FASはやめとけといわれる理由は?後悔内容や年収・転職事例を詳しく解説
2026年01月28日更新
FAS(ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス)への転職は高収入や専門性、やりがいを求める人にとって魅力的な選択肢です。
しかし「FASはやめとけ」という声も耳にし、その実態が気になる人もいるのではないでしょうか。
この記事では、FASの業務内容、M&AコンサルやIBDとの違い、年収、そして「やめとけ」といわれる理由を徹底解説します。
さらにFASで働くメリット、向いている人、未経験からの転職事例と成功のコツ、おすすめの転職エージェントまで、FAS転職を検討する上で必要な情報を網羅的に紹介します。
著者

岡﨑 健斗
Okazaki Kento
株式会社MyVision代表取締役
東京大学を卒業後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)に入社。主に金融・通信テクノロジー・消費財業界における戦略立案プロジェクトおよびビジネスDDを担当。採用活動にも従事。 BCG卒業後は、IT企業の執行役員、起業・売却を経て、株式会社MyVisionを設立。
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監修者

大河内 瞳子
Okochi Toko
株式会社MyVision執行役員
名古屋大学卒業後、トヨタ自動車での海外事業部、ファーストリテイリング/EYでのHRBP経験を経てMyVisionに参画。HRBPとして習得した組織設計、採用、評価などの豊富な人事領域経験を生かした支援に強みを持つ。
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目次
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FAS(財務アドバイザリー)の求人情報
【札幌】会計コンサルタント(未経験可)
想定年収
400~700万円
勤務地
北海道札幌市
業務内容
札幌支社における会計コンサルティング業務(IPO支援・事業承継・企業再生・経営管理支援など)をお任せします。 単なる「集計作業」としての経理・会計ではなく、数字を根拠に経営の意思決定を支える「コンサルタント」として、企業の存続と成長を支援する役割です。 具体的な業務 入社後は先輩コンサルタントのアシスタント業務からスタートし、OJT形式で実務を習得していただきます。 ●IPO支援 :ベンチャー企業の新規上場(IPO)支援業務 ●M&A関連業務 :M&Aにおける財務・税務デューデリジェンス、バリュエーション、ファイナンシャルアドバイザリー(FA)業務 ●事業計画策定・再生支援 :成長局面や事業再生フェーズにおける中期経営計画の策定、資金調達・補助金申請サポート、財務状況の適正化支援など キャリアパス ●入社1~2年目 指定図書や動画研修に加え、先輩のOJTのもと、 クライアント等とのQA対応(一次対応) 、報告書・提案書・その他関連資料の作成などを行っていただきます ●入社3年目~ 小規模案件のメイン担当として、顧客への直接提案や実務の一部を主導します。 ●入社4年目~ 案件の責任者としてプロジェクト全体を統括。提案スキームの構築、PJのとりまとめ及びマネジメント、報告資料・提案書・数値等の成果物のチェックなどより複雑なスキームへの挑戦や、後輩指導も担います。 ・基本的には複数人でチームアップして案件に取り組みます。OJTを通じ、段階的にできることを増やしていける環境です。 ・個人の成長度合いによりますが、4年以降でPMとなり、経験者レンジ(年収700~1,000万円クラス)へ到達することを目指していただけます。 ●入社後に活躍している人の共通点 クライアントの役に立ちたいという気持ちが強く、積極的にクライアントとコミュニケーションを取ろうという姿勢の方は成長速度が速く、活躍している人が多いです。 逆に、受け身の姿勢でクライアントから依頼されたことをこなしているだけだと、成長速度は遅く、活躍領域が広がりにくいといえます。 入社事例 ●30代前半(公認会計士/中堅監査法人 ⇒ AGS入社) 会計領域を主軸に幅広い領域で活躍。強みを活かしつつ、各種事業計画策定(IPO、M&A、再生、補助金など)や業務フロー整備に従事。 ●30代前半(公認会計士/大手監査法人 ⇒ AGS入社 3年目) 事業再生大手監査法人を経て、顧客の規模感や社風、事業再生業務に魅力を感じ入社。 事業再生フェーズの財務DDや計画策定に従事 希望していた再生業務のほか、M&Aの財務DDサポートや成長企業の事業再構築補助金支援などにも対応。 ●30代前半(公認会計士/大手監査法人 ⇒ AGS入社) 大手監査法人にて会計監査4年、IPO業務1年半を経験後、コンサルに関心を持ち入社。 財務DDやバリュエーションを中心に業務従事 中心業務であるM&A案件のほか、事業再構築補助金のコンサル支援などにも対応。 ●30代後半(公認会計士/大手監査法人 ⇒ AGS入社4年目) 事業会社、大手監査法人を経て、コンサルに関心を持ち入社。 