シンクタンクとコンサルの違いは?仕事内容や年収から向いている人まで解説
2026年02月10日更新
シンクタンクとコンサルティングファームは、どちらも知的専門職ですが、役割や働き方は明確に異なります。最大の違いは、シンクタンクが「社会全体の課題」に向き合うのに対し、コンサルは「企業の経営課題」を解決する点です。
本記事では、シンクタンクとコンサルの違いについて、仕事内容や年収、求められるスキルや将来のキャリアパスについて比較しながら解説します。
著者

山口 翔平
Yamaguchi Shohei
株式会社MyVision代表取締役
早稲田大学を卒業後、JTB、オリックス生命を経てコンサルティング転職に特化した人材紹介会社へ入社。 長年のエージェント経験を基に、より多くの求職者様に対して質の高い転職支援サービスを提供するため、株式会社MyVisionを設立。
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監修者

大河内 瞳子
Okochi Toko
株式会社MyVision執行役員
名古屋大学卒業後、トヨタ自動車での海外事業部、ファーストリテイリング/EYでのHRBP経験を経てMyVisionに参画。HRBPとして習得した組織設計、採用、評価などの豊富な人事領域経験を生かした支援に強みを持つ。
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目次
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シンクタンクとコンサルの仕事内容の違い
シンクタンクとコンサルは、いずれも高度な知見をもとに課題解決をおこなう専門組織です。
しかし、その立ち位置や役割には明確な違いがあります。
まずは両者の定義を整理し、その後に「社会課題」と「企業課題」という観点から役割の違いを解説します。
シンクタンクの仕事内容(調査・分析・政策立案)
シンクタンクの業務は、社会や経済が抱える課題を調査・分析し、解決に向けた政策提言をおこなうことです。国や社会全体の課題解決にかかわる公共性の高い仕事であり、行政機関や企業の意思決定を支援する役割を担っています。
業務プロセスは、主に以下の3つのフェーズで構成されています。
- 調査業務と情報収集
- データ分析と検証作業
- 政策立案と提言活動
調査業務と情報収集は、提言の質を左右するプロジェクトの起点です。官公庁が公開する資料や統計データ、海外の研究論文など、信頼性の高い一次情報を中心に収集します。あわせて、現場関係者へのヒアリングやアンケート調査を実施し、定量・定性の両面から実態を把握します。正確な情報収集が、説得力のある提言を支える基盤です。
データ分析と検証作業では、収集したデータを統計解析や数理モデルを用いて分析し、意味のある知見へと整理します。人口動態や経済指標などの変動要素をもとに将来予測をおこない、社会保障制度の持続性などを検証するのが主な業務です。仮説と検証を重ねることで課題の構造を明らかにし、解決策の根拠を構築します。高度な専門知識と論理的思考力が求められる工程です。
政策立案と提言活動は、分析結果を踏まえて具体的な政策案や制度改善案をまとめる最終段階です。調査レポートや提言書として成果を整理し、行政や企業の意思決定者に提案します。知見を社会に還元し、将来に向けた意思決定を支えることが、シンクタンクの重要な役割です。
コンサルの仕事内容(戦略立案・業務改革・実行支援)
コンサルタントの仕事は、企業が抱える経営課題を整理し、事業成長につながる解決策を提示することです。経営戦略の策定から現場レベルの業務改善、施策の実行支援までを一貫して担います。
業務領域は幅広く、主に以下の3つのフェーズで構成されています。
- 戦略立案と成長シナリオの策定
- 業務改革と組織改善の推進
- 実行支援と成果創出への関与
戦略立案と成長シナリオの策定は、コンサルティング業務の最上流に位置づけられます。市場分析や競合調査をもとに、企業が進むべき中長期の方向性を明確にするのが主な目的です。新規事業の検討や海外展開などを含め、成長に向けた具体的な道筋を整理します。
業務改革と組織改善の推進では、策定した戦略を実行に移すための基盤を整備します。既存業務のプロセスを分析し、非効率な部分を見直すのが主な目的です。業務効率の向上やコスト削減を通じて、持続的に成果を出せる組織体制を構築します。
実行支援と成果創出への関与は、提案内容を現場で定着させるフェーズです。プロジェクト管理(PMO)や現場担当者への支援をおこない、施策が計画どおり進むよう管理します。
必要に応じて外部パートナーとも連携し、実行面での課題を解消。クライアントと並走しながら、売上向上やコスト削減といった具体的な成果につなげていきます。
シンクタンクとコンサルの役割の違い
シンクタンクとコンサルティングファームの最大の違いは、取り組む「課題の対象」と「目的」にあります。シンクタンクは「社会全体の課題解決」を、コンサルは「企業の経営課題解決」を主目的とします。
それぞれの役割や特徴を整理すると以下のとおりです。
| 項目 | シンクタンク | コンサルティングファーム |
|---|---|---|
| 解決対象 | 社会全体の課題(公共政策、経済、環境など) | 個別企業の経営課題(戦略、業務改革、ITなど) |
| 主な顧客 | 官公庁、地方自治体 | 民間企業 |
