プロレドパートナーズとは 特徴や社風、年収を徹底解説
2024年04月23日更新
2009年に設立されたプロレド・パートナーズは、東証一部に上場している経営コンサルティングファームです。 設立以来、成果報酬型のコストマネジメントとマーケティングを主軸に事業を展開しており、事業範囲は企業支援におけるPE(プライベート・エクイティ)特化サービスや、戦略実行をサポートする伴走型コンサルティングへと広がっています。
さらに、物流や環境といったテーマ別の領域にも事業を拡大しており、多岐にわたる業界に対する深い知見と専門性を持つことで知られています。同社のアプローチは、クライアントの持続可能な成長と成功を追求することを重視しており、その実績は多数の企業によって高く評価されています。
目次
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企業紹介
企業の特徴
プロレド・パートナーズの最大の特徴は、創業時から提供している「完全成果報酬型」のコンサルティングサービスにあります。 これは、クライアントに対して明確な「成果」をもたらすことに全力を注ぎ、成果が出なければ報酬を受け取らないという、極めてクライアントファーストな姿勢を示しています。このアプローチにより、数々の成果を上げ、東証プライムへの上場を実現しました。
また、同社は事業会社の考え方を深く理解しています。 自社プロダクトへの大規模な投資や、事業会社への投資を実行するPEファンドの運営を通じて、クライアントの事業成長に貢献しています。 これらの取り組みを通じて、ただのコンサルティングファームではなく、クライアントのビジネスパートナーとしての役割も果たしています。
『Compassion(相手に寄り添う)』という価値観を掲げる同社は、再生案件や赤字企業の支援にも力を入れています。 この価値観に共感し、入社したメンバーが多数在籍していることも、同社のユニークな文化を形成する要因となっています。
企業の詳細
正式名称 | 株式会社プロレド・パートナーズ |
代表者名 | 佐谷 進 |
設立年 | 2008年4月 |
所在地 | 東京都港区芝公園1-1-1 住友不動産御成門タワー7F |
従業員数 | 217名(2023年3月1日時点) |
資本金 | 10百万円(2023年3月1日時点) |
会社URL | https://www.prored-p.com/ |
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案件の特徴
プロレド・パートナーズは、成果=利益を最大化するプロジェクト支援で突出した実績を持つコンサルティングファームです。 同社の得意領域は、①売上向上、②業務プロセス再設計(BPR)/デジタルトランスフォーメーション(DX)、③および調達改善/コスト削減という三つの柱に集約されます。
①売上向上において、リード獲得や受注率の向上を目指す「ベスト・プラクティスの特定と展開」を実施します。 このプロセスでは、業界に精通した専門人材が、計画段階から実行までを伴走し、社内外の成功事例を活用して、費用対効果の高い施策に焦点を当てます。また、「売上UPの活動支援」では、営業担当者の隣で直接サポートし、提案書や営業トークスクリプトを磨き上げることで、成果を実現しています。
②業務改善(BPR)とDXに関しては、同社は現状の業務フローの「見える化」と、将来的に目指すべき業務フローの構築を支援します。 これには、BPO/アウトソーシングの検討、最新ITツールの導入、そして攻めのDXと守りのDXの両面からの支援が含まれます。IT/DX投資の対効果を評価し、IT関連予算の見直しを通じて、クライアント企業のデジタル化を促進します。
③調達改善とコスト削減では、同社は調達部門の立ち上げからケイパビリティ強化までをカバーします。 全社の調達状況を把握し、改善余地を特定した上で、今後あるべき調達体制の設計をサポートします。 さらに、同社はBPOとして購買業務を引き受け、条件交渉の代行や新規調達先の開拓を行うことで、調達部門の機能強化を実現します。
カルチャー
プロレド・パートナーズが特に重視しているのは、「COMPASSION」という価値観です。 これは「多様性を受け入れ、敬意と思いやりを持って人々に接する」という意味を含んでおり、社員一人ひとりがこの価値観を日々の業務において体現しています。このような姿勢は、社内での相互作用だけでなく、クライアントやパートナー企業との関係構築においても、非常に良い影響をもたらしています。
