女性がコンサルで働くのは厳しい?年収・両立の実態と向いている人の特徴
2026年07月31日更新
女性がコンサル業界で働く環境は、以前と比べればずいぶん整いました。ただしどのファームを選ぶかによって働きやすさは大きく変わります。従来はハードワークで男性中心の業界というイメージが強くありましたが、育児休業や時短勤務、リモートワークといった制度はどのファームにも整い、出産を経て働き続ける女性も増えました。
ただし、管理職に占める女性の割合は大手ファームでも2割前後にとどまっており、採用時点の男女比とは差が開いたままです。コンサルタントの転職支援を行う当社MyVisionにも、「コンサルタントとしてのキャリアに挑戦したい」「育児と両立しながらハイキャリアを目指したい」という女性からの相談が年々増えています。
そうした相談を通じて見えてくるのは、働きやすさを決めているのが業界全体の傾向ではなく、どのファームのどの部門に入り、どの案件を担当するかという部分だということです。制度が整っているファームであっても、配属先によって働き方は変わります。
そのため業界の平均像を知るだけでは、自分に当てはまるかどうかまでは判断できません。この記事では年収と両立の実態に加えて、ファームごとに差が出るポイントまで整理していますので、自分に合う環境を見極める材料として参考にしてください。
著者

山口 翔平
Yamaguchi Shohei
株式会社MyVision代表取締役
早稲田大学を卒業後、JTB、オリックス生命を経てコンサルティング転職に特化した人材紹介会社へ入社。 長年のエージェント経験を基に、より多くの求職者様に対して質の高い転職支援サービスを提供するため、株式会社MyVisionを設立。
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監修者

大河内 瞳子
Okochi Toko
株式会社MyVision執行役員
名古屋大学卒業後、トヨタ自動車での海外事業部、ファーストリテイリング/EYでのHRBP経験を経てMyVisionに参画。HRBPとして習得した組織設計、採用、評価などの豊富な人事領域経験を生かした支援に強みを持つ。
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目次
コンサルタントの求人情報
【2322】_HG_将来のHondaを支える新事業戦略と連動したオープン&クローズ戦略の策定・実行
想定年収
920~1,040万円
勤務地
東京都(渋谷区)
業務内容
将来の社会動向やHondaのビジョン・ありたき姿を踏まえたオープン&クローズ戦略の立案から戦略実現に向けた実行推進までお任せいたします。 <具体的には> ・事業構想の策定とオープン&クローズ戦略の策定 ・開発技術を基にした競合企業の探索 ・事業戦略の分析と知財情報を用いた優位性技術の分析 ・開発プロジェクトの方針策定、研究部門との連携によるリソース戦略の企画・推進 ・外部機関との渉外活動 ※オープン&クローズ戦略とは・・・市場を広げながら自社の競争優位性も確保する戦略。 ※専門性や適性、会社ニーズなどを踏まえ、会社が定める業務への配置転換を命じる場合があります。
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D_044_【エネルギー×デジタル】【民間領域/ProOS第2】エネルギー業界向け業務プロセス改善担当
想定年収
400~802万円
勤務地
東京都(港区)
業務内容
大手電力・ガス企業〜再生可能エネルギーの新興企業といった、エネルギー領域の企業に対して業務設計や運営支援、デジタル活用による業務改善やDX推進といった業務を担っていただきます。 エネルギー業界では、デジタル人材が不足しており会社全体でデジタル化推進ができていない点が多くあります。弊社は、デジタル化が進んでいない業務に対して、業務課題を整理→業務プロセスを設計~デジタル活用まで一気通貫で伴走し、業務プロセスをより高品質・生産性高い状態へ導いていきます。 また、顧客社員一人ひとりがデジタル知見を養い自走できる状態にすべく、デジタル活用ができる環境整備やナレッジ化を図り顧客のDX推進を促進する基盤を整えます。 〈プロジェクト例〉 ・新電力事業者の需給管理業務を立ち上げ、運営体制を構築 ・送配電事業者の料金制度改正に伴う業務プロセス設計を支援 ・現場業務のデジタル化を推進し、RPA・VBAを活用した業務自動化を実現 ・顧客社員向けのデジタル活用教育を実施し、内製化を支援 ※上記はプロジェクト・ポジションの一例です。 ご応募いただいた求人・職種に限らず、ご経験・スキル・ご志向性を踏まえ、PMO、デジタル・DX推進、エネルギー業界向け業務支援・コンサルティング/BPO、運用・業務改善など、プロフェッショナルアウトソーシング第2統括部内の幅広いポジション・プロジェクトの中から最適な配属先を検討いたします。 担当職種の変更の範囲:会社の定める職種(出向を命じることがあり、その場合は出向先の定める職種)
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【1034】_HG_将来のHondaを支える将来成長戦略の策定とその実現に向けた研究所運営方針策定
想定年収
920~1,040万円
勤務地
東京都(渋谷区)
業務内容
将来の社会動向を踏まえた研究戦略の立案および技術テーマの創出を、経営層や研究部門と連携しながら推進していただきます。 具体的な業務内容は以下の通りです。 ・将来の社会動向やHondaのビジョン・ありたき姿を踏まえた技術戦略の立案 ・技術領域における方向性の提案および中長期ロードマップの策定 ・経営層・研究部門との連携による研究テーマの創出 ・上記を実現するためのリソース戦略の企画(効果的なリソース配分の提案・運営) ※経営陣との密な連携・各研究センターの戦略企画部門と協同のもと、研究方向性や優先順位を議論しながら将来成長戦略の策定と実現に向けてプロジェクトを推進します。 ※専門性や適性、会社ニーズなどを踏まえ、会社が定める業務への配置転換を命じる場合があります。
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HRシニアコンサルタント
想定年収
720~1,200万円
勤務地
東京都(港区)
業務内容
