総合商社のネットワークや実行力と、コンサルの知識・専門性の両者を活かした「商社型コンサル」で顧客の事業を飛躍させる【DOLBIX ビジネスグロースパートナー本部 富澤氏】
2026年04月20日更新

企業紹介
ドルビックスコンサルティング(以下、DOLBIX)は、2021年1月に事業を開始した、DX、IT及び企業経営に関するコンサルティングを手掛けているプロフェッショナルファームです。 DOLBIXは、総合商社である丸紅グループ内に、DXコンサルティングファームとして生まれました。総合商社には、サプライチェーンの上流から下流まで、多様な事業と多くのステークホルダーがあり、その中には社会基盤に関わるものも多くあります。そうした事業にDXで横串を差し、丸紅グループ全体、ひいては社会全体の革新につなげたい――。その想いで生まれたファームです。 本日は、DOLBIXの組織のうち2026年4月に新設された事業のハンズオンサポートに取り組む本部、ビジネスグロースパートナー(GPD)の富澤氏にお話を伺いました。
インタビュイー経歴
話し手

富澤正人氏
ドルビックスコンサルティング株式会社
執行役員 ビジネスグロースパートナー本部長
外資系コンサルティングファーム、外資系生命保険会社を経て2022年よりDOLBIXに参画。主に通信、自動車、保険業界の事業戦略や新規事業開発、AIを活用した業務変革等に従事。事業会社では経営企画部門にて、全社ターンアラウンドのPMとして、新商品開発、営業チャネルの構築、全社CX改善やAI/RPAを活用した業務改善の推進など、現場に根差した実行支援を得意とする。
目次
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コンサル×商社の両面で事業成長に貢献する「商社型コンサル」
──最初にこれまでのご経歴を聞かせてください
富澤氏 私は2022年にDOLBIXに入社しました。前職は保険業界に10年ほど、さらにその前は大手総合系ファームにいたので、事業会社とコンサル会社の2軸の経歴があります。2026年4月に新設されたビジネスグロースパートナー本部の責任者に就任しました。DOLBIXに入社してからは通信や保険に加えて自動車業界、その他スタートアップ連携や外部パートナーとの協業など、幅広い領域を担当しています。

──コンサルティングファームでのご経験はどれくらいありましたか
富澤氏 外資と国内大手ファーム含めて合計5年になります。うち1社は、営業サイドにおりました。
──本部長に就任されたビジネスグロースパートナー本部(以下、GPD)の概要を伺えればと思います
富澤氏 現在約30人・平均年齢30歳の若手中心の本部になります。通信、自動車、保険業界をターゲットとしており、この3年で年間売上を倍々に急成長・急拡大させることができています。 特徴として、ワンプール制やお客様への伴走支援はもちろん、より密着して現場に深く入り込んでサービス提供することから、クライアントから新たなご要望をいただくことが多く、結果として幅広いテーマのお仕事をさせていただいています。 また、DOLBIXは総合商社である丸紅が作ったファームですが、その中で我々が目指す方向として「商社型コンサル集団」と謳っています。コンサルのスキルセットと商社パーソンのスキルセットを掛け合わせたハイブリッドな人材集団を目指しています。
──クライアントに密着して事業を伸ばしていくという思いを本部名に付けたのですね
富澤氏 そうですね。我々のチームは新規サービスの企画・開発から事業拡大に必要な販売・営業支援など、売上に直結させていく点、クライアントのビジネスをグロースさせる点から、ビジネスグロースパートナーという名称にしました。
──「商社型コンサルタント」というのは、素敵ですね。私たちがDOLBIXを紹介する際にも、丸紅グループの案件に携わる戦略会社と捉える候補者の方はいます。その方向を目指している候補者も最近増えていますね
