グロービスとは?事業内容・仕事内容・年収・評判・転職難易度を解説
2026年08月25日更新
グロービスへの転職を検討しているものの、「どのような事業を展開している会社なのか」「入社後はどのような仕事をするのか」「年収や働き方は自分の希望に合うのか」と気になっている人もいるでしょう。グロービスは、経営大学院や法人向け人材育成、デジタル学習、ベンチャー投資など複数の領域で事業を展開しているため、全体像をつかみにくい企業でもあります。
本記事では、グロービスの会社概要や事業内容、仕事内容、年収、評判、働き方を解説します。あわせて、転職難易度や中途採用の選考フロー、選考対策のポイントまで紹介するため、グロービスが自分に合う転職先か判断したい人は参考にしてください。
著者

大河内 瞳子
Okochi Toko
株式会社MyVision執行役員
名古屋大学卒業後、トヨタ自動車での海外事業部、ファーストリテイリング/EYでのHRBP経験を経てMyVisionに参画。HRBPとして習得した組織設計、採用、評価などの豊富な人事領域経験を生かした支援に強みを持つ。
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監修者

岡﨑 健斗
Okazaki Kento
株式会社MyVision代表取締役
東京大学を卒業後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)に入社。主に金融・通信テクノロジー・消費財業界における戦略立案プロジェクトおよびビジネスDDを担当。採用活動にも従事。 BCG卒業後は、IT企業の執行役員、起業・売却を経て、株式会社MyVisionを設立。
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グロービスとは
グロービスは、経営教育や法人向け人材育成、デジタル学習、ベンチャー投資など幅広い事業を展開する企業です。
まずは、会社概要と事業内容に加え、グロービス経営大学院や関連会社との違いを紹介します。
会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社グロービス(GLOBIS Corporation) |
| 設立 | 1992年8月1日 |
| 代表取締役 | 堀 義人 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区二番町5-1 住友不動産麹町ビル |
| 国内拠点 | 大阪、名古屋、仙台、福岡、横浜 |
| 従業員数 | 1,004名(連結・2025年4月1日時点) |
| 主な部門 | グロービス・マネジメント・スクール、グロービス・コーポレート・ソリューション、グロービス・デジタル・プラットフォーム、経営管理本部など |
| 公式サイト | https://globis.co.jp/ |
株式会社グロービスは、1992年8月に設立された企業です。東京に本社を置き、大阪・名古屋・仙台・福岡・横浜にも拠点を展開しています。
グロービスには、社会人向け教育を担う部門だけでなく、法人向け人材育成、デジタルサービス、マーケティング、経営管理など複数の部門があります。経営大学院のイメージが強い企業ですが、株式会社グロービスでは個人・法人の双方を対象に幅広い事業を展開している点が特徴です。
※出典:株式会社グロービス「法人概要」
事業内容
グロービスは、経営に関する「ヒト・カネ・チエ」の3領域を軸に事業を展開しています。人材育成、ベンチャー投資、経営知の発信をそれぞれ独立させるのではなく、相互につなげながら企業や個人の成長を支えている点が特徴です。
| 領域 | 主な事業内容 |
|---|---|
| ヒト | グロービス経営大学院、グロービス・マネジメント・スクール、法人向け人材育成・組織開発など |
| カネ | グロービス・キャピタル・パートナーズを通じたスタートアップへの投資・成長支援 |
| チエ | GLOBIS学び放題、出版、経営ノウハウやビジネス知識の発信など |
