総合コンサルに内定するための志望動機を例文を元に徹底解説
2026年02月27日更新
コンサルファームへの転職の人気が高まり、転職市場でもコンサルタントへのキャリアを目指す人が多くなりました。とくに直近ではデジタル化の潮流にともない、IT領域のコンサルティングを上流から下流まで一気通貫で提供できる総合系ファームへの人気は非常に強い傾向です。
コンサルタントへの転職についても、書類対策・面接対策ともに数多くWebサイトなどでも公開されています。しかし、未経験からコンサルタントへ転職する場合、必要な書類のひとつである、志望動機の作成について、どのようにカスタマイズすべきか、そもそも何を書くべきか、悩まれる人も多くいます。
本記事では、外資系コンサルタントで就業した経験もある弊社コンサルタントの監修のもと、コンサルファームへの転職の際に必要な志望動機のポイントについて解説します。
著者

大河内 瞳子
Okochi Toko
株式会社MyVision執行役員
名古屋大学卒業後、トヨタ自動車での海外事業部、ファーストリテイリング/EYでのHRBP経験を経てMyVisionに参画。HRBPとして習得した組織設計、採用、評価などの豊富な人事領域経験を生かした支援に強みを持つ。
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監修者

岡﨑 健斗
Okazaki Kento
株式会社MyVision代表取締役
東京大学を卒業後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)に入社。主に金融・通信テクノロジー・消費財業界における戦略立案プロジェクトおよびビジネスDDを担当。採用活動にも従事。 BCG卒業後は、IT企業の執行役員、起業・売却を経て、株式会社MyVisionを設立。
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目次
総合コンサルタントの求人情報
【経営幹部候補】ビジネスコンサルタント(マネージングディレクター)
想定年収
2,000~2,000万円
勤務地
東京都(港区)
業務内容
※ご入社後は、職位・職種に関わらず、シンプレクス・ホールディングス株式会社に在籍し、Xspear Consulting株式会社に出向する形態を想定しています。 ●概要 当社Xspear Consulting株式会社はシンプレクス・ホールディングス株式会社(東証プライム上場)が2021年4月に設立したConsulting×Technologyが真に融合したコンサルティングファームです。 単に理想を描くのではなく、真に必要な実現可能な戦略を具現化し、その後クライアントが自走できるまで支援するスタイルを貫いています。 そのようなスタイルに共感した経験豊富なメンバーが多く参画し、クライアントの変革に貢献を続けています。 その支援スタイルと高いクオリティの戦略立案、高い技術力があるからこそ実現できる実行力を多くのクライアントから支持をいただいており、更なる支援依頼を受けていることから、その期待に応えるべく、私たちと共に組織の成長とクライアントの変革に貢献していただける仲間を求めています。 ●仕事内容 当社は戦略・業務・IT等、様々なテーマでクライアントの支援を行なっている総合コンサルティングファームです。 クライアントは保険・証券、製造業、通信メディア、エンターテインメントなどの民間企業にとどまらず、公共分野に至るまで多種多様です。 また、事業をリードする経営陣・MD陣は開発経験のあるテクノロジー知見に長けたメンバーと、クライアントに価値提供するためには戦略やビジネスモデル構築に加え、それを支える質の高いアプリケーションや技術力が必要であると強く理解したMBBや外資系総合ファームStrategy部門出身者が融合し、戦略立案からその実行までEnd to Endで支援を行っております。 ▼主なプロジェクト事例(一部抜粋/順不同) ※ご経歴やご希望を参考にアサインを決定しております。 ・エンターテイメント企業:新規事業立案支援/ダイナミクスプライシングを活用した事業構想及び販売戦略立案支援、IPのマーケティング・創出支援 ・素材メーカー:IoT、AIによるアナリティクス活用推進/データ駆動型経営実現に向けたDX構想策定~実行支援 ・マスメディア:新規PFの構想策定・実装の伴走支援 ・コングロマリット:創業事業から転換後の事業戦略・R&D戦略・組織再編の事例研究を通じた中長期R&D戦略策定 ・専門商社:SaaS新サービスの事業戦略策定支援 ・海運:DX戦略の具体化とプロジェクト推進支援(プライシングプロセスの半自動化/データ集約とポートフォリオ検討支援) ・金融業:ネット証券ビジネスのM&A検討支援及び買収後のPMI(システム・オペレーション構築支援) ・証券業:STOシステム(Security Token Offering system)グランドデザイン・実装支援 ・エネルギー会社:基幹システム刷新に関するシステム構想・計画策定 ・官公庁:自治体DX推進支援、人工知能技術の社会実装支援、科学技術・イノベーション政策の策定支援 ・その他:AI子会社「DeepPercept(ディープパーセプト)株式会社」と連携した先端技術活用支援コンサルティング など
