コンサル業界の「ワンプール制」とは?メリット・デメリットとアサインの仕組みを徹底解説
2026年08月26日更新
コンサル業界について調べる中で、「ワンプール制とは何か」「部門別組織とは何が異なるのか」と疑問に感じる人は少なくありません。株式会社ベイカレント・コンサルティングをはじめとした一部コンサルファームで採用されているワンプール制は、働き方やキャリア形成に大きく影響するため、制度の実態を正しく理解しておく必要があります。
結論として、ワンプール制はすべての人に向く制度ではありませんが、組織の特性や自身の志向と合致すれば、幅広い経験を積みやすい環境です。
本記事では、ワンプール制の仕組みから、メリット・デメリット、部門別組織との違い、採用している代表的なコンサルファームの事例までを体系的に解説します。
あわせて、ワンプール制のファームがどのような人に向いているのか、転職やキャリア形成の観点で押さえておくべきポイントについても整理しますので、ぜひ参考にしてください。
著者

山口 翔平
Yamaguchi Shohei
株式会社MyVision代表取締役
早稲田大学を卒業後、JTB、オリックス生命を経てコンサルティング転職に特化した人材紹介会社へ入社。 長年のエージェント経験を基に、より多くの求職者様に対して質の高い転職支援サービスを提供するため、株式会社MyVisionを設立。
プロフィール詳細を見る
監修者

大河内 瞳子
Okochi Toko
株式会社MyVision執行役員
名古屋大学卒業後、トヨタ自動車での海外事業部、ファーストリテイリング/EYでのHRBP経験を経てMyVisionに参画。HRBPとして習得した組織設計、採用、評価などの豊富な人事領域経験を生かした支援に強みを持つ。
プロフィール詳細を見る
目次
株式会社ベイカレントのセミナー・特別選考会情報
受付中
セミナー
2026年10月29日(木) 会社説明会
応募期限
2026年10月26日(月) 16:00
スケジュール
2026年10月29日(木) 19:30~20:30
View More
受付中
セミナー
2026年10月27日(火) 会社説明会
応募期限
2026年10月22日(木) 16:00
スケジュール
2026年10月27日(火) 19:30~20:30
View More
受付中
セミナー
2026年10月22日(木) 会社説明会
応募期限
2026年10月19日(月) 16:00
スケジュール
2026年10月22日(木) 19:30~20:30
View More
受付中
セミナー
2026年10月20日(火) 会社説明会
応募期限
2026年10月15日(木) 16:00
スケジュール
2026年10月20日(火) 19:30~20:30
View More
受付中
セミナー
2026年10月14日(水) 会社説明会
応募期限
2026年10月8日(木) 16:00
スケジュール
2026年10月14日(水) 19:30~20:30
View More
コンサル業界の「ワンプール制」とは?
はじめに、コンサル業界における「ワンプール制」がどのような組織体制なのかを整理します。あわせて、人材の管理方法やアサインの考え方、従来の部門別組織との違いを明確にします。
ワンプール制の基本構造を理解することで、制度の特徴を具体的に捉えられるようになります。
専門部署に所属せず、全人材を「プール」で管理する組織体制
ワンプール制とは、コンサルタントを業界別や機能別の専門部署にわけず、全員をひとつの人材グループ(プール)として管理する組織体制です。
一般的な会社では、入社時や一定期間後に「この部署に所属する」「この分野を担当する」といった形で配置が決まりますが、ワンプール制ではその前提が置かれません。所属上は全員が同じ立場にあり、特定の部門名や担当領域を持たない状態が基本です。
人材をまとめて管理することで、組織としては個人を固定的に扱わず、必要に応じて柔軟に動かせる状態を保つことができます。
ワンプール制のアサインの仕組みと流れ
ワンプール制におけるアサインは、特定の部署に縛られず、組織側が「プロジェクトごとに最適な人材を配置する」形で決定されます。そのため、特定の領域への固定配属という概念が存在しません。
具体的な仕組みとしては、プロジェクトが立ち上がるたびに会社側が人材プールの中からメンバーを選抜する形です。アサインの決定権は組織側にあり、本人の希望だけでなく主に以下のような要素を総合的に判断して決められます。
- プロジェクトの内容と難易度
- 求められるスキルセット
- コンサルタントの稼働状況
プロジェクト終了後は再びプールに戻り、次のアサインが決まるサイクルを繰り返します。
あくまで組織全体の最適配置が優先されるため、同じクライアントやテーマを長期的に担当し続けるとは限らない点が特徴です。
従来の部門別組織との違い
従来の部門別組織では業界別や機能別に部署が設けられ、特定分野に紐づいた形でプロジェクトの割り振りや評価がおこなわれます。そのため、コンサルタントは同じ業界やテーマの案件を継続的に担当するケースが一般的です。
一方で、ワンプール制では「部署」という区切りがなく、組織全体をひとつの単位として人材を配置します。その結果、案件ごとに担当テーマが変わりやすく、経験が特定分野に固定されにくい点が部門別組織との大きな違いです。
ワンプール制のメリット
次に、ワンプール制の組織体制によって生じやすい代表的なメリットを整理します。人材の配置方法やアサインの考え方が異なることで、どのような経験や環境が生まれるのかを、具体的な観点から確認してください。
多様な業界・テーマのプロジェクトを経験できる
ワンプール制では、特定の業界や機能に固定されないため、異なる分野のプロジェクトにかかわる機会が生じやすくなります。
