ドリームインキュベータ(DI)はやばい?ワークライフバランスや年収についての評判を徹底紹介
2025年03月13日更新
ドリームインキュベータ(DI)は、戦略コンサルティングやインキュベーション、事業投資など、さまざまな切り口でビジネスプロデュースを手がける日系コンサルティングファームです。高収入が期待できる一方で、業務負担の大きさや労働時間の長さに関する厳しい意見も見られるため、転職を検討する際には慎重な判断が求められます。
本記事では、ドリームインキュベータへの転職で気になる働き方とワークライフバランスの実態や、求人と採用に関する評判を徹底解説します。
ドリームインキュベータへの転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
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ドリームインキュベータ(DI)はどんな会社?
ドリームインキュベータ(DI)は戦略コンサルティングや新規事業創出、投資事業を手がけている日本発の企業です。2000年に設立され、企業の成長支援や社会課題の解決を目的に、多様な業界での事業プロデュースをおこなっています。
一般的なコンサルティング会社と異なり、単なる戦略立案にとどまらず、企業と共に事業を立ち上げ、成長させる点が特徴です。さらにベンチャー投資やM&A支援もおこない、国内外の成長市場での事業拡大をサポートしています。
ドリームインキュベータは、戦略コンサルティングにとどまらず、企業や社会に新たな価値を提供しています。
項目 | 内容 |
---|---|
正式名称 | 株式会社ドリームインキュベータ(Dream Incubator Inc.) |
代表者名 | 代表取締役社長 三宅 孝之 |
創業年 | 2000年6月1日 |
所在地 | 東京都千代田区霞が関3-2-6 東京倶楽部ビルディング4F・6F |
従業員数 | 227名(連結職員数)※2024年3月末現在 |
会社URL | https://www.dreamincubator.co.jp/ |
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ドリームインキュベータ(DI)に「やばい」「やめとけ」という評判があるのはなぜ?
ドリームインキュベータ(DI)は、戦略コンサルティングや新規事業創出を手がける企業として高い評価を受けていますが、一部では「やばい」や「やめとけ」といった評判も見られます。
以下では、こうした評判が広がる背景について解説します。
コンサル業界内でも激務でやばいというイメージが強い
働きがいについて調査・リサーチをおこなう働きがい研究所によると、日本の全業界における平均残業時間は、2023年7月〜9月で月に22.76時間と発表されています。 引用:働きがい研究所|日本の残業時間定点観測
一方同調査でコンサルティング業界は33.98時間と、他業界と比較して長時間労働の傾向があります。なかでもドリームインキュベータ(DI)は、口コミサイトによると月間残業時間が67.5時間となっており、以下のような口コミもあることから、激務のイメージを完全には否定できません。
どんどん残業が増えていくし、休日にやらなければ間に合わない・結果的に2年以内にほとんどの人が離職する 引用:OpenWork
普通の担当・マネージャーレベルは馬車馬の如く働くことが必須。 引用:OpenWork
しかしその分年収が高く、実力主義の評価制度が整っています。また、現在では働きやすい環境構築にも取り組んでいます。
実力主義でアップorアウトのイメージがあるため
ドリームインキュベータ(DI)は実力主義であることから、「アップorアウト」のイメージを持つ人が多いことが、「やばい」「やめとけ」といわれる理由として挙げられます。
アップorアウトとは成果を出せなければ退職を迫られる制度で、おもに外資系コンサルティングファームで用いられてきた考え方です。しかし現在は多くの企業が育成を重視する傾向にあることから、コンサル業界全体を見ても明確に採用している企業は少なくなっています。
またドリームインキュベータではコンサルティングスキルやプロフェッショナルとしてのマインドセットを学べる研修制度や、透明性のある評価制度を設けている点も特徴です。
【Off-Job Training体制】
研修 | 内容 |
---|---|
入社時研修 | ベーススキル・イントロダクションなど |
スキルアップ研修① | DI行動規範・リサーチ方法論・スライドライティングなど |
スキルアップ研修② | ワークプランニング・チームメンバーとのコミュニケーションなど |
スキルアップ研修③ | 期待値マネジメント・論点設計・仮説構築・チームマネジメントなど |
マネジャー研修 | ケースマネジメント・クライアントリーダーシップなど |
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【評価制度】
- プロジェクトフィードバッグ:プロジェクト終了ごとに、執行役員・マネジャーからの評価フィードバックを得られる(今後の成長課題や具体的な取り組みについて)
競争の激しい環境ではあるものの、適切なサポートを受けて個々の成果に応じた報酬や昇進が期待できる環境が整っています。