| 役割 | 調査・研究、政策提言 | 戦略立案、実行支援 |
| スタンス | 中立的・学術的 | クライアントの利益追求 |
シンクタンクの役割は、少子高齢化や環境問題、経済政策といった公共性の高いテーマに取り組むことです。中立的な立場から調査研究をおこない、国や自治体に対して制度設計や政策提言します。社会的な仕組みを変え、より良い社会を実現することがゴールです。
コンサルの役割は、クライアント企業の売上向上やコスト削減、競争力強化を実現することです。企業の利益を最大化するために戦略を立案し、現場での実行支援まで深く関与します。具体的なビジネスの成果を出し、企業の成長を後押しすることが求められます。
シンクタンクとコンサルの業務フェーズごとの違い
シンクタンクとコンサルは、どちらも調査・分析を通じて課題解決に関与する点では共通していますが、担う役割や関与の深さには明確な違いがあります。とくに業務の進め方を「調査→提言→実行支援」というフェーズで整理すると、その差がよりわかりやすくなります。
シンクタンクは、社会や経済全体を俯瞰した調査と提言に強みを持つ一方で、コンサルは企業の経営課題を起点に、戦略立案から現場での実行支援まで踏み込む点が特徴です。
以下では、各フェーズごとに両者の違いを比較し、それぞれの役割を比較します。
調査フェーズにおける違い
調査フェーズでは、企業の経営課題や事業上のボトルネックを特定するための情報収集と分析をおこないます。市場環境や競合動向だけでなく、経営層や現場へのヒアリングを通じて、課題の構造を短期間で整理する点が特徴です。
| - | シンクタンク | コンサル |
|---|---|---|
| 調査対象 | 社会課題・政策・経済全体 | 企業の経営課題・業界動向 |
| 情報源 | 統計データ、公的資料、学術研究 | 市場調査、競合分析、経営層ヒアリング |
| アプローチ | 長期的・客観的にデータを収集 | 短期間で課題を特定・実務的に検証 |
調査の目的は、網羅的な分析ではなく「意思決定に直結する論点」を見極めることにあります。限られた時間の中で優先度をつけ、経営判断に必要な材料をそろえる点が重視されます。
提言フェーズにおける違い
提言フェーズでは、調査結果をもとに企業が取るべき戦略や施策を具体化します。経営戦略や成長シナリオの策定に加え、業務改革や新規事業の方向性を示すことも重要な役割です。
| - | シンクタンク | コンサル |
|---|---|---|
| 提言対象 | 国や自治体、公共政策 | 企業の経営層・事業責任者 |
| 提言内容 | 制度設計、政策改善案、社会課題の解決策 | 経営戦略、新規事業計画、業務改善プラン |
| ゴール | 社会全体の持続可能性や制度の発展 | 企業の収益向上と競争力強化 |
単なる理想論ではなく、実行可能性や投資対効果を踏まえた提案がおこなわれます。経営層との議論を通じて、意思決定につながる形まで落とし込む点が特徴です。
実行支援フェーズにおける違い
実行支援フェーズでは、提言した施策を現場で実際に動かすところまで関与します。プロジェクト管理や業務プロセスの設計、社員への定着支援などを通じて、成果が出る状態をつくります。
| - | シンクタンク | コンサル提言対象 |
|---|---|---|
| 提言対象 | 国や自治体、公共政策 | 企業の経営層・事業責任者 |
| 提言内容 | 制度設計、政策改善案、社会課題の解決策 | 経営戦略、新規事業計画、業務改善プラン |
| ゴール | 社会全体の持続可能性や制度の発展 | 企業の収益向上と競争力強化 |
シンクタンクの提言は、公共性の高い課題に中立的な視点で答えを示す点が特徴です。
コンサルは経営に直結する実務的な方策を提案し、短期的な成果から中長期の成長までを見据えます。
求められるスキルの違い
シンクタンクとコンサルでは、同じ「知的専門職」であっても、仕事のゴールとかかかかわり方が大きく異なります。その違いは、日々求められるスキルセットにもはっきりと表れます。
シンクタンクは、調査・分析を通じて社会や政策に示唆を与える立場です。一方でコンサルは、企業の経営課題に向き合い、意思決定から実行までを担います。
ここでは、それぞれの役割の違いを踏まえたうえで、求められるスキルを解説します。
シンクタンクに求められるスキル(分析力・統計・文章力など)
シンクタンクに求められる最大の価値は、「信頼できる知見を、社会に提示すること」です。そのため、スピードや実行力よりも、正確性・再現性・論理性が重視されます。
とくに重要となるスキルは、次の3つです。
- データを正しく読み解く分析力
- 調査を支える統計の知識
- 提言に必要な論理的な文章力
まず、分析力はシンクタンク業務の中核を担います。膨大なデータや資料を整理し、因果関係や構造を読み解くことで、課題の本質を明らかにします。数値の背景にある社会的・経済的要因を説明できる点が重要です。
次に、統計の知識は調査の信頼性を支える基盤です。回帰分析や相関分析などの手法を適切に用いることで、主観に依らない検証ができるようになります。手法選択の妥当性が、提言全体の説得力を左右します。
さらに、論理的な文章力も欠かせません。調査結果や分析プロセスを整理し、結論までの筋道を明確に示すことで、読み手の理解を促します。専門性の高い内容を、意思決定者が判断に使える形へ落とし込む能力が求められます。