入社後は、財務DDやバリュエーション等のM&A関連業務、IPO支援、事業再生支援等幅広く業務を担当。 近年の案件/プロジェクト事例 ●案件のルート ・メガバンクや大手地銀を中心に紹介多数。札幌拠点においても順調な紹介が見込まれる。 ・既存クライアントやHPからの問い合わせからの案件あり ●案件事例 ・IPO支援(東京プロマーケット含む) ①事業承継ニーズの選択肢として東京プロマーケット上場の提案をし、Jアドバイザーとの間に入って管理体制を支援/ルート:地域の金融機関 ②グロース上場を目指していた東京プロマーケットを経由したステップアップ上場の提案をし、Jアドバイザーとの間に入って管理体制を支援/ルート:AGSクライアント ・M&Aにおける財務デューデリジェンス、バリュエーション ①M&Aアドバイザー、財務デューデリジェンス、 バリュエーション、PMI、実行後の税務サポートまでを実行/ルート:AGSクライアント(買手側) ②デューデリジェンス、バリュエーション、PMIそして買収会社の税務顧問まで支援/地元ルート:地域の金融機関 ・事業計画策定 ①新事業に関する補助金申請を検討している企業の事業計画策定支援/ルート:地域の金融機関 ②再生フェーズの企業の資金調達に関する、事業計画及び財務デューデリジェンス―を支援/ルート:地域の金融機関 ●今後の方針 ・事業承継案件札幌エリア№1を目指し、親族内承継案件のみならずM&A案件や東京プロマーケット支援に注力していきたい ・北海道経済の活性化に寄与すべく、事業再生案件や設備投資や新事業進出に関する補助金案件のサポートに注力していきたい 雰囲気 ●創業55年の安定基盤がありながら、年次や役職に関わらず意見を言いやすいフラットな企業文化で、積極的に声を上げることが歓迎される環境です。 ●東京メンバーとの共同プロジェクトや実践的なOJTを通じ、高度なナレッジを直に吸収。札幌にいながら、都心と変わらないスピード感でキャリアを磨ける環境です。 ●2026年3月にヒューリックスクエア札幌(地下鉄南北線「さっぽろ駅」徒歩1分)へ移転予定。好立地の新しいオフィスで働けます。
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【税理士法人所属/大阪勤務】中堅企業担当/税務顧問業務(シニアスタッフ~マネージャー候補)
想定年収
600~1,200万円
勤務地
大阪府大阪市
業務内容
総合アカウンティングファームである弊社の関西エリアにおいて、 税務顧問業務をベースとしながら弊社の幅広いサービスをクライアントに提供しております。 ・税務顧問業務(中堅中小法人、上場会社、グループ通算制度) ・組織再編税制案件 ・事業承継、財産承継支援業務(相続・贈与サポート、事業承継スキーム立案等) ・タックスプランニング検討 ・相続税申告業務 ・株価算定 ・税務調査対応 等 ※希望があれば、M&AやIPOなどのコンサルティング業務に携わることができます。 ※ご経験によっては、プロジェクトマネージャーやアシスタント職メンバーの育成にも携わっていただきます。 ●変更の範囲:会社の定める業務 <案件事例> (1)サービス業(年商40億円、非上場)に税務顧問業務で新規受注し定期的な接点を持ちながら、会社の組織・ガバナンス体制整備、資本政策の検討を実施(システムコンサルティングメンバーにシステム導入支援も連携) (2)サービス業(年商250億円、当時非上場)の税務顧問クライアントで、上場準備過程において組織再編(株式移転によるHD化、合併・会社分割による機能別分社化)によるスキーム検討、PJファシリテート・組織再編時の税務申告を実施。その後、グループ通算制度を導入し、継続関与中。 (3)金融機関紹介で卸売業(年商20億円、非上場)から自社株式の承継、経営承継の相談を受け、事業承継スキームの検討、財産評価シミュレーション、株式譲渡・贈与実行支援等を実施。自社株式承継後、相続発生による相続税申告、経営承継コンサルティングを実施。 <キャリアパス> ・税務業務経験の浅い方 帳簿レビュー、質問対応、決算・申告書作成といった、基本的な業務からしっかりと土台を築いていただきます。 担当クライアント層について、小規模法人、グループ会社の子会社担当など組み合わせてアサインし、PJマネージャーがフォローしながら担当していただきますので、安心して仕事に取り組み、ステップアップを目指すことができます。 ・一定の税務業務経験者の方 ご経歴に合わせて、税務顧問クライアントのメイン担当として会計税務全般をお任せします。上場会社税務、組織再編業務、グループ通算制度業務、事業承継支援やなど、より専門性を要する業務へも色々に携わっていただきます。 スタッフたちの成果物のレビューなども行いながら、将来的にマネジメント業務にも挑戦するであったり、ご希望により税務会計業務以外のコンサルティングサービスを経験するなどより広い場面で活躍していただけることを期待しています。
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【札幌】M&Aコンサルタント(未経験可)
