【2026年最新】総合コンサルへの転職のリアル|元総合コンサル人事が徹底解説
2026年02月27日更新
総合系コンサルティングファームは、近年最も勢いのあるコンサルティングファームのひとつです。コンサル業界の中でも採用人数が最も多く、業界未経験の人にも注目されているファームが非常に多いです。
本記事ではそうした「総合系コンサルティングファームへの転職」をテーマに、転職のメリットとデメリットや人気ファームの採用動向、具体的な選考対策の方法について、外資系総合ファームで人事担当の経験があるMyVisionエージェントの大河内が解説します。
著者

大河内 瞳子
Okochi Toko
株式会社MyVision執行役員
名古屋大学卒業後、トヨタ自動車での海外事業部、ファーストリテイリング/EYでのHRBP経験を経てMyVisionに参画。HRBPとして習得した組織設計、採用、評価などの豊富な人事領域経験を生かした支援に強みを持つ。
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監修者

岡﨑 健斗
Okazaki Kento
株式会社MyVision代表取締役
東京大学を卒業後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)に入社。主に金融・通信テクノロジー・消費財業界における戦略立案プロジェクトおよびビジネスDDを担当。採用活動にも従事。 BCG卒業後は、IT企業の執行役員、起業・売却を経て、株式会社MyVisionを設立。
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目次
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総合コンサルティングの求人情報
エージェント事業部_責任者(RA専属)
想定年収
500万円~
勤務地
東京都渋谷区
業務内容
人手不足の課題を抱えるクライアント企業へ人材の紹介を通して、採用支援を行っていただきます。 対象とする業界は建設・不動産領域に特化しておりますが、正社員・派遣・フリーランス・独立・契約社員といった働き方を総合的にご提案できる付加価値の高いキャリアコンサルティングです。 ●キャリアコンサルティング(正社員・派遣・フリーランス・独立・契約社員等々) ●転職先をお探しの求職者との面談および面接対策 ●人手不足の企業様へ求職者をご紹介 ●就職支援の全般的なサポート ●エージェント業務(RA・CA業務を一気通貫で担当) ●求職者のスカウト・ヘッドハンティング ●ヘッドハンティングによる接触候補者に対して求人のプレゼンテーション 【1日の流れ】 求職者との面談・面接対策・書類応募(推薦状作成)他事務処理、営業との打ち合わせなど。
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ビジネスマッチング事業部_メンバー
想定年収
340~1,200万円
勤務地
東京都渋谷区
業務内容
当社のビジネスマッチング事業部は「人・モノ・サービス」をつなぐ結節点の役割を果たしています。 AIが発達した今、企業同士をただおつなぎするだけではなく、”どの企業様とどの企業様”をおつなぎするかの目利きが問われています。 AIでは代替しにくい、”信頼を媒介する人間的判断”を担う仕事となります。 企業間の連携や新たな事業機会の創出を目的とし、顧客企業の成長を強力にサポートをさせていただきます。 <主な役割と業務内容> 1.マッチング戦略の立案・実行 ・顧客の事業課題やニーズを深くヒアリング・分析し、最適なパートナー候補を特定するための戦略を策定します。 ・業界動向や市場の変化を常に把握し、新規事業創出やM&Aなども視野に入れた幅広いマッチング機会を提案します。 2.企業ソーシングと関係構築 ・独自のネットワーク、データベース、および外部ツールを駆使して、提携候補となる企業(パートナー)を発掘します。 ・発掘した企業に対してアプローチし、事業内容や連携の可能性について初期的な交渉を行います。 3.マッチングの推進とクロージング ・候補企業との面談・商談をセッティングし、両社の事業責任者や担当者間の円滑なコミュニケーションを支援します。 ・事業提携の枠組み、役割分担、収益モデルなど、具体的な協業条件の調整をサポートします。 ・契約締結に向けた最終的な合意形成を支援し、マッチングの成功(クロージング)に導きます。 4.マッチング後のフォローアップ ・提携開始後の進捗状況を定期的に確認し、連携がスムーズに機能しているか、当初の目的が達成されているかをフォローします。 ・連携上の課題が発生した際には、解決に向けたコンサルティングを行い、長期的な関係構築を支援します。
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M&A事業部_責任者
想定年収
360~2,000万円
勤務地
東京都渋谷区
業務内容
