ライズ・コンサルティング・グループとは 特徴や年収を徹底解説
2024年06月24日更新
ライズ・コンサルティング・グループは、新規事業立ち上げ、海外進出、企業合併・買収(M&A)、新技(NewTech)、デジタル化、プロジェクトマネジメントオフィス(PMO)などの領域において、幅広いコンサルティングサービスを提供している独立系ファームです。代表の北村氏はフューチャーアーキテクト、野村総合研究所を経て、ライズコンサルティングに入社しており、入社5年目の2021年にCEOに抜擢され、現在に至ります。
監修者
長田 快
Osada Kai
慶應大学卒業後、MURC、DTCにて戦略策定・消費財領域を中心に案件組成~デリバリーリードに従事。MyVisionでは、自身の経験・人脈を生かしたポストコンサル・エグゼクティブに対する、コンサルタント個々人が抱く悩みに即した、ファームごとの深い情報提供を軸とした支援に強みを有する
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目次
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企業紹介
企業の特徴
ライズ・コンサルティング・グループは、クライアント企業の「真の成果」を実現するためのコンサルティングサービスを目指しています。同社の課題解決のアプローチには、「Hands-on Style」「Scopeless」「More than Reports」「Professionals」という4つの特徴があります。
Hands-on Style
同社は、顧客企業と一体となって課題解決に取り組む「完全常駐型」の経営支援サービスを提供しています。このハンズオンのアプローチにより、クライアントの日々変化する課題をスピーディに把握し、リアルタイムで解決を検討することが可能になります。また、コンサルタントがクライアントと密に連携することで、解決策がクライアントの知識として蓄積されます。
Scopeless
常に変わり得る経営課題に対応するため、同社は「スコープを設定しないコンサルティング」を掲げています。固定されたスコープに縛られることなく、変化するビジネス環境や出現する新たな課題に柔軟に対応しています。
More than Reports
レポート作成に留まらず、課題解決の「実行」をサポートすることで、同社は「真の成果」を提供しています。多くのコンサルティングファームは最終成果としてレポートを納品しますが、同社はクライアントと共に施策実行まで行います。
Professionals
優秀なプロフェッショナルのみを採用し、顧客企業の課題解決を専門知識と豊富な経験で支える同社は、品質の低下や期待値以下のパフォーマンスを招くことなく、顧客に対して最高水準のサービスを提供します。同社のコンサルタントはクライアントの「右腕右脚」となり、あらゆる課題に対して共に立ち向かいます。
企業の詳細
正式名称 | 株式会社ライズ・コンサルティング・グループ |
代表者名 | 北村 俊樹 |
設立年 | 2010年12月 |
所在地 | 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー34階 |
従業員数 | 264名(2024年2月時点) |
資本金 | 162,980千円(2024年2月末現在) |
会社URL | https://www.rise-cg.co.jp/ |
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案件の特徴
ライズ・コンサルティング・グループは、最新技術を駆使した多岐にわたるコンサルティングサービスを提供しており、新規事業の立ち上げ、業務改革、IT戦略策定など、幅広いテーマに対応しています。
先端テクノロジーとデジタル変革の支援
企業のデジタルトランスフォーメーションを戦略立案から実行まで支援し、巨大プラットフォーマーによるビジネス構造の変革を踏まえた戦略策定を得意としています。高い専門性と経験を持つコンサルタントが、全社に最適化されたデジタル施策の立案と迅速な実行をハンズオンで支援しています。
金融領域と新規事業開発
金融分野では、金融業界における短期的および中長期的な変化に対応し、新しい金融サービスの創出を支援しています。また、新規事業コンサルティングでは、企業が直面する課題を踏まえて成長戦略を創出し、戦略の策定から具体的な実行計画への落とし込みを行います。
海外進出と戦略コンサルティング
海外進出コンサルティングでは、顧客企業の海外市場参入戦略を綿密に計画し、海外進出の第一歩を着実に支援します。
M&Aと業務改革コンサルティング
M&Aコンサルティングでは、成長戦略との整合性や戦略・IT・文化の統合を重視し、企業・事業売却や買収を成功に導きます。業務改革コンサルティングでは、目的に応じた現状調査と、改革提案を通じて、クライアントのパフォーマンス向上を実現します。
IT戦略とPMOの強化
ITコンサルティングにおいては、経営と現場の双方の視点を踏まえたIT戦略の策定と、高パフォーマンスなシステムの実現を目指します。PMOサービスでは、プロジェクトの管理と実行を着実に推進し、顧客企業の目標達成をサポートします。
カルチャー
ライズ・コンサルティング・グループは、クライアント先に常駐し、密接に連携を取りながらプロジェクトを進めるハンズオンスタイルを基本としており、これにより、不要なレポート作成や表面的な作業に費やされがちな時間を削減し、本質的なコミュニケーションや実質的なプロジェクト推進を行うことのできる環境を構築しています。
