グローバルの社会課題解決に従事。若手ビジネスプロデューサーが転職後1年を経て感じるDIの魅力とは 【ドリームインキュベータ ビジネスプロデューサー 伊藤寿和子氏インタビュー】
2024年09月25日更新
企業紹介
ドリームインキュベータ(以下DI)は、創業以来約20年間に渡り、大手企業への様々なテーマでの成長戦略のコンサルティングや新規事業の支援における、ビジネスプロデュースを行っています。本日は2023年1月にDIに入社された伊藤様に、同社の特徴と魅力についてお話をお伺いしました。
インタビュイー経歴
話し手
伊藤寿和子氏
ドリームインキュベータ
ビジネスプロデューサー
新卒で日本IBMに入社。コンサルティング部門にて、製造業を中心とした戦略、DX案件を数多く経験。その後、2023年1月よりDIに入社し、現在は日系企業の海外進出や途上国での官民連携プロジェクト等グローバルな案件を中心に従事。
目次
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社会課題解決できる環境と、社員が持つ仕事へのパッションが入社の決め手
──はじめに、自己紹介からお願いします
伊藤氏DIの伊藤と申します。新卒でIBMに入社し、ビジネスコンサルタントとして製造業のお客様向けにDXやIT分野での支援を2年間経験しました。その後、2023年1月にDIに入社し、日系企業の海外進出や途上国での官民連携プロジェクト等、主にグローバル案件を中心に担当しています。
──DIに転職された経緯について教えてください
伊藤氏前職では、戦略フェーズから実行フェーズまで幅広く経験しました。その中で、決められた方針を実行するフェーズよりも、全体を俯瞰しながら方針を決めていく戦略フェーズの案件の方が、よりクライアントに貢献できる実感があって楽しいと感じたため、戦略領域の専門性を磨きたいと考えるようになりました。社内に留まり、戦略案件に特化した部門に異動する選択肢もありましたが、戦略コンサルティングファームへの転職も並行して進め、最終的にDIに入社を決めました。
──DIへの入社の決め手を教えてください
伊藤氏大きく2つあり、1つ目がプロジェクトの特徴です。DIのプロジェクトは社会課題を起点としたビジネスプロデュースに強みがあります。私は公共性が高い課題解決に深く興味を持っており、実際に前職時代にもサステナビリティをテーマとしたプロボノ活動に参加していました。そうしたアスピレーションがある中で、面接を通じて社会課題を解決するならDIが最適だと感じましたし、「プロジェクトの面白さは絶対に保証します」という力強い言葉を社長の三宅からいただいたこともあり、ファームの方向性と自身のやりたいことが一致しました。
2つ目は、社員の方の仕事へのパッションです。面接時の逆質問では、面接官の方に業務を明瞭に説明いただいたことに加え、プロジェクトの面白さや社会的意義についても熱心に語っていただくことが多く、そうした社員の方の熱量にとても魅力を感じました。
国・業界を超えた、視座の高いプロジェクトに挑戦
──DIに入社後、取り組まれたプロジェクトを具体的に教えてください
伊藤氏1つ目は、国際機関の民間連携プロジェクトです。具体的には、サステナビリティ分野に高い技術を持つ日系中小企業の開発途上国進出の支援を行いました。現地事業の設立に関する戦略策定のために、現地政府担当者への税制面での情報収集、原材料やインフラ確保に向けた現地パートナー候補のリサーチと交渉を主に行いました。企業・政府・研究機関などの現地ステークホルダーとも何度もディスカッションを行い、連携スキームや金額面での調整を重ねました。中でも印象的だったことは、単独でお客様を現地でアテンドしたことです。マネージャーから任せていただき、若手でも職位に関係なく、挑戦できる環境は魅力的だと感じました。
2つ目は、国際開発機関への開発途上国における官民連携スキームの構築です。クライアントは、これまでの画一的な技術協力や資金援助にとどまらず、民間リソースやナレッジの活用により、開発のインパクトとスピードを最大化することを目指していました。その中で、私はある開発途上国での防災面の官民連携づくりのモジュールを担当しました。プロジェクトにおいて困難だった点は、防災が防波堤の設置や道路整備など、公共性の高い事業であるため、民間企業が自由に事業化できない領域も存在します。また、防災は「万が一」の事態に備える領域であるため、政府の資金状況が厳しいときは投資が行われにくくなります。これにより、民間企業もビジネスとしての参入が難しくなるという問題がありました。そういった環境下で、保険会社、防災系のIT企業、メーカー、商社、政府機関等、様々なステークホルダーと連携し、国の防災を基軸に社会的なテーマに取り組めたことは、やりがいを感じました。民間一社では解決できない課題に対して、高い視座でプロジェクトに取り組む必要があり、難しさや面白さがありました。