部門別組織では同じ業界やテーマの案件を継続的に担当するケースが多い一方、ワンプール制では案件ごとに担当が決まるため、前回とは異なる分野のプロジェクトにアサインされることも珍しくありません。
そのため、戦略立案、業務改革、新規事業検討など、テーマの幅も広がりやすい傾向があります。
特定領域に限定されることなく、若手のうちから複数の業界やビジネス課題に触れられる点は、ワンプール制ならではのメリットといえるでしょう。
若いうちから幅広いスキルと人脈を構築できる
ワンプール制では、プロジェクトごとに一緒に働くメンバーや上司が変わるため、実務スキルと社内人脈の両方を広げやすい点もメリットです。
案件ごとに異なる上司の進め方や考え方に触れることで、分析手法やコミュニケーションなどのスキルを多角的に吸収できます。また、特定部署に限定されず多様な人材とかかわれるため、社内での接点が増え、人間関係が固定化されにくいのも特徴です。
特定の流儀や狭い人間関係にとらわれず、フラットに経験値を積み上げられる環境といえるでしょう。
ワンプール制のデメリット
次に、ワンプール制の組織体制において指摘されやすいデメリットを整理します。メリットと表裏一体の関係にある点を中心に、制度上どのような課題が生じやすいのかを確認しましょう。
特定の専門性を深めにくい可能性がある
ワンプール制では、案件ごとにアサインが決まるため、同一分野のプロジェクトを継続して担当できるとは限りません。
部門別組織のように特定の業界や機能に長期間かかわる前提がないため、意識しないまま働くと、経験が分散しやすいです。その結果、ひとつの専門領域について体系的に知識や実績を積み上げるペースが遅くなる場合があります。
この特性から、ワンプール制では「自然に専門性が定まる」というよりも、個人が主体的に分野を意識しなければ専門性が見えにくくなる傾向があります。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部では、「ワンプール制だから専門性が身につかない」という理由だけでワンプール制ファームを選択肢から外すことは推奨しません。確かにワンプール制では案件が分散しやすい構造ですが、自ら志向する分野を明確にし、アサイン希望を積極的に伝えることで特定領域の経験を積み上げることは十分に可能です。
実際に、ワンプール制のファームで特定業界のエキスパートとして評価されるコンサルタントも数多く存在します。重要なのは制度の有無ではなく「自分のキャリアを主体的に設計できるか」という姿勢です。
アサインが「運」に左右される側面がある
ワンプール制のアサインは、案件内容やタイミング、人材の空き状況など、複数の要素をもとに決まります。
そのため、本人の希望や過去の経験だけでなく、組織全体の都合が強く反映される場面もあります。結果として、希望していないテーマの案件に続けて入ることや、逆に関心のある分野にすぐにはかかわれないケースも生じます。
このように、アサインの決定には一定の偶然性が含まれるため、経験の積み方を自分で完全にコントロールしにくい点が「アサインが運に左右される」といわれる理由のひとつです。
上司(評価者)が固定されにくくキャリアパスを描きにくい
ワンプール制では、プロジェクトごとに上司や評価者が変わることが一般的なため、評価や育成の一貫性を保ちにくい点がデメリットです。特定の部署に所属しないため、長期的に同じ上司のもとで評価や育成を受ける形になりにくくなります。
案件ごとに評価基準や期待される役割が異なる場合もあり、成果や強みが分散して見えやすい傾向です。その結果、自身の強みや課題が見えにくく感じる人もいます。
このような環境では、自然な流れでキャリア像の方向性が定まりにくく、将来像をひとつの線として描くには、個人側の意識的な整理が求められる点に注意が必要です。
【比較】ワンプール制 vs 部門別組織体制
ワンプール制と部門別組織体制は、どちらが優れているといったものではなく、人材の活用方法やキャリア形成の考え方が異なる組織設計です。
両者の違いは専門性の深め方やアサインのされ方など、キャリア形成のプロセスに表れます。
自身の志向やキャリア観と合致しているかを確認するため、表で比較していきましょう。
| ワンプール制 | 部門別組織体制 | |
|---|---|---|
| 専門性の深めやすさ | 分野は固定されず、案件ごとに経験が分散しやすい | 特定分野に継続してかかわりやすい |
| 経験の幅広さ | 複数業界・テーマに触れる機会が多い | 経験領域は限定されやすい |
| アサインの柔軟性 | 組織全体で柔軟に調整される | 所属部署内で決まることが多い |
| 人材育成の仕組み | プロジェクト単位で分散的 | 部署単位で継続的 |
専門性の深めやすさ
専門性の深めやすさでは、部門別組織体制に分があります。部門別組織体制では、業界別や機能別に部署が分かれており、同じ分野のプロジェクトを継続して担当するのが一般的です。
そのため、日々の業務を通じて特定領域の知識や経験が積み重なりやすく、結果として専門性が比較的分かりやすい形で形成されます。上司や周囲のメンバーも同分野の人材で構成されるため、業務外の会話を通じても専門知識に触れる機会が多くなる傾向です。
一方、ワンプール制では特定分野への固定配置が前提とされていないため、同じ領域の案件を連続して担当できるとは限りません。意識的に分野を選ばなければ、専門性は自然には定まりにくい構造です。
経験の幅広さ
経験の幅広さという観点では、短期間で意図せずとも多種多様な業界・テーマに触れられるワンプール制に分があります。
ワンプール制では、案件ごとにアサインが決まるため、本人が意識せずとも、前回とは異なる業界やテーマのプロジェクトを担当する機会が頻繁に訪れます。結果として、短期間で経験領域が広がりやすいのが特徴です。
