ブティックスはやばい?ワークライフバランスや年収についての評判を徹底紹介
2025年04月30日更新
東京本社と大阪事業所で構成されるブティックス株式会社(以下ブティックス)は、企業と企業を結びつけるBtoBマッチングサービス事業を展開し、独自のマッチング手法で新たな市場を開拓していることが特徴です。
また、介護・福祉・医療・建設など業界特化型のM&A仲介事業において注目を集め、さらにメインの顧客層を中小企業や零細企業とする業界でも珍しい特徴を持っています。
従業員数は200人台と小規模ながらも、中小企業M&Aではトップクラスの実績を誇る企業です。
本記事では、ブティックスについて、ワークライフバランスや年収の評判を詳しく解説します。
記事後半では転職難易度や社風にも触れていくため、転職を検討している方やブティックスが気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
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ブティックスとはどんな会社?
ブティックスは、2015年に介護事業に特化したM&A仲介事業を開始しました。
2名のコンサルタントから始まった事業でしたが、2024年4月時点では事業部全体で約80名となり、売上高も事業開始から40倍の規模へと拡大しています。
同社がM&A仲介のサービスを提供する対象は、売上高数億円未満の中小・零細企業です。
従来のM&A仲介事業は、非常に高額な手数料を設定しているため、基本的に小規模事業者は対象ではありませんでした。
ブルーオーシャン市場だった「中小企業M&A」に参入したブティックスは、仲介手数料を業界最安水準にまで下げ、独自のビジネスモデルによる圧倒的な成約スピードを実現し、急成長します。
黒字廃業する中小企業は年間約3万社あると言われる中で、ブティックスの「中小企業M&A」は中小企業の事業継承を促進し、日本産業全体の底上げに貢献していると評価されています。
ブティックスがやばいと言われる理由
ブティックスについて「やばい」「やめとけ」といった評判があるのは、M&Aやコンサルティング業界全体にイメージされる激務な労働環境や、プレッシャーなどが理由です。
ここからは、「Open Work」に寄せられた口コミをもとに、ブティックスの実態を紹介します。
業界内での競争激化と厳しい評価!ブティックスの立ち位置とは
日本の登録M&A支援機関数は、国内におけるM&A需要の高まりとともに増加し、2024年時点では法人・個人事業主合わせて2,766件とされています。
当然ながら、中小・零細企業を対象とした小規模M&Aを扱う仲介企業は、ブティックスだけではありません。
そのため業界内での競争が激化し、企業としての生き残りを懸念する声もあがっています。
しかし、「小規模案件を数多く手掛けて利益を生み出している」「複数の事業を展開している」「各事業で新しいビジネスモデルを生み出している」などの口コミから、ブティックスには他社とは一線を画す強みがあると分かります。
特に業界内でも注目を集めているのは、ブティックスが独自に編み出した「回転寿司モデル」というマッチング手法です。
回転寿司モデルの詳細については後ほど解説しますが、ブティックス最大の強みは新しいサービスと市場を創出する力にあります。
その他、業界特化型によって構築された膨大な買い手ネットワークや、業界特有の課題に対する深い理解などが、同業他社との差別化を成功させている要因です。
業務量とプレッシャーが多いこと!ブティックスで働く際の負担
ブティックスでは、一人のM&Aアドバイザーが年間50~100件程度の案件を担当します。
一般的に、M&Aアドバイザーの年間成約件数は1~2件程度とされる中、ブティックスにおける個々の年間成約件数は平均10件程度です。
また、成約スピードが速いことも同社の特徴で、最短1ヶ月での成約を実現し、スピード感を持った対応が求められます。
「顧客経営者の人生を賭けた本気の決断に関わる仕事で、一つの商談の重みがのしかかる」という口コミもあり、重いプレッシャーがかかる環境であることは間違いありません。
一方で、「経営者の悩みに寄り添える」「全ての案件で異なる物語があり、経営者から感謝される」など、やりがいを感じている口コミも多くあります。
特に中小・零細企業を対象としているため、事業継承を支える高い社会貢献度がブティックスで働く大きな魅力です。
事業継承のM&Aで大きな達成感を得たい方や、国内の産業を支えている中小企業の存続に携わりたい方は、業務のプレッシャーにも負けず、やりがいを感じて働くことができます。
社内でのコミュニケーションと上司との関係の問題点
社内コミュニケーションや上司との関係については、なかなか実態が見えず、転職時の不安要素となることも少なくありません。
