アクセンチュアソングとは?特徴や他部門との違い、向いている人を解説
2026年02月10日更新
アクセンチュアを調べているなかで「アクセンチュアソング」という名前を目にして、気になったという人も多いでしょう。
アクセンチュアソングとは、顧客体験を軸に企業の成長を支援する、マーケティングやクリエイティブ領域に特化した、アクセンチュアの専門部門です。
本記事では、アクセンチュアソングの概要や提供するサービスの特徴、ほか部門との違いを整理しながら、「自分はアクセンチュアとアクセンチュアソングのどちらを志望すべきか」という視点で、比較・検討できるように解説していきます。
また、「MyVision」はアクセンチュアへの豊富な支援実績がありますので、情報収集も兼ねてお気軽に無料相談をご利用ください。
著者

岡﨑 健斗
Okazaki Kento
株式会社MyVision代表取締役
東京大学を卒業後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)に入社。主に金融・通信テクノロジー・消費財業界における戦略立案プロジェクトおよびビジネスDDを担当。採用活動にも従事。 BCG卒業後は、IT企業の執行役員、起業・売却を経て、株式会社MyVisionを設立。
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監修者

大河内 瞳子
Okochi Toko
株式会社MyVision執行役員
名古屋大学卒業後、トヨタ自動車での海外事業部、ファーストリテイリング/EYでのHRBP経験を経てMyVisionに参画。HRBPとして習得した組織設計、採用、評価などの豊富な人事領域経験を生かした支援に強みを持つ。
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アクセンチュアソングとは?
アクセンチュアには複数の専門部門があります。
そのなかでも「アクセンチュアソング」は、企業の成長を支援する「顧客体験」に特化した部門です。
従来のコンサルティングとは異なり、マーケティングやクリエイティブ、テクノロジーを融合させてブランドの価値向上を目指しているのが特徴です。
ここでは、まずアクセンチュアソングがどのような組織なのか、名称変更の背景、そして実際に提供しているサービス内容までを詳しく解説します。
アクセンチュアソングの概要
アクセンチュアソングは、アクセンチュアが展開する主要部門のひとつで、「顧客体験の創出」を軸に企業の成長を支援する専門組織です。
従来の戦略コンサルティングやIT支援とは異なり、マーケティングやブランド戦略、クリエイティブ領域に強みを持ち、顧客に直接届く価値をデザインすることに重点を置いています。
具体的には、以下のようなアプローチでクライアント企業の課題解決に取り組んでいます。
- デザインとイノベーション:顧客目線で使いやすく魅力的なサービスを作る
- 最新のテクノロジー活用:AIやデータでマーケティングを高度化・効率化する
- ブランド価値の最大化:企業と生活者の接点を最適化し長期的な関係を構築する
アクセンチュアソングは、ほかの部門に比べてマーケティング領域に特化しているのが特徴です。
企業が持つ商品・サービスの魅力を最大限に引き出し、顧客に提供する価値の最大化に貢献することをミッションとしています。
2022年4月にアクセンチュアソングに改名
アクセンチュアソングは、もともと「アクセンチュア インタラクティブ(Accenture Interactive)」という名称で活動していましたが、2022年4月に現在の名称へと改められました。
改名には、従来のデジタルマーケティング支援の枠を超え、顧客体験全体を包括的に支援するという意図が込められています。
また「ソング(Song)」という名称には、クライアントとその顧客がともに奏でる調和や感動を生み出すという想いが込められています。
テクノロジーだけでなく、人間らしさや感情にも重きを置く姿勢を象徴した名前です。
この改名により、アクセンチュアソングは顧客体験とビジネス変革を融合させる存在としての立ち位置を明確にしました。
参考:アクセンチュア公式サイト「全社で奏でるマーケティング」より
アクセンチュアソングの提供サービス
アクセンチュアソングが提供するサービスは、単なる広告やプロモーションにとどまらず、企業の成長戦略そのものに深くかかわることが特徴です。
ここでは、アクセンチュアソングが提供するサービスを4つの領域にわけて紹介します。
真に効果のあるマーケティングの仕組みづくり