対して、部門別組織体制では所属部署の領域に沿った案件を中心に担当するため、業務内容は一定の範囲に収まる傾向があります。
同一分野を深く掘り下げる経験は得やすいものの、異なる業界にかかわるには、部署異動などの組織的な手続きが必要になるケースが一般的です。
アサインの柔軟性
組織としてのアサインの柔軟性は、組織間に壁がないワンプール制が優れています。
ワンプール制では、組織全体をひとつの単位として人材を管理しているため、部署の垣根に縛られず案件内容や状況に応じた配置がおこなわれやすいからです。
一方、部門別組織体制では、アサインは所属部署の中でおこなわれることが多いです。部署内での調整はスムーズですが、部署をまたいだ配置変更には承認や調整が必要になることが多く、急な変更には対応しにくい側面があるといえるでしょう。
人材育成の仕組み
長期的な視点での育成のしやすさについては、上司が固定される部門別組織体制のほうが仕組み化されています。部門別組織体制では、部署ごとに育成方針や評価基準が定められ、上司が中長期的に部下を育成する形が一般的です。
そのため、期待される役割や成長段階が明確で、キャリアの流れも把握しやすくなります。
ワンプール制では、育成や評価がプロジェクト単位でおこなわれるため、かかわる上司や指導内容が案件ごとに変わる点が特徴です。多くのやり方や考え方を吸収できるものの、育成方針や業務フローに一貫性が出にくく、戸惑いを感じやすいといえます。
ワンプール制を採用している代表的なコンサルファーム
ワンプール制は、すべてのコンサルファームで一律に採用されている制度ではありません。
提供するサービスの内容や案件の性質、求められるスキルセットによって、制度との相性には違いがあります。とくに、扱うテーマの抽象度や業界横断性が高いファームほど、ワンプール制を前提とした組織設計が採用されやすい傾向です。
ここでは、どのようなタイプのコンサルファームでワンプール制が取り入れられているのかを整理し、制度が機能しやすい場所を確認します。
(本記事は、執筆時点の調査結果をまとめたものです。最新情報と異なる可能性があるため、詳しい情報は各公式サイトをご確認ください。)
戦略系コンサルティングファーム
戦略系コンサルティングファームでは、ワンプール制を採用しているケースが比較的多く見られます。戦略テーマを横断的に扱う特性上、コンサルタントを特定の業界や機能に固定しない組織設計と相性が良いためです。
ワンプール制を取り入れている代表的な戦略系コンサルティングファームには、以下が挙げられます。
戦略系ファームが扱う案件は、新規事業立案や全社戦略の策定など、特定の業界知識よりも、課題設定力や論点整理力、構造的な思考力が重視されるものが中心です。
そのため、コンサルタントを業界別に固定配置する必然性が低く、案件内容に応じて柔軟に人材を割り当てる方法が合理的とされています。
また、短期間でテーマが切り替わるプロジェクトが多く、複数分野を横断する働き方が前提になっている点も、ワンプール制と整合しやすい部分です。
戦略コンサルタントの求人情報
【東京/大阪】コンサルタント(自動車・製造業向け立ち上げ中核人材)
想定年収
1,130~3,300万円
勤務地
東京都(千代田区紀尾井町)
業務内容
製造業様向け戦略・業務改革領域プロジェクトの推進者、最終責任者として、チームを率いてリーディングして頂きます。 【主な担当業務】 ・事業・技術戦略の分析・提案 ・製品開発プロセス・組織体制の調査・アセスメント・課題抽出・ToBe像提示・改革伴奏支援 ・AI含むデジタル活用方針・あるべき姿の策定ToBe 業務設計、実行計画策定 ●プロジェクト事例 ・大手自動車メーカー:SDV時代を見据えた車両開発戦略・開発プロセス/組織体制の再設計 ・大手機械メーカー:MBD・MBSEを活用した開発プロセス高度化構想の策定・改革推進 ・大手自動車部品メーカー:事業競争力・収益性向上に向けた製品企画~設計開発プロセス改革 ・大手機械メーカー:デジタルツインを活用した製品開発・設計/製造連携の高度化構想策定 ・大手機械メーカー:品質不具合データの分析高度化および設計・品質保証プロセス改革 ・大手重工業メーカー:保有技術・顧客課題を起点とした新規事業/ソリューション戦略策定 ・大手製造業:生成AIを活用した設計・開発業務の高度化構想、業務改革および導入・定着支援 ・大手製造業:AI・デジタル技術活用に向けた技術戦略、開発プロセス・組織変革 ・大手製造業:カーボンニュートラル対応に向けた技術・事業戦略策定および実行ロードマップ策定 ●従事すべき業務の変更の範囲 ・雇入れ直後:配属先に関する業務一般 ・変更の範囲:会社が定める業務
View More
事業企画・経営企画マネージャー候補【B13】
想定年収
700~1,000万円
勤務地
東京都(新宿区)
業務内容
●コアミッション forestグループ企業を管掌する ブランドマネジメント事業部の参謀(執行役員の右腕) として、担当ブランド・子会社の業務改善・アライアンス開拓をプロジェクト単位で推進していただきます。経験年数よりも、答えのない課題に向き合うスタンスとプロジェクトを前に進める力を重視するポジションです。 ●具体的な業務内容 最初から全てを担っていただくことは想定していません。 得意な領域・できる領域から着手し、グループ会社を統括する執行役員の伴走を受けながら徐々に担当プロジェクトを広げていただくイメージです。 ・業務効率化・フロー改善プロジェクト: 現業務の見える化、業務効率化案の策定・実装(生成AI活用含む)、組織・役割分担の設計、マネジメントへの改善提案 ・生産・発注計画改善プロジェクト: 現業務・フローの見える化、要件整理、AIを含むツールの導入検討・実装、WBS設計・進捗管理、会議ファシリテーション ・新規設備投資プロジェクト: 業者選定、採算性検証、WBS設計・進捗管理、会議ファシリテーション ・新規倉庫建設プロジェクト: 建設会社・金融機関等のステークホルダーとの折衝、WBS設計・進捗管理、会議ファシリテーション ・新規サプライヤー・アライアンス開拓プロジェクト: 要件整理、対象先の選定・折衝、社内外の専門家のアサイン・連携 ・M&Aに伴うPMI推進: 買収後の統合プロセスにおける事業面でのプロジェクトマネジメント ●配属部門とチーム体制 【ブランドマネジメント事業部とは】 forestグループの事業の中核をなす自社ブランド事業と、M&Aで迎えたグループ子会社群の経営を一体で管掌する事業部門です。商品企画・生産・販売といったブランド運営の全工程から、各子会社の経営管理・業績責任までを担っており、グループの売上と利益を直接つくる部門です。「日本のモノづくりを世界に広める」というforestのビジョンを、実際の事業として形にしている部門と言えます。 【本ポジションの立ち位置】 この事業部を統括する執行役員の直下に、参謀役として新設するポジションです。事業部が抱える複数ブランド・複数子会社の課題を横断的に見て、企画から実行までを担っていただきます。現在この機能は事業部を統括する執行役員自身が兼務しており、事業拡大に伴って専任のポジションとして切り出すことになりました。部門の意思決定の中枢に、立ち上げから関われるポジションです。 ●入社後のキャリアパス ・1年目:得意領域のプロジェクトを執行役員の伴走のもとで完遂し、担当ブランド・子会社の業務と数字を理解する ・2〜3年目:複数プロジェクトを同時並行でリード。組織・投資・アライアンスの意思決定に企画側から関与する ・その先:担当ブランド・子会社の事業責任者(ブランド責任者・子会社経営)、または事業部の経営企画機能の責任者へ ※forestでは 20代での部長職・執行役員職への就任事例 があります。年次ではなく成果と発揮能力で登用します。
View More
【Uvance Wayfinders】ホテル・観光産業 シニア コンサルタント
想定年収
960万円~
勤務地
東京都(千代田区)
業務内容
●組織としてのミッション 富士通 Uvance Wayfinders のマネジメントは、グローバルコンサルティング部門のリーダーとして、クライアントの持続可能な成長と社会課題解決を推進し、事業拡大に貢献する重要な役割を担います。 富士通の技術、経験、そしてグローバルネットワークを最大限に活用し、クライアントの戦略的変革を支援することで、Uvance Wayfindersの事業の新たな成長機会を創出し、競争優位性を確立するとともに、ブランド価値の向上に繋げることをミッションにしています。 ●募集範囲と具体的業務内容 Uvance Wayfinders内において、「ホテル・観光産業」を担当するチームに所属していただきます。 チームとしてのミッションは大きく2つあり、「業界向け次世代ITソリューションの開発」と「ホテル・観光産業向けコンサルティング」です。 ● 業界向け次世代ITソリューション開発 富士通の知的財産やAIなどの先端技術を活用して、業界向けのAI時代ソリューションを富士通社内の他の組織・チームと連携して開発するプロジェクトを進めます。 まずは日本のホテル業界向けのソリューションを開発します。 その先にはソリューションの海外展開(北米、中国、欧州、アジア)を想定しています。 また、ホテル業界向けソリューションを拡張させ、旅行業や、類似する部分がある航空業などの他産業にも横展開します。 ● ホテル・観光産業向けコンサルティング ・事業参入支援(事業ドメイン決定、参入戦略策定、パートナー企業選定、など) ・AI時代の経営戦略策定・実行支援 ・ホテル不動産価値向上支援(パフォーマンス診断、CAPEX方針策定支援、オペレーター選定、など) ・DX支援 ● 業務内容の変更の範囲 当社の定める業務の範囲内 個人に期待する役割やミッション ● ソリューション開発 ・どのようにAIを活用して、日々のオペレーションを革新するかの業務設計。 ・様々なユースケースのシナリオ策定。 ・その他、自身の経験・知見を最大限貢献する。 ● コンサルティングプロジェクト ・コンサルタントとしてプロジェクトに参画し、データ分析、資料作成、調査などを通じてプロジェクト推進を支援する。 ・チームメンバーやクライアントとのコミュニケーションを通じて、課題解決や価値提供に貢献する。 ・プロジェクトで得られた知見や学びを整理し、組織や会社内で共有する。 ● 成長・チームへの貢献 ・Uvance Wayfindersのビジョンや価値観を理解し、日々の業務を通じて体現する。 ・新しいことに挑戦する姿勢を持ち、自ら学び続けながら成長を目指す。 ・多様なバックグラウンドを持つメンバーと協働し、チームワークを大切にしながら業務に取り組む。 ・将来的にはプロジェクトや組織をリードできるコンサルタントを目指し、専門性とビジネススキルを磨く。
View More
【Uvance Wayfinders】ホテル・観光産業 シニアマネージャー
想定年収
1,360万円~
勤務地
Fujitsu Marunouchi Office(東京都千代田区丸の内)
業務内容
