シグマクシスの平均年収は?役職別や新卒の水準も紹介
2026年02月27日更新
株式会社シグマクシスは、「クライアント・パートナーとのコラボレーションによる価値創造」を基本姿勢に掲げて2008年に創業したコンサルティングファームです。
設立5年で東証マザーズに上場し、2017年には東証一部に市場を変更しています。
この記事では、シグマクシスの年収はどれくらいか、福利厚生などの待遇、転職の際に押さえておきたい事柄について解説していきます。
著者

岡﨑 健斗
Okazaki Kento
株式会社MyVision代表取締役
東京大学を卒業後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)に入社。主に金融・通信テクノロジー・消費財業界における戦略立案プロジェクトおよびビジネスDDを担当。採用活動にも従事。 BCG卒業後は、IT企業の執行役員、起業・売却を経て、株式会社MyVisionを設立。
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監修者

大河内 瞳子
Okochi Toko
株式会社MyVision執行役員
名古屋大学卒業後、トヨタ自動車での海外事業部、ファーストリテイリング/EYでのHRBP経験を経てMyVisionに参画。HRBPとして習得した組織設計、採用、評価などの豊富な人事領域経験を生かした支援に強みを持つ。
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目次
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株式会社シグマクシス・ホールディングスの求人情報
シグマクシスとは
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社シグマクシス(SIGMAXYZ Inc.) |
| 資本金 | 2億円 |
| 代表者 | 代表取締役社長 太田 寛 |
| 所在地 | 東京都港区虎ノ門4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス9F |
| 会社URL | https://www.sigmaxyz.com/sx/ja/index.html |
株式会社シグマクシスは、2021年10月に持株会社体制への移行にともない「株式会社シグマクシス・ホールディングス」からコンサルティング事業を承継し、設立された会社です。
シグマクシスの特徴として、コンサルティングサービスが企業が取り組むべき主要なトランスフォーメーション「3つの変革」に焦点が当てられていることが挙げられます。
この「3つの変革」とは、以下の3つです。
- MX(Management Transformation):イノベーションを早発する自律型組織をつくる
- DX(Digital Transformation):デジタルの力で事業の生産性を爆発的に向上させる
- SX(Service Transformation):新たな成長エンジンとなる新規事業を開発する
この「3つの変革」を支援することにより企業の目先の課題解決だけではなく、デジタルの力を活用した新たな企業の姿を創るコンサルティングサービスを提供しています。
またそのほかにも、登山家に寄り添い、登頂から下山まで支える「シェルパ」のように、戦略策定から実行、成果の実現にいたるまで常に伴走する支援体制や、複雑な経営課題に対して国内外に持つ幅広いアライアンス・ネットワークを活用した戦略的な解決策の提案や実行もシグマクシスの特徴です。
※参考:シグマクシス公式サイト
シグマクシスの年収
コンサルティング業界は一般企業と比較して年収が高い傾向があります。シグマクシスの年収については全体の平均年収推移と役職別、新卒の場合で解説します。
平均年収
シグマクシス公式サイトのIR情報から見る過去9年の平均年収と平均年齢は以下のとおりです。
| 年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|
| 2025年3月期 | 1,208万円 | 45.4歳 |
| 2024年3月期 | 1,134万円 | 45.9歳 |
| 2023年3月期 | 1,008万円 | 45.1歳 |
| 2022年3月期 | 1,092万円 | 44.7歳 |
| 2021年3月期 | 1,070万円 | 36.6歳 |
| 2020年3月期 | 1,153万円 | 37.1歳 |
| 2019年3月期 | 1,167万円 | 36.8歳 |
| 2018年3月期 | 1,150万円 | 36.9歳 |
| 2017年3月期 | 1,058万円 | 37.3歳 |
国税庁の発表による給与所得者の平均年収は478万円(※1)であり、経営コンサルタント職の年収は全国平均で903.2万円(※2)とされています。シグマクシスの平均年収は2025年時点で1,208万円とされているため、業界平均を上回る水準です。