コンサルに求められるスキル(課題解決力・コミュニケーション力など)
コンサルでは、企業が直面する経営課題を短期間で整理し、実行可能な解決策へ導く力が重視されます。分析だけでなく、成果創出までを視野に入れた実務的なスキルが求められます。
- 課題の本質を突き止める課題解決力
- 信頼を築くコミュニケーション力
- 成果を実現するリーダーシップと実行力
課題解決力は、コンサルタントの根幹となる能力です。表面的な問題にとどまらず、構造的な原因を整理し、打ち手を設計します。限られた時間の中で意思決定を支援する点が特徴です。
また、コミュニケーション力も重要な要素です。経営層には論点を端的に伝え、現場には施策を具体的に説明する必要があります。立場や役割に応じた伝達が、プロジェクトの進行をスムーズにするでしょう。
加えて、リーダーシップと実行力が成果を左右します。コンサルタントは計画を示すだけでなく、関係者を巻き込みながら施策を前に進めなければいけません。結果に対する責任を持ち、最後までやり切る姿勢が評価されます。
働き方の違い
シンクタンクとコンサルでは、業務内容だけでなく、働き方そのものに明確な違いがあります。プロジェクトの進め方や時間の使い方に注目すると、その差がよりわかりやすくなるでしょう。
ここでは、それぞれに多い働き方の特徴を解説します。
シンクタンクに多い長期調査型の働き方
シンクタンクの業務は、半年から数年単位で取り組む長期プロジェクトが中心です。国や自治体からの委託を受け、腰を据えて社会的な課題の分析や制度設計をおこないます。
具体的な案件例としては、「2050年に向けたカーボンニュートラル戦略の策定」や「少子高齢化社会における地方創生モデルの実証実験」などです。
膨大なデータを収集し、学術的なアプローチで検証を重ねるため、研究職に近い側面を持っています。成果が出るまでに時間はかかりますが、計画的に業務を進めやすく、ワークライフバランスを調整しやすい環境です。
目先の利益よりも中長期的な社会へのインパクトを重視する人に向いています。
コンサルに多い短期集中型プロジェクトの働き方
コンサルの業務は、3ヶ月から半年程度の短期間で成果を出すプロジェクトワークが主体です。クライアント企業の緊急度の高い経営課題に対し、スピード感を持って解決策を実行します。
具体的には、「3ヶ月での全社コスト削減プロジェクト」や「半年間での基幹システム刷新に伴う業務要件定義」などです。限られた時間内で投資対効果(ROI)を最大化する必要があるため、業務密度は非常に高く、高いプレッシャーがかかります。
プロジェクトの局面によってはハードワークになることもありますが、短期間で多くの経験を積み、素早く成長できる環境です。変化の激しい環境で自身の市場価値を高めたい人に適しています。
シンクタンクとコンサルの年収
シンクタンクとコンサルは、年収水準や昇給のスピード感に明確な違いがあります。シンクタンクは安定した待遇で専門性を深められる一方、コンサルは成果次第で若くして高報酬を得られるのが特徴です。
【シンクタンク(主要3社平均)の役職ごと年収目安】
| 役職 | 年収目安 | 年代目安 |
|---|---|---|
| コンサルタント(準研究員) | 約400万〜750万円 | 20代前半 |
| シニアコンサルタント(研究員) | 約800万〜1,100万円 | 20代後半〜30代 |
| シニアマネージャー/マネージャー(副主任研究員) | 約1,200万〜1,400万円 | 30代中盤 |
| プリンシパル/ディレクター(主任研究員) | 約1,500万〜2,200万円 | 40代〜 |
【コンサル(外資4社データ参考)の年収目安】
| 役職 | 年収目安 | 年代目安 |
|---|---|---|
| アナリスト | 約600万~900万円 | 20代前半 |
| コンサルタント | 約950万~1,750万円 | 20代後半〜30代前半 |
| マネージャー | 約1,300万~2,000万円 | 30代〜40代前半 |
| パートナー | 約3,000万円〜 | 40代〜50代 |
シンクタンクの年収相場
シンクタンクの年収は安定性が高く、国内の主要企業ではおおよそ約800万〜1,000万円が目安です。
| 企業 | 平均年収 |
|---|---|
| 大和総研 | 約722万円 |
| 三菱総合研究所 | 約896万円 |
| 野村総合研究所 | 約1,016万円 |
| 3社平均 | 約878万円 |
キャリアモデルとしては、以下のように段階的に昇進するのが一般的です。
- コンサルタント(準研究員)
- シニアコンサルタント(研究員)
- マネージャー(副主任研究員)
- プリンシパル/ディレクター(主任研究員)
役職が上がるにつれて報酬水準も安定的に伸び、専門性を深めながらキャリアを積み重ねていきます。
また、シンクタンクで経験を積んだ後は、政策分野の専門家として活躍したり、大学や国際機関へ転じたりする道もあります。安定的な給与に加え、社会的な意義や専門性の深化を重視する人に適したキャリアといえるでしょう。
コンサルの年収相場
コンサルの年収は、シンクタンクよりも高水準で推移する傾向があります。4社の平均は約1,274万円で、シンクタンクと比べて高い水準です。
| 企業 | 平均年収 |
|---|---|
| デロイト | 約963万円 |
| PwC | 約1,002万円 |