アクセンチュアソングは、単発的な広告施策ではなく、長期的に成果を生み出す「マーケティングの仕組み」そのものの構築を重視しています。
具体的なアプローチは、以下のとおりです。
- ブランドとクリエイティビティの確立:企業のブランドの軸を定め心に響くストーリーを設計
- クリエイティブコンテンツの制作:多様なチャネルで高品質なコンテンツを制作
- 統合型マーケティングの実現:オンラインとオフラインを連携し最適なアプローチを実施
これらの取り組みにより、マーケティング活動を企業の売上や顧客満足といった実質的な成果につなげられます。
単なるアイデアや表現ではなく、「ビジネス成果につながる仕組み」としてのマーケティングを構築できるのが、アクセンチュアソングの強みです。
参考:アクセンチュア公式サイトより
事業成長のためのデザインとイノベーション
アクセンチュアソングは、顧客が実際に「価値がある」と感じる体験の創出を通じて、企業の事業成長を支援しています。
単に見た目を整えるデザインではなく、提供価値そのものを再定義し、イノベーションを実現するための仕組みづくりにフォーカスしているのが特徴です。
主なアプローチは以下のとおりです。
- 提供価値に重点を置いたサービス・製品設計:顧客の本質的ニーズを見極め価値あるサービスや製品をゼロから設計
- 事業成長を支える体験設計(CX):顧客の接点ごとに価値を持たせ継続的な利用を促す仕組み構築
- 組織構造やプロセスの変革支援:アイデア実現に向けた体制整備や連携強化など組織面の改善支援
アクセンチュアソングではこのように、デザインとイノベーションを手段にとどめず、企業の中核戦略として機能させることを目指しています。
見た目や一時的なトレンドではなく、「本質的な価値提供による成長」を重視した支援が特徴です。
参考:アクセンチュア公式サイトより
事業成長に直結する営業・販売チャネル変革
アクセンチュアソングは、企業の事業成長に直結する営業・販売チャネルの変革にも注力しています。
単に販売手法を変えるのではなく、顧客接点の最適化を通じて、収益性の高いチャネル構築とセールス力の強化を目指しています。
主な取り組みは以下のとおりです。
- D2Cチャネルの構築:顧客と直接つながる販売チャネルを作り利益最大化と顧客理解を実現
- オムニチャネルの最適化:店舗やECなど全接点を統合し、統一感ある顧客体験を提供
- チャネル効率の改善とセールスの拡大:データに基づき非効率なチャネルを見直し販促を最適化
アクセンチュアソングはこれらの支援を駆使して、チャネル全体を通じて「売れる仕組み」を再設計することで、持続的な売上の向上を後押ししています。
マーケティングとセールスの境界を越えた、統合的な支援が大きな強みです。
参考:アクセンチュア公式サイトより
持続的なロイヤルティを生み出すサービス変革
アクセンチュアソングは、カスタマーサービス体験の質を抜本的に見直すことで、顧客との長期的な関係構築(=ロイヤルティの向上)を実現し、企業の収益性向上に貢献しています。
一度きりの取引ではなく、繰り返し選ばれるブランドをつくることが目的です。
提供している主なサービスは以下のとおりです。
- カスタマーサービス戦略の策定と体験のデザイン:顧客ニーズに基づきサービス方針を立て 接点ごとの体験を設計
- 顧客中心のエンゲージメント設計:個別対応を通じて継続的な関係を築く仕組みを構築
- オペレーション体制の再構築:カスタマー部門の体制を見直しスピードと質を両立した対応を実現
これらの取り組みにより、顧客との信頼関係を強化し、ブランドへの愛着や再購入の促進を図ることが可能です。
アクセンチュアソングは、サービスを「売るための手段」から「つながり続けるための資産」へと変える支援をおこなっています。
参考:アクセンチュア公式サイトより
アクセンチュアソングの募集職種(2026年2月時点)
2026年2月時点でアクセンチュアソングが募集している職種は、戦略からクリエイティブ、テクノロジーまで多岐にわたります。
いずれの職種においても、顧客体験の創出や事業成長への貢献が共通するミッションとなっており、職種間での連携も密接におこなわれています。
【アクセンチュアソングの募集職種(2026年2月時点)】
| 職種名 | 主な業務内容 | 特徴・ポイント |
|---|---|---|
| 戦略コンサルタント | 顧客起点の成長戦略や経営変革プランの策定 | 業界横断でテクノロジーと戦略を融合し、持続的な成長とイノベーション創出に貢献する |
| サービスデザイナー | 顧客インサイトを起点に、課題発見からサービス構想・具現化をリード | デジタル・フィジカルを横断する文脈で「まだ見ぬ未来」をデザインする |
