フューチャーとは特徴や社風、年収を徹底解説
2024年06月24日更新
1989年に日本において初のITコンサルティングファームとして設立されたフューチャー株式会社は、その創業以来、「ITコンサルティング&サービス事業」と「ビジネスイノベーション事業」という2つの柱で業界をリードしてきました。2016年にフューチャーグループの持ち株会社として体制を移行し、ITコンサルティングサービスを提供するフューチャーアーキテクトを中心に、2020年からは3期連続でグループ全体の増益増収を実現しています。
監修者
門山 友輔
Kadoyama Yusuke
システムベンダーで経験を積んだのち、大手転職エージェントであるパソナにてIT/コンサル業界向けの転職支援に従事。半期MVP6回、年間MVP受賞、全社売上レコード更新などの実績を有する。
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目次
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企業紹介
企業の特徴
フューチャーは、フューチャーグループの一員として、「ITコンサルティング&サービス事」と「ビジネスイノベーション事業」の2つの主軸で事業を展開しており、多種多様なクライアントに対してITコンサルティングサービスを提供しています。これらのサービスは、フューチャーアーキテクトをはじめとするグループ内の企業が中心となっており、長年にわたる経験から蓄積された知見を共有することで、デジタルマーケティング、スポーツ、教育、Eコマースといった多様な分野での新サービス開発を推進しています。
同社の特徴は、テクノロジーを核とした機動性の高い企業グループであることであり、各企業は独立性を保ちつつも密接に連携することが可能となっています。こうして生まれた新たな知見やサービスは、グループ内で共有され、それがさらに新しい付加価値の創出へとつながる、というポジティブな循環が形成されています。
企業の詳細
正式名称 | フューチャー株式会社 |
代表者名 | 金丸 恭文 |
設立年 | 1989年11月28日 |
所在地 | 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー |
従業員数 | 2,948名 |
売上高 | 593億24百万円 (2023年12月期) |
資本金 | 4,000百万円 |
株式公開 | 上場 |
会社URL | https://www.future.co.jp/ |
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案件の特徴
フューチャーは、流通から金融、物流、製造、そして戦略策定に至るまで、幅広い業界に対して総合的なコンサルティングサービスを提供しています。
流通業界
売場情報の最適化や発注・在庫管理の一元化を通じて、顧客のビジネスモデルを強化しています。 クライアントの経営課題や目標達成に向けたサポートに焦点を当て、リアルタイムな市場情報の収集・分析や、スピーディーなデジタルコマースの実現、環境変化に対応した販促施策の実行など、先進的なアプローチで支援を行っています。特に、流通業界では、売場情報の最適化や発注・在庫管理の一元化を通じて、クライアントのビジネスモデルを強化しています。
金融業界
全国の30行を超える銀行に対して課題解決、業務改革を支援してきた実績をもとに、3DX推進やデジタル技術の活用を通じて経営方針や事業戦略に沿った業務プロセスの改革とシステム導入の一体化を目指しています。
物流
最新のテクノロジーと豊富な物流ノウハウを活用して、物流戦略のデザインやオペレーションの最適化、ロボットを用いた省力化などを提供します。
製造業
オムニチャネル戦略の実践やデータ活用によるビジネスの迅速な展開、AIを用いた需要予測と生産計画の最適化を通じて、クライアントの事業戦略を支援しています。
ビジネス
加速する変革へのニーズに応えるため、業界の垣根を超えた経営・業務・ITの改革をサポートしています。デジタル推進の参謀役として、戦略の業務現場とITへの確実な落とし込みと迅速な実行を支援することで、クライアントの競争力の強化を目指しています。 テクノロジー分野では、DX、IoT、AIを活用した意思決定をスピーディーに行えるよう支援し、勝てるメカニズムの実装を通じて、クライアントのビジネスモデル改革をけん引しています。
カルチャー
フューチャーでは、「100人いれば100通りのキャリアが存在する」という考え方を基本に、社員一人ひとりのキャリアパスを大切にする文化が根付いています。同社は、相談しやすい環境と望むキャリアを積極的に後押しする風土を通じて、多様な専門性を持つ社員がそれぞれの分野で活躍し、最先端の技術領域へのチャレンジも奨励しています。
このようなカルチャーのもと、同社はコンサルティングにとどまらず、社員が持つアイデアや創造性を重視し、新しい自社サービスの開発・提供にも積極的に取り組んでいます。
企業理念
「科学・技術を熟知し、経営改革と社会変革に貢献する」
制度面
基本的な考え方
フューチャーは、「経営とITをデザインする」という基本的な考え方のもと、クライアントの持続可能な成長と未来価値の創造に貢献することをミッションとしています。最新のテクノロジーを駆使して、クライアントの永続的な成長と社会に対するポジティブな変革をもたらす「真の成功」を提供することを目指しています。
同社のアプローチは企業経営における経営戦略、それに基づいた業務、および業務を支える情報システムの三つの綿密な連携が特徴です。経営戦略の実行にはそれを支える情報システムが不可欠であり、戦略が業務を遂行する具体的なシステムとして具現化されて初めて、その戦略の価値が実現されると考えるためです。
育成制度
フューチャーの育成制度は、経営革新や業務改革をデザインする能力と、それを具現化するための経営・IT知識や実装力を高めることを目的として設計されています。1年の仕事を総括し、自らのキャリアと向き合っていく「個人プレゼン」、さらには大きな成果を上げた社員に対する「海外研修・視察」の機会提供など、自己成長と次なる挑戦への意欲を促す制度が充実しています。
新人及びキャリア入社者向けの研修から始まり、OJTを経て、社員がプロジェクトを通じて学びを最大化できるようにサポートしています。研修プログラムは、必要な知識を必要な時に学べるカフェテリア形式であり、体系的かつ網羅的な学びを通じて会社全体のレベルアップを図っています。
フューチャー の平均年収
年齢別年収目安
年齢 | 年収目安 |
---|---|
25歳 | 525万円 |
30歳 | 680万円 |
35歳 | 854万円 |
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※上記年収の目安は、公式サイトに掲載された情報ではありませんので、参考程度にご活用ください。 コンサルティングファームは昇給スピードが一般的な企業と比べるとかなり早く、早い方は20代のうちに年収1,000万円を超えます。自身の能力や結果に応じて昇進スピードが決まるため、実力に応じた年収増を目指せる環境となっています。 ※補足すると、マネージャー未満では残業代がつくため、プロジェクトによってはコンサルタント時の給与が一時的に多くなる場合があります。