財務コンサルとは?資格や年収と未経験からなる方法まで詳しく解説
2026年01月28日更新
財務コンサルタントは、企業の財務課題を数値の観点から整理し、経営判断を支援する専門職です。
資金調達や資金繰り改善、事業計画の検証、再生局面での対応など、経営の根幹にかかわる領域を扱います。数字を通じて企業の状況を可視化し、意思決定の精度を高める役割を担う点が特徴です。
一方で、財務コンサルタントの具体的な業務内容や、会計士・経営コンサルタントとの違い、必要な資格や年収水準については、イメージしにくいと感じる人もいるでしょう。
本記事では、財務コンサルタントの定義や仕事内容を整理したうえで、年収の目安、求められるスキルや資格、依頼方法や契約形態までを体系的に解説します。
著者

山口 翔平
Yamaguchi Shohei
株式会社MyVision代表取締役
早稲田大学を卒業後、JTB、オリックス生命を経てコンサルティング転職に特化した人材紹介会社へ入社。 長年のエージェント経験を基に、より多くの求職者様に対して質の高い転職支援サービスを提供するため、株式会社MyVisionを設立。
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監修者

岡﨑 健斗
Okazaki Kento
株式会社MyVision代表取締役
東京大学を卒業後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)に入社。主に金融・通信テクノロジー・消費財業界における戦略立案プロジェクトおよびビジネスDDを担当。採用活動にも従事。 BCG卒業後は、IT企業の執行役員、起業・売却を経て、株式会社MyVisionを設立。
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目次
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財務アドバイザリーの求人情報
コンサルティング職(スタッフ)
想定年収
400~800万円
勤務地
東京都港区
業務内容
- 事業再生業務(事業DD、財務DD、再生計画立案、実行支援、金融機関調整等)のコンサルティング ①過剰債務や資金繰り悪化の中堅・中小企業に対し、事業再生コンサルティングを実施。 DDを通じ、対象会社の正常収益力、実態純資産の把握を行い、返済計画含む事業再生計画の立案を実施。 ②その際、コストカットのみでなく、PL改善をどうできるのかを対象会社の社長と検討し、達成可能な計画策定を実施。 ③再生計画立案後は、モニタリング支援を実施し、絵に描いた餅となることのないよう再生計画の実行支援も行う。
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戦略コンサルタント(財務戦略、経営支援)
想定年収
850~1,500万円
勤務地
東京都23区
業務内容
LTSの戦略コンサルティング部門において、主に財務戦略・経営支援領域のご支援を中心としたプロジェクトに従事いただきます。 <支援プロセス> ・顧客を取り巻く環境に関する調査 ・顧客の財務状況分析を踏まえた真因の整理 ・課題に合わせた仮説構築、ディスカッション ・顧客の持つ無形・有形アセットの多角的診断・評価 ・顧客課題解決提案、実行支援 大手戦略コンサルファームとは異なり、業界や課題を限定せず、一気通貫でご支援するスタンスを取っております。 企業、中小企業、ベンチャー企業と様々な規模の経営に参画している弊社会長や戦略部隊を立ち上げた副社長、そしてコンサルタント経験10年超のマネージャーとチームを組み、主に非連続的な事業成長を実現するための投資戦略、財務戦略、経営支援に取り組みます。 依頼案件の調査・解決支援で終わらずに以降もクライアントの経営層に継続的に伴走をしている事例が多くあります。 ※ご支援事例 ・IoT・リモートセンシングサービス提供企業:資本政策立案支援、事業計画策定、出資会社との折衝交渉 ・カメラソリューション提供企業:資本提携および資金調達に係る支援 ・ECサービス:運転資金計画の策定、資金調達ラウンドの実行支援 ・その他、中計策定支援、M&A実行支援等多数
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保険会社向けアドバイザリー(経理・決算経験者)【FS INS IAG】
想定年収
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勤務地
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業務内容