HRコンサルタントとして、クライアントの経営戦略に基づいた人事業務の最適化・伴走支援を担っていただきます。 単なるアドバイザリーに留まらず、週1〜3日常駐して現場のチェンジマネジメントまで深く入り込むプロジェクトもございます。 将来的にはマネージャーとして、コンサルティング品質の管理や組織全体のナレッジシェアを牽引いただくことを期待しています。 ・ 採用戦略の企画立案 ・ 採用のKPI~KGI設定 ・ オウンドメディア(採用HP)の改善提案 ・ リクルーティングプロセスのBPR(業務変革)と最適化 ・人事ミッションの策定や組織編成・評価制度の再構築支援 ・AIを活用した人事業務のDX化(選考評価のAI判定設計・導入 など) 【具体的には】 大手チェーン店やサービス業の企業に対し、定量データを用いた課題抽出・施策提示を実施。 媒体選定や広告運用支援といった「入口」の最適化に加え、エンゲージメント向上によるリテンション(離職防止)施策の構築、人事・評価制度の設計、階層別研修の企画など、クライアントの人的資本経営を全般的に支援します。 近年はここに「AIで代替する/高度化する」という打ち手が加わりました。 たとえば選考プロセスであれば、これまで面接官の経験則に依存していた評価を、「何を、どの基準で、どう測るか」から設計し直し、AIが判定できる形に構造化して現場に実装する。 制度設計とテクノロジー実装の両方に手を伸ばせるのが、いまのこのポジションの面白さのひとつです。 ※弊社での社員一人ひとりにClaude(Anthropic社)の有料アカウントを付与しております。 【お取引企業】 ファーストフードチェーン、飲食店運営企業、派遣企業、介護施設、学習塾、美容院 など大手企業を中心に、様々な企業様とお取り引きをしております。 【プロジェクト事例】 ・ヘルスケア事業会社様:採用戦略の立案、実行と人員計画の策定を行い、媒体経由に応募率を2倍に改善、採用単価を大幅に抑制。 ・訪問看護事業会社様:システムの導入と人材紹介会社とのリレーション構築を行い、人事工数を大幅に削減し、人材紹介会社からの応募が1.8倍に増加。 ・選考評価のAI化プロジェクト:属人化していた選考評価の基準を再設計し、AIで判定可能な形に構造化。評価基準の設計から現場導入・運用定着までを一貫して支援。
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DX / セキュリティコンサルタント / 東京・大阪・福岡 / FPTコンサルティングジャパン
想定年収
600~2,100万円
勤務地
東京都(港区)
業務内容
~セキュリティコンサルタントとして、グローバル企業の成長を技術とコンサルティングで支援~ クライアント企業のサイバーセキュリティ態勢を評価・強化し、経営層から現場まで一気通貫で支援します。FPTグループの27カ国・5万人超のグローバルネットワークを活用し、上流コンサルティングから実装・運用まで一貫したソリューションを提供します。 【主な業務内容】 ●セキュリティ戦略コンサルティング(現在の主力案件) ・NIST CSF、CIS Controls等の国際標準フレームワークを活用したセキュリティ成熟度評価 ・リスクアセスメントに基づくセキュリティロードマップ(中長期計画)の策定 ・CSIRT構築・運用支援、インシデント対応体制の整備 ・セキュリティガバナンス・ポリシー策定支援 ●自動車サイバーセキュリティ(注力領域) ・UN-R155/R156、ISO/SAE 21434への対応支援 ・CSMS(サイバーセキュリティ管理システム)構築コンサルティング ・車載システムの脅威分析・リスクアセスメント(TARA) ・サプライチェーン全体のセキュリティ態勢構築支援 ●AIサイバーセキュリティ(注力領域) ・AI/ML システムのセキュリティリスク評価 ・AI活用におけるガバナンス・コンプライアンス体制構築 ・生成AI導入時のセキュリティ対策立案 ●プロジェクトマネジメント ・ベトナム開発チームとの協業によるセキュリティソリューション実装 ・クライアントとの折衝、提案資料・報告書作成 ・新規案件の提案活動、ビジネス開発支援
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コンサル業界の女性比率はどのくらい?
コンサル業界全体の男女比率を示す公的な統計は存在しません。業界団体による調査もないため、実態は各ファームが公開しているデータから推測することになります。
そのデータを見ていくと、女性比率はおおむね2〜4割の幅に収まっています。ファームによって差があります。アクセンチュアは、日本国内の女性比率39.3%、女性管理職比率21.9%、新卒女性採用比率51.1%と公表しています(2024年12月時点、※1)。新卒採用の段階では男女がほぼ同数となっています。PwC Japanグループも女性社員比率37%と公表しています(2023年12月時点、※2)。ただしこちらは監査法人や税理士法人を含むグループ全体の数字であり、コンサルティング部門単体の数字ではありません。
こうした変化の背景には、女性活躍推進法の施行と、各ファームが10年近く積み上げてきたダイバーシティ施策があります。育児休業や時短勤務の整備、リモートワークの定着、評価基準の透明化などが進み、女性が長く働き続けられる環境は整ってきました。
ただし、階層ごとに見ると異なる傾向もあります。新卒の女性が5割を占めるファームであっても、管理職に占める女性は2割前後にとどまっています。採用時点の男女比と、管理職層の男女比が一致していません。昇進の過程で女性が離職している、あるいは昇進までに時間がかかっているといった要因が考えられます。
男性中心という従来のイメージは薄れてきています。ただし、性別を意識せずに働けるかどうかは業界全体で一括りにできるものではなく、ファームごと、さらには配属される部門やプロジェクトによって変わります。
(※1)参考:アクセンチュア公式サイト「アクセンチュア独自の働き方改革」 (※2)参考:PwC公式サイト「アクセンチュア公式サイト「Women in Technology」
女性コンサルタントの年収目安
女性コンサルタントの年収は、一般的な女性の平均年収と比べると高い水準になるケースが多いと考えられます。
ただし、コンサル業界に絞った男女別の年収差を示す公的データはなく、「男女で差がある」「差がない」と一概にいい切ることはできません。
前提として、国税庁の「令和6年分 民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した給与所得者の平均年収は約478万円で、女性は約333万円とされています(※1)。これは全産業を含めた平均値であり、多くの業界における実態を反映した数字です。