ドリームインキュベータ(DI)の働き方とワークライフバランスの実態
ドリームインキュベータ(DI)は、戦略コンサルティング企業として高い専門性が求められる一方で、働き方改革にも取り組んでいます。
- 柔軟な働き方への取り組み
- 多様な経験やスキルアップへの取り組み
- 心身の健康管理や福利厚生
ドリームインキュベータでは厳しい環境の中でも、成長の機会を得ながら働き続けられる体制が整えられているのが特徴です。それぞれの取り組みについて順番に見ていきましょう。
柔軟な働き方への取り組み
ドリームインキュベータ(DI)は、社員が最大限のパフォーマンスを発揮できるよう柔軟な働き方を推進しているなかで、以下の実績を持っています。
- 育児中の社員が在宅勤務を活用して業務と家庭の両立を実現
- 社員の意見や要望を積極的に取り入れ、入社1年以内に育休を取れるよう就業規則の見直しを実現
また、インターネット上には以下のような口コミも見られます。
家庭があれば、時短勤務等ワークスタイルは柔軟に相談できる 引用:OpenWork
子どもの送迎のため朝遅れての出勤や、早めの退社をデフォルトとしている親(男女ともに)は少なくないため、ある程度柔軟な働き方ができると感じる 引用:OpenWork
このように、ドリームインキュベータは自由と自律を重んじる社風のもと、社員一人ひとりのライフステージやニーズに合わせた柔軟な働き方を推進しています。
多様な経験やスキルアップへの取り組み
ドリームインキュベータ(DI)は、仲間の価値観を尊重し、学び合うことで互いに成長し、新たな価値を創出しようという価値観のもと、社員の多様な経験とスキルアップを支援するためにさまざまな取り組みをおこなっています。
具体的には以下の通りです。
施策 | 概要 |
---|---|
全社会議 | 毎月1度、社員全員参加型のミーティングを実施 |
DI’s Cafe/DI’s Bar | コミュニケーションスペースとして、スナックやドリンク類を設置 |
社内懇親会 | 全社新年会や歓送迎会、斜め飲み会などで多くの社員と知り合う機会を提供 |
コミュニケーション活動費補助 | コミュニケーション促進のための活動に補助金を支給 |
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ドリームインキュベータでは日常的に相談やアドバイスを受けられる環境を整えていることがわかります。
心身の健康管理や福利厚生
ドリームインキュベータ(DI)は、社員の心身の健康管理と福利厚生の充実に力を入れています。具体的には以下の通りです。
施策 | 概要 |
---|---|
福利厚生 | 借上社宅制度・慶弔見舞金制度・入社準備金前借制度・選択制退職金制度・従業員持株会・自社株交付制度(ESOP)・語学研修支援制度・就業不能所得補償制度(GLTD)・他各種社会保険完備 |
健康管理 | 生活習慣病予防検診補助(35歳未満)・人間ドック補助(満35歳以上)・PET検査補助(満40歳以上)・医療費補助・(インフルエンザ予防接種、会社常備薬)・産業医によるカウンセリング制度・健康保険組合・EAP(外部専門家によるカウンセリング等) |
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一部の社員からは、住居面での支援を評価する以下の口コミもありました。
借り上げ社宅制度で家賃が多少下がるというのがメインの福利厚生だったように記憶しています。 引用:enエンゲージ
ドリームインキュベータはこれらの取り組みにより、社員が安心して働ける環境を提供しています。
ドリームインキュベータ(DI)の年収と報酬の実態
ドリームインキュベータ(DI)は、戦略コンサルティングや事業創出支援を手掛ける企業として、高い専門性と成果が求められます。そのため、報酬体系や年収水準に関心を持つ方も多いでしょう。
以下では、ドリームインキュベータの平均年収や給与制度、社員からの評判・口コミ、中途入社者の想定年収について詳しく解説します。
ドリームインキュベータ(DI)の平均年収と給与制度
2024年3月期の有価証券報告書によると、ドリームインキュベータの平均年収は1,275万円(平均年齢は35.96歳)と報告されています。この数値は、同業他社と比較しても引けをとらない水準であり、社員の専門性や成果が適切に評価されていることを示しています。
会社名 | 平均年収 |
---|---|
ドリームインキュベータ | 1,275万円 |
アクセンチュア | 867万円 |
マッキンゼー・アンド・カンパニー | 1,303万円 |
ベイン・アンド・カンパニー | 1,330万円 |
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※上記の数値は、OpenWorkに寄せられた社員からの自己申告に基づくものであり、実際の給与は個人の経験や能力、業績評価などによって異なる場合があります。
また具体的な役職別の年収データは公表されていませんが、口コミの内容から、役職が上がるごとに年収が増加しているようです。