| クリエイティブディレクター | プロジェクト全体を通じたクリエイティブの統括・ディレクション | クライアントへの提案から納品までを一貫して管理、プロダクション連携も担う |
| Webシステムエンジニア/Webシステムコンサルタント | デジタルマーケティングやDXにおけるタッチポイント課題の技術的解決 | クリエイティブとテクノロジーを横断し、ユーザー体験の最適化に貢献する |
| インテリジェンスコンサルタント | データ・アナリティクスによるCX/ビジネス変革の支援 | データを軸に戦略立案から運用まで支援し、各専門領域と連携して課題を解決する |
引用:Accenture Song Careers|accenture
いずれのポジションも、アクセンチュアソングの強みである「顧客体験に根ざした事業支援」を体現する役割を持っています。
マーケティング、デザイン、テクノロジーの融合に関心がある方にとって、キャリアの幅を広げる絶好の環境といえるでしょう。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部では、アクセンチュアソングを検討する際、「クリエイティブ領域に携われるか」だけで判断することは推奨していません。なぜなら、同部門はマーケティングやデザインを軸としつつも、実際のプロジェクトでは事業成長への実装責任が強く求められるケースが多いためです。
表面的なクリエイティブ志向だけで選んでしまうと、成果責任やスピード感とのギャップに戸惑う可能性があります。
本当に見るべきポイントは、①上流の構想フェーズにどこまでかかわれるか、②定量的な成果指標と向き合えるか、③他部門(テクノロジー・コンサル)との協働を前向きに捉えられるか、という3点です。これらの優先度を整理したうえで判断することが、入社後の納得感につながります。
アクセンチュアソング以外の部門
アクセンチュアは、「ソング」以外にも多様な専門部門を有しており、それぞれが異なる領域でクライアントの課題解決を担っています。
アクセンチュアソングが主に「顧客体験」や「マーケティング」に特化しているのに対し、ほか部門では戦略立案や業務改革、テクノロジー実装、製造業の支援など、より幅広くビジネスの根幹にかかわるプロジェクトが中心です。
ここでは、アクセンチュアの主要な4つの部門について、それぞれの役割や特徴を解説します。
ソングとの違いを把握することで、自分の志向やキャリアプランにより適した部門を選ぶための判断材料になります。
ストラテジー&コンサルティング本部
ストラテジー&コンサルティング本部は、アクセンチュアのなかでも戦略コンサルティングを主軸とする部門です。
企業の経営層と密接に連携しながら、ビジネス戦略の立案から実行支援までを一貫して提供しています。
この部門の主な特徴は、以下の2点です。
- 業界ごとの深い専門知識を有している:金融、製造、医療、公共など各業界に精通したプロフェッショナルが多数在籍し、業界特有の構造課題にも対応可能
- テクノロジーを活用した変革支援をする:戦略の構築にとどまらず、AIやクラウドなど最新技術を活用して、改革を現場で実現するところまで踏み込む
ストラテジー&コンサルティング本部は「総合系コンサルファーム」としての顔を持ち、アクセンチュアの本質的な強みを体現する中核部門といえます。
構想と実行を両立する力が求められるため、論理的思考力に加えて現場を動かす実行力や折衝力が重要とされます。
インテリジェント・オペレーション本部
インテリジェント・オペレーション本部は、企業の業務プロセス全体を最適化・効率化することを目的とした、マネージドサービスを提供する部門です。
定型業務のアウトソーシングにとどまらず、業務のあり方そのものを見直し、継続的な改善と進化を実現する点が大きな特徴です。
主な支援領域は以下のとおりです。
- 財務・会計
- 調達・購買
- サプライチェーン管理
- 人事・タレントマネジメント
アクセンチュアソングはこれらの業務に対して、AIやデータ分析などの先端テクノロジーを活用し、業務の自動化・高度化を推進しています。
たとえば、ルールベースの処理はRPAで効率化し、非定型業務はデータ活用によって意思決定の精度を高めるといったアプローチが取られています。
アクセンチュアソングでは単なる業務代行ではなく、クライアントのパートナーとして成果責任を持つ運用支援をおこなう点が、ほか部門とは異なる強みです。
業務改革やBPO領域に興味がある方にとっては、やりがいを感じられる部門といえるでしょう。
テクノロジー本部
