タナベコンサルティングの年収は?平均や新卒の給与を解説
2026年08月31日更新
タナベコンサルティンググループ(旧タナベ経営)は、65年以上の歴史を持つ、日本屈指の老舗総合コンサルティングファームです。同社は企業の経営課題に対し、戦略策定から実行まで一貫した支援を提供し、数多くの企業の成長を支えてきました。
この記事では、タナベコンサルティングの事業内容、強みや年収、働き方について徹底解説し、「チームコンサルティング」という独自の手法や、全国規模のネットワークを活かした地域密着型のコンサルティングなど他社にはない強みを持つタナベコンサルティングの実態に迫ります。
コンサルティング業界への就職・転職を考えている人はもちろん、企業の経営戦略にかかわる人、タナベコンサルティングに興味をお持ちの人はぜひご覧ください。
著者

山口 翔平
Yamaguchi Shohei
株式会社MyVision代表取締役
早稲田大学を卒業後、JTB、オリックス生命を経てコンサルティング転職に特化した人材紹介会社へ入社。 長年のエージェント経験を基に、より多くの求職者様に対して質の高い転職支援サービスを提供するため、株式会社MyVisionを設立。
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監修者

大河内 瞳子
Okochi Toko
株式会社MyVision執行役員
名古屋大学卒業後、トヨタ自動車での海外事業部、ファーストリテイリング/EYでのHRBP経験を経てMyVisionに参画。HRBPとして習得した組織設計、採用、評価などの豊富な人事領域経験を生かした支援に強みを持つ。
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目次
コンサルティングの求人情報
03. AXコンサルタント
想定年収
1,000~1,500万円
勤務地
東京都(渋谷区)
業務内容
経営層と並走しながら、クライアントの重要アジェンダに対して課題設定〜打ち手の設計〜実行支援〜成果創出までを一気通貫で担っていただきます。 AXRが提供するAX(AIトランスフォーメーション)/AI・DX研修/ソリューション導入/人材支援などを組み合わせ、クライアントごとに最適な変革プランを設計・推進します。 具体的には以下を想定しています。 ・経営/事業課題のヒアリング、現状分析、論点設計(AsIs/ToBe、ギャップ整理) ・変革ロードマップの策定(施策設計、優先順位付け、KPI設計) ・生成AI活用を含む業務改革の推進(業務プロセス設計、定着化、効果検証) ・研修/人材育成施策の企画・実行(対象設計、運用設計、改善) ・継続提案/拡張提案に向けた論点整理・提案資料作成 「提言で終わらず、実装まで踏み込み成果を出す」ことを重視しており、クライアントの現場に入り込んで伴走しながら、変革を前に進めていただきます。
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【Uvance Wayfinders】デザインコンサルタント_Service Desgin_Senior Consultant
想定年収
960万円~
勤務地
Fujitsu Marunouchi Office(東京都千代田区丸の内)
業務内容
●組織としてのミッション 富士通 Uvance Wayfinders のマネジメントは、グローバルコンサルティング部門のリーダーとして、クライアントの持続可能な成長と社会課題解決を推進し、事業拡大に貢献する重要な役割を担います。 富士通の技術、経験、そしてグローバルネットワークを最大限に活用し、クライアントの戦略的変革を支援することで、Uvance Wayfindersの事業の新たな成長機会を創出し、競争優位性を確立するとともに、ブランド価値の向上に繋げることをミッションにしています。 ●募集範囲と具体的業務内容 AI時代における顧客変革をリードするデザインコンサルタントとして、ユーザー体験を起点に、(Business + Technology + Design) × AI を融合しながら、新規事業創出、サービス変革、業務変革を推進していただきます。 生成AIやAIエージェントの可能性を活かし、人とAIが共創する新たな顧客体験・業務体験・事業価値を構想し、顧客企業の変革を構想から実現までデザインロールとして支援していきます。 ● デザインコンサルティング業務 ● AI時代の事業・サービス変革支援 ● サービスデザイン/UX・UIデザイン業務 ● プロジェクト推進デザインデリバリー業務 個人に期待する役割やミッション ● デザインコンサルティング ・ユーザー体験を起点とした顧客課題の発見と分析を実施する ・サービスデザイン、UX/UIデザインの専門性を活かしてプロジェクトに貢献する ・ワークショップやリサーチ活動を通じて顧客理解を深める ・サービスコンセプトや体験価値の具体化を支援する ● AI時代の事業・サービス変革支援 ・AIを活用した新たな体験価値創出に挑戦する ・生成AI・AIエージェントを活用したサービス企画や価値検証を推進する ・人とAIが共創する体験のあり方を探索し提案する ● サービスデザイン/UX・UIデザイン ・ユーザーリサーチから価値検証まで一貫して推進する ・サービスデザインまたはUX/UIデザインの専門性を高める ・高品質なデザイン成果物を作成する ● プロジェクト推進 ・プロジェクトメンバーとして主体的に推進する ・他職種との協業を通じて価値創出に貢献する ・AI時代の変革実現に向けた実行力を発揮する ● 業務内容の変更の範囲 当社の定める業務の範囲内
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【Uvance Wayfinders】デザインコンサルタント_Service Desgin_Manager
想定年収
1,240万円~
勤務地
Fujitsu Marunouchi Office(東京都千代田区丸の内)
業務内容
●組織としてのミッション 富士通 Uvance Wayfinders のマネジメントは、グローバルコンサルティング部門のリーダーとして、クライアントの持続可能な成長と社会課題解決を推進し、事業拡大に貢献する重要な役割を担います。 富士通の技術、経験、そしてグローバルネットワークを最大限に活用し、クライアントの戦略的変革を支援することで、Uvance Wayfindersの事業の新たな成長機会を創出し、競争優位性を確立するとともに、ブランド価値の向上に繋げることをミッションにしています。 ●募集範囲と具体的業務内容 AI時代における顧客変革をリードするデザインコンサルタントとして、ユーザー体験を起点に、(Business + Technology + Design) × AI を融合しながら、新規事業創出、サービス変革、業務変革を推進していただきます。 生成AIやAIエージェントの可能性を活かし、人とAIが共創する新たな顧客体験・業務体験・事業価値を構想し、顧客企業の変革を構想から実現までデザインロールとして支援していきます。 ・ デザインコンサルティング業務 ・ AI時代の事業・サービス変革支援業務 ・ サービスデザイン/UX・UIデザイン業務 ・ プロジェクト推進、デザインデリバリー業務 個人に期待する役割やミッション ● デザインコンサルティング・プロジェクトデリバリー ・AI時代における顧客変革を推進するプロジェクトを社内他コンサルTeam協業する中で、デザインリードとして参画する。 ・ユーザー体験を起点に、事業・サービス・業務における課題を発見・構造化し、変革構想を策定する。 ・サービスデザインやUX/UIデザインの専門性を活用し、高品質な成果物を提供する。 ・デザインメンバーをリードし、品質・スケジュール・リスクを管理しながら、他組織と共創してプロジェクトを成功に導く。 ・顧客との合意形成を推進し、構想から実現・定着までを一気通貫で支援する。 ●AI時代の事業・サービス変革デザイン支援 ・生成AIやAIエージェントを活用した新規事業・サービス・業務変革構想を策定する。 ・人とAIが共創する新たな顧客体験・業務体験のデザインを推進する。 ・AIを活用した顧客価値創出やビジネスモデル変革のデザイン企画・提案を行う。 ・顧客の経営層や事業責任者の意思決定を支援し、変革の実現をリードする。 ・AI活用による新たな市場機会の探索と価値創造に貢献する。 ● 事業開発・ビジネス拡大 ・顧客との信頼関係構築を通じて、新規案件創出および既存案件拡大を推進する。 ・市場動向や顧客課題を踏まえ、デザインコンサルティングサービスの企画・開発を推進する。 ・富士通グループの専門家や関連組織と連携し、Business・Technology・Design・AIを融合した提案を創出する。 ・AI活用やデザインアプローチによる差別化価値を確立し、Wayfinders事業の成長に貢献する。 ● ナレッジマネジメント・ソートリーダーシップ ・プロジェクトで得られた知見や成功事例を体系化し、組織全体へ展開する。 ・AI時代におけるデザインコンサルティング手法や方法論の確立・高度化に貢献する。 ・サービスデザイン、UX/UIデザイン、AI活用に関するナレッジ創出を推進する。 ● リーダーシップ・組織成長 ・Wayfindersのビジョン・戦略・価値観を体現し、組織文化の醸成に貢献する。 ・AI時代に求められるデザインコンサルティング組織の在り方を構想し、組織づくりに貢献する。 ・デザインコンサルティング領域のリーダーとして、Wayfindersの中長期的な成長を牽引する。 ● 業務内容の変更の範囲 当社の定める業務の範囲内
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コンサルティングセールス
想定年収
800~1,900万円
勤務地
東京都(港区)
業務内容
クライアントの抱える事業課題に対して、セールスとして社内外の関係者をリードし、既存事業の変革や新規事業創出を行います。マーケット分析、顧客課題の特定、提案からプロジェクトの品質管理まで幅広く担当し、また、シンプレクスグループのテクノロジーを活用するほか、社外の最先端のプレイヤーと連携をしながら顧客のビジネスの変革をリードします。 自社のセールス組織の立上げや、事業計画策定、新規事業を担当いただくこともあります。 ・新規顧客の獲得と既存クライアントの関係強化 ・マーケット動向の調査と競合分析 ・ビジネスニーズの分析と適切なソリューションの提案 ・契約締結のサポート ・営業計画の策定と予算管理 ・セールスチームの組織設計 ・その他、事業計画策定、オペレーション設計、新規事業の企画実行 ※業務内容:(雇入れ直後)営業業務 (変更の範囲)会社の定める業務
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UXデザイン室:エクスペリエンスデザイナー(UXコンサルタント)職
想定年収
700~1,700万円
勤務地
東京都(港区)
業務内容
UI/UXデザインの重要性が高まる昨今、当社では2021年から、 to C向けのコンサルティングやシステム開発経験が豊富なメンバーで構成されたUXデザインオフィス(部署)を立ち上げており、UI/UXの取り組みを強化しています。 当社のUXデザインは、見た目やUIをキレイにデザインすることをゴールにしているわけではありません。クライアントのビジネスの本質を理解した上で、ビジネスの成功を支援するためのUXとは何か?を追求し、システムを作り上げ、実際にユーザーの行動を変容していくところまでを一気通貫で支援することに重きを置いています。 現在は10程度のプロジェクトが稼働しており、殆どはシステム開発まで繋げるプロジェクトになっています。開発工程では開発チームと伴走することで、最後までプロダクトにコミットします。 また、チーム内ではUI/UXデザインのケイパビリティを生かした自社SaaSの企画・開発・運用も実施しています。実際に収益をあげていくことに加えて、GA4分析を起点としたグロースハックやUX企画などは、クライアントワークのテストフィールドとしても機能しています。 【組織の雰囲気】 チームやプロジェクトのために何ができるか?お互いの長所を尊敬し合えているか?といったチームプレイの意識を大切にしています。 年功序列ではなく個々人の成果に対して正当に評価を行う制度のため、競争意識が強いギスギスとした社風に思われがちですが、そのようなことは全くなく、競争よりも協調を重視する風土です。 もちろん、ナレッジシェアやプロジェクトの枠を超えた勉強会の実施も積極的に行われています。 【組織人数】 ※2024年9月時点の情報 39名(責任者1名+副責任者2名+メンバー36名) 【職種】 UXデザイナー UIデザイナー フロントエンドエンジニア 【アサインの考え方】 2020年度よりリソースマネジメントグループ(RMG)が創設され、PJにアサインされている全メンバー(PM含む)のアサイン期日を管理しています。全てのアサイン決定は、経営層+RMG+コンピテンシーリーダーが週に1度集まる場で協議され、ビジネス都合のみで判断される訳ではなく、当人の希望や育成観点を考慮したアサイン決定となるように会社として努力をしています。 【評価の考え方】 年に1度、「札入れ(ふだいれ)」と呼ばれる評価会議の場で全従業員の翌年の理論年俸が決定されます。評価者は直属の上司だけではなく、PJで関与した上位者も含まれ、1年でアサインされたPJの実績を踏まえつつ、「来期どれくらいの活躍が期待できるか?」という視点で金額を入札し、経営層を交えた全評価者で議論を行います。 弊社では技術力の高さを適正に評価することができているからこそ、4,50代でも第一線で活躍しているプレイヤーが多数います。 ※(雇入れ直後)システムの開発及びコンサルティング (変更の範囲)会社の定める業務