給与制度:コンサルタントは、ジュニア、ミドル、シニア、アソマネの4段階。 ざっくりでいうと ・ジュニア~700 ・ミドル~1,000 ・シニア~1,200 ・アソマネ~1,400 引用:OpenWork
給与体系は年俸制を採用しており、四半期ごとの評価に基づいて昇給や昇格が決定される仕組みとなっています。
コンサルタントの役職はアソマネより上のもので「マネージャー」「シニアマネージャー」「執行役員(オフィサー)」がありますが、それらの年収に関する口コミは見つかりませんでした。
ドリームインキュベータ(DI) 年収の評判・口コミ
ドリームインキュベータ(DI)の年収に関する評判や口コミは、以下のような内容が多く見られます。
元々、実力に応じて給与は毎年のように数百万単位で上がる。2020~2021年頃に給与改定があり、多くの役職階層で給与がかなり上昇した。 引用:OpenWork
昇級しない場合でも昇給はあるので、年100-300万円くらいのペースで給与が上がっていく。 引用:OpenWork
会社独自の評価制度により決めているそうですが、納得感は低め 引用:OpenWork
外資コンサルと比較すると、額面上の待遇は見劣りするが、キャリア形成の投資期間ととらえれば悪くはない 引用:OpenWork
このように、社員からは毎年のように数百万単位で給料が上がることに対して、ポジティブな意見が多く寄せられています。一方で、「納得感が低い」「額面上の待遇は見劣りする」といった声もあり、報酬と業務負荷のバランスを考慮する必要があるでしょう。
ドリームインキュベータ(DI)に中途入社した場合の想定年収
中途入社者の年収は、これまでの経験やスキル、前職での実績などによって異なりますが、公開されている求人情報によると、予定年収は年収は600万円から1,200万円程度とされています。(引用:doda|株式会社ドリームインキュベータの求人)
中途入社後キャリアを積むごとに役職も上がるため、年収も上昇していきます。
能力に応じてどんどん昇進させてくれる素地はある 引用:enエンゲージ
若くても実力次第で昇進できる。完全実力主義の会社 引用:enエンゲージ
このように、ドリームインキュベータに中途入社した場合、実力次第でどんどん年収を上げていけることが予想されます。
ドリームインキュベータ(DI)の事業分野と各部門の評判
ドリームインキュベータ(DI)は、戦略コンサルティングや事業創造支援、投資活動など、多岐にわたる事業を展開している企業です。各部門は専門性を持ちながらも連携し、クライアントや社会に新たな価値を提供しています。
以下に、各事業分野の概要と評判について解説します。
産業プロデュース
ドリームインキュベータ(DI)の産業プロデュース事業とは、新しい市場や産業を創り出し、成長させることを目的とした事業です。単に企業の経営戦略を考えるだけでなく、既存の枠を超えた新しい産業や事業の構想から、実現までを支援しています。
産業プロデュースの特徴は以下の通りです。
- 社会課題の解決を重視:技術革新や環境変化に対応しながら、新しい産業を創造している
- 大手企業と協力して推進:三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)と連携し、顧客の事業創造に貢献するための新たな金融サービスの展開を支援
- 戦略策定から実行支援までカバー:新しい産業を生み出すために、ビジネスモデル設計や規制・制度の整備まで幅広く関与する
通常のコンサルティング会社は、クライアントの既存事業を成長させるのが一般的ですが、ドリームインキュベータは「新しい産業そのものを作る」ことを目指している点が大きな違いです。
実際に産業プロデュースにより新サービスを展開したMUFGの林代表執行役専務からは、以下のような評価を受けています。
いまは、メガバンクとしての存在意義を新たに確立できるのか、それとも死に絶えるかの瀬戸際です。大切なのは、これまでの業界内の常識や方法論で物事を解決しようとしないこと。そのアプローチを一緒に行うお相手として、DIは最もふさわしいと思っています。 引用:MUFG 代表執行役専務 林尚見氏 × DI社長 三宅孝之
ドリームインキュベータは「社会を変える事業を創る」 というミッションのもと、企業や社会全体にインパクトを与える新産業の創出に取り組んでいます。
事業創造支援
ドリームインキュベータの事業の一つである事業創造支援は、企業が新たな事業を立ち上げ、成長させるための包括的なサポートを提供するサービスです。既存の産業区分や法制度、慣習、常識といった枠組みにとらわれず、産業や事業の在り方を再構築することで、将来的な成長を牽引する新規事業の創出を支援しています。 事業創造支援の特徴は以下の通りです。
- 業界横断的な構想力:特定の業界にとらわれず、他業界も視野に入れたあるべき姿を描き、大胆なビジネス構想を立案する
- プロデュース型の推進力:戦略の策定だけでなく、実際の事業立ち上げや運営に至るまで、専属のビジネスプロデューサーが一貫して支援
- 具体的な提案力:机上の理論に終わらせず、実現可能なビジネスモデルや戦略を提案し、実行する
ドリームインキュベータの事業創造支援は、以下の流れで進められます。
- 構想:業界の枠を超えて「あるべき未来」を考える
- 戦略:ビジネスモデルを構築する
- 仲間づくり:描いた構想を実現するために、社内外のパートナーと協力関係を構築する