【チーム紹介】 PwC Japan有限責任監査法人 保険アドバイザリーグループ(IAG)は、保険会社を主なクライアントとして、幅広いアドバイザリーサービスを提供しています。 近年、国際的な保険会計基準の改正や金融規制の変化、保険会社のクロスボーダー案件の増加に伴い、IAGの業務領域は拡大しています。 最近では、国際会計基準などの各種会計基準への対応支援、内部統制高度化支援に加えて、事業リスクを積極的に取る保険会社に対して、買収後統合業務、ガバナンス高度化支援業務等の業務を提供する機会に恵まれ、2012年7月のグループ発足以降、売上・人員ともに大きく増加しています。 このように多様化する保険会社のアジェンダに対応するために、会計士のみならず、保険業務実務の経験やプロジェクト管理経験といった会計以外のスキルを持ったメンバーを構成しています。 一方、拡大するIAGの業務領域に対応するために、様々な領域の経験を有するメンバーの加入が急務だと考えています。 【監査法人としてアドバイザリーサービスを提供する目的】 監査法人のアドバイザリーサービスが、一般的なコンサルティング会社と違うところは、同じ業界の様々な会社に対する監査サービス等を通じて得ることのできる、業務プロセスの深い理解に基づくアドバイザリーサービスが提供できることです。 また、監査法人は、公認会計士法等により業務内容や提供する業務の品質管理が厳しくコントロールされます。 自己流ではなく、このような作法に基づく、品質の高いサービス提供プロセスを経験することは、コンサルタントとしての誠実性および柔軟性を滋養する面があります。 【保険アドバイザリーの可能性】 保険会社は、社会生活に内在するリスクを金銭に置き換え、引き受けることを生業としています。 現在、グローバル化や様々な領域での自動化、人々の長寿化等、企業・個人が直面するリスクが変化する中で、保険業界は積極的に事業リスクを取りに動いており、金融の中でも未だ成長段階にあると言えます。 私たちは、IAGという器の中でこのような保険業界に対してサービスを提供していますが、その知識・経験は、業種を超えて活用できる可能性を感じています。 変化が起きている成長分野で経験を積みたい方や、特定分野の知識を習得して強みを持ちたいと実感されている方は、是非応募をご検討ください。 【主な業務内容】 ■会計・財務関連業務 通常経理業務支援 ・通常決算のサポート(決算業務支援、決算プロセスの構築支援など) ・複雑な会計領域に関する個別会計処理、会計方針の策定等に関するアドバイス ・新会計基準対応支援 IFRS導入のための各種支援 ・IFRS導入にかかるプロジェクトマネジメント、IFRS導入の影響度分析、会計方針の策定、財務報告プロセス及び内部統制の構築、システム開発等に関する支援 ・IFRSに基づく財務報告の作成支援 日本企業の海外展開における会計財務面での支援 ・海外展開時における各種サポート(買収スキームに応じた会計処理の検討、デューデリジェンス、パーチェス・プライス・アロケーション支援など) ・海外現地法人のJSOX対応支援 ■M&Aの実行時及び実行後の経営統合、並びに海外現法のガバナンス及びコンプライアンス体制構築支援 ・買収に伴う各種認可申請書の作成支援 ・M&A実行後のPMI支援・海外展開後のグローバル経営体制の整備(チェック&バランス、機能補填) ・海外会社の子会社化に伴う各国法規制遵守のためのコンプライアンス態勢構築支援 ■ガバナンス関連業務 ・海外保険会社の現地法人化に伴うガバナンス体制の構築支援 ・保険会社又は支店の設立に関する支援 ・内部監査や監査役機能の強化を踏まえた、これらの機能の高度化 ・内部統制評価プログラム高度化支援 ■リスク関連業務 ・国際資本規制(ICS)や経済価値ソルベンシーへの対応支援(プロジェクトマネジメント、影響度分析、社内規定類の整備、業務手続プロセスの構築、システム開発等に関する支援)
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財務報告アドバイザリー(会計)【FRA】
想定年収
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勤務地
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業務内容
【FRAについて】 ~会計×デジタル×グローバル の先端部門~ 財務報告アドバイザリー部(Financial Reporting Advisory、以下“FRA”)は、PwC Japan有限責任監査法人の中で主に大手企業および銀行を中心とするアドバイザリー業務を専門に行う部門です。 PwC Japanは、大手監査法人の中で最もはやく独立したアドバイザリー部門を組織し、15年以上にわたってアドバイザリー業務を提供しています。 変化し続けるビジネス環境において企業が直面する課題を一緒に解決していくことで、会計や内部統制の支援業務だけでなく、海外進出、管理会計、資金管理の高度化、デジタル技術も活用したビジネスプロセスの再構築など、提供するサービスメニューも多岐にわたってきました。 変化の激しい時代に直面する新たな課題にリアルタイムでクライアント企業と共に向き合い、ベストな解決策を提供していくことで、一人一人が、時代のニーズに対応した高い専門性を習得していくことができます。 【FRAのアドバイザリー業務の特徴】 FRAの特徴は、監査法人の提供するアドバイザリーサービスとして、公認会計士としての会計や内部統制に関する高い専門性と実務経験を生かし、監査に耐えうる水準を考慮したうえで、その企業の課題にとってベストな提案、解決を支援する点です。 これが、一般的なコンサルティング会社との違いです。 また、海外PwCメンバーファームと共同で行っているプロジェクトも数多く、多種多様なバックグラウンドのメンバーが、PwCがグローバルに共有するベストプラクティスを活用しながら協働し、お互いに影響を受けあって、自身の成長をはかれる環境も特徴の1つです。 【主な業務内容】 ・M&A取引および資本市場取引にかかる会計アドバイス ・財務報告領域のポスト・マージャー・インテグレーション(PMI)支援業務 ・財務報告プロセス高度化(BPR)支援業務 ・経理DX支援 ・複雑な財務会計領域にかかる会計アドバイス ・IFRSおよびUSGAAPに基づく財務報告作成支援業務 ・IFRSおよびUSGAAP導入支援業務 ・J-SOX およびUS-SOX への対応支援業務
