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40歳の平均年収は?中央値や手取り、男女別のデータを解説

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2026年08月24日更新

40歳は、これまでのキャリアの積み重ねが年収に反映されはじめる一方で、「自分の年収は平均と比べてどうなのか」と立ち止まって考える人が増えるタイミングです。とくに同年代の水準や、実際の生活に直結する手取り額を知らないままでは、今後の働き方やキャリア判断を誤るリスクも高まります。

そこで本記事では、40歳の平均年収を起点に、男女別の水準や中央値、実際の生活に近い手取り額まで整理しました。

さらに、エリアや企業規模による違いにも触れながら、現在の年収をどう受け止め、今後どのような選択肢が考えられるのかを解説します。40代以降のキャリアと収入を考えるための判断材料として、ぜひ参考にしてください。

40歳の平均年収はいくら?

国税庁の調査によると、40歳を含む40〜44歳の平均年収は、516.1万円とされています(※)。

この金額は、40〜44歳の給与所得者を対象にした男女合計の平均値です。実際には、性別や雇用形態、働く企業規模などによって年収水準には幅があり、すべての40歳がこの水準に達しているわけではありません。

そこでここでは、40歳時点の年収をより現実的に把握するために、男女別の平均年収、手取りの目安、年収の中央値という3つの切り口から解説します。

自分の年収がどの位置にあるのかを冷静に判断する材料として、順に確認していきましょう。

※ 参考:令和6年分 民間給与実態統計調査

40歳の男女別平均年収

40歳を含む40〜44歳の平均年収は、男女別に見ると水準に大きな差があります。国税庁の調査によると、男性は629.5万円、女性は359.3万円です。

性別平均年収
男性629.5万円
女性359.3万円

出典:厚生労働省「令和6年分 民間給与実態統計調査

40代前半は、管理職に就く人が増え、役割や責任の差が年収に反映されやすい年代です。とくに男性は昇進やマネジメント業務を担うケースが増え、平均年収が大きく伸びる傾向があります。

一方、女性は出産・育児といったライフイベントの影響を受けやすく、勤務時間や雇用形態が変わることで年収が抑えられるケースも多いです。こうした構造的な要因が、40歳時点の男女間の年収差につながっています。

40歳の手取りの平均

40歳の平均的な手取り額は、月あたり約32万〜34万円前後、年収ベースでは約390万〜410万円が目安です。これは、平均年収約516万円から税金や社会保険料が差し引かれた金額です。

手取り額が額面年収より少なくなるのは、給与から以下の項目が控除されることにあります。

  • 健康保険料
  • 厚生年金保険料
  • 雇用保険料
  • 所得税
  • 住民税

これらの控除額は、居住地や扶養の有無、加入している保険制度によって変わります。そのため、同じ40歳・同じ年収であっても、実際に受け取れる手取り額には差が生じます。

40代は、住宅費や教育費などの固定支出が増えやすい時期です。額面年収だけでなく、手取りベースで生活設計が成り立つかを確認することが重要といえます。

40歳の年収の中央値

40歳の年収の中央値は、約450万円が目安です。本記事では複数の公的調査をもとに推定しています(※)が、平均年収である約516万円と比べると低く、より実態に近い水準といえます。

中央値とは、年収を低い順に並べた際、ちょうど中央に位置する金額です。一部の高年収層の影響を受けにくいため、「一般的な40歳」の年収感覚を把握しやすい指標とされています。

平均年収が500万円を超えている一方で、中央値が450万円程度にとどまっていることから、40代前半の年収分布には一定の幅があることがわかります。平均に届いていない場合でも、必ずしも同年代のなかで大きく下回っているとは限りません。

※ 40歳の年収中央値は、年齢別の公式データとして公表されていないため、本記事では以下の公的資料をもとに推定しています。 ・厚生労働省「令和6年 賃金構造基本統計調査の概況」による月例賃金の中央値(男女計) ・国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」による平均賞与額

これらを合算した年収水準と、平均年収との乖離を踏まえると、中央値は平均より1割前後低くなる傾向が見られます。この考え方を40歳の平均年収に当てはめ、中央値を約450万円前後と推定しています。

MyVision編集部の見解】 40歳時点の年収を「平均値に届いているか」という基準だけで評価するのはおすすめしません。平均年収は一部の高所得層によって引き上げられやすく、実態を表す中央値が450万円前後であることを考えると、平均を下回っているからといって自身の市場価値が低いとは一概に言えないためです。

大切なのは、現在の金額よりも「今後どれだけ伸ばせる余地があるか」という将来性です。40代前半は、就く役職や選択する業界・環境によって年収カーブの伸び方が大きく二極化する重要な局面と言えます。現在の年収だけで判断するのではなく、これから先も継続的な昇給やステップアップが見込める環境に身を置けているかという視点でキャリアを捉え直すことが、後悔のない選択へと繋がります。

40歳のエリア別の平均年収

40歳の平均年収は、勤務地域によって大きな差があります。厚生労働省の調査をもとに40〜44歳の年収を算出すると、都市部ほど高い水準となる傾向が明確です。

エリア平均年収(概算)
東京6,813,900円
大阪5,593,700円
愛知5,625,500円
福岡4,800,700円

出典:厚生労働省「令和6年 賃金構造基本統計調査」 ※各都府県の40〜44歳の所定内給与額を12ヶ月分に換算し、年間賞与その他特別給与額を加算して算出

東京の平均年収は約681万円と、ほかの主要エリアと比べても高い水準です。本社機能や高付加価値産業が集中していることに加え、管理職比率が高い点や、賃金水準の高い大手企業が多いことが影響していると考えられます。