想定年収
500~700万円
勤務地
北海道札幌市
業務内容
札幌支社におけるM&Aアドバイザリー業務全般をお任せします。 クライアントは中小企業から上場企業まで多岐にわたり、幅広い案件に携わることが可能です。 具体的な業務 入社後は中小規模のM&A仲介業務にアソシエイトとして担当いただき、OJT形式で専門知識を習得していただきます。 ・M&A実行支援(案件進行管理、資料作成・収集) ・企業価値評価(財務分析、業界調査、バリュエーション補助) ・クライアント対応(経営者との面談同席、提案資料作成) キャリアパス ●3年目までのロードマップ 未経験からでも着実にステップアップし、将来の自分を想像できる環境です。 ●入社1年目:アソシエイト 指定図書や動画研修に加え、先輩のOJTのもとでM&Aの一連の流れを習得。基礎的な財務・法務知識をインプットします。 ●入社2年目:シニアアソシエイト 小規模案件のメイン担当として、顧客への直接提案や実務の一部を主導します。 ●入社3年目~:プロジェクトマネージャー(PM) 案件の責任者としてプロジェクト全体を統括。より複雑なスキームへの挑戦や、後輩指導も担います。 ※個人の成長度合いによりますが、3年程度でPMとなり、経験者レンジ(年収700~1,000万円クラス)へ到達することを目指していただけます。 入社事例 30代前半(地銀法人営業経験 ⇒ AGS入社) ・1年目:アソシエイトとして従事 入社当初は先輩のサポート役として複数の仲介案件を担当。 OJTを通じてM&Aの実務プロセスを一通り経験し、着実に経験値を蓄積。 ・2年目以降:主担当として独り立ち 現在は中小規模の仲介案件で主担当として活躍中。 <現在の業務比率> 仲介業務(主担当)8割:ソーシング業務2割 近年の案件/プロジェクト事例 ●案件のルート/業界 ・紹介ルート:金融機関からの紹介が7割、自社他部署(税務顧問先等)からの紹介が3割。 ・案件比率:中小企業の「FA案件・仲介案件」が6割、中堅・上場企業の「FA案件」が4割。 ・担当体制:基本は2名体制(インチャージ+アソシエイト)。規模により1名やチーム組成など柔軟に対応します。 ●案件事例 (1)M&A仲介(木材卸売業/譲渡価額3億円) メガバンクからの紹介案件。買い手探索からクロージングまでを一気通貫で支援。 (2)売り手FA(化成品卸売業/譲渡価額30億円) 当社の税務顧問先からの事業承継相談。売り手側のアドバイザーとして、買い手候補との条件交渉からクロージングまでを支援。 (3)買い手FA(地方中堅ゼネコン/買収規模40億円) 大手ゼネコンによる買収戦略支援。対象企業のデューデリジェンス(資産査定)から、売り手FAとの高度な条件交渉までをサポート。 上場企業・中小企業のFA(買い手FA、TOB等)、仲介案件を基軸にして拡大していく予定です。
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【札幌】M&Aコンサルタント(経験者向け)
想定年収
700~1,000万円
勤務地
北海道札幌市
業務内容
札幌支社におけるM&Aアドバイザリー業務全般をお任せします。 クライアントは中小企業から上場企業まで多岐にわたり、幅広い案件に携わることが可能です。ソーシングよりもエクゼキューションが中心となります。 ●具体的な業務 ・FA案件の主担当のプロジェクトマネージャーとして案件全般をお任せします。 ・財務デューデリジェンスを主に担うメンバー・他部署と連動して、DDにも携わるチャンスがあります。 ・チームを率いるマネジメント職にも挑戦可能です。将来的に北海道エリアのM&A事業を統括する責任者として活躍いただくことを期待しています。 ●入社事例 40代前半(Big4 FAS経験10年 ⇒ AGS入社) 前職でのFA経験を活かし、入社後は上場企業の買い手FA案件を主担当としてリード。 <現在の業務比率> 上場企業FA 6割:非上場企業FA 4割 ●近年の案件/プロジェクト事例 案件のルート/業界 ・紹介ルート:金融機関からの紹介が7割、自社他部署(税務顧問先等)からの紹介が3割。 ・案件比率:中小企業の「FA案件・仲介案件」が6割、中堅・上場企業の「FA案件」が4割。 ・担当体制:基本は2名体制(インチャージ+アソシエイト)。規模により1名やチーム組成など柔軟に対応します。 案件事例 (1)M&A仲介(木材卸売業/譲渡価額3億円) メガバンクからの紹介案件。買い手探索からクロージングまでを一気通貫で支援。 (2)売り手FA(化成品卸売業/譲渡価額30億円) 当社の税務顧問先からの事業承継相談。売り手側のアドバイザーとして、買い手候補との条件交渉からクロージングまでを支援。 (3)買い手FA(地方中堅ゼネコン/買収規模40億円) 大手ゼネコンによる買収戦略支援。対象企業のデューデリジェンス(資産査定)から、売り手FAとの高度な条件交渉までをサポート。 上場企業・中小企業のFA(買い手FA、TOB等)、仲介案件を基軸にして拡大していく予定です。