- ルールづくり:事業をスムーズに進めるための制度・規制を調整する
- 社内外ドライブ:構想の実現に向けて推進する 実際に事業創造支援を受けた口コミは見受けられませんでしたが、支援事例として公式サイトに掲載されている記事のなかに、成功事例の記載がありました。
【大手メーカーの新規事業想像】
- 取り組み:事業部横断的な新規事業検討を担う組織を新設
- 結果:クライアントにとっての新規ドメインであるヘルスケア領域での新規事業開発に成功
引用:ドリームインキュベータ|「技術の事業化」と、それに伴う「海外M&A支援」
ドリームインキュベータの事業創造支援は、単なるコンサルティングにとどまらず、クライアントと共に5年後、10年後の柱となる数千億円規模の事業創出を目指し、新たな事業を創り上げるプロデュース型のアプローチを採用しています。
戦略コンサルティング
ドリームインキュベータ(DI)の戦略コンサルティングは、企業の成長戦略や新規事業開発を支援するサービスです。新規事業の戦略策定にとどまらず、幅広く企業・事業の成長に関連するさまざまなテーマでサービスを提供しています。
戦略コンサルティングの特徴は以下の通りです。
- 実行重視のアプローチ:クライアントと共に実行段階まで伴走し、成果を上げることを重視
- 多様な業界知識:各業界特有の課題に対応したコンサルティングを提供
またドリームインキュベータの社員インタビューからは、以下のような声が聞かれています。
特定のパッケージシステム導入に縛られることに疑問を感じ、クライアントにとって最適な打ち手を提案できる環境を求めてDIに入社した 引用:ドリームインキュベータ|戦略×テクノロジーの最前線で活躍中の若手社員が明かす、T&Aで働く醍醐味①
DIでは経営層と直接議論する機会が多く、自身が組織の一員として責任を持ちながら全社的な戦略に関与できる点が貴重 引用:ドリームインキュベータ|戦略×テクノロジーの最前線で活躍中の若手社員が明かす、T&Aで働く醍醐味②
これらの社員の声から、クライアントの本質的な課題解決に向けた実行力と、多様な業界知識を活かした提案力が強みであることが伺えます。
インストレーション/実行伴走
ドリームインキュベータ(DI)のインストレーション/実行伴走は、戦略策定だけでなく、実行や成果の具現化までを包括的に支援するサービスです。クライアント企業と共にプロジェクトを推進し、必要に応じて実行代行も行うことで、ビジネスプロデュースを強力にサポートします。
具体的な支援事例は以下の通りです。
- オムロン株式会社:新事業創出のための組織「イノベーション推進本部(IXI)」の設立・運営を支援
- トヨタ自動車株式会社:AI・ロボティクス研究拠点である「TOYOTA RESEARCH INSTITUTE, INC.(TRI)」の設立を支援、技術イノベーションの推進に貢献
- エクシオグループ株式会社: イノベーション推進部(IBEX)の設立から新規事業立ち上げまで、2年以上にわたり組織変革と新事業創出をサポート
インストレーション/実行伴走に関する評判は、以下の通りです。
オムロンのイノベーション・プラットフォームの位置付けになっている 引用:ドリームインキュベータ|新事業創出のための組織「イノベーション推進本部(IXI)」設立・運営支援
今後の産業技術の基盤となり、新たな産業創出も期待される人工知能技術の研究・開発を加速 引用:ドリームインキュベータ|トヨタ自動車のAI / ロボティクス研究拠点、TOYOTA RESEARCH INSTITUTE, INC. (TRI) 設立へDIが支援
このことから、ドリームインキュベータのインストレーション/実行伴走は、クライアントと密接に連携し、戦略の実行から成果の実現までを一貫して支援するサービスであることがわかります。
Technology & Amplify
ドリームインキュベータ(DI)の「Technology & Amplify」は、テクノロジーを活用してクライアント企業のビジネス価値を増幅(アンプリファイ)することを目的としたサービスです。これまでの産業・事業プロデュースによるイノベーションに加え、テクノロジーの力で価値の創造から実現、そして増幅までを一貫して支援します。
Technology & Amplifyの特徴は以下の通りです。
- テクノロジー活用による価値増幅:最新の技術を導入し、ビジネスモデルや業務プロセスの革新を図る
- エンドツーエンド(E2E)のサポート:短期的な支援から中長期的な価値増幅まで、包括的なサービスを提供
具体的な事例として、中部電力との協業があります。ドリームインキュベータは中部電力と共同で、中小企業の課題解決を目指したデジタルツイン・メタバース融合型プラットフォームの構築を支援しました。この取り組みにより、個別企業が独自にシステムを構築する必要がなくなり、導入コストの削減が実現しました。
この事業における、中部電力先端技術応用研究所田中氏の評価は以下の通りです。
数々の新規ビジネスをプロデュースしてきた経験から培われた事業創造・実現の知見や枠を超えて社内外の仲間を集めるドライブ力をドリームインキュベータさんが持っていることは心強い 引用:日経XTECH Special|中部電力が仕掛けるデジタルツイン・メタバース融合型 プラットフォームとは?