●組織としてのミッション 富士通 Uvance Wayfinders のマネジメントは、グローバルコンサルティング部門のリーダーとして、クライアントの持続可能な成長と社会課題解決を推進し、事業拡大に貢献する重要な役割を担います。 富士通の技術、経験、そしてグローバルネットワークを最大限に活用し、クライアントの戦略的変革を支援することで、Uvance Wayfindersの事業の新たな成長機会を創出し、競争優位性を確立するとともに、ブランド価値の向上に繋げることをミッションにしています。 ●募集範囲と具体的業務内容 Uvance Wayfinders内において、「ホテル・観光産業」を担当するチームに所属していただきます。 チームとしてのミッションは大きく2つあり、「業界向け次世代ITソリューションの開発」と「ホテル・観光産業向けコンサルティング」です。 ● 業界向け次世代ITソリューション開発 富士通の知的財産やAIなどの先端技術を活用して、業界向けのAI時代ソリューションを富士通社内の他の組織・チームと連携して開発するプロジェクトを進めます。 まずは日本のホテル業界向けのソリューションを開発します。 その先にはソリューションの海外展開(北米、中国、欧州、アジア)を想定しています。 また、ホテル業界向けソリューションを拡張させ、旅行業や、類似する部分がある航空業などの他産業にも横展開します。 ● ホテル・観光産業向けコンサルティング ・事業参入支援(事業ドメイン決定、参入戦略策定、パートナー企業選定、など) ・AI時代の経営戦略策定・実行支援 ・ホテル不動産価値向上支援(パフォーマンス診断、CAPEX方針策定支援、オペレーター選定、など) ・DX支援 ● 業務内容の変更の範囲 当社の定める業務の範囲内 個人に期待する役割やミッション ● ソリューション開発 ・社内各組織/チームとの連携をリードする。 ・PoC含むソリューションのお客様へのセールスに同行し、ソリューション開発更新に向けてフィードバックを得る。 ・その他、自身の経験・知見を最大限貢献する。 ● コンサルティングプロジェクト ・プロジェクトリーダーとしてチームメンバーマネジメントやクライアント対応を行い、デリバリーを完遂する。 ・クライアントから頼られる存在というプレゼンスを確立する。 ● 成長・チームへの貢献 ・Uvance Wayfindersのビジョンや価値観を理解し、日々の業務を通じて体現する。 ・新しいことに挑戦する姿勢を持ち、自ら学び続けながら成長を目指す。 ・多様なバックグラウンドを持つメンバーと協働し、チームワークを大切にしながら業務に取り組む。
View More
戦略コンサルタント|コンサルタント~アソシエイトマネージャー
想定年収
-
勤務地
東京都(千代田区麹町)
業務内容
●業務内容 全社・事業戦略、成長戦略、中期経営計画、新市場参入、M&A・アライアンス、業務改革(BPR)、調達改革、収益改善などのテーマに取り組みます。 担当領域において、以下の業務をお任せします。 ・市場・競争構造、顧客ニーズ、事業・財務データの分析と、成長機会・経営課題の特定 ・業務プロセスや調達構造の分析、改善余地の特定と改革施策の検討 ・論点・仮説の整理、戦略の選択肢の比較、事業性・実現可能性の検証 ・クライアントの意思決定に向けた提案の作成と議論 ・施策・実行計画・成果指標の具体化、施策の推進と効果の検証 ・AI・テクノロジーを活用した施策の検討・実装に向けた、各領域の専門家との協働 ●職位別の期待役割 【コンサルタント】 ・担当領域の論点を分解し、調査・分析から示唆の抽出、推奨案の提示までを自律的に進める ・結論と根拠をクライアントやチームに説明し、必要な確認・調整を行う ・担当する施策の実行と成果の確認まで取り組む 【シニアコンサルタント】 ・担当領域の論点設計、分析・成果物の品質、施策の推進に責任を持つ ・クライアントの実務責任者との議論を主導し、意思決定と実行を前に進める ・担当領域のチームをリードし、成果物のレビューやメンバーへの指導を通じて、プロジェクト全体の成果を高める 【アソシエイトマネージャー】 ・プロジェクト内の担当領域、または小規模プロジェクト全体の成果に責任を持ち、論点設計から施策の実行・定着までを主導する ・クライアントの管理職との議論・合意形成を主導し、意思決定と実行を前に進める ・複数メンバーの役割分担と育成、進捗・品質・工数・リスクの管理を通じて、チームの成果とメンバーの成長を両立する
View More
総合系・その他ファーム(一部導入・併用ケース)
総合系コンサルティングファームやその他のファームでは、ワンプール制を全面的に採用するのではなく、部門別組織と併用する形で導入されるケースも少なくありません。
具体的には、以下のようなコンサルティングファームで、領域やフェーズに応じてワンプール制が併用されています。
総合系ファームでは、戦略、IT、業務改革など幅広いサービスラインを持つため、領域によって求められる専門性の度合いが異なります。
その結果、専門性が強く求められる分野では部門別組織を維持しつつ、入社して間もない時期や横断テーマを扱う領域ではワンプール制を取り入れるといった設計が選ばれることが多いです。
このように、ファームの特性に応じて制度を使い分ける形が取られています。
総合コンサルタントの求人情報
コンサルタント職
想定年収
500~1,100万円
勤務地
東京都(中央区)
業務内容
◆経営戦略、事業戦略の策定 ◆既存事業の再生・再設計に関する戦略立案・実行支援 ◆新規事業の構想、立案、ロードマップ策定支援 ◆海外進出に向けた戦略設計および実行支援 ◆企業の DX 推進における戦略設計・テクノロジー導入支援 ◆クライアントの MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の再定義および整理 ◆各種戦略の現場実行支援(常駐型支援含む) ◆上記プロジェクトに関する提案書の企画・作成・プレゼンテーション業務 典型的なプロジェクトでは、まず外部環境・競合・自社のポジションを分析し、中⾧期の成⾧シナリオを描きます。 その上で、重点施策の整理、事業ポートフォリオの見直し、投資領域の選定などを行い、KPI 設計やマネジメントプロセスの構築までを支援。単に「戦略を作って終わり」ではなく、実行フェーズでの推進・モニタリング支援まで行う点が特徴です。 代表自身が戦略コンサルティングファームの経験のみならず、事業会社の戦略立案から実行までを一気通貫した実績を持ち、新規事業においても大手メーカー発の医療系スタートアップや、損害保険会社のネットオークション事業立ち上げなど、数々の実績を持っています。 成功だけでなく失敗も経験しているため、机上の空論に終わらないコンサルティングを実践的に学べる環境があります。 ●チーム/組織構成 30 代中心の少数精鋭組織 日々の業務では、経営陣や事業部⾧とのミーティング、論点整理・仮説構築、資料作成、ディスカッション、ファシリテーションなどを行います。 早期から経営者をはじめとするクライアントのキーパーソンと直接コミュニケーションを取る機会が多く、自分のアウトプットがそのまま経営判断に反映される緊張感と責任の大きさを味わえます。