弊社は建設業界の経営課題を総合的にソリューションする企業です。 具体的にはヘッドハンティングサービスから高度外国人材紹介サービス、さらにはフリーラスマッチングサービスやDXコンサルティングなど、建設企業オーナーが抱える経営課題を根本的に解決するためのサービスを複合的に展開しております。 中でも、多重下請けなど業界の構造問題を解決するための建設業界特化型М&Aコンサルティングは中核を担う事業であり、М&Aコンサルタントとして譲受企業及び譲渡企業に対してコンサルティング業務を行っていただきます。 全国の金融機関及び会計事務所等とアライアンスを組んでいるため、譲渡案件の発掘がやりやすいなどリソースが整っている点が強みです。 ・譲渡企業案件のソーシング ・金融機関及び会計事務所、税理士法人とのアライアンスに関する業務連携 ・企業価値算定(バリエーション) ・買収候補企業の選定及びМ&Aシナジーのプレゼンテーション ・М&Aにおけるエグゼキューション業務全般 ・条件交渉 ・基本合意 ・デューデリジェンスの進行 ・最終契約 等のM&Aの一連のプロセスをお任せします。
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[ES]SAP BTPコンサルタント(プロジェクトマネージャー)
想定年収
1,040万円~
勤務地
東京都千代田区
業務内容
ES-SAP部門ではコンサルファーム出身のメンバーだけでなく、SIer、パッケージベンダー、事業会社など多種多様なキャリア経験を持つメンバーが集まっています。 ES-SAP部門内のメンバーだけに留まらず、KPMGコンサルティングの他部門や、KPMG他エンティティとの協業をする機会も多い為、様々なプロフェッショナリズムを持ったメンバーと日々切磋琢磨できる環境で皆様ご活躍されています。 KPMGはこれまでSAP社の監査を担っていた為、一部制約がありましたがクライアントの要望にお応えすべく、2017年10月以降ES-SAP部門を立ち上げ、KPMG独自のSAPビジネスを展開して参りました。 2024年に無事SAP社、コンカー社とのアライアンス契約を締結いたしましたので、これまで以上にビジネスを加速していく段階の組織となります。 業務内容 KPMGはグローバルネットワークを生かしたSAPの知見と最新テクノロジー知見を強みとしています。 単なるシステム導入にととまらず、業界特有の課題を深く理解し、戦略立案からデリバリーまで一貫したサービスを提供しています。 本ポジションはクライアントの抱える様々な企業課題に対し、BTPを活用した柔軟なクラウドソリューション導入支援を担っていただきます。 従来型システムの制約を越えて、AIやローコードなど最新技術を組み合わせた革新的なビジネス変革支援にチャレンジできます。 具体的には以下の職務をご担当頂きます。 プロジェクトマネジメント ●SAP BTP導入理おける企画から実行までの一貫したマネジメント ●プロジェクト計画の立案、実行管理 ●予算管理、進捗管理、品質管理、リスク管理の実施 ●ステークホルダーとの関係構築・維持と強化 ●複数チーム(開発、インフラ等)の統括 デリバリーマネジメント ●ウォータフォール/アジャイル等の適切な開発手法の選定と実行 ●チーム全体のスキル向上とキャパシティ管理 ●品質管理(QCD) デリバリーマネジメント ●ウォータフォール/アジャイル等の適切な開発手法の選定と実行 ●チーム全体のスキル向上とキャパシティ管理 ●品質管理(QCD) ソリューション推進 ●SAP BTPを活用したクラウドソリューション提案 ●ノーコード/ローコード開発プラットフォームの活用推進 ●クライアントのビジネス課題に対する最適なソリューション提案
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[HR] 人事企画担当シニアマネージャー
想定年収
730万円~
勤務地
東京都千代田区
業務内容
HR企画は、多様な視点から会社の課題を認識し、人材に係る新たな企画の立案・設計・推進を担います。 HR内には採用、研修、労務、評価などのチームがあり、それぞれも企画機能を保有していますので、これらのチームと協業しながら、複数機能にまたがる横断的なテーマの推進や、未定義のテーマの立ち上げ・方向づけを担います。 特定の機能に止まらず、その時々の組織課題に柔軟に対応しながら、制度・育成・組織開発など多様なテーマに関わることができ、全体最適の視点を育み、横断的に価値を発揮できる人材として成長できるポジションです。 【主な業務】 ・評価・報酬・労務などの人事制度の企画・設計 ・全社人事戦略および事業部門方針に基づく人事施策の企画・推進 ・コーポレート部門を中心としたキャリア開発・人材育成施策の企画・運営 ・HR部門自身の組織開発・運営改善の企画・実行 ※上記業務は以下のような連携体制のもとで遂行 ・HR部門内の他チーム、コーポレート他部門、事業部門と適時適切に連携・協業 ・HR部門内の他チームが主管する領域については、HR企画は企画支援や部門間連携を担う 【業務内容】 部門業務等全般、その他左記業務に付随する業務 (変更の範囲)当社の指定する業務
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そもそも総合コンサルファームとは?