一方で、厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」では、コンサルタント職は大学新卒段階から年収400万円を超えるケースが示されており、キャリアの早い段階から比較的高い水準に位置づけられています(※2)。
こうした点からも、コンサル業界は一般的な女性の平均年収と比べて、高収入を目指しやすい分野といえるでしょう。
コンサル業界では成果や役割を重視する評価制度が一般的で、性別による賃金テーブルが設けられているわけではありません。そのため、実績を積み上げることで女性であっても男性と同等の年収水準を目指すことは可能です。
ただし、出産や育児などのライフイベントにより稼働量が一時的に下がると、結果として年収に差が生じる場合がある点には注意が必要です。
こうした背景を踏まえると、女性コンサルタントの年収はキャリア段階や働き方によって幅がありつつも、全体としては高水準に位置づけられるといえるでしょう。
具体的なキャリア段階や年収の目安のイメージを、以下の表にまとめました。
| キャリア段階 | 年収目安 | 補足 |
|---|---|---|
| アナリスト/アソシエイト | 約400万〜1,000万円 | 新卒・若手層。戦略系ファームでは早期から高水準になりやすい |
| コンサルタント | 約700万〜2,000万円 | プロジェクト推進の中心。評価によって年収差が広がりやすい |
| マネージャー | 約1,000万〜3,500万円 | チーム・案件管理を担う層。管理職としての役割が増える |
| プリンシパル/シニアマネージャー | 約1,400万〜5,000万円 | 複数案件を統括。成果と営業力が年収に直結 |
| パートナー | 2,500万円以上 | 経営・営業責任を担う層。ファームや実績により大きな幅がある |
なお年収は所属ファームの種類、評価制度、働き方などの影響を受けます。
高い給与水準が期待できる一方、ワークライフバランスや昇給スピードについては個人差が生じる点にも留意してください。
(※1)参考:国税庁 令和6年分民間給与実態統計調査結果について (※2)参考:厚生労働省 job tag 経営コンサルタント
女性がコンサルとして働くメリット
コンサル業界では、女性活躍推進に向けた取り組みが進んできました。
その結果、働き方や評価制度、キャリア形成の面で、女性にとってのメリットも以前より明確です。ここでは、年収やキャリア形成、働き方の観点から、女性コンサルタントならではのメリットを整理します。
成果次第で年収・評価を高めやすい
コンサル業界の大きな特徴のひとつが、年齢や性別よりも成果や役割が評価の軸になりやすい点です。プロジェクト単位で成果が可視化されやすく、担当した業務や貢献度が評価や報酬に反映されやすい傾向があります。
女性であることが評価に不利に働きにくい環境は、キャリア形成を考えるうえで大きな魅力といえるでしょう。
また、若いうちから責任のある業務を任される機会が多く、実力次第では昇進や昇給のスピードが早まるケースもあります。一般的な企業では年功序列の影響を受けやすい一方、コンサル業界では成果があがれば年収レンジも引き上げやすいのが特徴です。
努力が報われる実感を得やすい環境は、収入面だけでなく、仕事へのモチベーション維持にもつながります。自分の成長を実感しながら働きたい人にとって、成果主義の評価制度は大きなメリットといえるでしょう。
キャリアの選択肢が広く将来設計の自由度が高い
女性コンサルタントのキャリアは、ファーム内で昇進を重ねる道だけに限定されません。
マネージャーやパートナーを目指す社内キャリアに加え、事業会社の経営企画や戦略部門への転職、スタートアップへの参画など、多様な選択肢が広がっています。
コンサルティング業務を通じて培われる課題整理力や意思決定支援のスキルは、業界を問わず評価される強みです。そのため、ライフステージの変化に合わせて働く環境を変えたい場合でも、次のキャリアを描きやすい傾向があります。
また、一定の経験を積んだ後にフリーランスや独立という道を選ぶ人もいます。将来の方向性をひとつに固定せず、状況に応じて柔軟に選び直せる点は、長期的なキャリアを考える女性にとって判断材料となるでしょう。
働き方改革と制度整備が進み長く続けやすい
かつてのコンサル業界は「激務で続けにくい」という印象が強い分野でした。しかし近年は、働き方改革やダイバーシティ推進の流れを受け、女性が長く働き続けやすい環境づくりが進んでいます。
育児休業や時短勤務、リモートワークなどの制度が整備され、ライフイベントと仕事を両立しやすくなってきました。プロジェクト体制の見直しや業務分担の工夫により、個人への負担を抑えようとする動きも見られます。
もちろん、すべての課題が解消されたわけではありません。それでも、以前と比べて選択肢が広がっている点は確かです。
制度を活用しながら働き方を調整できる環境は、キャリアを途中で諦めずに続けたい女性にとって、大きなメリットといえるでしょう。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部では、女性がコンサルとして働く最大のメリットは、成果を軸に評価される環境の中で、ライフステージの変化に応じてキャリアの形を柔軟に選び直せる点にあると考えています。
年収やポジションだけでなく、将来的に事業会社や独立といった選択肢を持てることは、心のゆとりにつながります。
一方で、自分に合った働き方やキャリア設計を一人で判断するのは難しい場面もあるでしょう。その場合は、女性のキャリア支援に強い転職エージェントやキャリアアドバイザーを活用し、第三者の視点で整理することが、納得感のある選択につながると考えています。
女性がコンサルとして働くデメリット
コンサル業界は魅力の多い仕事である一方、働くうえで意識しておきたい課題も存在します。とくに女性の場合、働き方や将来設計にかかわる悩みが生じやすいため、あらかじめ整理しておくことが重要です。
ここでは、女性がコンサルとして働くデメリットについて紹介します。
長時間労働や繁忙期の負荷が大きくなりやすい
コンサルタントの仕事は、プロジェクト単位で進行するため、業務量に波が生じやすいのが特徴です。とくに提案フェーズやプロジェクト終盤では、短期間に成果を求められる場面が多く、残業や稼働時間が長くなるケースも見られます。
クライアントのスケジュールや要望に左右されやすい点は、事前に理解しておきたいポイントです。