「ヒト」の領域では、社会人向けの経営教育や法人向け研修を通じて、リーダー人材の育成や組織開発を支援。「カネ」では、ベンチャーキャピタルを通じて成長企業へ投資し、経営面も含めた支援をおこなっています。
「チエ」の領域では、GLOBIS学び放題や出版事業などを通じて、経営やビジネスに関する知識を広く提供しています。教育だけに特化した企業ではなく、人材育成・投資・知識提供を組み合わせて事業を展開している点が、グロービスを理解するうえでのポイントです。
※参考:グロービス採用サイト「事業・仕事」
グロービス経営大学院・関連会社との違い
グロービスという名称は、株式会社グロービスだけでなく、経営大学院やベンチャーキャピタルなど複数の組織で使われています。転職先を検討する際は、それぞれの役割を区別して理解することが必要です。
| 名称 | 位置づけ・主な役割 |
|---|---|
| 株式会社グロービス | 法人向け人材育成、社会人向け教育、デジタル学習、出版などを展開する事業会社 |
| 学校法人グロービス経営大学院 | MBAプログラムを提供する専門職大学院を運営する学校法人 |
| グロービス・キャピタル・パートナーズ株式会社 | スタートアップへの投資や成長支援を担うベンチャーキャピタル |
株式会社グロービスは、法人向け人材育成やグロービス・マネジメント・スクール、デジタルサービスなどを担う事業会社です。一方、学校法人グロービス経営大学院はMBAプログラムを提供する教育機関であり、株式会社グロービスとは法人が異なります。
グロービス・キャピタル・パートナーズ株式会社は、起業家支援事業を担うベンチャーキャピタルです。グロービス全体では各組織が連携しながら「ヒト・カネ・チエ」に関する事業を展開していますが、応募先によって仕事内容や求められる経験は異なります。
【MyVision編集部の見解】 グロービスへの転職では、企業全体の事業領域の広さだけで応募先を決めると、入社後に希望する仕事とのずれが生じる可能性があります。株式会社グロービス、グロービス経営大学院、グロービス・キャピタル・パートナーズでは、担う役割も求められる経験も異なるためです。
確認したいのは、どの組織・部門で働きたいのか、その事業が生み出す価値にどこまで共感できるのか、これまでの経験をどの役割で活かせるのかという3点です。グロービスという名称への関心だけでなく、具体的な業務と自身のキャリアの接点まで見極めることで、応募先を選ぶ判断軸が明確になります。
グロービスの仕事内容
グロービスには、法人向け人材・組織開発、ビジネススクール・経営教育、デジタルサービスなど幅広い仕事があります。続いて、主な領域ごとに具体的な仕事内容を紹介します。
法人向け人材・組織開発
グロービスの法人部門では、企業が抱える人材育成や組織開発の課題に対して、研修やスクール、デジタル学習、アセスメントなどを組み合わせた支援をおこなっています。顧客の経営課題や組織の現状を踏まえ、必要な人材像や育成方針から検討する点が特徴です。
主な支援内容は、以下のとおりです。
- 集合研修やオンライン研修の企画・提供
- グロービス・マネジメント・スクールを活用した人材育成
- GLOBIS 学び放題などのデジタル学習サービスの導入支援
- GMAPなどのアセスメントを活用した能力測定
- 経営人材・次世代リーダーの育成や組織開発支援
法人営業・コンサルタントは、顧客へのヒアリングを通じて課題を把握し、複数のサービスから適した施策を組み立てて提案します。そのため、人材育成サービスを販売する営業というより、企業の人・組織に関する課題解決に継続して関わる仕事と捉えると実態をイメージしやすいでしょう。
※参考:グロービス採用サイト「法人部門」
ビジネススクール・経営教育
グロービスのビジネススクール・経営教育領域では、グロービス経営大学院やグロービス・マネジメント・スクールを通じて、社会人の能力開発やキャリア形成を支援しています。受講生が実務で活かせる経営知識を学び、自身の志やキャリアを深められるよう、学習機会を提供する仕事です。
主な業務は、以下のとおりです。
- 受講生募集に向けたマーケティングや説明会の企画
- 受講相談や入学前後のサポート
- 授業・プログラムの企画や運営
