三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)とは特徴や社風、年収を徹底解説
2026年02月27日更新
三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)は、三菱UFJフィナンシャルグループの一員として、金融機関系コンサルティングファーム/シンクタンクです。
事業内容は多岐にわたり、政策研究・提言、マクロ経済調査、人材開発に加え、グローバル経営サポートといったサービスを提供しております。
三菱UFJフィナンシャルグループという強固なバックグラウンドに支えられながら、金融機関系としては珍しいコンサルティング事業です。一方で、「銀行のような保守的で硬い文化ではないか」「激務のなかでワークライフバランスは保てるのか」とリアルな不安を抱える人もいるでしょう。
本記事では、MURCへの転職を目指す人に向けて、役職・年齢別の年収水準や独自のハイブリッド型モデルの仕組み、他社ファームとの明確な違いを解説します。未経験でも内定を勝ち取るための具体的な選考対策まで紹介しますので、最後までお読みください。
著者

山口 翔平
Yamaguchi Shohei
株式会社MyVision代表取締役
早稲田大学を卒業後、JTB、オリックス生命を経てコンサルティング転職に特化した人材紹介会社へ入社。 長年のエージェント経験を基に、より多くの求職者様に対して質の高い転職支援サービスを提供するため、株式会社MyVisionを設立。
プロフィール詳細を見る
監修者

岡﨑 健斗
Okazaki Kento
株式会社MyVision代表取締役
東京大学を卒業後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)に入社。主に金融・通信テクノロジー・消費財業界における戦略立案プロジェクトおよびビジネスDDを担当。採用活動にも従事。 BCG卒業後は、IT企業の執行役員、起業・売却を経て、株式会社MyVisionを設立。
プロフィール詳細を見る
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(MURC)の求人情報
【Uターン・Iターン希望者歓迎】公共経営・地域政策分野における総合的な調査・研究業務/政策研究事業本部内各部(東京・名古屋・大阪)
想定年収
-
勤務地
-
業務内容
下記分野・テーマの調査・研究、計画策定支援、実行・実装支援に従事いただきます ・自治体経営(総合計画、行政評価、PFS/SIB他) ・PFI/PPP ・産業振興(地域中小企業、観光、ものづくり産業、メディア・コンテンツ他) ・地域社会・地域産業のデジタル化、脱炭素化 ・国土保全・農山漁村振興 ・都市・まちづくり ・住宅・土地利用 ・交通・物流 ・防災・防犯 ・人材育成・教育
View More
統計、データ活用・可視化を切り口とした政策研究・実行支援(2)/地域政策部
想定年収
-
勤務地
東京都港区
業務内容
主に下記分野・テーマについての受託調査やコンサルティングに従事いただきます。 ただし、ご自身の専門性・関心によっては、様々な政策分野(新しい政策課題や横断的な政策分野を含む)に取り組んでいただくことも可能です。 ●データ活用プラットフォームの構築・運営支援 ●政府統計の改善、見直し、新設等にかかる調査・検討 ●民間ビッグデータの利活用促進 ●各種データのクリーニング、統計分析、可視化 ご応募をお待ちしております。
View More
統計、データ活用・可視化を切り口とした政策研究・実行支援(1)/地域政策部
想定年収
-
勤務地
-
業務内容
主に下記分野・テーマについての受託調査やコンサルティングに従事いただきます。 ただし、ご自身の専門性・関心によっては、様々な政策分野(新しい政策課題や横断的な政策分野を含む)に取り組んでいただくことも可能です。 ●政府統計の改善、見直し、新設等にかかる調査・検討 ●民間ビッグデータの利活用促進 ●各種データのクリーニング、統計分析、可視化
View More
地方自治体における計画行政・行財政運営に関する調査研究、計画策定、事業化支援/地域政策部
想定年収
-
勤務地
-
業務内容
●総合計画を中心とした行政計画、公共施設マネジメント、PPP/PFI等の調査研究、計画策定、事業化支援 地方自治体における計画行政・行財政運営に関する以下のテーマについて、個々の研究員の興味関心を大切にしながら取り組んでおり、以下のテーマに関する調査研究、計画策定、事業化支援に従事いただくメンバーを募集します。 ●募集を行う業務のテーマ ・総合計画を中心とした行政計画 ・公共施設、公共空間マネジメント ・PPP/PFI ・行政評価・EBPM ・財政・公会計制度 ・コンセンサスデザイン(市民協働・合意形成) など また、上記のテーマに限らず、地域や地方自治体をフィールドにした新しい政策課題や横断的な政策テーマに積極的に取り組んでいくことも歓迎します。 カジュアル面談も実施しています。ご応募をお待ちしております。
View More
外国人材・多文化共生分野の調査研究・施策実行支援に係る研究員/地域政策部
想定年収
-
勤務地
-
業務内容