Technology & Amplifyはこのように、テクノロジーの力でクライアントのビジネス価値を高め、持続的な成長をサポートするサービスです。
グローバルSX
ドリームインキュベータ(DI)のグローバルSXは、アジアを中心に社会課題の解決と連携したグローバルなビジネスプロデュース活動を展開するサービスです。日本とベトナムのオフィスをハブとし、インド、インドネシア、タイのメンバーと連携して、多国籍チームでクライアント企業のグローバルビジネスを支援しています。
グローバルSXの特徴は以下の通りです。
- アジアを中心とした活動:アジア地域での豊富な経験とネットワークを活かし、現地の社会課題に対応したビジネスプロデュースをおこなう
- 多国籍チームによる支援:日本、ベトナム、インド、インドネシア、タイのメンバーが連携し、多様な視点と専門性を活かしてプロジェクトを推進
- 社会課題解決とビジネスの融合:社会的な課題をビジネスチャンスととらえ、持続可能な事業モデルの構築
具体的な支援事例として、国際協力機構(JICA)との協働があります。ドリームインキュベータは、東南アジア・南アジアにおけるソーシャルインパクト投資に関する戦略策定および実行支援を行い、現地の社会課題解決に貢献しています。
国際協力機構(JICA)によるグローバルSXの成果は以下の通りです。
コロナ禍にもかかわらず、6社すべてがPMFを達成すると共に、社会インパクトの計測に成功しました。 引用:ドリームインキュベータ|東南アジア・南アジアにおけるソーシャルインパクト投資に関する戦略策定及び実行支援
アジアを中心とした多国籍チームによる社会課題解決型のビジネスプロデュースを通じて、クライアント企業のグローバル展開を強力にサポートしているのがわかる内容となっています。
M&A/FA/財務ソリューション
ドリームインキュベータ(DI)の「M&A/FA/財務ソリューション」は、企業の成長戦略や新規事業展開を加速するための専門的なアドバイザリーサービスです。DIは、ビジネスプロデュースの知見を活かし、M&Aや財務面での課題解決を包括的に支援しています。
M&A/FA/財務ソリューションの特徴は以下の通りです。
- 海外M&Aアドバイザリー:日本企業の海外進出を支援し、M&Aの成功に向けた包括的なサポートを提供
- 新規事業・新地域探索型M&Aアドバイザリー:新たな事業分野や地域への展開を目指す企業に対し、ターゲット企業の探索から交渉、統合までを一貫して支援
- グローバル・ベンチャー資金調達・M&Aアドバイザリー:グローバル市場で挑戦する起業家やベンチャー企業に対し、資金調達やM&Aに関する専門的なアドバイスをおこなう
ある大手メーカーでは、社内の技術を融合し新規事業を創出するため、ドリームインキュベータの支援を受けて技術の棚卸しから事業テーマの策定、戦略立案、実行に至るまでを推進しました。
ドリームインキュベータの支援を受けた企業からの評判は、以下の通りです。
その後も新規事業を順調に成長させ、現在では事業規模は数百億円にまで拡大 将来を担う事業にまで成長した 引用:ドリームインキュベータ|「技術の事業化」と、それに伴う「海外M&A支援」
このように、ドリームインキュベータのM&A/FA/財務ソリューションは、企業の成長と新たなビジネスチャンスの創出を多角的に支援するサービスです。
SIB(Social Impact Bond)
ドリームインキュベータ(DI)の「SIB(Social Impact Bond)」事業は、民間資金とノウハウを活用して、国や自治体が抱える社会課題の解決を目指す新たな官民連携の仕組みです。
SIB(Social Impact Bond)の特徴は以下の通りです。
- 成果連動型の資金調達:民間の投資家から資金を調達し、事業者が社会課題解決のためのサービスを提供した成果を第三者機関が評価し、達成度に応じて自治体が報酬を支払う仕組み
- 多様な分野への適用:介護予防、公共施設・インフラ、医療、リサイクルなど、事前の予防や対策で将来的な課題を未然に防ぐことができる事業に適している
- リスクの民間移転と財政負担の軽減: 民間事業者が資金調達と事業実施のリスクを負担することで、自治体は初期費用を抑えつつ、社会課題の解決に取り組める
具体的な取り組みに対する成果は、以下の通りです。
全体で約2.5兆円(参加者数2,880万人×一人当たり削減効果額8.8万円)の介護給付費の削減の効果が見込まれる計算となった 引用:ドリームインキュベータ|「ずっと元気!プロジェクト」の中間評価結果