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タナベコンサルティングの年収

タナベコンサルティングで働くと年収はどのくらいになるのでしょうか? この記事では、実際のデータから見た職種別の年収やその特徴について解説します。
平均年収
タナベコンサルティングの平均年収は約759万円(※1)です。
厚生労働省の発表による給与所得者の平均年収は約478万円(※2)であり、経営コンサルタント職の年収は全国平均で約1,134.6万円(※3)です。タナベコンサルティングの平均年収は、日本の平均給与よりは高いものの、業界全体の平均よりはやや低い水準とされています。
※参考1:タナベコンサルティング「有価証券報告書」 ※参考2:国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」 ※参考3:厚生労働省「jobtag」
新卒の初任給
タナベコンサルティングの新卒初任給は、大学卒で月額35万1,000円、修士了で月額36万3,000円です。年収換算すると以下のとおりです。
- 大学卒 約421万2,000円/年(月35万1,000円=基本給28万円+勤務手当7万1,000円)
- 修士了 約435万6,000円/年(月36万3,000円=基本給29万円+勤務手当7万3,000円)
一般的な大卒初任給と比べても高い水準に設定されています。また、入社後3ヶ月間は試用期間となりますが、採用時と給与などの条件に変更はありません。
タナベコンサルティングでは、若手のうちから成果や能力に応じてキャリアアップを目指せる点も特徴です。
採用サイトでは、コンサルタントのモデル年収として、入社3年目で約700万円、5年目で約1,000万円、8年目で約1,200万円が示されています。新卒入社後も、経験や実績を積むことで高い年収を目指せる給与体系といえるでしょう。
なお、給与には月30時間分の固定残業手当が含まれており、30時間を超えた分の残業代は別途支給されます。
年齢別の年収
年齢ごとの年収および経験年数の目安は以下のとおりです。
| 年齢 | 推定年収 | 推定範囲 |
|---|---|---|
| 25歳 | 596万円 | 約411万〜865万円 |
| 30歳 | 620万円 | 約427万〜899万円 |
| 35歳 | 663万円 | 約457万〜961万円 |
| 40歳 | 705万円 | 約486万〜1,022万円 |
OpenWorkの回答者データによると、平均年収は686万円、年収範囲は350万円〜1,200万円、平均年齢は33歳です。なお、対象となった回答者数は正社員64人です。
コンサルタントは、職位が上がるにつれて年収も上昇する傾向があります。そのため、年齢が高くなるほど上位職に就いているケースが増え、年齢別の推定年収にも反映されていると考えられます。
出典:OpenWork(2026年8月28日時点)
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部で仮の条件で年収をシミュレーションしてみると、29歳の役職は、約620615万円。34歳の役職の場合は、約950654万円あたりの年収が想定できます。
29歳の場合は、前職の法人営業等での顧客理解力やドメイン知識が評価に影響する傾向があり、34歳の場合は、チームを率いた際のプロジェクト利益率や、クライアントとの契約継続率(LTV)などが賞与額に大きく影響する可能性があるからです。
老舗ゆえに堅実な給与体系をベースとしつつ、マネージャークラスに近づくにつれてインセンティブの比重が高まり、実力次第で1,000万円の大台を十分に射程圏内に捉えることができます。
評価制度と年俸の決まり方
タナベコンサルティングでは、年齢・性別・経歴に左右されず、成果を重視した評価制度を採用しています。
人事考課は半年に一度実施され、個々の能力や成果をもとに給与額が決定され、支給される仕組みです。そのため、年功序列ではなく、能力や実績が給与に反映されやすい制度といえます。
