryの名称からもわかるように、クライアントの変⾰を構想・設計し、実⾏して効果を上げるまでを⼀貫してご⽀援することを使命とするチームです。特定ソリューション起点ではなく全社課題・社会課題起点で、かつ構想のみならず成果創出や定着化まで取り組むことが特徴です。 具体的には、トップライン成⻑、コスト構造、オペレーションモデルといった側⾯から企業変⾰を推進する「Strategic Transformation」、企業に限らず産官学⺠の垣根を越えてテーマカットで社会的意義ある課題解決をサポートする「Cross Sector Strategy」、そして、多様なステークホルダーの利害が絡む複雑性の⾼いプロジェクトの司令塔を担う「Complex Project Management」という、3つの領域に分かれて活動しています。A.H. はCross Sector Strategyを、T.T. はStrategic Transformationを担当しています。
広い視野、⼤きなフィールド、温かな⼈間性に誘われて
──A.H. 氏、T.T. 氏にはもう少し詳しく転職の理由を伺いましょう。EYSC、そしてTDDのどのようなところに引かれたのですか。
A.H. 氏 前職は事業会社でしたから、⾃社のビジネスは深く濃く知ることができる反⾯、業界全体、あるいは社会全体の状況を俯瞰(ふかん)して⾒たり、その行方を先読みしたりする部分に不安を覚えるようになりました。経営企画部⾨に⾝を置きながら、⾃分はそれができているのか、できるのか、半信半疑な状態でした。また、⾃社とその周辺の関連会社や取引先との関係で成り⽴つ⾃分の居場所の狭さも気になり始め、もっと⾃分のいる世界を広げ、社会にインパクトを与えられるような存在になりたいとも考えました。そこで浮上してきたのが、さまざまな業界の多種多様な組織と接点を持つコンサルタントという仕事です。
──その中でもEYを選択された決め⼿はなんでしょうか。
A.H. 氏 EYを選んだ理由は3つあります。まず、メンバー同⼠の関係性がフラットで、柔らかな⼈間性が感じられるカルチャーに引かれたこと。その⼀⽅で、新進気鋭のファームとして明確なビジョンと成⻑戦略を掲げ、実際に⽬覚ましい成⻑を⾒せつつあったこと。そして3つめに、いわばこの柔と剛を合わせ持ちながら、それをバランスよく同期させている懐の深さも魅⼒的でした。 企業カルチャーに対する印象が正しかったことは、⼊社後、プロジェクト以外の⾯でも感じる機会がたくさんありました。例えば、職階研修でたまたま顔を合わせ、たった2時間ほど議論を交わしただけの初対⾯のメンバー数⼈が、その後も仕事の相談や情報共有でことあるごとにチャットし合うような関係を続けています。これは相性や性格の問題とはまた別で、困りごとや知りたいことがあれば組織や業務の壁を越え、⾯識のないメンバー同⼠でも気軽にやり取りする⾵習のようなものが、この会社に根づいているからです。⾃分たちだけでなく、社内の⼈がみな当然のようにそうしていることを後から知りました。
──T.T. 氏はコンサル経験者としての転職でしたね。どのような視点で選びましたか。
T.T. 氏 前職では主にコストマネジメントを担当しておりました。どのクライアントにも必要な領域であり、かつ組織変⾰の重要な⼿段の⼀つという認識はあった⼀⽅で、創出された原資をどのように企業価値向上につなげていくかといった全社戦略の観点で⾃分の提供できるサービスを広げたいと思いました。そして戦略を描くだけでなく、実際にそれを実⾏し、定着するところまで伴⾛してこそ、真の変⾰だと考えており、まさに、このTDDが使命とするところと重なっていたのです。また、戦略系ユニットに属していながら、M&Aに寄りすぎていないところも、TDDに引かれた理由の⼀つです。M&Aはある意味花形で、多くの⼈が興味のある領域だと思いますが、私はむしろ組織内部の活⼒を最⼤化させるオーガニックな変⾰に関⼼があり、その⽅⾯での経験を多く積みたいと望んでいました。
──採⽤⾯接でもそういったお話をされたのですか。
T.T. 氏 そうですね。TDDが担当している実際の案件について具体的に知りたいので、できるだけ多くの⽅からお話を聞きたいと⾯接の際に希望を伝えたところ、すぐにその場で⾯談のセッティングをしてくれまして。そういった温かみといいますか、誰かの願いを親⾝にサポートする⼼根が感じられる社⾵だなと思いました。EYを選んだもう⼀つの決め⼿がそれ、ともに働く「⼈」への信頼感です。

プロジェクトの現場で体感するEYのアドバンテージ
──プロジェクトのお話が出ましたが、お⼆⼈は実際にどのような案件に携わり、どんなところに⼿応えを感じておられますか。