ドリームインキュベータはこのように、官民連携による持続可能な社会課題の解決を推進しています。
インキュベーション/投資事業
ドリームインキュベータ(DI)の「インキュベーション/投資事業」は、ビジネスプロデュースの実現に向けて、投資機能を積極的に活用する取り組みです。自己資金によるプリンシパル投資に加え、インド市場向けの「DIインドデジタルファンド」を運営し、大企業発のベンチャーや成長企業への投資・育成をおこなっています。
インキュベーション/投資事業の特徴は以下の通りです。
- 自己資金によるプリンシパル投資:DIは、自社資金を活用して有望なベンチャー企業や成長企業に直接投資し、事業の成長を支援
- DIインドデジタルファンドの運営:インド市場に特化したファンドを通じて、現地のデジタル分野の企業への投資をおこない、新たなイノベーションの創出を目指す
これまでに、アイペットホールディングス株式会社やアステリア株式会社など、多くの企業への投資をおこない、これらの企業は東証マザーズ(現:東証グロース市場)への上場を果たしています。
このように、DIの「インキュベーション/投資事業」は、投資を通じて新たな事業や産業の創出を支援し、社会に革新をもたらすことを目指しています。
ドリームインキュベータ(DI)の求人と採用に関する評判
ドリームインキュベータ(DI)は、社会に大きなインパクトを与える事業創造を目指し、採用においてはコンサルティング業界経験者だけでなく、事業会社や金融機関出身者など、多様なバックグラウンドを持つ人材を積極的に受け入れています。
以下では、中途採用者が入社を決めた理由や中途採用での入社後の評判について解説します。
中途採用者が入社を決めた理由
ドリームインキュベータに中途採用した人が、入社を決めた理由として以下の口コミが見られました。
1.経験できるコンサルティングの幅が広いこと 2.投資関連事業にも携われること 引用:OpenWork
T&Aというテクノロジーを活かした新しいビジネス、特に上流案件に挑戦できると思ったため 引用:OpenWork
戦略案件、特に新規事業に注力している点が魅力的。また比較的若くても出世しやすい環境で、優秀そうな人が多く、成長できそうに見えた。 引用:OpenWork
戦略コンサルティングへの興味と、提言にとどまらない経営支援のハンズオンのスタイルに共感したため。 引用:OpenWork
これらの口コミから、中途入社者は、ドリームインキュベータが提供する多様な成長機会 や挑戦的な環境に魅力を感じ、入社を決意していると見られます。
中途採用での入社後の評判
中途採用で入社した方からの評判は以下の通りです。
実際に小規模ながらいろいろやっている面白い会社だった。 引用:OpenWork
当たり前であるが、プロフェッショナルファームであるので、仕事に対する高いプロ意識と厳しさが必要、一方で助け合いなどの人間性も必要 引用:OpenWork
当然手取り足取り教えてもらえるわけではないので、実際のプロジェクトや社内の事例などから自ら学びキャッチアップしていくことが求められる 引用:OpenWork
新規事業案件を多く取り扱っており、いわゆる戦略ケースが非常に多く、その点では入社前のイメージとは乖離はなかった。 引用:OpenWork
ドリームインキュベータでは、多様なプロジェクトに参画できる環境や自主性を重んじる社風が評価されている内容となっています。またOff-JT(集合研修)とOJT(実務研修)の両面から育成プログラムを設計しているため、個々の成長をサポートしてくれる体制を整えているのも特筆すべきポイントです。
ドリームインキュベータ(DI)の転職難易度と選考のポイント
ドリームインキュベータ(DI)は、新規事業創造や戦略コンサルティングを強みとするビジネスプロデュース企業であり、高い専門性と戦略的思考力が求められるため、転職難易度は高めです。
以下では新卒採用と中途採用の違いに加え、中途採用の評判や選考プロセスについて詳しく解説します。
新卒採用と中途採用の違い
ドリームインキュベータ(DI)は、新卒採用と中途採用の双方を実施していますが、それぞれの採用には以下のような違いがあります。
違い | 新卒採用 | 中途採用 |
---|---|---|
採用人数と競争率 | 少数精鋭の採用方針であり、過去22年間での新卒採用人数は89名、年間平均で約3~4名と狭き門 | 新卒採用に比べて積極的に行われており、特に即戦力となる経験者を求めている |