タナベコンサルティングと同業他社の年収比較
タナベコンサルティンググループの2025年3月期の平均年収は730万円です。 以下は平均年収、初任給において同業他社と比較したものです。
| 企業名 | 平均年収 | 初任給 |
|---|---|---|
| タナベコンサルティンググループ | 約730万円 | ― |
| 船井総合研究所ホールディングス | 約739万円 | 約22万3,000円 |
| 山田コンサルティンググループ | 約975万86円 | 約35万8,334円 |
※平均年収・初任給は各社の公表資料などをもとにした数値です。
タナベコンサルティンググループの平均年収は、船井総合研究所ホールディングスとは約9万円程度の差で、比較的近い水準です。一方、山田コンサルティンググループとは約245万円の差があり、平均年収では山田コンサルティンググループのほうが高い水準といえます。
なお、平均年収は企業ごとに対象となる従業員や算定時期が異なるため、単純比較には注意が必要です。
また、初任給を見ると、山田コンサルティンググループは約35万8,334円で、船井総合研究所ホールディングスの約22万3,000円を大きく上回っています。山田コンサルティンググループの公式採用情報では、2025年3月期の新卒入社1年目の平均年額は約546万円とされています。
・出典:年収 船井総合研究所ホールディングス 日本経済新聞 ・出典:年収 山田コンサルティンググループ 日本経済新聞
タナベコンサルティングの年収が高い理由
タナベコンサルティングの平均年収が高い背景には、経営層に直接アプローチする高単価なビジネスモデルや、独自のコンサルティングスタイルによる高収益体質があります。
ここでは、なぜ高水準な給与を実現できるのか、その主な理由を3つ解説します。
トップマネジメントアプローチを徹底している
タナベコンサルティングの最大の特徴は、現場レベルの業務改善ではなく、企業のトップに対して直接提言をおこなう「トップマネジメントアプローチ」を徹底している点です。
経営判断にかかわる戦略的な案件は、一般的な業務委託に比べて予算規模が大きく、高単価での契約が可能です。
意思決定権者と直接対峙することで下請け構造に陥ることなく高い利益率を確保できるため、それが社員の給与原資として還元されています。
※参考:タナベコンサルティング公式サイト
チームコンサルティングによる高付加価値を提供している
ひとりのコンサルタントが個人の力量で支援するのではなく、複数の専門分野を持つコンサルタントがチームを組成して課題解決にあたる「チームコンサルティング」という手法を確立しています。
これにより、クライアントに対して複合的かつ高度なソリューションを提供できるため、他社との差別化に成功しています。
結果として顧客との契約が長期化・大型化しやすく、安定した高収益基盤を築いていることが高水準な年収を支える要因のひとつです。
※参考:タナベコンサルティング公式サイト
人材価値を最優先する利益還元を方針としている
コンサルティングファームにとって、商品は「人」そのものです。タナベコンサルティングでは、質の高いサービスを維持・向上させるために、優秀な人材の確保と定着を経営の最優先事項としています。
そのため、生み出した利益を積極的に人件費へ投資する方針をとっており、基本給の高さに加えて個人の成果やチームの業績に応じたインセンティブ制度などを通じて、社員に報いる給与体系を整備しています。
タナベコンサルティングのインセンティブ制度
タナベコンサルティングでは、個人の成果だけでなくチームの業績も評価対象となるインセンティブ制度や、実力に応じた昇給・賞与制度が設けられています。
| 制度 | 内容 |
|---|---|
| インセンティブ | 個人・チーム成果に応じた追加報酬支給制度 |
| 賞与 | 会社業績に連動した支給制度 |
| 昇給査定 | 年1回(4月)年俸査定、昇格後は年2回(4月・10月)半期査定 |
| 勤務手当 | 月30時間相当の定額残業代支給、超過分は別途追加支給 |
| 通勤手当 | 会社規定に基づく通勤交通費支給 |
固定給に加えて、チームへの貢献度が正当に評価・還元される仕組みとなっているため、高い成果を目指すモチベーションに繋がっています。また、昇格後は年に2回査定のチャンスがあり、スピード感を持って年収アップを目指せる点も大きな魅力です。
※参考:タナベコンサルティング公式サイト