総合系コンサルティングファームとは、数多く存在するコンサルティングファームの中でも、とくに幅広い業種のクライアントに対して、戦略立案からその実行支援、システム導入、保守運用、業務改善といった包括的なコンサルティングサービスを提供しているコンサルティングファームの総称です。
総合系コンサルファームの特徴は数多くありますが、ここでは「コンサルファームの規模」と「メンバーの多様性」の2つについて解説します。
たとえば、アクセンチュアやBig4などのグローバルな総合系コンサルティングファームの社員数は、コンサルタント数が十万人を超えており、その規模の大きさを伺えます。
また、在籍するメンバーの職種や専門性も多種多様になっていることも特徴のひとつです。
コンサルタント以外にもエンジニアやデザイナー、データサイエンティスト、マーケターなど、幅広いバックグラウンドをもったメンバーが在籍しており、必要に応じて適宜最適なメンバーをアサインし、クライアントへサービスを提供できるのが総合ファームの強みです。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部では、知名度やブランド力だけを基準に総合コンサルを選ぶことは推奨しません。なぜなら、同じ総合ファームでも案件の性質や評価制度、育成方針は大きく異なり、自分の志向と合わない場合に早期離職につながるケースがあるからです。
そのため、将来どの領域で専門性を築きたいのか、どのポジションを目指したいのかまで考慮し、案件傾向やキャリアパスとの相性を見極めたほうが納得度の高い転職になりやすいです。
▼総合系コンサルタントについては、こちらの記事でより詳細に解説しています。
人気の総合ファームとは
人気の総合コンサル業界ですが、そのなかでも下記のファームはとくに人気です。アクセンチュアやPwC、ベイカレントなど一度は耳にしたことのある人も多いのではないでしょうか。
各ファームの特徴については、後ほど説明します。
| 企業名 | 発祥 | 従業員数(国内) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| デロイトトーマツコンサルティング | 外資 | 4,300人 | Big4の一角、業務改革コンサルを得意としています。とくに、自動車部門が業界最大級 |
| PwCコンサルティング | 外資 | 3,800人 | Big4の一角、「Strategy&」があり、戦略案件に強みがある |
| EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 外資 | 3,500人 | Big4の一角、チームに貢献する姿勢が重視しフレンドリーな社風が特徴 |
| KPMGコンサルティング | 外資 | 1,400人 | Big4の一角、マネジメントコンサルティングとリスクマネジメントに注力 |
| アクセンチュア | 外資 | 19,000人 | IT・デジタル分野に大きな強み、世界最大級のコンサルティングファーム |
| ベイカレント・コンサルティング | 日系 | 3,700人 | システム開発やPMO・DX案件が得意で独自のDX方法論を確立する |
| アビームコンサルティング | 日系 | 7,500人 | ERP分野の中でとくにSAPの導入支援・実装が強く、国内で最多のSAP認定コンサルタントが在籍 |
| フォーティエンスコンサルティング(旧クニエ) | 日系 | 1,000人 | NTTが母体、効率化・生産管理・原価計算など製造業固有の課題解決が得意 |
| 日立コンサルティング | 日系 | 460人 | 大企業やグローバル企業などへの事業戦略・事業企画・業務改革(BPR)に強み |
総合コンサルタントの仕事内容
総合系コンサルティングファームでは扱う課題が多岐に渡ります。そのためファームを「担当するクライアントの業種(インダストリー)」と、「クライアントに提供する機能(ファンクション)」の2軸でわけてチームを組成する事が一般的です。
業種とは、たとえば製造業や金融機関、政府系、ヘルスケアといったものです。提供する機能とは、戦略、組織人事、IT開発・導入支援、業務支援といったものを指します。
近年のトレンドとして、DXやITに関する仕事が増加している点が挙げられます。たとえば、製造業のIT戦略や、金融機関におけるデジタルツールの導入などです。