官公庁等を主たるクライアントとした、外国人材、多文化共生分野に関する調査研究、施策実行支援(主に下記のような内容) ●外国人材、多文化共生分野に関連する各種施策の実行支援 ●外国人材、留学生の受入れ・定着に関する調査研究 ●外国人(移民)の受入れ国の制度、実態等に関する調査研究 ●外国人材の送出し国の制度、実態等に関する調査研究(国境を越える人の移動に関する調査研究) ●多文化共生、日本語教育に関する調査研究 ●多文化共生、日本語教育に関する計画策定支援 ●その他、外国人材・多文化共生分野に関する調査研究、施策実行支援 等
View More
企業紹介
企業の特徴
MURCは、コンサルティング機能とシンクタンク機能の両方を持ち、この「ハイブリッド型」のアプローチにより、MURCは既存の枠組みにとらわれない革新的な提案と、実効性の高いアプローチを可能にしています。
ハイブリッド型の強み
MURCの大きな魅力のひとつは、コンサルティングとシンクタンクの機能を融合させたハイブリッド型のサービス提供能力にあり、多岐にわたる業種や企業規模に対するプロジェクト経験・知見と、政策・産業に関する深い洞察を生かした提案が可能です。
プロフェッショナルとしての成長機会
MURCは、経験豊富なコンサルタントや研究員とともに多様なプロジェクトに参加することで、早期から高いレベルのプロフェッショナルスキルを磨くことが可能です。
MURCでは、さまざまな専門分野で活躍するプロフェッショナルが集まっており、エコノミストや法律・税務・財務などの高度な専門性を持つ人材との協働を通じて、自身の能力と視野を広げられます。
多様な経験とチャレンジの機会
さらに、MURCは多様な経験を積み、能力を高められる環境を整えています。新しい分野へのチャレンジや未知の課題に取り組むことで、プロフェッショナルとしてのキャリアをさらに充実させられるでしょう。
【MyVision編集部の見解】 一般公開されている情報だけでは、多様な専門家との協働環境が決め手となるかもしれません。しかし、MyVision編集部が重視する本当に見るべきポイントを分析すると、①「官公庁案件と民間案件の比率」②「MUFGグループ内での紹介案件の依存度」③「シンクタンクとしての調査力と実装支援のバランス」の3つの指標が自分のなかで正しい優先度か丁寧に判断するべきです。
この判断を間違えると、自分の専門性を深めたい領域と、会社から求められる「グループ貢献」との間で板挟みになり、転職後に後悔してしまうケースもあります。実際に「専門特化したいのに、グループ銀行からの紹介で畑違いの案件にアサインされた」といった例もあるので、MURCでしか得られない経験が何なのかを自分のなかで言語化できるレベルまで落とし込めるとよいでしょう。
企業の詳細
| 正式名称 | 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 |
| 代表者名 | 池田 雅一 |
| 設立年 | 1985年10月1日 |
| 所在地 | 東京都港区虎ノ門5-11-2 オランダヒルズ森タワー |
| 従業員数 | 約1,400名(2024年4月1日現在) |
| 資本金 | 20億6千万円 |
| 会社URL | https://www.murc.jp/ |
案件の特徴
MURCは、多様な事業内容を通じて、広範なクライアント層に対して独自のサービスを提供しています。コンサルティング、グローバル経営サポート、政策研究・提言、マクロ経済調査、人材開発など、多岐に渡るサービスを提供しており、クライアントも中央官庁から大企業、地方公共団体、中小企業までさまざまです。
コンサルティングサービス
MURCは、大企業向けに戦略コンサルティングを提供し、クライアント企業の成長戦略や事業展開戦略の策定を支援しています。小企業向けのサービスでは、経営の効率化や競争力強化など、企業規模に応じた課題解決施策を提案しているのが特徴です。
グローバル経営サポート
グローバル市場への進出を目指す企業に対しては、国際ビジネスに関する深い知見をもとに、進出戦略の立案やリスク管理、現地での事業展開サポートなど、一気通貫で支援しています。
政策研究・提言およびマクロ経済調査
中央官庁や地方公共団体向けには、政策研究・提言サービスを提供し、社会経済の発展に資する政策立案のためのデータ提供や分析をおこなっています。また、マクロ経済調査を通じて、経済環境の変化に対する洞察を提供し、政策立案や企業戦略の基礎情報として活用される存在です。
人材開発
組織の持続可能な成長には、高い能力を持った人材が不可欠であるという考えのもと、リーダーシップ研修や専門スキル研修など、クライアント企業の人材開発を支援しています。
カルチャー
MURCは、社員が自身の興味や情熱を追求できるユニークな社内文化を育んでいます。
その代表的なものが「社内学会」です。
たとえば「地方食文化研究学会」では、「日本の新たな酒ビジネスの研究」をテーマに活動がおこなわれており、フィールドワークで全国の酒蔵や醸造所を訪れ、ウィスキーブレンダーや酒蔵の杜氏、文化人との交流を通じて、実地で学び、新たな知見を深めています。
泊まりがけの合宿を通じて、部署や年次を超えた社員間の交流の場を設けており、普段の業務では接点のない人々との気兼ねない会話が楽しめるのが魅力となっており、ここにMURCのカルチャーが表れているでしょう。
▼三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)の評判について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