求めるスキルと経験 | 特定の業務経験は求められないが、論理的思考力やビジネスセンス、コミュニケーション能力などが重視される | 戦略コンサルティングや経営企画、起業経験など、具体的な実務経験や専門性が求められる |
キャリアパスと研修制度 | 入社後は研修やOJTを通じて基礎から学び、ビジネスプロデューサーとしてのスキルを習得する | 即戦力としての活躍が期待される一方で、個々の適性や希望に応じた多様なキャリアパスが用意されている |
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総じて、ドリームインキュベータでは新卒・中途を問わず、多様なバックグラウンドを持つ最優秀層の人材を求めており、それぞれの採用プロセスや求める人物像に応じた選考がおこなわれているといえます。
ドリームインキュベータ(DI)の中途採用の 評判・選考プロセス
ドリームインキュベータ(DI)の中途採用について、以下にまとめていますので是非参考にしてください。
募集要項 | 戦略コンサルティングの経験やMBAの有無は必須ではない・論理的思考力や行動力、リーダーシップ、コミュニケーション能力などが重視される・他者を圧倒するような事業経験や専門性がある場合は、重要な評価ポイントとなる |
選考プロセス | 志望動機、履歴書、職務経歴書を提出する・書類選考を通過した方はシニアメンバーとの面談に進む・面談は1回1時間程度で、数回実施されることが一般的・必要に応じて、ケース面接がおこなわれる |
面接での質問事例 | 具体的な質問辞令は公開されていないが、論理的思考力やコミュニケーション能力、リーダーシップなどが重視されるため、これらのスキルを評価する質問が想定される・ケース面接ではビジネス課題に対する分析力や問題解決能力が問われる可能性がある |
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実際に中途採用の選考を受けた方からは、以下のような質問を受けたという口コミがありました。
【印象に残った質問】 ・仕事において、一番価値発揮できた経験を教えてください ・売上を上げるためには ・外国人労働者受け入れに関して今後発生しうる課題 引用:転職会議
ドリームインキュベータはクライアントと一体となったハンズオンでの支援を重視しており、ビジネスプロデュースを強みとしている企業です。そのため、応募者には高いプロ意識とともに、クライアントと協働しながら価値を創出する姿勢が求められています。
ドリームインキュベータ(DI)の転職で後悔しないためのポイント
ドリームインキュベータ(DI)への転職では、「思っていたのと違った」と感じることがないよう、事前準備が重要になります。
以下ではドリームインキュベータへの転職を成功させるために、準備方法や心構えを解説します。
- 転職後に後悔しないための準備の仕方
- 自身に合ったプロジェクトや職場の見極め方
- ドリームインキュベータ(DI)の企業文化と適応するための心構え
転職後に後悔しないための準備の仕方
ドリームインキュベータ(DI)への転職を成功させるためには、入社前の準備が不可欠です。業務内容や企業文化を十分に理解し、自分に合った環境かどうかを見極めることが、後悔を防ぐカギとなります。
- 情報収集と自己分析:ドリームインキュベータの公式サイトや口コミを参考にし、業務内容や求められるスキルや自分のキャリア目標と合致するかを確認することが重要
- 高い自主性と学習意欲を持つ:ドリームインキュベータは、中途入社者に対する細かい指導は期待できないため、実際のプロジェクトを通じて成長していく環境です。コンサルティング業務や新規事業開発に関する書籍を読んだり、ケーススタディのトレーニングを積んだりすることで、スムーズなキャッチアップが可能になる
- 企業文化との相性を確認:ドリームインキュベータは少数精鋭で、個々の裁量が大きい環境を持つため、面接時に社風や働き方について具体的に質問し、自分の価値観と合うかを確認する
事前にしっかり準備し、自身の適性を見極めることで、ドリームインキュベータでの転職を成功させることができます。
自身に合ったプロジェクトや職場の見極め方
ドリームインキュベータ(DI)への転職には、自分の強みを活かせるプロジェクトや、働きやすい職場環境を見極めることが重要になります。
- 自分のキャリアゴールを明確にする:ドリームインキュベータのプロジェクトは戦略コンサル、M&A、テクノロジー活用など多岐にわたるため、将来どの分野で成長したいのかを明確にし、それに合ったプロジェクトにかかわれる環境かどうかを見極める