また、上記のようなインダストリーやファンクションの垣根がない、「ワンプール制」を導入しているファームもあります。こういったファームでは、入社後にキャリアの選択肢を広げていきやすいという点で人気を集めています。
総合コンサルへの転職の最新情報
ここまで、総合ファームについて簡単にご説明してきましたが、ここからは実際の転職活動について話を進めます。
未経験から総合系コンサルファームに転職できるか
まずこちらよくいただく質問ですが、業界未経験からでも総合コンサルファームへの転職は可能です。実際に、MyVisionが支援している候補者の人のプロフィールですが、8割以上の人はコンサル業界未経験です。
過去にMyVisionがご支援した、総合系コンサルファームに転職された人の経歴を一部紹介します。
| 年齢・性別 | 前職業界 | 前職職種 | 転職先 | 転職先職種 |
|---|---|---|---|---|
| 25歳・男性 | 国家公務員 | 外務省 | 外資総合ファーム | アナリスト |
| 26歳・女性 | プランナー | PR代理店 | 日系総合ファーム | アナリスト |
| 36歳・男性 | 事業開発 | 電機メーカー | 外資総合ファーム | シニアコンサルタント |
| 33歳・男性 | マーケティング | プロスポーツクラブ | 日系総合ファーム | シニアコンサルタント |
| 28歳・女性 | 事業開発 | 電機メーカー | 外資総合ファーム | コンサルタント |
| 31歳・女性 | 海外営業 | 精密機器メーカー | 日系総合ファーム | コンサルタント |
| 23歳・男性 | 総合職 | 鉄道会社 | 外資総合ファーム | アナリスト |
| 31歳・男性 | SCM | 食品メーカー | 外資総合ファーム | シニアコンサルタント |
| 27歳・男性 | 市役所 | 公務員 | 日系総合ファーム | コンサルタント |
| 29歳・女性 | 研究職 | ゼネコン | 外資総合ファーム | コンサルタント |
| 32歳・男性 | 防衛省 | 自衛隊 | 外資総合ファーム | シニアコンサルタント |
| 28歳・男性 | SE | ITベンダー | 外資総合ファーム | コンサルタント |
| 31歳・男性 | SE | ITベンダー | 外資総合ファーム | コンサルタント |
| 36歳・男性 | 企画部 | メガバンク | 外資総合ファーム | シニアコンサルタント |
さまざまな業種に対してコンサルティングサービスを提供できるよう、特定の業界経験者や、IT・DX領域の専門スキルを持つ人材の中途採用が増加しています。
総合コンサルへの転職に成功するためには、まずは今までの経験を棚卸して、面接でアピールしていくことが重要です。
人気の総合コンサルファームの採用状況
米国においては、コンサル業界の採用人数の減少などがニュースとなっていますが、日本国内の総合系コンサルファームでは、引き続き積極的な採用活動がおこなわれています。
先ほど紹介した、アクセンチュアやBig4系のファームでは年間を通してポテンシャルの高いコンサル候補者の中途採用や第二新卒採用を、またベイカレントにおいても同様に選考が一年間を通じておこなっています。
総合系コンサルに転職する6つ理由
まずは、業界未経験からコンサル業界へ転職された人の転職理由について説明します。もちろん、動機は人それぞれですが、実際にどのような志望動機でコンサル内定にいたることが多いのか参考にしていただければと思います。
ここでは、以下の理由について解説します。
- 市場価値を高めたい
- グローバルに活躍したい
- ワークライフバランスを改善したい
- 専門性を極めたい
- 行政・官公庁や研究職からでも転職しやすい
- 給与のアップサイドを狙いたい
市場価値を高めたい
現職で働き続けても、「他業界ではまったく通用しないスキルセットしか育たないケース」や、「縮小する斜陽産業で働いているケース」に危機感を感じて、一度コンサル業界への転職を目指す人は非常に多いです。また、コンサル業界で働いている大学同期や新卒同期を見た際に、漠然とした焦りを感じたといった相談もよくあります。
「成長産業であるコンサル業界に入り、ポータブルなスキルを身につけ、市場価値を高めたい」という思いの人に対して、総合コンサルティングファームは非常におすすめの業界です。
以下の人は、縮小産業に居続けることに対し危機感を感じ、コンサル業界への転職活動を開始しました。