A.H. 氏 では私から、Cross Sector Strategyについて簡単にご紹介します。通常、インダストリー担当のコンサルタントの役割は、特定のクライアントの課題にフォーカスし、その解決に全⼒を投じて価値を生み出すことにあります。例えば、お客さまが⾃動⾞会社であれば、100年に⼀度といわれる変⾰の時代を迎えた業界の中で、いかにしてConnected(ネット接続)、Autonomous(⾃動運転)、Shared(シェアリング)、Electric(電動化)で表される「CASE」の世界を具現するか。しかし、これは⼤きな社会変⾰を伴うテーマであり、⼀企業、⼀業界の努⼒だけで実現するものではありません。 そこで、EYでは個社を越え、業界を越えた連携で動くことを考えました。起点は個社の課題ではなく、社会課題です。例えば、過疎化や少⼦化に悩む地⽅都市では需要不⾜で公共交通が脆弱(ぜいじゃく)化し、⾼齢者などの交通弱者を⽣み出しています。その解決はまちづくりにも通じる⼤テーマであり、産業界だけでなく、⾏政も市⺠も学術機関も巻き込む連携体制の成否が重要な鍵を握ります。⾃動⾞会社やIT企業はもとより、医療や通信、観光、教育などの関係者が⼀体となり、移動⼿段を含む社会インフラの新しいあり⽅について考えなければなりません。その結節点となって全体のエコシステムを創出するとともに、現場で動く個々の取り組みを⽀援することが、TDD-Cross Sector Strategyの役割です。
──⻑野県塩尻市での成功事例が話題になっていますね。現場にも⾏かれるのですか。
A.H. 氏 はい。われわれTDDの強みは、戦略系の上流案件であっても現場重視の姿勢を貫くことです。私⾃⾝、塩尻の案件ではヘルスケア領域を担当しましたが、企画調査の段階から何度も⾜を運び、バスや病院、商業施設の⽅々や、それらを利⽤する住⺠の⽅々からじかにお話を聞きました。そういう地道な活動が、多様なセクターを横断する個々のプロジェクトの組成につながっているのだと思います。
──T.T. 氏はいかがですか。どんな案件で戦略と実⾏のバランスを体感されましたか。
T.T. 氏 ⼤⼿総合⾷品会社の案件ですが、グループ各社をまたぐ⼤掛かりな組織変⾰プロジェクトのご⽀援が印象に残っています。営業体制の変⾰あり、間接部⾨の改⾰あり、⼈事マネジメントの刷新あり、たいへん複雑な案件でしたが、構想段階から実⾏⽀援まで⼀貫して伴⾛できたことは貴重な経験となりました。本社のCxOと膝詰めで構想を練り、それをグループ各社のCxOに落としてコンセンサスを得て、さらに従業員⼀⼈ひとりの理解と実働につなげるための落とし込みに奔⾛する。3年近くにわたる⻑丁場でしたが、⾮常に⾯⽩く、やりがいのあるものでした。 その中で、私⾃⾝が担当したのはバックオフィス業務の改⾰です。そこにも、⾃分たちが協⼒して描いた絵をベースに、現場への落とし込みまでデリバリーする醍醐味がありました。もちろん、TDDチームだけで完結する仕事ではありません。業界担当、テクノロジー担当、⼈事担当、財務・監査担当など、総合プロフェッショナルファームとしてのEYの総⼒を挙げた連携チームでプロジェクト全体を推進していくことの醍醐味も、肌で感じることができました。
重層的なコラボレーションで開かれる⾃分の世界
──EYSCの総合⼒、そしてコラボレーションの強さが感じられますね。
中村氏 それはまさにEYの真⾻頂ともいえる特⾊ですが、総合ファームで働くことの⾯⽩さはそこにあると私は思っています。実は私⾃⾝、前職の戦略系ファームからEYに移った最たる理由はそれでした。いわゆる「⼤⼿総合ファーム」なら、中にいるプロフェッショナルの「幅の広さ」や専⾨性の「深さ」にそこまで⼤きな差はないでしょう。違いが出るのは、個々の知恵をいかに結集して、クライアントの課題を解決する⼒に変えられるかです。すなわち、本当に実効⼒のあるコラボレーションができているか。EY、特にTDDはその点で、⾮常に強みがあると感じました。
T.T. 氏 私も、⼊社後に⾃分が経験して、初めてそのコラボレーションの奥深さ・⼤切さを実感しました。もともとは担当業務の幅広さを求めて⼊社したのですが、それだけでなく、⼈と⼈がつながることによって広がる知⾒の幅というものの価値こそが⼤きいですね。⾃分の知らない、未知の領域を専⾨とするメンバーと⼀緒に働くことで、専⾨外だった領域が明るくなり、さらにコラボレーションの質・速度が増していく、素敵なサイクルだと思います。
──TDDチームの展望と、候補者へのメッセージをお聞かせください。
中村氏 ご存じのようにEYは、「Building a better working world〜より良い社会の構築を⽬指して」を世界共通のパーパスに掲げるファームです。社会をより良くするために変⾰を起こす。TDDが遂⾏するこのミッションは、まさにパーパスを体現する⾏いにほかなりません。A.H. が参画するクロスセクターの取り組みも、T.T. が推進する組織の構造改⾰もその⼀環であり、これからの⽇本社会、そして世界にとってより重要性が増していくものです。われわれはパーパス実現のフロントランナーになりたいと考えています。 そのために、私がよくメンバーに伝えているのは、①絵に描いた餅に終わらせず、具体的な成果創出にコミットすること、②経営⽬線を持ちながら現場に丁寧に向き合い、現場を動かすこと、③EYの多彩なプロフェッショナルのハブとして、コラボレーションすること。このような志向性に共感していただける⽅に、ぜひとも加わっていただきたいと思います。