一方で、エリア別の年収差は生活コストとも密接に関係します。年収の数字だけで優劣を判断するのではなく、住居費や物価を含めた実質的な生活水準まで含めて考えることが、40代のキャリア判断では重要です。

40歳の企業規模別の平均年収

40歳の平均年収は、勤務先の企業規模によっても差が生じます。同じ年齢であっても、大手企業と中小企業では賃金テーブルや昇進機会が異なり、その違いが年収水準に反映されやすいです。

とくに40代は、管理職に就くかどうかで年収の伸びがわかれやすい年代です。企業規模が大きいほど役職ポストや報酬レンジが広く、結果として平均年収が高くなる傾向があります。

ここでは、企業規模ごとの年収水準を整理し、40歳時点でどのような違いが生まれやすいのかを解説します。

大手企業

40歳で大手企業に勤める場合、厚生労働省の調査をもとにすると、40〜44歳の平均年収は、男女計で約475.6万円が目安です。

男性が約525.7万円、女性が約377.3万円と算出されます。

区分平均年収
男性5,257,200円
女性3,772,800円
男女計4,755,600円

参考:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査の概況」 本表は、上記を12ヶ月分で換算した年収の目安です。賞与が含まれていないため、実際の総年収とは異なる場合があります

大手企業では、賃金テーブルや評価制度が整備されているケースが多く、勤続年数に応じた昇給や昇格が年収に反映されやすい傾向があります。40代前半は管理職に就く人も増え、役割の違いが年収差として表れやすい年代です。

一方で、大手企業であっても昇進が頭打ちになると年収の伸びは緩やかになります。40歳時点の年収を評価する際は、現在の水準だけでなく、今後の昇給余地がどの程度あるのかもあわせて確認することが重要です。

中小企業

厚生労働省の調査をもとにすると、40歳で中小企業に勤める場合、40〜44歳の平均年収は、男女計で約392.3万円が目安です。

男性が約427.4万円、女性が約329.1万円と算出されます。

区分平均年収
男性4,273,800円
女性3,291,000円
男女計3,923,499円

参考:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査の概況」 本表は、上記の所定内給与(中企業+小企業平均)を12ヶ月分で換算した年収の目安です。賞与が含まれていないため、実際の総年収とは異なる場合があります

中小企業では、企業規模や業績によって賃金水準に幅があり、昇給ペースにも差が出やすい点が特徴です。そのため、同じ40歳であっても、年収水準は企業や個人によって大きく異なります。

一方で、成果が評価に直結しやすく、裁量を持って働ける環境も多いです。役割や貢献度次第では、大手企業との差を縮めるケースも見られます。

40歳の平均年収に関するFAQ

40歳の年収は、立場や選択によって大きく変わります。平均年収の数字を把握したうえで、「自分の場合はどうなのか」と具体的な疑問を持つ人も多いでしょう。

そこでここでは、40歳の公務員の年収水準や、年収が低いと感じた場合の考え方、学歴による年収差といった、よくある疑問に答えます。40代以降のキャリアや収入を考える際の判断材料として、参考にしてください。

40歳の公務員の平均年収はどれくらい?

人事院の調査をもとにすると、40歳〜44歳の国家公務員の平均給与月額は435,728円です(※)。

平均給与月額×12ヶ月に加え、期末・勤勉手当(年間約4.5ヶ月分前後)を含めて賞与を含めた年収は、おおよそ700万円前後が目安といえます。

※ 参考:人事院「[令和7年国家公務員給与等実態調査の結果]」(https://www.jinji.go.jp/seisaku/kankoku/archive/kokkou/07kokkou_00002.html)

40歳で年収が低いと感じた場合、どうすれば年収アップを目指せる?

40歳の年収アップは、努力を重ねるよりも「年収が上がりやすい環境」に身を置けているかが重要です。

業界や企業規模を見直し、現在の経験をより高く評価される場へ移ることで、収入改善につながる可能性があります。

【MyVision編集部の見解】 40歳以降に年収を伸ばしている人の多くは、努力の量ではなく「評価される環境」を見直しています。年収が伸び悩む原因は、能力不足ではなく、年収が上がりにくい業界・職種・役割にとどまっているケースが多くあります。実際、同じ経験やスキルでも、業界や企業規模が変わるだけで年収レンジが大きく変わることがあるでしょう。40歳は、現職での昇給余地と市場での評価を冷静に比較すべき年代です。今後の年収が見えにくいと感じた場合は、「この会社で上がるか」ではなく、「どこなら評価されるか」という視点でキャリアを考えることが重要です。

学歴(大卒・高卒)によって40歳の年収は差が出る?

40歳時点では、学歴による年収差は一定程度残りますが、それ以上に職種や役職の影響が大きくなる傾向です。

大卒・高卒にかかわらず、管理職経験や専門性を積めているかが年収水準を左右します。

▼参考として30歳の平均年収を知りたい人には、以下の記事もおすすめです。

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まとめ

40歳の平均年収は約516万円ですが、中央値は450万円程度にとどまり、実際の年収水準には幅があります。男女差やエリア差、企業規模による違いも大きく、数字だけを見ると「平均」に届いていなくても、必ずしも珍しい状況とはいえません。

一方で、40代前半は役職や業界選択によって年収が大きくわかれやすい年代です。年収を上げたいと感じた場合は、現在の環境で伸びしろがあるのか、それとも評価されやすい市場へ移るべきかを冷静に見極めることが重要といえます。

40歳からのキャリアは、選択次第で収入と働き方の両方を見直せます。ハイクラス転職に特化したMyVisionでは、年収水準や市場価値を踏まえたうえで、40代以降のキャリア設計の支援も可能なため、今後の選択肢を整理したい人は、専門的な視点を活用することもひとつの手段です。

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