シグマクシスとは特徴や社風、年収を徹底解説
2024年06月18日更新
シグマクシスは、企業の変革を牽引し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けてクライアントやパートナーと共に歩むことをミッションとして掲げる企業です。設立からわずか5年で上場を果たし、2022年にはプライム市場への市場変更という著しい成長を遂げています。2021年4月、伊藤忠商事株式会社と資本・業務提携を開始し、その広範な事業展開、投資先、そして国際的なネットワークを活かしながら価値創造を一層加速させています。
監修者

石井 大
Ishii Takashi
教員経験を経た後、エムスリーキャリア等でヘルスケア/公共領域出身者の転職支援に強みを有するエージェントとして1,500名以上の転職を支援。国家資格であるキャリアコンサルタント、及びその上位資格であるキャリアコンサルティング技能士2級も保有。
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目次
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企業紹介
企業の特徴
シグマクシスは、デジタル経済のもとで企業が直面する主要な変革に対してサービスを提供しています。 同社が展開するサービスはマネジメント・トランスフォーメーション、デジタル・トランスフォーメーション、およびサービス・トランスフォーメーションという、3つの重要な変革領域に焦点を当てています。それぞれの変革は、組織内の自律性と心理的安全性の確保、コアビジネスモデルの変革による生産性革命、そして成長市場での新ビジネスモデルの構築を目指しています。
同社は、これらのトランスフォーメーションを通じて、デジタルの力を最大限に活用した新たな企業像への変革を目指しています。これを実現するために、コンサルティング能力だけでなく、投資能力とアライアンス・ネットワーク力を兼ね備えていることが強調しており、グループ全体で力を合わせ、日本の産業のトランスフォーメーションを力強く推進するとともに、変化の激しいデジタル経済の中で企業が直面する課題に対して総合的な解決策を提供しています。
企業の詳細
正式名称 | 株式会社シグマクシス・ホールディングス |
代表者名 | 太田 寛/柴沼 俊一/田端 信也 |
設立年 | 2008年5月9日 |
所在地 | 東京都港区虎ノ門 4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス9F |
資本金 | 30億円(2024年3月末時点) |
株式 | 東京証券取引所 プライム市場 |
会社URL | https://www.sigmaxyz.com/ |
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案件の特徴
シグマクシスは、コンサルティングと投資の組み合わせを通じて、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援に特化した画期的なサービスを展開しています。 同社は、社内外から集結した多様な専門家による幅広いサービスと、充実したアライアンス・ネットワークを駆使しながら、ビジネス、デジタル&IT、イノベーション、プロジェクト・マネジメント・オフィス(PMO)など、様々な領域での変革を促進しています。
プロジェクト事例としては、2023年5月に伊藤忠商事と共同で立ち上げた「生成AI研究ラボ」の取り組みであり、生成AIを活用した企業の業務変革や新規ビジネス開発を支援することを目的として立ち上げられました。この取り組みにより、伊藤忠商事の従業員4200名が利用するAzure Open AIを基盤とした生成AI利用ビジネスチャットの導入を支援し、API連携による使いやすいUIの構築やセキュアな利用環境の実現に貢献しています。
カルチャー
シグマクシスは、「プロフェッショナル&コラボレーション」というワークスタイルを軸に、社員が最大の価値を創出できるような環境を重視している企業です。
同社では、徹底した情報のデジタル化、ネットワークの整備、ウェブカンファレンスツールの導入などを通じて柔軟な働き方を取り入れており、個々の社員が最も生産的な状況を自ら選択できるようにすることで、パフォーマンスを最大化できるようになっています。同社は、効率的な働き方は画一的に定義されるものではないとして、多様性を尊重した働き方を奨励しています。
加えて、同社は新しいテクノロジーやツールの積極的な採用を通じて、働き方の進化を追求し続けています。この前向きな姿勢は、変化に対応し、常に最先端を目指す企業文化の表れでもあります。
企業理念
Create a Beautiful Tomorrow Together
人と人との「信頼」、お互いに助け合う「互酬性の規範」、絆で繋がり合う「ネットワーク」。 これら3つを軸とする社会関係資本の考え方と、それが広く理解され浸透していくことの大切さが、世界の国々において見直され始めています。 そして、この社会関係資本こそ、日本が培ってきたアイデンティティーそのものであり、社会としての美しさだと思うのです。 シグマクシスが企業活動を通じて目指すのは、そんな美しさにあふれた社会づくりに貢献すること。 世代やパーソナリティーを超えてお互いに尊重し合い、誰もが快適に暮らし活躍し、希望を持って生きることができる、美しい社会。
そのためにシグマクシスは、クライアントやパートナーをはじめ、あらゆる人や組織と力を合わせ、シェルパとして共に成果実現を目指し、時には自ら旗を振って新しい価値を生み出していく。 まずは、明日を美しくすることから、一歩一歩。
制度面
昇格制度
シグマクシスの制度は、事業の推進に必要な能力領域とそのレベルごとの基準が明確に定義されており、従業員は年初に個人の「能力開発計画」を策定します。そして同社の評価制度は、従業員が実際のプロジェクトにおいて示した「能力」に焦点を当てており、価値創造活動におけるパフォーマンスを、能力という視点から複数の評価者が審査します。年に一度行われる能力レベル(クラス)の評価は、能力領域ごとにシニアクラスのプロフェッショナルたちが集まり、深夜まで続く白熱した議論を経て決定され、その結果は全社に公開されものとなっており、透明性高く公平なものとなっています。
能力のレベルアップは、市場における個人の価値が高まることを意味し、それに伴い職位や報酬も上昇します。
育成制度
シグマクシスは、現場での経験を通じて継続的かつ自律的な学習を促す一方で、多様なラーニングプログラムを用意して従業員のキャリア発展を支援しています。
カフェテリア研修
様々な研修から自ら選択して参加することができるというものです。
マネージャー研修
アシスタントマネージャーへの昇格時に提供されるセッションで、自身のキャリアパス、マネジメントとしての役割、将来像について深く考える機会を提供します。
ナレッジフェア
社内のプロフェッショナルが自らの経験や知見を共有するイベントで、最新のトレンドやイノベーションについて学ぶことができます。月に数回、オフィス内またはオンラインで開催され、興味のあるテーマに自由に参加できるため、社内コミュニケーションの活性化にも貢献しています。
プロフェッショナルセッション(ハイタッチプログラム)
従業員が多様な分野の第一人者から直接学び、インスピレーションを得る機会を提供しています。学術、文化、スポーツなど幅広い分野のエキスパートを招き、その経験や知識を共有することで、従業員の視野を広げ、創造力を刺激します。
シグマクシス の平均年収
年齢別年収目安
年齢 | 年収目安 |
---|---|
25歳 | 577万円 |
30歳 | 701万円 |
35歳 | 852万円 |
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※上記年収の目安は、公式サイトに掲載された情報ではありませんので、参考程度にご活用ください。 コンサルティングファームは昇給スピードが一般的な企業と比べるとかなり早く、早い方は20代のうちに年収1,000万円を超えます。自身の能力や結果に応じて昇進スピードが決まるため、実力に応じた年収増を目指せる環境となっています。 ※補足すると、マネージャー未満では残業代がつくため、プロジェクトによってはコンサルタント時の給与が一時的に多くなる場合があります。