ULSコンサルティング(旧ウルシステムズ)とは?特徴や社風、年収を解説
2026年02月25日更新
2000年に設立されたULSコンサルティング(旧ウルシステムズ)は、経営とITの間のギャップ解消を目指すITコンサルティング企業です。
先端技術と実行力、技術力を活かして大手を中心に優良企業との直接取引をおこなっています。企業成長のための戦略的なITコンサルティングと難易度の高いシステム開発を提供しているのが大きな特徴です。
著者

岡﨑 健斗
Okazaki Kento
株式会社MyVision代表取締役
東京大学を卒業後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)に入社。主に金融・通信テクノロジー・消費財業界における戦略立案プロジェクトおよびビジネスDDを担当。採用活動にも従事。 BCG卒業後は、IT企業の執行役員、起業・売却を経て、株式会社MyVisionを設立。
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監修者

大河内 瞳子
Okochi Toko
株式会社MyVision執行役員
名古屋大学卒業後、トヨタ自動車での海外事業部、ファーストリテイリング/EYでのHRBP経験を経てMyVisionに参画。HRBPとして習得した組織設計、採用、評価などの豊富な人事領域経験を生かした支援に強みを持つ。
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目次
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ULSコンサルティングの会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | ULSコンサルティング株式会社(※) |
| 代表者名 | 横山 芳成 |
| 設立年 | 2011年10月3日 |
| 所在地 | 東京都中央区晴海 1-8-10 トリトンスクエア タワーX 14階 |
| 従業員数 | 661人(2025年9月1日現在) |
| 資本金 | 1億円(2025年3月31日現在) |
| 会社URL | https://www.ulsconsulting.co.jp/ |
※ウルシステムズ株式会社は、2025年10月1日にULSコンサルティング株式会社へと社名変更しています
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部では、企業名や売上規模だけを基準にファームを評価することを推奨しません。なぜなら、ULSコンサルティングのように規模は中堅でも、ダブルコアという明確な思想を持ち、戦略と技術を横断できる環境を用意している企業もあるからです。
そのため、企業規模よりも、自分が担う役割の解像度や裁量の大きさまで確認することが、納得のいく転職につながりやすいといえます。
IT戦略に深く入り込みたい人ほど、組織構造や案件の粒度を見極める視点が重要です。
ULSコンサルティングの特徴
企業としての特徴
ULSコンサルティングは、新規サービスの創出や業務プロセスの刷新など、ビジネスにインパクトを与えるIT投資を支援するITコンサルティングファームです。
同社の強みは、「ダブルコア」 と 「一心共創」 というふたつの独自のスタンスにあります。
ダブルコア
ULSコンサルティングが掲げる「ダブルコア」とは、ビジネスとテクノロジーの双方に精通した人材を意味します。
単にシステム開発だけに強いエンジニア、またはビジネス戦略に偏ったコンサルタントでは、本質的な変革は実現できません。ビジネス課題を深く理解したうえで、最適なテクノロジーを組み合わせることが不可欠です。
同社は創業以来、この「ダブルコア」にこだわり続け、戦略と技術の両輪を兼ね備えたプロフェッショナルとしてクライアントに寄り添っています。
一心共創
もうひとつの柱が「一心共創」です。
これは、クライアントと同じ目線・同じ熱量で課題に取り組み、ともに新しい価値を創造するというスタンスを表します。お客様の課題を「自分ごと」として捉え、強いオーナーシップを持って最後までやり抜く。その姿勢が、ULSコンサルティングを単なる提言型のコンサルタントではなく、汗をかくパートナーへと位置づけているようです。
こうした「一心共創」の精神により、クライアントの変革を机上の理論にとどめず、実現まで導くことを可能にしています。
案件の特徴
ULSコンサルティングは、デジタル変革を全面的に支援するITコンサルティングファームです。
同社のサービスは6つのサービスメニューにわかれています。デジタル&IT戦略立案からはじまり先端テクノロジー活用にいたるまで、顧客のデジタル化を推進するための取り組みを一気通貫で支援するものです。
- デジタル&IT戦略立案
- 業務&システム変革
- プロジェクト&プログラム推進
- アジャイル開発
- デジタル組織育成
- 先端テクノロジー活用
ULSコンサルティングの社風
カルチャー
ULSコンサルティングには、挑戦を歓迎し、社員が自らの意見やアイデアを自由に表現できる文化があります。
また、上司との距離が近く社員がなんでも相談できる環境です。社員研修プログラムは充実しており、新卒だけでなく中途入社者にも導入研修が用意されています。
