28歳の平均年収と中央値は?手取りや中小・大手別、男女別のデータを解説
2026年03月25日更新
28歳の平均年収について、「同年代はどれくらい稼いでいるのか?」「自分は相場と比べて高いのか低いのか?」と気になる人は多いでしょう。とくに20代後半は昇給や転職を通じて収入が伸びやすい時期のため、正確な水準を把握しておくことが重要です。
結論として、28歳の平均年収は国の統計をもとに推計すると、およそ400万円前後です。男女差や企業規模、働く地域によって差が生じるため、自分の状況と照らし合わせることで現状の立ち位置をより具体的に確認できます。
本記事では、28歳の平均年収を「男女別・手取り・中央値・エリア別・企業規模別」の切り口で整理しました。相場を知りたい人や、今後のキャリアを考えるうえで収入を見直したい人に役立つ内容です。
著者

大河内 瞳子
Okochi Toko
株式会社MyVision執行役員
名古屋大学卒業後、トヨタ自動車での海外事業部、ファーストリテイリング/EYでのHRBP経験を経てMyVisionに参画。HRBPとして習得した組織設計、採用、評価などの豊富な人事領域経験を生かした支援に強みを持つ。
プロフィール詳細を見る
監修者

山口 翔平
Yamaguchi Shohei
株式会社MyVision代表取締役
早稲田大学を卒業後、JTB、オリックス生命を経てコンサルティング転職に特化した人材紹介会社へ入社。 長年のエージェント経験を基に、より多くの求職者様に対して質の高い転職支援サービスを提供するため、株式会社MyVisionを設立。
プロフィール詳細を見る
目次
28歳の平均年収はいくら?
28歳の平均年収は、複数のデータを踏まえるとおよそ400万円前後です。国税庁の「令和6年分 民間給与実態統計調査」では25〜29歳の平均年収が406.9万円と示されています。
この調査は5歳刻みの年齢区分で公表されているため、28歳単体の数値はありません。ただし、25〜29歳の中心年齢にあたる28歳も、同水準で推移していると考えるのが自然です。
28歳の男女別平均年収
28歳の平均年収には男女差があり、男性が女性を上回る傾向があります。国税庁のデータを比較すると、その差はおよそ60万〜70万円前後です。
| 男性 | 女性 |
|---|---|
| 437.6万円 | 370.1万円 |
出典:国税庁「令和6年 民間給与実態統計調査」(25〜29歳)
この差は、個人の能力差ではなく就いている職種の違いが平均年収に影響しているケースが多いことが背景にあります。営業やエンジニアなど平均年収が高い職種には男性が多く、事務職など比較的年収水準が低い職種は女性の割合が高い傾向です。
結果として、男女全体の平均年収に差が出やすい構造といえます。
28歳の手取りの平均
28歳の平均年収をもとに計算すると、手取り額は年収ベースで約338万円前後が目安です。税金や社会保険料が差し引かれるため、額面とは一致しません。
月収換算では、手取りはおよそ28万円前後です。控除額は個人の状況により変わりますが、一般的な給与所得者であれば大きな差は出にくいと考えられます。
手取りと額面が異なるのは、給与から以下の項目が自動で差し引かれるためです。
- 所得税
- 住民税
- 厚生年金保険料
- 健康保険料
- 雇用保険料
これらは必ず毎月控除される費用です。とくに20代後半は税負担が増えやすくなるため、手取り額を把握しておくことが生活設計に役立ちます。
28歳の年収の中央値
28歳の年収の中央値は、400万円です。中央値は、すべての年収を低い順に並べた際のちょうど真ん中の値を示します。
平均年収と異なり、極端に高い年収や低い年収の影響を受けにくいため、より実感に近い年収水準を把握しやすい指標です。高収入の一部が平均を押し上げることがあるため、実態を知るうえでは中央値もあわせて確認すると精度が高まります。
28歳では、平均年収が400万円前後で推移しているため、中央値と大きな差はありません。この年代はキャリア初期の昇給幅が比較的小さいため、中央値と平均値が近づきやすいことも特徴です。
28歳のエリア別の平均年収
平均年収は、働く地域によって大きく異なります。28歳も例外ではなく、とくに都市部では企業規模が大きく専門職の求人も多いため、全国平均より高い傾向です。
| エリア | 年収(概算) |
|---|---|
| 東京 | 4,265,200円 |