ブティックスの場合、「社歴や役職に関係なく、さん付けで呼び合い、敬語を使う文化がある」「褒め合う習慣がある」「毎週のミーティングでナレッジを共有している」などの口コミがあり、円滑なコミュニケーションが取れる社風です。
また、中途採用者の割合が大きいことから、社内の雰囲気は比較的落ち着いています。入社後には育成を担当する上長が付くため、相談しやすい環境も構築されています。
ブティックスのワークライフバランスと勤務環境
ここからは、ブティックスのワークライフバランスや勤務環境について解説します。
ブティックスの勤務時間と休暇制度!働きやすさの評価はどうか
ブティックスの勤務時間は9時~18時で、完全週休2日制(土日)、夏期休暇、年末年始、年次有給休暇があり、休暇制度に目立った特色はありません。
一方で、産休・育休の取得率が100%で、男性の育休取得実績もあり、復帰後の時短勤務も可能なため、育児との両立がしやすい勤務環境です。
また、基本的にはオフィス勤務ですが、育児や介護などの事情がある場合には、リモートワークを認めるケースもあります。
基本の働き方や休暇制度は一般的ですが、個々の事情に合わせ柔軟な対応をしていることが魅力です。
残業代や働きやすさの実態!ブティックスでのワークライフバランスは
ブティックスの平均残業時間は、月約30時間です。
M&A事業のコンサルタントの場合、給与の中にみなし残業代60時間分が含まれ、超過分は別途支給とされています。
口コミでは「長時間の残業は制限されている」「残業があっても2時間程度」といった声があがっているため、コンサルタント職としては比較的残業が少ない企業と言えます。
社員の声から見る!ブティックスの社内環境とワークライフバランス
大手口コミサイトには、ブティックスの社内環境やワークライフバランスについて、以下のような声があがっています。
- 未経験でも多くの案件を任せてもらえる
- 女性が働きやすいサポート体制が充実している
- 残業や休日出勤を強いる雰囲気がない
全体的にポジティブな内容が多いですが、「ワークライフバランスについては事業部や職種によって異なる」という口コミが目立っていました。
M&A仲介事業部に関しては、他事業部と比べてもワークライフバランスが取りやすいと評価されています。また、M&Aやコンサルタントの研修制度が充実しているため、未経験者でも挑戦しやすいことがメリットです。
ブティックスの年収と給与体系
ここからは、ブティックスの年収や給与体系について解説します。
ブティックスの年収はどれくらい?業界平均と比較した実態
ブティックスの平均年収は約566万円(参照:Open Work)となっており、平均年収が高いとされるM&A業界の中では低い水準です。たとえば、M&A仲介会社の大手M&Aキャピタルパートナーズの平均年収は2,269万円、日本M&Aセンターは1,243万円とされています。
しかし、566万円という数字はブティックス全体の、職種をまたいだ平均年収となります。
ブティックスでは職種ごとに、以下の想定年収が提示されているため、M&Aコンサルタントに絞って見ると決して低い水準ではありません。(※キャリア採用の場合)
M&Aコンサルタント | 541~800万円 |
営業事務 | 390~535万円 |
企画・マーケティング | 450~600万円 |
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M&Aコンサルタントの541~800万円はあくまで入社初年度、一年後には1,000万円を目指せるとされています。また、後述するインセンティブやキャリアアップにより、業界トップクラスの年収を実現することも可能です。
賞与とインセンティブが年収に与える影響!ブティックスの報酬体系
一般的にM&Aコンサルタントの年収はインセンティブや賞与によって大きく変動しますが、ブティックスのインセンティブ率は低めです。
しかしその分、固定給のベースが他社よりも高く、キャリア採用では月給33万円以上が保証されます。未経験でも安定した給与をもらえる環境の中で成長したいと考えている方にとっては、安心して働ける企業です。
職種別の年収差とは?コンサルタントから上級職までの給与を公開
ブティックスでは、入社年収や役職ごとに明確な年収レンジが設定されています。
入社初年度 | 541~800万円 |
研修後の1年 | 1,000万円 |
シニアコンサルタント | 960万円+目標超過インセンティブ |
グループ長 | 1,260万円(部下5名の場合*部下の人数により変動)+目標超過インセンティブ |
エグゼクティブコンサルタント | 1,620万円+目標超過インセンティブ |
部長 | 1,800万円(部下10名の場合*部下の人数、売上目標により変動)+目標超過インセンティブ |
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入社してから8ヶ月程度の研修期間を終えると年収1,000万円にまで上がるため、昇給スピードは比較的早い方です。