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財務報告アドバイザリー(大阪)【FRA大阪】
想定年収
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勤務地
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業務内容
PwCあらた有限責任監査法人は「会計の専門性」「プロセスの専門性」「グローバルな業務展開」といった3つのキーワードを基に、財務報告ならびに財務報告に関する内部統制に精通した人材を結集して、お互いが協働して業務を行う部門として、「財務報告アドバイザリー部」を設置しています。 特に関西圏の製造・流通・サービスを含む幅広い領域のクライアントに対して会計および財務報告アドバイザリーおよびファイナンストランスフォーメーションのサービスを担当いただくコンサルタントを募集いたします。 【主なサービス内容】 <1.財務報告アドバイザリー> ①国際財務報告基準(IFRS)導入支援 IFRS導入を包括的に支援(IFRS導入時の影響度分析・課題抽出、IFRS会計方針の決定・社内インフラ整備、IFRS財務諸表の作成・社内インフラ改善等) ②M&A・カーブアウト取引にかかる会計アドバイス M&A等の取引実行前段階から実行後段階まで、全ての場面で会計アドバイスを提供 ③PMI時の財務報告プロセス構築支援 取得した会社・事業の決算期変更・決算早期化、勘定科目・会計方針の統一等財務報告プロセス構築を支援 ④会計マニュアル・勘定科目統一支援 包括的なグループ会計マニュアルの作成支援、特定会計領域のみの会計マニュアルの作成支援、勘定科目の整備・統一支援 ⑤米国SEC上場・登録支援 米国SECに対する各種ファイリングに関する支援(全体計画の策定、課題抽出、IFRSへのGAAPコンバージョン、開示書類作成、SEC対応等) <2.ファイナンストランスフォーメーション> ①会計システム導入と周辺業務の構築支援、改善支援 グループ横断的なデータ活用、プロセスの標準化/効率化、業務品質の担保など連結経営管理を含む経営管理の高度化のためのシステム導入における企画、要件定義などの上流工程の支援やDXツールを活用した周辺業務の構築支援 ②新規ビジネスの立ち上げプロセスの構築、見直し支援 業務品質の担保及びスピーディーな新規ビジネスを実現するための会計処理判定を含む新規ビジネスの立ち上げプロセスの整備の支援 ③組織再編に関するスキーム、会計処理の検討及び規程、業務・システムの再構築支援 スキーム、再編時の会計処理及びBSシミュレーションの検討のほか、会社法タスクの検討、再編後の規程・業務・システムの構築支援 ④デジタル技術を活用した新たなソリューション開発・展開 -財務・非財務データを活用した分析機能の向上と経営管理への示唆提供 -データフローの可視化によるオペレーションミスや不正の原因となるイレギュラー取引の特定とその対応支援 -DXツールを活用したプロセス構築による業務効率化とガバナンス強化支援 ※詳しくはHPをご覧ください。 http://www.pwc.com/jp/ja/assurance/services-financial-reporting.html ※部門紹介動画 https://www.youtube.com/watch?v=v41HXjKr4AA 【Career Path】 <1.Promotion> まずはアソシエイトまたはシニアアソシエイトとして、PJの現場でご経験を積んでいただき、その後はチームの中核を担うマネージャーとして、プロジェクトのマネジメントはもちろん、新たなサービスラインの開拓などにも参画していただきたいと考えています。 (アソシエイト) ・様々なPJの一員として、クライアントの多様な課題に触れ、興味・関心を持つことができる。 ・クライアントの課題理解に基づき、その対応のために準備を綿密に行うマインドセットが身に付く。 (シニアアソシエイト) ・PJチームを現場ハンドルするチーム・マネジメント力が身に付く。 ・自らソリューションを導き出すことができ、クライアントに信頼される。 <2.Open Entry Program(OEP)> PwC Japanグループ内での相互連携により、個々人の専門領域の幅を広げるための部門を超えた機会を数多く創出しています。「Open Entry Program(OEP)」制度では、自らの意志で異動・転籍を申し出ることのできる機会を通年で設けており、ディールズ・コンサル・監査・税務といったようにサービスラインや業界の壁を越えた、さまざまなキャリアパスが可能です。
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財務コンサルとは?