- 教材や学習コンテンツの開発
- 講師・ファカルティとの連携
- 受講生・卒業生コミュニティの運営
職種によって、受講生との接点が多い仕事、プログラム企画に携わる仕事、学習環境を支える仕事など役割はさまざまです。教育サービスの運営に加えて、社会人が学びを実務やキャリアにつなげられる環境づくりに関われる点が特徴です。
※参考:グロービス採用サイト「事業・仕事」
デジタルサービス・その他の職種
グロービスのデジタル領域では、GLOBIS学び放題をはじめとする学習サービスの企画・開発・運営に携わります。プロダクトを成長させるため、企画、開発、デザイン、マーケティングなど複数の職種が連携している点が特徴です。
主な職種は、以下のとおりです。
- プロダクトマネージャー・サービス企画
- エンジニア
- UI・UXデザイナー
- デジタルマーケティング
- セールス・カスタマーサクセス
このほか、人事、法務、経理、広報などのコーポレート職もあります。グロービスには教育や法人向け支援に関わる仕事に加え、デジタルプロダクトの成長や会社運営を支える職種もあるため、自身の専門性を活かせる選択肢は幅広いといえます。
※参考:グロービス採用サイト「デジタル・プラットフォーム部門」 ※参考:グロービス採用サイト「経営管理部門」
グロービスの年収
グロービスの年収は、職種や役割によって異なります。ここからは、年収水準や中途採用求人の想定年収、評価・昇給の仕組みを紹介します。
グロービスの年収水準
グロービスの年収水準は、700万円台をひとつの目安として考えられます。ただし、職種や役割によって給与レンジが異なるため、実際の年収には幅があります。
法人向け人材・組織開発、デジタルサービス、エンジニア、コーポレートなど、担当する領域によって求められる経験や専門性はさまざまです。そのため、転職時の年収を確認する際は、会社全体の年収水準に加えて、応募する職種の想定年収まで確認しておく必要があります。
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中途採用求人の想定年収
グロービスの中途採用では、営業、企画・マーケティング、ITエンジニアなど幅広い職種を募集しています。職種別の年収目安は500万円台から1,000万円を超える水準まで幅があり、専門性や役割によって差が出る傾向があります。
| 職種 | 年収目安 |
|---|---|
| 営業 | 約620万〜1,130万円 |
| 企画・マーケティング | 約510万〜2,500万円 |
| ITエンジニア | 約700万〜1,250万円 |
営業職では法人向け人材・組織開発の提案、企画・マーケティング職では各事業の集客やサービス企画、ITエンジニア職ではデジタル学習サービスの開発など、担当する業務は職種ごとに異なります。
年収レンジにも差があるため、求人で求められる経験や担当業務、入社後に期待される役割まで確認することがポイントです。
※参考:グロービス採用サイト「募集職種」
評価・昇給の仕組み
グロービスでは、評価の公平性と納得感、上司・メンバー間の対話を重視した評価制度を採用しています。評価はMBOと360度評価を中心におこなわれ、業務成果と行動の両面を確認する仕組みです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Fairness | 年齢や社歴に偏らず、公平な評価を目指す考え方 |
| 納得性の高い評価プロセス | 評価基準や結果について、本人が納得できるプロセスを重視 |
| Communication | 上司とメンバーの継続的な対話を通じて、目標や評価への認識を合わせる |
| MBO | 目標管理制度。四半期ごとに目標の進捗を確認し、成果や能力開発につなげる |
| 360度評価 | 上司・同僚など複数の視点から、グロービス・ウェイの体現度を確認する |
MBOでは、設定した目標の達成状況を定期的に確認し、上長との対話を通じて次の行動や能力開発につなげます。360度評価では、成果だけでは見えにくい周囲との関わり方や、グロービスが重視する価値観に沿った行動も評価対象になります。