その後、シニアコンサルタント以上に昇格できるのは入社3年目以降となりますが、入社後1年経過したM&Aアドバイザーの平均年収は1,300万円程度とされています。
ブティックスの選考プロセスと就職難易度
ブティックスは、全職種においてキャリア採用を積極的に行っています。業界未経験や社会人経験1年未満にも間口を広げていますが、選考を通過するためにはしっかりとした準備が必要です。
ここからは、ブティックスの具体的な選考プロセスや転職難易度について詳しく解説します。
ブティックスの採用基準とは?面接対策と必要なスキルを解説
まずは公開されているM&Aコンサルタントのキャリア採用の情報を見てみましょう。
業務内容 | 売却案件の発掘、仲介契約の締結、簡易企業評価・買収希望先の探索と提案、トップ面談の調整・譲渡契約にまつわる各種業務(買収監査、契約作成等)への助言・案件紹介先との提携等 |
求める人物像 | 課題解決力のある方・論理的思考能力、理解力の高い方・誠実な方・前職で秀でた実績のある方 |
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財務、税務、法務など、一般的にM&Aコンサルタントに必要とされる専門知識については、入社後の社内研修で身につけられるため、必須ではありません。
ブティックスが専門知識以上に求めるスキルは、「営業適正」「コミュニケーション能力」「誠実さ」の3つです。
具体的には、M&Aアドバイザーとしてクライアント企業から直接ニーズを聞き出すだけでなく、相手が伝えたいことを察する力や、複雑な情報を分かりやすく伝える提案力が必要としています。
業界未経験者が挑戦しやすいブティックスですが、前職での経験からM&A仲介事業と親和性の高い成功エピソードを交えながら、ご自身の人間性をアピールすることが成功のポイントです。
また、ブティックスがマインド面で重視していることには、「好奇心の強さ」と「やり抜く強さ」があります。好奇心の強さが重視されるのは、クライアントへの深い理解へとつながり、信頼感や好感を持たれやすくなるためです。
M&A業界は一つの案件に平均して半年~1年以上かかり、些細な失敗でも、交渉が中止になるディールブレイクとなることもあるため、進行中は気を抜く時間がほとんどありません。
長期間に及び高い負荷がかかる中、途中で諦めず成約まで導ける手法を考え抜く力が求められます。
このような特徴からブティックスでは、資格や経験よりも、内面的な要素を大事にしていると言えるでしょう。
新卒・中途採用の違いを徹底比較!ブティックスの転職難易度は?
ブティックスは、業界未経験者も含めた中途採用を積極的に行っています。実際に採用情報では、新卒採用予定人数が6〜10名であるのに対し、中途採用の採用予定人数は20名です。
新卒採用と中途採用を比べると、「求める人物像」に明確な違いがあります。
新卒採用 | 中途採用 |
---|---|
素直に学び実践できる方 / 困難に対しても前向きに取り組み、達成意欲・向上⼼を強く持つ方 / 能動的、主体的に取り組める方 | 課題解決力のある方 / 論理的思考能力、理解力の高い方 / 誠実な方 / 前職で秀でた実績のある方 |
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ブティックスは、M&A業界の中でも未経験者が挑戦しやすい企業ですが、コンサルタントに必要な要素であるロジカルシンキングや課題解決能力、クライアント対応力は不可欠です。
業界未経験の方は、ご自身の経験や前職での実績から、コンサルタントとしての素質の高さがアピールできるように準備を進めていきましょう。
転職会議での評判もチェック!ブティックスの選考過程と面接対策
ブティックスのキャリア採用プロセスは、以下のステップで進行します。
- 書類選考
- 一次面接
- SPI
- 二次面接
- 内定
一次面接と二次面接の間に行われるSPIとは、リクルートマネジメントソリューションズが開発した適性検査です。SPIの内容は、大きく分けて「能力検査」と「性格検査」があり、性格特性や基礎的な知的能力などを測定します。
また、転職会議に寄せられた口コミによると、キャリア採用の面接で特に深掘りされるのは過去の実績とされています。
前述した通りブティックスでは、一般的に強みとされる資格や業界経験よりも、マインドやコミュニケーション能力など、人間性を重視する傾向があります。
ブティックスへの転職を考えている方は、同社の求めるマインドセットを理解し、ご自身の強みをアピールできるよう対策を進めることが大切です。
M&A戦略と事業展開の現状
ここからは、ブティックスが軸としているM&A仲介事業について、より詳しく解説していきます。
ブティックスのM&A戦略と業界内での評判はどうなっているか?