タナベコンサルティングとは
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 社名 | 株式会社タナベコンサルティンググループ(旧名:タナベコンサルティング) |
| 所在地 | 東京本社:東京都千代田区丸の内1-8-2 鉄鋼ビルディング9F 大阪本社:大阪府大阪市淀川区宮原3丁目3番41号 |
| 創業 | 1957年10月16日 |
| 設立 | 1963年4月1日 |
| 資本金 | 17億72百万円 |
| 代表者 | 代表取締役社長 若松 孝彦 |
| 総人員数 | 907人(グループ全体)※2025年7月1日時点 |
| 売上高(連結) | 145億43百万円(2025年3月期) |
| 営業利益(連結) | 15億円(2025年3月期) |
| 上場証券取引所 | 東京証券取引所プライム市場 |
タナベコンサルティングは、日本のコンサルティング業界において長い歴史を持つ、総合コンサルティングファームです。
1993年に株式店頭登録、2004年にジャスダックへ上場し、2016年には東京証券取引所市場第一部に指定されています。2022年には東京証券取引所プライム市場へ移行するとともに、純粋持株会社体制へ移行しました。
全国に拠点を展開し、複数の専門家が連携する「チームコンサルティング」と、経営層へ直接提言をおこなう「トップマネジメントアプローチ」が強みです。
その支援スタンスは、クライアントの課題を自社のこととして捉える「わが社意識」と、「過去肯定・現状否定・未来創造」という独自の哲学に基づいています。経営戦略の策定から地域活性化まで幅広い領域をカバーし、顧客企業が業界で真っ先に選ばれる存在「FCC(ファーストコールカンパニー)」となるよう、長期的な視点で本質的な課題解決を支援しています。
主な事業は、以下の6領域です。
- ストラテジー&ドメイン:経営・事業戦略の策定、新規事業開発、事業ポートフォリオ改革などを支援
- デジタル:DX戦略の策定やデジタル技術を活用した業務改革などを支援
- HR:人事戦略、人材育成、組織開発、人的資本経営などを支援
- コーポレートファイナンス:財務戦略、資本政策、企業価値向上などを支援
- M&A:M&A戦略の策定から候補企業の選定、PMIまでを支援
- ブランド&PR:ブランド戦略、企業・商品ブランドの構築、PR戦略などを支援
※参考:タナベコンサルティング公式サイト
タナベコンサルティングの福利厚生
社員の長期的な資産形成を支援する制度や、健康維持、チーム内のコミュニケーションを活性化させるためのユニークな補助制度が充実しています。
| 制度 | 内容 |
|---|---|
| 資産形成・退職金 | 退職金制度(確定給付企業年金)、社員持株会、財形貯蓄制度 |
| 休暇・休日 | 完全週休2日制(土日祝)、年末年始、有給休暇(入社時10日付与)、積立ヘルスケア休暇、特別休暇、子の看護・介護休暇 |
| 働き方支援 | テレワーク制度、シフトワーク制度(8時~10時の間で始業時間調整可)、オフィスカジュアル導入 |
| チーム・交流支援 | チームワークサポート制度(交流費用会社補助)、Web社内報「Connect!」 |
| 健康・ライフサポート | 各種社会保険完備、定期健康診断、人間ドック等健診体制、ベネフィット・ステーション、楽天マガジン利用 |
【MyVision編集部の見解】 一般公開されている情報だけでは、老舗としての「安定性」や「ネームバリュー」が決め手となるかもしれません。しかし、以下の指標が自分のなかで正しい優先度か丁寧に判断するべきです。
- 「わが社意識」を持って泥臭く現場に入り込めるか
- 経営層(社長)と対等に渡り合える視座の高さ
- チームコンサルティング特有の「協調性と調整力」
単に「有名なコンサルだから」という理由だけで入社すると、戦略だけを描く外資系とのスタイルの違いに戸惑い、転職後に後悔してしまうケースもあります。
実際に、スマートな助言だけで終わるスタイルを好む人が入社し、地域密着型の密接なリレーション構築に苦労した例もあるので、自分が「経営者と一心同体で企業を成長させたいか」という指標理由は自分の中で言語化できるレベルまで落とし込めるとよいでしょう。
※参考:タナベコンサルティング公式サイト
タナベコンサルティングの年収に関するFAQ
タナベコンサルティングの働き方や採用に関するよくある質問に回答します。
Q.タナベコンサルティングは激務?