また2024年度から2025年度にかけて大幅に平均年収が上昇しています。
(※1)参考:国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」 (※2)参考:厚生労働省「jobtag」
新卒年収
シグマクシスの新卒年収は650万円と公表されています。
戦略立案から業務改革、システム導入までを担うコンサルタントとして、入社初年度から高いプロフェッショナリズムと急速な成長が期待されていることが、この報酬設定からも如実に表れています。
また、単に給与が高いだけでなく、成果を出しやすくするための環境整備も徹底。フレックスタイム制の導入に加え、社員持株会や借上社宅制度といった福利厚生も充実しており、業務に没頭できるバックアップ体制が整っている点も大きな特徴です。
※参考:シグマクシス公式サイト
役職別の年収
シグマクシスはクラスごとに基準給与額が決定されており、社内には公開されているようです。
以下で、それぞれの年収を比較していきましょう。
| 役職 | 年収 |
|---|---|
| コンサルタント | 約600万〜750万円 |
| アシスタントマネージャー | 約850万〜950万円 |
| マネージャー | 約1,000万〜1,200万円 |
| シニアマネージャー | 約1,200万円 |
| プリンシパル | 約1,500万円 |
| ディレクター | 約1,800万円 |
年齢別の年収
シグマクシスの年齢別の平均年収は以下のとおりです。
| 年齢 | 予測年収 | 年収範囲 |
|---|---|---|
| 25歳 | 約675万円 | 約650万〜700万円 |
| 30歳 | 約925万円 | 約900万〜950万円 |
| 35歳 | 約1,050万円 | 約1,000万〜1,100万円 |
| 40歳 | 約1,200万円 | 約1,200万円以上(評価次第) |
| 45歳 | 約1,300万円 | 約1,300万円以上(評価次第) |
| 50歳 | 約1,400万円 | 約1,400万円以上(評価次第) |
年次が上がるごとに年収は増加傾向にあるものの、能力や成果次第で若い年齢でも年収を上げていくことは可能です。
【MyVision編集部の見解】 シグマクシスの平均年収1,208万円は非常に魅力的ですが、MyVision編集部が分析する「転職者がリアルに目指すべきライン」は、「マネージャークラス」です。
実際に、SIerや事業会社からの中途採用で最も多いのが、このマネージャー手前の層です。シグマクシスは実力主義ですが、入社時のオファー金額は前職年収を考慮される傾向にあります。
そのため、「入社1年目は前職+100万円程度でスタートし、成果を出して翌年に一気に1,200万円台に乗せる」という2段階のステップで年収計画を立てることが、入社後のギャップを減らすポイントです。
シグマクシスの年収が高い理由
シグマクシスの高年収の背景としては、業界の収益性や業績など以下のような理由が考えられます。
コンサルティング業界全体の高収益性と専門性の高さ
コンサルティング業界ではプロジェクト単位の契約が基本ですが、企業の売上に直結することから非常に高額な報酬になるのが一般的です。コンサルティングファームの主なコストは人件費ですので、高報酬がそのまま従業員の給与に反映されます。
コンサルタントは戦略立案、分析、実装などのための高い専門知識やスキルが求められるため、他職種と比較し高年収に設定されています。
事業が好調である
シグマクシスはグループ連結の売上高が2020年の140億2400万円から2025年では262億9300万円に増加しています。
事業が順調に成長していることにより、社員へ報酬として還元できていると考えられます。
※参考:シグマクシス公式サイト
人材活用と実力評価を重視する報酬制度
シグマクシスは成果主義・実力主義的な報酬制度を採用している点も年収が高い理由です。
平均年収1,200万円前後という高水準を背景にして、役職や成果に応じた報酬が上昇する仕組みが整っています。
実際、コンサルタント未経験でも入社後の昇進と成果に応じて1,000万円台の年収に達する例があり、マネージャー以上ではさらに高い収入帯になる傾向があります。
このように、人材の貢献度とビジネス成果を結びつける評価制度は、モチベーション向上と優秀な人材の確保・維持につながっており、高年収水準を維持する要因のひとつです。
シグマクシスのインセンティブ制度
シグマクシスの評価制度は同社が定めた能力定義に基づきおこなわれます。その定義は社員共通に求められるコア能力とプロジェクトにおける価値創造に必要とされるマーケット能力で構成されています。
またそれらが複数の領域にわたって設定されるのが特徴です。
社員はその領域ごとに明示されているレベル基準に照らし合わせ、自らチャレンジする領域・レベルを指定し、実証した事実をもとに認定を受けます。
年俸はそのマーケット能力とコア能力による能力評価によってクラス(役職)が決まり、そのクラス(役職)ごとに設定されている額によって給与として決定されます。