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コンサルタント(ポテンシャル特別枠)
想定年収
500~700万円
勤務地
東京都(渋谷区)
業務内容
SALESCOREでは、営業組織における構造的な課題解決を目的としたセールスイネーブルメント支援を提供しています。 プロジェクトでは、単なる売上向上ではなく「半永久的に成長し続ける組織文化と仕組み」の構築を目指します。 顧客の課題は「営業組織を強くしたい」「何から手をつけるべきかわからない」といった抽象的なものも多く、それらに対して以下のようなステップで支援を行います • 戦略設計フェーズ:経営課題の明確化、理想状態の定義、現状ギャップ分析(例:3C分析等)による全体戦略設計 • 制度・仕組み設計:営業プロセス、KPI、SFA/CRM、育成カリキュラムなどの具体設計 • 浸透・定着支援:マネージャー〜現場まで、制度を根付かせるための実行・フォロー・文化形成支援 プロジェクトは半年〜2年以上に及ぶものもあり、対象業種はSaaS、IT、人材、不動産、金融など多岐に渡ります。 入社後は、議事録作成や資料補助などのサポート業務からスタートし、OJTとメンター支援を経て、フロント担当(顧客折衝・設計・進行管理)へと業務範囲を広げていただきます。 オンボーディング中は営業同行などにも携わる可能性があります。 【業務の評価について】 ●1. 業務成果の判断基準 • 稼働率(アサイン可能工数に対する稼働実績) • プロジェクトのアウトプット(顧客満足度、進行・収支、チーム内評価など) ●2. 評価サイクル・方法 ・半期ごと(12〜5月/6〜11月)に評価 ・「Skill評価」+「Value評価(行動規範に基づく)」の2軸で昇降格・昇降給を決定 ●3. 成功のイメージ ・入社3〜6ヶ月:PJサポートとして社内・顧客コミュニケーション、業務運用に慣れ、少しずつ設計・提案フェーズに関与 ・6ヶ月〜1年:フロント担当として自走できるようになり、戦略設計・制度設計・浸透支援の一部を主導 【キャリアパスの方向性】 ・昇格ルート:コンサルタント → シニアコンサルタント → マネージャー → シニアマネージャー → パートナー ・他事業部(セールス/マーケティング/採用など)への異動も可 【配属後のオンボーディング】 ・入社後1〜2ヶ月はインプット・ロープレ・テストを繰り返し、メンターとともに育成 ・合格後に実PJにアサイン/現場稼働をスタート 【チームについて】 イネーブルメントサクセス本部は「営業組織の進化を通じて企業の成長に貢献する」ことをミッションに掲げ、セールスイネーブルメントの価値を社会に届けています。 本ポジションが所属する部門は、現場に根ざした変革支援を強みとしており、クライアントごとの現状分析から制度設計、定着支援まで一貫したプロジェクト推進を担います。 イネーブルメントサクセス本部は「営業組織変革を通じて企業の成長に貢献する」ことをミッションに掲げ、本部長配下で事業が運営されています。 本部長配下には4つのチームが存在しており、特定チーム内への配属後プロジェクトにアサインされ業務に従事いただきます。
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ITコンサルタント(CN)【東京】
想定年収
500~750万円
勤務地
東京都(港区)
業務内容
当社は、上流から定着・改善まで一貫してご支援いたします。 ●具体的なご支援内容 戦略・構想支援 →現状分析・課題整理、戦略・構想策定 企画・計画支援 →企画立案・要件定義、ロードマップ・計画策定 実行支援(特に弊社が強みを持つ領域) →プロジェクトマネジメント、開発・導入・運用促進 具体的には、PMO支援、DX推進支援、業務改革支援、ERP導入支援、伴走型支援があげられます。 ●実行支援の業務例 PMO支援:進捗・課題・リスク管理、ステークホルダー調整 DX推進支援:業務プロセスを改善、データ/IT利活用支援 業務改革支援:現状分析・業務設計、改善実行・定着支援 ERP導入支援:要件定義~導入支援、移行・教育 伴走型支援:内製化支援、効果測定・改善支援 定着・運用支援 →定着化・効果測定、運用設計・体制構築 改善/高度化支援 →現場の内製化支援、効果測定・改善支援
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コンサルタント職
想定年収
500~1,100万円
勤務地
東京都(中央区)
業務内容