こうした評価を踏まえて昇給・昇格が検討されるため、グロービスでは目標達成に加えて、日々の行動や周囲との協働も評価に影響すると理解しておくとよいでしょう。
※参考:グロービス採用サイト「評価制度」
グロービスの評判・口コミ
グロービスへの転職を検討する際は、制度や仕事内容に加えて、実際に働いた人の評価も判断材料になります。
ここでは、良い評判と悪い評判に分けて、口コミから見える特徴を紹介します。
良い評判・口コミ
グロービスの良い評判としては、社内で相談しやすいこと、キャリアの選択肢が広いこと、裁量を持って働きやすいことが挙げられます。
MyVisionの転職支援でも、グロービスについて以下のような点に魅力を感じたという声が聞かれます。
- 部門を越えて社員同士がコミュニケーションを取りやすく、相談先を見つけやすい
- 営業やコンサルタントとして経験を積んだあと、講師や研究、経営層との協創などへ役割を広げられる
- 自分で考えながら仕事を進めやすく、成長機会をつかみやすい
とくに、現在の担当領域に固定されず、経験を積みながら新たな役割へ挑戦できる点を魅力に感じる人もいます。教育、人材・組織開発、デジタルなど複数の領域があるため、中長期的にキャリアの可能性を広げたい人にとって選択肢を持ちやすい環境です。
一方で、裁量の大きさを活かすには、自ら周囲へ働きかけて機会をつかむ姿勢も欠かせません。指示された業務を着実にこなす働き方より、自分で仕事やキャリアの幅を広げたい人と相性が良いと考えられます。
※参考:グロービス採用サイト「能力開発・キャリア形成」
悪い評判・口コミ
グロービスの気になる評判としては、部門や時期によって業務負荷に差があること、入社後も主体的に学びながら仕事を進める姿勢が求められることが挙げられます。
MyVisionの転職支援でも、グロービスについて以下のような点を懸念する声が聞かれます。
- 法人部門では顧客ごとに提案内容を設計するため、繁忙期や案件状況によって業務量が増えやすい
- 入社後は自ら必要な知識を吸収し、周囲へ働きかけながら仕事を進める場面が多い
- 自主性が評価される一方、行動量や成果が不足した場合も評価に反映されやすい
グロービスは「自由と自己責任」を重視しており、裁量を持って働きやすい環境です。その分、業務の進め方や成長機会を受け身で待つより、自分から課題を見つけて動く姿勢が求められます。
転職前には、応募部門の繁忙期や働き方、入社後に求められる自律性の水準まで確認しておくことが重要です。自分の働き方の希望と合っているかを見極めることで、入社後のギャップを抑えやすくなります。
※参考:グロービス採用サイト「働く環境」
グロービスの働き方
グロービスでは、柔軟な勤務制度と学びを支える仕組みが整えられています。
以下で、残業時間やリモートワークの実態、福利厚生・成長支援制度を紹介します。
残業時間・リモートワーク
グロービスでは、フレックスタイム制とリモートワークを取り入れ、柔軟に働ける環境を整えています。リモートワークと出社を組み合わせた勤務が可能で、公式採用情報ではリモート併用割合が100%とされています。
主な働き方は、以下のとおりです。
- フレックスタイム制を導入
- リモートワークと出社勤務を併用可能
- 週2日以上の出社を推奨
- 部門やポジションによってリモートワークの可否や出社頻度が異なる
グロービスは、オンラインやリモートを活用しながら、社員同士のコミュニティや企業文化を育むための対面での交流も重視しています。そのため、完全在宅を前提とした働き方ではなく、出社とリモートを組み合わせるスタイルと捉えるのが適切です。
残業時間は部門や職種、繁忙期によって差があります。実際の勤務状況を判断する際は、応募ポジションの募集要項に加えて、選考時に繁忙期や業務量も確認しておくことが判断材料になります。
※参考:グロービス採用サイト「働き方を支える制度」 ※参考:グロービス採用サイト「数字で見るグロービス」(2026年8月23日確認)
福利厚生・成長支援制度
グロービスでは、柔軟な働き方と継続的な学びを支える制度が用意されています。主な制度は、以下のとおりです。