そのため自身の年収を高めていくためには、シグマクシスの定めるコア能力とマーケット能力を業務の中で高めていくことが重要です。
シグマクシスの福利厚生
シグマクシスでは、「プロフェッショナル&コラボレーション」を掲げ、社員が長期的に高いパフォーマンスを発揮できるよう、コンサルティング業界でもトップクラスの福利厚生を整備しています。
オフィス業務のペーパーレス化やクラウド活用を徹底しており、リモートワークやフリーアドレスなど、場所にとらわれない柔軟な働き方が可能です。また、資産形成のための「従業員持株会」や、最大100万円の出産祝い金など、経済的なサポートも充実しています。
主な制度は以下のとおりです。
| カテゴリ | 具体的な制度・内容 |
|---|---|
| 休日・休暇 | 完全週休2日制(土日祝)、年末年始、年次有給休暇(初年度15日)、プロジェクト休暇(5〜10日)、アニバーサリー休暇、慶弔休暇 など |
| 子育て支援 | 出産祝い金(最大100万円)、育児支援手当(満3歳まで月額75,000円)、妊娠休暇(有給20日)、産前産後休暇(有給14週)、看護休暇(有給10日)、男性向け出生時育児特別休暇 |
| その他制度 | 借上社宅制度、通勤交通費支給、健康保険組合保養所・スポーツ施設利用、会員制リゾートホテル利用、総合福祉団体定期保険 |
※参考:シグマクシス公式サイト
シグマクシスの年収に関するFAQ
シグマクシスは上場コンサルティングファームの中でも平均年収が高く、採用難易度や人材要件に関心を持つ人が多い企業です。
ここでは、シグマクシスの年収に関するよくある質問に回答します。
Q.シグマクシスの入社難易度は?
シグマクシスの入社難易度はコンサル業界の中でも高い部類です。
シグマクシスは平均年収1,200万円以上という高い報酬水準を維持しており、それに見合ったスキルやポテンシャルが求められます。選考では、論理的思考力や課題解決力に加え、コンサルタントとしての基礎体力が総合的に評価されます。
一方で、戦略ファームのような極端な少数精鋭モデルではなく、総合・IT寄りのバックグラウンドを持つ人材にも門戸が開かれている点は特徴です。実務経験者や事業会社出身者の中途採用も一定数おこなわれており、適切な準備をすれば現実的に狙える水準といえます。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部では、「個人プレーで成果を出したい」というタイプの人にシグマクシスを推奨しません。
シグマクシスの行動指針である「シェルパ」は、クライアントや社内メンバーとの「コラボレーション」を何よりも重視するからです。
選考においても、いくら論理的思考力が高くても「他者と協力して価値を創る姿勢」が見られない場合は不採用となるケースがあります。年収の高さだけでなく、この「アグリゲーター」としての適性があるかが、入社後の活躍を分ける重要なポイントです。
Q.シグマクシスの採用大学は?
シグマクシスは難関大学を中心としつつも、学歴のみで足切りをおこなう採用ではありません。
主な採用大学として、以下が確認されています。
東京大学、京都大学、東京工業大学、一橋大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、国際基督教大学、筑波大学、大阪大学、神戸大学、名古屋大学、東北大学、北海道大学、東京理科大学、ハーバード大学、カーネギーメロン大学など
旧帝大・早慶を中心に、海外トップ大学出身者も一定数在籍しています。ただし、中途採用では大学名よりも職務経歴やプロジェクト経験、論理的思考力の再現性が評価の中心です。
そのため、学歴だけで判断するのではなく、これまでの経験をどのようにコンサル業務へ転用できるかが重要でしょう。
シグマクシスの求人情報
シグマクシスでは、事業拡大にともない、戦略コンサルタントやPMO、デジタル領域のスペシャリストなど、多岐にわたるポジションで採用を進めています。
具体的な募集要項を確認することで、必須となるスキルや経験、担当するプロジェクトのイメージをより正確に掴めるでしょう。現在募集中の求人は以下のとおりです。
株式会社シグマクシス・ホールディングスの求人情報
まとめ
シグマクシスは、2008年の創業以来、日系コンサルティングファームとして目覚ましい躍進を続けています。2021年からは伊藤忠商事との資本・業務提携を開始し、強力な海外ネットワークや事業基盤を活かした新たな価値創造を加速させています。
平均年収は約1,208万円と業界屈指の高水準でありながら、福利厚生やワークライフバランスの充実度も高く、キャリアと生活の両立を目指す人にとって非常に魅力的な環境です。
シグマクシスへの転職を成功させ、理想のキャリアを実現したい人は、ぜひ転職エージェントをご活用ください。MyVisionでは、業界出身者が実体験に基づいたアドバイスをおこないます。どのようなメンバーが在籍しているかは、コンサルタント紹介ページをご覧ください。