入社以来携わっていたのがコピー機事業という斜陽産業でした。将来を見据えた時に、縮小産業で専門性を深めていくキャリアに不安を覚えたので、転職を決めました。どの産業でも活躍できるポータブルスキルを身に着けられるコンサル業界を第一志望としました。 引用:メーカーからコンサル転職 斜陽産業に危機感を感じ、成長産業に転職
グローバルに活躍したい
若くしてグローバルな案件に携われることも総合コンサルティングファームの魅力です。とくに、アクセンチュアやBig4といった外資系総合コンサルファームではグローバル案件へアサイン可能な部門も豊富です。
グローバル案件で活躍するためには、現地チームとのコミュニケーションのための英語力などが求められますが、その壁を超えてでも活躍したいという人にはおすすめのキャリアです。
以下の体験談は、新卒で入った会社でグローバル案件に携わるには長い下積み期間が必要だと知り、外資系総合コンサルファームへ転職したケースです。
グローバルプロジェクトに携われると思って入社しましたが、そのようなプロジェクトに入るためには最低でも5年以上の下積みが必要となったからです。年次に関係なくグローバルで活躍できるスキルを身につけられる環境を探した結果、外資系コンサルティング業界への転職が最も現実的なプランであると考えました。 引用:大手鉄道会社から第二新卒で外資系コンサルファームへ転職
ワークライフバランスを改善したい
比較的ハードワークと知られているコンサルティング業界ですが、ワークライフバランスを求めてより激務な環境からコンサル業界に転職される人も多いです。たとえば、官僚出身や広告代理店出身者に多い傾向があります。
また繁忙期はあるものの、近年はコンサルティング業界もホワイト化しています。とくに上場しているコンサル企業は、厳しい残業規制がある企業も多く、実際にベイカレント・コンサルティングや、マネジメントソリューションズは業界内でもホワイト企業として認知されています。
以下はワークライフバランスを求めて、文部科学省から日系総合ファームに転職された人の事例です。
国会対応などで非常に多忙となり、残業100時間を超える月もしばしばあることが以前から悩みの種となっていました。一度WLBの改善を最優先事項として転職活動を始めました。コンサル業界は近年WLBが改善され、キャリアップも見込めるということが大きかったです。 引用:WLB改善を求め公務員から日系コンサルへ
専門性を極めたい
先ほどの説明したように、総合コンサルファームではインダストリーやファンクションがわかれています。たとえば、DXやサプライチェーン、SAPなどのERP、会計、CRMなど特定の専門性を極めるために総合コンサルに入る人も多いです。
こちらの人も、「SAP✖️グローバル」の軸で更にキャリアアップしたいというモチベーションから外資系総合ファームに転職。とくにBig4やアクセンチュアは採用部門が百近くあり、ご自身にあったポジションを見つけやすいこともメリットです。
前述したように、今後はグローバル案件にも携わっていきたいと思い、SAPを軸に仕事ができるポジションを探し始めました。現職ではSAPのプロジェクトは注力領域ではなかったため、転職する必要があったという背景があります。グローバル案件に積極的に携わっていく上では外資系コンサルファームが最適だと思いました。引用:SEからSAPコンサルのマネージャーへ グローバルな活躍を求めて転職
行政・官公庁や研究職からでも転職しやすい
業界未経験でも入社しやすいため、民間現場への入り口として総合コンサルファームへ転職する人も非常に多いです。入社後の社員研修が充実しているため業界未経験からでも活躍ができるほか、前職までの経歴をきちんと評価され年収が上がるケースも多いです。
とくに研究職や行政・官公庁ご出身がビジネス現場に転職する際に、最初のステップとして総合系ファームは有力なキャリアパスのひとつになり得ます。
転職について相談した先輩から、「研究職からの転職だと同じ職種内での転職がメインとなるが、コンサルティング業界は未経験からでも入りやすい業界だから検討してみたら良いと思う」と助言をもらったことがきっかけです。 引用:ゼネコン研究職からコンサル転職 これまでの経験を活かした挑戦とは
給与のアップサイドを狙いたい
前述したように、前職までの経歴がきちんと評価される場合は、年収が大幅に上がるケースも存在します。過去にMyVisionが支援した、総合系ファームに転職された人の年収事例を一部紹介します。
| 転職時の年齢 | 前職 | 転職先 | 前職の年収 | 転職後の年収 |
|---|---|---|---|---|