財務コンサルタントとは、企業の財務データをもとに経営課題を整理し、意思決定を支援する専門家です。資金繰りや収益構造、財務体質を分析し、経営の安定化や成長に向けた判断材料を提示します。
単に数字を管理する立場ではありません。財務諸表やキャッシュフローなどのデータを通じて企業の現状を可視化し、資金繰りに無理が生じていないか、利益構造が持続可能かといった視点から、構造的な改善策を設計する役割を担います。
似た職種として、経理や税理士、事業会社の財務部門管理職がありますが、財務コンサルタントは外部の専門家として中長期かつ客観的な立場で関与する点が大きな違いです。
| 職種 | 主な役割 | 視点・立場 | 業務内容の特徴 |
|---|---|---|---|
| 財務コンサルタント | 財務戦略の提言・実行支援 | 外部の専門家として中長期視点 | 資金繰りや利益構造の見直し、経営改善提案など |
| 経理 | 取引の記録・帳簿作成 | 社内の実務担当者 | 日次・月次の記帳、仕訳、決算処理などの実務 |
| 税理士 | 税務申告や節税対策 | 外部の税務専門家 | 税務書類の作成、税務相談、節税アドバイスなど |
| 財務部門の管理職 | 財務戦略の社内統括 | 社内の中間管理職 | 資金計画・資金調達、財務報告、金融機関対応など |
経理は日々の取引を正確に記録し、財務情報の土台を支える役割を担います。一方で財務コンサルタントは、その数字を使って「経営として何が問題か」「どこを変えるべきか」を判断する立場にあります。
また、税理士が法令に沿った税務処理や申告を主業務とするのに対し、財務コンサルタントは「この事業は収益を生む構造になっているか」「資金調達の進め方は適切か」といった、経営判断に直結するテーマへ踏み込む点が特徴です。
財務コンサルタントは、社内では手が回りにくい視点や専門性を補完し、企業の意思決定を数字で支える存在といえるでしょう。
財務コンサルに必要な資格
結論として、財務コンサルタントとして働くために法律上必須となる資格はありません。資格がなくても実務経験や専門スキルがあれば、財務コンサルとして活動することは可能です。
一方で、財務コンサルタントには高い専門性と信頼性が求められます。そのため、関連資格を保有していることは、知識レベルの証明やクライアントとの信頼構築において有効な要素です。とくに未経験から目指す場合や、独立・転職を検討する場面では、資格が判断材料として使われるケースもあります。
代表的な資格と、活かせる領域は以下のとおりです。
| 資格名 | 主な内容・活かせる領域 |
|---|---|
| 公認会計士(CPA) | 会計・監査の専門家として、財務分析やM&A支援などで高い専門性を発揮可能 |
| 税理士 | 税務戦略や申告対応に強く、企業の節税・資金計画をサポート可能 |
| 中小企業診断士 | 経営改善や再生支援の国家資格。中小企業の財務戦略に幅広く対応可能 |
| MBA(経営学修士) | 経営・財務・戦略を体系的に学び、企業全体を俯瞰した財務提言が可能 |
| ファイナンシャルプランナー(FP) | 個人・法人の資産設計や資金計画の助言に活用可能 |
これらの資格は、単体で価値を発揮するというよりも、実務経験と組み合わせることで効果が高まります。資格を取得することで専門性の裏付けを強化し、より高度な財務コンサルティングにつなげられるでしょう。
財務コンサルの年収
財務コンサルの年収は、企業の規模や本人の経験値によって差はあるものの、基本的には「職位」に応じたレンジが明確に分かれています。
財務コンサルに代表されるBig4 FASの年収目安は以下のとおりです。
| 職位 | デロイト | PwC | EY | KPMG |
|---|---|---|---|---|
| アナリスト/アソシエイト | 500万円〜800万円 | 450万円〜1,100万円 | 600万円〜1,000万円 | 600万円〜1,000万円 |
| シニアアソシエイト | 800万円〜1,000万円 | 700万円〜900万円 | 900万円〜1,200万円 | 800万円〜950万円 |
| マネージャー | 1,100万円〜1,600万円 | 900万円〜1,500万円 | 1,200万円〜1,500万円 | 900万円〜1,600万円 |
| シニアマネージャー以上 | 1,200万円〜 | 1,300万円〜 | 1,500万円〜 | 1,200万円〜 |
マネージャーに昇進するには、一般的に約10年程度の経験が必要とされており、30代前半〜40代前半が平均的な到達ラインです。
企業ごとにボーナス比率やインセンティブ制度が異なるため、転職時は「基本給+賞与」の内訳にも注目して検討しましょう。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部で過去の転職事例をもとに年収推移をシミュレーションしてみると、同じ「経理・財務の実務経験者」であっても、事業会社の管理部門に留まる場合と、財務コンサルタントに転身した場合では、30代後半時点での年収に数百万円の開きが出るケースがあります。
事業会社では年功序列により昇給が緩やかですが、財務コンサルなどのプロフェッショナル職は「個人の専門性」がダイレクトに報酬に反映されるため、同じ年齢でも到達できる年収レンジの上限が大きく異なるからです。
財務コンサルタントになるには?