前半で触れた独自のM&A仲介手法である「回転寿司モデル」が、ブティックスのM&A戦略の軸となっています。回転寿司モデルは、高級な食事だった寿司を身近な食事に変えた回転寿司にヒントを得た手法です。
具体的には「業界最安水準の手数料」「コンサルタントの早期育成」「M&A工程管理システム」の3つを導入することにより、それまでほとんど事例が無かった中小・零細企業のM&Aを活発化させています。
ブティックスは業界特化であることに加え、研修制度が非常に充実しています。
そのため新人でも比較的短期間で専門知識の習得ができ、まさに熟練した寿司職人がいなくても美味しい寿司を格安で提供できる回転寿司のように、M&Aを大衆化していることがポイントです。
業界内でのポジションを強化!ブティックスの競争力と企業評価
一般的にM&Aの仲介手数料は最低2,000万~2,500万円が相場とされる中、ブティックスでは最低100万円からという破格の金額で行っています。圧倒的に安い手数料は、ブティックスの業界内でのポジションを強化しているポイントです。
さらに現在は介護・福祉など、限られた業界に特化しているブティックスですが、今後は他業界にも横展開し、日本の主要産業を全て網羅することを目指しています。
2032年3月期までには時価総額1兆円を目標に掲げ、「事業承継革命」「日本の産業全体の底上げ」を最終的なゴールとしています。
ブティックスの営業事務とその実態
ここまではM&Aコンサルタントを中心に解説してきましたが、ブティックスではM&A仲介事業部における営業事務のキャリア採用も行っています。
営業事務の年収と成約率は?ブティックスの営業職で成功するポイント
ブティックスのM&A仲介事業部の営業事務の年収は、入社初年度で390~535万円とされています。(※キャリア採用の場合)
主な業務内容にM&A売却案件の資料作成が含まれることから、金融やコンサルティングに関わる専門用語の知識などが必要です。
また、電話やメールでの顧客対応や当者のサポート業務なども行うポジションのため、成功するポイントは資料作成における正確性と、複数の業務を同時に進める調整力の2つです。
女性社員の活躍と職場環境!営業事務でのキャリアアップを目指す
コンサルティング事業部の営業職は、「事務グループ」として2021年に本格的に立ち上げられ、約10名の事務スタッフがチームとなり、約50名のコンサルタントをサポートしています。
ほとんどが女性の中途採用者で構成され、「休みが取りやすい仕組みがある」「社歴関係なく改善や提案ができる環境」と評価されていることが特徴です。
また、ブティックスの事業拡大とともに、事務グループ内での施策も増え、毎週の事業部会議で提出するためのKPI集計や請求書のチェック業務など、専門性の高い業務も行います。
やりがいのある業務に携わりつつ、子育てや介護による急な休みもストレスなく取得できる環境です。
ブティックスの企業カルチャーと社風
転職を考えている方にとって、気になるポイントは年収や業務内容だけではありません。
ここからは、ブティックスの社風を具体的にイメージできるように、企業理念や企業カルチャーを解説します。
ブティックスの企業理念と成長戦略!社内文化と評価の実態
ブティックスは「マッチング・ファースト ~最適なマッチングで最高の満足を~」を企業理念としています。M&A仲介・展示会事業・人材支援の3本柱で事業を展開し、業界に特化した「マッチング・プラットフォームNo.1企業」を目指していることが特徴です。
「M&A仲介 × 回転寿司」という全く新しい独自のビジネスモデルなど、新しいサービスと新しい市場の創造により、大きく発展しています。
社員同士のコミュニケーションと働きやすさを評価!社風の実情とは
M&A業界では複数人のチームで案件を扱う場合、インセンティブを分け合うケースも少なくない中、ブティックスでは個々がそれぞれに数字目標を持ち、インセンティブを分け合うことはありません。
上長の数字目標は、チームメンバーそれぞれの数字目標の合計となるため、上長とチームメンバーでwin-winの関係が成り立ち、組織全体で同じ方向を向けるようになっています。
また、毎月100~200件程度のM&A相談を受けているため、M&Aアドバイザー同士で案件を取り合うことがなく、毎週のミーティングでは成約事例やナレッジの共有もしています。