テクノロジー本部は、最先端のテクノロジーを駆使して企業のデジタル変革(DX)を支援する、アクセンチュアのなかでもとくに技術色の強い部門です。
クライアントのビジネス課題に対し、システムの設計から導入・運用までを一貫して手がけるのが特徴です。
対応領域は多岐にわたり、以下のような専門分野での深い知見が活かされています。
- クラウド(AWS、Azure、Google Cloudなど)
- データ活用・ビッグデータ基盤構築
- AI/機械学習の実装
- サイバーセキュリティ対策
とくに、業務変革をテクノロジーの力で推進したい企業に対し、戦略的な視点と高度な実装力の両面からアプローチできるのが大きな強みです。
ビジネスとITの橋渡し役として、技術を使って課題を解決したい人や、エンジニアリングに軸足を置きながらも事業成長に貢献したい人にとって、魅力的なポジションといえるでしょう。
エンジニアリング&マニュファクチャリング本部
エンジニアリング&マニュファクチャリング本部は、製造業を中心とした企業のエンジニアリングプロセス全体を、デジタルの力で変革する専門部門です。
製品の企画・設計から製造、サプライチェーン、アフターサービスにいたるまで、ものづくりのすべての工程をデジタル化することで、クライアント企業の競争力向上を支援しています。
活用される主な技術は以下のとおりです。
- IoT(モノのインターネット):工場や製品の状態をリアルタイムで可視化
- デジタルツイン:物理空間を仮想空間上で再現しシミュレーションや最適化を実現
- スマートファクトリー:自律的に稼働する次世代工場の設計・構築を支援
アクセンチュアソングはこれらの技術により、開発スピードの短縮や品質の向上、在庫最適化など、多方面での業務改善を可能にしています。
技術と現場の融合によって、日本企業のものづくりを進化させたいと考える人にとって、やりがいの大きいフィールドです。
▼アクセンチュアについて詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
アクセンチュアソングの年収について
アクセンチュアソングの年収は、部門ごとではなく、アクセンチュア全体で共通の「職位制度」に基づいて決定されます。
そのため、アクセンチュアソングに限らず、個人がどの職位に就いているかによって年収レンジが定まります。
以下は、アクセンチュアにおける主な職位の年収目安と経験年次の目安です。
| 職位 | 年次の目安 | 年収体(目安) |
|---|---|---|
| アナリスト | 1~3年目 | 約400万~800万円 |
| コンサルタント | 3~6年目 | 約400万~1,000万円 |
| マネージャー | 6~9年目 | 約700万~1,300万円 |
| シニアマネージャー | 9年目~ | 約1,000万~1,800万円 |
| マネージングディレクター | 実力次第 | 約2,000万円~ |
アクセンチュアでは、成果と実力に応じた評価がされやすく、職位が上がるごとに給与水準も大きく伸びるのが特徴です。
また、アクセンチュア全体としての平均年収は約860万円とされており、国内外のコンサルティングファームのなかでも高水準といえます。
アクセンチュアソングの場合も上記に則って評価・昇進がおこなわれるため、戦略部門と同様に高い年収を実現できる環境が整っています。
成果主義の下でキャリアを積みたい人には、大きな魅力といえるでしょう。
▼アクセンチュアの年収について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
アクセンチュアソングがおすすめな人
アクセンチュアソングは、戦略やシステム構築といった従来のコンサルティング領域とは一線を画し、顧客体験を中心に据えた支援をおこなうことが最大の特徴です。
そのため、アクセンチュアのほか部門やほかのコンサルティングファームとは、異なるスキルや志向性が求められます。
ここでは、どのような考え方や志向を持つ人がアクセンチュアソングに向いているのかを、4つの視点から解説します。
顧客体験をゼロベースで考えたい
アクセンチュアソングは、ほか部門と比べてマーケティングやブランディングに強みを持つ部門です。
業務の多くが「顧客体験(CX)」の設計・改善に直結しており、単に戦略を上流から描くだけではなく、その戦略が顧客にどう届くか、どう感じられるかといった視点で思考を深めていく場面が多いことが特徴です。
たとえば、ある新サービスを立ち上げる際にも「どのような体験がユーザーの心を動かすのか」「初回利用後の継続率をどう高めるか」など、ゼロベースで顧客体験を設計し、事業成長へとつなげていきます。