| マッキンゼー | 約1,504万円 |
| BCG | 約1,628万円 |
| 4社平均 | 約1,274万円 |
キャリアモデルは、以下のように段階的に昇進していくのが一般的です。
- アナリスト
- コンサルタント
- マネージャー
- パートナー
成果次第で昇進のスピードが速く、若手のうちから高収入を得られる可能性もあります。努力や実績が直接待遇に反映されやすい点が、コンサルの大きな魅力です。
【MyVision編集部の見解】 一般公開されている情報では「どちらも高年収」と一括りにされがちですが、MyVision編集部が重視する本当に見るべきポイントは、「将来の年収の予測可能性(確実性)」です。
シンクタンクは年功序列の側面が強く、勤続年数に応じて「いつ・いくら貰えるか」が計算できるため、住宅ローンなどのライフプランが立てやすいのが特徴です。
一方でコンサルティングファームは、成果次第で年収が跳ね上がる反面、昇進できなければ給与が停滞する(あるいは居場所を失う)リスクも抱えています。そのため、単なる金額の数字だけでなく、自身の人生設計において「安定した給与」と「不安定でも高額な成果報酬型の給与」のどちらが自分の性格やライフスタイルにあっているか考慮したうえで判断するべきです。
シンクタンクとコンサルのキャリアの違い
シンクタンクとコンサルティングファームでは、組織内で昇進した先にあるキャリアの広がり方が異なります。シンクタンク出身者は、特定分野のスペシャリストとして「アカデミック・公共分野」へ進むことが多いです。
シンクタンクでは、研究員からキャリアをスタートし、特定テーマの第一人者として地位を確立します。退職後は大学教授や国際機関の職員に転身し、引き続き研究や政策立案に携わる人が多いのが特徴です。公共性の高い分野で、専門性を極めたい人に適したキャリアといえます。
一方コンサルは、パートナーまで昇進してファームの経営を担うか、事業会社へ転職する「ポストコンサル」の道が一般的です。経営企画や新規事業責任者としてオファーを受けるほか、自ら起業してビジネスを立ち上げる人もいます。実務経験を武器に、ビジネスの領域を広げていきたい人に適しているでしょう。
シンクタンクに向いている人
シンクタンクは、長期的な調査分析を通じて社会課題の解決を目指す組織です。研究志向が強く、アカデミックなアプローチで地道に取り組める人材に適性があります。具体的に向いている人の特徴は以下のとおりです。
- データや統計の扱いに慣れており、論理的な分析が得意
- 特定の専門領域を深め、その分野の第一人者になりたい
- 社会的な意義や国益への貢献に強いやりがいを感じる
- 半年以上の長期プロジェクトでも粘り強く成果を積み上げられる
上記に当てはまる人は、シンクタンクで専門性を磨きながら安定したキャリアを築けます。特定領域の知見を深めることで、将来的に政策提言や国際機関との連携といった影響力の大きい仕事に携わることが可能です。
短期的な利益追求よりも、持続的な社会貢献や研究成果を重視する人にとって最適な環境でしょう。
コンサルに向いている人
コンサルティングファームは、企業の経営課題を短期間で解決へ導く実力主義の職場です。スピード感のある環境で、目に見える成果を出すことに喜びを感じる人に適しています。具体的に向いている人の特徴は以下のとおりです。
- 複雑な課題を論理的に整理し、解決策を考えるのが好き
- 高いコミュニケーション能力でクライアントやチームを巻き込める
- 成果に対するプレッシャーを成長の糧として前向きに捉えられる
- 未知の業界や新しい知識を貪欲に吸収し続けられる
- 20代〜30代のうちに人よりも成長したい
上記に当てはまる人は、コンサルで実績を作りながらキャリアを急速に伸ばせるでしょう。若手のうちから経営層と直接対峙する機会が多く、実務を通じて課題解決力やリーダーシップが磨かれます。
成果を出せば昇進スピードも早く、実力次第で高収入と高い市場価値の両方を短期間で手に入れられる環境です。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部では、「じっくり考えるのが好き」という理由だけでコンサルタントを目指すことを推奨しません。
なぜなら、コンサルティングの現場で求められるのは「思考の深さ」以上に、「思考のスピード」と「相手を動かす実行力」だからです。
実際に、研究肌で分析能力が高い人でも、「結論を出すまでに時間がかかりすぎる」「完璧を求めすぎてアクションが遅れる」といった理由で、スピード感のあるコンサルの現場に馴染めず苦労するケースがあります。「考えること」自体を目的にせず、「動きながら正解を作る」姿勢を持てるかどうかが適性を見極める鍵となります。
シンクタンクの国内主要企業
日本には複数のシンクタンクがありますが、そのなかでも規模や影響力が大きいのが、野村総合研究所、三菱総合研究所、大和総研です。
いずれも社会や産業の課題を調査・分析し、政策立案や企業戦略に活かす役割を担っています。
以下では、それぞれの特徴や強みを具体的に解説します。
野村総研
野村総合研究所(NRI)は、日本を代表するシンクタンクであり、経営コンサルティングとシステム開発を両輪とする点が特徴です。社会課題から企業課題まで幅広い領域で調査・分析をおこないます。
得意領域は、金融・流通・製造業を中心とした産業構造の分析や、IT戦略立案、デジタル分野の実行支援です。