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【Digital Innovation & Assurance統轄事業部/Digital Advisory事業部】金融機関向けITリスク・デジタルガバナンスコンサルタント(アドバイザリー中心)
想定年収
-
勤務地
-
業務内容
★2023年に新設したDigital Advisory事業部において、金融機関のクライアントに対するDX推進を支援するチームメンバーの求人です。 DX推進における攻めと守りの両輪で支援を行うコンサルタントを募集しています。 金融機関のDXを実現するCDO(Chief Digital Officer)やCIO(Chief Infomation Officer)の伴走者として、デジタルアドバイザリー業務を担当して頂きます。 システムとデータ・テクノロジーの攻めと守りを全方位でサポートし、企業価値の向上に寄与するアドバイザリーサービスを網羅的に提供しています。 (サービス例) ・DX戦略、実行計画策定支援 (企業がDXを推進するための俯瞰的なグランドデザイン(IT中期計画)、とその実行計画の策定・実行支援) ・生成AIの導入・利活用支援 (生成AIのワークショップ、POC開発など) ・デジタルガバナンス構築支援 (企業のデータの管理態勢を強化し、デジタル技術の導入と運用におけるリスク管理を支援) ・AIガバナンス構築支援 (AI技術を効果的に導入し、リスクを適切に管理しつつ競争力を高め、持続可能な成長を実現) ・リスク評価支援 (企業のIT・デジタル領域におけるリスクや内部統制の評価を支援し、リスク管理の高度化を実現) ●業務内容の変更の範囲:全ての業務への配置転換あり
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FASは「やめとけ」「後悔する」といわれる理由
FAS(ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス)は、高い専門性と年収が得られる職種ですが、一方で「やめとけ」「転職して後悔した」という声も聞かれます。
その背景に、業界特有のハードな労働環境や、極めて高いプレッシャーがあることは事実です。
ここでは、なぜ後悔する人が生まれるのかを紐解きながら、逆に「どのような人が活躍できるのか」という視点で解説します。
激務で労働時間が長いから
「後悔した」という理由で最も多いのが、プロジェクトの佳境における労働時間の長さです。
M&Aアドバイザリーなどは、買収や統合といった明確な納期が決まっており、クライアントの都合に合わせて深夜や休日でも対応せざるを得ない場面があります。
プライベートを完全に優先したい人にとっては、この拘束時間は大きなストレスになりやすいです。
しかし、「短期間で数年分のビジネス経験を積める」というメリットもあります。
プロジェクト単位でメリハリをつけて働き、若いうちから場数を踏みたい人にとっては、むしろ充実した環境といえるでしょう。
求められるスキルが高いから
FASが扱う案件は動く金額が桁違いに大きく、わずかなミスが数億、数十億円の損失につながるリスクがあります。
そのため、財務分析や企業価値評価(バリュエーション)における精緻さはもちろん、背景にあるビジネスモデルまで深く理解する高度なスキルが不可欠です。
常に最新の法規制や金融知識を学び続ける姿勢がなければ、ついていけずに後悔することになるでしょう。
一方で、この厳しい環境で磨かれた専門性は、どの業界でも通用する「極めて高い市場価値」になります。
知的好奇心が強く、自己研鑽を苦と思わない人にとっては、自分の価値を最速で高められる理想的なフィールドです。
責任・プレッシャーが大きいから
FASの業務は、企業の存続や成長に大きく影響を与える重要な局面にかかわることが多く、その責任とプレッシャーは非常に大きいです。
自分の分析やアドバイスが、クライアント企業の将来、ひいては従業員の雇用まで左右するというプレッシャーは決して軽いものではないでしょう。その重圧に耐え切れず、「精神的にきつい」「もうやめたい」と感じてしまうケースもあります。
しかし、大きな責任はそのまま「大きな達成感」と「社会的インパクト」につながります。
「自分の仕事が経済を動かしている」という手応えを感じたい人にとって、やりがいのある仕事です。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部では、「短期的なワークライフバランス」を最優先にする人がFASを目指すことを推奨しません。
なぜなら、FASの業務(とくにM&A)はクライアント企業の「社運をかけたタイミング」に立ち会う仕事であり、土日や深夜の緊急対応が避けられない局面が必ず存在するからです。
この「数年間のハードワーク」を「将来のキャリアへの投資」と割り切れる人にとっては、これほどリターン(ROI)が高い職種はありません。実際にFASで3〜5年揉まれた人材は、PEファンドや事業会社のCFO候補として引く手あまたとなるため、将来的に「時間も場所も選べる立場」を手に入れるための最短ルートといえます。
FASとは?