こうした顧客基点の思考に魅力を感じる人、戦略と現場の接点を自ら設計していきたい人にとっては、アクセンチュアソングは非常におすすめです。
顧客の感情や行動を動かす体験を、一から構築してみたい人には最適といえるでしょう。
マーケティング系のプロジェクトに深くかかわりたい
アクセンチュア全体では、経営戦略や業務改革など幅広い領域のプロジェクトが存在しますが、マーケティングに特化した案件に深く関与できるのは、アクセンチュアソングならではです。
ストラテジー&コンサルティング本部が全社的な経営課題を扱うのに対し、アクセンチュアソングでは広告・販促・ブランド体験など、生活者との接点にフォーカスした支援をおこないます。
そのため、下記のような志向を持つ人にとくにおすすめです。
- 戦略だけでなく「モノが売れる仕組み」に興味がある
- 生活者の心を動かすクリエイティブやチャネル設計に関心がある
- 数字だけでなくブランド体験そのものを高めたい
また、アクセンチュアソングには広告代理店や制作会社から転職してくる人も多く、従来のマーケティング経験を生かしながらコンサルティングスキルを広げていける環境でもあります。
より上流からクライアントのマーケティングにかかわりたいと考える人に、アクセンチュアソングはおすすめです。
イノベーティブな発想をするのが好き
アクセンチュアソングでは、ほか部門とは異なりイノベーティブ(=既存のやり方を一新し価値を創造する力)で、クリエイティブな発想力が重視されます。
たとえば、ストラテジー&コンサルティング本部ではロジカルに戦略を構築する力が中心となる一方で、アクセンチュアソングでは顧客体験価値を最大化するための「ひらめき」や「新しい切り口」が求められる場面が多くあります。
特に、ユーザーの感情や行動を動かす体験づくりにおいては、論理的な正解だけではたどり着けないクリティカルな解決策が必要になることもあるでしょう。
そのため、アクセンチュアソングで活躍するには「ロジカルに思考できること」を前提としながら、常識にとらわれない柔軟なアイデアを発想できるかどうかが重要です。
既存の枠に収まらない提案を形にし、顧客とともに新たな価値を創造していきたい人には、アクセンチュアソングは非常にフィットする環境です。
人々の生活に近いサービスに携わりたい
アクセンチュアソングのプロジェクトは、常に「生活者視点」が中心にあります。
クライアント企業に向けた提案であっても、その先にいるエンドユーザー(=日々の生活を送る人々)にとって、どのような体験価値を提供できるかを考えるのが、基本姿勢です。
実際に、アクセンチュアソングでは以下のような分野にかかわる機会が多くあります。
- 普段使っているECサイトやモバイルアプリの改善
- 飲食・小売・交通・通信など、生活インフラにかかわるサービス設計
- ブランドの認知やファン化を促進するデジタル施策
このように、自分の仕事の成果が「誰かの日常にどう影響を与えたか」が目に見えやすいのも、アクセンチュアソングならではの魅力です。
より生活に密着した領域で、実感を持って価値を届けたいと考える人には最適な環境です。
アクセンチュアソングに転職するには?
アクセンチュアソングの選考は、コンサルファームらしく、非常に高いレベルが求められます。
そのため転職を成功させるには、事前の対策と戦略的な準備が欠かせません。
ここでは、選考突破のために重要なポイントを3つ紹介します。
アクセンチュアソングを本気で目指す人は、ぜひチェックしてください。
ケース面接対策は入念におこなう
アクセンチュアソングの選考には、ほかのコンサルファームと同様に「ケース面接」が実施されます。
これは、与えられた課題に対して論理的に思考し、限られた時間で解決策を導き出す形式の面接で、ロジカルシンキングや問題解決能力を評価するものです。
ケース面接は、入社後の業務で求められる思考力や進め方と直結する課題が出されます。
そのため、企業側にとっても転職希望者が自社に適切な人物かどうかを見極める、重要なポイントで。
ただし、ケース面接は未経験者が対策なしで突破するのは極めて困難です。
市販のケース問題集やフレームワークの学習に加え、可能であればコンサルティングファーム出身者に模擬面接を依頼し、実践形式に慣れることが理想です。
とくにアクセンチュアソングでは、戦略だけでなく顧客体験という定性的なテーマも扱うため、柔軟な思考と構造的な整理力をバランスよく示すことが求められます。
確実に準備をして、自信を持って臨みましょう。
▼アクセンチュアのケース面接について詳しく知りたい人は、以下の記事がおすすめです。
志望動機と転職理由は一貫性を意識する