結論として、財務コンサルタントになるために必須の国家資格や決まったキャリアパスはありません。一方で、実務に直結する財務知識と、企業の意思決定を支援できる実践経験がなければ、案件獲得や継続的な活躍は難しくなります。
財務コンサルタントは、企業の資金繰りや財務体質、収益構造を分析し、経営判断に必要な数値的根拠を提示する専門職です。単なる数字の整理ではなく、「この会社はどの選択を取るべきか」を財務の視点から示す役割を担います。
そのため、目指し方は大きく分けて以下の2つに整理されます。
- 実務経験を積み上げて財務コンサルタントになる方法
- 養成講座などを活用して体系的に知識と型を身につける方法
それぞれのルートについて、現実的な視点で解説します。
未経験から財務コンサルタントになる方法
未経験から財務コンサルタントを目指す場合、関連する実務経験や資格を武器にキャリアを切り替えるルートが現実的です。完全な未経験から直接コンサルタントになるケースは多くありませんが、財務に近い領域での経験を積むことで、到達可能性は十分に高まります。
評価されやすいのは、企業の数字に直接触れてきた経験です。銀行や信用金庫における融資業務、経理部門での実務、会計事務所での中小企業支援などは、財務コンサルタントの業務と親和性が高く、即戦力に近いスキルとして見られます。
一方で、実務経験が乏しい場合は、基礎知識を客観的に示す手段が必要です。その際に有効なのが資格です。たとえば簿記2級は財務諸表を理解する最低限の知識を証明しやすく、中小企業診断士は経営全体を数字で捉える視点を持っていることを示せます。
未経験層の中でも、とくに20代はポテンシャル採用の余地が比較的広い年代です。数字への抵抗感がなく、論理的に事象を整理できる点を具体的なエピソードで示せれば、採用の可能性は十分にあるでしょう。
養成講座を利用して財務コンサルタントになる方法
養成講座を利用する方法は、実務に直結するスキルを短期間で体系的に身につけたい人に向いています。民間企業や各種団体が主催する講座では、現場で求められる知識や考え方が整理された形で提供されます。
独学では習得しにくい内容が扱われる点は、大きな特徴です。たとえば、銀行との交渉で重視されるポイントや、資金繰り表の作成といった実務は、理論だけでなく経験則が重要です。養成講座では、こうした暗黙知がカリキュラムとして言語化されているケースが多く見られます。
また、現役の財務コンサルタントが講師を務める講座では、業界の実情や案件の進め方など、表に出にくい情報に触れやすい点もメリットです。講座によっては、修了後の就業支援や案件紹介が用意されており、キャリアチェンジの導線として機能する場合もあります。
ただし、講座受講そのものが評価対象になるわけではありません。学んだ内容をどのように実務へ接続できるかが、その後のキャリアを左右します。
【MyVision編集部の独自見解】 MyVision編集部では、「資格取得」だけをゴールにして転職活動を進めることを推奨しません。
なぜなら、実際に難関資格を取得しても「実務での活かし方」や「コンサルタントとしての思考法」を面接でアピールできず、採用に至らなかった人が多いからです。
財務コンサルの採用現場では、知識の量よりも「数字から企業の課題を読み解く力」などのポテンシャルが重視されます。そのため、資格勉強だけに時間を費やすのではなく、現職での実務経験をどうコンサル業務に落とし込んで活用するかを考えるほうが、転職成功への近道になります。
財務コンサルタントと経営コンサルタントの違いは?
