総合商社グループの“攻めと守り”を担う IT戦略×サイバーセキュリティの新組織で、希少価値の高いキャリアを築く
2026年04月06日更新

インタビュー概要
DOLBIXでは2026年4月、IT戦略とサイバーセキュリティを中核テーマとする新組織「IT戦略&サイバー本部(以下、ISC)」を立ち上げました。
今回は、本部長に就任した藤田晋氏に、ISCのミッション、仕事の魅力、そしてこのタイミングで参画する意義について聞きました。
インタビュイー経歴
話し手

藤田晋氏
ドルビックスコンサルティング株式会社
執行役員 IT戦略&サイバー本部長
日系大手コンサルティングファームで、財務会計・経営管理を軸に、業務改革・標準化、ERP導入・展開など業界・業種問わず幅広いプロジェクトに従事。高難度案件や短納期案件でも、顧客に深く寄り添い、粘り強さとやり切る力で成果創出に拘る。厳しい局面でも前向きにチームを巻き込み、楽しみながら成果を出すリーダーシップを強みとする。2021年にDOLBIXへ立ち上げ初期メンバーとして参画。既存事業とデジタルの融合を追求し、新たな事業戦略の創出から導入・定着まで一貫して支援している。
目次
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総合商社グループの変革を、IT戦略とサイバーセキュリティで前に進める
──まず、ご自身のご経歴とDOLBIXに参画した背景を教えてください。
藤田氏 私が参画したのは2021年2月のDOLBIXが事業を開始した翌月です。入社した理由は大きく2つあります。1つは対応領域を広げたかったこと。大手ファームでは専門性を深める働き方が中心でしたが、経験を積む中で、顧客の悩みに幅広く対応できるようになりたい、という思いが強くなりました。もう1つは会社や組織を立ち上げる経験に魅力を感じたことです。実際に入社してからは、幅広い案件に挑戦しながら、組織づくりにも関われており、充実感を持って働けています。
ISCは、IT・ガバナンス・サイバーを一体で扱う新組織
──2026年4月に新設されるISCは、どのような組織なのでしょうか。
藤田氏 ISCは、丸紅本社およびグループ会社のCIO・CFOラインを中心にIT戦略、ITガバナンス、サイバーセキュリティ、M&Aや事業再編対応、業務変革までを一体で担う組織です。総合商社グループの“攻めと守り”のDXを前進させることが、私たちのミッションです。 M&Aやグローバル展開で事業環境が変わり続ける時代には、IT戦略・サイバーセキュリティ・ガバナンスを一体で構想し、実装までやり切れる組織が求められます。こうした能力・スキルはAIが進化しても代替されにくい、本質的で市場価値が高いと考えています。 丸紅グループのような複雑性の高い環境でその力を磨くことは、多くの企業の事業変革や競争力強化にも通じますし、将来CXOに近い立場で価値を発揮するうえでも、強い土台になると考えています。