アクセンチュアソングへの転職を目指す際には、「なぜ転職するのか」と「なぜアクセンチュアソングなのか」の一貫性をしっかりと持たせることが重要です。
転職理由が漠然としていたり、志望動機と噛み合っていなかったりすると、志望度や将来のビジョンに対する説得力が弱くなってしまいます。
とくに面接では、以下の点が深掘りされる可能性があります。
- なぜアクセンチュアという大手コンサルティングファームを選ぶのか
- なぜそのなかでもアクセンチュアソングを志望するのか
- 自分の経験・志向とどうつながっているのか
上記に答えるためには、自己分析を丁寧におこない、「これまでのキャリア」と「今後やりたいこと」が地続きになっているかを明確にすることが大切です。
また、自分では気づきにくいズレや弱点を見つけるためにも、信頼できる第三者に内容を見てもらい、納得感のあるストーリーになっているかをチェックしてもらうと良いでしょう。
志望動機と転職理由が結びついていれば、選考通過率は確実に上がります。
転職エージェントを活用する
アクセンチュアソングをはじめとするコンサルティングファームへの転職は、選考難易度が高いことで知られています。
なかでもここまで解説してきたように、ケース面接や、論理性を重視した質問への対応は、ほか業界の転職とは大きく異なる点です。
とくに未経験からチャレンジする場合、コンサル業界特有のロジカルな思考や回答に対する姿勢に、驚くこともあるでしょう。
自己流で対策するには限界があり、準備不足のまま選考に臨むと、通過できないケースもあります。
そこでおすすめなのが、コンサル業界に特化した転職エージェントの活用です。
転職エージェントでは以下のようなサポートを受けられるため、選考を有利に進めやすくなります。
- 志望動機や転職理由の深掘りとブラッシュアップ
- ケース面接対策や模擬面接の実施
- 書類添削や職務経歴書の最適化
- 選考スケジュールの調整・年収交渉の代行
選考対策から内定後のフォローまで一気通貫でサポートしてもらえるため、転職活動に集中できるのも大きなメリットです。
本気でアクセンチュアソングを目指すなら、エージェントの力を借りて万全の体制で臨むのが成功への近道です。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部の支援実績をもとに、アクセンチュアソングに転職した場合のキャリアパターンを整理すると、いくつかの傾向が見られます。
たとえば、マーケティングやUX領域の経験者がアソシエイト〜コンサルタント層で入社した場合、①顧客体験設計やブランド変革案件で専門性を深めるパターン、②プロジェクト推進力を評価されマネジメント寄りに進むパターン、③他部門と連携し事業変革全体を担う役割に広がるパターンが想定されます。
一方で、個人の志向と案件内容が噛み合わないと、思考と実務の乖離を感じやすい点も特徴です。入社後を見据え、自身がどの方向に強みを伸ばしたいかを言語化しておくことが重要といえます。
アクセンチュアソングに転職するならMyVision
アクセンチュアソングを本気で目指すなら、コンサル転職に特化したエージェント「MyVision」の活用が非常におすすめです。
その理由は、支援体制の「質」と「実践力」にあります。
まず、MyVisionは元コンサルタントやコンサル転職の支援実績が豊富なエージェント陣で構成されており、コンサルティング業界の選考対策を知り尽くしています。
戦略コンサルやITコンサルとの違い、アクセンチュアソングならではの面接傾向も踏まえたアドバイスを受けられるため、選考を有利に進められるでしょう。
さらに、元コンサルタントによる模擬面接では、実際の面接を想定したハイレベルなケース練習が可能です。
単なるロールプレイにとどまらず、フィードバックを通じて回答の深さや構造の組み立て方まで徹底的にブラッシュアップできます。
選考対策に不安がある人や、初めてのコンサル転職に挑戦する人こそ、実践的な支援を受けられるMyVisionを活用することで、転職成功の可能性を大きく高められます。
アクセンチュアソングに関するFAQ
アクセンチュアソングへの転職を検討する際に、よくある疑問を補足します。
Q1.アクセンチュアソングへの転職難易度は高いですか?
アクセンチュアソングは人気部門のひとつであり、一定の選考難易度があるとされています。とくにケース面接や、これまでの経験を顧客体験・マーケティング文脈で説明できるかが重視される傾向です。
ただし、必ずしもマーケティング専業の経験者に限らず、職種やバックグラウンドに応じた評価がおこなわれます。
Q2.アクセンチュアソングに向いている人・向いていない人の違いは?