| 35歳 | Sler | 外資総合ファーム/マネージャー | 900万 | 1200万 |
| 38歳 | 消費財メーカー | 日系総合ファーム/マネージャー | 800万 | 1100万 |
| 33歳 | プロスポーツクラブ | 日系総合ファーム/シニアコンサルタント | 600万 | 900万 |
| 28歳 | 電機メーカー | 外資総合ファーム/コンサルタント | 500万 | 800万 |
| 28歳 | 小売り | 日系総合ファーム/コンサルタント | 400万 | 700万 |
| 28歳 | ITベンダー | 外資総合ファーム/コンサルタント | 450万 | 700万 |
| 30歳 | 物流会社 | 日系総合ファーム/コンサルタント | 450万 | 700万 |
| 29歳 | Sler | 日系総合ファーム/コンサルタント | 350万 | 600万 |
| 32歳 | 銀行 | 日系総合ファーム/シニアコンサルタント | 1000万 | 1200万 |
| 31歳 | ITベンダー | 外資総合ファーム/コンサルタント | 600万 | 800万 |
| 28歳 | メガベンチャー | 外資総合ファーム/コンサルタント | 600万 | 800万 |
| 25歳 | 外務省 | 外資総合ファーム/アナリスト | 400万 | 600万 |
前職までのキャリアが高く評価されるという前提がありますが、年収が300万円増加するケースも存在し、キャリアを高く評価されて嬉しかったと語る転職成功者も多いです。
転職前は年収400万円、転職後は年収700万円になりました。きちんと前職でやってきたことが評価されていることが分かり、嬉しかったです。 引用:地方中小企業から日系総合コンサルへ 第二新卒の挑戦
総合コンサルに転職する3つのメリット
これまで、求職者の声を中心に総合コンサルへの転職理由を説明してきました。次にエージェント目線で、コンサル業界未経験から総合系ファームに転職することのメリットを3つ説明します。
これまで経験を活かした独自の価値を提供できる
コンサル業界未経験者が保有する特定の業界・業務に関する深い知見は、総合系ファームへの転職後も非常に役立ちます。総合系ファームで案件が多いDX・IT導入などのテーマの場合でも、システム開発の前の業務分析フェーズで業界知識・業務知識を活かすことが可能です。
より深いクライアント視点からコンサルティングができることは、転職者であることのひとつのアドバンテージになるといえるでしょう。コンサル業界未経験から総合系ファームに転職し、コンサルタントとして適性を磨きながら自分の強みを活かし、最終的にパートナーまで上り詰めている人も多くいます。
多様な業界・案件に触れる機会
総合系ファームでは、さまざまな業界や案件にかかわる機会があります。そのため、コンサル業界以前のキャリアと比べると、自身の希望によって経験の幅や視野を大幅に広げられます。
コンサルタントはさまざまな案件を経験していく中で、ひとつの企業にいながら数多くの日本を代表するような企業の成功事例や、ときには失敗事例を見られる立場です。
また、コンサルティングファームに依頼される案件は、大手企業の会社全体の方向性を左右するような案件が多く、若いうちから企業の経営全体・変革にかかわれることは、コンサルティングファームに転職することで得られる大きなメリットいえるでしょう。
キャリアの拡大
コンサルティングファームは自らの提案・思考のみが商品にもかかわらず、高額な報酬でクライアントに価値を提供することが求められるため、必然的に成長が求められます。
また、常に高い熱意や倫理観、責任感をもって仕事するプロフェッショナルマインドを持つ人が先輩/同僚に多い環境であることも特徴です。
これらのスキルやマインドを保有する人材はコンサル以外の業界でも非常に市場価値が高いため、自身のキャリアの可能性をさらに広げることが可能になるでしょう。
また、各ファームでは、コンサル未経験でも、転職後すぐにキャッチアップできる仕組みや、コンサルタントのキャリア開発のための研修が整備。
そのため、それぞれのキャリアプランを実現するための自己研鑽ができる仕組みを上手く活用し、キャリアアップを成功させている人も多くいます。
総合コンサルに転職する3つのデメリット
基本、コンサルファームへの転職はメリットのほうが多いと考えていますが、一方で、コンサルティング業界未経験から総合系ファームに転職して苦労することもあります。
ハードな労働環境