- 過去のプロジェクト実績を調べる:公式サイトや採用情報を通じて、ドリームインキュベータがどのようなプロジェクトを手掛けてきたのかを確認し、自分のスキルや経験が活かせるかを判断する
- 企業文化と価値観の一致を確認する:ドリームインキュベータは少数精鋭のプロフェッショナルファームであり、主体的に行動できる人が活躍しやすい環境のため、選考過程で社員との対話を通じて、自分の価値観や働き方とマッチするかを慎重に見極める
事前の情報収集と自己分析をおこない、ドリームインキュベータでのキャリアを充実させるための適切な選択をしましょう。
ドリームインキュベータ(DI)の企業文化と適応するための心構え
ドリームインキュベータ(DI)は、少数精鋭のプロフェッショナルファームとして、戦略コンサルティングや新規事業創出を手掛けているため、成果を重視する厳しい環境でありながら、成長意欲の高い人にとっては大きなチャンスがある職場です。
- 主体性と行動力が求められる:ドリームインキュベータでは自ら課題を見つけ、解決策を提案・実行する力が必要。細かな指示を待つのではなく、自発的に動く姿勢を持つことが重要
- 高いプロ意識と成果へのコミットメント:コンサルティング業務や事業プロデュースにおいて、クライアントへの貢献度が重視されるため、プロフェッショナルとしての責任感を持ち、常に高い成果を追求する姿勢が大切
- チームワークと柔軟な思考:ドリームインキュベータは少人数のチームでプロジェクトを進めるため、個々の能力だけでなく、協力しながら成果を出す姿勢が不可欠
- 継続的な学習と適応力:ドリームインキュベータでは事業環境やクライアントの課題が変化する中で、常に新しい知識やスキルを習得する必要がある。自己学習の習慣を持ち、変化に適応できる姿勢が重要
ドリームインキュベータで成功するためには、プロフェッショナルマインドを持ち、挑戦を楽しむ心構えが必要です。みずから成長し、チームと協力しながら価値を創出できる人にとって、非常に魅力的な環境といえるでしょう。
ドリームインキュベータ(DI)の採用大学と学歴フィルターについて
ドリームインキュベータ(DI)は、過去22年間で累計89名の新卒採用実績があり、主な採用大学は以下の通りです。
【ドリームインキュベータの採用大学】
- 東京大学:41名
- 京都大学:9名
- 慶應義塾大学:11名
- 早稲田大学:9名
- 一橋大学:5名
- 東京工業大学:4名
- その他:10名
このデータから、ドリームインキュベータの採用は東京大学や京都大学、慶應義塾大学などの高学歴者が多いことから、学歴フィルターが存在する可能性があるといえるでしょう。ただし公式には学歴フィルターの有無は明言されておらず、選考では学歴だけでなく、志望動機や適性、ポテンシャルなども総合的に評価されると考えられています。
したがって、学歴に自信がない場合でも、自己分析や企業研究を徹底し、明確な志望動機や自身の強みをアピールすることで、選考を突破する可能性は十分にあります。
ドリームインキュベータ(DI)への転職におすすめのエージェント
ドリームインキュベータ(DI)への転職を目指す際、転職エージェントを活用して専門的なサポートを受けるのが効果的です。特にコンサル業界に特化したエージェントである「MyVision」は、ドリームインキュベータを含む戦略系ファームや総合系ファームなど、約1,000ポジション以上の求人情報を保有しています。さらにMyVisionはコンサルティングファーム出身のエージェントが多数在籍しており、業界特有の選考対策やキャリア相談において、質の高いサポートを提供している点も特徴です。
また、ドリームインキュベータの公式サイトでも、MyVisionとの企業インタビューが掲載されており、信頼性の高さが伺えます。
ドリームインキュベータへの転職を成功させるためには、MyVisionのような専門性と実績を持つエージェントの活用が有益です。
まとめ:ドリームインキュベータ(DI)の評判と転職のポイント
ドリームインキュベータ(DI)は、新規事業創出や戦略コンサルティングを手掛ける少数精鋭のプロフェッショナルファームです。高い成果が求められる厳しい環境である一方で、成長機会が豊富で優秀な人材が集まる魅力的な職場といえるでしょう。
転職を成功させるためには事前の情報収集や企業文化との適性確認が不可欠です。
自主性と学習意欲を持ち、成果にコミットできる人にとって、DIは大きく成長できる環境となります。
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