とくにシステム開発やDX支援まで一貫して提供できる点が、ほかのシンクタンクにはない強みといえます。
また、平均年収は約1,016万円と高水準で、研究員としてのキャリア形成だけでなく、事業会社や行政との共同研究を通じて幅広い経験を積めるでしょう。
NRIは、社会的な調査研究に加えて企業変革を実行支援できる存在として、シンクタンクとコンサルティングのハイブリッド型機能を果たしています。
三菱総研
三菱総合研究所(MRI)は、政策立案や社会課題の解決に強みを持つシンクタンクです。官公庁や自治体との連携が多く、公共政策の調査・提言を中心に実績を積み上げています。
得意領域は、環境・エネルギー政策、医療・福祉分野、そしてデジタル社会に向けた制度設計です。
社会的インパクトの大きいテーマを扱うため、公益性の高い研究に携われるのが特徴です。
平均年収は約896万円と高水準で、長期的な調査研究を通じて専門性を深められる環境があります。
大学や国際機関へのキャリア展開に進む人材も多いです。
MRIは、社会的課題を解決するために学術的な分析と政策実務を結びつけるハブとして、公共性の高い役割を果たしています。
▼三菱総研について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
大和総研
大和総研は、大和証券グループを母体とするシンクタンクであり、金融・資本市場分野に特化した調査力が強みです。証券会社グループとしてのネットワークを活かし、金融業界の動向分析や政策提言をおこないます。
得意領域は、金融市場のリサーチ、マクロ経済分析、資本政策に関する提言です。
証券市場に関する深い知見を持ち、金融当局や業界全体に影響を与える研究を数多く発表しています。
平均年収は約722万円と、NRIやMRIに比べると控えめですが、金融市場に特化した専門性を高められる点が特徴です。
金融機関や規制当局にキャリアを広げる人材も多く見られます。
大和総研は、証券ビジネスと学術的な調査研究を結びつけ、金融・資本市場の発展に貢献する役割を担っています。
▼大和総研について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
国内外の主要コンサルファーム
コンサル業界では、世界的に影響力を持つ大手ファームが数多く存在します。
なかでもマッキンゼー、BCG、デロイト、PwCは、日本市場でも高い存在感を誇ります。
これらの企業は、戦略立案から業務改革、デジタル活用まで幅広い領域をカバーし、グローバル規模の知見と国内市場への適応力を兼ね備えている点が特徴です。
以下では、それぞれのファームの得意領域や特徴を取り上げ、具体的に紹介していきます。
マッキンゼー
マッキンゼーは、世界最大級の戦略コンサルティングファームであり、経営戦略分野における多くの実績を持っています。グローバルネットワークを駆使し、日本企業の国際競争力強化にも大きく貢献しています。
得意領域は、全社戦略や新規事業開発、M&A戦略など経営の中枢にかかわるテーマです。
徹底したデータ分析と仮説検証を基盤とし、経営層の意思決定を支援する点に強みがあります。
平均年収は約1,504万円とされ、若手から高収入を得られる環境です。
昇進スピードも速く、アナリストからパートナーまで成果次第でキャリアを積み上げられます。
マッキンゼーは、戦略立案に特化した専門性と世界的なブランド力を兼ね備えたファームとして、多くのプロフェッショナルを惹きつけています。
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BCG
ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)は、マッキンゼーと並ぶ世界的な戦略コンサルファームで、革新的なアプローチと人材育成力に定評があります。とくに日本市場では、新規事業や成長戦略の支援で存在感を示しています。
得意領域は、全社戦略に加えてマーケティングやデジタル変革といった領域です。
グローバル案件も多く、幅広い業界で先端的な知見を活かした提案をおこないます。
平均年収は1,628万円とされ、成果次第で昇進がスピーディに進む環境です。
成長意欲の高い若手にとっては、早期にリーダーシップを発揮できる機会があります。
BCGは、戦略立案にとどまらず実行支援にも力を入れ、クライアントの変革をリードする存在として高い評価を得ています。
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デロイト
デロイトは、世界最大規模のプロフェッショナルファームであり、総合力を強みに幅広いコンサルティングサービスを提供しています。戦略から実行支援まで一貫して対応できる点が特徴です。
得意領域は、デジタル変革、リスクマネジメント、サステナビリティ、組織・人事改革など多岐にわたります。
とくに国内では大企業のDX推進やグローバル展開支援で高い評価を得ているのが特徴です。
平均年収は963万円とされ、役職が上がるごとに報酬も大きく伸びます。
成果主義の評価制度を採用しており、早期に昇進できるチャンスも豊富です。
デロイトは、幅広い専門性を持つ総合ファームとして、クライアントの多様な課題解決をリードする存在です。