FASとは「Financial Advisory Services(ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス)」の略称で、企業の「財務」に特化した専門的なコンサルティングサービスの総称です。
一般的な経営コンサルタントが「事業戦略」や「業務改善」を主軸とするのに対し、FASは「カネ(財務・会計・資本)」の視点から経営課題を解決します。
主に公認会計士や金融機関出身のプロフェッショナルが在籍しており、M&Aや事業再生、不正調査といった、企業の命運を左右する重要な局面で支援をおこなうのが特徴です。
「BIG4(デロイト、PwC、KPMG、EY)」系列のFASが代表的であり、高度な会計知識と法規制への理解を武器に、経営層の意思決定を支える「ブレイン」の役割を担います。
FASの業務内容
FASの業務領域は、企業の成長フェーズ(M&Aによる拡大)から危機対応(再生・不正調査)まで、極めて多岐にわたります。
単なる計算や調査だけでなく、戦略の実行までを財務面からサポートするのが特徴です。
代表的な業務は以下のとおりです。
| 業務 | 内容 |
|---|---|
| M&Aアドバイザリー | 買収や売却の戦略立案から、相手先との交渉、契約締結までのプロセス全体を支援します。 |
| バリュエーション(企業価値評価) | M&Aや資金調達の際に、対象となる企業や事業の価値を適正に算定します。 |
| デューデリジェンス(DD) | 買収対象企業の財務状況や法務リスクを詳細に調査し、買収リスクを洗い出します。 |
| PMI(M&A後の統合支援) | M&A成立後、異なる企業文化やシステム、業務プロセスを円滑に統合するための支援をおこないます。 |
| 事業再生・再編 | 経営不振に陥った企業の再建計画策定や、不採算事業の切り離し(カーブアウト)などを支援します。 |
| フォレンジック(不正調査) | 粉飾決算や横領などの不正会計が発生した際に、事実解明のための調査や再発防止策を提案します。 |
M&Aの戦略立案
M&A戦略立案はFASの主要な業務であり、クライアント企業の経営戦略や成長戦略を深く理解することから始まります。
M&Aを通じて達成したい目標、たとえば新規事業への参入、市場シェアの拡大、コスト削減、技術獲得などを明確にし、その目標達成のためにどのようなM&A戦略が最適かを検討するのが主な業務です。
具体的には、完全買収、一部出資、合弁事業設立、事業譲渡など、さまざまな選択肢のメリット・デメリットを比較し、クライアントの状況やリスク許容度を踏まえて最適な戦略の方向性を決定します。
戦略策定後に取り組むのが、その戦略に合致する買収・提携候補となるターゲット企業の選定です。ここでは、事業内容や財務状況、市場での位置づけ、シナジー効果の見込みなどを多角的に分析し、優先順位をつけて候補企業を絞り込みます。
最後に、ターゲット企業の価値を評価するのも業務のひとつです。この企業価値評価は、買収価格の交渉や買収後の統合プロセスにおける意思決定の基礎といえます。
PMI(ポストマージャーインテグレーション)
PMI(ポストマージャーインテグレーション)は、M&A成立後に実施される統合プロセスであり、M&Aの成否を分ける重要なフェーズのひとつです。
PMIを実施する主な目的は以下の通りです。
- シナジー効果の最大化:売上の増加、コスト削減、技術やノウハウの共有など、M&A本来の狙いを実現させる
- 組織や事業の早期安定化:買収後の現場の混乱を最小限に抑え、業務を軌道に乗せる
- 企業価値の向上:上記の達成を通じて、最終的な企業価値の向上を目指す
PMIの活動は、「組織・人事統合」「業務プロセス統合」「ITシステム統合」「経営管理統合」の領域に分類できます。
組織・人事統合では、新しい組織体制の構築、つまり部門の統合や再配置、役割分担の明確化などをおこないます。また、報酬体系、評価制度、福利厚生といった人事制度の統一や調整も重要な要素です。
業務プロセス統合においては、両社の業務プロセスを比較・分析し、重複業務の解消や効率化を目指します。業務マニュアルの作成、共通の業務ルールの導入などを通じて、業務の標準化・共通化を図ることも重要な業務です。
また、サプライチェーンの最適化も重要な要素です。調達、生産、物流などの見直しをおこないます。
ITシステム統合では、基幹システムの統合やデータ移行、各部門で使用しているアプリケーションの整理、統合、標準化をおこないます。また、ネットワーク、サーバー、データセンターなどのITインフラの統合、そしてセキュリティ対策の強化も不可欠です。
経営管理統合の領域では、新しい組織の経営計画や事業計画を策定します。シナジー効果や統合の進捗状況を測定するためのKPI(重要業績評価指標)を設定し、KPIに基づいた進捗管理、問題点の早期発見と対応をおこないます。
PMIを成功させるためには、M&A成立前からPMIの準備を開始し、M&A成立後速やかに統合プロセスに着手することが重要です。
DD(デューデリジェンス)
FASにおけるDD(デューデリジェンス)とは、対象企業や事業の価値やリスクを詳細に評価・分析するプロセスのことです。デューデリジェンスにはいくつかの種類があり、それぞれ調査対象や目的が異なります。
FASが主に関与するのは、財務・ビジネス・税務のデューデリジェンスです。
財務デューデリジェンスでは、対象企業の収益性や資産状況、キャッシュフローの状況、負債の実態などを把握します。
ビジネスデューデリジェンスでは、対象企業の事業内容、市場環境、競合状況、ビジネスモデル、成長戦略などを分析。税務デューデリジェンスでは、対象企業の税務申告状況、税務調査の履歴、税務リスクを調査します。