富澤氏 我々が目指す「商社型コンサル集団」とは、コンサルの知識や専門性を前提としつつ、ネットワークも活用し、あらゆる手段でクライアントのビジネスを最大化できる人と定義しています。コンサルの知性や論理的思考力は強力な武器ですが、それだけでは事業は動きません。我々としては、自前主義(自分たちが専門家になること)での伴走支援にこだわらず、丸紅グループ含むあらゆるネットワークを活用して最適なリソースを組み上げ、泥臭くクライアントの事業成長にコミットする集団を目指しています。
密着型×スコープレスな支援で顧客と共にビジネスを創り上げ拡大していく
──次にDOLBIXに参画された経緯を教えてください
富澤氏 前職は保険会社でしたが、40歳を超えたタイミングで「これから40代をどう過ごすか?やり残したことは何か?」を考え始めました。結果、ゼロイチで会社や組織を作ること、幅広く自分の好きな業界の仕事をしたいと考えていたところ、DOLBIXと出会い、設立直後で優秀なメンバーが集まっており、このメンバーと一緒に仕事をしたいと思って入社しました。
──これまで関わられてきたプロジェクトの概要を教えてください
富澤氏 様々な業界を担当していますが、大半が当初テーマから大きく広がり、その会社の事業成長に繋がることをやらせていただいています。例えば大手の自動車会社様では新しい車の売り方を模索していきたいとご相談いただき、人による対面販売からデジタルでの販売に全面シフトする案件を企画構想から構築まで進めています。また、構築して終わりではなく、お客様の声を基にサービス改善するCXの取り組みにも発展させているほか、全国の販売店様に使っていただく教育支援に加えて、業務効率化に向けたAI活用や改善活動も実施させていただいています。先に述べた密着型の支援により、支援内容を広げていくのが我々のチームの特徴です。
──案件をデリバリーする中でDOLBIXだからこそ出せる価値はありますか
富澤氏 先ほどの案件もそうですが、現場に密着した形で支援していると「ここまで入ってやってくれるのはドルビックスさんだけです」とご評価いただけるのは嬉しいですね。その信頼のお陰で「実はこれも困っている・・」とクライアントから新たなテーマのご相談をいただき支援領域を広げられることが多く、それが我々の価値提供と思っています。
──さっきのお話とセットかもしれませんが、3年間で倍々に事業を成長させたのは、どういう強みによるものでしょうか
富澤氏 主に2つあります。1つは密着型で“深く”ご支援することで、結果的に“幅”を広げられている点と、もう1つはクライアントの課題に“スコープレス”に対応することですね。正直、コンサルである自分たちができることは限られていると思っています。だからこそ、自分たちができないところは丸紅含めた内外のネットワークを活用し、関連する企業・有識者を繋いでいきます。例えば、事業戦略の策定やM&A支援で入ったお客様でも、営業販路を広げたいというご相談も受け、パートナー開拓として丸紅グループ企業を紹介したり、そこから営業先を共同で広げたりなどもしています。一緒にビジネスを創りあげていくスタンスが我々の強みであり、お客様から評価されている点と思います。
──そうしたGPDの領域には、どういうファームが競合しそうでしょうか
富澤氏 もちろんバッティングすることはありますが、我々はクライアントに深く入り込んでご支援するので、企画検討までは複数のコンサルが関わっていたけれど実行支援はDOLBIXで、とご依頼いただくことが多いです。密着型の実行支援では負けない自負があります。
コンサルスキルに加えて事業化視点の実装力といった商社のスキルも身につく
──次に、GPDだから得られるスキルや経験はどのようなものでしょうか
富澤氏 いわゆるコンサルのベーススキル(ソフトスキルから課題整理や解決力)が身につくことに加えて、事業を拡大させる実装力や組織・人を動かすプロデュース力が身につきます。
──コンサルとして構想策定するだけでなく、ビジネス成長に必要なリソースやケイパビリティを見つけてくるということですか