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複雑化が進む社会において、同一業界内・単一企業でインパクトのある変革を実現することは困難になっており、業界横断でのイニシアチブを立ち上げることが必要になっています。 Operations_Industry & Domain SolutionsユニットのSmart X Lab.(以下 OI&DS-Smart X)では、業界横断で社会にインパクトを与える経営アジェンダを中心にクライアント企業に対するコンサルティングサービスを提供しています。 代表的なアジェンダ ①Smart Agriculture & Food領域 食農領域におけるサステナビリティや、デジタルテクノロジーを活用したバリューチェーンを横断したデータ連携、健康向上やWellBeingの実現をするための栄養の提供など、新しい食と農業をテーマとした事業支援を行っています。 民間・公共団体に対する事業戦略立案、社会実装、ルール形成、デジタルソリューションの提供等、一気通貫でのサービス提供に挑戦しています。 ②Carbon Neutral / Circular Economy領域 気候変動対応や資源枯渇問題と言ったサステナビリティ課題への対応と、サステナビリティ対応を新しいビジネス機会と捉えて経済成長を目指す、その両立が企業経営に求められています。 そのようなビジネス環境下において企業単独では克服できない課題を的確に捉え、産官学連携の促進を通じた課題解決を図る、“共創型”のアプローチによるコンサルティングサービスを提供し、世の中への価値提供を目指しています。 業務内容 ①Smart Agriculture & Food領域 (1)食農サステナビリティ ・農畜産業の脱炭素化ルール形成、事業戦略、社会実装 (2)スマートフードチェーン ・フードチェーン横断のデジタルプラットフォーム構想、実装支援 (3)輸出促進支援 ・日本の食関連技術・農生産物の海外展開支援 (3)栄養戦略 ・健康改善・WellBeing向上に向けた商品・顧客接点改善支援 ②Carbon Neutral / Circular Economy領域 (1)CN/CE Strategy ・サステナビリティ課題に対する「攻め」と「守り」の構想・戦略策定 ・国際ルールや標準化、規制等に関するルールメイキング活動 ・サステナビリティ対応型のビジネスモデル構築やエコシステム形成(産業横断の座組による国主導の実証事業の実績多数) ・ビジネス立ち上げに向けた実行・モニタリング 等 (2)CN/CE Transformation ・CN/CEに関連する実証の計画・実行支援(国や民間が主導する実証事業の種まきから実証、効果測定までの一連の活動) ・民間企業や自治体に根付いた、定常的なサステナビリティ対応型のオペレーションモデルの構築と運用 等
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業務内容
①Smart City/Smart Mobility領域 (1)スマートシティ ・スマートシティアプリケーションの統合的導入を通じた”まち”のアップデート -モビリティ・デベロッパー・ゼネコン・ヘルスケア・金融等多様なステークホルダーとの協業 -民間企業向けスマートシティ戦略立案 -協議会運営を通じた官民連携支援 ・多様なステークホルダーでの活用を見据えたスマートシティに関わるデジタルアセット企画開発推進 ・複数事業者との自動運転やデータ流通等、デジタルPF構築を通じたアライアンス&エコシステムのインキュベーション (2)スマートモビリティ ・新モビリティの社会実装推進 -EV・自動運転車・UGV・マイクロモビリティ・空飛ぶクルマ・ドローン等の都市への導入推進 (ヒトの移動だけでなく、モノの移動も総合した将来モビリティ像の実現に向けた導入推進) -新モビリティ産業バリューチェーン構築に向けた各企業での組織立上・オペレーション/IT実装 (例:ソフトウェア化していくモビリティに於いて、継続的な企業や製品価値を発揮し続けるための、組織や技術等の戦略立案など) -新モビリティ社会実装に向けた協議会運営・政策提言・デジタルアセット企画開発推進 など (例:自動運転等の先進技術の国際競争に向けた国内協調のしかけづくりや、国際標準化のリーディング、・デジタルPF構築を通じたアライアンス&エコシステムのインキュベーションなど) ・モビリティ関連インフラの活用推進 -移動データx生活データ活用による都市オペレーションの効率化企画・実行推進 -販売店・整備工場・駅などモビリティを支える拠点の有効活用・企業の経営改革 など ②Smart Finance領域 (1)組込型金融(Embedded Finance) ・ユースケース構築等ビジネス構想の検討 ・態勢整備を含めた法規制への対応 ・ITの活用、M&Aなど事業構築 など (2)Web3/ブロックチェーン ・暗号資産、分散型金融(DeFi)、NFTなど国内/海外事例・動向調査 ・事業参入アプローチ、技術支援/選定、法規制・税制への対応 ・既存金融への影響査と取り得るオプション施策 など (3)サステナブルトレーサビリティ・ファイナンス ・SDGs、カーボンニュートラル等サプライチェーン全体の可視化 ・デジタル証券(STO)等と連動、グリーンファイナンスなどのトレーサビリティ強化 ・上記に係る、構想からブロックチェーン実装まで一気通貫したソリューションの提供 など ③Blue Economy領域 (1)海洋フィールドを活かした産業構想・まちづくり構想推進 ・海洋フィールドの新たな活用構想を通じた“地域産業”のアップデート、“まち”の魅力のアップデート ・自治体、民間企業、関係学術・研究機関等を交えた地域構想の策定 ・民間企業による地域参入を通じた海洋フィールド✕地域事業化検討支援 ・上記に係るデジタルを交えた実証形成・実証推進支援、同実装・実行支援 (2)海洋をフィールドとした特定産業領域における“事業”アップデート ・海洋をフィールドとした特定産業領域における気候変動等の環境変化対応やサステナビリティ要素の具備を交えた事業変革構想の策定、同ビジネスモデル検討支援 ・上記に係るデジタルを交えた実証形成・実証推進支援、同実装・実行支援 (3)その他、海洋をフィールドとする多様な事業領域・テーマを対象とした調査・分析・検討 ④Smart Value Chain領域 (1)AIを基軸とした全社バリューチェーン変革構想 ・AIの全社活用による全社効率化プログラム構想策定・組織構築 ・AI Factory as a Service提供 等 (2)品質バリューチェーン改革 ・AI等のテクノロジーも活用した開発~生産~販売~保守・メンテナンスまでEnd to Endでの品質向上プロセス刷新 (3)モデルベースシステムズエンジニアリング ・モデルベースシステムズエンジニアリングの考えに基づく製品開発方法刷新支援 ⑤政策渉外(政策・ルール形成)領域 ・政策渉外・ロビイング起点における中長期戦略・計画の策定 ・政策渉外・ロビイング起点における組織構造・仕組み等の具体化 ・企業優位性等を高める政策・ルールに関する制度案の具体化 ・新たな委託事業・補助事業等の創出・獲得に向けた支援 ・政策・ルール形成に向けたコミュニケーションプランの具体化(キープレイヤー特定、政策実現に向けた動き方の設計、キープレイヤーを納得させるための調査・資料等の作成) ・対パブリックビジネス拡大に向けた戦略検討 ⑥Smart Travel領域 ・観光産業における中長期戦略の策定 ・観光産業に対する新規事業参入戦略・ビジネスモデルの策定 ・観光政策の推進に資する事務局・伴走支援
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【HRT】HR Transformation(HR部門効率化 / 高度化・HRシステム構想等の人事機能変革領域)
想定年収
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勤務地
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業務内容
【ユニット・仕事の紹介】 HR Transformation(HRT)とHuman Performance Empowerment (HPE)の両ユニットは、クラウドシステム等の採用や人事機能・組織・業務の改革による人財情報活用の高度化・変化対応力の向上、RPA(Robotic Process Automation)やAIといった新たなテクノロジーの活用による業務の効率化・合理化の推進、デジタルツールを活用した多様な働き方の実現やイノベーティブな組織構築・人財育成等、組織と個人の両側面から人事部門のみならず、事業部門の抱える課題にアプローチしていくことで、次世代に対応できる組織作りと人材育成を支援します。 例えば、以下のようなプロジェクトテーマが挙げられます。 ※ご担当いただく領域に関してはご経験やご志向に併せて適切なプロジェクトのアサインが行われます。 ●グローバル/国内の人事部門改革、人事組織設計に関する戦略・施策立案・導入支援 ●人事BPR、シェアードサービス化、アウトソーシング支援 ●人事システム化構想および導入支援(WorkdayやSAP SuccessFactors等) ●デジタルトランスフォーメーションを推進するためのデジタル人材確保・育成プラン設計支援 ●デジタルツールを活用したワークスタイル変革・アジャイルトランスフォーメーション HRT / HPEが所属しているHuman Capital Divisionは、日本で400名、グローバルで10,000名超を誇る業界最大規模の組織・人事コンサルティング部隊であり、人事戦略・グローバル人事・人事制度・組織変革・人事業務/IT変革等の専門分野で多数のエキスパートと豊富な知見を有しています。 ※HRT / HPEにおける3つのサービスは下記のとおりです。 ①HR Technology ・HRシステム化構想 ・タレントマネジメントシステムの導入(Workday、SuccessFactors等) ・グローバルチェンジマネジメント ②HRSD(HRサービスデリバリー) ・人事機能・組織設計 ・人事業務改革 ・人事テクノロジー活用(RPA、AI) ③Digital HR ・デジタルトランスフォーメーション ・ワークスタイル変革(スマートワーク、健康経営) ・WellMe導入
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【G&I】Growth & Innovation(金融×Digital/Technology領域)
想定年収
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勤務地