それぞれのデューデリジェンスの結果を踏まえ、買収価格の交渉や契約条件の交渉をサポートします。潜在的なリスクや問題を早期に発見・対策することで、M&Aのリスクを調整することも業務のひとつです。
さらに、デューデリジェンスを通じて得られた情報はPMIに活用され、統合をスムーズに進めることにも貢献します。
バリエーション(企業価値評価)
バリュエーション(企業価値評価)は、企業の価値を算定する業務です。企業価値評価には、大きく分けて3つのアプローチがあります。
1つ目は、マーケットアプローチです。類似する上場企業の株式市場での評価や、類似のM&A取引における評価額を参考に、対象企業の価値を推定します。
2つ目は、インカムアプローチです。対象企業が将来生み出すと期待されるキャッシュフローを、適切な割引率で現在価値に割り引いて企業価値を算出します。
3つ目は、コストアプローチです。対象企業の貸借対照表上の純資産を基に企業価値を評価します。
こうしたアプローチをおこない、FASは対象企業の特性、評価目的、利用可能な情報などを考慮して、バリエーションを算定します。
フォレンジック
フォレンジックは、直訳すると「法廷の」や「弁論の」という意味であり、法廷での証拠として提出できるレベルの、高い客観性と信頼性が求められる調査・分析をおこないます。
具体的には、不正会計や横領、情報漏洩、知的財産権侵害などの問題に対し、専門的な知識と技術を駆使して、事実関係の調査をしたり、証拠の収集・分析をしたりするのが特徴です。さらに再発防止策の提言などもおこないます。
FASがフォレンジックサービスで提供する価値は、専門性、独立性、そして信頼性です。会計士、弁護士、IT専門家など、多様な専門家チームが、それぞれの専門知識と経験を活かして、複雑な問題を解決します。
また、独立した第三者の立場から客観的な調査・分析をおこなうことで、調査結果の信頼性を高めるのが主な目的です。さらに、法廷での証拠として提出できるレベルの厳格な調査・分析をおこなうことで、法的リスクを軽減します。
企業再生支援
企業再生支援は、経営危機に陥った企業に対し、財務、事業の両面から専門的な支援をおこない、事業の再生と再建を目指すサービスです。
FASは、企業の状況を迅速かつ正確に把握し、再生計画の策定から実行まで、一貫したサポートを提供することで、企業の持続的な成長を支援します。
初期段階では、企業の財務状況、事業状況、経営環境などを詳細に分析します。財務デューデリジェンスを通じて、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書などの財務諸表を精査し、実態の債務超過額、資金繰りの状況、収益性などを把握するのが主な目的です。
次に、初期調査の結果に基づき、具体的な再生計画を策定します。再生計画には、事業再構築計画、財務再構築計画、組織再編計画などが含まれます。
そして策定した再生計画を着実に実行し、その後モニタリングをおこなうまでが主な業務です。FASは、計画の進捗状況を定期的に確認し、必要に応じて計画の見直しや追加の施策を提案します。
なお、企業再生支援を含むFAS系コンサルの仕事内容や年収、キャリアパスについては、以下の記事で詳しく解説しているのでご覧ください。
▼FASについて詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
FASの年収
FASは、M&Aや事業再生など、企業の財務にかかわる高度なアドバイスを提供する専門性の高い業務であるため、全般的に高収入が期待できます。
ただし、FASとひと口にいっても、所属するファームや個人の経験・能力、担当する案件、さらに賞与や残業代によって、年収は変動します。
| ファーム名 | 平均年収 |
|---|---|
| KPMG FAS | 約1,196万円 |
| PwCアドバイザリー | 約1,101万円 |
| デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA) | 約938万円 |
| フロンティア・マネジメント(FMI) | 約1,030万円 |
| 経営共創基盤(IGPI) | 約1,081万円 |
FAS業界の企業
日本の主要なFAS企業は、以下の通りです。
| 企業名 | 公式サイト |
|---|---|
| デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 | https://www2.deloitte.com/jp/ja/careers/dtfa.html |
| PwCアドバイザリー合同会社 | https://www.pwc.com/jp/ja/careers/advisory/mid-career.html |
| 株式会社KPMG FAS | https://recruit.kpmg-fas.jp/ |
| EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 | https://www.eysc.jp/recruit/ |
| 山田コンサルティンググループ株式会社 | https://www.yamada-cg.co.jp/careers/new-recruit/ |
| フロンティア・マネジメント株式会社 | https://www.frontier-mgmt-recruit.com/ |
FASに向いている人
FASに向いている人の特徴をそれぞれ解説します。
体力・精神的にタフな人
FASは、企業のM&Aや事業再生など、高度な専門知識と高いプレッシャーの中で業務を遂行する仕事です。そのため、「体力・精神的にタフな人」が向いているといえます。