また、中途入社者が多いことから、年齢や社歴にとらわれない風土が根付いており、若手社員も自分の意見を自由に表現できるようです。
同社では、社員に自主性を求め、自分の意思を重視する機会が多く、顧客志向の姿勢が社員一人ひとりに徹底されています。顧客のためになることを第一に考え、その実現のためには全社員が一致団結して努力するのが特徴です。
▼ULSコンサルティングの実態について知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
ULSコンサルティングの制度
基本的な考え方
ULSコンサルティングでは、顧客本位の考えができる人材を求めていますが、技術はあくまで顧客の課題解決のための手段という位置づけです。コンサルタントとしてのプライドを持ち、顧客のビジネスに貢献する意欲を持った人が活躍できると考えられています。
また、意欲的かつ自律的な行動を重視し、少人数の効率的なチームを理想としており、変化を恐れず、試行錯誤を楽しむ姿勢も基本的な考え方のひとつです。
経験面では、業務アプリケーションの新規開発経験、オープン系技術での開発経験、顧客折衝経験、リーダー経験をとくに重視しており、これらの経験を通じて顧客の期待に応える能力を持つ人材を求めています。実際、同社にはこれらの価値観や経験を共有するメンバーが集まっています。
昇格制度
ULSコンサルティングの昇格制度は、年齢や社歴にとらわれず、組織やプロジェクトへの貢献度合いに応じて柔軟に昇進できる制度です。同社は、役割等級制度を採用しており、属人的要素ではなく、担う役割の重要度や難易度に基づきメンバーの等級を決定しています。この等級には、評価基準や給与バンドが対応し、それぞれの貢献度に見合った評価と報酬を保証する形です。
同社の昇進制度は、高い専門性によるプロジェクトへの貢献、ナレッジを体系化、対外的な情報発信など、多様な活動を評価の対象としています。メンバーからチームリーダー、プロジェクト責任者、スーパーバイザー、ディレクターというステップを設定し、個々の強みやキャリアの方向性に応じた成長パスが存在している点は、大きな魅力でしょう。
専門性の獲得という観点からも、技術力だけでなく、業務プロセス分析やプロジェクトマネジメントなど、広範なスキルの向上を目指しています。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部の見解では、役割等級制度や成果主義という言葉だけで企業を判断することは失敗しやすいです。その理由は、同じ制度でも実際の運用や評価の透明性によって体感は大きく異なるからです。
ULSコンサルティングのように貢献度や専門性を重視する環境では、自身がどの役割を担い、どのレベルまで求められるのかを具体的に言語化できる人ほど評価につながりやすい傾向があります。
昇進スピードだけでなく、評価基準と自分の強みの一致度まで考慮することが重要です。
育成制度
ULSコンサルティングは、社員の成長とキャリア形成を支援する多様な育成制度を提供しています。
同社では、新卒およびキャリア入社者に対して導入研修をおこない、実践的なノウハウを伝えています。迅速に現場で活躍できる基盤を整えるほか、集合研修では現場のニーズに基づいたテーマで継続的なスキルアップを図るのが特徴的です。
また、有志による勉強会やTech合宿、海外カンファレンスへの参加を通じて、最新の技術やトレンドにキャッチアップできます。ナレッジベースを活用することで社員はいつでも必要な情報を入手できることに加え、メンター制度やキャリア面談を通じて、キャリアパスの設計が可能です。
ULSコンサルティングの平均年収
ULSコンサルティングの平均年収は「957万円(2025年3月期時点)」です。
▼ULSコンサルティングの年収について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
ULSコンサルティングは、高度なIT戦略と実行力を武器に、難易度の高いプロジェクトへ挑戦できる環境が整ったファームです。一方で、求められる水準も高いため、自身のスキルや志向との相性を見極めたうえで準備を進めることが重要といえます。
MyVisionでは、コンサル業界に精通したアドバイザーが伴走する転職支援の流れを公開しており、書類作成から面接対策まで一貫してサポートしています。
ぜひご相談ください。
ULSコンサルティング(旧ウルシステムズ)に関するFAQ
最後に、ULSコンサルティングに関してよくある疑問を補足します。
Q1.ULSコンサルティングはSIerと何が違うのですか?
SIerが主にシステムの設計・開発・運用を担うのに対し、ULSコンサルティングはIT戦略の立案や業務変革の構想段階から関与する点が特徴です。
単なる受託開発ではなく、経営課題の解決を前提としたIT活用を支援します。そのため、ビジネスとテクノロジーの両面を理解する姿勢が求められます。
▼ITコンサルタントとSIerの違いについて詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
Q2.ULSコンサルティングではどのような人が活躍しやすいですか?
顧客志向を持ち、自律的に行動できる人が活躍しやすい傾向があります。技術力だけでなく、ビジネス課題を深く理解しようとする姿勢も重要です。
また、少数精鋭の環境で裁量を持って働きたい人にとっては、やりがいを感じやすい環境といえるでしょう。