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業務内容
G&I:Growth & Innovationチーム(金融業界向けコンサルティングサービスおよびオファリング開発) Growth & Innovation(以下G&I)は、金融業界・日本経済の成長(Growth)のために、業界変革/パラダイムシフトを生む改革(Innovation)により、専門性を活用し継続的(Sustainable)な効果を実現することをミッションとして、企業の変革に対し全方位的な支援を行います。 Digital & Technology領域 ●新ビジネス創出/SoEプラットフォーム構築支援(マイクロサービス/API等) ●基幹系システム更改・クラウド化支援(勘定系、市場系、契約管理等) ●SaaSソリューション、ノーコード/ローコードプラットフォーム導入支援 ●アジャイル変革/Digital Factory立上げ支援 ●アナリティクス活用戦略立案/組織組成 ●AIガバナンス、データマネジメント、データ分析基盤構築支援 ●DX人材育成支援(アナリティクス人材、アジャイル人材、アーキテクトやエンジニアなど) Finance & Performance領域 ●会計システムのクラウド化支援 ●業務のデジタル化支援(デジタル決算、リモート決算、電帳法対応、ペーパーレス等) ●規制対応支援(IFRS、バーゼル、ESR(新ソルベンシー)等) ●経営管理高度化支援/EPMツール導入支援(Oracle EPM/Anaplan/Tagetik等) ●ファイナンス組織のグローバルガバナンス ●サステナブルファイナンス(ESG投資、気候変動開示)支援 上記に関わるコンサルティングサービスに従事していただきます。 また、プロジェクト推進に限らず、新たなオファリング開発などにも積極的に関与いただきます。
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【HC】Human Capital Div. (人事組織コンサルティング)
想定年収
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勤務地
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業務内容
組織・人材マネジメントに関するコンサルティングサービス 具体的なアジェンダ例 ●「人事中計」策定 ●組織再編デザイン/M&A ●グローバル人事・組織管理 ●組織・人材力強化 ●HR Transformation (人事機能変革・IT変革) ●チェンジマネジメント 上記に関わるコンサルティングサービスに従事していただきます。
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PwC
PwCコンサルティングは、世界4大会計事務所の一角であり、監査・税務の知見を活かしたコンサルティングを展開しているのが強みです。グローバルネットワークを背景に、多様な業界に対してサービスを提供しています。
得意領域は、リスク管理、財務アドバイザリー、サステナビリティ、テクノロジー活用などです。
とくに会計・税務の専門性と組み合わせた経営課題の解決に強みを持ちます。
平均年収は1,002万円とされ、成果に応じて昇進スピードも加速します。
グローバル案件が多く、海外拠点との協働を通じて国際的なキャリアを築きやすい環境です。
PwCは、会計・監査で培った知見とコンサルティングの実行力を融合し、企業変革を多角的に支援するファームとして位置づけられています。
まとめ
シンクタンクとコンサルティングファームは、仕事内容から年収、将来のキャリアパスに至るまで明確な違いがあります。キャリア選択を後悔しないためには、自身の価値観が「社会課題の解決と専門性の深化」にあるのか、「ビジネスの変革と成長」にあるのかを見極めることが重要です。
シンクタンクは、腰を据えて調査研究に取り組み、安定した環境で政策提言などの公共的な仕事に携わります。対してコンサルは、スピード感を持って企業の経営課題を解決し、実力次第で若くして高収入と経営視点を得られます。
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FAQ
シンクタンクとコンサルの違いについて、よく寄せられる質問をまとめました。
シンクタンクとコンサルの仕事内容はどのように違いますか?
最大の違いは、取り組む課題の「対象」と「目的」にあります。シンクタンクは「社会全体の課題」を対象とし、中立的な立場から政策提言や制度設計をすることが主目的です。対してコンサルは「企業の経営課題」を対象とし、クライアントの利益最大化や競争力強化を追求します。
シンクタンクとコンサルの年収はどのように違いますか?
一般的に、コンサルティングファームのほうが年収水準は高い傾向にあります。本記事で紹介した主要企業の平均年収を比較すると、シンクタンク(3社平均)は約878万円、コンサル(4社平均)は約1,274万円です。
給与カーブの上がり方にも違いがあり、シンクタンクは専門性を深めながら着実に昇給する安定型です。
一方、コンサルは成果主義が徹底されており、若手であっても実績次第で年収が跳ね上がる変動型といえます。安定した高収入を望むならシンクタンク、不安定でも高額な成果報酬型の給与を目指すならコンサルという違いがあります。