体力面では、先に説明したとおり労働時間が長い傾向にあるため、それに耐えられることが重要です。
また、プロジェクトの状況次第では食事や睡眠時間が不規則になることもあり、そうした状況でも体調を崩さず、パフォーマンスを維持することも求められます。
さらにプロジェクト次第では、クライアント先への出張も考えられるため、移動による疲労にも対応できる体力が必要不可欠です。
精神面においては、まず何よりもプレッシャー耐性が重要です。M&Aなどの案件は金額が大きく、企業の将来を左右する重要な取引であるため、常に高いプレッシャーの中で冷静に判断し、行動する精神力が求められます。
厳しい納期、クライアントからの要求、社内外との調整など、ストレスを感じる場面は多岐にわたりますが、それらをうまくコントロールし、前向きに業務に取り組む力も必要です。
こうした体力面・精神面でのプレッシャーに耐えられるなら、FASという業務を検討してもいいでしょう。
専門性を身に付けたい人
FASは、高度な専門性を身につけたい人にとって、非常に魅力的なキャリアパスです。なぜならFASの業務は、財務、会計、税務、法務などに関する深い知識と高度なスキルが求められるためです。
たとえば、M&Aのデューデリジェンスでは、対象企業の財務諸表を詳細に分析し、潜在的なリスクや価値向上の可能性を評価します。この過程で、会計基準や税法に関する深い理解、企業価値評価の手法に関する専門知識が必要です。
事業再生の場面では、企業の財務状況を改善し、再建計画を策定・実行するために、財務分析能力に加えて、事業戦略、組織再編、資金調達に関する知識も求められます。
FASの業務を通じて、これらの専門知識やスキルを実践的に習得できます。
規模が大きな仕事をしたい人
FASは、規模の大きな仕事に携わりたい人にとって、非常に魅力的な選択肢です。なぜならFASが扱う案件は、企業のM&A、事業再生、大規模な資金調達など、経済や社会に大きなインパクトを与えるものが多くあるからです。
たとえば、M&Aの案件では、数百億円、数千億円規模の取引にかかわることも珍しくありません。このような大規模な取引は、企業の成長戦略や業界再編に大きな影響を与え、新聞やニュースで大きく報道されることもあります。
また、事業再生の案件では、経営危機に陥った企業を再建し、事業継続や雇用の維持に貢献することで、地域経済や社会全体に貢献できます。
FASの仕事は、単に数字を扱うだけでなく、企業の経営戦略や将来のビジョンにかかわる重要な意思決定をサポートする役割を担います。そのため、自分の仕事が企業や社会に与える影響を肌で感じられ、大きな達成感や、やりがいを得られるでしょう。
高い年収を稼ぎたい人
FASは、ハイレベルなパフォーマンスが求められるため、その対価として一般的に高い年収で知られています。稼ぎたい人にとっては、魅力的な選択肢のひとつです。下記はイメージです。
| 職位や役職 | 給与 |
|---|---|
| アナリスト | 600 - 900万円 |
| アソシエイト | 900 - 1,200万円 |
| VP / マネジャー | 1,200 - 1,500万円 |
| シニアVP / シニアマネジャー | 1,500 - 2,200万円 |
| ディレクター / パートナー | 3,000 - 6,000万円 |
いうまでもありませんが、高い年収はあくまで結果としてついてくるものであり、FASの仕事は決して楽ではありません。
長時間労働やプレッシャーの大きい環境で、常に高いパフォーマンスを求められます。高い年収を得るためには、それに見合うだけの努力と覚悟が必要です。
FASは、高い年収を目標とするだけでなく、専門性を高め、企業の成長や社会貢献に貢献したいという強い意欲を持つ人にとって、やりがいと報酬の両方を得られる魅力的なキャリアパスといえるでしょう。
【MyVision編集部の見解】 一般的には「会計や数字に強い人が向いている」と思われがちですが、MyVision編集部が重視する「本当に見るべきポイント」は、「極限状態での調整力(人間力)」です。M&Aや事業再生の現場では、数字の計算以上に、買収される側の従業員の感情や、利害が対立する銀行団との交渉といった「ドロドロした人間関係」をまとめる力が問われます。
そのため、PCに向かって黙々と作業するのが好きなタイプよりも、正解のない中で板挟みになりながらも、粘り強く関係者の信頼を獲得できる「泥臭いコミュニケーション力」がある人こそが、FASでパートナー(幹部)クラスまで昇進できる人材の特徴です。
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未経験からFASへの転職のコツ
未経験からFASへの転職は難関ですが、戦略的な準備で可能性は広がります。この章では、FAS転職を成功に導く3つの重要ポイントを解説します。
志望動機を作り込む
未経験からFASへの転職を成功させるには、説得力のある志望動機の作成が不可欠です。採用担当者は、なぜ数ある選択肢の中からFASを志望するのか、その理由に強い関心を持っています。
単に「数字が好き」「成長分野だから」といった表面的な理由では、熱意や適性を伝えることはできません。
志望動機は、自身の原体験を掘り下げて具体的に語ることが重要です。
たとえば、「営業職として顧客企業の財務状況を理解する必要があった」「マーケティング職としてROIを意識した施策立案にかかわった」などといった経験は、財務的視点の重要性を認識するきっかけとして説得力を持つでしょう。