| 大阪 | 3,957,500円 |
| 愛知 | 3,995,400円 |
| 福岡 | 3,782,300円 |
出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」 上記の所定内給与額と年間賞与額から年収を算出しています 年齢区分が25〜29歳のため、28歳の代表値として使用しています
東京は426万円台と主要都市のなかで最も高い水準です。外資系や大手企業が集中しており、IT・専門職の給与水準が高いため、若手でも年収が上がりやすい環境が整っています。
大阪や愛知も400万円前後で推移しており、製造業や商社など年収が高い業界が多い点が特徴です。
MyVision編集部の見解
MyVision編集部の見解では、28歳のキャリア選択で失敗しやすいのは「東京は年収が高いから転職すれば収入が上がる」と単純に判断してしまうケースです。東京は確かに年収水準が全国最高ですが、家賃・物価も高く、手取りベースの可処分所得で見ると地方との差は大幅に縮まります。
年収426万円でも東京の家賃が月10万円、地方が月5万円なら年間60万円が生活コストに消えます。28歳は転職市場でのポテンシャルが高い時期だからこそ、年収の「額面」だけでなく生活コストを差し引いた「実質的な豊かさ」で判断することが後悔のないキャリア選択につながります。
28歳の企業規模別の平均年収
企業規模は年収に影響しやすく、28歳でも大手企業と中小企業で水準に差が出るのが一般的です。大手企業ほど給与水準が高い傾向がありますが、中小企業にも専門職や成果連動型の職種を中心に高年収を狙えるケースがあります。
ここでは、28歳が大手企業と中小企業でどれくらい年収に差が生まれるのかを整理し、キャリア選択の参考になるよう解説しますので、ぜひご覧ください。
大手企業
大手企業に勤務する28歳の年収は、総じて中小企業より高い傾向があります。給与テーブルが整備されており、若手でも一定の昇給幅が確保されるため、20代後半で収入が伸びやすい点が特徴です。
| 区分 | 平均年収 |
|---|---|
| 男性 | 3,501,600円 |
| 女性 | 3,315,600円 |
| 男女計 | 3,417,600円 |
出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査の概況」 本表は、上記を12ヶ月分で換算した年収の目安です。賞与が含まれていないため、実際の総年収とは異なる場合があります
男女計で約340万円前後となっていますが、実際には賞与が加わるため、総年収はこれより高くなるケースが一般的です。
実績評価の影響も受けやすいため、業界や職種によって20代後半で年収400万円台に到達する人も珍しくありません。
MyVision編集部の見解
MyVision編集部では、「大手企業に入れば年収が上がる」という理由だけで企業規模を転職の判断基準にすることは推奨しません。大手企業の給与テーブルは整備されていますが、28歳時点では年功序列的な昇給が中心で、成果に応じた年収の伸びは限定的なケースもあります。
一方、中小企業やベンチャーでも専門職・成果連動型の評価制度を持つ企業では、28歳で大手企業を上回る年収を得ている人も少なくありません。重要なのは企業規模ではなく「自分のスキルがどう評価され、どのペースで年収が伸びるか」を個別に確認することです。
中小企業
中小企業に勤務する28歳の年収は、大手企業と比較するとやや低い水準です。ただし、職種や専門性によって評価基準が異なるため、企業によっては大手企業と同等、またはそれ以上の年収を得られるケースもあります。
| 区分 | 平均年収 |
|---|---|
| 男性 | 3,160,200円 |
| 女性 | 2,947,800円 |
| 男女計 | 3,064,800円 |
出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査の概況」 本表は、上記の所定内給与(中企業+小企業平均)を12ヶ月分で換算した年収の目安です。賞与が含まれていないため、実際の総年収とは異なる場合があります
中小企業は給与テーブルが企業ごとに異なるため、業績や役割次第で収入が大きく変動する点が特徴です。
専門職や営業職など成果が年収に直結する職種では、20代後半でも年収を大きく伸ばせる可能性があります。