View More
【岡山】サポートスタッフ
想定年収
300~500万円
勤務地
岡山駅周辺
業務内容
2027年1月に開設予定の岡山支店にて、拠点長およびコンサルタントの業務サポートを中心に、支店運営に関わる事務業務を担当いただきます。 当社では、地域企業に対して、事業承継、事業再生、経営コンサルティングなどの支援を行っています。 本ポジションには、コンサルタントが顧客対応や案件推進に専念できるよう、各種資料の作成、スケジュール調整、情報整理などを、正確かつスピーディーに進めていただくことを期待しています。 岡山支店における最初のサポートスタッフとして、拠点長と相談しながら業務の進め方を整え、円滑な支店運営を支えていただくポジションです。 大阪支社や広島支店のサポートスタッフとも連携し、既存拠点の進め方を参考にしながら業務を行っていただきます。 <具体的な業務> ・コンサルタント・拠点長の業務サポート ・拠点長のスケジュール管理および日程調整 ・顧客訪問や社内会議の日程調整 ・顧客訪問、打ち合わせ、会議に必要な資料の準備 ・Word、Excel、PowerPointを使用した資料作成および修正 ・提案書、見積書、企画書等の作成補助 ・データ入力、集計および情報整理 ・資料のコピー、ファイリング、文書管理 ・郵便物、お礼状、電報等の作成および手配 <支店運営に関する総務・庶務> ・電話、来客、業者対応 ・郵便物の作成、発送および到着確認 ・備品の在庫管理、発注および納品対応 ・会議準備 ・契約書、請求書、伝票等の事務処理 ・IT機器の不具合発生時における社内担当部署への連絡および作業補助 ・その他、岡山支店の運営に必要な事務・庶務業務 変更の範囲:会社の定める業務 <関西エリアについて> ・関西エリアは大阪・京都・広島の3拠点で構成されており、九州を除く西日本をカバーしています。 ・明るく、活気あふれており、些細なことでも相談しやすい環境です。 ・エリア全体で100名が所属し、平均年齢37歳。 ・さまざまなバックボーンがある方ばかりですので、自由な社風です。 (内訳) 税務系コンサルタント 20名 会計系コンサルタント 20名 その他専門コンサルタント(人事・システム・M&A・国際)25名 サポートスタッフ 25名
View More
【年収100万円up確約】【グローバル】コンサルタント職(日英バイリンガル)
想定年収
500~3,000万円
勤務地
東京都(港区)
業務内容
SIを目的とした業務支援ではなく、経営とITの流れを作り戦略実現のためIT化をシームレスにご支援します。 従来型の各業界におけるシステム導入支援やシステム統合プロジェクトリード等に加え、 近年はよりAI、サイバーセキュリティ等、今後世の中で必要とされる最新技術を用いた案件が増加中。 また、ソリューションカット、インダストリーカットがなく、グローバル案件を含め、全業界の案件に携われるチャンスが豊富です。 ●プロジェクト例 ・大手製造業向け、中期経営計画に紐づくアイディエーション支援 ・大手製造業向け、IoTを活用した工場の完全自動化支援 ・大手金融業向け、AMLシステムのグローバル展開支援 ・某国政府向け、ICTを活用した社会保障システム構想~導入支援
View More
●新規立ち上げ●業界コンサルタント【通信・ハイテク領域】(Industry Focus Unit)
想定年収
1,000~2,500万円
勤務地
東京都(渋谷区)
業務内容
●新規立ち上げチームの責任者・立ち上げメンバー募集! 業界特化のデリバリーチームの新設に伴い、専門性を武器に現場を牽引する立ち上げメンバー・責任者を募集します。 組織の成長に合わせて、早期にチームリード・パートナーといった経営領域を目指せる絶好の機会です。 ●仕事内容 当社ではコンサルティング事業の成長を加速させていくため、従来のコンサルティング組織のほかに、業界に特化した組織である「インダストリーフォーカスユニット」を新たに立ち上げております。 通信・ハイテク領域の深い知見と幅広いコンサルティング経験を駆使し、新規事業創出やDX/AI、M&Aといった当社が得意とするプロジェクトを獲得し、ソリューションを一歩踏み込んだ形で提供していただくポジションです。 ●当ポジションについて 深いインダストリー知見と多様な課題解決実績を持つコンサルタントで構成された専門チームにて、各業界を牽引するトップ企業との関係・取引強化に取り組んでいただきます。 当チームは2023年11月に発足し、クライアントの経営課題解決を通じて業界の革新と成長を牽引することを目指しています。 社内においても、コンサルティング部門全体のセールスおよびデリバリーに大きく貢献している注力部門です。 現在は組織の成長段階にあるため、チームの方向性決定や組織づくりにも自身の意見を反映しやすく、裁量をもって活躍いただける環境です。 高度な専門知識を活かしたプロジェクトデリバリーの主導にとどまらず、案件の継続・拡大や組織の成長を牽引するコアメンバーとしての活躍を期待しています。 ●具体業務例 ・コンサルティング案件のセールス活動、および専門知見を活かしたデリバリー ・業界特化型のコンサルティングナレッジ・ソリューションの研究開発、および社外発信活動 ・業界チームの組織拡大に向けた戦略・計画立案、及び組織運営