先に挙げたメリットと表裏一体ではありますが、総合系ファームは、クライアントの要望に応えるために、限られたスケジュールのなかで質の高いアウトプットを継続して出していく必要があります。
そのため、ときには長時間労働や、厳しいスケジュールが求められることもあるでしょう。
しかし、そのような厳しい環境を乗り越えて、プロジェクトをやり遂げたときの達成感に大きなやりがいや、成長の実感に魅力を感じるコンサルタントも多くいます。
近年は、働き方改革の影響でワークライフバランスの確保が急速に進んでいますが、発注サイドであるクライアントの期待に応えるために局所的なハードワークが求められるケースもある点には注意が必要です。
事業会社との働き方や文化の違い
コンサルティング業界では、コンサル特有の文化もあります。
資料の作成やドキュメント管理、会議のファシリテーションなどは実践を積みながら身につけていくしかありません。コンサルティング業界未経験の場合は、このやり方に慣れるまで苦労する傾向にあるでしょう。
転職当初は議事録ひとつとってもほぼすべてに修正が入ることも頻繁にあり、転職後すぐに自信を無くしてしまう人もなかにはいます。
しかし各ファームでは、そのような状況を受けて、さまざまな研修制度を充実させており、コンサル未経験の人でもすぐにキャッチアップできるような制度が整えられています。
ストレス管理
コンサルティングファームでの働き方は、ときには高いストレスを感じることもあります。クライアントからのプレッシャーや厳しいスケジュール、新しい業務への不安など、さまざまなストレスが発生してしまう可能性も否定できません。
近年では働き改革などの影響で、ハードワークの文化も変わりつつありますが、コンサル未経験の人にとって、転職当初はストレスを感じてしまう場面もあります。そのため、ご自身で適度なリフレッシュやストレス管理をおこなっていく必要があります。
総合コンサルに転職成功するためのスキル
総合系ファームへの転職は非常に人気ではありますが、その採用難易度は高く、転職を成功させるには、一定の適性や能力が必要です。
論理的思考力・コミュニケーション能力
「論理的思考力」や「コミュニケーション能力」はコンサルタントにとって、最も重要なスキルのひとつです。面接においてもこの2点を見られることが多いです。
「論理的思考力」はビジネス上の問題を解決するために重要であり、問題を整理し、仮説を立て、適切な解決策を導き出すために必要な能力です。面接ではケース問題を通して、論理的思考力の有無を判断されます。
また、「コミュニケーション能力」は、クライアントやチームメンバーとよい関係性を保つために非常に重要です。異なるバックグラウンドを持つ人々と、信頼関係を築きながら日々のプロジェクトを進めていくうえで必須のスキルです。
専門知識と経験
また、総合系ファームへの転職では、「論理的思考力」や「コミュニケーション能力」などで採用を判断するポテンシャル採用もありますが、年齢とともに経験や知識も求められる場合があります。
とくに30歳前後から、前職での経験や特定の業界に関する知識も重要です。
総合系ファームでは、組織が「業種」×「機能」の2軸でわけられていることが一般的であるため、特定領域における業界のトレンドや、法律、規制、固有の課題などに深い見識を持っている場合は、転職の際に大きなアドバンテージとなるでしょう。
また、現代のビジネスシーンにおいては、企業の問題を解決するためにITを活用することが不可欠であるため、IT・デジタル領域の素養がある人はファームから歓迎されやすくなっているのが実情です。
総合コンサルへの転職で成功するために
積極的な採用活動を進めている総合系ファームですが、なかには転職で失敗してしまうケースがあります。
転職に失敗する主な原因としては、「選考の失敗」と「入社後のミスマッチ」が挙げられます。これらの失敗を回避し、コンサル転職を成功へと導くためには以下の点に注意しましょう。
選考の失敗を避ける
総合系コンサルティングファームに限らず、コンサル業界への転職は難易度が高いです。業界研究と企業選定から職務履歴書の作成、ケース面接対策やビヘイビア面接対策、選考スケジュールの管理、内定受託や給与ポジション交渉をすべて現職と並行しておこなう必要があります。
▼コンサル業界への転職の選考対策について知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