◆経営戦略、事業戦略の策定 ◆既存事業の再生・再設計に関する戦略立案・実行支援 ◆新規事業の構想、立案、ロードマップ策定支援 ◆海外進出に向けた戦略設計および実行支援 ◆企業の DX 推進における戦略設計・テクノロジー導入支援 ◆クライアントの MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の再定義および整理 ◆各種戦略の現場実行支援(常駐型支援含む) ◆上記プロジェクトに関する提案書の企画・作成・プレゼンテーション業務 典型的なプロジェクトでは、まず外部環境・競合・自社のポジションを分析し、中⾧期の成⾧シナリオを描きます。 その上で、重点施策の整理、事業ポートフォリオの見直し、投資領域の選定などを行い、KPI 設計やマネジメントプロセスの構築までを支援。単に「戦略を作って終わり」ではなく、実行フェーズでの推進・モニタリング支援まで行う点が特徴です。 代表自身が戦略コンサルティングファームの経験のみならず、事業会社の戦略立案から実行までを一気通貫した実績を持ち、新規事業においても大手メーカー発の医療系スタートアップや、損害保険会社のネットオークション事業立ち上げなど、数々の実績を持っています。 成功だけでなく失敗も経験しているため、机上の空論に終わらないコンサルティングを実践的に学べる環境があります。 ●チーム/組織構成 30 代中心の少数精鋭組織 日々の業務では、経営陣や事業部⾧とのミーティング、論点整理・仮説構築、資料作成、ディスカッション、ファシリテーションなどを行います。 早期から経営者をはじめとするクライアントのキーパーソンと直接コミュニケーションを取る機会が多く、自分のアウトプットがそのまま経営判断に反映される緊張感と責任の大きさを味わえます。
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【岡山】サポートスタッフ
想定年収
300~500万円
勤務地
岡山駅周辺
業務内容
2027年1月に開設予定の岡山支店にて、拠点長およびコンサルタントの業務サポートを中心に、支店運営に関わる事務業務を担当いただきます。 当社では、地域企業に対して、事業承継、事業再生、経営コンサルティングなどの支援を行っています。 本ポジションには、コンサルタントが顧客対応や案件推進に専念できるよう、各種資料の作成、スケジュール調整、情報整理などを、正確かつスピーディーに進めていただくことを期待しています。 岡山支店における最初のサポートスタッフとして、拠点長と相談しながら業務の進め方を整え、円滑な支店運営を支えていただくポジションです。 大阪支社や広島支店のサポートスタッフとも連携し、既存拠点の進め方を参考にしながら業務を行っていただきます。 <具体的な業務> ・コンサルタント・拠点長の業務サポート ・拠点長のスケジュール管理および日程調整 ・顧客訪問や社内会議の日程調整 ・顧客訪問、打ち合わせ、会議に必要な資料の準備 ・Word、Excel、PowerPointを使用した資料作成および修正 ・提案書、見積書、企画書等の作成補助 ・データ入力、集計および情報整理 ・資料のコピー、ファイリング、文書管理 ・郵便物、お礼状、電報等の作成および手配 <支店運営に関する総務・庶務> ・電話、来客、業者対応 ・郵便物の作成、発送および到着確認 ・備品の在庫管理、発注および納品対応 ・会議準備 ・契約書、請求書、伝票等の事務処理 ・IT機器の不具合発生時における社内担当部署への連絡および作業補助 ・その他、岡山支店の運営に必要な事務・庶務業務 変更の範囲:会社の定める業務 <関西エリアについて> ・関西エリアは大阪・京都・広島の3拠点で構成されており、九州を除く西日本をカバーしています。 ・明るく、活気あふれており、些細なことでも相談しやすい環境です。 ・エリア全体で100名が所属し、平均年齢37歳。 ・さまざまなバックボーンがある方ばかりですので、自由な社風です。 (内訳) 税務系コンサルタント 20名 会計系コンサルタント 20名 その他専門コンサルタント(人事・システム・M&A・国際)25名 サポートスタッフ 25名
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総合コンサルタントの志望動機の書き方
コンサルタントの選考において「志望動機書」の対策は非常に重要です。
総合コンサルの採用担当で「なぜコンサルタントになるのか?その中でなぜ弊社なのか?この2点はとても重要視している」と話される人も多いです。理由としては、総合コンサルタントの業務は非常にタフであり、憧れだけでは業務を遂行できず、情熱がないと大手クライアントの難易度の高い課題に立ち向かうことができないから、とのことです。
また、前提として、コンサルファームでは論理性が非常に重要視されます。そのため書類選考においても、内容の論理性は非常に重要視さるのです。
ここからは、総合系ファームにおける志望動機の書き方について説明します。
なぜ総合コンサルに入社したいのか?