──実際に取り組んで感じたDIのプロジェクトの特徴を教えて下さい
伊藤氏各プロジェクトの規模の大きさです。DIでは、個社の戦略策定に閉じる案件だけでなく、DIのテーマである「ビジネスプロデュース」や「産業プロデュース」につながるような、社会全体や国の単位の視座を持った提案/支援が多いことが魅力の一つです。
ビジネスプロデューサーの成長を引き出す、DIならではのウェットな育成環境/カルチャー
──ご入社から1年経過されたとのことですが、現時点で成長を実感する点を教えてください
伊藤氏全方位的な成長を感じています。実際に上司の目線でもコンサルスキル、コミュニケーションスキル、マインドセット全ての面で順調な成長を遂げているとコメントをいただいています。DIの育成の特徴として、定期的にプロジェクトのマネージャーやオフィサーがパフォーマンス評価やフィードバックを行う仕組みがあり、自分の成長点を明確にかつ的確に把握することが出来ます。また、具体的なアクションまで落としこんだ内容のため、改善行動につなげやすいと感じています。 さらに、フィードバックの場が多いことに加え、日頃のランチや飲み会でも、例えば海外渡航など、興味や挑戦したいことを気軽に相談でき、個人の意欲を汲み取りつつプロジェクトにアサインしてもらえます。結果、関心の強い案件に関わるため、自分のためだけでなく、プロジェクトや顧客志向で自分を成長させたいと考えるようになり、モチベーションの高さと早い成長スピードを維持できています。
──成長環境としてのDIの魅力について教えてください
伊藤氏案件へのアサインがインダストリーに縛られていない点が非常に魅力的だと感じています。例えば、DI入社後の私は防災領域、教育 、プラスチックなど様々な領域のプロジェクトを経験しました。各領域それぞれで学びや発見があり、常に自分の新しい可能性を模索できています。経験するインダストリーを限定すると専門性が磨かれる一方、他領域へチャレンジする際の心理的・物理的なハードルが大きくなると前職でも感じていました。そのため、DIは自分のケイパビリティを伸ばすのに適した環境だと考えています。
──DIのカルチャーやプロジェクト外での社員同士の交流について教えてください
伊藤氏カルチャーは非常にウェットで、人事を中心に多様なイベントが企画されています。昨日も「DIalog」というアルムナイを交えた企画に参加し、DI卒業後の近況やキャリアについて、オフィスのリフレッシュルームで食事を交えながらお話を伺いました。また、新入社員が自己紹介を行う「DI Talks」をはじめとして、フットサル大会やゴルフコンペなどの企画が多くあり、他部門のメンバーとの交流も多く、和気あいあいと働けています。
「仕事ってこんなにも面白くて、楽しいことなんだ!」と日々感じるエキサイティングな環境
──今後どのようなキャリアを積んでいきたいか教えてください
伊藤氏DIには、自分では思いつかないような、面白く魅力的なプロジェクトがたくさん存在します。そのため、 現段階ではあまりキャリアを限定しすぎず、可能性を広く持ちたいと思っています。私の強みであるグローバル領域を中心に、引き続き様々な案件に関わる中で、じっくり考えていきたいと思います。
──どのような方がDIに向いていると感じますか
伊藤氏クライアント1社の成長だけでなく、社会全体に貢献をしたいという熱意と志向性のある方はDIに向いていると思います。また、国際機関や政府と関わるなどの規模の大きく、視座の高い案件が多いため、社会課題に関心のある方はフィットすると感じています。
──最後に、転職候補者様に向けてメッセージをお願いします
伊藤氏DIに入社して約1年経ちましたが、「仕事ってこんなにも面白くて、楽しいことなんだ!」と日々感じています。 エキサイティングな案件があることは間違いないと思いますので、ぜひ面接や採用イベントにお越しいただき、DIの社員と直接話す機会を持ってみていただきたいです。
──ありがとうございました