また、同社は働きやすさにも力を入れています。 リモートワークやフルフレックス制度の導入により、社員が仕事と私生活のバランスを取りやすい環境を整えています。 この柔軟性は、社員が自身のライフスタイルに合わせて最大限のパフォーマンスを発揮することを可能にします。 さらに、定期的に開催される対面イベントは、社員同士の結束を強化し、暖かい職場の雰囲気を醸成しています。
同社の社員が「本当に良い人が多い」と感じられる理由は、COMPASSIONの価値観が日常的な行動の指針となっているからです。プロレド・パートナーズのカルチャーは、業務の成果を追求するだけでなく、働く人々が互いに支え合い、尊重し合うことの重要性を認識しています。
企業理念
IDENTITY
私たちは何ものか
VISION
私たちが実現する世界 価値=対価 人が、企業が、世の中へ提供した価値に対して、 それに見合った対価は提供されているだろうか
社会に世界に必要とされたが何かに阻害され、消えて行ったものがある 既得権益や寡占市場は変わらない
価値あるものを残し、それらに適正な対価を提供する 『価値』と『対価』の乖離を少しでも埋めることで、 魅力あるサービスは評価され、そこで働く人は喜び、そのサービスは世の中に広がる
『価値』=『対価』 それこそが、プロレド・パートナーズの実現したい世界です。
制度面
基本的な考え方
プロレド・パートナーズは、成果重視のカルチャーを持つ経営コンサルティングファームです。 数値や結果に対する強い拘りを持ち、それを達成するための情熱と能力を有する人材を求めています。同社にはコンサル業界未経験で入社し、大きな成果を上げている事業会社出身の人材が多数います。これは、成果報酬型のビジネスモデルにおいて、実際に結果を出すことが最も重要視されるためです。
特に、事業会社の営業経験者は同社での活躍が期待されています。 実際、営業として毎月の目標数字を達成してきた方々が、その経験を生かしてコストマネジメントプロジェクトなどで顕著な成果を出す事例が多数あります。 取引先との協議においては、洗練されたロジックだけではなく、人間関係を構築するコミュニケーションスキルが成功の鍵となる場面がしばしばあります。この点で、事業会社での営業経験がある人材は、自らの強みを活かし、プロジェクトを前進させることができると同社は見ています。
また、未経験者でも積極的に挑戦することを奨励しています。 実際に、保険会社や専門商社の営業出身でコンサル業界未経験だった人材が数年で執行役員に昇格するなど、驚異的なキャリアアップを遂げている例もあります。これらの事例は、同社が未経験者にも広く門戸を開いており、実力と成果に基づいて公平に評価し、昇進の機会を提供していることを示しています。
育成制度
プロレド・パートナーズでは、経営および社会の複雑な問題に対処し、それらを解決する能力を持った人材の育成を、最重要目標としています。 この育成システムは、同社が提唱する「価値=対価」というビジョンと、「Think Out」のアイデンティティを基盤として構築されています。ここでの「Think Out」は、他社と比較しても一層深く考え抜くことにより、革新を生み出し、個人と世界を変革する能力を培うことを意味します。
人材育成においては、OJT(On-the-Job Training)を主軸に据えています。OJTでは、プロジェクトを通じて社員が自らの問題意識に基づき、必要なスキルや知識を吸収する機会を得ることを重要視しています。この実践的な学習方法は、理論だけでなく、実際の業務を通じて学び、成長することを可能にします。 さらに、各種研修やトレーニングプログラムがこのプロセスを補い、社員が自身の適性やキャリアパスに沿った成長を実現できるように支援します。
スキルトレーニングプログラムは、社員が専門知識や技術を習得し、その能力を業務で生かせるように設計されています。これにより、社員は絶えず進化する市場や技術の変化に対応できる柔軟性と適応力を身につけることができます。
メンター制度は、社員の個別のニーズに対応し、彼らの成長を一層促進させます。経験豊富なメンターが、キャリアの目標設定、スキルの向上、そして職場で直面する様々な課題の解決に向けて、指導とサポートを提供します。この個別指導は、社員が自己実現を遂げるための重要な要素となっています。
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