近年は働き方改革が進み、労働時間の管理や業務分担の見直しに取り組むファームも増えています。ただし、すべての案件で負荷が軽いわけではなく、プロジェクト内容やチーム体制によって差が出るのが実情でしょう。
忙しさを一時的なものとして割り切れるかどうかは、適性を考えるうえで重要な視点です。
ライフイベントとの両立に工夫が求められる
結婚や出産、育児といったライフイベントと仕事をどのように両立するかは、女性コンサルタントにとって大きな課題です。
育児休業や時短勤務などの制度は整いつつある反面、実際の働き方はプロジェクト状況やチームの理解度に左右されるケースも考えられます。
とくに、急なスケジュール変更や出張が発生する案件では、家庭との調整が必要になる場面もあるでしょう。そのため、制度の有無だけでなく、職場の雰囲気や上司・同僚とのコミュニケーションも重要です。
無理なく働き続けるためには、早めに希望を共有し、自分に合った働き方を模索する姿勢が欠かせません。
ロールモデルが少なく将来像を描きにくい場合がある
コンサル業界では、女性管理職やパートナーの比率がまだ高いとはいえません。そのため、身近に参考となるロールモデルが見つからず、将来のキャリアイメージを描きにくいと感じる人もいるでしょう。
とくに長期的な働き方や、ライフイベント後のキャリア継続については、不安を抱きやすい傾向があります。
一方で、近年は女性リーダーの育成やネットワークづくりに力を入れるファームも増えてきました。社内外の情報を積極的に集めることで、選択肢を広げることは可能です。
ロールモデルが少ないからこそ、自分なりのキャリアを主体的に考える姿勢が求められる点は、デメリットでありつつもひとつの特徴といえるでしょう。
コンサルタントに向いている女性の性格・特徴
コンサルタントに向いているかどうかは、特別な才能や完璧なスキルの有無で決まるものではありません。仕事の特性を理解したうえで、自分の性格や価値観と相性が合うかを考えることが大切です。
ここでは、女性コンサルタントとして活躍しやすい性格や特徴を整理します。
論理的に物事を整理し課題を考えることが苦にならない
コンサルタントの業務では、複雑な情報や状況を整理し、課題の本質を見極める力が求められます。
数字や事実、ヒアリング内容をもとに筋道を立てて考えるプロセスを、負担ではなく前向きに捉えられる人は、この仕事に適性があるといえるでしょう。
最初から高い論理力が必要というわけではありません。仮説を立てて検証する姿勢や、「なぜそうなるのか」を考える習慣があれば、実務を通じてスキルは徐々に身についていきます。
考えること自体を苦痛に感じにくい点は、長く働くうえで大きな強みになるでしょう。
新しい知識を学び続ける意欲がある
コンサル業界は変化が激しく、扱う業界やテーマもプロジェクトごとに異なります。そのため、常に新しい知識を吸収し続ける姿勢が欠かせません。
未知の分野に対しても前向きに向き合える人は、この環境に適応しやすいでしょう。
業務の中では、資料作成や調査を通じてインプットとアウトプットを繰り返す場面が多くあります。学ぶこと自体を前向きに捉えられる人ほど、成長スピードも早くなりやすい傾向です。
知的好奇心の高さは、コンサルタントとしての継続的な成長を支える重要な要素です。
相手の立場を理解しながらコミュニケーションを取れる
コンサルタントの仕事は、クライアントやチームメンバーとの対話を通じて進みます。
相手の立場や背景を理解しながらコミュニケーションを取れる力がコンサルタントには求められます。一方的に意見を押し付けるのではなく、状況に応じた伝え方ができる人は信頼を得やすいでしょう。
とくに女性の場合、共感力や丁寧な対応が評価される場面も多くあります。論理的な説明に加えて、相手の感情や不安に配慮できる点は、コンサルティングの現場で強みとして活かされます。
対話を大切にできる姿勢は、プロジェクトを円滑に進めるうえで欠かせません。
プレッシャーのある環境でも前向きに取り組める
コンサルタントの仕事には、納期や成果に対するプレッシャーがともないます。
難易度の高い課題やタイトなスケジュールに直面する場面もあり、精神的な負荷を感じることもあるでしょう。そのような状況でも、前向きに取り組める人は適応しやすい傾向があります。
常に完璧を求める必要はありません。周囲に相談しながら進めたり、失敗を次に活かしたりする柔軟さがあれば、プレッシャーを成長の糧に変えられます。
粘り強さと切り替えの早さは、長期的に活躍するための重要な資質です。
自分なりのキャリアを主体的に考えられる
コンサル業界はキャリアの選択肢が比較的多く、進み方も人それぞれです。
会社任せではなく、自分がどのように働きたいのかを考えられる人ほど、納得感のあるキャリアを築きやすいでしょう。
将来の目標が明確でなくても問題ありません。節目ごとに立ち止まり、方向性を見直す姿勢があれば、環境の変化にも柔軟に対応できます。
主体的にキャリアを考える姿勢は、ライフステージが変わっても働き続けるうえで大きな支えになるでしょう。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部では、コンサルタントに向いているかどうかは「いくつ当てはまるか」よりも、自分の性格や価値観を理解したうえで、その環境に身を置きたいと思えるかが重要だと考えています。
論理的思考力や学習意欲があっても、働き方やプレッシャーへの向き合い方が合わなければ、負担に感じてしまうこともあるでしょう。
もし自分に本当にコンサルが向いているのか判断に迷う場合は、女性のキャリア支援やコンサル転職に詳しい転職アドバイザーを活用し、キャリアアドバイザーに相談するのがおすすめです。
第三者の視点を取り入れることで、自分では気づきにくい適性や選択肢が整理しやすくなります。
女性コンサルタントのキャリアパス
コンサルタントのキャリアは、ファームの中で昇進していく道と、経験を積んだうえで外に出る道の2つに大きく分かれます。どちらを選ぶかによって、働き方も年収の伸び方も変わってきます。女性の場合は、ここに出産や育児といったライフイベントのタイミングがどう重なるかという要素も加わります。
ファーム内で昇進していく道
ファーム内のキャリアは、タイトルと呼ばれる階層を上がっていく形で進みます。呼称はファームによって異なりますが、アナリストやアソシエイトから始まり、コンサルタント、マネージャー、シニアマネージャー、パートナーという順に上がっていくのが一般的です。