まず「なぜ総合系ファームに入社したいのか?」を明確に説明する必要があります。単純に「経営支援に携わりたい」や「より上流工程に関与したい」では、具体性に欠けます。また、戦略系ファームの志望理由とも差別化できません。
総合系ファームの大きな特徴としては、「戦略から実行までを一貫して支援できる」ことがあります。ただ、これだと具体性に欠けるので、「事業戦略などの戦略領域を同じファームで担うことで、各領域(IT・人事・マーケティングなど)において的確なKPIを設定し、それをもとにスピーディな運用をおこなっていける」といったレベルまで、具体的に記載することが重要です。
なぜそのファームに入社したいのか?
次に「なぜそのファームに入社したいのか?」を明確にする必要があります。上記の「戦略〜実行支援まで一貫して支援できる」はすべての総合系ファームに該当するので、各ファームごとに独自の理由が必要です。
たとえばデロイトトーマツコンサルティングでは、数年前よりCSV(政府機関・国際機関との共創で蓄積してきたナレッジから、浮かび上がる深刻な社会課題(SDGsなど)を起点に、共通価値を創造(Creating Shared Value)し、持続的な競争優位を実現するために、社会課題解決型ビジネスモデル構想策定・実行やCSV経営に向けた組織変革にいたるまでを支援するスキームに注力しています。
このように総合系ファームは各ファームごとに特徴や注力している領域が異なります。そのため、自身の志向性にあったファームを見つけ、その内容を記載することが重要です。
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なぜそのユニットに入社したいのか?
最後に必要なのは、各ファームのユニットへの志望動機です。コンサルファームは一つひとつのユニットが中小企業とたとえられるほど、ユニット・チーム毎にカルチャーや仕事内容が異なります。「どのユニットを受けるのか」まで深く踏み込むことが企業研究で重要な視点といえます。
たとえばデロイトトーマツコンサルティングでは、HRT(Human Transformation)の中で、組織・人材のデジタル化(Digital HR & Employee Experience)という「デジタル×組織人事」でチームを組成するなど、珍しい組織体制です。このように、各ファームのユニットまで研究し、自分にあったユニットを見つけることが重要です。
とくに総合系ファームは戦略系ファームと比較して、組織規模も大きく、かつ多種多様なユニットがあるため、ここを具体化することが志望動機の品質の向上につながります。
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入社後に貢献できることは?
これまでの経験やスキルを基に、応募先で活かせること、貢献できることを記載します。
重要なこととしては、「自己アピール」のみではなく、応募先企業の特徴や強み、応募するポジションがどんな仕事内容なのかを把握したうえで貢献できることを記載する必要があります。とくに総合系ファームの場合にはユニットによって仕事内容が異なり、求められるスキルや期待される役割も同様に異なるため、業務内容を理解したうえで、自身の具体的な実体験のエピソードから貢献できることを記載しましょう。
このように「なぜ総合系コンサル」>「なぜそのファーム?」>「なぜそのユニット?」と論理的に説明しつつ、貢献できることを説明することで、ファームの採用担当者にアピールすることが重要です。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部では、総合コンサルの志望動機を作成する際に、自分のやりたいことだけを起点に考えることを推奨しません。なぜなら、実際の選考ではファーム視点での合理性が問われるため、志向だけでは通過しにくいからです。
そのため、なぜ総合型でなければならないのか、なぜそのファームの体制が自分の経験と結びつくのかまで踏み込んで言語化することが重要です。自分軸と企業軸の両立ができているかが、評価をわけるポイントです。
総合コンサルタントの志望動機の例文
上記の内容を基に、総合系ファームへの志望動機例を記載します。
転職希望者の属性
年齢:28歳
現職:大手電機メーカー 人事部
転職希望先:デロイトトーマツコンサルティング HRT
組織人事をデジタルの観点から課題解決したいため貴社を志望しました。現職の大手電機メーカーに入社後、人事部門で評価制度や研修内容などの業務に従事してきました。あるプロジェクトでは社員の満足度や能力をデジタルツールを活用してスコアリングし、その数値を基に施策を検討・実行しました。そのプロジェクトでは、中心的な役割を担当し、「人事」という定量的に明示化できない内容でも、デジタル化することによって、社員のパフォーマンスを発揮できることに非常に可能性を感じました。その過程において、「企業の組織人事の課題をより解決する業務につきたい」「その中でデジタルツールやテクノロジーを活用し、より大きなインパクトを創出したい」という思いを持つようになりました。