顧客視点でサービスや体験を考えることにやりがいを感じる人や、クリエイティブとビジネスの両面に関心がある人は相性が良いといえます。一方で、数値分析や業務改善など、よりバックオフィス寄りの業務を志向する場合はギャップを感じる可能性もあります。
入社後の役割やプロジェクト内容は配属によって異なるため、事前に理解を深めておくことが重要です。
アクセンチュアの求人情報
「MyVision」でも、アクセンチュア株式会社の求人が豊富に揃っています。まずは情報収集の入口として、求人情報をいくつかチェックしてみてください。
アクセンチュア株式会社の求人情報
人材・組織コンサルタント - ビジネス コンサルティング本部 (T&O)
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業務内容
日本企業の様々な課題を解決する一つの鍵は“人”にあります。 労働力確保、世代交代、次世代幹部育成、グローバル人材確保、社員満足度の向上、人事コスト削減…など、企業の組織・人事に関わる課題は非常に多岐に渡り、ひとつひとつが複雑で難しいものになっています。 そのような潮流の中で、組織/人事改革コンサルタントは、経営視点からクライアントの立ち位置や課題に応じた組織/人事改革コンサルティングを行っています。 Accenture Consultingのコンサルタントは、お客様の変革実現に向けて足りないピースが何かを見極め、組織/事業戦略の策定だけでなく、お客様と並走し、変革プランの実行支援までを幅広く担います。 当ポジションで働くことにより、コンサルティングの方法論や組織/人事領域の専門知識だけでなく、変革を成し遂げる情熱と能力が身に着きます。 また、グローバルネットワークを生かした先進的なノウハウや、Digital・Technology・Operations等の横組織との密な連携を活かし、真のビジネスパートナーとしての最適なソリューションを提供しています。 加えて、当社は、戦略の策定からアウトソーシングまで、文字通り”end-to-end”で顧客に対して目に見える成果を提供できる唯一のファームであると自負しています。 ●PJT事例 ・グローバルHRトランスフォーメーション (グローバルタレントマネジメントの構想立案~プラットフォームの構築・導入支援) ・ワークスタイル変革、カルチャー変革、従業員エンゲージメント向上 ・要員計画/アサイン計画のグローバル展開 ・社内人材の再活性化戦略、人材育成戦略立案・実行支援 ・若手社員育成プログラムの企画、実行支援
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データ・AI戦略コンサルタント – テクノロジー コンサルティング本部 (CDAI)
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企業がデータとAIの可能性を語るのは簡単ですが、本当の価値を引き出せている組織はわずかです。 私たちは、データ・AI戦略の策定からプラットフォーム実装まで一貫して支援し、クライアント企業のビジネス変革を加速させています。 コンサルティングファームやシステムインテグレータなどでデータ・AI領域に携わってきたあなたの専門知識と戦略思考を、より大きな実践的インパクトへと変換する場所がここにあります。 データ・AI活用のコンセプトを語るだけでなく、その価値を実際のビジネス成果として実現したい。あなたの豊富な知見や経験を元に、実現力と技術理解を備えた次世代のデータ・AI変革リーダーへと進化する—そんな挑戦をともにしていきましょう。 ●業務内容 ・経営課題に直結するデータ・AIプラットフォーム戦略の設計と実現ロードマップの策定 ・データガバナンスとAI倫理の枠組みを含む、持続可能なデータ活用基盤の構築 ・レガシーデータ資産からクラウドネイティブデータプラットフォームへの移行戦略立案 ・生成AIをはじめとする先端技術の適用領域特定と価値実現アプローチの設計 ・データドリブン組織への変革を促進する組織・人材・プロセスの再設計 ●プロジェクト事例 ・データメッシュの構築: 部門ごとに分断されたデータサイロを連携し、横断的データ活用を拡大したエコシステムを構築 ・リアルタイム意思決定基盤: 製造現場のセンサーデータから経営ダッシュボードまでを統合し、意思決定サイクルを変革 ・生成AI活用プラットフォーム: エンタープライズに適した生成AIガバナンスとインフラを設計し、業務効率を向上
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インダストリーコンサルタント(カスタマーフロント)【金融サービス領域】 - ソング本部
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業務内容
担当業界にフォーカスした中で、企業の経営者層のカウンターパートとして下記をカバー <フロントステージ変革> 新規ビジネス戦略、ブランド戦略、マーケティング戦略、営業戦略、チャネル改革、顧客体験改革 ・企業のパーパス・ミッションの再定義、それに基づくターゲットカスタマーと企業の価値・ブランドの明確化・市場規模概算 ・ターゲットとなる生活者体験設計・マルチチャネルでのコミュニケーションプランの策定、新たな体験・共感を生み出す既存事業に閉じないサービス・商品の企画・構想立案 <バックステージ変革> プロセス・データ・テクノロジー・組織・従業員を含めたオペレーティングモデル改革 ・フロントステージで定義した体験を下支えするプロセス改革、人的資源・組織変革、データ活用・データ基盤戦略、カスタマーフロントのテクノロジー変革、経営資源配賦含めたガバナンス改革 ・変革実行のカギとなる従業員を始めとする多様なステークホルダーのチェンジマネジメント推進・体験変革 ●プロジェクト事例 <保険業界> 従来の保険の提供価値を超えて、保険加入者との日々の関係性を深めていくことのできる新規事業モデルの構想立案から安定事業運営に至るまでの全体変革推進、ブランド・マーケティング戦略立案・実行、プロセス変革、組織・人財変革、データ利活用戦略・利用高度化、顧客向けアプリを含めたカスタマーフロントの必要システムの立案・開発 <銀行業界> インターネットバンキング、アプリバンクへのシフトに伴うリテール営業モデルの全体見直し、アプリバンク構想から実際の導入・高度化含めた変革推進、デジタルマーケティング戦略の立案・運用高度化