コンサルタントの求人情報
シニア人事コンサルタント(プロジェクトマネージャー)PM3(AAC受け)
想定年収
-
勤務地
-
業務内容
●求めるレベル アクティブアンドカンパニー直取引案件のPMポジションです。 既存顧客の深耕と新規顧客の営業と納品を求めています。 社内のメンバーは若く、中間層がいないため、PMとして背中を見せて納品とメンバーの育成を求めます。 営業では、他の営業職がもってきた顧客に対して提案書の作成を行います。 ●主な業務 ① コンサルティング:納品物の作成や推進を担っていただきます。 人事制度設計 研修設計 制度運用支援 業務改善等・・・ ② プロジェクト推進:プロジェクトの管理を担っていただきます。 プロジェクト計画立案 顧客折衝 スケジュール管理 品質管理 成果物レビュー ③ 営業・提案:主に提案を作成しプレゼンすることをしていただきます。 経営課題ヒアリング 提案資料作成 提案プレゼン クロージング ※アポイントは他の営業が獲得 ④メンバー育成 若手コンサルタント指導 プロジェクト内OJT ノウハウ標準化
View More
[BI CI]【大阪】オープンイノベーション担当コンサルタント ※第二新卒歓迎
想定年収
595万円~
勤務地
大阪府大阪市
業務内容
当部門は、業界/業種/地域等の垣根を超えたコラボレーションによる新規事業の構想・企画、業務変革、イノベーション構築、実行支援を行います。 ● 職務内容 ・クライアントが持つアセットを利用した外部企業連携(オープンイノベーション)に関する支援 - クライアントの新規事業支援、戦略立案、体制構築、外部企業とのマッチング支援、伴走支援 ・国内外のオープンイノベーション動向やスタートアップ技術等の調査支援 ・先端テクノロジーの商業化支援 - 大学や企業に眠る技術に関する、技術シーズの市場性検討、協業先企業とのマッチング、知財マネジメント、製品化・事業化に向けた各種支援 ● 得ることができるスキル・経験 ・海外で実施されている最新のオープンイノベーションに関する知見 ・既存業務の拡張および0からの新規事業立ち上げ支援の経験 ・協業支援/提携支援の経験 ● 役割及び責任 <シニアコンサルタント、コンサルタント> ・特定の業界や業務領域に関する高い専門性を持ち、担当プロジェクトにおいて、局面によってはマネジャーの代わりを担える存在として活躍頂きます。 ・マネジャー以上からの一定程度のガイドがある状況において、プロジェクトの計画を作成し、プロジェクト遂行時においては、下位メンバーをリードしながら、成果物を作成していくことが期待されます。 ● 業務内容 コンサルティング業務 (変更の範囲) 当社の指定する業務
View More
GLX / テクノロジーコンサルタント(保険業界)/ 東京 / FPTジャパンホールディングス株式会社
想定年収
800~1,800万円
勤務地
東京都港区
業務内容
●保険会社向けのデジタル変革や技術導入プロジェクトのコンサルティング ●顧客の要件分析及び最適な技術ソリューションの提案 ●システム導入、統合、移行プロジェクトのリードまたはサポート ●ビジネスユーザー、IT部門、ベンダー等ステークホルダーとの調整 ●プロジェクト関連ドキュメント(提案書、要件定義書、ユーザーマニュアル等)の作成 ●顧客向けのプレゼンテーションやワークショップの実施 ●プロジェクトの進捗管理及び納品物管理
View More
【金融】金融分野における人事施策の企画立案・実行をリードする人事企画ポジションの募集<1337>
想定年収
700~850万円
勤務地
東京都江東区
業務内容
金融分野(社員4,000人超の組織)の成長戦略・人財戦略に基づいた人事施策の企画立案、実行をリードします。 全社の人事本部や、社内の他分野、金融分野内の各事業本部や事業部などの各組織ステークホルダーと連携しながら施策を推進します。 ●配置・異動、評価、昇格 ●人事・人財情報のデータドリブン施策 ●人事戦略施策(人事ローテーション施策、サクセッションプランの検討)等
View More
【金融】金融分野統括人事スタッフ(キャリア採用担当)<1041>
想定年収
700~1,100万円
勤務地
東京都江東区
業務内容