各階層に2〜4年程度、マネージャーになるまでには5〜8年程度が目安とされています。ただしコンサルファームの昇進は年次ではなく評価によって決まります。同じ入社年でもタイトルに差がつくことは珍しくありません。
この評価ベースの仕組みは、女性にとって有利に働く面と、注意が必要な面の両方があります。性別や勤続年数ではなく成果で判断されるため、産休や育休で1年間現場を離れたことがそのまま昇進の足かせになるわけではありません。一方で、評価の対象となる稼働期間が短くなることで、昇進のタイミングが一年程度後ろにずれるケースはあります。
マネージャー以降は、自分でプロジェクトの進め方を決められる範囲が広がり、稼働時間をコントロールしやすくなります。その代わり、案件の売上や品質に対する責任も負うことになります。前述のとおり管理職に占める女性は2割前後にとどまっているため、身近に相談できる先輩が社内にいないという状況も起こりえます。
事業会社・ポストコンサルへ移る道
コンサルファームで数年働いたあと、事業会社やファンドに移る選択もあります。転職先として多いのは、事業会社の経営企画や事業開発、DX推進といった部門です。ほかにPEファンドやベンチャーキャピタル、スタートアップの経営幹部、独立して個人で活動するという道もあります。
コンサル経験者が評価されるのは、課題を整理して打ち手に落とす力と、関係者を巻き込んでプロジェクトを前に進める力を持っているからです。これらは業界を問わず必要とされるため、選択肢は比較的広くなります。
稼働時間の安定を理由に事業会社を選ぶ女性は少なくありません。ただし、事業会社のほうが必ず両立しやすいとは言い切れません。制度としては整っていても、部署異動の融通が利かない、時短勤務者に任される仕事が限定されるといった運用面の課題を抱える会社もあります。逆にコンサルファームは、プロジェクト単位で動くぶん、案件の選び方によって働き方を調整できる余地が残されています。
なお、マネージャーを経験してから転職すると、管理職ポジションでの応募が可能になり、年収を維持しやすくなります。転職の時期を考えるうえでは、この点も判断材料になります。
ライフイベントを挟んだ場合のキャリアの積み方
出産を経てコンサルタントを続ける場合、制度そのものよりも、復帰後にどのプロジェクトに入るかが実際の働きやすさを左右します。同じファームに所属していても、案件によって稼働時間もクライアントとの距離もまったく異なるからです。
復帰直後に選びやすいのは、クライアント先への常駐が少なくリモート中心で進められる案件や、規制対応やシステム導入後の運用支援のように、繁忙の波が読みやすい領域の案件です。社内のナレッジ整備や採用に関わる業務にいったん軸足を移し、生活のリズムが整ってから現場に戻るという進め方もあります。
数年間はペースを落とし、子どもの就学を機に稼働を戻してマネージャーを目指すというキャリアの組み方も現実的です。昇進が評価ベースである以上、ペースを落とした期間があっても、そのあとで挽回できる余地は残っています。
どの案件に入れるかは、ファームの制度一覧を見ても分かりません。所属部門の案件の性質と、アサインを決める人がどこまで事情を考慮してくれるかによって決まります。ファームを選ぶ段階では、制度の有無だけでなくこの運用面まで確認しておく必要があります。
各コンサルファームの女性活躍推進への取り組み
多くの大手コンサルファームでは、女性が長期的に活躍できる環境づくりを目的として、さまざまな取り組みが進められています。
ここでは、多くのコンサルファームに共通して見られる代表的な施策を整理しました。
女性比率向上を目的とした採用・登用の強化
多くのコンサルファームでは、女性比率の向上を重要な経営課題のひとつと位置づけています。その一環として、新卒・中途採用の段階から女性候補者の母数を増やす取り組みが進められています。
また、管理職やリーダーポジションへの登用においても、性別に偏りが出ないよう評価基準を見直す動きが増えてきました。
単なる数値目標にとどまらず、実力や成果に基づいた登用を意識することで、女性がキャリアアップを目指しやすい環境づくりが進んでいる状況です。
育児・出産を支える制度整備と柔軟な働き方の導入
育児や出産と仕事を両立しやすくするため、制度面の整備は多くのファームで共通しています。育児休業や時短勤務に加え、リモートワークや柔軟な勤務時間を取り入れる企業も増えてきました。
制度の方向性を整理すると、次のような傾向が見られます。
| 取り組み内容 | 多くのファームで見られる傾向 |
|---|---|
| 育児休業制度 | 男女ともに取得を推奨する動きが広がっている |
| 時短・柔軟勤務 | プロジェクト状況に応じて調整しやすい仕組み |
| リモートワーク | 出社前提から柔軟運用へ移行するケースが増加 |
| 評価の考え方 | 稼働時間だけでなく成果やプロセスを重視 |
| キャリア支援 | 休業後の復帰や相談を支える制度を整備 |
重要なのは、制度が存在するだけでなく、実際に利用しやすい雰囲気があるかどうかです。
職場の理解やマネジメント層の姿勢も、働きやすさを左右する要素といえるでしょう。
評価制度の見直しとキャリア継続を前提とした仕組み
女性活躍推進の取り組みでは、評価制度の在り方が重要なテーマとされています。
とくに、育児休業や時短勤務を利用した場合でも、短期的な稼働量だけで不利な評価につながらないよう、評価基準を見直す動きが進んでいます。
単純な労働時間ではなく、成果やプロセス、チームへの貢献度などを総合的に見る考え方が広がっている点が特徴です。
こうした仕組みは、ライフイベントによって一時的に働き方が変わっても、キャリアを中断せずに継続しやすくする狙いがあります。評価の透明性を高めることで、将来の昇進や役割について見通しを持ちやすくなる点も、女性にとっては活躍しやすい材料となるでしょう。
長期的な視点でキャリアを考えたい人にとって、重要な取り組みといえます。
女性向けメンタリングや社内ネットワークの構築
ロールモデル不足への対応として、女性向けのメンタリング制度や社内ネットワークを整備するコンサルファームも増えてきました。
経験豊富な先輩社員や管理職から助言を受けられる機会は、キャリア形成や働き方に関する不安を軽減する効果があります。
また、同じ立場や課題を持つ社員同士がつながれるネットワークは、情報交換や悩みの共有をしやすい点が特徴です。公式な制度だけでなく、気軽に相談できる場があることで、孤立を防ぎやすくなるでしょう。
こうした人的な支援体制は、制度面だけでは補いきれない不安を支える役割を果たしているといえます。