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データコンサルタント - テクノロジー コンサルティング本部 (Data&AI)
想定年収
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勤務地
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業務内容
あらゆるデータ活用の課題を解決し、先進的かつ持続的なデータ活用を実現するコンサルタント集団です。 お客様企業のビジネス要件(現行課題/将来の展望)とデータサイクル(データ生成~蓄積/加工~活用)を分析し、データ基盤のソリューションブループリント・構築ロードマップを描き、システム構築およびその後の運用まで支援します。 また、データマネージメント体制・業務プロセスの変革も併せて実現します。 <役割・期待> お客様企業が抱えるデータ活用における様々な現行課題を分析し、アクセンチュアのもつ世界中の先進プロジェクト事例をもとに解決の方向性を示し、お客様と伴走しながら業務・システム双方の変革を実施することで、”データ活用の先にあるビジネスゴール”を達成します。 <業務内容> ・お客様企業のデータ活用課題の分析とそれらを解決するための「あるべき姿」の定義 ・お客様ビジネスを支えるデータ基盤のソリューションブループリント定義 ・データ基盤の構築ロードマップ定義(データマネージメント体制・業務プロセス整備含) ・データ基盤構築およびデータマネージメント整備のプロジェクト推進 ・データ基盤およびデータ活用業務の持続的な発展のための次期プロジェクト計画・推進 <プロジェクト事例> ・グローバル国際開発機関:データマネジメント強化支援 ・大手国内金融機関:分析基盤構築/ガバナンス検討支援 ・大手国内エネルギー会社:ガバナンス策定/分析基盤要件定義支援 ・金融機関におけるデータ連携基盤・ダッシュボード構築
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製品・サービス開発DXコンサルタント/アーキテクト - インダストリーX 本部
想定年収
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勤務地
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業務内容
【エンジニアリング領域】 ・製造業のお客様の商品企画・設計開発・研究開発部門に対して、デジタルを活用した製品・サービス開発の戦略策定、ロードマップ策定を行います。 ・戦略策定から、システムの導入、海外を含む各拠点へのロールアウトから業務定着の支援、システムの保守・運用まで、すべてのフェーズに対して一気通貫でのコンサルティング、実装支援を提供します。 【ソフトウェア/サービス領域】 ・自社の製品にデジタルによる付加価値を付けたいお客様や、ハードとソフト/クラウドを融合した新規サービスを開始したいお客様に対し、その実現を支援します。 ・製品/サービスの検討・推進、プロトタイピングやソリューションアーキテクチャーの検討・設計、及びソフトウェア開発まで一気通貫で提供します。
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アクセンチュア株式会社のセミナー・特別選考会情報
受付中
選考会
3月14日(土) 1DAY選考会_ Industry X
応募期限
2026年3月2日(月) 16:00
スケジュール
2026年3月14日(土) 13:00~
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受付中
選考会
2月28日(土) 1Day選考会_オペレーションズ コンサルティング本部 ディレクターポジション
応募期限
2026年2月25日(水) 16:00
スケジュール
2026年2月28日(土) 9:00~
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受付中
セミナー
2月26日(木) テクノロジーコンサルティング本部 オンラインセミナー
応募期限
2026年2月20日(金) 16:00
スケジュール
2026年2月26日(木) 19:00~
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受付中
選考会
2月28日(土) 1DAY選考会_テクノロジー コンサルティング本部 福岡拠点
応募期限
2026年2月19日(木) 16:00
スケジュール
2026年2月28日(土)
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受付中
セミナー
2月26日(木) ソング本部 デザインチーム 採用セミナー
応募期限
2026年2月19日(木) 16:00
スケジュール
2026年2月26日(木) 19:00~
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まとめ
アクセンチュアソングは、顧客体験を中心としたマーケティングやサービス変革に強みを持つ部門で、クリエイティブかつ実践的な支援をおこなうのが特徴です。
ほかの部門との違いを理解し、自身の志向と照らし合わせることが転職成功のカギといえます。
難易度の高い選考を突破するには、ケース面接や志望動機の準備が欠かせません。確実に対策を進めるためにも、コンサル特化のエージェントであるMyVisionを活用しましょう。
アクセンチュアソングは、同じアクセンチュア内でも求められる経験や評価軸が異なるため、部門特性を正しく理解したうえでの転職判断がミスマッチ回避につながります。MyVisionでは、アクセンチュアソングを含む各部門の役割や選考傾向まで踏まえた支援をおこない、志向や強みが本当に活きるポジション選びをサポートしています。
こうした支援体制の詳細は、MyVisionの強みや支援実績から確認してください。