さらに「なぜFASなのか」という点も考える必要があります。「コンサルティングに興味がある」「M&Aにかかわりたい」という理由だけでは、説得力が弱いです。
FASの提供するM&Aアドバイザリー、財務デューデリジェンス、バリュエーション、事業再生といった多岐にわたるサービスの中で、具体的にどの分野に興味があり、そこでどのような専門性を身につけたいのか。
そして、FASでの経験を通じて、将来的にどのようなプロフェッショナルになりたいのか、具体的なキャリアビジョンまで語る必要もあるでしょう。
面接でのアピール方法を考える
FASへの転職を成功させるためには、説得力のある志望動機を伝えるだけでなく、FASで求められるスキルを効果的にアピールすることが不可欠です。
面接の場では、単にスキルを羅列するのではなく、志望動機と絡めながら、自身の経験や強みがFASの業務にどのように活かせるのかを具体的に伝えることが求められます。
もし、簿記やUSCPAなどの資格があるなら、学習経験をアピールするのは有効です。
たとえば、「USCPAの学習を通じて、財務諸表分析の基礎を習得し、企業の経営状況を多角的に評価できるようになった」など、具体的な学習内容と、それがFASの業務にどう活かせるのかを説明することが重要です。
また、志望動機で触れた「なぜFASなのか」といった経験と関連付けて、その経験から得た知識やスキルがFASの業務にどのように役立つのかを具体的に示すことで、説得力が増します。
転職エージェントを利用する
未経験からFASへの転職は、高い専門性と実務経験が求められるため、容易ではありません。FASに特化した転職エージェントの活用は、選考突破の確率を大きく高める有効な手段となります。
FASに詳しい転職エージェントは、業界の選考プロセスに精通しており、過去の成功事例や最新の採用動向を踏まえた、実践的なアドバイスを提供してくれます。
たとえば、志望動機の添削においては、単なる文章の修正にとどまらず、FASの業務内容や企業文化を踏まえたうえで、より説得力のあるアピールポイントを引き出し、具体的なエピソードの深堀りをサポートしてくれるでしょう。
また、ケース面接対策においては、模擬面接を通じて実践的なトレーニングを提供し、論理的な思考プロセスや効果的なプレゼンテーション方法を指導してくれます。
さらに、転職エージェントは、一般には公開されていない非公開求人を保有していることが多く、未経験者でも応募可能なFASの求人を紹介してくれることも珍しくありません。
転職活動の幅を広げる意味でも、転職エージェントの活用は、有効な手立てといえるでしょう。
FASに転職するならMyVsion
MyVisionの最大の強みは、「優秀で質の高いエグゼクティブコンサルタント」の存在にあります。在籍メンバーは、コンサルファームでの実務経験者や、転職支援で突出した実績を持つスペシャリストのみです。
これまでの支援実績は累計8,000名以上(別会社含む)におよび、IT、金融、製造業など幅広い業界をカバーしてきました。エンジニアや会計、営業といった多様な職種からのキャリアチェンジを成功に導いています。
また、著名な戦略系コンサルファームや総合系コンサルファームをはじめ、国内ほぼすべてのファームと紹介ネットワークを構築している点も特徴です。
紹介可能なポジションは1,000を超え、一般には公開されていない非公開求人や特別選考ルートの案内も可能です。
まとめ
本記事では、企業の財務戦略を支える「FAS(ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス)」について解説しました。
FASは、M&Aや事業再生といった企業の命運を握る局面において、高度な専門性を武器に支援をおこなうプロフェッショナル集団です。
激務やプレッシャーから「やめとけ」といわれることもありますが、裏を返せばそれだけ「圧倒的な成長」と「高収入」が得られる環境といえます。
自身の市場価値を最速で高めたい人にとって、これほど魅力的なキャリアはありません。
未経験からの転職は決して容易ではありませんが、戦略的な準備と対策をおこなえば、挑戦の扉は開かれています。
「自分に合ったファームはどこか」「未経験から挑戦できるか」と迷った際は、ぜひMyVisionまでご相談ください。
業界に精通したプロが、あなたのキャリアアップを全力でサポートいたします。
FAQ
FAS業界への転職を検討する際に寄せられる質問をまとめました。
FASとはなんですか?
FASとは「Financial Advisory Services」の略称で、企業の「財務・会計」に特化した専門的なコンサルティングサービスのことです。
一般的な経営コンサルタントが「事業戦略」や「オペレーション」を扱うのに対し、FASはM&A、事業再生、不正調査など、「カネ(資本や資金)」の視点から経営課題を解決します。
主に公認会計士や金融機関出身のプロフェッショナルが在籍しており、経営層の重要な意思決定を財務面から支える「ブレイン」の役割を担うのが特徴です。
未経験からFASに転職することはできますか?
未経験からの転職は難関ですが、戦略的な準備をおこなえば十分に可能です。
FASは専門性が高いため、単なる熱意だけでなく「即戦力になりうる素養」を論理的に証明する必要があります。
選考突破の確率を高めるための重要なポイントは以下のとおりです。
- 原体験に基づき「なぜFASなのか」を具体的に語れる志望動機を作る
- 将来のキャリアビジョンまで明確にし、採用担当者を納得させる
- 自身の経験や強みが、FASのどの業務で活かせるかを論理的に説明する
- 資格がある場合は取得事実だけでなく、実務での活かし方をアピールする
- 業界特有の選考やケース面接への対策として、特化型エージェントを活用する