富澤氏 そうですね。若いうちからそうした自社にはないリソースやケイパビリティの探索を習慣化させようと、私のチームでは努力しています。今後AI時代にコンサルタントに求められる役割としては、ただ戦略や企画を描くことではなく、社員代替としてリソースを提供するような伴走支援でもなく、お客様のビジネスそのものを大きくするための対等なディスカッションが出来ること、お客様の発想にないパートナーを見つけてきて、それらを最適に組み上げるオーケストレーション的な役割が重要と思っています。
──入社者がキャッチアップしやすい制度についてもう少しお聞きできますか
富澤氏 案件のアサインについて、基本はワンプール制ですが、メンバーの土地勘がある業界やテーマへのアサインを軸としています。また、マルチアサインも希望に応じて行っています。若手メンバーからは「色々経験したい」という声が多いため、例えば通信業界と自動車業界の案件に同時に関わってもらったり、複数の業界×複数のテーマを同時に担当したりすることで通常よりも数倍のスピードで成長できる環境だと思っています。
熱量高い仲間とクロスインダストリーや事業創造等にチャレンジ
──チームのカルチャーはどのようなものでしょうか
富澤氏 基本的には若手もベテランも熱量が高いメンバーが多いと思います。そのため、役職に関係なくスタッフ層でも自ら新しい案件を取ってきたり、良い意味で自由にお客様にアイデアをぶつけて仕事を取ってきたりしてくれています。また、そうした動きをチーム内で情報発信して切磋琢磨する風土にも繋がっています。
──GPDの展望や目指しているものはありますか
富澤氏 現在、ターゲットとしているインダストリーは深耕できてきているので、次は通信×自動車や自動車×損害保険など、クロスインダストリー的な案件をやっていけたらと考えています。同じチームの中で複数のインダストリーの知見があり、両方のインダストリーの課題解決ができる組織はなかなかないと思っています。 また、最近はAIスタートアップとの関係も増えています。ただ、協業するだけではなく新たなプラットフォームや事業を創り出していく議論もしています。今後はコンサルの仕事も変わっていく必要があり、単なるアドバイザーに留まらず、我々自身がクライアントとリスクを共有し、新たなビジネスやJV(ジョイントベンチャー)を創り出すような動きにもチャレンジしていきたいですね。
──AIスタートアップとの協業のトピックはありますか
富澤氏 最近は、国内だけではなく海外(シンガポール、インド、中国)のスタートアップとの協業が増えています。海外のスタートアップは日本よりも資金調達額がかなり大きいため、R&D含めた技術力が高く、AIエージェントを軸としたソリューションの質が非常に高いのが特徴です。彼らの事業開拓をご支援したり、SIerやシナジーを生み出せそうな企業を繋げたりしています。我々がハブとしてAIスタートアップの事業を拡大するようなビジネススキームを確立していきたいと思っています。
──そのようなチームでこういう方と働きたい、こういう方が活躍しているという話をお聞かせください
富澤氏 我々の本部では、スキルセット以上にマインド面を重視しています。特定業種・特定テーマに限らず多様なコンサル案件をやりたい、ネットワークを広げていきたい、ご自身のマーケットバリューを高めたい、といった情熱のある方ですね。また、「商社型コンサル」に共感し、新たなコンサル像にチャレンジしていきたい方に是非来ていただきたいですね。
──新しく部門ができたこのタイミングで入社する魅力も教えてください
富澤氏 新しい組織の創業メンバーになれる面白さですね。役職に関係なく全員で組織を創り上げていく活動に取り組んでいます。具体的には、新規案件創出や社外交流を積極的に行うセールス&ネットワーキングチームや本部の新たな仲間の採用を推進する採用チーム、社内外にGPDの魅力を発信するブランディングチームなど6つのチームを作り、やりたいテーマに手を挙げてもらっています。
──最後に候補者の方へのメッセージをお願いします
富澤氏 現在、高い成長を続けている本部なので、「色々なコンサル案件をやりたい」「自分も組織も成長させたい」「実際にビジネスを動かす手触り感が欲しい方」には、最高の環境を提供できます。
──ありがとうございました