財務コンサルタントと経営コンサルタントの違いは、解決すべき課題の領域にあります。財務コンサルタントは「カネ」に特化し、経営コンサルタントは経営全般を扱う点が大きな違いです。
財務コンサルタントの主な守備範囲は、資金調達、資金繰り改善、銀行交渉などです。企業のキャッシュフローや財務体質を分析し、倒産リスクや資金不足を回避するための支援をおこないます。役割としては、会社を継続させるための基盤を整える立場に近いといえるでしょう。
一方、経営コンサルタントは、事業戦略や組織設計、集客施策など、「ヒト・モノ」を含めた広範な課題を扱います。成長戦略の立案や事業構造の見直しなど、将来に向けた意思決定を支援する点が特徴です。
財務コンサルの仕事内容
財務コンサルの主な役割は、財務健全性の改善と成長のための資金戦略支援です。
経営者に近い立場で経営判断を後押しすることが多く、単なるアドバイザーではなく、実行フェーズまで伴走するケースもあります。
とくに中堅・中小企業にとっては、社内に財務の専門人材がいないことも多く、外部からの支援ニーズは年々高まっています。
財務状況の改善
財務コンサルの中心的な業務のひとつが、企業の財務状況を改善し、健全な経営基盤を構築することです。
企業の貸借対照表(B/S)や損益計算書(P/L)などを分析し、資産の無駄・不採算事業・過剰在庫・固定費の肥大化などを洗い出します。以下のような業務を通じてどこを改善すれば利益率が向上するのかを明確にし、具体的な施策へと落とし込みます。
- 不採算事業の縮小・撤退、採算性の高い部門への資源集中
- キャッシュフロー改善のための請求・支払条件の見直し
- 財務指標(ROE・自己資本比率など)を用いた経営管理支援
財務状況の改善は、経費削減の提案にとどまらず、企業の「収益構造を変える」ための戦略的プロセスの提案までを意味します。財務コンサルは、数字をもとに経営課題を可視化し、継続的な利益創出を支える仕組みづくりを支援することが重要な業務のひとつです。
資金調達の計画策定と実行管理
財務コンサルは、企業の成長や再構築に必要な資金をどのように調達・管理するかを設計します。どのタイミングで・どの手法で・どれくらいの資金を確保するのが最適かを設計し、経営陣の意思決定を支援します。
さらに、調達した資金を無駄なく使うための投資計画の立案、進捗モニタリング、投資対効果(ROI)の検証までおこなうのも財務コンサルの重要な業務のひとつです。
具体的には以下の業務を担います。
- 金融機関からの借入・融資条件の交渉支援
- 資金用途に応じた資金配分の最適化
- 予算編成・資金繰り表の作成、月次での差異分析・報告
- ベンチャー企業に対してはVC・エクイティ調達の戦略設計
財務コンサルは、資金調達の実行と管理の両面から企業を支援し、持続的な成長を実現するための基盤を整えます。経営戦略を実行に移すうえで欠かせない存在といえるでしょう。
M&A戦略サポート
M&A(合併・買収)支援も財務コンサルの主要な業務領域のひとつです。
企業が成長戦略の一環として他社を買収したり、子会社を統合する際には、財務的な評価・戦略立案・交渉サポートが欠かせません。
財務コンサルはこれらのプロセスを主導・支援し、経営層の意思決定を後押しします。
M&A支援における具体的な業務内容は以下のとおりです。
- M&A戦略立案:どの領域・規模の企業を買収すべきか、対象選定のロジック設計
- デューデリジェンス(DD):財務・法務リスクの洗い出しと評価
- スキーム設計:買収方法(株式取得・事業譲渡など)の構築と資金計画
- PMI(統合プロセス)支援:買収後の経営統合、人材・制度の整合支援
とくにPMIは、企業文化やオペレーションの違いが顕著に現れる難所であり、財務面だけでなく組織的な視点も必要とされます。
M&Aは企業にとって大きな転換点であり、失敗すれば、巨額の損失計上や優秀な人材の流出など、経営リスクをともないます。財務コンサルは、財務的妥当性と経営的合理性の両面から判断をサポートし、取引を成功させる確率の向上を担います。
▼M&A業界について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
IR対応
財務コンサルは、クライアント企業のIR(投資家向け広報)活動を支援することもあります。
IRとは、企業が投資家や株主に向けて、財務状況・事業戦略・ESG情報などを開示し、信頼関係を築くための重要なコミュニケーション手段です。
とくに上場企業にとってはIRが経営戦略の一部といっても過言ではなく、プロフェッショナルの支援が求められます。
財務コンサルのIR支援業務には以下があります。
- 決算資料・説明会資料の作成支援(財務分析+戦略整理)
- ESG情報や社会貢献活動の開示設計(統合報告書など)
- 投資家との対話シナリオ設計や想定問答の作成
- 監査対応に向けた内部資料・報告体制の整備
財務に関する専門知識はもちろん、「数字を誰にでもわかりやすく伝える」プレゼン力や構成力も求められます。
このように、財務コンサルは、経営陣が投資家との信頼関係を築き、資金市場から適正な評価を得るための橋渡し役を担います。IR対応の質を高めることで、企業の資金調達力やブランドイメージ向上にもつながります。
事業再生支援
事業再生支援とは、経営難に直面している企業の立て直しを目的としたコンサルティングです。