- 副業制度:会社の承認を受けたうえで、社外の仕事に取り組める
- プロフィットシェアリング制度:会社の業績などに応じて、利益を社員へ還元する仕組み
- サバティカル休暇制度:一定の条件を満たした社員が、自己成長や学びのためにまとまった休暇を取得可能
- GLOBIS学び放題の利用支援:ビジネススキルや経営知識を学べる動画学習サービスを活用できる
- グロービス経営大学院・マネジメント・スクールの受講支援:社内の教育プログラムを活用し、経営やマネジメントに関する知識を深められる
- 自己啓発支援制度:業務やキャリア形成に役立つ学習について、一定の費用支援を受けられる
- オンボーディングサポート:入社後の立ち上がりを支援し、業務に必要な知識やスキルの習得を後押しする
- 異動希望制度・ジョブポスティング制度:社内で別の部門やポジションへ挑戦する機会を得られる
学習支援とキャリア形成の制度が幅広く、入社後も自ら成長機会を選びやすい環境です。働き方の柔軟性に加え、中長期的なキャリアを考えるうえでも活用できる制度が整っています。
※参考:グロービス採用サイト「能力開発・キャリア形成」
グロービスへの転職
グロービスへの転職では、職種ごとに求められる経験やスキルが異なります。
転職難易度と中途採用の選考フローを見ていきましょう。
転職難易度
グロービスへの転職難易度は、応募する職種によって異なりますが、一定の実務経験や専門性が求められるため、決して低くはありません。
募集職種では、法人営業、企画・マーケティング、エンジニアなど、それぞれの業務に応じた経験が応募要件として設定されています。職種によっては、数年以上の実務経験や特定領域での専門知識が必要です。
また、採用では、同社の理念や大切にする価値観をまとめた「グロービス・ウェイ」への共感も重視されています。応募条件だけで判断せず、募集職種で求められる経験と自身の経歴がどの程度合っているかを確認することが、応募判断のポイントです。
※参考:株式会社グロービス「グロービス・ウェイ」
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中途採用の選考フロー
グロービスの中途採用は、エントリー、書類選考、面接、内定通知の順で進むのが基本です。職種によって選考内容や提出物が異なる場合があります。
主な流れは、以下のとおりです。
- エントリー:希望する職種から応募
- 書類選考:履歴書や職務経歴書などをもとに、経験やスキルを確認
- 面接:複数の社員との面接を通じて、これまでの経験や価値観、グロービスとの相性を確認する
- 内定通知:選考結果を踏まえて、条件面などの案内を受ける
選考の途中では、グロービスで実現したいことを考えるためのエッセイ提出が求められる場合もあります。実務経験だけでなく、同社の事業や価値観への理解も選考準備に含めておく必要があります。
※参考:グロービス採用サイト「キャリア採用・リファラル採用」
グロービスへの転職を成功させるポイント
グロービスへの転職を成功させるには、企業への興味だけで応募せず、自身の経験や志向と応募ポジションの接点を具体化することが重要です。
最後に、選考に向けて押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
グロービスで実現したいことを明確にする
グロービスの選考では、入社後にどのような価値を生み出したいのかを、自身の経験や将来像と結びつけて説明できることが重要です。企業そのものへの興味だけでは、転職理由として十分な説得力を持たせにくくなります。
選考前には、以下の点を確認しておきましょう。
- これまでの仕事でどのような課題に向き合ってきたか
- その経験を経て、今後どのようなテーマに取り組みたいのか
- グロービスのどの事業領域で実現できるのか
- 数年後にどのような役割を担いたいのか
法人向け人材・組織開発、経営教育、デジタルサービスなど事業領域が広いため、希望するキャリアによって選ぶべき部門も変わります。「入社したい」という希望から一歩進み、グロービスで何を実現し、その経験を次のキャリアにどうつなげたいのかまで描けると、志望理由に一貫性が生まれます。