View More
●新規立ち上げ●業界コンサルタント【コンシューマー領域(消費財・小売・不動産)】(Industry Focus Unit)
想定年収
1,000~2,000万円
勤務地
東京都(渋谷区)
業務内容
●新規立ち上げチームの責任者・立ち上げメンバー募集! 業界特化のデリバリーチームの新設に伴い、専門性を武器に現場を牽引する立ち上げメンバー・責任者を募集します。 組織の成長に合わせて、早期にチームリード・パートナーといった経営領域を目指せる絶好の機会です。 ●仕事内容 当社ではコンサルティング事業の成長を加速させていくため、従来のコンサルティング組織のほかに、業界に特化した組織である「インダストリーフォーカスユニット」を新たに立ち上げております。 コンシューマー(消費財・小売・不動産)の深い知見と幅広いコンサルティング経験を駆使し、新規事業創出やDX/AI、M&Aといった当社が得意とするプロジェクトを獲得し、ソリューションを一歩踏み込んだ形で提供していただくポジションです。 ●当ポジションについて 深いインダストリー知見と多様な課題解決実績を持つコンサルタントで構成された専門チームにて、各業界を牽引するトップ企業との関係・取引強化に取り組んでいただきます。 当チームは2023年11月に発足し、クライアントの経営課題解決を通じて業界の革新と成長を牽引することを目指しています。 社内においても、コンサルティング部門全体のセールスおよびデリバリーに大きく貢献している注力部門です。 現在は組織の成長段階にあるため、チームの方向性決定や組織づくりにも自身の意見を反映しやすく、裁量をもって活躍いただける環境です。 高度な専門知識を活かしたプロジェクトデリバリーの主導にとどまらず、案件の継続・拡大や組織の成長を牽引するコアメンバーとしての活躍を期待しています。 ●具体業務例 ・コンサルティング案件のセールス活動、および専門知見を活かしたデリバリー ・業界特化型のコンサルティングナレッジ・ソリューションの研究開発、および社外発信活動 ・業界チームの組織拡大に向けた戦略・計画立案、及び組織運営 ●プロジェクト事例 ・消費財領域 - グローバル展開する大手メーカーに対する、AI・IoTを活用した次世代プロダクト/サービスの企画・新規事業立ち上げ支援 - 先端テクノロジーを活用した「ライフスタイルの再定義」や「未来の購買体験」の設計 ・小売領域 - 店舗運営の完全デジタル化(次世代店舗モデル)や、AIを活用した「サプライチェーン最適化・需給予測システム」の導入支援 - リテールメディアの立ち上げや、エージェンティックコマースをはじめとする次世代購買体験の構築 ・不動産領域 - 大手不動産デベロッパーやハウスメーカーと連携した、スマートシティや次世代街づくりプロジェクトの構想立案・実装支援 - AIを活用したアセット価値向上(ビル・施設のデジタルツイン化、エネルギー最適化、フィジカルAI導入の実証実験推進)
View More
株式会社ベイカレント・コンサルティングのワンプール制
株式会社ベイカレント・コンサルティングは、「ワンプール制」を採用している代表的な事例です。
同社の組織設計では、業界・テーマ・職位を問わず、コンサルタントが同じプールに所属し、案件ごとにアサインが決まる仕組みを前提としています。
ワンプール制は、若手でも多様な産業やテーマのプロジェクトにかかわりながら、実践的な経験を積み、適性に応じて複数の専門性を築きやすい制度設計です。領域横断のアサインがおこなわれることで、固定的な部署に留まらず、柔軟にキャリアの幅を広げやすい構造といえます。
ベイカレントコンサルティングについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ワンプール制のファームはどんな人に向いている?
次に、ワンプール制という組織体制が、どのような志向や考え方を持つ人と相性が良いのかを整理しました。制度そのものに良し悪しがあるわけではなく、働く人の価値観やキャリア観によって、向き・不向きが分かれます。
ここでは、ワンプール制の特徴を前提にしながら、適性が表れやすいポイントを確認します。
ワンプール制が「向いている人」の特徴
ワンプール制が向いている人の最大の特徴は、環境や業務内容の変化を前向きに楽しみ、チャンスと捉えられる点です。
具体的には、以下の要素に当てはまる人が、ワンプール制の環境に適応しやすいでしょう。
- プロジェクトごとに上司やチームが変わる環境でも、人間関係を構築できる
- 特定の専門分野に固執せず、未経験の業界やテーマにも関心を持てる
- 決まったルーチンワークよりも、新しい状況にやりがいを感じる
- 予期せぬアサインや未経験のタスクに対しても、前向きに取り組める
「仕事の内容が固定されない」という前提をポジティブに受け入れられるかどうかが、入社後の納得感を左右する大きなポイントです。
ワンプール制が「向いていない人」の特徴
ワンプール制が向いていないと感じやすいのは、変化よりも「安定」や「特定の専門性の深化」を重視する人です。
具体的には、以下の要素に当てはまる場合、ミスマッチを感じる可能性が高いため注意しましょう。
- 早い段階で特定の専門領域を定め、その分野で集中的に経験を積みたい
- 長期的に同じ上司の指導を受け、安定した環境で評価されたい
- 会社が用意した明確なキャリアパスに沿って、着実にステップアップしたい
- 変化の激しい環境よりも、決まった役割や業務範囲の中で成果を出したい
組織の流動性が自身のキャリアプランと合わない場合は思うような経験が積めず、不満につながるケースがあります。