企業理念
Humanismに立脚し、RomanticismとRealismの両立を目指す。
MURCは、明るい未来を拓くため、 人と社会に対する信頼を基盤として、理想と実現性を踏まえた先駆的な知的価値を創造します。
制度面
育成制度
MURCは多様な育成制度と学習機会を提供しています。
入社後の基礎研修とOJT
新入社員は、ビジネスマナーや業務スキルを学ぶことからスタートし、次第にコンサルティングおよびリサーチに必要な専門スキルを習得していきます。
これらの研修には、情報収集・調査技法、ロジカルシンキング、データサイエンス、グローバルビジネス、プレゼン技法など、現代のビジネスシーンで必須とされるテーマが学べる構成です。
社内外の第一線で活躍する専門家が講師を務めることで、最先端の知識と世界のトレンドを取り入れた内容が提供されます。その後、部署内での具体的なOJTに移行していく仕組みです。
自己投資支援制度と幅広い学習機会
MURCは、従業員の自己成長を積極的に支援するために、外部研修やセミナー受講、資格取得などに使用できる「自己投資支援制度」を導入しています。さらに、リベラルアーツ投資支援制度や、海外のビジネススクールへの留学支援など、幅広い学習機会が用意されているのは、MURCの強みです。
社内学会と知見の共有
社員が自発的に立ち上げた「社内学会」も特徴的です。同僚とともに特定のテーマについて研究し、学びを深めることを目的としています。
MURC の平均年収
年齢別年収目安
| 年齢 | 年収目安 |
|---|---|
| 25歳 | 約586万円 |
| 30歳 | 約731万円 |
| 35歳 | 約929万円 |
上記年収の目安は、公式サイトに掲載された情報ではありませんので、参考程度にご活用ください。
コンサルティングファームは昇給スピードが一般的な企業と比べると早く、早い人は20代のうちに年収1,000万円を超えます。自身の能力や結果に応じて昇進スピードが決まるため、実力に応じた年収増を目指せる環境です。
補足すると、マネージャー未満では残業代がつくため、プロジェクトによってはコンサルタント時の給与が一時的に多くなる場合があります。
▼三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)の年収について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部で仮の条件で年収をシミュレーションしてみると、28歳のシニアコンサルタント職(標準評価)は、約850万円です。38歳の役職(シニアマネージャー)の場合は、約1,300万円〜1,500万円あたりの年収が想定できます。
28歳の場合は、個人の稼働率に応じた残業代が大きく影響する可能性が高く、38歳の場合は、担当プロジェクトの収益貢献度やグループ会社へのクロスセル実績などが賞与に強く反映される可能性があるからです。同年代の一般的な事業会社と比較すれば格段に高い水準ですが、成果へのコミットメントはそれ相応に求められると考えられます。
まとめ
三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)は、コンサルティングとシンクタンクという2つの側面を持つ「ハイブリッド型」の組織です。そのため、中途採用では多角的な視点と高い専門性が求められます。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)特有の選考フローや組織文化に合わせた表現力を磨くためには、コンサル業界の内部事情に精通した転職エージェントの活用が効果的です。
MyVisionでは、業界出身のエージェントが、実際の合格事例や最新の採用動向に基づき、あなたのキャリアアップを全力でサポートします。三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)をはじめとする業界への独自の選考対策や転職支援が強みです。
三菱UFJグループという安定した基盤と、ベンチャーのような躍動感がある三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)へ転職したい人は、ぜひMyVisionへご相談ください。
FAQ
三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)への転職を成功させるために、解消しておきたい疑問をQ&A形式で紹介します。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)の選考を突破するために、今すぐ取り組むべき対策は何ですか?
「なぜMURCのハイブリッドな環境なのか」という志望動機の明確化と、自身のスキルの棚卸しが最優先です。 金融系特有の論理的思考や多角的な視点が求められるため、実際の合格事例を知るエージェントを活用して戦略的に準備を進めましょう。
「ハイブリッド型」とありますが、コンサルとシンクタンクどちらの業務も担当するのですか?
配属部署の専門領域が主軸ですが、両機能が融合したプロジェクトに携わる機会は豊富です。 自身の専門性を磨きつつ、エコノミストや各分野のスペシャリストと協働することで、多角的な視点から課題解決に取り組めるのがMURCならではの働き方です。