一般的な事業会社と比較すると残業時間は長く、激務の傾向にあります。口コミサイトなどのデータによると、平均残業時間は約55.9時間です。
コンサルティングファームという業態上、クライアントの課題解決に向けて徹底的にコミットする姿勢が求められるため、プロジェクトの状況によっては長時間労働が発生するケースがあるようです。
ただし、近年はチームコンサルティングによる業務分担や、DXによる効率化、シフトワーク制度の導入など、働き方改革も進められています。
Q.タナベコンサルティングの入社難易度は?
タナベコンサルティングの入社難易度は高いと推測できます。
タナベコンサルティンググループは日本を代表する経営コンサルティングファームとして知名度が高く、採用倍率は例年高い水準で推移していると考えられます。
とくに、「ファーストコールカンパニー」を目指すという理念に共感し、高い成長意欲を持つ学生や求職者が集まるため、選考を突破するには深い企業理解と志望動機の明確化が必要です。
Q.タナベコンサルティングの採用大学は?
タナベコンサルティングは、全国の国公立大学から難関私立大学まで、幅広い学歴層から採用をしています。
具体的な採用実績校は以下のとおりです。
北海道大学、新潟大学、金沢大学、長野県立大学、名古屋大学、広島大学、九州大学、福岡大学、西南学院大学、愛知淑徳大学、鹿児島大学、琉球大学、青山学院大学、大阪大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、京都大学、慶應義塾大学、上智大学、中央大学、東京理科大学、同志社大学、法政大学、明治大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学、小樽商科大学、兵庫県立大学、神戸大学、東京都立大学、順天堂大学、近畿大学、日本大学、立命館アジア太平洋大学、日本女子大学、同志社女子大学、三重大学、横浜国立大学
旧帝大や早慶上智といった最難関大学だけでなく、地方国公立大学や中堅私大からの採用実績も豊富であり、大学名だけで合否が決まるような学歴フィルターは比較的緩やかであると推測されます。
Q.タナベコンサルティングの評判は?
OpenWorkのデータによると、総合評価スコアは3.77で、全80,001社中上位2%に位置していることから、社員や元社員からの評価は比較的高いといえるでしょう。
項目別では、「20代成長環境」が4.6、「人事評価の適正感」が4.4と高く、若手の成長機会や評価制度が高く評価されています。一方、「人材の長期育成」は2.9、「待遇面の満足度」は3.3、「社員の相互尊重」は3.3とやや低めのスコアです。
また、有給休暇消化率は57.1%、残業時間は67.1時間です。若手のうちから経験を積み、成果を評価につなげたい人には魅力を感じやすい一方、長期的な育成環境やワークライフバランスを重視する場合は、働き方について確認しておくとよいでしょう。
出典:OpenWork(2026年8月28日時点)
まとめ
タナベコンサルティングは、歴史と実績のあるコンサルティングファームであり、独自の「チームコンサルティング」を強みに、数多くの企業課題を解決へ導いています。市場の変化に対応するための積極的な取り組みも進めており、今後さらなる発展が期待される企業です。
一方で、コンサルティング業界は一般的に高年収・高待遇であるため、優秀な人材が集まりやすく競争は激化しています。個人が独力で対策をおこない、内定を勝ち取ることは容易ではありません。
少しでも内定の確率を高めるためには、業界特化の転職エージェントへの相談が効果的です。MyVisionでは、コンサル転職のプロフェッショナルがあなたの将来のキャリアを見据え、選考対策を徹底的にサポートします。なぜ多くの求職者に選ばれているのか、MyVisionの強みをご確認ください。