貴社では、事業戦略などの戦略領域を同じファームで担うことで、実際に戦略を立案したあとの実行フェーズにおいて的確なKPIを設定し、それを基にスピーディな運用をおこなえると認識していますそのため、実際に組織人事のプロジェクトにおいて、自ら戦略を立案するだけでなく、実行支援や効果検証までおこなうことができ、クライアントの成果によりコミットできる点に魅力を感じました。
希望するユニットでは、組織・人材をデジタル化するためのコンサルティングを提供していると認識しています。とくに「デジタルツールを活用したスマートワークの導入」や「デジタル人材の育成」など、「デジタルツールやテクノロジーを活用し、企業の組織人事を解決する」という私が実現したい内容が達成できると考えています。
私は、組織人事の業務経験と、テクノロジーの知見において、貴社に貢献できると考えています。組織人事の業務は網羅的に経験しており、人事業務に対する基礎知識を有しております。最近では組織配置や幹部社員の人材育成など、より高度な内容も経験しています。加えて、経営層と折衝することも多く、対話の中で先方の課題を把握し、課題や解決策に関してディスカッションすることが可能です。案件におけるクライアントミーティングや他部門にまたがる調整などにおいて培ったスキルは、コンサルタントとして貢献できると考えています。
また、テクノロジーの知見においても、最新の人事ツールを用いたスコアリングの経験や、各ベンダーとの折衝経験があるため、テクノロジー系のプロジェクトでも早期にキャッチアップすることが可能である点に魅力を感じています。
総合コンサルタントの志望動機でNGな書き方
逆説的になりますが、総合系ファームにおけるNGな志望動機としては、「総合系ファーム/各ファーム/各ユニットへの志望理由が明確でない」ということと、「入社後に貢献できることが明確でない」ということが挙げられます。
総合系ファーム/各ファーム/各ユニットへの志望理由が明確でない
「貴社では、構想策定から実行支援まで一気通貫でクライアントを支援できるので……」という志望動機は評価されない場合が多いです。内容は間違っていませんが、「それはほかのファームでもできるのではないか?」などと指摘される可能性が高いためです。
「なぜ一気通貫での実行支援が必要なのか?」という問いに対する答えとしては、たとえばシステム系案件では、「現職では、既に決まった要件に基づいてシステム導入することが中心ですが、システムありきでプロジェクトが進行していました。導入するシステムがクライアントの成長に必ずしも直結しないことに問題意識がありました。したがって、クライアントの成長に貢献するために、構想から携わりたいと考えました」など、自分の経験に基づき、オリジナリティのある回答が必要です。
ただ、多くのコンサル未経験者にとって、そのように回答することはハードルが高く、「構想から導入まで支援しないと、クライアントの成長に貢献できないためです」など、一般的な内容しか記載できず、面接官に論理性について疑問を持たれる可能性もあるでしょう。
また、「なぜそれが必要なのか?」という問いに回答できたとしても、昨今ではどのファームも「総合力」や「一気通貫支援」の機能を有しています。そのため、「当社じゃなくてもほかのファームでもできますよね?」と指摘される懸念もあるため、ほかファームではなくそのファームを志望する理由も具体的に考えておくことが重要です。
入社後に貢献できることが明確でない
貢献できる内容が的外れだったり、自分の志向を主張しすぎることもNGです。
たとえば「〇〇と〇〇の経験があります」と記載しても、その内容が応募先のファーム/ユニットで求められる要件でない場合、論理性について疑問を持たれます。
また「貴社では、〇〇領域の専門性を身に着けるられるため、志望しました」など、自分の志向ばかりを主張しすぎると、「当社はあなたを教育するために存在しているのではありません」と面接官に思われてしまい、あまりよい印象となりません。
自分の志向を適度に主張しつつも、その志向がファームへの貢献につながることを、面接官に理解してもらえるように述べることが重要です。
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総合コンサルへの転職を成功させるために
ここまで総合系ファームへの志望動機について説明しました。総合系ファームでは若手ハイクラス層の採用に非常に積極的な姿勢を示しており、コンサル未経験からコンサルへの転職を考えている人にとっては今がベストなタイミングであるといえます。