社会環境やビジネスモデルが急速に変化する中、企業の持続的成長を実現するためには、将来の事業を担う中核人材の確保がこれまで以上に重要となっています。 特に当社金融分野においては、主任~課長代理層を中心とした即戦力人材の獲得が、事業競争力を左右する重要テーマとなっています。 本ポジションでは、単なる採用オペレーションにとどまらず、経営戦略・事業戦略と連動した採用活動の企画・実行を担っていただきます。採用を「経営の根幹を支える機能」と位置づけ、必要な人財の定義から獲得、入社後の活躍までを一貫して推進していく役割です。主な業務内容は以下です。 ●業務内容(サマリ) ・採用戦略の企画・実行(どんな人をどう獲るかを設計) ・母集団形成(エージェント/スカウト/リファラル等の活用) ・候補者への魅力づけ・動機形成 ・選考運営およびクロージング(内定承諾までの設計) ・内定者フォロー・入社後を見据えた関係構築 ・生成AI・データを活用した採用業務の改善 ●具体的な業務イメージ まずは、担当領域の採用を自分ごととして捉え、「どうすれば採れるか」を考え抜くところからスタートします。 あらゆるステークホルダーと対話しながら、求める人物像を具体化し、採用の戦い方を設計します。 母集団形成では、エージェント対応やスカウト送信、リファラル促進などを自ら手を動かしながら推進します。単に依頼を受けるのではなく、「どのチャネルでどう攻めるか」を主体的に考え、改善を回していくことが求められます。 候補者対応においては、一人ひとりと向き合いながら、転職理由や志向を踏まえたコミュニケーションを行います。会社の説明をするだけでなく、「この人にとってこの会社は合うのか」を考えながら、納得感のある意思決定を支援します。 選考フェーズでは、現場と連携しながらスピード感を持ってプロセスを推進します。あわせて、候補者の不安や迷いを解消し、内定承諾につなげるためのクロージングも重要な役割です。 また、内定後のフォローや関係構築にも関わります。入社がゴールではなく、「入社後に活躍してもらう」ことを見据えた採用を行います。 さらに、生成AIやデータを活用した業務改善にも取り組んでいただきます。スカウト文面の最適化やマッチング精度の向上など、テクノロジーを使いながら、より成果の出る採用の仕組みをつくっていきます。
View More
まとめ
28歳の平均年収はおよそ400万円前後で、男女差や働く地域、企業規模によって水準が大きく異なります。とくに東京や大手企業では給与帯が高く、職種次第で20代後半から収入が伸びやすい状況です。
自分の現在の年収と平均を比較することで、キャリア設計や転職戦略が立てやすくなります。28歳はポテンシャルと即戦力の両面で評価される時期だからこそ、専門性の方向を定め、年収の「現在値」だけでなく将来の伸びしろを含めて判断することが重要です。
年収アップやキャリアの選択肢を広げたい方は、MyVisionのコンサルタントがコンサル業界や専門職に精通した知見をもとに、キャリア整理から選考対策まで一貫して支援しています。MyVisionが多くの転職者に選ばれる理由とご利用の流れをぜひご確認のうえ、お気軽にご相談ください。
よくある質問
Q1. 28歳で年収500万円は高い方ですか?
28歳で年収500万円は、同年代の平均(約400万円前後)を100万円上回る水準であり、上位層に入ります。国税庁の調査では年収500万超〜600万円以下の層は全体の11.8%であり、25〜29歳に限定するとさらに割合は小さくなります。コンサルティング・金融・IT業界では28歳で500万円に到達するケースは珍しくありませんが、全業種で見ると高い水準です。
Q2. 28歳で転職すると年収は上がりますか?
転職先の業界・職種・ポジション次第で年収アップは十分に可能です。28歳はポテンシャル採用と即戦力採用の境界にあたる年齢で、転職市場での評価が高い時期です。特に年収水準の高い業界(コンサル・金融・IT)への転職や、現職で培った専門スキルを活かせるポジションへの転職では、50万〜150万円程度の年収アップを実現するケースが多く見られます。
Q3. 28歳のキャリア形成で最も大切なことは何ですか?
28歳は「30代以降のキャリアの方向性を固める」重要なタイミングです。20代前半のうちは幅広い経験を積むフェーズですが、28歳前後からは「何を専門にするか」を明確にし、それに基づいたスキルや実績を積み始めることが重要です。現時点の年収よりも、3〜5年後にどのようなポジション・年収帯を目指せるかを軸にキャリアを設計すると、長期的な年収最大化に繋がります。

