経営者になるためにリヴァンプへ 【株式会社リヴァンプ 社員インタビュー】
2024年09月26日更新
株式会社リヴァンプは、クライアント企業の内製化支援というスタンスを徹底し、価値向上に伴走するプロフェッショナル集団です。経営実務・経営企画・DX支援を融合したハンズオンの支援により、一般的なコンサルティングの枠組みを超えた形でクライアントの課題解決に従事しています。本日は、経営支援チームの小川様、加藤様にお話を伺いました。
話し手
小川知哉氏
株式会社リヴァンプ
経営支援チーム プリンシパル
金融機関を経て、2015年にリヴァンプ入社。 全社経営改善PJ、新規事業開発支援、マーケティング改革、事業再生計画策定/ビジネスDD等に携わる。
話し手
加藤和氏
株式会社リヴァンプ
経営支援チーム シニア・アソシエイト
金融機関を経て、2021年にリヴァンプ入社。 PEファンド投資先企業に対する中期計画の策定、重要KPIの定義やPMI支援等の経営企画業務に従事。
目次
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自己紹介/会社紹介
(加藤氏:写真左 小川氏:写真右)
──お二人のご経歴を教えてください
小川氏新卒で信託銀行の市場国際部門に入社し、3年ほど在籍していました。その後、2015年にリヴァンプに入社し、8年ほど経過した現在はプリンシパルとして働いています。
加藤氏私は新卒でメガバンクに入行し、3〜4年ほどの法人営業に従事したのち、2021年にリヴァンプに入社しました。リヴァンプに入社してから約2年になり、現在はシニアアソシエイトとして働いています。
──リヴァンプという会社について、簡単に教えていただけるでしょうか
小川氏リヴァンプは「クライアントの成長にコミットする変革のパートナー」です。クライアントの企業価値向上に真に寄り添って、一緒に実行して実際に結果を出すところまでやり切る、というスタンスが特徴の一つだと思っています。事業グロース全般、マーケティング、ファイナンス、組織人事など、経営テーマ全般を総合的に扱うことで、クライアント企業の根源的な価値向上にコミットしています。
コンサル業界への転職を志した背景
──お二人とも別業界からコンサル業界に転職されていますが、その背景を教えてください
小川氏 元々、前職の信託銀行で働いていく中で、会社のために仕事をするのではなく、社会的に価値を出す仕事をしたいという気持ちが芽生え、実現のためには公務員か経営者になるしかないと考えました。従業員という立場では、インセンティブ構造的に会社のために働かざるをえないと思ったのが、経営者という選択肢が出てきた理由です。とはいえ、どうすれば経営者になれるのか、当時はわからず、まずは経営に近い領域で仕事をしようという経緯で、コンサル業界に興味を持ちました。
加藤氏 私も、経営に関心を持つようになったことがきっかけで、2つ理由があります。1つは、前職の営業で相対する会社を根本的に良くしたいと思ったことです。銀行では、会社改善の手段として財務アプローチが中心であったため、より本質的なアプローチをすることで会社を良くしたいと考え、経営そのものに関心を持つようになりました。2つ目は、自分のキャリア観を見直し、30代でどのような仕事をしていたいかと考えた時に、企業で出世しているよりは、経営に携われる人でありたいと思いました。そのために経営領域の力が身に付くコンサル業界に関心を持つようになりました。
リヴァンプを選んだ理由
──数あるファームの中で、最終的にリヴァンプを選ばれた理由をお聞かせください
小川氏 知り合い経由で各コンサルティングファームの話を聞いていたのですが、一般的なコンサルファームは、紙(= パワーポイントのスライド)を書くことが多いなと思い、「これが経営者の道につながるのか?」と違和感を覚えました。一方でリヴァンプは、―もともと存在は知っていたのですが―、経営改善にハンズオンで取り組む会社だという認識をしていました。気になってホームページから直接問い合わせをし、実際に社員と話してみたところ、「リヴァンプなら強くなれそう」と感じたことが一番の理由です。
──なぜ「リヴァンプなら強くなれそう」と思われたのか、詳しく聞かせてください
実際の業務内容を詳しく聞いたとき、当時中古車メーカーのプロジェクト担当だった社員が、クライアントの社長と会議室で議論するだけでなく、現場に一緒に行って数字が動くまで泊まりがけで改善と改良を繰り返している、という話をしていて、""経営改善のために本質的なことを色々行っている会社なのだな""と感じたからです。
──ありがとうございます。加藤さんはいかがでしょう
加藤氏社員との面接の中で、アドバイザーではなく主体者としてクライアントと伴走する様子を聞き、一般的なファームと比べて、“経営のど真ん中で仕事をできる”と感じたことが大きな理由です。例えば、今支援しているプロジェクトでも、外部のコンサルタントとして提案する立場ではなく、むしろ提案を受けるクライアントの経営陣に近い立場に身を置き、仕事に関与しています。経営陣の傍らで常にクライアントに伴走し、数ある経営テーマに対し、リヴァンプには様々な業界出身の社員がいて、幅広く蓄積されたノウハウを駆使して支援を行うと共に、グローバルでの競合比較等、外部パートナーと連携することで情報収集が効率的になる場面等では協業も行い、経営陣と一緒に伴走をしています。
リヴァンプのプロジェクト/業務内容について
小川氏現在はプリンシパルとして、6〜7個くらいのプロジェクトを並行して見ています。ほとんどがPEファンドの投資先で、全社経営改革の執行役としての立場です。BtoCの案件が大半を占めていて、介護・通販・メーカー・雑貨・ブライダルなど様々なクライアントを担当しています。
──リヴァンプのプリンシパルは全員6〜7個といった複数の案件を担当されているのでしょうか
規模の大きい案件等、1〜2件を集中して担当している人もいます。一方で、私のように他のメンバーにメインで動いてもらう形で、案件の全般的なクオリティ担保を担っている場合は、複数の案件を担当しています。
──今まで最も印象に残っているプロジェクトはありますか?