ダイバーシティを重視した企業文化づくり
制度を整えるだけでは、女性が働き続けられる環境は完成しません。それを実際に活用できる企業文化を育てることが欠かせない要素です。
多様な働き方や価値観を尊重する姿勢を明確に示し、管理職層を含めた意識浸透を図る取り組みが進められています。
ダイバーシティを重視する文化が根づくことで、育児休業や柔軟な働き方といった制度が形骸化せず、日常的に使われることが期待できます。
女性に限らず、さまざまな背景を持つ人が力を発揮しやすい環境づくりは、結果として組織全体の持続的な成長にもつながる課題といえるでしょう。
女性がコンサルファームを選ぶときに確認すべきポイント
ファームを比較するとき、制度の一覧を見比べるだけでは判断できません。育児休業や時短勤務はどのファームにも整っていて、公開されている情報だけを並べると横並びに見えてしまいます。
実際の働きやすさを分けているのは、その制度がどう運用されているかという部分です。ここでは選考を受ける前に確認しておきたい観点を挙げていきます。
女性比率と管理職に占める女性の割合
最初に見ておきたいのは、全体の女性比率と管理職に占める女性の割合を分けて確認することです。全体の比率だけが高いファームは、若手の女性を多く採用しているものの、上のポジションまで残っている人は少ないという可能性があります。
2つの数字の差が大きい場合は、昇進の過程で何が起きているのかを確かめておいたほうがよいでしょう。反対に差が小さいファームは、長く働き続けている女性が実際にいると考えられます。
数字は各社のサステナビリティレポートやダイバーシティ関連のページで公開されています。ただし公開されているのは法人全体の数値であることが多く、コンサルティング部門単体の内訳までは出てきません。応募を検討している部門の実態は、面接や面談の場で聞くほうが確実です。
産休・育休の取得実績と復帰後のポジション
制度があるかどうかではなく、実際に何人が取得して何人が戻っているかを確認します。育児休業の取得率は公開されていることが多いものの、より重要なのは復帰後の状況です。
復帰した人が、休業前と同じタイトルで、同じ規模の案件に戻れているかどうか。ここに差が出ます。復帰後に社内業務やサポート的な役割に固定されてしまうと、その後の昇進が進みにくくなります。面接では、直近で産休から復帰した人がどのポジションに就いているかを具体的に聞いてみてください。
あわせて確認したいのが、休業期間を評価上どう扱っているかです。この扱いはファームによって異なり、復帰後の昇進スピードに影響します。制度の説明だけでは分からないため、面接で確認しておきたい項目です。
アサイン方針と稼働をコントロールできる余地
コンサルタントの働き方は、所属ファームよりも入るプロジェクトによって決まります。同じファームの中でも、案件によって稼働時間もクライアント先への常駐頻度も異なります。そのため、アサインがどう決まるのかは選ぶ段階で押さえておきたい点です。
確認したいのは、本人の希望をどこまで反映する仕組みがあるか、稼働の上限を設ける運用があるか、常駐が必要な案件を避けられる余地があるかといった点です。アサインの決定権を持つ人が誰なのかも聞いておくとよいでしょう。部門長が一括で決めるファームと、本人と面談しながら調整するファームでは、事情を考慮してもらえる度合いが変わります。
規制対応やシステム導入後の運用支援のように、繁忙の波が読みやすい領域を持っているかどうかも比較材料になります。こうした領域が部門内にあると、生活の状況に合わせて案件を選びやすくなります。
リモート・時短の制度と実運用のギャップ
リモートワークは多くのファームで継続されていますが、クライアントの方針によって出社頻度が決まるケースが少なくありません。ファームとしてリモート可としていても、常駐を求めるクライアントの案件に入れば週の大半は客先に行くことになります。
時短勤務についても、制度としての利用可否と、利用者がどのくらいいるかは別の話です。時短勤務者がプロジェクトの中核業務を担っている実例があるかどうかが、その制度が実質的に機能しているかの判断材料になります。利用者がごく少数にとどまっている場合は、運用面に何らかの事情があると考えられます。
こうした実態は募集要項からは読み取れません。面接で聞きにくい内容でもあるため、転職エージェントを通じて確認するという方法もあります。
未経験から転職する場合に評価される経験
事業会社からコンサルファームに移る場合、業界知識よりも課題を整理して進める経験があるかを見られます。具体的には、事業計画の策定や業務プロセスの改善、システム導入のプロジェクト管理、複数部署をまたぐ調整といった経験が評価されます。
金融や製造、医薬など特定業界での実務経験は、その業界を担当する部門で強みになります。業界知識を持つ人材として、インダストリー単位の部門に採用されるケースもあります。
ファーム側が見る観点は年代によっても変わります。20代では地頭や学習意欲が中心に見られ、30代では前職での実務の深さと、入社後にどの領域で貢献できるかが問われます。40代以降はマネジメント経験や、特定領域での専門性が求められる傾向にあります。
面接でライフプランを聞かれたときの考え方
厚生労働省は、応募者の適性や能力に関係のない事項を面接で尋ねることは就職差別につながるおそれがあるとしています(参考:厚生労働省「公正な採用選考の基本」)。結婚や出産の予定は、本人の適性や能力とは関係のない事項です。それでも、面接の場で話題になることはあります。
前提として答える義務はありませんが、ここで対立姿勢を見せると選考に影響が出る可能性はあります。予定そのものには触れず、長く働く意思があることを伝える形で返すのが現実的です。
一方で、こうした質問が出たことそのものを情報として受け取ることもできます。聞かれた内容と聞き方は、その組織が女性のキャリアをどう捉えているかを表しています。踏み込んだ聞き方をされた場合は、入社後の働き方について事前によく確認しておいたほうがよいでしょう。
面接は評価される場であると同時に、こちらがファームを見極める場でもあります。ここまで挙げてきた確認事項は、そのまま面接で自分から聞く質問として使えます。
女性コンサルタントに関するFAQ
女性がコンサルタントを目指す際には、働き方の厳しさや育児との両立、転職時の注意点など、事前に確認しておきたい疑問が多くあります。
ここでは、とくに不安に感じやすいポイントについて、よくある質問形式で整理しました。
育児と両立することはできる?