財務コンサルは、財務悪化の原因を特定し、再生計画の立案・実行を通じて企業を再建へ導く役割を果たします。
単にコストカットをするだけではなく、事業の「選択と集中」や収益モデルの再設計なども求められます。
事業再生における代表的な支援内容は以下のとおりです。
- 財務分析による問題点の可視化(過剰債務・在庫・不採算事業など)
- リストラや事業撤退など、思い切った構造改革の提案
- 再生計画の作成と金融機関・投資家との調整・説明支援
- 実行フェーズでのPDCA支援(業績管理・資金繰り・現場改革)
財務コンサルは、企業が危機的な状況に直面した際に再建するための命綱ともいえます。経営者の意思決定を支えると同時に、金融機関・投資家・従業員など多様な利害関係者の調整役も担う重要なポジションのため、財務的な知見に加えて、冷静な判断力と高いコミュニケーション力が求められます。
▼事業再生コンサルについて詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
法規制への対策
財務コンサルは、企業が法規制を遵守しながら安定した経営を続けられるよう支援します。財務領域には会計基準、税制、会社法、金融商品取引法など、遵守すべき多くのルールが存在します。これらを正確に理解し、変化に応じて適切に対応することが求められます。
主な支援内容は以下のとおりです。
- 法規制のモニタリング:会計基準や税法改正、金融庁ガイドラインなどの最新動向を常に把握
- 税務コンプライアンス支援:税務リスクの特定、適正な申告体制の構築
- 新規法制度への対応:電子帳簿保存法・インボイス制度などの導入支援
- 内部統制の整備:不正防止や会計処理の透明化を目的とした体制強化
財務コンサルは、これらの法的リスクに先回りして対応することで、企業の信頼性とガバナンスを高めます。法規制を順守した経営体制を構築することは、リスク回避だけでなく、投資家・取引先・顧客からの信頼獲得にも直結します。
企業が財務コンサルを活用するメリット
財務コンサルを導入することで、企業は自社の課題を「数字」から客観的に把握し、経営判断の質を高められます。
経営者が見落としがちなリスクや非効率を可視化し、資金・人材・設備といった経営資源を最適に配分することで、持続的な成長基盤を築くことが可能です。
ここでは、財務コンサルを活用するメリットを具体的に解説します。
財務リスクの発見
財務コンサルの大きな価値のひとつは、企業が見落としがちな財務リスクを早期に発見し、損失を未然に防ぐ点にあります。経営データやキャッシュフローの変動を継続的に分析し、将来的な資金ショートや債務超過の兆候を把握します。
主な支援内容は次のとおりです。
- 財務指標のモニタリング:自己資本比率、営業キャッシュフロー、負債比率などを定期的に分析
- 資金繰りリスクの予測:売掛金・仕入れ・在庫のバランスから資金ショートを事前に把握
- 損益分岐点分析:コスト構造を精査し、赤字リスクを回避するための目標設定を支援
- リスクシナリオ分析:市場変動や金利上昇を想定し、複数の財務シミュレーションを実施
財務コンサルの支援を受けることで、リスクを後追いで修正するのではなく、発生前に手を打てる点が最大のメリットです。
経営資源の最適化
財務コンサルは、企業が持つ経営資源を、最も効果的に活用できるよう支援します。財務データをもとに、利益を生まない部門やコストの過剰投資を洗い出し、限られた資源を高収益領域へ再配分することで、企業全体の収益性を高めます。
主な取り組みは以下のとおりです。
- 投資・人件費・固定費などの費用対効果の分析
- 成長分野への再投資や、不要資産の圧縮
- 各部門の収益貢献度を可視化し、優先順位を明確化するなどのKPI管理
- 非効率な工程を見直し、生産性向上とコスト削減
財務コンサルの分析を通じて、経営者は勘や経験に頼らない資源配分が可能になります。
結果として、企業の利益構造はより持続的で強固なものへと変化していきます。
資金調達力の向上
財務コンサルは、企業と金融機関・投資家との信頼関係を強化し、資金調達力を高めるためのサポートをおこないます。資金提供側は、企業の財務健全性や経営の透明性を重視するため、適切な情報開示と数値根拠の整備が欠かせません。
主な支援内容は次のとおりです。
- 財務報告の整備:金融機関や投資家が評価しやすい形で財務情報を整理・開示
- 事業計画書の作成支援:資金調達の目的・回収計画を明確化し、説得力を高める
- 信用格付け対策:自己資本比率・キャッシュフローを改善し、融資条件の優遇を目指す
- 投資家向け説明支援:プレゼン資料・IR文書の作成や質疑応答の準備を支援
- 交渉サポート:金融機関との融資条件交渉や投資契約締結を専門的にサポート
財務コンサルの支援によって、企業は信頼される財務管理体制を構築でき、より有利な条件での融資や投資を受けやすくなります。結果として、資金調達コストの削減と企業価値の向上を両立できる点が大きなメリットです。
財務コンサルタントに仕事を依頼する方法
結論として、財務コンサルタントは「経営判断に数字の裏付けが必要な場面」で依頼するのが効果的です。単なる財務諸表の分析にとどまらず、資金繰り改善、コスト構造の見直し、資金調達やM&Aといった重要な意思決定を、財務の視点から支援します。