正直全部印象に残っています……。こちらからすると数あるプロジェクトの1つかもしれませんが、クライアントからすると、そうではないので常に自社に向き合っている状況です。ですので、それぞれのプロジェクトに対して濃淡はつけないよう、すべての担当クライアントに全力で向き合っています。ただ、自分のキャリアという観点で、アソシエイトとして入社した最初の3年間、ずっと担当していた案件が思い出深いです。
──どのようなプロジェクトだったのでしょうか
そのクライアントの業態はサービス業で、ある意味コングロマリット的な企業でした。3年間で、会社の経営企画、経営管理から、集客、人事、IT、マーケティングなど、あらゆる経営テーマを扱いました。プロジェクト終了後の今でも、クライアント企業の経営陣や社員の方と連絡を取り合っており、先日も「リヴァンプによる3年間の支援期間中に成長の基盤を作ってくれて、そのおかげで今も伸び続けている」と仰って頂けたことが嬉しかったです。
──加藤さんは、どのようなプロジェクトに従事されているのでしょうか
加藤氏現在は、2つの案件に入っていて、どちらもPEファンドの投資先です。1つは、売上1,000億円を超える消費財メーカーで、リヴァンプの役員が経営企画の責任者として入っている案件で、ジュニアスタッフとしてアサインされています。もう1つの案件は、売上が数十億円規模のインテリアメーカーです。外部から招聘されたプロ経営者の下で、重要KPIの定義や経理業務プロセスの整備など、主に経営管理周りのイシューを取り扱っています。
──それぞれ、加藤さんの業務内容の詳細を教えてください
消費財メーカーの方は、中期経営計画策定、マーケティング施策のROI検証、中国市場のデータ分析などが直近のテーマでした。毎週クライアントの経営会議に参加しており、その週の成果や進捗を経営陣にレポートしています。インテリアメーカーでは、経営管理指標として追う数値を決め、出来るだけ簡略化したうえ経営会議でチェックできる枠組みを作りました。財務会計と管理会計の差異を特定して肝となる数値を特定したり、販売チャネル別に上がってくるデータの集計プロセスの適正化に着手したりすることで、体制を構築しました。
プロジェクトを通じて感じるもの
小川氏クライアントの企業価値向上のために一番クリティカルなことに携われていて、実際に、直接的に自分のしたことが響いているという感覚があります。間接的な支援でもなく、""クライアント企業の利益向上、企業価値向上に直接的に結びつくことしか行っておらず、経営陣・株主・従業員に貢献できている""と実感しています。一歩ひいた目で見ると、「世の中に経営者が少ない」という社会課題に対して、自分たちが行っていることは直接ヒットしていると思っており、自分たちがやっている仕事そのものが社会課題の解決に貢献しているのでは、と感じます。
──リヴァンプがそのような価値貢献を出来ている理由はどこにあるのでしょうか
そもそもの私たちの立ち位置、仕事の立て付けがそうなっているというところがあります。プロジェクト自体が「企業価値向上に繋がることをやります」という大きなスコープで始まっています。 ですので、実際に企業価値向上に繋がっていないことを行っていたら意味がないですし、長い目で見るとレピュテーションが悪くなって仕事が取れなくなってきてしまいます。「企業価値向上に繋がることをやる」という会社のスタンスそのものが、そこへのフォーカスを生んでいる状況です。
リヴァンプで得られた成長実感
小川氏元々はExcel・PowerPointもできなかったので、最初の1〜2年で基本的なハードスキルと、経営企画のお作法は一通り身についたと感じます。予算の作り方、事業計画作成、個々の施策との紐付け、現場の方やファンドの方とのコミュニケーションなどは実践を通して学べたかなと思っています。 現在は、事業領域においてマーケティングやITといった専門的な実務面の知識や、「この状況の時にはどういう技を繰り出せばいいのか」といった技の引き出しがさらに増えている感覚があります。
加藤氏リヴァンプに入社して約2年経ちますが、コンサル業務の基礎的な部分はスキルアップしていると感じます。週単位でのPDCAで、内容を構造的に整理してレポートする、Excelのデータ分析で費用対効果を見積もり、経営の意思決定における根拠を整理するなどです。また、マーケットの中で一流といわれる方と働く機会が多く、その方々との関わりを通して教科書的ではない部分での成長を実感しています。経営人材として実際に会社を動かしている人が、どのような時間軸や水準で仕事をしているか、身をもって体感できており、非常に勉強になっています。
今後のキャリアビジョンについて
小川氏経営者になりたいですが、まだ引き出しも人脈も足りないと思っています。あと数年で足りない分を身につけて、30代後半では経営者の道に進みたいと思っています。
加藤氏私も経営者として仕事をしたいと思っており、そのためには、全領域で意思決定をすることが必要条件だと思っています。今は財務的な面、CFO領域の仕事が多いですが、今後は他のCxO領域の知見も広げながら、諸先輩のようにクライアントの経営陣、投資家たちから信頼される伴走者になりたいと思っています。
転職候補者へのメッセージ
小川氏リヴァンプの仕事をしっかり理解してもらって、そのうえで飛び込んでほしいと思っています。その理解のために必要であれば、何度でも直接お話しします。しっかりと理解したうえで、リヴァンプでやってみようと思ってくれる方であれば、幅広く受け入れたいと思っています。特に、若手の方については過去のスキルや経験はそこまで見ません。言われたことをただ聞くだけではなく、物事の状況を自分ごととして捉え、素直に成長を目指せる人に来て欲しいと思います。