コンサル業界で、仕事と育児を両立することは可能です。
実際に、アクセンチュアでは、ふたり目の育休復帰後に「週4日・短時間勤務」を選択し、リモートワークを活用しながら仕事と家庭の両立を実現している事例が紹介されています。
二人目の育休明けからは、短日短時間勤務という選択をしました。(週4日、7時間勤務)平日夜はほぼ毎日ワンオペ、ふたり別々の保育園へのお迎え、21時には寝かしつけ、仕事で迷惑はかけたくない、自分のやりたいことも諦めたくない… 仕事にも、子どもにも全力で向き合うためのベストな働き方は何だろう?と考え、この選択をしました。 いまは毎日、リモートワークでこんな働き方をしています。
引用:アクセンチュア「週4日勤務でアクセンチュアの仕事と家庭を両立させる働き方」
また、アビームコンサルティングでは、マタニティ休暇や育休後の時短勤務に加え、不妊治療のための短時間勤務や、保育所探しを支援する「保活コンシェルジュサービス」など、ライフステージに応じた支援制度が整えられています。
つわりがひどいときに気兼ねなく休むことができる「マタニティ休暇制度」や、育児休暇明けの時短勤務はとても助かりました。また、私自身は利用しませんでしたが、妊娠前の「不妊治療のための短時間勤務」や、保育所の入所を専門のスタッフがアドバイスしてくれる「保活コンシェルジュサービス」など、女性の活躍推進や両立支援のための制度がとてもよく整っている会社だと改めて感じました。
引用:アビームコンサルティング「アビームで実現する、私らしい多様な働き方」
そのほか、PwCや野村総合研究所などの大手コンサルファームでも、育児支援や柔軟な働き方に関する制度が公式サイトで明示されていました。
すべての環境が同じとは限らないものの、以前に比べて「育児とキャリアの両立」を現実的に考えられる業界へと変化してきているといえるでしょう。
転職時に考慮すべきポイントは?
女性がコンサルタントへの転職を考える際は、年収や業務内容だけで判断しないことが重要です。
福利厚生や育児支援制度の有無、評価制度の考え方などを確認し、長期的に働ける環境かどうかを見極める視点が求められます。
とくに注目したいのは、女性管理職の比率や、育児休業・時短勤務を利用しながらキャリアを継続している実績があるかどうかです。制度が整っていても、実際には使いづらいケースもあるため、公式情報や社員の声を通じて運用実態を把握しておきましょう。
自分のライフステージや価値観と合ったファームを選ぶことが、後悔しない転職につながります。
コンサルタントの求人情報
女性コンサルタントとしての働き方やキャリアを具体的に考えはじめたら、実際の求人情報を確認してみるのもひとつの方法です。
ファームごとに求められる経験や働き方、制度には違いがあるため、比較しながら検討することで、自分に合った選択肢が見えてきます。
MyVisionでは、コンサル業界を経験してきたキャリアアドバイザーが在籍しており、実務や評価制度、働き方の実態を踏まえた転職サポートをしています。女性ならではのキャリアの悩みや、ライフステージを見据えた相談にも対応している点が特徴です。
戦略系・総合系・IT系など、幅広いコンサルタント求人を取り扱っているため、選択肢を整理しながら検討したい人にも向いています。ぜひお気軽にご相談ください。
コンサルタントの求人情報
【2322】_HG_将来のHondaを支える新事業戦略と連動したオープン&クローズ戦略の策定・実行
想定年収
920~1,040万円
勤務地
東京都(渋谷区)
業務内容
将来の社会動向やHondaのビジョン・ありたき姿を踏まえたオープン&クローズ戦略の立案から戦略実現に向けた実行推進までお任せいたします。 <具体的には> ・事業構想の策定とオープン&クローズ戦略の策定 ・開発技術を基にした競合企業の探索 ・事業戦略の分析と知財情報を用いた優位性技術の分析 ・開発プロジェクトの方針策定、研究部門との連携によるリソース戦略の企画・推進 ・外部機関との渉外活動 ※オープン&クローズ戦略とは・・・市場を広げながら自社の競争優位性も確保する戦略。 ※専門性や適性、会社ニーズなどを踏まえ、会社が定める業務への配置転換を命じる場合があります。
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D_044_【エネルギー×デジタル】【民間領域/ProOS第2】エネルギー業界向け業務プロセス改善担当
想定年収
400~802万円
勤務地
東京都(港区)
業務内容
大手電力・ガス企業〜再生可能エネルギーの新興企業といった、エネルギー領域の企業に対して業務設計や運営支援、デジタル活用による業務改善やDX推進といった業務を担っていただきます。 エネルギー業界では、デジタル人材が不足しており会社全体でデジタル化推進ができていない点が多くあります。弊社は、デジタル化が進んでいない業務に対して、業務課題を整理→業務プロセスを設計~デジタル活用まで一気通貫で伴走し、業務プロセスをより高品質・生産性高い状態へ導いていきます。 また、顧客社員一人ひとりがデジタル知見を養い自走できる状態にすべく、デジタル活用ができる環境整備やナレッジ化を図り顧客のDX推進を促進する基盤を整えます。 〈プロジェクト例〉 ・新電力事業者の需給管理業務を立ち上げ、運営体制を構築 ・送配電事業者の料金制度改正に伴う業務プロセス設計を支援 ・現場業務のデジタル化を推進し、RPA・VBAを活用した業務自動化を実現 ・顧客社員向けのデジタル活用教育を実施し、内製化を支援 ※上記はプロジェクト・ポジションの一例です。 ご応募いただいた求人・職種に限らず、ご経験・スキル・ご志向性を踏まえ、PMO、デジタル・DX推進、エネルギー業界向け業務支援・コンサルティング/BPO、運用・業務改善など、プロフェッショナルアウトソーシング第2統括部内の幅広いポジション・プロジェクトの中から最適な配属先を検討いたします。 担当職種の変更の範囲:会社の定める職種(出向を命じることがあり、その場合は出向先の定める職種)
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【1034】_HG_将来のHondaを支える将来成長戦略の策定とその実現に向けた研究所運営方針策定