また、総合コンサルファームは1社当たりの求人数が非常に多く、アクセンチュアやBig4においては100以上のポジションのなかから自身にあった部門からファームを選ぶ必要があります。一つひとつのポジションについて正しく理解し、候補者様が最も活躍できる部門に応募するハードルは非常に高いです。
MyVisionにご相談頂ければ、こういった課題をすべてクリアして、自身が一番活躍できるファームから内定獲得をするためサポートをお約束します。選考スケジュールの作成から、選考フローをひとつずつタスク分解し、毎回の面談でネクストアクションを提示します。
元Big4の人事担当を含め、日系/外資問わず大手総合コンサルファーム出身のトップエージェントを中心に総合コンサル業界への転職をサポートしますので、ぜひ一度無料キャリア相談を活用くださいま。
入社後のミスマッチを避ける
また、入社後にミスマッチが発生して転職が失敗に終わってしまうケースもあります。入社後のミスマッチは、たとえば業務内容や各ファームの企業文化、報酬などに対するご自身の期待値と、採用後の実際の現実との間にギャップが生じてしまった場合に起こります。
元々のスキルやコンサル適性が高いほうで内定を獲得できる人でも、コンサル業界を正しく理解し、適切なポジションを選べないと起こりうる問題です。
MyVisionでは、数多くの人の転職をサポートするなかで得られた、公には公開されていないリアルな情報についても個別の面談を通して共有させていただき、入社後のミスマッチをできる限り防ぎます。
コンサルティング業界への転職は、自己成長や自身のキャリアを広げる大きなチャンスです。それぞれの転職活動が成功に結びつくよう、サポートさせていただきます。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部の見解では、選考対策だけに注力し、入社後の働き方や評価基準を十分に理解しないまま転職する人は失敗しやすい傾向があります。その理由は、総合コンサルは成果主義が強く、期待される役割も想像以上に広いからです。
事前に求められる成果水準やアサインの傾向を確認し、自分の強みがどの領域で評価されるのかを明確にしておくことが重要です。
まとめ
総合系ファームでは若手ハイクラス層の採用に非常に積極的な姿勢を示しており、コンサル未経験からコンサルへの転職を考えている人にとっては今がベストなタイミングであるといえます。
しかし業界未経験からコンサルティングファームに転職するには、事前の対策や計画などさまざまな準備が必要です。そのため未経験からの転職は難易度が高く、転職においてはコンサルティング業界を専門とした転職エージェントの活用が非常に効果的です。
弊社MyVisionは、ご自身のキャリア目標に合わせた転職活動のサポートを提供しています。具体的には、業界の動向や転職市場の情報提供、応募書類の添削、ケース面接対策など、さまざまな支援をおこなっています。ケース面接については、戦略ファーム出身のメンバーを中心に、これまで数多くの人のケース面接や選考対策を支援してきました。
もし未経験からのコンサル転職に不安を感じている人は、選考の流れや具体的な対策方法を事前に把握しておくことが重要です。MyVisionでは、面談から内定までの具体的なサポートの流れを公開しており、未経験者がどのようなステップで準備を進めていくのかを明確にしています。
総合コンサルへの転職を本気で目指す人は、ぜひ一度ご相談ください。
総合コンサルファームへの転職に関するFAQ
最後に総合コンサルファームへ転職を考えている人からいただく質問と、その回答を紹介いたします。

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Q1.総合コンサルの選考で英語力は求められますか?
一般的に多くの総合系ファームでは、採用時点で英語力を求められることはありません。先ほど紹介したアクセンチュアや Big4も外資系のファームではありますが、英語面接などは実施されていません。
一方で、とくにアクセンチュアやBIG4ではグローバルプロジェクトも多くあるため、英語力のアピールは選考時に大きなアドバンテージとなります。
Q2.総合コンサルへの転職で重視されるポイントは何ですか?
選考では、これまでの実績そのものよりも、再現性や思考プロセスが重視される傾向があります。ケース面接や深掘り質問を通じて、課題設定力や構造化力が確認されることが一般的です。
自分の経験を抽象化し、コンサル業務にどう活かせるかを具体的に説明できるかがカギとなります。









