ヴィップシステムとは 特徴や年収を徹底解説
2024年06月24日更新
1997年に創業したヴィップシステム株式会社は、ITインフラからアプリケーションに至るまで幅広い先端技術とノウハウを活用し、次世代の社会に不可欠なシステムの構築を目指しています。 「社会のあらゆる課題を解決する」ことを掲げる同社は、自ら社会の課題を発見し、それを解決するために技術を駆使するエンジニア集団です。新しいテクノロジーを泉のように湧き出させ、エンジニアを生い茂る樹木のように育て、人々の生活を支え心に安らぎと感動を与えるサービスを提供することをビジョンとして追求しています。
監修者
岩井 卓也
Iwai Takuya
新卒で入社したIBM(後にキンドリル)、転職後のDirbatoでいずれもITインフラ関連の案件を担当。AWSなどクラウドへの理解も深く、ITコンサル/Slerへの転職支援を得意とする。
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企業紹介
企業の特徴
ヴィップシステムは「IT業界におけるオアシス」を目指しており、この地位は4つのエレメントによって支えられています。 まず、社会的課題への積極的な取り組みがあります。先端技術を駆使したシステム開発と独自のITサービスの提供により、電気・ガス・水道・金融・交通・物流・通信など、社会公共性の高い多岐にわたるプロジェクトに関わってきました。 また、技術を用いて未来の社会を創造することのやりがいと責任を社員一人一人が深く感じています。
次に、先端技術へのあくなき挑戦があります。技術力を最も重要な資産と考え、エンジニアのスキルアップや資格取得の支援を行い、またデータサイエンティスト協会や情報処理推進機構(IPA)など多数のIT推進団体に加盟しており、技術教育の強化に努めています。
また、最善の提案と課題解決能力もあります。ITコンサルティングの超上流工程からのプロジェクト推進による若手エンジニアの成長に加えて、優良企業から高い評価を受けることで安定した顧客基盤を築き、企業の成長も実現しています。
最後に、成長への明確なビジョンが挙げられます。社会に求められるITサービスの提供を持続することを目標とし、2022年までの5年間で売上ベースで300%の成長を達成しました。2032年に向けた長期成長目標として、更なる300%の成長を目指しています。
企業の詳細
正式名称 | ヴィップシステム株式会社 |
代表者名 | 宮内 昭一 |
設立年 | 1997年8月14日 |
所在地 | 東京都千代田区内幸町2-2-3 日比谷国際ビル18階 |
従業員数 | 100名(2023年4月) |
資本金 | 3,000万円 |
会社URL | https://www.vips.co.jp/ |
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案件の特徴
ヴィップシステムは、システムコンサルティングから始まり幅広いITサービスを提供することで、業界における革新的な解決策を提供してきました。お客様のニーズに応えるための多様なサービスのそれぞれが同社の幅広い技術力と深い業界知識を反映しています。
システムコンサル・導入サービスにおいて、顧客の要望や課題に応じた最適なシステムアーキテクチャを提案することに力を入れています。このプロセスでは経験豊富な開発チームが先端技術を活用し、効率的な開発と導入を実現しています。各業界に精通した専門知識と適切なプロジェクトマネジメントの組み合わせにより、顧客に対して真の価値を提供します。 また、開発生産性と品質の向上を図るためのローコード開発推進をデジタルトランスフォーメーションの重要な開発手法として位置づけています。同社は、「Genexus」、「ServiceNow」、「kintone」をはじめとするサービスレベルの高いプラットフォームの導入を進めており、これにより顧客企業のIT化を支援しています。
IoTプラットフォームサービスでは、センサーを活用した独自のクラウド基盤を提供し、データの収集・分析・制御を一貫して行うことで、多様なIoTニーズに対応しています。オフィスだけでなく工場や倉庫などのさまざまな環境での最適な設計と導入を実現することで、企業のデジタル変革をサポートしています。
システムエンジニアリングサービスにおいては、大規模プロジェクトのための常駐型チーム開発サービスを提供し、業務アプリケーションの開発からインフラ・ネットワーク構築まで同社の幅広いエンジニアリングリソースを活用しています。
特定の業界向けのシステム開発も同社の特色の一つです。例えば運送業向けシステムでは、労務管理から給与計算、請求処理までを自動化し、業務効率化とペーパーレス化を実現しています。また、重機レンタル業向けシステムではレンタル業務の複雑さに対応し、業務効率化と汎用性の追求を実現しています。
企業理念
Be an OASIS
オアシスという存在であり続ける
ITが急速に進化し社会の仕組みや人々の生活が大きく変化する時代において、システムインテグレーターはさらに高度なテクノロジーを習得し、社会に求められるITサービスを提供しなければなりません。
都心のオアシス日比谷公園を望むこの地から、人が育ち、新しい技術やサービスを生み出し、社会に夢を与え続けるオアシスのような存在、それがヴィップシステムです。
制度面
基本的な考え方
ヴィップシステムは「オールk」という独自の行動理念を掲げており、企業文化としてその精神を社員一人ひとりが共有しています。これは感謝・継続・獲得・拡大・改革という五つの柱に集約されており、同社が目指す方向性と成長戦略の核心を形成しています。
まず、同社は日々の業務を通じてお客様、チームメンバー、そして社会に対して「感謝」の心を持つことを心がけています。
「継続」は、会社としても社員個人としても日々学び、成長していくことの重要性を示しています。
「獲得」に関しては、新しいお客様、チームメンバー、技術など絶えず新たな価値を追求し、取り入れていく姿勢が求められます。
「拡大」は、既存の事業や獲得した成果に満足することなく、常に次のステージを目指して進むことを意味します。
最後に「改革」は、状況の変化に柔軟に対応し、常により良い方法を模索し続けることを指します。
育成制度
ヴィップシステムでは、社員の成長を最優先に考え、充実した育成制度を整備しています。 同社の研修プログラムは入社時研修とキャリアアップ研修の二つに大別されます。これらの研修を通じて、社員は専門知識とビジネススキルの両方をバランス良く身につけることができます。
入社時研修にはまずOFF-JT研修があります。これはビジネススキルの基礎となる研修と、開発またはインフラに関する専門研修を含む約3か月のプログラムです。この期間を通じて、社員は仕事をする上で必要不可欠な知識とスキルの基礎を築きます。続いて、OJT研修が約7か月間行われます。実際の業務を通して先輩社員の指導のもとで実践的な経験を積み、学んだ知識を仕事に活かす力を養います。
さらに、キャリアアップ研修として資格取得支援制度を設けています。 これは、「好きな時に、好きなものを好きなだけ学習できる」ように、社員一人ひとりの自主性を尊重した研修サービスです。同社はこの制度を通じて社員が自らのスキルアップを目指し、より高度な専門知識や技能を身につけることを強力にサポートしています。