これまでの経験を応募ポジションにつなげる
グロービスへの転職では、これまでの経験が応募ポジションでどのように活かせるかを具体的に示すことが重要です。職種ごとに求められる経験や専門性が異なるため、求人票の内容と自身の実績を照らし合わせておく必要があります。
| 応募ポジションの例 | 活かしやすい経験 |
|---|---|
| 法人営業・コンサルタント | 顧客課題の把握、提案営業、プロジェクト推進 |
| マーケティング | 集客施策の企画、データ分析、サービス改善 |
| EdTech・プロダクト企画 | サービス企画、プロダクト改善、ユーザー体験の設計 |
| エンジニア | システム開発、要件定義、プロジェクト管理 |
| コーポレート | 人事、経理、法務など各専門領域での実務経験 |
選考では、過去の実績を伝えるだけではなく、その経験を応募先の業務でどう再現できるかまで示すことがポイントです。経験と役割の接点が具体的であるほど、入社後にどのような価値を発揮できるかが伝わりやすくなります。
【MyVision編集部の見解】 グロービスへの志望理由を、理念への共感や教育への関心だけで組み立てると、選考では評価につながりにくい可能性があります。企業への共感が伝わっても、応募ポジションでどのような価値を発揮できるのかが見えなければ、採用側は入社後の活躍を判断しにくいためです。
とくに異業種からの転職では、職種名の一致よりも、顧客対応、企画、提案、プロジェクト推進など、自身の経験を応募先の業務へどう接続できるかが重要です。過去の成果と応募職種の役割を具体的に結びつけることで、志望理由にオリジナリティと再現性を持たせやすくなります。
企業理解を深めて選考対策をおこなう
グロービスの選考に備えるには、事業内容に加えて、同社が重視する価値観や組織文化まで理解しておくことが重要です。とくに「グロービス・ウェイ」は、社員に共有される理念・価値観として、採用後の働き方や評価にも関わります。
選考前に確認したいポイントは、以下のとおりです。
- グロービス・ウェイ:どのような価値観を大切にしている企業なのか
- 事業・部門の特徴:応募先が誰に対して、どのような価値を提供しているのか
- HRポリシー:自由と自己責任など、組織運営で重視される考え方
- 社員インタビュー:現場でどのように価値観が仕事へ反映されているのか
企業サイトに書かれた理念を覚えるだけでは、十分な企業研究とはいえません。社員インタビューや各部門の事例にも目を通し、価値観が実際の仕事や意思決定にどう表れているのかまで把握すると、面接でも表面的な回答を避けやすくなります。
よくある質問
グロービスはコンサルティング会社ですか?
グロービスは、一般的な戦略・総合コンサルティングファームとは異なり、経営教育や法人向け人材育成を中心に事業を展開する企業です。一方、法人部門では顧客の経営・組織課題を把握し、人材育成や組織開発の施策を提案するため、コンサルティングに近い業務もあります。
グロービスへの転職にMBAは必要ですか?
グロービスへの転職で、すべての職種にMBAが必須というわけではありません。応募職種や職掌によって条件が異なり、入社後に修士取得が求められるケースもあるため、募集要項を確認する必要があります。
まとめ
グロービスは、経営教育や法人向け人材・組織開発、デジタルサービス、ベンチャー投資など幅広い事業を展開する企業です。転職先として検討する際は、企業単位で見るよりも、応募する部門・職種ごとに仕事内容や待遇、求められる役割を確認することが重要です。
中途採用では職種に応じた実務経験や専門性が求められます。事業や組織文化への理解も選考に関わるため、仕事内容と自身の志向を照らし合わせ、中長期でどのようなキャリアを築けるかまで考えて応募先を選びましょう。
グロービスは事業領域が広く、同じ会社でも部門によって求められる経験やキャリアの方向性が変わります。MyVisionでは、これまでの経験や志向を踏まえて応募ポジションを検討し、選考で伝えるべき強みまで具体的にアドバイスしています。グロービスへの転職を検討している人は、まずは気軽にご相談ください。