しかし業界未経験からコンサルティングファームに転職するには、事前の対策や計画などさまざまな準備が必要です。とくに志望動機は、各ファームやユニットごとに適した内容にする必要があり、そのため未経験からの転職は難易度が高く、転職においてはコンサルティング業界を専門とした転職エージェントの活用が非常に効果的です。
転職エージェントでは、ご自身のキャリア目標に合わせた転職活動のサポートを提供しています。具体的には、業界の動向や転職市場の情報提供、応募書類の添削、ケース面接対策など、さまざまな支援をおこなっています。MyVisionでも戦略ファーム出身のメンバーを中心に、これまで数多くの人のケース面接や選考対策を支援してきました。
もし未経験からのコンサル転職に不安を感じている人がいましたら、お気軽にご相談ください。ファームごとの傾向や、最近のトレンドなど含めてサポートします。
総合系ファームは非常に人気ですが、その分採用基準も高く、転職を成功させるためには適切な対策や余裕を持った計画が不可欠です。
未経験からのコンサルティング転職は事前準備など大変なこともある反面、自身のキャリアを飛躍させる大きなチャンスでもあります。
MyVisionでは、コンサル転職に関する情報提供から、適切なファームや求人ポジションの紹介、選考対策まで、個々人の事情に合わせて幅広く支援しています。
コンサルティングファームへの転職を少しでも検討されているようでしたら、まずはお気軽にお問い合わせください。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部の見解では、志望動機をテンプレート的に仕上げてしまうことが、未経験転職における最大の失敗要因です。その理由は、総合系ファームは組織規模が大きい分、志望理由の解像度を非常に細かく見ているためです。
とくにユニット志望が曖昧な場合、準備不足と判断されるケースも多いです。ファーム研究と自己経験を結びつける深度が、最終的な合否を左右します。
総合コンサルへの転職の志望動機でよくある質問
以上、総合系ファームの志望動機の書き方や実例について説明しました。次に、総合系ファームの志望動機を作成する際によくある質問を整理したいと思います。
コンサルファームでの仕事が内容がイメージできない
未経験の人からよく「仕事内容がイメージできない」というお悩みのご相談をいただきます。仕事内容がイメージできなければ、志望動機の具体性や貢献できることが深堀りできないといった場合があります。
コンプライアンスなどの問題もあり、コンサルティングファームの仕事は外から見えにくいのが実情です。そのため、Webサイトの情報を鵜呑みにせず、実際にコンサルティングファームで働く知人に会いに行く、またはファームの人事や現場で働くコンサルタントから直接情報を入手しているエージェントに話を聞くといった「一次情報」に触れることが重要です。
現職の職務内容がファームへの貢献できることとリンクしない
現状の業務がコンサルワークと乖離しており、どうやってアピールしたらいいか不安、という声もあります。とくに現場寄りの業務や、ルート営業などのルーティンワークに就業されている人が多いです。
その場合はまず今の業務を整理し、抽象化してみることをお勧めします。たとえばルート営業でも、訪問件数増加のための取り組みや自身の業務効率化などを振り返ることによって、コンサルワークとの類似性を見出すせる可能性があります。
総合コンサルの志望動機は、単に「入りたい理由」を述べるだけでなく、「なぜそのファーム・そのユニットなのか」「自分はどう貢献できるのか」まで踏み込んで言語化することが重要です。MyVisionでは、実際にコンサル業界を経験してきたメンバーが在籍し、選考傾向やファームごとの違いも踏まえた支援をおこなっています。
面談から選考対策までの具体的な進め方を事前に把握しておくと、準備もスムーズです。総合コンサルへの転職を本気で考えている人は、ぜひ一度ご相談ください。
総合コンサルの志望動機に関するFAQ
総合コンサルの志望動機について、とくに多く寄せられる疑問を簡潔にまとめます。
Q1. 総合コンサルの志望動機はどのくらい具体的に書くべきですか?
抽象的な表現だけでは、ほかのファームとの差別化が難しくなる傾向があります。なぜ総合型なのか、なぜそのファームなのか、さらにどのユニットなのかまで踏み込めると説得力が高まります。
自身の経験と結びつけて説明できるレベルまで具体化できると望ましいでしょう。
Q2. 未経験でも説得力のある志望動機は作れますか?
未経験であっても、自身の経験を抽象化し、ファームでの業務との接点を示せれば十分に可能性はあります。とくに、課題設定や改善提案などの経験はコンサル業務と親和性があります。
重要なのは経験の有無よりも、論理的に説明できるかどうかです。

