マカイラとは特徴や社風、年収を徹底解説
2024年06月24日更新
マカイラ株式会社は、政策変更、行政との連携、社会の支持獲得など、広範囲にわたる活動を行うパブリックアフェアーズ専門のコンサルティングファームです(パブリックアフェアーズ=企業・団体が事業目的の達成のために行う、公共・非営利分野や社会への戦略的関与活動)。飛躍的なイノベーションが大きな社会変革をもたらすためには、単に技術やビジネスモデルの革新だけでは不十分であり、支持者の獲得や、利害関係者との新たな信頼関係の構築が欠かせません。政治、行政、自治体、業界団体、NGO、メディア、一般消費者など、幅広いステークホルダーとの対話や協調を通じて、社会変革の実現を目指しています。
監修者
石井 大
Ishii Takashi
教員経験を経た後、エムスリーキャリア等でヘルスケア/公共領域出身者の転職支援に強みを有するエージェントとして1,500名以上の転職を支援。国家資格であるキャリアコンサルタント、及びその上位資格であるキャリアコンサルティング技能士2級も保有。
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目次
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企業紹介
企業の特徴
マカイラは、「Advocacy for Changemakers」をミッションとして掲げ、テクノロジー、カルチャー、ソーシャルの三つの領域でイノベーションを社会に実装することを目指す変革者たちをサポートするパブリックアフェアーズ専門ファームです。企業や団体が事業目的を達成するために公共・非営利分野や社会に戦略的に関与する活動、または非市場戦略の立案と実行において、同社は非常に特徴的なサービスを提供しています。
同社のサービスは、政策リサーチ・政策提言、ロビイング、セクター間連携のコーディネーション、シンポジウムやイベントの企画、メディアリレーション、ブランディング開発やキャンペーンの企画、そしてクリエイティブ制作に至るまで、パブリックアフェアーズに関連する広範な活動をカバーしています。
また、国際的な公共戦略コミュニケーションの分野において、日本が世界に貢献するためのサポートも重視しています。この目的のために、同社は米国ワシントンDCに拠点を持つGlobal Communicators社と戦略的パートナーシップを結んでいます。パートナーシップによって、日本国内だけでなく、国際的なフィールドでの活動も可能になり、グローバルな視点からのパブリックアフェアーズ活動を展開しています。
企業の詳細
正式名称 | マカイラ株式会社 |
代表者名 | 藤井 宏一郎/高橋 朗 |
設立年 | 2014年6月3日 |
所在地 | 東京都千代田区麹町2-5-1 半蔵門PREX South 8F |
会社URL | https://makairaworld.com/ |
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案件の特徴
マカイラが提供するパブリックアフェアーズ・コンサルティングは、行政のDX化、再生可能エネルギー、シェアリングエコノミー、フィンテック、モビリティサービス、医療・ヘルスケア、プロップテック・建設テック、地方創生のためのICTなど、幅広い領域に及びます。
同社が案件の特徴に応じて対応可能なチームを有しており、以下のようなチームが独自の専門性を生かして顧客を支援しています。
- PublicRelations
「価値主導型PR」を通じて、社会変革の実装を応援しています。
- Makaira Art&Design(MAD)
アートとデザインの力を用いて、ビジネスとコミュニケーションをデザインする、社会形成型のクリエイティブチームです。事業開発支援、ブランディング支援、各種クリエイティブツールの開発を通じて、人々の共感を得る本質的なソーシャルグッドの実現を目指しています。
- PublicAffairsJP
「市民と企業が政策を作る社会を当たり前に」をミッションに掲げ、パブリックアフェアーズの最前線を紹介する専門メディアとして活動しています。このプラットフォームは、パブリックアフェアーズに関する実務に役立つ理論や知識、関連する組織・個人のインタビュー、イベント情報などを提供し、専門知識の普及と共有を促進しています。
カルチャー
マカイラは、社会変革を推進するプレーヤーたちへの深い支援をミッションとして掲げ、「Advocacy for Changemakersー社会変革の実装パートナー」という理念のもと、様々なイノベーションを社会に実装しています。この理念は企業全体に浸透しており、社員それぞれが、自らの思い描く社会変革に向かって努力する傾向があります。
同社は自己成長と自己実現が可能な環境も豊富に提供しています。 社員はそれぞれ専門分野を有しており、社内勉強会が頻繁に開かれるなど、スキルアップと知識の共有に積極的です。このような環境は、メンバーが自らの専門性を深めるとともに、他の分野についても理解を深めることを可能にし、チーム全体の幅広い知識と能力を向上させることが可能です。
企業理念
Advocacy for Changemakersー社会変革の実装パートナー
Vision
ホリスティックにアップデートし続ける社会
マカイラが目指すのは、「ホリスティックにアップデートし続ける社会」。 「ホリスティック」とは、「すべてはつながっている」という信念の下、局所的な個別最適よりも、バランスの取れた全体最適を目指すことです。一部の強者だけでなく、弱者やマイノリティを含めた多様な人々への配慮。経済的な豊かさだけでなく、文化的・社会的・精神的にも豊かで健全な社会を目指します。 一方で、そんな社会を一足飛びに実現できるとは同社は考えていません。より良い世の中を目指して主体的に「アップデートし続ける社会」。強制でも受け身の変革でもなく、公共・非営利・事業者・生活者たちからの提案と対話の力をもって、ボトムアップにより良い社会を共創していきます。
Mission
Advocacy for Changemakers / 社会変革の実装パートナー
マカイラが支援したいのは、企業であれ、NPOであれ、テクノロジー、カルチャー、ソーシャルの各領域におけるイノベーションを社会に実装して、社会をよりよい方向に、前向きに変革しようと試みる、チェンジメーカーたちです。 既存のビジネスや既得権益を守るためではなく、社会を前進させるために、本気の事業を創る。そんな理想を高く掲げる組織が志す社会変革の実装を、同社は、ともに、目指します。
Principles
マカイラは、お引き受けする仕事を”選ぶ”会社です。本当に世の中をよくしようとしているChangemakerたち、世論操作などではなく、世論との正直な対話により価値を訴え、社会変革を行う覚悟と勇気のあるクライアントのみと仕事をすることを旨としています。その判断のために、3つの原則を重視しています。
- Innovation Focus | イノベーション特化
既得権益を固守して出る杭を打つような、社会の前進を阻止するためだけの仕事はしません。
- Social Good | 社会への便益
社会への正負のインパクトを比較較量し、その案件が社会的な便益の方が大きいと、全社員が合意する案件以外は受けません。
- No Rent-Seeking | 利権を作るな
特定の産業や企業のみに独占的な利益を囲い込むためにマーケットを不当に歪めて、経済全体のパイを犠牲にするような行為への肩入れはしません。