【MyVision編集部の見解】 ワンプール制ファームへの転職で最も失敗しやすいのは「幅広い経験が積める」というメリットだけに惹かれて入社するケースです。ワンプール制では案件ごとに上司・チーム・テーマが変わるため、受け身で働くと経験が点在し「何でもやったが何も深まっていない」状態に陥るリスクがあります。
また、評価者が固定されないため、自分の強みや成果を能動的にアピールしなければ適正な評価を得にくい構造です。ワンプール制で成功するには「変化を楽しめるか」だけでなく「自分のキャリアを自分で設計する覚悟があるか」が問われます。
ワンプール制ファームへの転職とキャリア構築のポイント
最後に、ワンプール制を採用するコンサルファームへ転職した場合に、どのような点を意識してキャリアを築いていく必要があるのかを整理しました。
ワンプール制は、働き方や評価の前提が部門別組織とは異なるため、入社後の立ち回りや考え方によって、経験の積み上がり方に差が出やすい特徴があります。
「専門性が身につかない」という懸念への対処法
ワンプール制でも専門性を身につけることは十分に可能ですが、部門別組織のように「配属されれば自動的に専門性が定まるわけではない」点には注意が必要です。
ワンプール制は案件が分散しやすい構造のため、受け身で働いていると経験が点在してしまうリスクがあります。
そのため、「どの分野を伸ばしたいか」という意志を持ち、自ら案件を選び取ろうとする姿勢が、専門性を身につけるための重要なポイントです。
ワンプール制の環境下で評価されるためのセルフブランディング
ワンプール制の環境では評価者や上司が固定されにくいため、セルフブランディングの重要性が高まります。
プロジェクトごとに上司が変わる環境では、長期的な信頼関係を前提とした評価は期待できないからです。
短期間で自身の価値を理解してもらうには、自分がどのような強みを持ち、どのような貢献ができるのかを、周囲にわかる形で言語化して伝える必要があります。
これまでの経験や実績を整理し、初対面の相手にも認識のずれが生じないように伝える力が、希望するアサインや適正な評価を勝ち取るためのポイントです。
未経験転職者が早期に活躍するための心構え
ワンプール制のコンサルファームでは、未経験者であっても、比較的早い段階からプロジェクトに参加するケースがあります。
その一方で、業界やテーマが固定されないため、「まずはこれを覚えればよい」といった明確な型が示されにくい場合もあります。この環境では、与えられた役割を待つのではなく、業務の進め方や期待水準を自分から把握しにいく姿勢が求められるでしょう。
未経験者にとっては負荷が高く感じられる場面もありますが、業務の進め方や期待水準を早い段階で把握しようとする姿勢が適応の鍵です。
ワンプール制のファームへの転職はMyVisionへ
ワンプール制を採用するコンサルファームへの転職は、制度の名称だけを理解していても、実際の働き方やキャリア形成を正確に判断することは難しい場合があります。同じ「ワンプール制」という言葉が使われていても、ファームごとに人材配置の考え方や評価の仕組み、専門性の扱い方には差があるためです。
そのため、転職を検討する際には、制度の一般論だけでなく、各ファームにおける実際の運用や、転職後にどのような経験を積みやすいのかを踏まえて判断することが重要です。
MyVisionでは、ワンプール制を採用するファームの組織設計や選考の前提を整理したうえで、転職希望者が自身の志向やキャリア観と照らし合わせて検討できるよう支援しています。
制度の特徴を理解したうえで転職活動を進めることで、入社後の認識のずれやキャリア上の不安を抑えやすくなるでしょう。
よくある質問
ワンプール制と部門別組織、どちらが年収は高いですか?
制度自体による年収の差はありません。年収はファームの報酬体系や個人の役職・成果によって決まるため、ワンプール制だから高い・低いという関係にはなりません。ただし、ワンプール制では幅広い案件を経験しやすい分、多様なスキルが身につき、転職市場での市場価値が高まりやすい傾向はあります。一方、部門別組織では特定分野の深い専門性が評価されやすく、その領域でのキャリアアップに直結しやすい面があります。
ワンプール制のファームでは希望する案件にアサインされますか?
希望が100%通る保証はありませんが、多くのファームでは本人の志向やキャリア目標を考慮したアサイン調整がおこなわれています。重要なのは、希望を明確に言語化し、上司やアサイン担当者に積極的に伝える姿勢です。受け身のまま待っているだけでは組織都合のアサインが続きやすくなるため、自分から動くことが希望案件に近づくための鍵になります。
ワンプール制のファームはコンサル未経験でも転職できますか?
転職は可能です。ワンプール制のファームでは特定の業界経験よりも、論理的思考力・課題解決力・コミュニケーション力といった汎用的なスキルが重視される傾向があります。未経験者は入社後に多様な案件を通じてスキルを広げやすい環境のため、特定分野の専門性がなくても挑戦の余地があります。ただし、選考ではコンサルとしての適性を厳しく見極められるため、ケース面接対策などの事前準備は欠かせません。
まとめ
ワンプール制は、コンサルタントを特定の専門部署に固定せず、案件ごとに人材を配置する組織体制です。幅広いテーマや業界に触れやすい一方で、専門性の形成や評価のされ方には個人の主体性が求められます。
同じワンプール制であってもファームごとに運用や実態は異なり、向き・不向きは個人の志向やキャリア観によって分かれます。制度の名称だけで判断するのではなく、自身がどのような経験を重ねたいのかを踏まえて選ぶことが重要です。
ワンプール制ファームへの転職を検討されている方は、MyVisionのコンサルタントが各ファームの組織設計や選考の実態を踏まえたアドバイスを提供しています。MyVisionが多くの転職者に選ばれる理由とご利用の流れをぜひご確認のうえ、お気軽にご相談ください。