想定年収
920~1,040万円
勤務地
東京都(渋谷区)
業務内容
将来の社会動向を踏まえた研究戦略の立案および技術テーマの創出を、経営層や研究部門と連携しながら推進していただきます。 具体的な業務内容は以下の通りです。 ・将来の社会動向やHondaのビジョン・ありたき姿を踏まえた技術戦略の立案 ・技術領域における方向性の提案および中長期ロードマップの策定 ・経営層・研究部門との連携による研究テーマの創出 ・上記を実現するためのリソース戦略の企画(効果的なリソース配分の提案・運営) ※経営陣との密な連携・各研究センターの戦略企画部門と協同のもと、研究方向性や優先順位を議論しながら将来成長戦略の策定と実現に向けてプロジェクトを推進します。 ※専門性や適性、会社ニーズなどを踏まえ、会社が定める業務への配置転換を命じる場合があります。
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HRシニアコンサルタント
想定年収
720~1,200万円
勤務地
東京都(港区)
業務内容
HRコンサルタントとして、クライアントの経営戦略に基づいた人事業務の最適化・伴走支援を担っていただきます。 単なるアドバイザリーに留まらず、週1〜3日常駐して現場のチェンジマネジメントまで深く入り込むプロジェクトもございます。 将来的にはマネージャーとして、コンサルティング品質の管理や組織全体のナレッジシェアを牽引いただくことを期待しています。 ・ 採用戦略の企画立案 ・ 採用のKPI~KGI設定 ・ オウンドメディア(採用HP)の改善提案 ・ リクルーティングプロセスのBPR(業務変革)と最適化 ・人事ミッションの策定や組織編成・評価制度の再構築支援 ・AIを活用した人事業務のDX化(選考評価のAI判定設計・導入 など) 【具体的には】 大手チェーン店やサービス業の企業に対し、定量データを用いた課題抽出・施策提示を実施。 媒体選定や広告運用支援といった「入口」の最適化に加え、エンゲージメント向上によるリテンション(離職防止)施策の構築、人事・評価制度の設計、階層別研修の企画など、クライアントの人的資本経営を全般的に支援します。 近年はここに「AIで代替する/高度化する」という打ち手が加わりました。 たとえば選考プロセスであれば、これまで面接官の経験則に依存していた評価を、「何を、どの基準で、どう測るか」から設計し直し、AIが判定できる形に構造化して現場に実装する。 制度設計とテクノロジー実装の両方に手を伸ばせるのが、いまのこのポジションの面白さのひとつです。 ※弊社での社員一人ひとりにClaude(Anthropic社)の有料アカウントを付与しております。 【お取引企業】 ファーストフードチェーン、飲食店運営企業、派遣企業、介護施設、学習塾、美容院 など大手企業を中心に、様々な企業様とお取り引きをしております。 【プロジェクト事例】 ・ヘルスケア事業会社様:採用戦略の立案、実行と人員計画の策定を行い、媒体経由に応募率を2倍に改善、採用単価を大幅に抑制。 ・訪問看護事業会社様:システムの導入と人材紹介会社とのリレーション構築を行い、人事工数を大幅に削減し、人材紹介会社からの応募が1.8倍に増加。 ・選考評価のAI化プロジェクト:属人化していた選考評価の基準を再設計し、AIで判定可能な形に構造化。評価基準の設計から現場導入・運用定着までを一貫して支援。
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DX / セキュリティコンサルタント / 東京・大阪・福岡 / FPTコンサルティングジャパン
想定年収
600~2,100万円
勤務地
東京都(港区)
業務内容
~セキュリティコンサルタントとして、グローバル企業の成長を技術とコンサルティングで支援~ クライアント企業のサイバーセキュリティ態勢を評価・強化し、経営層から現場まで一気通貫で支援します。FPTグループの27カ国・5万人超のグローバルネットワークを活用し、上流コンサルティングから実装・運用まで一貫したソリューションを提供します。 【主な業務内容】 ●セキュリティ戦略コンサルティング(現在の主力案件) ・NIST CSF、CIS Controls等の国際標準フレームワークを活用したセキュリティ成熟度評価 ・リスクアセスメントに基づくセキュリティロードマップ(中長期計画)の策定 ・CSIRT構築・運用支援、インシデント対応体制の整備 ・セキュリティガバナンス・ポリシー策定支援 ●自動車サイバーセキュリティ(注力領域) ・UN-R155/R156、ISO/SAE 21434への対応支援 ・CSMS(サイバーセキュリティ管理システム)構築コンサルティング ・車載システムの脅威分析・リスクアセスメント(TARA) ・サプライチェーン全体のセキュリティ態勢構築支援 ●AIサイバーセキュリティ(注力領域) ・AI/ML システムのセキュリティリスク評価 ・AI活用におけるガバナンス・コンプライアンス体制構築 ・生成AI導入時のセキュリティ対策立案 ●プロジェクトマネジメント ・ベトナム開発チームとの協業によるセキュリティソリューション実装 ・クライアントとの折衝、提案資料・報告書作成 ・新規案件の提案活動、ビジネス開発支援
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まとめ
コンサル業界は、決して楽な仕事ではありませんが、近年は女性が長期的にキャリアを築きやすい環境が整いつつあります。
成果を評価されやすい報酬体系、キャリアの選択肢の広さ、育児やライフイベントを支える制度などを踏まえると、女性にとっても現実的な選択肢といえるでしょう。
一方で、働き方や制度の実態はファームごとに差があります。転職を検討する際は、表面的な条件だけでなく、評価制度や女性の活躍実績まで含めて確認することが大切です。
MyVisionでは、コンサル業界に精通したキャリアアドバイザーが、一人ひとりの状況や希望に合わせたサポートをしています。
まずは以下のページも参考にしながら、次の一歩を検討してみてください。 ▶MyVisionが選ばれる理由