財務コンサルを活用する最大の意義は、感覚や経験則ではなく、データに基づいた判断を経営に持ち込める点にあります。社内に十分な財務人材がいない場合でも、外部の専門家を活用することで、財務の可視化と経営の安定化を同時に進めることが可能です。
ここでは、具体的にどのような内容を依頼できるのか、実務に即した形で解説します。
依頼内容の想定例
財務コンサルタントに依頼できる業務は、企業の成長段階や置かれている状況によって大きく異なります。重要なのは、「何を解決したいのか」を明確にしたうえで支援範囲を設計することです。
代表的な活用シーンは、次のとおりです。
| フェーズ | 主な支援内容 | 具体例 |
|---|---|---|
| 成長・投資フェーズでの支援 | ・事業計画の財務分析とシミュレーション | ・銀行融資・補助金申請支援・税務戦略立案・投資判断支援 |
| 企業再編・再生フェーズでの支援 | ・M&A支援(デューデリジェンス・統合支援)・事業再生・資金繰り改善・コスト構造改革 | ・買収対象企業の財務内容を精査し、リスクを洗い出す・資金ショートを防ぐための短期資金繰り改善策を設計する |
| 経営管理・ガバナンス強化フェーズでの支援 | ・予算策定・予実管理・内部統制設計・評価・社内研修・スキル育成 | ・部門別の予算管理ルールを整備し、数値で進捗を管理する・上場準備を見据えた内部統制の仕組みを構築する |
財務コンサルタントは、単に助言を提供する存在ではありません。経営の意思決定プロセスに入り込み、実行可能性を数字で検証するパートナーとして機能します。とくに、専門人材を内製できていない企業では、外部コンサルの活用が現実的な選択肢となるでしょう。
契約形態と費用相場
財務コンサルタントとの契約形態は、支援の目的や期間、求める関与度合いによって選択する必要があります。結論として、万能な契約形態はなく、課題に応じた使い分けが重要です。
主な契約形態と費用感は、以下のように整理できます。
| 契約形態 | 費用の目安 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 顧問契約(アドバイザリー契約) | 月額20万〜50万円程度 | 定期的な面談や相談を通じ、経営判断を継続的に支援 |
| 時間契約(スポットコンサル) | 1時間あたり5,000円〜10万円程度 | 必要なときだけ助言を受ける形式、初回相談や短期課題の対応に有効 |
| プロジェクト契約 | 月額10万〜100万円程度 | M&Aや再生支援など、期間・テーマを限定した集中型の支援 |
| 成果報酬型契約 | 売上・資金調達額の数%など | 成果に応じて報酬が発生。初期コストを抑えられるが、契約条件の明確化が重要 |
| 職種特化型(経理・財務業務) | 月額約3万〜10万円程度 | 月次決算サポートや会計ソフト導入など、定型業務を専門的に支援 |
契約時には、支援内容、期間、成果指標を事前に明確にすることが不可欠です。とくに成果報酬型の場合は、成果の定義や算定方法を曖昧にしないことが、後のトラブル防止につながります。
まとめ
財務コンサルタントは、企業の経営課題を「数字」の側面から整理し、意思決定を支援する専門職です。資金調達、M&A、事業再生といった重要な局面において、財務データをもとに選択肢を可視化し、経営判断の精度を高める役割を担います。単なる数値分析にとどまらず、将来を見据えた判断材料を提示できる点が特徴です。
公認会計士や税理士、中小企業診断士、MBAなどの資格は専門性を補強する手段として有効ですが、必須条件ではありません。実務経験を通じて財務・会計の知識を積み上げていくことで、未経験からでも段階的に目指すことは可能です。重要なのは、知識だけでなく、経営判断にどう結びつけるかという視点を持てるかどうかです。
また、財務コンサルタントとして培った経験は、事業会社の経営企画やCFO職、金融機関、M&A関連業務、ベンチャー支援など、さまざまなキャリアに展開できます。企業経営を数字で支えるスキルは汎用性が高く、市場における評価も安定しやすい傾向があります。
転職やキャリアチェンジを検討する際は、情報収集を自力でおこなうだけでなく、MyVisionのようなコンサル業界に特化したエージェントを活用するのがおすすめです。非公開求人の紹介や選考対策、キャリアの棚卸しを通じて、自身の強みを活かせる環境を見つけやすくなります。
財務コンサルタントは、短期的な収入や肩書きだけでなく、長期的に専門性を積み上げたい人に向いた職種といえるでしょう。
FAQ
ここでは、財務コンサルタントに関してよく寄せられる疑問の中から、とくに相談が多いポイントを整理します。資格の有無や職種の違いなど、初めて検討する際につまずきやすい点を中心に解説します。
財務コンサルに必要な資格はありますか?
財務コンサルタントになるために、必須となる国家資格や民間資格はありません。一方で、公認会計士や中小企業診断士などの資格は、専門性の証明や信頼構築に役立ち、実務経験と組み合わせることで評価されやすくなります。
財務コンサルタントと経営コンサルタントの違いはなんですか?
財務コンサルタントは資金繰りや財務構造など「カネ」を中心に支援し、経営コンサルタントは事業戦略や組織設計など経営全般を扱います。実務では両者の役割が重なるケースも多く、どの領域を主軸にするかで立ち位置が分かれます。