同社のスタッフは、クライアントとの間でリアルタイムのコミュニケーションを通じて、必要に応じてプロジェクトの優先順位を調整し、提案書の範囲外の課題にも柔軟に対応することが可能です。そのため、契約変更や追加費用が発生することなく、プロジェクトの目標に合わせて最適な解決策を提供することができます。
また、同社では、従業員のワーク・ライフ・バランス(WLB)を重視するカルチャーが根付いています。自分自身だけでなく、同僚のWLBにも配慮する雰囲気や環境が醸成されており、従業員の満足度向上や持続可能な働き方を実現しています。
企業理念
MISSION
PRODUCE NEXT しあわせな未来を、共に拓く。
VISION
TOP of MIND いつの時代も、いちばん必要とされる存在に。
VALUE
RISE above RISE 絶えず進化を、絶えず成長を。
制度面
基本的な考え方
ライズ・コンサルティング・グループは「Produce Next しあわせな未来を、共に拓く。」という経営理念のもと、国内外で幅広いコンサルティングサービスを提供しています。この理念は、クライアント企業とともに未来を切り開くことを最優先に考え、実行と成果にこだわる姿勢を象徴しています。 同社は、顧客企業に求められる成果を実現するために、次のような資質・能力を持った人材を求めています。
プロフェッショナリズム
自身で成功への道を見出して自立して行動し、困難に直面しても諦めず、高い目標に向かって粘り強く努力を続けることができる人材を意味します。
スピード
変化の激しいビジネス環境の中で、スピードは極めて重要な要素となります。同社では、何をするべきかを迅速に決定し、実行に移す行動力が評価されます。また、周囲を巻き込み、チーム全体のスピードを上げるリーダーシップや、迅速な意思決定を行う能力も、同社が求める重要な特性です。
チームワーク
異なるバックグラウンドを持つメンバー間で柔軟に協働し、チームの成果を重視する姿勢が求められます。カルチャーや考えが異なるクライアントとも円滑に協力し、共に目標に向かって進む力真の成果を生み出します。
昇格制度
ライズ・コンサルティング・グループでは、従業員のキャリア成長を重視した昇進制度が特徴です。 同社は、全社員236名(2023年4月時点)ほどの規模を持ち、かつ急速に成長しています。その結果として従業員にとってキャリアアップのチャンスが豊富に存在します。
昇進のスピードと柔軟性
同社の昇進制度は、高い年俸・昇給率に加えて、昇格のスピードが極めて速いことが魅力です。成果と能力に基づく評価システムにより、最短で1年という速さで次のポジションへの昇格が可能です。実際、20代後半でマネージャー、30代前半でシニアマネージャー、30代半ばでパートナーに就任するケースも少なくありません。これは、同社が成長し続けているため、新たなマネジメントのポジションが生まれ続けているためです。
キャリアパスと評価制度
同社のキャリアパスは、アナリストから始まり、コンサルタント、シニアコンサルタント、マネージャー、シニアマネージャー、そしてパートナーへと昇格していく構造になっています。特に注目すべきは、新卒入社者も経験者も、年次に関わらず実力と実績で公正に評価される点です。この結果、各階層で最短1年での昇格が可能となり、新卒で入社して4年目でマネージャーに昇格した例もあります。他のファームと比較しても、このスピード感は特に優れているといえるでしょう。
育成制度
ライズ・コンサルティング・グループは、従業員を最も重要なアセットと位置付け、個々の成長と発展に深くコミットしています。同社は、コンサルタントのキャリアスタートからマネジメント層への成長までを全面的にサポートする、育成制度を構築しています。
新入社員には、入社前後の研修プログラムが希望に応じて提供され、コンサルティング業務の基礎から専門知識まで、幅広いスキルを習得することができます。特にコンサル未経験者に対しては、一定期間重点フォローアップが実施され、業務おいてつまずきがちなポイントに対して、手厚いサポートが提供されます。これにより、新入社員は早期から現場で価値を提供できるようになります。
さらに、月次で実施されるマネージャー研修やコンサルタント研修では、コンサル基礎スキルの習得から業界トレンド、最新のテクノロジーに至るまで、オフジョブトレーニング(Off-JT)を通じて豊富な知見が提供されます。加えて、マネジメント層によるフィードバックやサポートが受けられるオンジョブトレーニング(OJT)を提供し、プロジェクトアサイン中の学びを促進します。
階級ごとに設定された「スキルマトリクス」も特徴の一つです。「スキルマトリクス」を使用することで各コンサルタントは自身の成長パスを明確にし、目標に向かって具体的なスキルセットの向上を目指すことができます。また、メンター制度を通じた個別フォローアップは、個人の成長をさらに加速させます。
ライズ・コンサルティング・グループの平均年収
年齢別年収目安
年齢 | 年収目安 |
---|---|
25歳 | 557万円 |
30歳 | 1019万円 |
35歳 | 1251万円 |
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※上記年収の目安は、公式サイトに掲載された情報ではありませんので、参考程度にご活用ください。 コンサルティングファームは昇給スピードが一般的な企業と比べるとかなり早く、早い方は20代のうちに年収1,000万円を超えます。自身の能力や結果に応じて昇進スピードが決まるため、実力に応じた年収増を目指せる環境となっています。 ※補足すると、マネージャー未満では残業代がつくため、プロジェクトによってはコンサルタント時の給与が一時的に多くなる場合があります。