ISCが担う4つのサービスライン
──ISCでは、具体的にどのようなテーマを扱うのでしょうか。
藤田氏 ISCのサービスラインは大きく4つあります。 1つ目が、ITトランスフォーメーション&プロジェクトエクセレンス。 DX戦略策定・IT組織変革、ビジネスバリューアップ施策立案、AI・データ活用戦略・基盤構築、基幹システム構想、クラウド移行・FinOps(コスト最適化)などを担います。 2つ目が、サイバーセキュリティ&デジタルレジリエンス。 サイバー戦略や標準策定、サプライチェーンセキュリティ、セキュリティカルチャー変革、CSIRT支援、重大インシデント対応などを扱います。 3つ目が、ITガバナンス&M&A ITアドバイザリー。 IT・AIガバナンス方針や標準ルールの策定、M&AにおけるITデューデリジェンスやPMI支援、IT構想フェーズのプレイブックやIT組織のコミュニティづくりを担います。 4つ目が、CFOアジェンダ&バックオフィスDX/金融DX。 財務・会計・業務とIT・デジタルをつなぎ、業務高度化やBPR、SSC/BPO設計・定着支援などを進めます。 ISCの特徴は、こうしたテーマを分断せず、“ビジネス×IT×サイバー×ガバナンス”を横断して支援できることです。
総合商社グループだからこそ向き合える“本物の難易度”
──DOLBIX、そして丸紅グループだからこそ取り組める案件には、どのようなものがありますか。
藤田氏 大きな特徴は、総合商社グループの内側に入り込み、意思決定に近い立場で変革を推進できることです。たとえば、CIOやIT部門の視点で3年から5年のITロードマップを描き、基幹刷新や老朽化対応、ITガバナンス整備を推進していく案件があります。 また、総合商社ではM&Aや事業再編も多く、ITデューデリジェンスやPMI、グループガバナンス設計に関われるのも特徴です。ルールを守る側だけでなく、ルールをつくる側、型を設計する側に回れるのは非常に得難い経験だと思います。 出資先企業のIT基盤整備や顧客基盤強化のような案件でも、出資側の経営視点を持ちながら進めることが求められます。経営視点と実行視点の両方を持って仕事ができるのは、DOLBIXならではです。
希少価値の高いキャリアを築ける環境
──ISCで働くことで、どのような成長が得られますか。
藤田氏 ISCで得られる大きな価値は、IT戦略、ITガバナンス、サイバーセキュリティといった領域を横断で経験できることです。大手ファームでは分業されがちな領域を一体で捉え、かつ高難度テーマに当事者として向き合える環境は、決して多くありません。 その結果、「技術だけ」「業務だけ」「セキュリティだけ」にとどまらない、市場で希少なハイブリッド人材を目指せます。AI時代においても本質的な強みになるはずです。 さらにISCでは、プロジェクト支援に加えて、標準アーキテクチャ、プレイブック、教育・コミュニティなど、“組織に残る仕組み”を設計していくことも求められます。自分がつくった型が組織に残る経験は、キャリア上も大きな価値があります。
求めるのは、自身の専門性を核にしながら、より大きな変革に意欲のある人材
──どのようなバックグラウンドの方が、ISCにフィットしやすいでしょうか。
藤田氏 入り口となる経験は幅広いです。 SIer、ERPやIT製品ベンダー、事業会社のIT部門、情報セキュリティ部門、バックオフィスや財務経理部門、コンサルティングファーム出身の方はいずれも親和性があります。 具体的には、IT戦略やシステム導入、PM・PMO、ERP、基幹刷新、クラウド移行、BPR、セキュリティ戦略、ポリシー策定、インシデント対応などの経験をお持ちの方です。官公庁や旧三公社系などの大きな組織で、ルール設計や合意形成を担ってきた方も多く活躍しております。 共通して大事なのは、自分の専門性を核にしながら、隣接領域にも踏み込み、より大きな変革に関わりたいという意志です。
今入る意味は、組織の“勝ち筋”そのものをつくれること
──このタイミングでISCに参画する魅力はどこにありますか。
藤田氏 今のISCは、完成された組織に加わるフェーズではなく、これからサービスの勝ち筋、組織文化、育成の仕組み、コミュニティのあり方をつくっていく段階です。4月時点では30名強の規模からスタートし、1~2年で50~60名規模への拡大を想定しています。 魅力は、単に新しい案件に関われることだけではありません。「どんな組織にするか」「どんな標準や型を残すか」まで、一緒に設計できることです。コンサルティングの仕事に加えて、ナレッジ共有や勉強会、人材育成、コミュニティ形成にも関われるのは、立ち上げフェーズならではの面白さだと思います。

──最後に、ISCに興味を持つ方へのメッセージをお願いします。
藤田氏 IT戦略、ITガバナンス、サイバーセキュリティを横断しながら、市場価値の高いキャリアを築きたい方には、ぜひISCに来ていただきたいです。総合商社グループの“内側”から、意思決定に近い立場で、高難度のテーマに当事者として向き合える環境はそう多くありません。 そのうえで、私自身が大切にしているのは、新しいコンサルティングテーマや役割に挑戦するときのワクワク感です。未知のテーマに向き合い、お客様と一緒に答えをつくっていくプロセスには、この仕事ならではの面白さがあります。せっかく難しい仕事をするなら、苦しいだけではなく、チームで明るく前向きに乗り越えながら成果を出したい。そんな気持ちを持てる方と、一緒にISCをつくっていけたら嬉しいです。
──ありがとうございました。