口コミでも、相談をしたりアドバイスを受けたりなどのコミュニケーションにおけるストレスが少なく、風通しの良い社風と評価されている企業です。
イベントや展示会参加状況!ブティックスの企業カルチャーを探る
他社にはないブティックスが持つ強みの一つに、展示会事業があります。
2015年に初開催した商談型展示会「CareTEX」は、年々規模を拡大し、現在では介護業界で日本最大級の商談型展示会とされています。
展示会では、実際に商談ができるようにVIP交流パーティーの開催や、来場者のアポイント取得代行、セミナーの併開催など、さまざまな企画も実施します。
同時に、一度の開催で数千人~数万人の経営者が集うM&Aの相談コーナーを設置することにより、潜在顧客へのアプローチも実現しています。
また、2020年からはオンライン展を導入したり、出展ブースを複数社でシェアする方式を取り入れたりなど、新発想のBtoBマッチングサービスを積極的に実施していることも特徴的です。
経営理念の一つにある「変わらず生き続けるために変わり続ける」の通り、従来の枠にとらわれない発想力でビジネス機会を創出する企業文化が根付いています。
転職活動サポートと支援体制
ブティックスは、業界未経験者を積極的に受け入れており、中途採用の割合は*90%*を超えています。「回転寿司モデル」にも含まれる未経験者の早期育成について、具体的に解説します。
応募後のフォローアップと転職成功の秘訣!ブティックスのサポートを徹底解説
入社後の研修では、M&Aにおける財務・税務・法務などコンサルタントの基礎となる知識を学ぶことからスタートします。
そこからアウトバウンド、企業概要書の作成、買い手付け、TOP面談同席、クロージング書類の作成、売り手発掘から買い手とのマッチング、譲渡契約書作成など、M&Aにおける一連の流れを疑似経験しながら学んでいく内容です。
さらに研修の後半では、実際に自分自身で案件を発掘し、譲渡実行までを行います。全体を通して上長のサポートを受けながら案件を進めていけるため、コンサルタントとしての思考や立ち回りなどを吸収できることも特徴です。
ブティックスの行動指針である「ポジティブに考え行動する」「当事者意識をもつ」などを意識し、自ら積極的な姿勢で研修を受けることが、転職成功の秘訣です。
ブティックスの採用大学と学歴フィルターについて
ブティックスでは幅広い大学から新卒採用を行っています。
東京大学、京都大学、一橋大学、東北大学、大阪大学、 千葉大学、筑波大学、横浜国立大学、横浜市立大学、早稲田大学、 慶應義塾大学、上智大学、明治大学、立教大学、中央大学、 法政大学、明治学院大学、関西大学、関西学院大学、立命館大学、 お茶の水女子大学 他
しかし2024年時点での新卒割合は8%にとどまり、社員の大半が中途採用となっています。
学歴が書類選考における一定の評価基準となる可能性はありますが、学歴よりも卒業後の経験や実績が重視されるでしょう。
ブティックスへの転職におすすめのエージェント
ブティックスのM&A事業部への転職を検討している場合には、転職エージェントを活用するのがおすすめです。
MyVisionはコンサル業界特化のエージェントとして、未経験からのM&A業界転職にも精通しています。
累計支援人数8,000名以上の実績を持つMyVisionでは、幅広いファームの出身者がコンサルタントとして在籍しているため、質の高いキャリア相談や本番レベルの模擬対策などによるサポートが可能です。
特にブティックスのように専門性や独自性が高い企業は、一般的なM&A仲介会社とは異なる評価基準を持っているケースもあります。
各企業の採用意向や求める人物像への理解を深めるためにも、ぜひMyVisionが蓄積しているノウハウを使った選考対策をご活用ください。
まとめ:ブティックスの評判と転職のポイント
介護・福祉を中心とした業界特化型のM&A仲介や展示会事業を行うブティックスは、独自のビジネスモデルによって競争が激化するM&A業界の中で大きく発展しています。
一人のM&Aアドバイザーが年間で担当する案件数の多さや、コンサルタントの早期育成など、一般的なM&A業界とは異なる側面が多いことが特徴です。
特に未経験からの挑戦を検討している方は、プロのエージェントによるサポートを受けることが転職成功のポイントとなります。
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